画像形成装置、制御方法、およびプログラム
【課題】ユーザが機器から離れた位置にいても、自分の印刷ジョブが印刷される順番や印刷される枚数等の情報が容易に分かる画像形成装置を提供する。
【解決手段】ユーザ情報が含まれた印刷ジョブを処理する画像形成装置であって、前記ユーザ情報に応じた点灯色を特定する点灯色特定手段と、前記点灯色特定手段で特定した点灯色で点灯する点灯手段と、を備え、前記印刷ジョブには印刷枚数が含まれており、前記印刷枚数に応じた点灯時間を特定する点灯時間特定手段を有し、前記点灯手段は、前記点灯時間特定手段で特定した点灯時間で前記点灯色を点灯する。
【解決手段】ユーザ情報が含まれた印刷ジョブを処理する画像形成装置であって、前記ユーザ情報に応じた点灯色を特定する点灯色特定手段と、前記点灯色特定手段で特定した点灯色で点灯する点灯手段と、を備え、前記印刷ジョブには印刷枚数が含まれており、前記印刷枚数に応じた点灯時間を特定する点灯時間特定手段を有し、前記点灯手段は、前記点灯時間特定手段で特定した点灯時間で前記点灯色を点灯する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷ジョブに応じた点灯色と点灯時間を特定する画像形成装置、制御方法、および制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
ネットワークに接続された複数のPCによって共有されるプリンタにおいて、各PCを使用しているそれぞれのユーザから送信されてくる複数の印刷ジョブが存在している場合がある。
【0003】
そのプリンタにおいて複数の印刷ジョブが順番に印刷されていく状態になっているとき、自分の印刷ジョブが何番目に印刷され、何ページ印刷される等の印刷処理状況をプリンタの表示パネルやPCのユーティリティソフト等で確認できる技術が既に知られている。
【0004】
例えば、特許文献1に記載されている発明のような複数の印刷ジョブが設定できる画像形成装置がある。この画像形成装置は、設定された複数の印刷ジョブの処理状況を容易に把握し、把握された複数の印刷ジョブの処理状況を表示するための制御方法について開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記した技術は、自分の印刷ジョブが印刷される順番や印刷される枚数等の情報を確認するためのユーティリティソフトをPCにインストールする必要があった。あるいは、ユーザが機器まで足を運び、プリンタの表示パネルから印刷ジョブ一覧を見る必要があるという問題があった。
【0006】
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、ユーザが機器から離れた位置にいても、自分の印刷ジョブが印刷される順番や印刷される枚数等の情報が容易にわかることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記問題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、ユーザ情報が含まれた印刷ジョブを処理する画像形成装置であって、前記ユーザ情報に応じた点灯色を特定する点灯色特定手段と、前記点灯色特定手段で特定した点灯色で点灯する点灯手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明により、ユーザ情報に応じた点灯色を特定する点灯色特定手段と、点灯色特定手段で特定した点灯色で点灯する点灯手段によって、印刷を実行する機器から離れた位置であっても、自分の印刷ジョブが印刷される順番や印刷される枚数等の情報が容易に分かることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本実施形態にかかる印刷処理システムの全体構成図である。
【図2】本実施形態にかかるコンピュータとプリンタの直接接続を表す構成図である。
【図3】本実施形態にかかるコンピュータ、プリンタの内部構成図である。
【図4】本実施形態にかかるプリンタが点灯処理を行うための主要な機能ブロック図である。
【図5】ユーザ情報と点灯色が関連付けられた点灯色テーブルを示す。
【図6】点灯色の特定処理に関するフローチャートである。
【図7】プリンタが、印刷ジョブに付加された印刷枚数に対応した点灯時間を特定するフローチャートを示す。
【図8】本実施形態にかかるコンピュータが印刷ジョブに印刷枚数を付加するフローチャートを示す。
【図9】本実施形態にかかるプリンタの印刷ジョブに応じた点灯処理を表すフローチャートを示す。
【図10】本実施形態にかかるプリンタにおける点灯箇所を表す一例である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に図面を参照にして、本発明にかかる画像形成装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。
