説明

画像形成装置

【課題】軽量化および低コスト化を図ることができる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】
本体ケーシング2に設けられる本体側板34を、スキャナユニット8を支持し前後方向に延びる第1本体部37と、第1本体部37の後端部から下側へ延びる第1延出部38とから側面視略L字形状に形成して、第1延出部38より前側において、本体側板34を小型化するとともに、プロセスユニット9に設けられる内側板51を、各感光ドラム12を支持し前後方向に延びる第2本体部53と、第2本体部53の前端部から上側へ延びる第2延出部54とから側面視略L字形状に形成し、左右方向に投影したときに、第1本体部37と第2本体部53とが重ならないように、第2本体部53の後端部を第1延出部38の下端部に対して位置決めし、第2延出部54の上端部を第1本体部37の前端部に対して位置決めする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
電子写真方式のカラープリンタとして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナーに対応して並列配置される複数の感光体を備えるタンデム型カラープリンタが知られている。
【0003】
例えば、互いに対向する側壁部を備える金属製の本体フレームと、各色の感光ドラムを一体的に支持し、本体フレームに対して引出可能に設けられるドラム支持部材と、ドラム支持部材の上側において両側壁部の上端部間に支持され、各感光ドラムを露光するスキャナ部とを備えるプリンタが知られている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
【0004】
このプリンタでは、本体フレームに、両側壁部の後端部間に架設される位置決め部材と、両側壁部の前端部に形成される挿入溝とが設けられている。
【0005】
そして、ドラム支持部材は、その前端部に設けられる位置決め凹部が位置決め部材に係止され、その後端部に設けられる連結部材の両突出端が挿入溝に係止されることにより、本体フレームに対して位置決めされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2009−210630号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかるに、上記した特許文献1に記載のプリンタでは、本体フレームの側壁部は、スキャナ部の支持と、ドラム支持部材の位置決めとを同時に実施するために、プリンタの左右両端部を全面被覆するように形成されている。
【0008】
そのため、本体フレームの軽量化および低コスト化、ひいては、プリンタの軽量化および低コスト化を図ることが困難である。
【0009】
そこで、本発明の目的は、軽量化および低コスト化を図ることができる画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記した目的を達成するため、本発明は、画像形成装置であって、装置本体と、長手方向に延び、前記長手方向と直交する方向に沿って互いに間隔を隔てて並列配置される複数の感光体と、各前記感光体を支持し、前記装置本体に対して、着脱可能に装着される感光体ユニットと、前記装置本体内に設けられ、前記長手方向および前記並列方向の両方と直交する直交方向において、前記感光体ユニットに対向配置され、各前記感光体を露光する露光部材と、前記装置本体内に設けられ、前記露光部材を支持し前記並列方向に延びる第1本体部を備える第1側板と、前記感光体ユニットに設けられ、各前記感光体を支持し前記並列方向に延びる第2本体部を備える第2側板とを備え、前記第1側板には、前記第2側板に対して位置決めされる第1位置決め部と第2位置決め部とが、前記並列方向に互いに間隔を隔てて形成されており、前記第2側板には、前記第1位置決め部に対して位置決めされる第3位置決め部と、前記第2位置決め部に対して位置決めされる第4位置決め部とが形成されており、前記長手方向に投影したときに、前記第1本体部と前記第2本体部とが重ならないように、前記第1位置決め部と前記第3位置決め部と、および、前記第2位置決め部と第4位置決め部とが重なっていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、装置本体内に設けられる第1側板と、感光体ユニットに設けられる第2側板とを備えている。
【0012】
第1側板には、露光部材を支持し並列方向に延びる第1本体部と、第2側板に対して位置決めされる第1位置決め部と第2位置決め部とが設けられており、第2側板には、各感光体を支持し並列方向に延びる第2本体部と、第1位置決め部に対して位置決めされる第3位置決め部と、第2位置決め部に対して位置決めされる第4位置決め部とが設けられている。
