説明

画像形成システム

【課題】画像形成時に付加する付加情報を一元管理でき、画像形成装置に付加情報を予め登録する必要がなく、画像形成時にユーザが所望の情報を付加することができる画像形成システムを提供する。
【解決手段】画像形成システム200は、ネットワーク180に接続された画像形成装置100及びサーバ160を備え、画像形成装置100は、画像形成に関する基本情報を設定する第1の操作画面を操作部130に表示し、第1の操作画面は、画像形成に関する付加情報を取得するための第2の操作領域を第1の操作画面内に生成するための情報を特定する処理を、外部処理装置に実行させる起動領域を含み、画像形成装置は、基本情報及び付加情報にしたがって画像を形成する。これにより、付加情報を一元管理でき、画像形成装置に付加情報を予め登録しなくても、ユーザは所望の情報を付加した画像を形成することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置と、画像形成装置からの要求に応じて画像形成のための付加情報を送信するサーバコンピュータとを備える画像形成システムに関する。
【背景技術】
【0002】
スキャナにより読取った原稿のデジタルデータ、通信回線を介して受信したデジタルデータ等に基づき、記録紙上に画像を形成する画像形成装置が普及している。画像形成装置には、コピー機、ファクシミリ、複合機(MFP(MultiFunction Peripheral))等が含まれる。MFPは、コピー、プリント、ファクシミリ(以下、ファクシミリをFAXとも記載する)、及びスキャナ等、複数の機能を備える。
【0003】
画像形成装置は、記録紙上に画像を形成する前に、画像データを電子的に画像処理する機能を有する。画像処理機能の1つとして、原稿画像に、日付、ロゴマーク、「マル秘」、「重要」等の付加情報を表す画像を重畳させる技術(画像合成)が知られている。この技術を用いて、付加情報が付与された画像を記録紙上に形成する画像形成装置が商品化されている。
【0004】
例えば、下記特許文献1には、スキャナで読取った原稿画像とコンピュータ、ワードプロセッサ等から送られる文字パターンとを合成した画像を記録(印刷)するデジタル記録装置が開示されている。このデジタル記録装置は、ワードプロセッサ等で編集した文字コードデータをページメモリに記憶しておき、画像原稿をスキャナで読取り中に、画像走査のタイミングに同期してページメモリ上のコードデータを、対応する文字パターンの画素データに変換する。この文字パターンデータと画像データとを同期させて合成(論理和又は排他的論理和)して画像として記録(印刷)する。付加情報として、時刻、日付、罫線等が開示されている。
【0005】
また、下記特許文献2には、原稿画像に、予めページメモリに記憶したページ番号、スタンプ、日付等の他の画像を印字する手段を備えた、デジタル複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置が開示されている。この画像形成装置は、ユーザが指定する色の他の画像がページメモリに在る場合、そのまま原稿画像と合成し、指定された色の他の画像がページメモリに無い場合、指定された色の他の画像を生成した後、原稿画像と合成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開昭62−139468号公報
【特許文献2】特開2003−274133号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、上記特許文献1及び2に開示された画像形成装置では、利用する付加情報を画像形成装置自体に予め登録しておかなければならない問題がある。企業等で複数の画像形成装置を利用する場合、特に煩雑となる。このため、原稿画像への付加情報の付与は、画像形成装置に搭載されている機能であるが、有効に利用されていない。
【0008】
したがって、本発明は、付加情報を一元管理することができ、画像形成装置において、付加情報を予め登録しておく必要がなく、画像形成時にユーザが所望の情報を付加することができる、画像形成システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的は、下記によって達成することができる。
【0010】
即ち、本発明に係る画像形成システムは、画像形成装置及び外部処理装置を備える画像形成システムであって、画像形成装置は、画像形成装置による画像の形成に関する基本情報を設定する第1の操作部を備え、第1の操作部は、画像形成装置による画像の形成に関する付加情報を取得するための第2の操作部を生成するための情報を特定する処理を、外部処理装置に実行させる起動部を備え、画像形成装置は、基本情報及び付加情報にしたがって画像を形成する。
【0011】
好ましくは、画像形成装置は、外部処理装置により特定された情報を外部処理装置から取得し、取得したこの情報を用いて第2の操作部を生成する。
【0012】
より好ましくは、第2の操作部は、外部処理装置に所定の処理を実行させ、画像形成装置は、外部処理装置による所定の処理の実行結果の情報を取得し、取得したこの情報を付加情報として用いる。
【0013】
さらに好ましくは、所定の処理の実行結果の情報は画像情報である。
【0014】
