説明

画像形成装置

【課題】企業オフィスや一般の家庭内のデスク上に設置される小型プリンタ等の画像形成装置において、画像形成過程で発生する熱、オゾン等が、排気ファンにより画像形成装置本体外に排出されても、パーソナルコンピュータの操作人物のようにプリンタ近辺に着座する人物に悪影響を与えたり、不快感を与えることが無い画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置1内の空気を装置本体外へ排出する排気ファンと、前記排気ファンより装置外に排出された空気の通路となる排気ダクト700を備え、前記排気ダクト700の排出口710は、画像形成装置1の上方に向けて設置する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置内の空気を外部に排出する際に、排出空気の通路となる排気ダクトを備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
複写機またはプリンタ等の画像形成装置において、画像形成過程で発生する熱、オゾン等は排気ファンにより画像形成装置本体外に排出される。この際、その排気口は特許文献1に記載のように画像形成装置の側面に設置されるか、特許文献2に記載のように画像形成装置の底面に設置される。
【0003】
特に、コロナ帯電器を有する画像形成装置使用時のコロナ放電において発生するオゾンは人体に対して有害であるため、装置外に排出する以前に除去するのが好ましい。このため、特許文献1または2に記載のように、排気口付近にオゾンフィルターを設置することが好ましい。
【特許文献1】特開平10−307517
【特許文献2】特開平11−153894
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、パーソナルコンピュータ(以下「PC」と略記する)用のプリンタとして小型のプリンタが企業オフィスだけでなく一般の家庭にも普及してきている。このような場合、利便性からプリンタはPC近くのデスク上に設置される場合が多い。この際、上記排気口が特許文献1に記載のようにプリンタの側面にあると、上記オゾンフィルターによりオゾンが除去されたとしても、画像形成過程で発生した熱せられた機内空気が排出され、その温風がPCを操作する人物に不快感を与える場合がある。
【0005】
また、オゾンフィルターの交換が定期的に行われておらず、オゾン除去能力が低下したために除去され得なかったオゾンがPCを操作する人物の健康に悪影響を及ぼす可能性もある。そして、オゾンは独特の臭気を有し、PCを操作する人物の健康に悪影響を及ぼすまでには至らなくとも不快感を与える場合がある。
【0006】
一方、上記排気口が特許文献2に記載のようにプリンタの底面にあると、デスクから離れた場所に設置されることが多い大型複写機等の場合であれば、機内空気が底面から排出されるために、複写機の使用者や、複写機近辺のデスクに着座する人物に対して、画像形成過程で発生する熱、オゾン等が、上述のような悪影響や不快感を与える可能性は少ない。しかしながら、小型プリンタのようにデスク上に設置して使用する場合においては、機内の温風が小型プリンタ近辺に着座する人物に直接悪影響を及ぼすことは少ないとしても、排気口が設けられた小型プリンタの底面位置と小型プリンタ近辺に着座する人物の顔位置は接近しており、オゾンが小型プリンタ近辺の人物に悪影響を及ぼしたり不快感を与える可能性は非常に高い。
【0007】
本発明は、企業オフィスや一般の家庭内のデスク上に設置されるPC用小型プリンタ等の画像形成装置においても、画像形成過程で発生する熱、オゾン等が、排気ファンにより画像形成装置本体外に排出されても、PC操作人物のようにプリンタ近辺に着座する人物に悪影響を与えたり、不快感を与えることが無い画像形成装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、画像形成装置内の空気を装置本体外へ排出する排気ファンと、前記排気ファンより装置外に排出された空気の通路となる排気ダクトを備え、前記排気ダクトの排出口は、前記画像形成装置の上方に向けて設置されていることを特徴とする。
【0009】