【0011】
図1は、本実施形態にかかる印刷処理システムの全体構成図である。図1が示すように、プリンタ20−1〜20−3は、コンピュータ10−1と10−2と、LAN等のネットワークケーブルを介して接続されている。コンピュータ10−n(nは、任意の整数)は、印刷枚数やユーザ情報を付加した印刷ジョブを指定したプリンタ20−n(nは、任意の整数)に送信することができる。指定されたプリンタ20−nは、コンピュータ10−nから送られてきた印刷ジョブに含まれる画像データの画像処理を行う。
【0012】
図2は、本実施形態にかかるコンピュータ10−nとプリンタ20−nの直接接続を表す構成図である。図2が示すように、プリンタ20−nは、コンピュータ10−nと、USB等のパラレルI/Fケーブルを介して接続されている。コンピュータ10−nは、画像データをパラレルI/Fケーブルを介してプリンタ20−nに送信する。プリンタ20−nは、コンピュータ10−nから送られてきた印刷ジョブに含まれる画像データの画像処理を行う。図2のプリンタ20−nとコンピュータ10−nの接続形態は、図1に記載したプリンタ20−nとコンピュータ10−nと接続形態が違う。
【0013】
図3は、本実施形態にかかるコンピュータ10−n、または、プリンタ20−nの内部構成図である。図3が示すようにコンピュータ10−n、または、プリンタプリンタ20−nは、I/Oポート11と、CPU12と、ROM13と、RAM14と、表示部15と、HDD16と、入力部17と記憶媒体ドライブ18と、を備える。
【0014】
I/Oポート11は、入力部17、表示部15のデータの入出力を制御する。CPU12は、中央処理装置であり、入力部17を介して記憶媒体ドライブ18及びHDD16及びRAM14及び表示部15に対する画像データの書き込み、または、読み出しの制御を行う。ROM13は、読み出し専用のメモリであり、CPU12を動作させるための制御プログラムを含む固定データを記憶している。RAM14は、読み書き可能なメモリであり、データを一時的に記憶する。表示部15は、I/Oポート11を介して、表示させたい内容をディスプレイなどに出力する。HDD16は、読み書き可能な記憶装置であり、RAM14に書き込まれたデータを長期的に記憶させたいときにHDDに退避して記憶する。入力部17は、データ入力を行う。記憶媒体ドライブ18は、CDやFD等のメディア19の読み書き可能を行う。メディア19は、読み書きが可能なCDやFD等の記録メディアで、取り外して持ち歩きが可能である。
【0015】
図4は、本実施形態にかかるプリンタ20−nが点灯処理を行うための主要な機能ブロック図である。図4が示すように、プリンタ20−nは、ユーザ情報(ユーザID等)から点灯色を特定する点灯色特定部100と、印刷枚数に応じた点灯時間を特定する点灯時間特定部101と、点滅および点灯を行う点灯部102を備える。
【0016】
また、本実施形態にかかるプリンタ20−nは、ユーザ情報と点灯色を関連付けた点灯色テーブルと、印刷枚数と点灯時間を関連付けた点灯時間テーブルと、印刷ジョブの処理状況を管理する印刷ジョブ管理テーブルを有する。
【0017】
また、図示しないが、本実施形態にかかるコンピュータ10−nは、印刷ジョブをプリンタ20−nに送信する前に印刷枚数を印刷ジョブに付加する印刷情報付加部201を備える。
【0018】
本実施形態にかかるプリンタ20−nにおける点灯色特定部100の点灯色特定処理について図5と図6により説明する。
【0019】
図5は、ユーザ情報と点灯色が関連付けられた点灯色テーブルを示す。この点灯色テーブルは、ユーザによってユーザ情報に対応した色の設定ができる。
【0020】
本実施形態にかかるプリンタ20−nは、図5に示すように、ユーザ情報が登録されると各ユーザ情報毎に(001)〜(∞)と個別登録され、ユーザ情報毎に点灯色を割り当てられる。また、ユーザ登録がされていないユーザ情報に対しては、(0)を使用する。
【0021】
図6は、点灯色の特定処理に関するフローチャートを示す。
【0022】
まず、ユーザ情報を取得する(ステップS601)。
【0023】
次に、点灯色テーブルを取得する(ステップS602)。
【0024】
ステップS601で取得されたユーザ情報が点灯色テーブルにあるか否か検索する(ステップS603)。
【0025】
ステップS603で検索されたユーザ情報が点灯色テーブルにあるか否か判断する(ステップS604)。
【0026】
ステップS701で取得したユーザ情報がユーザ情報登録されている場合(ステップS604:YES)は、点灯色テーブルよりユーザ情報に対応する点灯色を取得する(ステップS605)。ステップS601で取得したユーザ情報がユーザ情報登録されていない場合(ステップS604:NO)は、点灯色テーブルよりユーザ情報が登録されていない点灯色を取得する(ステップS606)。