好ましくは、外部処理装置はタイマを備え、外部処理装置が実行する所定の処理は、外部処理装置がタイマから年月日を取得し、この年月日を表す画像データを生成する処理である。
【0015】
より好ましくは、外部処理装置は、複数の画像情報を管理する管理部を備え、管理部は、第2の操作部によって、複数の画像情報の中から特定の画像情報を選択するために使用される、複数の画像情報の各々に対応する選択用情報をさらに管理する
さらに好ましくは、管理部により管理される画像情報は、画像形成装置による画像の形成に用いる主画像データに対して付加する付加画像データと、主画像データへの付加画像データの付加に関する条件とを含む。
【0016】
好ましくは、第1の操作部は、情報を入力する入力部をさらに備え、画像形成装置は、第2の操作部が前記付加情報を取得する場合に、入力部により入力された入力情報を外部処理装置へ送信し、外部処理装置は、受信した入力情報に応じて、画像形成装置に提供する画像情報を生成し、生成した画像情報を画像形成装置に送信し、画像形成装置は、受信した画像情報を付加情報として画像の形成に用いる。
【0017】
より好ましくは、画像形成装置は、読取った原稿の枚数を算出する算出部をさらに備え、画像形成装置は、原稿を読取る毎に算出部によって算出された枚数を表す情報を外部処理装置へ送信し、外部処理装置は、受信した枚数を表す情報に対応する画像データを生成して画像形成装置に提供し、画像形成装置は、受信した画像データに対応する枚数が算出されたときに読取られた原稿の画像データに、受信した画像データをページ番号として重畳させて画像を形成する
さらに好ましくは、画像形成装置は、外部処理装置から送信される画像情報を受信して記憶する記憶部をさらに備え、第2の操作部により、付加情報を取得する指示がなされた場合、記憶部に記憶された画像情報を付加情報として用いる。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、画像形成装置において画像を形成するときに、画像形成装置からサーバ(外部処理装置)のアプリケーションを起動し、サーバから取得したアプリケーションの実行結果を用いて、形成する画像に付加するスタンプ画像(付加情報)を取得するための画面(第2の操作部)を形成し、この画面を介してスタンプ画像を外部処理装置から取得するので、画像形成装置にスタンプ画像を予め登録しておく必要がなく、画像形成時にユーザが所望のスタンプ画像を、形成する画像に付加することができる。
【0019】
また、画像形成装置が画像形成時に付加するスタンプ画像を、サーバが一元的に管理するので、複数の画像形成装置におけるスタンプ画像を付加する機能を効率的に実現することができる。
【0020】
また、サーバは、スタンプ画像データとスタンプ画像を形成する条件とを画像形成装置に提供するので、画像形成装置での画像形成が容易になる。
【0021】
また、サーバは、予め登録されたスタンプ画像以外に、画像形成装置からの要求に応じて、作成日、ページ番号等の文字を含む画像を生成し、スタンプ画像として画像形成装置に提供するので、ユーザがスタンプ画像を指定する自由度が高くなる。
【0022】
また、画像形成装置が、サーバから送信されるスタンプ画像データを記憶しておくことによって、ユーザからスタンプ画像の付加を指示された場合、サーバにスタンプ画像を要求することが不要になる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成システムに使用される画像形成装置の外観を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像形成システムの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る画像形成システムにおいて原稿画像に付加画像を付与するプログラムの制御構造を示すフローチャートである。
【図4】画像形成装置の操作部に表示される画面を示す図である。
【図5】画像形成装置の操作部に表示される画面を示す図である。
【図6】サーバが管理するデータを示す図である。
【図7】サーバから画像形成装置に提供される合成画像を示す図である。
【図8】画像形成装置の操作部に表示される画面を示す図である。
【図9】画像形成装置の操作部に表示される画面を示す図である。
【図10】スタンプ画像が付加された画像を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下の実施の形態では、同一の部品には同一の参照番号を付してある。それらの名称及び機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
【0025】
本発明の実施の形態に係る画像形成システムは、ネットワークによって相互に接続された画像形成装置及びサーバコンピュータ(以下、単に「サーバ」という)を備えて構成される。画像形成装置は、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能、及びプリンタ機能等の複数の機能を備えたデジタル複合機である。
【0026】