【0013】
そして、感光体ユニットが装置本体内に装着された状態において、長手方向に投影したときには、第1本体部と第2本体部とが重ならないように、第1位置決め部と第3位置決め部と、および、第2位置決め部と第4位置決め部とが重なっている。
【0014】
そのため、第1側板と第2側板とを、第1位置決め部と第3位置決め部と、および、第2位置決め部と第4位置決め部とにおいて互いに位置決めしながら、第1側板の第1本体部を、第2本体部とが重ならないように小型化することができる。
【0015】
その結果、第1側板を小型化した分、画像形成装置の軽量化および低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の画像形成装置の一例としてのプリンタの第1実施形態を示す断面図である。
【図2】図1に示す本体ケーシングの内側ケーシングを示す斜視図である。
【図3】図2に示すドロワユニットの内側ケーシングへの位置決めを説明する説明図であって、左上側から見た斜視図である。
【図4】図2に示すドロワユニットの内側ケーシングへの位置決めを説明する説明図であって、左側から見た側面図である。
【図5】プロセスユニットへの給電、および、現像ユニットへの駆動入力を説明する説明図である。
【図6】プロセスユニットの内側ケーシングに対する着脱を説明する説明図である。
【図7】第2実施形態において、ドロワユニットの内側ケーシングへの位置決めを説明する説明図であって、左側から見た側面図である。
【図8】第3実施形態において、ドロワユニットの内側ケーシングへの位置決めを説明する説明図であって、左側から見た側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
1.カラープリンタの全体構成
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのカラープリンタ1は、横置きタイプのダイレクトタンデム型カラープリンタである。カラープリンタ1は、装置本体の一例としての本体ケーシング2内に、用紙Pを給紙するための給紙部3と、給紙された用紙Pに画像を形成するための画像形成部4とを備えている。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2は、給紙部3および画像形成部4を収容する側面視略矩形状のボックス状に形成されており、その一方側壁には、プロセスユニット9(後述)を着脱させるためのフロントカバー5が形成されている。フロントカバー5は、本体ケーシング2に対して下端部を支点として揺動自在に設けられている。
【0018】
なお、以下の説明において、フロントカバー5が設けられる側(図1における紙面左側)を前側とし、その反対側(図1における紙面右側)を後側とする。また、カラープリンタ1を前側から見たときを左右の基準とする。すなわち、図1の紙面手前側が右側であり、紙面奥側が左側である。
(2)給紙部
給紙部3は、本体ケーシング2内の底部において、用紙Pを収容する給紙トレイ6を備えている。
【0019】
給紙トレイ6に収容されている用紙Pは、給紙トレイ6の前端部上側に配置される1対のレジストローラ7間に向けて1枚ずつ給紙され、所定のタイミングで、画像形成部4(感光ドラム12(後述)と搬送ベルト18(後述)との間)に向けて搬送される。
(3)画像形成部
画像形成部4は、露光部材の一例としてのスキャナユニット8、感光体ユニットの一例としてのプロセスユニット9、転写ユニット10、および、定着ユニット11を備えている。
(3−1)スキャナユニット
スキャナユニット8は、前後左右に延びる略ボックス形状に形成され、本体ケーシング2の上部に配置されている。スキャナユニット8は、実線で示すように、4つの感光ドラム12(後述)に向けて、画像データに基づいて、レーザビームをそれぞれ出射し、感光ドラム12(後述)を露光する。
(3−2)プロセスユニット
(3−2−1)プロセスユニットの構成
プロセスユニット9は、転写ユニット10の上側において、スキャナユニット8の下側に対向配置されており、ドロワユニット24および現像ユニット14を備えている。また、プロセスユニット9は、本体ケーシング2に対して、画像形成可能に装着される装着位置(図2参照)と、本体ケーシング2から引き出される引出位置(図6参照)とに、前後方向にスライド可能に設けられている。
【0020】
ドロワユニット24は、本体ケーシング2に対して、前後方向に沿ってスライド可能であり、感光体の一例としての感光ドラム12と、スコロトロン型帯電器13とを備えている。
【0021】