【0027】
図7は、プリンタ20−nが、印刷ジョブに付加された印刷枚数に対応した点灯時間を特定するフローチャートを示す。
【0028】
まず、プリンタ20−nは、印刷枚数が何ページ単位で、点灯時間を何秒点灯させるかユーザに設定させる(ステップS701)。例えば、以下のように印刷枚数と点灯時間を定義する。
<例1>
1〜10ページ→1秒間
11〜20ページ→2秒間
21〜30ページ→3秒間
<例2>
20ページ毎0.5秒点灯
【0029】
次に、ユーザは、時間の入力をする(ステップS702)。
【0030】
次に、ユーザは、点滅させる色の入力をする(ステップS703)。
【0031】
図8は、本実施形態にかかるコンピュータ10−nが印刷ジョブに印刷枚数を付加するフローチャートを示す。
【0032】
アプリケーションから印刷枚数を取得する(ステップS801)。
【0033】
ステップS801で取得した印刷枚数を印刷ジョブに付加する(ステップS802)。
【0034】
次に、本実施形態にかかるプリンタ20−nの印刷ジョブに応じた点灯処理について説明する。
【0035】
図9は、本実施形態にかかるプリンタ20−nの印刷ジョブに応じた点灯処理を表すフローチャートを示す。
【0036】
まず、プリンタ20−nは、処理状況管理テーブルを取得して、印刷ジョブの処理状況を検索する(ステップS901)。
【0037】
プリンタ20−nは、検索された処理状況を基に未処理の印刷ジョブが存在するか否か判断する(ステップS902)。
【0038】
未処理の印刷ジョブが存在する場合(ステップS902:YES)、プリンタ20−nは、処理状況管理テーブルから全ての印刷ジョブの処理状況を取得する(ステップS903)。印刷ジョブが存在しない場合、プリンタ20−nは、処理を終了する(ステップS902:NO)。
【0039】
プリンタ20−nは、取得された全ての印刷ジョブから未処理の印刷ジョブのみを取得する(ステップS904)。
【0040】
次に、プリンタ20−nは、最初に実行される印刷ジョブがどのユーザの印刷ジョブであるかを特定するための点滅情報(点灯色と点滅時間)を取得する(ステップS905)。
【0041】
プリンタ20−nは、点滅情報により特定された点灯色と点滅時間で点滅を行い、最初に実行される印刷ジョブをユーザに認識させる(ステップS906)。
【0042】
次に、プリンタ20−nは、ユーザが指定した印刷枚数と点灯時間の関係情報を取得する(ステップS907)。
【0043】
プリンタ20−nは、実行されている印刷ジョブに含まれる印刷枚数を取得して、ユーザが指定した印刷枚数と点灯時間の関係情報から点灯時間を算出する(ステップS908)。
【0044】
次に、プリンタ20−nは、実行されている印刷ジョブに応じた点灯色を検索する(ステップS909)。
【0045】
次に、プリンタ20−nは、検索された点灯色で算出された点灯時間、点灯する(ステップS910)。
【0046】
次に、プリンタ20−nは、次の未処理の印刷ジョブがあるか否か検索する(ステップS911)。
【0047】
次の未処理の印刷ジョブがある場合(ステップS911:YES)は、次の印刷ジョブの処理に移る(ステップS912)。次の未処理の印刷ジョブがない場合(ステップS911:NO)は、(ステップS901)に戻る。
【0048】
図10は、本実施形態にかかるプリンタ20−nにおける点灯箇所を表す一例である。
【0049】
図10が示すように、本実施形態にかかるプリンタ20−nは、点灯箇所として表示パネル103のバックライトを用いて点灯させてもよい。表示パネル103は、バックライトやLED等により発光する。
【0050】
以上より、本実施形態にかかるプリンタ20−nは、各印刷ジョブをユーザ毎の点灯色で区別でき、かつ、その印刷ジョブの印刷枚数に応じた点灯時間で表現することを特徴とする。
【0051】
また、上記した点灯色や点灯時間は、ユーザによってコンピュータ10−n、あるいは、プリンタ20−nで指定できることができる。
【0052】
本発明によれば、印刷ジョブには印刷枚数が含まれており、印刷枚数に応じた点灯時間を特定する点灯時間特定手段を有し、点灯手段は、点灯時間特定手段で特定した点灯時間で点灯色を点灯することができる。
【0053】
ユーザ情報と点灯色とを関連付けた点灯色テーブルを有し、点灯色特定手段は、点灯色テーブルによりユーザ情報に関連付けられた点灯色を特定することができる。
【0054】
印刷枚数と点灯時間を関連付けた点灯時間テーブルを有し、点灯時間特定手段は、点灯時間テーブルにより印刷枚数に関連付けられた点灯時間を特定することができる。
【0055】
印刷ジョブの処理状況を管理する印刷ジョブ管理テーブルを有し、点灯色特定手段は、点灯手段が印刷ジョブの終了に合わせて点灯を終了した場合に、印刷ジョブ管理テーブルに登録された未処理の印刷ジョブに含まれるユーザ情報に応じた点灯色を特定することができる。