図1を参照して、画像形成装置100は、原稿読取部110、画像形成部120、操作部130、給紙部140、手差し給紙トレイ142、及び排紙処理部150を備えている。操作部130は、タッチパネルディスプレイ132及び操作キー部134を備えている。タッチパネルディスプレイ132は、液晶パネル等で構成された表示パネルと、表示パネルの上に配置され、タッチされた位置を検出するタッチパネルとを含む。操作キー部134には、図示しないいくつかの機能キーが配置される。操作キー部134には、テンキーが配置される場合もある。
【0027】
図2を参照して、本実施の形態に係る画像形成システム200は、画像形成装置100、サーバ160、及びこれらが接続されたネットワーク180を備えている。画像形成システム200は、画像形成装置100を複数備えることができるが、図2では代表的に1台のみを示している。
【0028】
画像形成装置100は、画像形成装置100全体を制御する制御部(以下、CPUという)102と、プログラム等を記憶するためのROM(Read Only Memory)104と、揮発性の記憶装置であるRAM(Random Access Memory)106と、通電が遮断された場合にもデータを保持する不揮発性記憶装置であるHDD(Hard Disk Drive)108とを備えている。ROM104には、画像形成装置100の動作を制御するのに必要なプログラム及びデータが記憶されている。
【0029】
画像形成装置100はさらに、画像処理部122、画面生成部124、通信部112、及びバス114を備えている。CPU102、ROM104、RAM106、HDD108、通信部112、原稿読取部110、画像形成部120、画像処理部122、画面生成部124、操作部130は、バス114に接続されている。各部間のデータ(制御情報を含む)交換は、バス116を介して行なわれる。CPU102は、バス114を介してROM104からプログラムをRAM106上に読出して、RAM106の一部を作業領域としてプログラムを実行する。即ち、CPU102は、ROM104に格納されているプログラムにしたがって画像形成装置100を構成する各部の制御を行ない、画像形成装置100の各機能を実現する。
【0030】
通信部112は、外部のネットワーク180に接続され、画像形成装置100がネットワーク180を介して外部装置と通信するためのインターフェイスとして、例えばNIC(Network Interface Card)を備えている。また、通信部112は、外部の電話回線(図示せず)に接続され、画像形成装置100が電話回線を介して外部装置とFAX通信するためのインターフェイスであるFAXモデムを備えている。
【0031】
原稿読取部110は、画像を読取るためのCCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)と、原稿台、自動原稿送り装置(ADF)等にセットされた原稿を検知する原稿検知センサとを備え、原稿を読取って画像データを入力する。画像データは画像メモリ(図示せず)に一時的に記憶される。画像処理部122は、読取った画像データに対して、種々の画像処理を実行する。画像形成部120は、画像データを記録紙に印刷する。画像データは、必要に応じてHDD108に記憶される。
【0032】
給紙部140は画像形成用の記録紙を保持する。手差し給紙トレイ142は、記録紙を手差し給紙するためのトレイである。
【0033】
操作部130は、ユーザによる画像形成装置100に対する指示等の入力を受付ける。タッチパネルディスプレイ132に表示される画像は、画面生成部124によって生成される。ユーザは、タッチパネルディスプレイ132に表示される画面によって、画像形成装置100の状態及びジョブの処理状況等の確認を行なう。タッチパネルディスプレイ132に表示されたキーを、表示パネルに重ねられたタッチパネル上で選択する(タッチパネル上の該当部分にタッチする)ことによって、画像形成装置100の機能設定及び動作指示等ができる。タッチパネルディスプレイ132において、表示されたキーがタッチされたか否かを判定するには、公知技術を用いればよい。例えば、タッチパネルの2次元座標と、表示パネルの2次元座標との対応関係を予め定めておき、タッチパネル上でタッチされた位置が、表示パネルに表示された文字、図形等の領域に含まれるか否かを判定すればよい。
【0034】
CPU102は、操作部130に設けられたタッチパネルディスプレイ132、入力キー等に対するユーザの操作を監視すると共に、タッチパネルディスプレイ132に画像形成装置100の状態に関する情報等のユーザに通知すべき情報等を表示する。
【0035】
サーバ160は、汎用コンピュータと同様に、CPU、RAM、ROM、HDD、NICを備えている。サーバ160は、後述するように、画像形成装置100からの要求に応じて画像形成装置100に送信するデータをHDDに管理している。
【0036】
以下、画像形成装置100が搭載している機能(コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、及びファクシミリ機能)を実行する各モードについて簡単に説明する。
【0037】
(コピーモード)
画像形成装置100を複写機として利用する場合には、原稿読取部110によって読取られた原稿の画像データが、画像形成部120から複写物として出力される。
【0038】