感光ドラム12は、その長手方向が左右方向に延びる略円筒形状に形成されており、左右に沿って設けられ、前後方向に互いに間隔を隔てて、4つ並列配置されている。
【0022】
スコロトロン型帯電器13は、各感光ドラム12に対応するように、感光ドラム12の後上側に、感光ドラム12と間隔を隔てて対向配置されている。
【0023】
現像ユニット14は、各感光ドラム12に対応するように、感光ドラム12の上側に配置されている。また、各現像ユニット14は、現像ローラ15を備えている。
【0024】
現像ローラ15は、現像ユニット14の下端において、後側から露出されるように回転可能に支持されており、感光ドラム12を前上側から押圧するように、感光ドラム12に対して前上側から対向し、接触されている。
【0025】
現像ユニット14には、現像ローラ15の上側の空間において、各色に対応するトナーが収容されている。
(3−2−2)プロセスユニットでの現像動作
現像ユニット14内のトナーは、現像ローラ15の回転に伴って、現像ローラ15の表面に担持される。
【0026】
一方、感光ドラム12の表面は、感光ドラム12の回転に伴って、スコロトロン型帯電器13により一様に帯電された後、スキャナユニット8からのレーザビーム(図1破線参照。)の高速走査により露光される。これにより、用紙Pに形成すべき画像に対応した静電潜像が感光ドラム12の表面に形成される。
【0027】
感光ドラム12がさらに回転すると、現像ローラ15の表面に担持されているトナーが、感光ドラム12の表面に形成されている静電潜像に供給される。これにより、感光ドラム12の静電潜像は可視像化され、感光ドラム12の表面には、反転現像によるトナー像が担持される。
(3−3)転写ユニット
転写ユニット10は、本体ケーシング2内において、給紙部3の上側であって、プロセスユニット9の下側において、前後方向に沿って配置されている。この転写ユニット10は、駆動ローラ16および従動ローラ17と、搬送ベルト18と、4つの転写ローラ19とを備えている。
【0028】
駆動ローラ16および従動ローラ17は、互いに前後方向に間隔を隔てて対向配置されている。
【0029】
搬送ベルト18は、各感光ドラム12に対して下側から対向され、その上側部分が各感光ドラム12と接触するように、駆動ローラ16および従動ローラ17の周りに掛け渡されている。また、搬送ベルト18は、駆動ローラ16の駆動により、各感光ドラム12と接触する搬送ベルト18の上側部分が前側から後側に向かって移動するように、周回移動される。
【0030】
各転写ローラ19は、搬送ベルト18の上側部分を挟んで各感光ドラム12に対向するように設けられている。
【0031】
そして、給紙部3から給紙された用紙Pは、搬送ベルト18によって、前側から後側に向かって、各感光ドラム12と各転写ローラ19とが対向する転写位置を順次通過するように搬送される。その搬送中に、各感光ドラム12に担持されている各色のトナー像が、用紙Pに順次転写され、カラー画像が形成される。
(3−4)定着ユニット
定着ユニット11は、搬送ベルト18の後上側に配置され、加熱ローラ20、および、加熱ローラ20に圧接される加圧ローラ21を備えている。
【0032】
転写ユニット10において用紙Pに転写されたカラー画像は、用紙Pが加熱ローラ20と加圧ローラ21との間を通過するときに、加熱および加圧されることによって用紙Pに熱定着される。
(4)排紙
トナー像が定着した用紙Pは、各排紙ローラ22によってスキャナユニット8の上側に形成される排紙トレイ23上に排紙される。
2.本体ケーシング
本体ケーシング2は、カラープリンタ1の外形を構成する外側ケーシング31と、外側ケーシング31の内側に設けられる内側ケーシング32(図2参照)とを備えている。
(1)外側ケーシングの詳細
外側ケーシング31は、略ボックス形状に形成されており、前端部において、フロントカバー5を備えている。
【0033】
また、外側ケーシング31は、図2に示すように、左右1対の位置決め部材33を備えている。
【0034】
位置決め部材33は、左右両側壁の上下方向略中央から左右方向内側へ突出する略角柱形状に形成されている。
(2)内側ケーシングの詳細
内側ケーシング32は、金属から、下側が開放される略矩形枠形状に形成されており、左右1対の第1側板の一例としての本体側板34と、スキャナ支持基板35と、リヤビーム36と、本体基準軸49とを備えている。
【0035】
両本体側板34は、同一のプレス型を用いた金属板のプレス加工によって、前後方向に延び、後端部において下側へ屈曲される側面視略L字形状に形成されている。詳しくは、両本体側板34は、第1本体部37と第1延出部38とを一体的に備えている。
【0036】