【0056】
点灯時間特定手段は、点灯手段が印刷ジョブの終了に合わせて点灯を終了した場合に、印刷ジョブ管理テーブルに登録された未処理の印刷ジョブに含まれる印刷枚数に応じた点灯時間を特定することができる。
【0057】
印刷ジョブには、点滅情報が含まれており、点灯手段は、点滅情報によって点滅する点滅状況から、ユーザ情報と印刷枚数によって点灯する点灯状況に発光状況を切り替えることができる。
【0058】
点灯手段は、バックライトおよびLEDで発光することができる。
【産業上の利用可能性】
【0059】
本発明によれば、画像形成装置などの用途に適用できる。
【符号の説明】
【0060】
10−n コンピュータ
11 I/Oポート
12 CPU
13 ROM
14 RAM
15 表示部
16 HDD
17 入力部
18 記憶媒体ドライブ
19 メディア
20−n プリンタ
100 点灯色特定部
101 点灯時間特定部
102 点灯部
103 表示パネル
【先行技術文献】
【特許文献】
【0061】
【特許文献1】特開2006−081011号公報
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷ジョブに応じた点灯色と点灯時間を特定する画像形成装置、制御方法、および制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
ネットワークに接続された複数のPCによって共有されるプリンタにおいて、各PCを使用しているそれぞれのユーザから送信されてくる複数の印刷ジョブが存在している場合がある。
【0003】
そのプリンタにおいて複数の印刷ジョブが順番に印刷されていく状態になっているとき、自分の印刷ジョブが何番目に印刷され、何ページ印刷される等の印刷処理状況をプリンタの表示パネルやPCのユーティリティソフト等で確認できる技術が既に知られている。
【0004】
例えば、特許文献1に記載されている発明のような複数の印刷ジョブが設定できる画像形成装置がある。この画像形成装置は、設定された複数の印刷ジョブの処理状況を容易に把握し、把握された複数の印刷ジョブの処理状況を表示するための制御方法について開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記した技術は、自分の印刷ジョブが印刷される順番や印刷される枚数等の情報を確認するためのユーティリティソフトをPCにインストールする必要があった。あるいは、ユーザが機器まで足を運び、プリンタの表示パネルから印刷ジョブ一覧を見る必要があるという問題があった。
【0006】
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、ユーザが機器から離れた位置にいても、自分の印刷ジョブが印刷される順番や印刷される枚数等の情報が容易にわかることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記問題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、ユーザ情報が含まれた印刷ジョブを処理する画像形成装置であって、前記ユーザ情報に応じた点灯色を特定する点灯色特定手段と、前記点灯色特定手段で特定した点灯色で点灯する点灯手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明により、ユーザ情報に応じた点灯色を特定する点灯色特定手段と、点灯色特定手段で特定した点灯色で点灯する点灯手段によって、印刷を実行する機器から離れた位置であっても、自分の印刷ジョブが印刷される順番や印刷される枚数等の情報が容易に分かることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本実施形態にかかる印刷処理システムの全体構成図である。
【図2】本実施形態にかかるコンピュータとプリンタの直接接続を表す構成図である。
【図3】本実施形態にかかるコンピュータ、プリンタの内部構成図である。
【図4】本実施形態にかかるプリンタが点灯処理を行うための主要な機能ブロック図である。
【図5】ユーザ情報と点灯色が関連付けられた点灯色テーブルを示す。
【図6】点灯色の特定処理に関するフローチャートである。
【図7】プリンタが、印刷ジョブに付加された印刷枚数に対応した点灯時間を特定するフローチャートを示す。
【図8】本実施形態にかかるコンピュータが印刷ジョブに印刷枚数を付加するフローチャートを示す。
【図9】本実施形態にかかるプリンタの印刷ジョブに応じた点灯処理を表すフローチャートを示す。
【図10】本実施形態にかかるプリンタにおける点灯箇所を表す一例である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に図面を参照にして、本発明にかかる画像形成装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。