原稿読取部110に装備されたCCDにより、読取位置にセットされた原稿の画像を電子的に読取ることができる。読取られた画像データは、画像メモリ上に出力データ(印刷用データ)として完成された後、HDD108に記憶される。原稿が複数ある場合には、この読取り動作及び記憶動作が繰返される。その後、操作部130から指示された処理モードに基づいて、HDD108に記憶された画像データが適切なタイミングで順次読出されて画像メモリに送られる。そして、画像形成部120での画像形成のタイミングに合わせて、画像データは画像形成部120へと伝送される。
【0039】
読取った画像データを複数枚印刷する場合にも、同様に出力データとしてページ単位でHDD108に記憶され、HDD108から画像メモリに送られ、出力枚数の分だけ繰返し、画像形成のタイミングに合わせて画像形成部120へ伝送される。
【0040】
給紙部140では、記録紙がピックアップローラによって引き出され、複数の搬送用ローラによって、画像形成部120まで搬送される。画像形成部120では、帯電された感光体ドラムを入力された画像データに応じて露光することにより、感光体ドラムの表面に、画像データに応じた静電潜像を形成する。感光体ドラム上の静電潜像部分にトナーを付着させた後、トナーによる画像を、転写ベルトを介して、搬送された記録紙に転写される。その後、記録紙は加熱及び加圧され(これにより記録紙に画像が定着する)、排紙トレイ152に排出される。
【0041】
(プリンタモード)
画像形成装置100をプリンタとして利用する場合には、通信部112を介して受信した画像データが画像メモリ等を介して画像形成部120から出力される。
【0042】
通信部112は、ネットワーク180に接続されたコンピュータ等の端末装置(図示せず)から画像データを受信する。受信された画像データは、出力画像データとしてページ単位に画像メモリに送られた後、HDD108に記憶される。その後、画像データは、再びHDD108から画像メモリに送られ、上記したコピーモードと同様に画像形成部120へと伝送され、画像形成が行なわれる。
【0043】
(スキャナモード)
画像形成装置100を、例えばネットワークスキャナとして利用する場合には、原稿読取部110において読取られた原稿の画像データを、通信部112からネットワーク180を介してコンピュータ等の端末装置へ送信する。この場合にも、原稿読取部110に装備されたCCDにより原稿を電子的に読取る。そして、読取られた原稿の画像データは、画像メモリ上に出力データとして完成された後、HDD108に記憶される。その後、画像データは、再びHDD108から画像メモリに送られ、操作部130を介して指定された送信先との通信を確立した上で、通信部112から、指示された送信先へと送信される。
【0044】
(ファクシミリモード)
画像形成装置100は、FAXモデム及び電話回線網を介して外部のファクシミリ装置とFAX送受信することができる。
【0045】
画像形成装置100をファクシミリ装置として使用する場合、ファクシミリ装置からFAX受信したデータを、画像データとして画像メモリ上に形成し、上記と同様に、HDD108への記憶、画像形成部120による印刷を実行することができる。また、画像形成装置100は、HDD108から画像データを読出して、FAX通信用のデータ形式に変換して、FAXモデム及び電話回線網を介して外部のファクシミリ装置に送信することができる。
【0046】
以下、画像形成システム200において、画像形成装置100及びサーバ160が連携して画像を形成する場合に、画像形成装置100のCPU102が実行するプログラムの制御構造について説明する。具体的には、画像形成装置100が原稿を読取って取得した画像(デジタルデータ)に、サーバ160から提供される部分画像(デジタルデータ)を重畳した画像を記録紙に形成する場合を説明する。例えば、CPU102が、図4に示すホーム画面400をタッチパネルディスプレイ132に表示した状態で、ユーザが、原稿読取部110に原稿をセットし、ホーム画面400に表示されたキーのうちコピーキー402をタッチして、コピーモードを選択したとする。
【0047】
図3を参照して、ステップ300において、CPU102は、タッチパネルディスプレイ132にコピーモードの基本操作画面500を表示して、ユーザによるキー操作を待受ける。CPU102が何れかのキーへのタッチを検出した場合、ステップ302に移行する。
【0048】
画面500の左上には、コピーモードであることが表示されている。画面500は、コピーモードに関する設定を行ない、且つコピーの実行を指示するための画面であり、コピーモードが選択された場合に最初に表示される画面である。画面500は、機能設定領域510、テンキー領域520、アプリケーション起動領域530、及びタスクトリガー領域540を含んでいる。機能設定領域510には、画像形成装置100の各機能に関する設定を行なうための複数のキー(以下、機能設定キーともいう)が表示されている。図5の機能設定領域510には一部の機能設定キーのみが表示されており、表示されていない機能設定キーは、「他の機能」キーを押せば表示される。テンキー領域520は、テンキー(数字キー0〜9、クリアキーC)及びコピー部数の表示領域を含んでいる。コピー部数は、テンキーによって入力される。図5では、コピー部数が1枚に設定されている。
【0049】