第1本体部37は、前後方向に延びる側面視略矩形状に形成され、左右方向に投影したときに各感光ドラム12の上側に間隔を隔てて配置されている。つまり、第1本体部37は、左右方向に投影したときに、各感光ドラム12を支持する内側板51(後述)の第2本体部53(後述)に対して、上下方向に互いに間隔を隔てて配置されている。また、第1本体部37の前端部は、位置決め部材33に上側から当接されている。
【0037】
また、第1本体部37には、3つの嵌合溝39と、3つの側板側ねじ穴40とが貫通形成されている。
【0038】
各嵌合溝39は、第1本体部37の上端部において、前端部、後端部、前後方向略中央に1つずつ、互いに前後方向に間隔を隔てて配置され、前後方向に延びる略直線形状に形成されている。
【0039】
各側板側ねじ穴40は、各嵌合溝39の上側近傍に1つずつ配置され、側面視略円形状に形成されている。
【0040】
第1延出部38は、第1本体部37の後端部から下方に向かって延びる側面視略矩形状に形成されている。第1延出部38の下端部は、最後方の感光ドラム12の後側に配置されている。また、第1延出部38には、基準軸挿通穴48が貫通形成されている。
【0041】
基準軸挿通穴48は、第1延出部38の下端部において、側面視略円形状に形成されている。また、基準軸挿通穴48は、本体基準軸49を受け入れ可能に、本体基準軸49の外径よりも大径に形成されている。
【0042】
スキャナ支持基板35は、前後左右に延びる平面視略矩形状に形成されている。また、スキャナ支持基板35は、3つの突部41と、固定板42とを一体的に備えている。
【0043】
各突部41は、スキャナ支持基板35の左右方向両端部から左右方向外側へ突出する平面視略矩形状に形成されている。また、各突部41の前後方向長さは、各嵌合溝39の前後方向長さよりも短く、各突部41の厚み(上下方向長さ)は、各嵌合溝39の溝幅(上下方向長さ)よりも短い。また、各突部41は、各嵌合溝39に対応するように、互いに前後方向に間隔を隔てて配置されている。
【0044】
固定板42は、スキャナ支持基板35の左右方向両端部から上側に向かって突出し、前後方向に延びている。また、固定板42には、3つの支持基板側ねじ穴43が貫通形成されている。
【0045】
各支持基板側ねじ穴43は、側面視略円形状に形成され、各側板側ねじ穴40に対応するように、互いに前後方向に間隔を隔てて配置されている。
【0046】
なお、突部41と固定板42とは、スキャナ支持基板35の左右方向両端部に突部41に対応する形状の切り込みが形成された後に、スキャナ支持基板35の左右方向両端部が上側に向かって屈曲されることにより、同時に形成されている。
【0047】
また、スキャナ支持基板35には、4つのスリット46が形成されている。また、スキャナ支持基板35は、左右1対のスキャナ位置決め部44と、4つの台座45を備えている。
【0048】
各スリット46は、スキャナ支持基板35の左右方向略中央において、左右方向に延びる略直線形状に形成され、各感光ドラム12の上側に対向されるように、前後方向に互いに間隔を隔てて並列配置されている。
【0049】
両スキャナ位置決め部44は、スキャナ支持基板35の前後方向略中央において、スリット46よりも左右方向外側に配置されるように、互いに左右方向に間隔を隔てて配置されている。また、両スキャナ位置決め部44は、スキャナ支持基板35の上面から上側へわずかに突出する略円柱形状に形成されている。また、右側のスキャナ位置決め部44には、下側へ向かって凹むように、平面視略円形状の凹部47が形成されており、左側のスキャナ位置決め部44には、下側へ向かって凹むように、左右方向に延びる平面視略長穴形状の凹部47が形成されている。
【0050】
各台座45は、スキャナ支持基板35の四隅に配置され、スキャナ支持基板35の上面から上側へわずかに突出する略角柱形状に形成されている。
【0051】
そして、スキャナ支持基板35は、左右方向両端部において、各突部41が各嵌合溝39に嵌合され、各側板側ねじ穴40と各支持基板側ねじ穴43とに、それら両方を挿通するように、ねじ(図示せず)が螺合されることにより、両本体側板34の上端部間に架設されている。
【0052】
また、スキャナ支持基板35の上には、両スキャナ位置決め部44の凹部47に、スキャナユニット8の位置決めボス(図示せず)が嵌合され、各台座45に、スキャナユニット8の四隅が固定されることにより、スキャナユニット8が支持される。スキャナユニット8から出射されるレーザビームは、各スリット46を通過して各感光ドラム12を露光する。
【0053】
リヤビーム36は、左右方向に延びる略平板形状に形成され、スキャナ支持基板35の後側において、両本体側板34の上端部の後端部間に架設されている。
【0054】