また、前記排気ダクトは画像形成装置に対して取外し自在に形成されている、または前記排気ダクトが高さ調整自在に形成されていることが好ましい。更には、前記排気ダクトには飾り棚が併設されていることが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明の画像形成装置によれば、画像形成過程で発生する熱、オゾン等が排気ダクトを通過して装置外に排出される際、その排出口は画像形成装置の上方に向けて設置されているために、温風はPC近辺に着座する人物に吹き付けられることが無いし、オゾンが排気口から排出されたとしても、オゾンは空気よりも軽く、更には温風に混じって排出されるために、画像形成装置の上方に向けて設置された排気口から更に上部に向かって排出され、PC近辺に着座する人物に悪影響を及ぼすことは無い。
【0011】
排気ダクトを画像形成装置に対して取外し自在に形成することにより、例えば、排気ダクトをオプション設定とし、必要なユーザーのみが購入することが可能となる。
【0012】
また、排気ダクトを高さ調整自在に形成することにより、例えば、画像形成装置の移動の際には排気ダクトの長さを短くすることで移動が容易となり、あるいは排気ダクトを画像形成装置が設置される場所に適した長さに調整することができる。
【0013】
更には、排気ダクトに飾り棚を併設することにより、例えば飾り棚の上に、ステイプラー等の小物を設置したり小型の観葉植物を設置することで、企業オフィスや一般家庭のデスク上のスペースを有効利用したり、PC近辺に着座する人物をリラックスさせることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
図1は一例として従来の画像形成装置(カラープリンタ1)の概略外観図を示した。カラープリンタ1の外観は、樹脂材料で成形された前面カバー2、後面カバー4、右側面カバー3、左側面カバー5、上面カバー6から構成され、上面カバー6には排紙部7が形成されている。機内の空気を排出する冷却部600は右側面カバー3に備えられている。
【0015】
前述したように、図1の画像形成装置では、画像形成過程で発生した熱せられた機内空気が横方向に排出され、カラープリンタ1がPCを操作する人物の近くや、企業オフィスや一般の家庭内のデスク上に設置された場合、その温風やオゾンフィルターで除去されなかったオゾンが、PC操作者等のカラープリンタ1近辺の人物に、不快感を与えたり健康に悪影響を及ぼしたりする。
【0016】
図2は一例として本発明の画像形成装置(カラープリンタ1)の概略外観図を示した。図1と共通する符号は省略している。本発明においては、カラープリンタ1の右側面カバー3の冷却部600から排気ダクト700が配設され、排気ダクト700の排出口710はカラープリンタ1の上方に向けて配置されている。また、排気ダクト700は3つの部材(上部材711,中部材712,下部材713)から構成され、上部材711と中部材712の間には、平面部810と縁部820から構成される飾り棚800が配設されている。排気ダクト700は右側面カバー3から取外し自在となっており、詳細については後述するが、例えば、右側面カバー3の排気ダクト700が取付けられる部分には、四角状の切り欠きが形成されており、そこに排気ダクト700が取外し自在に嵌着されている。
【0017】
本発明において、冷却部600から排気ダクト700が上方に延び、排気ダクト700の排出口710はカラープリンタ1の上方に向けて設置されている。このため、例えば、カラープリンタ1がPCを操作する人物が着座するデスク上に設置されたとしても、排出口710がカラープリンタ1の上方に向けて設置されているために、温風はPC操作者に吹き付けられることが無いし、オゾンが排出口710から排出されたとしても、オゾンは空気よりも軽く、更には温風に混じって排出されるために、上方に向けて開口した排出口710から、更に上部に向かって排出され、PC操作者に不快感を与えたり、健康に悪影響を及ぼすことは無い。排出口710はカラープリンタ1の上方に向けて設置されていれば良いが、例えばカラープリンタ1がPC操作者の着座するデスク上に設置され、且つカラープリンタ1とPC操作者との距離が極めて近接している場合、排出口710は、PC操作者が着座した状態において、少なくとも、PC操作者の頭頂部よりも高い位置に設置されていることが好ましい。
【0018】
図3は本発明の画像形成装置(カラープリンタ1)内部の、左側面カバー5側から見た概略断面図である。図に示すように4連タンデム型のフルカラー方式である。