アプリケーション起動領域530には、サーバ160によって実行されるアプリケーションを選択するためのキーが表示される。ここでは、具体的なキーとしてスタンプ付加キー534を表示し、その他のキーはアプリケーションA〜Cと表示している。後述するように、アプリケーション起動領域530内のキーがタッチされた場合、サーバ160が対応するアプリケーションを起動する。
【0050】
タスクトリガー領域540は、画像形成装置100に、ある処理を開始させるためのトリガーとなるキーが表示される領域である。具体的には、白黒コピーを開始させるための白黒スタートキー546、カラーコピーを開始させるためのカラースタートキー548、原稿を一旦読取ってタッチパネルディスプレイ132上に所定形式でプレビュー表示する処理を開始させるためのプレビューキー542、及び、設定を全て解除するリセットキー544が表示されている。
【0051】
ステップ302において、CPU102は、タッチされたキーがスタンプ付加キー534であるか否かを判定する。スタンプ付加キー534であると判定された場合、ステップ304に移行する。スタンプ付加キー534でないと判定された場合、ステップ306に移行し、タッチされたキーに対応する処理を実行した後、ステップ300に戻る。なお、画面500が表示された状態で、リセットキー544キーがタッチされた場合、ホーム画面400に戻る。
【0052】
ステップ304において、CPU102は、選択されたキーに対応するアプリケーション、即ちスタンプ付加のアプリケーションの起動を要求するデータを、通信部112及びネットワーク180を介してサーバ160に送信する。
【0053】
サーバ160は、画像形成装置100から、アプリケーションの起動を要求するデータを受信した場合、該当するアプリケーションを実行する。ここでは、サーバ160は、スタンプ付加のアプリケーションを実行する。具体的には、サーバ160は、図6に示すような、サーバ160のHDDに記憶しているデータから、ベース画像600、及びスタンプの種類を表す複数のスタンプキー画像602を読出し、図7に示す合成画像620を生成して、画像形成装置100に送信する。図6には、スタンプの種類として、「秘」、「重要」及び「作成日」が示されている。「秘」及び「重要」に関しては、予め登録されたスタンプ画像604がそのままスタンプとして使用される。「作成日」は、画像が形成されるときの年月日がスタンプとして付加されることを意味し、後述するように、サーバ160が対応するスタンプ画像を生成する。
【0054】
複数のスタンプキー画像602は、後述するように、画像形成装置100のタッチパネルディスプレイ132にキーとして表示される。したがって、合成画像620上において、複数のスタンプキー画像602の各々の領域を特定するための位置情報が必要となる。これは、予め定めておき、必要な情報を画像形成装置100のHDD108に記憶しておけばよい。例えば、複数のスタンプキー画像602の大きさ(縦及び横の画素数)を、スタンプキー画像の種類によらず全て同じにしておけば、合成画像620上で最上位に配置されるスタンプキー画像の代表点(例えば左上の点)の位置座標を指定すれば、2番目以降のスタンプキー画像の範囲を特定することができる。
【0055】
ステップ308において、CPU102は、サーバ160から画像データを受信したか否かを判定する。CPU102は、画像データを受信するまで、ステップ308の処理を繰返す。画像データを受信したと判定された場合、ステップ310に移行する。ここでは、CPU102は、図7に示した合成画像620を受信する。
【0056】
ステップ310において、CPU102は、サーバ160から受信した画像データを一部に含む画像データを生成して操作部130に表示し、ユーザのキー操作を待受ける。CPU102が何れかのキーへのタッチを検出した場合、ステップ312に移行する。具体的には、図8に示す画面700がタッチパネルディスプレイ132に表示される。画面700において、画面500におけるアプリケーション起動領域530の代わりに、プラグイン領域(埋込領域)710に、サーバ160から受信した合成画像620が表示されている。プラグイン領域710は、サーバ160のアプリケーションから取得した情報が表示される領域である。
【0057】
ステップ312において、CPU102は、スタンプが選択されたか否かを判定する。CPU102は、スタンプが選択されるまでステップ312の処理を繰返す。具体的には、CPU102は、タッチされた位置座標を求め、その位置が、秘キー712、重要キー714及び作成日キー716の何れかの領域内の位置か否かを判定する。秘キー712、重要キー714及び作成日キー716の領域の位置を特定する情報は、上記したように予めHDD108に記憶されている。スタンプが選択されたと判定された場合、ステップ314に移行する。
【0058】
ステップ314において、CPU102は、タッチされたキーに対応するスタンプのデータを、サーバ160に要求する。即ち、CPU102は、スタンプを特定する情報(スタンプ特定情報)と共に、要求データをサーバ160に送信する。タッチされたキーに対応するスタンプを特定する方法は任意であり、サーバ160との間で予め取り決められた方法を用いればよい。例えば、スタンプ特定情報として、タッチされたキーの並び順を表す数値(例えば、上からの順番)、タッチされたキー領域を代表する座標(例えば、キー領域の左上の位置座標)等を使用することができる。