【0011】
図1は、本実施形態にかかる印刷処理システムの全体構成図である。図1が示すように、プリンタ20−1〜20−3は、コンピュータ10−1と10−2と、LAN等のネットワークケーブルを介して接続されている。コンピュータ10−n(nは、任意の整数)は、印刷枚数やユーザ情報を付加した印刷ジョブを指定したプリンタ20−n(nは、任意の整数)に送信することができる。指定されたプリンタ20−nは、コンピュータ10−nから送られてきた印刷ジョブに含まれる画像データの画像処理を行う。
【0012】
図2は、本実施形態にかかるコンピュータ10−nとプリンタ20−nの直接接続を表す構成図である。図2が示すように、プリンタ20−nは、コンピュータ10−nと、USB等のパラレルI/Fケーブルを介して接続されている。コンピュータ10−nは、画像データをパラレルI/Fケーブルを介してプリンタ20−nに送信する。プリンタ20−nは、コンピュータ10−nから送られてきた印刷ジョブに含まれる画像データの画像処理を行う。図2のプリンタ20−nとコンピュータ10−nの接続形態は、図1に記載したプリンタ20−nとコンピュータ10−nと接続形態が違う。
【0013】
図3は、本実施形態にかかるコンピュータ10−n、または、プリンタ20−nの内部構成図である。図3が示すようにコンピュータ10−n、または、プリンタプリンタ20−nは、I/Oポート11と、CPU12と、ROM13と、RAM14と、表示部15と、HDD16と、入力部17と記憶媒体ドライブ18と、を備える。
【0014】
I/Oポート11は、入力部17、表示部15のデータの入出力を制御する。CPU12は、中央処理装置であり、入力部17を介して記憶媒体ドライブ18及びHDD16及びRAM14及び表示部15に対する画像データの書き込み、または、読み出しの制御を行う。ROM13は、読み出し専用のメモリであり、CPU12を動作させるための制御プログラムを含む固定データを記憶している。RAM14は、読み書き可能なメモリであり、データを一時的に記憶する。表示部15は、I/Oポート11を介して、表示させたい内容をディスプレイなどに出力する。HDD16は、読み書き可能な記憶装置であり、RAM14に書き込まれたデータを長期的に記憶させたいときにHDDに退避して記憶する。入力部17は、データ入力を行う。記憶媒体ドライブ18は、CDやFD等のメディア19の読み書き可能を行う。メディア19は、読み書きが可能なCDやFD等の記録メディアで、取り外して持ち歩きが可能である。
【0015】
図4は、本実施形態にかかるプリンタ20−nが点灯処理を行うための主要な機能ブロック図である。図4が示すように、プリンタ20−nは、ユーザ情報(ユーザID等)から点灯色を特定する点灯色特定部100と、印刷枚数に応じた点灯時間を特定する点灯時間特定部101と、点滅および点灯を行う点灯部102を備える。
【0016】
また、本実施形態にかかるプリンタ20−nは、ユーザ情報と点灯色を関連付けた点灯色テーブルと、印刷枚数と点灯時間を関連付けた点灯時間テーブルと、印刷ジョブの処理状況を管理する印刷ジョブ管理テーブルを有する。
【0017】
また、図示しないが、本実施形態にかかるコンピュータ10−nは、印刷ジョブをプリンタ20−nに送信する前に印刷枚数を印刷ジョブに付加する印刷情報付加部201を備える。
【0018】
本実施形態にかかるプリンタ20−nにおける点灯色特定部100の点灯色特定処理について図5と図6により説明する。
【0019】
図5は、ユーザ情報と点灯色が関連付けられた点灯色テーブルを示す。この点灯色テーブルは、ユーザによってユーザ情報に対応した色の設定ができる。
【0020】
本実施形態にかかるプリンタ20−nは、図5に示すように、ユーザ情報が登録されると各ユーザ情報毎に(001)〜(∞)と個別登録され、ユーザ情報毎に点灯色を割り当てられる。また、ユーザ登録がされていないユーザ情報に対しては、(0)を使用する。
【0021】
図6は、点灯色の特定処理に関するフローチャートを示す。
【0022】
まず、ユーザ情報を取得する(ステップS601)。
【0023】
次に、点灯色テーブルを取得する(ステップS602)。
【0024】
ステップS601で取得されたユーザ情報が点灯色テーブルにあるか否か検索する(ステップS603)。
【0025】
ステップS603で検索されたユーザ情報が点灯色テーブルにあるか否か判断する(ステップS604)。
【0026】
ステップS701で取得したユーザ情報がユーザ情報登録されている場合(ステップS604:YES)は、点灯色テーブルよりユーザ情報に対応する点灯色を取得する(ステップS605)。ステップS601で取得したユーザ情報がユーザ情報登録されていない場合(ステップS604:NO)は、点灯色テーブルよりユーザ情報が登録されていない点灯色を取得する(ステップS606)。