本体基準軸49は、左右方向に延びる略円柱形状に形成され、両本体側板34間に架設されるように、その左右方向両端部において、第1延出部38の基準軸挿通穴48に挿通されている。
3.プロセスユニット
(1)ドロワユニットの構成
ドロワユニット24は、図2および図3に示すように、本体側板34の左右方向間隔よりも短い左右方向長さの略矩形枠形状に形成されている。
【0055】
詳しくは、ドロワユニット24は、1対の外側板(図示せず)、フロントビーム(図示せず)およびリヤビーム(図示せず)から略矩形枠形状に形成される枠体(図示せず)の内側において、左右1対の第2側板の一例としての内側板51と、各感光ドラム12と、各感光ドラム12に対応する4つのドラムサブユニット52と、位置決め軸55とを備えている。
【0056】
両内側板51は、左右方向に投影したときに各ドラム支持穴56(後述)がそれぞれ一致するように、左右方向に互いに間隔を隔てて対向配置されている。
【0057】
また、両内側板51は、同一のプレス型を用いた金属板のプレス加工によって、前後方向に延び、前端部において上側へ屈曲される側面視略L字形状に形成されている。詳しくは、両内側板51は、第2本体部53と第2延出部54とを一体的に備えている。
【0058】
第2本体部53は、前後方向に延びる側面視略矩形状に形成されている。また、第2本体部53は、各感光ドラム12の直径とほぼ同じ上下方向長さに形成されている。第2本体部53には、4つのドラム支持穴56と、切欠部57とが形成されている。
【0059】
各ドラム支持穴56は、側面視略円形状に形成され、互いに前後方向に等間隔を隔てて配置されている。
【0060】
切欠部57は、第2本体部53の後端縁から前側に向かって、後側が開放される略V字形状に切り欠き形成されている。切欠部57は、プロセスユニット9が本体ケーシング2に装着されたときに、本体基準軸49を受け入れる(図2参照)。
【0061】
第2延出部54は、第2本体部53の前端部から上側に向かって延びる側面視略矩形状に形成されている。また、第2延出部54には、位置決め軸挿通穴58が貫通形成されている。
【0062】
位置決め軸挿通穴58は、第2延出部54の上端部において、側面視略円形状に形成されている。また、位置決め軸挿通穴58は、位置決め軸55を受け入れ可能に、位置決め軸55の外径よりも大径に形成されている。
【0063】
各感光ドラム12は、上記したように、左右に延びる略円筒形状に形成され、その左右方向両端部において、内側板51のドラム支持穴56に回転可能に支持されている。
【0064】
なお、各感光ドラム12の左端部には、本体ケーシング2内のカップリング雄部材(図示せず)が嵌合される。
【0065】
ドラムサブユニット52は、左右に延びる略三角柱形状に形成され、両内側板51間において、各感光ドラム12の後側に配置されるように、前後方向に互いに等間隔を隔てて4つ並列配置されている。各ドラムサブユニット52には、左右方向に沿って、スコロトロン型帯電器13が保持されている。
【0066】
位置決め軸55は、左右方向に延びる略円柱形状に形成され、両内側板51間に架設されるように、その左右方向両端部において、第2延出部54の位置決め軸挿通穴58に挿通されている。また、位置決め軸55の左右方向両端部は、内側板51の位置決め軸挿通穴58を貫通して、ドロワユニット24の左右方向外側に突出されている。
(2)プロセスユニットの位置決め
プロセスユニット9の後端部は、図3および図4に示すように、切欠部57が本体基準軸49に嵌合されることにより、内側ケーシング32に対して位置決めされている。
【0067】
また、プロセスユニット9の前端部は、位置決め軸55の左右方向端部において、位置決め部材33に上側から当接されている。つまり、位置決め部材33の上端部には、本体側板34の第1本体部37の前端部と、位置決め軸55の左右方向端部とが上側から当接されている。
【0068】
これにより、プロセスユニット9の前端部は、位置決め部材33を介して、内側ケーシング32に対して位置決めされている。
【0069】
すなわち、本体側板34において、本体基準軸49が挿通される第1延出部38の下端部が、第1位置決め部として機能し、第1本体部37の前端部が第2位置決め部として機能する。
【0070】
また、内側板51において、切欠部57が形成される第2本体部53の後端部が、第1延出部38の下端部に対して位置決めされる第3位置決め部として機能し、位置決め軸55が挿通される第2延出部54の上端部が、第1本体部37の前端部に対して位置決めされる第4位置決め部として機能する。
【0071】
また、左右方向に投影したときに、第1本体部37と第2本体部53とが重ならないように、上下方向に間隔を隔てて配置され、後側においては、第1延出部38の下端部と、第2本体部53の後端部とが重なるとともに、前側においては、第1本体部37の前端部と、第2延出部54の上端部とが重なっている。