【0019】
上記カラープリンタ1は、シアン,マゼンダ,イエロー,ブラックのそれぞれのトナーに応じた4つの画像形成部を備え、上流側からブラックトナーを有する第1画像形成部300a、シアントナーを有する第2画像形成部300b、マゼンダトナーを有する第3画像形成部300c、イエロートナーを有する第4画像形成部300dが並んで配置されている。
【0020】
これら第1〜4画像形成部300a,300b,300c,300dは、それぞれ円筒状の感光体ドラム301と、帯電ユニット302、露光ユニット303、現像ユニット304、転写ローラ(転写装置)305、クリーナー306から構成されており、これら第1〜4画像形成部の各感光体ドラム301と各転写ローラ305により、転写ベルト308が狭持され、この転写ベルト308上を上流側の第1画像形成部300aから下流側の第4画像形成部300dに向かって給紙カセット111から転写用紙が搬送される。上記現像器304にはそれぞれのトナータンク309からトナーが適宜供給される構成となっている。また上記感光体ドラム301には単層型の有機感光体が用いられている。
【0021】
下流側の第4画像形成部300dの近くには定着部400が配置され、画像形成部300a,300b,300c,300dにおいてトナー像が転写された転写用紙を、この定着部400において加熱,加圧して転写用紙上にトナー像を定着させる。
【0022】
定着部400近傍には冷却部600が備えられ、冷却ファン601が配設されている。冷却部600からは前述のように排気ダクト700が上方に向けて配置されている。これにより、定着部400で発生した熱は機内の空気とともに排気ファン601が駆動することによりカラープリンタ1の上方に向けて排出される。
【0023】
図4は上記カラープリンタ1の第1〜4画像形成部300a,300b,300c,300dにおける感光体ドラム51a,51b,51c,51dと帯電装置の概略を表す斜視図であり、該帯電装置は上記4つの帯電ユニット302a,302b,302c,302dと第1のダクト82及び吹込みファン(強制的吹込み手段)83からなる。
【0024】
帯電ユニット302a,302b,302c,302dの各シールドケース81a,81b,81c,81dにおける長手方向の両端面には開口部がそれぞれ設けられており、このうちの一方の開口部84a,84b,84c,84dはいずれも上記第1のダクト82に連通している。そしてこの第1のダクト82の開口端82aには吹込みファン83が取り付けられている。また上記シールドケース81a,81b,81c,81dの他方の開口部85a,85b,85c,85dにはそれぞれオゾン除去フィルター86a,86b,86c,86dが取り付けられている。
【0025】
上記吹込みファン83を駆動することにより、上記シールドケース81a,81b,81c,81d内の空気はいずれも一方の開口部84a,84b,84c,84d側から他方の開口部85a,85b,85c,85d側に流れ、即ち各シールドケース内の各帯電ワイヤ(図示せず)の延設方向に流れる。そしてこの流れる空気と共にオゾンがそれぞれ他方の開口部85a,85b,85c,85dからオゾンフィルター86a,86b,86c,86dを経て、排気ファン601が駆動することにより冷却部600から排気ダクト700を通じて排出される。
【0026】
帯電ユニット302a,302b,302c,302dのコロナ放電により発生したオゾンは、オゾンフィルター86a,86b,86c,86dに捕えられるために冷却部600から排出される空気にはオゾンが混じっていないのが理想である。しかしながら、オゾンフィルターは経時的に性能が劣化するために、フィルターの定期的な交換を怠ると、冷却部600からオゾンが排出される。オゾンは人間にとって有害であり、また独特の臭気を有するために不快感を覚える人間も多い。
【0027】
本発明では、前述のように、オゾンが排出口710から排出されたとしても、オゾンは空気よりも軽く、更には温風に混じって排出されるために、カラープリンタ1の上方に向けて設置された排出口710から更に上部に向かって排出され、PC操作者の健康を害することは無いし、その臭気がPC操作者に不快感を与えることも無い。
【0028】