【0027】
図7は、プリンタ20−nが、印刷ジョブに付加された印刷枚数に対応した点灯時間を特定するフローチャートを示す。
【0028】
まず、プリンタ20−nは、印刷枚数が何ページ単位で、点灯時間を何秒点灯させるかユーザに設定させる(ステップS701)。例えば、以下のように印刷枚数と点灯時間を定義する。
<例1>
1〜10ページ→1秒間
11〜20ページ→2秒間
21〜30ページ→3秒間
<例2>
20ページ毎0.5秒点灯
【0029】
次に、ユーザは、時間の入力をする(ステップS702)。
【0030】
次に、ユーザは、点滅させる色の入力をする(ステップS703)。
【0031】
図8は、本実施形態にかかるコンピュータ10−nが印刷ジョブに印刷枚数を付加するフローチャートを示す。
【0032】
アプリケーションから印刷枚数を取得する(ステップS801)。
【0033】
ステップS801で取得した印刷枚数を印刷ジョブに付加する(ステップS802)。
【0034】
次に、本実施形態にかかるプリンタ20−nの印刷ジョブに応じた点灯処理について説明する。
【0035】
図9は、本実施形態にかかるプリンタ20−nの印刷ジョブに応じた点灯処理を表すフローチャートを示す。
【0036】
まず、プリンタ20−nは、処理状況管理テーブルを取得して、印刷ジョブの処理状況を検索する(ステップS901)。
【0037】
プリンタ20−nは、検索された処理状況を基に未処理の印刷ジョブが存在するか否か判断する(ステップS902)。
【0038】
未処理の印刷ジョブが存在する場合(ステップS902:YES)、プリンタ20−nは、処理状況管理テーブルから全ての印刷ジョブの処理状況を取得する(ステップS903)。印刷ジョブが存在しない場合、プリンタ20−nは、処理を終了する(ステップS902:NO)。
【0039】
プリンタ20−nは、取得された全ての印刷ジョブから未処理の印刷ジョブのみを取得する(ステップS904)。
【0040】
次に、プリンタ20−nは、最初に実行される印刷ジョブがどのユーザの印刷ジョブであるかを特定するための点滅情報(点灯色と点滅時間)を取得する(ステップS905)。
【0041】
プリンタ20−nは、点滅情報により特定された点灯色と点滅時間で点滅を行い、最初に実行される印刷ジョブをユーザに認識させる(ステップS906)。
【0042】
次に、プリンタ20−nは、ユーザが指定した印刷枚数と点灯時間の関係情報を取得する(ステップS907)。
【0043】
プリンタ20−nは、実行されている印刷ジョブに含まれる印刷枚数を取得して、ユーザが指定した印刷枚数と点灯時間の関係情報から点灯時間を算出する(ステップS908)。
【0044】
次に、プリンタ20−nは、実行されている印刷ジョブに応じた点灯色を検索する(ステップS909)。
【0045】
次に、プリンタ20−nは、検索された点灯色で算出された点灯時間、点灯する(ステップS910)。
【0046】
次に、プリンタ20−nは、次の未処理の印刷ジョブがあるか否か検索する(ステップS911)。
【0047】
次の未処理の印刷ジョブがある場合(ステップS911:YES)は、次の印刷ジョブの処理に移る(ステップS912)。次の未処理の印刷ジョブがない場合(ステップS911:NO)は、(ステップS901)に戻る。
【0048】
図10は、本実施形態にかかるプリンタ20−nにおける点灯箇所を表す一例である。
【0049】
図10が示すように、本実施形態にかかるプリンタ20−nは、点灯箇所として表示パネル103のバックライトを用いて点灯させてもよい。表示パネル103は、バックライトやLED等により発光する。
【0050】
以上より、本実施形態にかかるプリンタ20−nは、各印刷ジョブをユーザ毎の点灯色で区別でき、かつ、その印刷ジョブの印刷枚数に応じた点灯時間で表現することを特徴とする。
【0051】
また、上記した点灯色や点灯時間は、ユーザによってコンピュータ10−n、あるいは、プリンタ20−nで指定できることができる。
【0052】
本発明によれば、印刷ジョブには印刷枚数が含まれており、印刷枚数に応じた点灯時間を特定する点灯時間特定手段を有し、点灯手段は、点灯時間特定手段で特定した点灯時間で点灯色を点灯することができる。
【0053】
ユーザ情報と点灯色とを関連付けた点灯色テーブルを有し、点灯色特定手段は、点灯色テーブルによりユーザ情報に関連付けられた点灯色を特定することができる。
【0054】
印刷枚数と点灯時間を関連付けた点灯時間テーブルを有し、点灯時間特定手段は、点灯時間テーブルにより印刷枚数に関連付けられた点灯時間を特定することができる。
【0055】