【0059】
サーバ160は、画像形成装置100から、スタンプを要求するデータ及びスタンプを特定する情報を受信した場合、該当するスタンプの画像データ及び所定の位置情報を画像形成装置100に送信する。具体的には、スタンプ特定情報に応じて、図6に示した複数のスタンプ画像604中の該当する画像データと、複数の付加位置情報606中の該当する座標データを送信する。付加位置情報606は、記録紙上においてスタンプ画像を形成する位置を特定する情報である。例えば、座標データ(Xa,Ya)、(Xb,Yb)等は、記録紙上の左上を基準とした位置座標である。ここでは、スタンプの種類と付加位置情報が1対1に対応しているとする。したがって、秘キー712、重要キー714及び作成日キー716がタッチされた場合、それぞれ座標データ(Xa,Ya)、(Xb,Yb)、(Xc,Yc)が送信される。
【0060】
作成日キー716がタッチされ、サーバ160が、対応するスタンプ特定情報を受信した場合、サーバ160は、内部のタイマから現在の年月日を取得して、年月日を表す文字(例えば、2011.3.24)を含む画像データをスタンプ画像として生成する。サーバ160は、生成したスタンプ画像を、座標データ(Xc,Yc)と共に画像形成装置100に送信する。
【0061】
ステップ316において、CPU102は、サーバ160からスタンプ画像及び付加位置情報を受信したか否かを判定する。CPU102は、これらのデータを受信するまで、ステップ316の処理を繰返す。データを受信したと判定された場合、ステップ318に移行する。
【0062】
ステップ318において、CPU102は、ステップ316でサーバ160から受信したスタンプ画像データ及び付加位置情報を用いて、記録紙にスタンプが付加された状態を表す画像を操作部130に表示して(図9参照)、ユーザのキー操作を待受ける。CPU102は、タスクトリガー領域540のキーがタッチされるまで、ステップ316を繰返す。図9の画面800において、確認用画像810が表示される。確認用画像810は、合成画像620の上に、記録用紙を表す画像814にスタンプ画像の縮小画像812を重畳して作成された画像である。CPU102は、HDD108から記録紙を表す画像814のデータを読出し、その画像上の付加位置情報により特定される位置に、サーバ160から受信したスタンプ画像を縮小して得られた縮小画像812を重畳(合成)する。図9では、スタンプ「秘」が記録紙の左上に印刷されることが分かる。このとき、確認用画像810に使用する画像814は、機能設定領域510のキーにより設定されているコピー条件、即ち記録紙のサイズ及び印刷方向を考慮した画像であることが好ましい。例えば、各記録紙(A4、B5、B4等)を表す画像814を複数種類HDD108に記録しておき、記録紙のサイズ及び印刷方向に応じて適切な画像を選択して使用すればよい。
【0063】
ステップ320において、CPU102は、リセットキー544がタッチされたか否かを判定する。リセットキー544がタッチされた場合、コピーモードに関する全ての設定をリセットして、ステップ300に戻る。リセットキー544以外のタスクトリガー領域540のキーがタッチされた場合、ステップ322に移行する。
【0064】
ステップ322において、CPU102は、タッチされたキーに応じた処理を実行する。白黒スタートキー546又はカラースタートキー548がタッチされた場合、コピーを実行する。即ち、設定されているコピー条件にしたがって、原稿読取部110にセットされた原稿を読取って画像データを生成し、その画像データ上の付加位置情報によって指定される位置にスタンプ画像を重畳(合成)して印刷用画像データを生成し、印刷用画像データを用いて記録紙に画像を形成する。これによって、例えば、図10に示すようなスタンプが付加された原稿のコピーが作成される。図10の左の画像は、スタンプとして「秘」が左上に付加されたコピーを表す。同様に、図10の中央の画像は、「重要」が上端中央に付加されたコピーを表し、右端の画像は、「作成日」を表す「2011.3.24」が右上に付加された原稿のコピーを表す。
【0065】
プレビューキー542がタッチされた場合、原稿を一旦読取ってプレビュー表示し、その後、白黒スタートキー546又はカラースタートキー548がタッチされた場合、コピーを実行する。
【0066】
以上により、ユーザが画像形成装置100を用いて原稿のコピーを行なう場合、画像形成装置100は、スタンプ画像を記憶していなくても、タッチパネルディスプレイ132にスタンプの種類(スタンプキー画像)を表示してユーザに選択させることができ、ユーザが選択したスタンプが付加された原稿のコピーを生成することができる。スタンプ画像及びスタンプキー画像は、サーバ160によって一元管理されるので、ネットワーク180に接続される複数の画像形成装置に提供することができる。
【0067】
なお、スタンプ画像は上記したものに限定されない。「秘」及び「重要」以外の文字のスタンプ画像であっても、文字以外のスタンプ画像であってもよい。さらに、スタンプ画像は、原稿画像の周縁部に重畳する枠の画像であってもよい。
【0068】