(3)プロセスユニットへの給電、および、現像ユニットへの駆動入力
本体ケーシング2内には、図5に示すように、駆動入力部の一例としての本体カップリング61と、給電部の一例としての本体電極62とが設けられている。
【0072】
本体カップリング61は、現像ユニット14の左側において、左右方向に投影したときに第1本体部37と第2本体部53との間に配置されている。本体カップリング61は、プロセスユニット9が本体ケーシング2に装着された後、フロントカバー5の閉動作に連動して現像ユニット14のカップリング部材(図示せず)に向かって進出され、現像ユニット14のカップリング部材(図示せず)に相対回転不能に連結される。また、本体カップリング61は、フロントカバー5の開動作に連動して現像ユニット14のカップリング部材(図示せず)から退避され、現像ユニット14のカップリング部材(図示せず)との連結が解除される。
【0073】
そして、本体ケーシング2の駆動源(図示せず)からの駆動力は、本体カップリング61を介して現像ユニット14に入力される。
【0074】
本体電極62は、プロセスユニット9の右側において、左右方向に投影したときに第1本体部37と第2本体部53との間に配置されている。また、本体電極62は、常には、左側へ向かって付勢されており、プロセスユニット9が本体ケーシング2に装着されたときに、プロセスユニット9の電極(図示せず)に左側から弾性的に接触されて、プロセスユニット9の電極(図示せず)に電気的に接続される。
【0075】
本体ケーシング2の電源(図示せず)からの電力は、本体電極62を介してプロセスユニット9に給電され、図示しない配線を介して、現像ユニット14およびスコロトロン型帯電器13に配電される。
(4)プロセスユニットの着脱
プロセスユニット9は、上記し、図6に示すように、フロントカバー5を開放して、本体ケーシング2から前側へ引き出すことにより、引出位置に配置される。また、プロセスユニット9は、引出位置から本体ケーシング2内へ向かって後側へ押し込むことにより、装着位置に配置され、上記したように、本体ケーシング2内に位置決めされる。
4.作用効果
(1)このカラープリンタ1によれば、図2に示すように、本体ケーシング2内に設けられる本体側板34と、プロセスユニット9に設けられる内側板51とを備えている。
【0076】
本体側板34には、スキャナユニット8を支持し前後方向に延びる第1本体部37と、第1本体部37の後端部から下側へ延びる第1延出部38とを備え、第1延出部38の下端部(第1位置決め部)と、第1本体部37の前端部(第2位置決め部)とにおいて、内側板51に対して位置決めされている。
【0077】
また、内側板51には、各感光ドラム12を支持し前後方向に延びる第2本体部53と、第2本体部53の前端部から上側へ延びる第2延出部54とを備え、第2本体部53の後端部(第3位置決め部)において、第1延出部38の下端部に対して位置決めされ、第2延出部54の上端部(第4位置決め部)において、第1本体部37の前端部に対して位置決めされる。
【0078】
そして、プロセスユニット9が本体ケーシング2内に装着された状態において、左右方向に投影したときには、第1本体部37と第2本体部53とが重ならないように、第1延出部38の下端部と、第2本体部53の後端部とが重なるとともに、第1本体部37の前端部と、第2延出部54の上端部とが重なっている。
【0079】
そのため、本体側板34と内側板51とを互いに位置決めしながら、第2本体部53と重ならないように小型化することができる。
【0080】
その結果、本体側板34を小型化した分、カラープリンタ1の軽量化および低コスト化を図ることができる。
(2)また、このカラープリンタ1によれば、図4に示すように、内側板51は、第2本体部53の前端部から上側に向かって延びる第2延出部54を備えている。
【0081】
そのため、第2延出部54が上側へ延びる分、本体側板34の第1本体部37の前端部を下側へ延ばすことなく、第2延出部54の上端部を、第1本体部37の前端部に対して位置決めすることができる。
【0082】
その結果、本体側板34をより小型化することができ、カラープリンタ1を、より軽量化および低コスト化することができる。
(3)また、このカラープリンタ1によれば、図4に示すように、本体側板34が、側面視略L字形状に形成されている。
【0083】
そのため、本体側板34の第1延出部38より前側の部分において、本体側板34を小型化することができる。
(4)また、このカラープリンタ1によれば、図3に示すように、第2本体部53の後端部は、切欠部57が本体基準軸49に嵌合されることにより、第1延出部38の下端部に対して位置決めされている。