印刷ジョブの処理状況を管理する印刷ジョブ管理テーブルを有し、点灯色特定手段は、点灯手段が印刷ジョブの終了に合わせて点灯を終了した場合に、印刷ジョブ管理テーブルに登録された未処理の印刷ジョブに含まれるユーザ情報に応じた点灯色を特定することができる。
【0056】
点灯時間特定手段は、点灯手段が印刷ジョブの終了に合わせて点灯を終了した場合に、印刷ジョブ管理テーブルに登録された未処理の印刷ジョブに含まれる印刷枚数に応じた点灯時間を特定することができる。
【0057】
印刷ジョブには、点滅情報が含まれており、点灯手段は、点滅情報によって点滅する点滅状況から、ユーザ情報と印刷枚数によって点灯する点灯状況に発光状況を切り替えることができる。
【0058】
点灯手段は、バックライトおよびLEDで発光することができる。
【産業上の利用可能性】
【0059】
本発明によれば、画像形成装置などの用途に適用できる。
【符号の説明】
【0060】
10−n コンピュータ
11 I/Oポート
12 CPU
13 ROM
14 RAM
15 表示部
16 HDD
17 入力部
18 記憶媒体ドライブ
19 メディア
20−n プリンタ
100 点灯色特定部
101 点灯時間特定部
102 点灯部
103 表示パネル
【先行技術文献】
【特許文献】
【0061】
【特許文献1】特開2006−081011号公報
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ情報が含まれた印刷ジョブを処理する画像形成装置であって、
前記ユーザ情報に応じた点灯色を特定する点灯色特定手段と、
前記点灯色特定手段で特定した点灯色で点灯する点灯手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記印刷ジョブには印刷枚数が含まれており、
前記印刷枚数に応じた点灯時間を特定する点灯時間特定手段を有し、
前記点灯手段は、
前記点灯時間特定手段で特定した点灯時間で前記点灯色を点灯することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記ユーザ情報と前記点灯色とを関連付けた点灯色テーブルを有し、
前記点灯色特定手段は、
前記点灯色テーブルにより前記ユーザ情報に関連付けられた前記点灯色を特定することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記印刷枚数と前記点灯時間を関連付けた点灯時間テーブルを有し、
前記点灯時間特定手段は、
前記点灯時間テーブルにより前記印刷枚数に関連付けられた前記点灯時間を特定することを特徴とする請求項2または3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項5】
印刷ジョブの処理状況を管理する印刷ジョブ管理テーブルを有し、
前記点灯色特定手段は、
前記点灯手段が前記印刷ジョブの終了に合わせて点灯を終了した場合に、前記印刷ジョブ管理テーブルに登録された未処理の印刷ジョブに含まれるユーザ情報に応じた点灯色を特定することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記点灯時間特定手段は、
前記点灯手段が前記印刷ジョブの終了に合わせて点灯を終了した場合に、前記印刷ジョブ管理テーブルに登録された未処理の印刷ジョブに含まれる印刷枚数に応じた点灯時間を特定することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記印刷ジョブには、点滅情報が含まれており、
前記点灯手段は、前記点滅情報によって点滅する点滅状況から、前記ユーザ情報と前記印刷枚数によって点灯する点灯状況に発光状況を切り替えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記点灯手段は、バックライトおよびLEDで発光することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項9】
ユーザ情報が含まれた印刷ジョブを処理する画像形成装置の制御方法であって、
前記ユーザ情報に応じた点灯色を特定する点灯色特定工程と、
前記点灯色特定工程で特定した点灯色で点灯する点灯工程と、
を有することを特徴とする制御方法。
【請求項10】
前記印刷ジョブには印刷枚数が含まれており、
前記印刷枚数に応じた点灯時間を特定する点灯時間特定工程を有し、
前記点灯工程は、
前記点灯時間特定手段で特定した点灯時間で前記点灯色を点灯することを特徴とする請求項9に記載の制御方法。
【請求項11】
ユーザ情報が含まれた印刷ジョブを処理する画像形成装置のプログラムであって、
前記ユーザ情報に応じた点灯色を特定する点灯色特定処理と、
前記点灯色特定処理で特定した点灯色で点灯する点灯処理と、
を、コンピュータに実行させるプログラム。
【請求項12】
前記印刷ジョブには印刷枚数が含まれており、
前記印刷枚数に応じた点灯時間を特定する点灯時間特定処理を有し、