次に、排気ダクト700の構成について詳細に説明する。図5は、冷却部600における排気ダクト700の取付部分の概略構成断面図である。排気ダクト700は右側面カバー3に取付けられていて、冷却部600には排気ファン601が取付けられている。排気ダクト700の取付け部分の上取付け部701,下取付け部702には上突出爪部703,下突出爪部704が設けられている。
【0029】
排気ダクト700を後面カバー3に取付ける際には、例えば、まず上突出爪部703のみを右側面カバー3の上壁面31を乗越えさせて右側面カバー3に係合させ、続いて下取付け部702を上方に押しながら弾性変形させて下突出爪部704を右側面カバー3の下壁面32を乗越えさせて右側面カバー3に係合させれば良い。勿論、下突出爪部704を先に右側面カバー3に係合させ、続いて上突出爪部703を右側面カバー3に係合させても良いし、上突出爪部703、下突出爪部704を同時に右側面カバー3に係合させても良い。
【0030】
排気ダクト700は、カラープリンタ1の外装カバーと同じ樹脂成形材料で構成されており、排気ダクト700の厚みdは前記外装カバーの厚みDよりも薄く成形されており、排気ダクト70の上取付け部701または下取付け部702を容易に弾性変形させて右側面カバー3に取付けることができる。
【0031】
排気ダクト700を取り外す際には、同様にして、排気ダクト700の下取付け部702を押さえて、下突出爪部704を先に右側面カバー3の下壁面32を乗越えさせて係合を解き、続いて上突出爪部703を後面カバー3の上壁面31を乗越えさせて係合を解けば良い。
【0032】
以上のように、排気ダクト700は右側面カバー3に対して取外し自在に嵌着されている。取外し自在に嵌着することにより、排気ダクト700をオプション設定とし、例えば、着座する近傍にカラープリンタ1を設置するユーザーのみが別途購入することが可能となる。また、カラープリンタ1を移動させる際に、排気ダクト700を取り外してから移動させることが可能であり安全面でも好ましい。
【0033】
なお、排気ダクト700の右側面カバー3への取付けは、上記の場合に限らず、例えばビス止めによる取付け等の公知の技術を単独または組合わせることでも良い。
【0034】
図6はカラープリンタ1の概略断面図と排気ダクト700の連結部720,721,722周辺の拡大図である。前述したように、排気ダクト700は、排気ファン601が備えられた冷却部600の対応する位置の右側面カバー3に取付けられる。排気ダクト700は、上部材711,中部材712,下部材713の3つの部材から構成されている。排気ダクト700の連結部720,721,722周辺(図中、点線丸部)の拡大図より明らかなように、上部材711,中部材712,下部材713は、互いにその端部が重なるように継合されて連結可能なように構成されており、取外しも可能である。上部材711の上下端部、中部材712の上下端部、下部材713の上端部の形状は同一に形成されており、連結部721,722の構成は同一である。
【0035】
排出口の位置は、ユーザーの要求に応じて、中部材712または上部材711を取付けることで更に高く設定することが可能となる。すなわち、下部材713のみを取付けた際の排出口位置は760であり、下部材713と中部材712を取付けた際の排出口位置は750であり、下部材713と中部材712と上部材711を取付けた際の排出口位置は710となる。
【0036】
なお、上部材711,中部材712を同一形状とすることで、コスト的に安くなるとともに、上部材711の上に更に同じ部材を積み上げて継合させることにより、排気ダクト700の高さを高くし、排出口の位置を更に高くすることも可能である。
【0037】
以上のように、排気ダクト700を3つの部材で構成することで、例えば、中部材712または上部材711をオプション設定とすることで、ユーザーが好みの位置に排気ダクトの排出口を設定できるし、不要な部材を購入する必要も無くなる。勿論、排気ダクト70は2つの部材、または4つ以上の部材で構成されていても良い。排気ダクト700が多くの部材に分割されていた方が、コスト的には高くなるが、排気ダクトの高さ調整をきめ細かく行うことが可能となる。
【0038】