【0084】
そのため、簡易な構成で、確実に、第2本体部53の後端部を、第1延出部38の下端部に対して位置決めすることができる。
(5)また、このカラープリンタ1によれば、図3に示すように、本体ケーシング2の位置決め部材33の上端部に、本体側板34の第1本体部37の前端部と、位置決め軸55の左右方向端部とが上側から当接されている。
【0085】
つまり、第1本体部37の前端部と、第2延出部54の上端部とは、共通の位置決め部材33を介して、互いに位置決めされている。
【0086】
そのため、簡易な構成で、確実に、第2延出部54の上端部を、第1本体部37の前端部に対して位置決めすることができる。
(6)また、このカラープリンタ1によれば、図5に示すように、プロセスユニット9の右側において、左右方向に投影したときに第1本体部37と第2本体部53との間に、プロセスユニット9に給電するための本体電極62が設けられている。
【0087】
そのため、第1本体部37と第2本体部53との間の空間を利用して、効率よく本体電極62を配設することができる。
(7)また、このカラープリンタ1によれば、図5に示すように、現像ユニット14の左側において、左右方向に投影したときに第1本体部37と第2本体部53との間に、現像ユニット14に駆動力を入力するための本体カップリング61が設けられている。
【0088】
そのため、第1本体部37と第2本体部53との間の空間を利用して、効率よく本体カップリング61を配設することができる。
(8)また、このカラープリンタ1によれば、図6に示すように、プロセスユニット9は、前後方向に引き出し可能に装着されている。
【0089】
そのため、プロセスユニット9を、本体ケーシング2から前側へ引き出すことにより、容易に引出位置に配置させることができるとともに、引出位置から本体ケーシング2内へ向かって後側へ押し込むことにより、容易に装着位置に配置させることができる。
【0090】
その結果、プロセスユニット9を、本体ケーシング2に対して容易に着脱させることができる。
5.第2実施形態
図7を参照して、カラープリンタ1の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態において、上記した第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
【0091】
上記した第1実施形態では、本体ケーシング2の位置決め部材33の上端部に、本体側板34の第1本体部37の前端部と、位置決め軸55の左右方向端部とを、両方、上側から当接させて、第1本体部37の前端部と、第2延出部54の上端部とを、位置決め部材33を介して互いに位置決めしている。
【0092】
しかし、第2実施形態では、図7に示すように、第1本体部37の前端部に、その前端縁から後側へ向かって切り欠かれる側面視略矩形状の第2位置決め部の一例としての係合部71を形成し、位置決め軸55の左右方向端部を、前上側から係合部71に係合させている。なお、第2延出部54は、係合部71に係合するように、上側へ向かって延びている。
【0093】
第2実施形態によれば、第2延出部54の上端部は、係合部71に位置決め軸55を係合させることにより、第1本体部37の前端部に位置決めされている。
【0094】
そのため、簡易な構成で、確実に、第2延出部54の上端部を、第1本体部37の前端部に対して位置決めすることができる。
【0095】
また、第2実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
6.第3実施形態
図8を参照して、カラープリンタ1の第3実施形態について説明する。なお、第3実施形態において、上記した第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
【0096】
上記した第1実施形態では、スキャナユニット8をプロセスユニット9の上側に対向配置し、プロセスユニット9を、前後方向に引き出し可能に装着したが、第3実施形態によれば、図8に示すように、スキャナユニット8をプロセスユニット9の下側に対向配置し、プロセスユニット9を、上下方向に着脱可能に構成することもできる。なお、本体ケーシング2の上壁には、プロセスユニット9を着脱させるためのトップカバー(図示せず)が設けられている。
(1)第3実施形態の構成
本体ケーシング2の内側ケーシング32は、1対の第1側板の一例としての本体側板81を備えている。なお、スキャナ支持基板35は、両本体側板81の下端部間に架設されており、スキャナ支持基板35にスキャナユニット8が支持されている。
【0097】