前記点灯処理は、
前記点灯時間特定処理で特定した点灯時間で前記点灯色を点灯することを特徴とする請求項11に記載のプログラム。
【請求項1】
ユーザ情報が含まれた印刷ジョブを処理する画像形成装置であって、
前記ユーザ情報に応じた点灯色を特定する点灯色特定手段と、
前記点灯色特定手段で特定した点灯色で点灯する点灯手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記印刷ジョブには印刷枚数が含まれており、
前記印刷枚数に応じた点灯時間を特定する点灯時間特定手段を有し、
前記点灯手段は、
前記点灯時間特定手段で特定した点灯時間で前記点灯色を点灯することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記ユーザ情報と前記点灯色とを関連付けた点灯色テーブルを有し、
前記点灯色特定手段は、
前記点灯色テーブルにより前記ユーザ情報に関連付けられた前記点灯色を特定することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記印刷枚数と前記点灯時間を関連付けた点灯時間テーブルを有し、
前記点灯時間特定手段は、
前記点灯時間テーブルにより前記印刷枚数に関連付けられた前記点灯時間を特定することを特徴とする請求項2または3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項5】
印刷ジョブの処理状況を管理する印刷ジョブ管理テーブルを有し、
前記点灯色特定手段は、
前記点灯手段が前記印刷ジョブの終了に合わせて点灯を終了した場合に、前記印刷ジョブ管理テーブルに登録された未処理の印刷ジョブに含まれるユーザ情報に応じた点灯色を特定することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記点灯時間特定手段は、
前記点灯手段が前記印刷ジョブの終了に合わせて点灯を終了した場合に、前記印刷ジョブ管理テーブルに登録された未処理の印刷ジョブに含まれる印刷枚数に応じた点灯時間を特定することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記印刷ジョブには、点滅情報が含まれており、
前記点灯手段は、前記点滅情報によって点滅する点滅状況から、前記ユーザ情報と前記印刷枚数によって点灯する点灯状況に発光状況を切り替えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記点灯手段は、バックライトおよびLEDで発光することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項9】
ユーザ情報が含まれた印刷ジョブを処理する画像形成装置の制御方法であって、
前記ユーザ情報に応じた点灯色を特定する点灯色特定工程と、
前記点灯色特定工程で特定した点灯色で点灯する点灯工程と、
を有することを特徴とする制御方法。
【請求項10】
前記印刷ジョブには印刷枚数が含まれており、
前記印刷枚数に応じた点灯時間を特定する点灯時間特定工程を有し、
前記点灯工程は、
前記点灯時間特定手段で特定した点灯時間で前記点灯色を点灯することを特徴とする請求項9に記載の制御方法。
【請求項11】
ユーザ情報が含まれた印刷ジョブを処理する画像形成装置のプログラムであって、
前記ユーザ情報に応じた点灯色を特定する点灯色特定処理と、
前記点灯色特定処理で特定した点灯色で点灯する点灯処理と、
を、コンピュータに実行させるプログラム。
【請求項12】
前記印刷ジョブには印刷枚数が含まれており、
前記印刷枚数に応じた点灯時間を特定する点灯時間特定処理を有し、
前記点灯処理は、
前記点灯時間特定処理で特定した点灯時間で前記点灯色を点灯することを特徴とする請求項11に記載のプログラム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【公開番号】特開2012−161930(P2012−161930A)
【公開日】平成24年8月30日(2012.8.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−21764(P2011−21764)
【出願日】平成23年2月3日(2011.2.3)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年8月30日(2012.8.30)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年2月3日(2011.2.3)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】
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