図7は、本発明の別の実施形態を示すカラープリンタ1の概略断面図と排気ダクト700の連結部720,721,722,723周辺の拡大図である。本実施形態においては飾り棚800が併設される。前述したように、排気ダクト700は、排気ファン601が備えられた冷却部600の対応する位置の右側面カバー3に取付けられる。排気ダクト700は、上部材711,中部材712,下部材713の3つの部材から構成され、飾り棚800が上部材711と中部材712の間に設置される。排気ダクト700の連結部720,721,722,723周辺(図中、点線丸部)の拡大図より明らかなように、上部材711,飾り棚800,中部材712,下部材713は、互いにその端部が重なるように継合されて連結可能なように構成されており、取外しも可能である。上部材711の上下端部、飾り棚800の上下端部、中部材712の上下端部、下部材713の上端部の形状は同一に形成されており、連結部720,721,722,723の構成は同一である。
【0039】
このため、飾り棚800は下部材713の上端部に設置することや、上部材711の上端部に設置することも可能であり、その両方に2つ設置することも可能である。勿論、図6に示した実施例と同様に、排気ダクトを下部材713のみで構成し、その上に飾り棚800を設置することも可能である。平面部810は図7のようにカラープリンタ1の上面カバー6の上方に設置することも、その反対方向に設置することも可能である。
【0040】
また、飾り棚800の平面部810の大きさは、カラープリンタ1のカセットへの給紙作業や、排紙部7から排出された印写物を取る際の障害とならない程度の大きさに適宣設定され、平面部810の形状も特に限定されない。また、平面部810の周囲には、平面部に置いた小物が落下しないように縁部820を設けることが好ましい。
【0041】
以上のように、排気ダクト700に飾り棚800を併設可能な構成とすることで、例えば飾り棚800をオプション設定とし、ユーザーは、例えば飾り棚の平面部810上に、ステイプラー等の小物を置いたり、小型の観葉植物を置くことができ、企業オフィスや一般家庭のデスク上のスペースを有効利用したり、PC近辺に着座する人物をリラックスさせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】従来の画像形成装置一例の概略外観図である。
【図2】本発明の画像形成装置一例の概略外観図である。
【図3】図2に示す画像形成装置内部の概略断面図である。
【図4】図2に示す画像形成装置の感光体ドラムと帯電装置の概略を表す斜視図である。
【図5】冷却部における排気ダクトの取付部分一例の概略構成断面図である。
【図6】本発明の画像形成装置一例の概略全体断面図と排気ダクトの連結部周辺の拡大図である。
【図7】飾り棚を併設した本発明の画像形成装置一例の概略全体断面図と排気ダクトの連結部周辺の拡大図である。
【符号の説明】
【0043】
1:カラープリンタ
300a,300b,300c,300d:画像形成部
302a,302b,302c,302d:帯電ユニット
86a,86b,86c,86d:オゾン除去フィルター
600:冷却部
601:排気ファン
700:排気ダクト
710:排出口
800:飾り棚


【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像形成装置内の空気を装置本体外へ排出する排気ファンと、前記排気ファンより装置外に排出された空気の通路となる排気ダクトを備え、前記排気ダクトの排出口は、画像形成装置の上方に向けて設置されていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記排気ダクトは前記画像形成装置に対して、取外し自在に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記排気ダクトは高さ調整自在に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記排気ダクトには飾り棚が併設されていることを特徴とする請求項1または2または3に記載の画像形成装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2006−30631(P2006−30631A)
【公開日】平成18年2月2日(2006.2.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−209857(P2004−209857)
【出願日】平成16年7月16日(2004.7.16)
【出願人】(000006150)京セラミタ株式会社 (13,173)
【Fターム(参考)】