また、ページ番号を付加してもよい。例えば、画像形成装置100が原稿を1枚スキャンする毎に枚数をカウントし、カウント値をサーバ160に送信する。サーバ160は、受信したカウンタ値をページ番号として含むスタンプ画像を生成し、付加位置情報と共に画像形成装置100に送信する。画像形成装置100は、受信したページ番号のスタンプ画像を、直前にスキャンして得られた画像データの、付加位置情報によって特定される位置に重畳することができる。これによって、連続して読取られる複数の原稿に関して、連続するページ番号を付加したコピーを得ることができる。このとき、画像形成装置100が、複数の原稿を読取中に、カウント値をサーバに送信するタイミングを変更することによって、連続して読取られた原稿のコピーの一部にのみページ番号を付加することができる。例えば、最初に原稿を読取ったときにのみにカウント値を送信するようにすれば、複数の原稿のコピーにおいて先頭ページにのみページ番号を付加することができる。また、所定枚数(例えば、5枚、10枚等)毎にカウント値を送信するようにすれば、複数の原稿のコピーにおいて所定枚数毎にページ番号を付加することができる。
【0069】
また、画像形成装置100の操作部130から文字の入力を受付けて、入力された文字をサーバ160に送信し、サーバ160が、入力された文字を含む画像をスタンプ画像として作成してもよい。例えば、見積書を印刷する場合、画面700におけるプラグイン領域710に「見積書」キーを設け、このキーがタッチされた場合、タッチパネルディスプレイ132に宛名入力用の画面を表示する。宛名(例えば山田)が入力された場合、画像形成装置100が宛名情報(例えば文字コード)をサーバ160に送信し、サーバ160が、宛名を含むスタンプ画像(例えば、「山田様のおすすめプラン」の文字を含む画像)を生成して、画像形成装置100に送信する。これにより、「山田様のおすすめプラン」の文字が付加された見積書を形成することができる。また、入力される文字情報は作成日であってもよい。
【0070】
上記ではスタンプを付加する原稿上の位置が、スタンプ画像毎に予め定められている場合を説明したが、画像形成装置100の操作部130を介して指定するようにしてもよい。例えば、画面800において、スタンプ画像の位置を指定するためのキーを設けてもよい。例えば、原稿の左上、上端部中央、右上、左下、下端部中央、右下等を選択するキーを設ける。また、ユーザが、スタンプ画像の代表点の、記録紙上の位置座標をテンキーで入力できるようにしてもよい。
【0071】
上記では、サーバ160が、スタンプを選択するためのスタンプキー画像を含む合成画像620を生成して画像形成装置100に送信する場合を説明したが、これに限定されない。例えば、サーバ160から、ベース画像600及び複数のスタンプキー画像602を画像形成装置100に送信し、画像形成装置100が合成画像620を生成してもよい。このようにすれば、スタンプの種類が多く、ベース画像600に全てのスタンプキー画像602を重畳した合成画像620を生成できない場合にも、画像形成装置100において、複数のスタンプキー画像602をスクロール表示することができる。
【0072】
上記では、サーバ160が、スタンプ付加のアプリケーションの起動要求を画像形成装置100から受信したときに、スタンプキー画像、スタンプ画像等を画像形成装置100に送信する場合を説明したが、これに限定されない。例えば、定期的なポーリング処理によって、サーバ160からスタンプキー画像、スタンプ画像等を画像形成装置100に送信し、画像形成装置100がこれらを一定の期間記憶してもよい。また、サーバ160が管理するスタンプ付加に関する情報(スタンプキー画像、スタンプ画等)が追加又は変更されたときに、サーバ160から更新情報を画像形成装置100に送信してもよい。
【0073】
上記では、画像形成装置のコピーモードにおいて、原稿の画像データにスタンプを付加する場合を説明したが、これに限定されない。プリンタモード、スキャナモード、ファクシミリモード等においても同様にスタンプを付加することができる。各モードの設定画面において、図5に示したアプリケーション起動領域を表示して、コピーモードの場合と同様に行なうことができる。
【0074】
スタンプ画像の付加に関する条件は、上記した付加位置情報に限定されない。例えば、スタンプの色、スタンプの輝度、スタンプの透明度(原稿画像の画素値とスタンプ画像の画素値との混合比率)、スタンプの大きさ、スタンプの方向等であってもよい。
【0075】
上記では、サーバ160で実行するアプリケーションが、原稿画像に付加するスタンプ画像を提供する場合を説明したが、これに限定されない。サーバ160で実行するアプリケーションが、画像形成装置100で、原稿画像に対して実行する画像処理に使用される情報を提供してもよい。例えば、トリミング処理、フィルタ処理等のマスクパターン、輝度又は色を変換するためのパレット情報等を、サーバから提供してもよい。この場合にも、情報を選択するためのキーをプラグイン領域に表示し、ユーザによってタッチされたキーに対応する情報をサーバ160から画像形成装置100に送信する。画像形成装置100は、サーバ160から受信した情報を用いて、原稿画像の画像処理を行ない、画像を形成する。
【0076】
以上、実施の形態を説明することにより本発明を説明したが、上記した実施の形態は例示であって、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、種々変更して実施することができる。
【符号の説明】
【0077】
100 画像形成装置
102 制御部(CPU)
104 ROM
106 RAM
108 HDD
110 原稿読取部
112 通信部
114 バス
120 画像形成部
122 画像処理部
124 画面生成部
130 操作部
132 タッチパネルディスプレイ
134 操作キー部
140 給紙部
142 手差し給紙トレイ
150 排紙処理部
152 排紙トレイ
160 サーバ
180 ネットワーク
200 画像形成システム


【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像形成装置及び外部処理装置を備える画像形成システムであって、
前記画像形成装置は、前記画像形成装置による画像の形成に関する基本情報を設定する第1の操作手段を備え、
前記第1の操作手段は、前記画像形成装置による画像の形成に関する付加情報を取得するための第2の操作手段を生成するための情報を特定する処理を、前記外部処理装置に実行させる起動手段を備え、
前記画像形成装置は、前記基本情報及び前記付加情報にしたがって画像を形成することを特徴とする画像形成システム。
【請求項2】
前記画像形成装置は、前記外部処理装置により特定された前記情報を前記外部処理装置から取得し、取得した該情報を用いて前記第2の操作手段を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項3】
前記第2の操作手段は、前記外部処理装置に所定の処理を実行させ、
前記画像形成装置は、前記外部処理装置による前記所定の処理の実行結果の情報を取得し、取得した該情報を前記付加情報として用いることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成システム。
【請求項4】
前記所定の処理の実行結果の情報は画像情報であることを特徴とする請求項3に記載の画像形成システム。
【請求項5】
前記外部処理装置はタイマを備え、
前記外部処理装置が実行する前記所定の処理は、前記外部処理装置が前記タイマから年月日を取得し、該年月日を表す画像データを生成する処理であることを特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成システム。
【請求項6】
前記外部処理装置は、複数の画像情報を管理する管理手段を備え、
前記管理手段は、前記第2の操作手段によって、複数の前記画像情報の中から特定の画像情報を選択するために使用される、複数の前記画像情報の各々に対応する選択用情報をさらに管理することを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の画像形成システム。
【請求項7】
前記管理手段により管理される前記画像情報は、前記画像形成装置による画像の形成に用いる主画像データに対して付加する付加画像データと、
前記主画像データへの前記付加画像データの付加に関する条件とを含むことを特徴とする請求項6に記載の画像形成システム。
【請求項8】
前記第1の操作手段は、情報を入力する入力手段をさらに備え、
前記画像形成装置は、前記第2の操作手段が前記付加情報を取得する場合に、前記入力手段により入力された入力情報を前記外部処理装置へ送信し、
前記外部処理装置は、受信した前記入力情報に応じて、前記画像形成装置に提供する画像情報を生成し、生成した前記画像情報を前記画像形成装置に送信し、
前記画像形成装置は、受信した前記画像情報を前記付加情報として画像の形成に用いることを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の画像形成システム。
【請求項9】
前記画像形成装置は、読取った原稿の枚数を算出する算出手段をさらに備え、
前記画像形成装置は、原稿を読取る毎に前記算出手段によって算出された枚数を表す情報を前記外部処理装置へ送信し、
前記外部処理装置は、受信した前記枚数を表す情報に対応する画像データを生成して前記画像形成装置に提供し、
前記画像形成装置は、受信した前記画像データに対応する枚数が算出されたときに読取られた原稿の画像データに、受信した前記画像データをページ番号として重畳させて画像を形成することを特徴とする請求項1から8の何れか1項に記載の画像形成システム。
【請求項10】
前記画像形成装置は、
前記外部処理装置から送信される画像情報を受信して記憶する記憶手段をさらに備え、
前記第2の操作手段により、前記付加情報を取得する指示がなされた場合、前記記憶手段に記憶された画像情報を前記付加情報として用いることを特徴とする請求項1から9の何れかに記載の画像形成システム。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2012−217086(P2012−217086A)
【公開日】平成24年11月8日(2012.11.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−81915(P2011−81915)
【出願日】平成23年4月1日(2011.4.1)
【出願人】(000005049)シャープ株式会社 (33,933)
【Fターム(参考)】