両本体側板81は、同一のプレス型を用いた金属板のプレス加工によって、前後方向に延び、前端部において上側へ屈曲される側面視略L字形状に形成されている。詳しくは、両本体側板81は、第1本体部82と第1延出部83とを一体的に備えている。
【0098】
第1本体部82は、前後方向に延びる側面視略矩形状に形成され、左右方向に投影したときに各感光ドラム12の下側に間隔を隔てて配置されている。両本体側板81の第1本体部82の後端部間には、左右方向に延びる後側基準軸84が架設されている。
【0099】
第1延出部83は、第1本体部82の前端部から上側に向かって延びる側面視略矩形状に形成されている。第1延出部83の上端部は、最前方の感光ドラム12の前側に配置されている。両本体側板81の第1延出部83の上端部間には、左右方向に延びる前側基準軸85が架設されている。
【0100】
プロセスユニット9のドロワユニット24は、1対の第2側板の一例としての内側板86を備えている。
【0101】
両内側板86は、同一のプレス型を用いた金属板のプレス加工によって、前後方向に延び、後端部において下側へ屈曲される側面視略L字形状に形成されている。詳しくは、両内側板86は、第2本体部87と第2延出部88とを一体的に備えている。
【0102】
第2本体部87は、前後方向に延びる側面視略矩形状に形成されている。また、第2本体部87は、各感光ドラム12の直径とほぼ同じ上下方向長さに形成されている。第2本体部87には、前側切欠部89が形成されている。
【0103】
前側切欠部89は、第2本体部87の下端縁から上側に向かって、側面視略矩形状に切り欠き形成されている。前側切欠部89は、プロセスユニット9が本体ケーシング2に装着されたときに、下側から前側基準軸85を受け入れる。
【0104】
第2延出部88は、第2本体部87の後端部から下側に向かって延びる側面視略矩形状に形成されている。また、第2延出部88には、後側切欠部90が形成されている。
【0105】
後側切欠部90は、第2延出部88の下端縁から上側に向かって、下側が開放される略V字形状に切り欠き形成されている。後側切欠部90は、プロセスユニット9が本体ケーシング2に装着されたときに、下側から後側基準軸84を受け入れる。
(2)プロセスユニットの位置決め
プロセスユニット9の前端部は、前側切欠部89が前側基準軸85に上側から外嵌されることにより、内側ケーシング32に対して位置決めされている。
【0106】
また、プロセスユニット9の後端部は、後側切欠部90が後側基準軸84に上側から外嵌されることにより、内側ケーシング32に対して位置決めされている。
【0107】
すなわち、本体側板81において、後側基準軸84が挿通される第1延出部83の上端部が、第1位置決め部として機能し、前側基準軸85が挿通される第1本体部82の後端部が第2位置決め部として機能する。
【0108】
また、内側板86において、前側切欠部89が形成される第2本体部87の前端部が、第1延出部83の上端部に対して位置決めされる第3位置決め部として機能し、前側切欠部89が形成される第2延出部88の下端部が、第1本体部82の後端部に対して位置決めされる第4位置決め部として機能する。
【0109】
また、左右方向に投影したときに、第1本体部82と第2本体部87とが重ならないように、上下方向に間隔を隔てて配置され、前側においては、第1延出部83の上端部と、第2本体部87の前端部とが重なるとともに、後側においては、第1本体部82の後端部と、第2延出部88の下端部とが重なっている。
(3)プロセスユニットの着脱
そして、プロセスユニット9は、トップカバー(図示せず)を開放して、本体ケーシング2から上側へ引き出すことにより、本体ケーシング2から離脱され、本体ケーシング2内へ向かって下側へ挿入することにより、本体ケーシング2に装着され、上記したように、本体ケーシング2内に位置決めされる。
(4)第3実施形態の作用効果
第3実施形態においても、上記した第2実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
【符号の説明】
【0110】
1 カラープリンタ
2 本体ケーシング
8 スキャナユニット
9 プロセスユニット
12 感光ドラム
33 位置決め部材
34 本体側板
37 第1本体部
38 第1延出部
51 内側板
53 第2本体部
54 第2延出部
61 本体カップリング
62 本体電極
71 係合部
81 本体側板
82 第1本体部
83 第1延出部
86 内側板
87 第2本体部
88 第2延出部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
装置本体と、
長手方向に延び、前記長手方向と直交する方向に沿って互いに間隔を隔てて並列配置される複数の感光体と、
各前記感光体を支持し、前記装置本体に対して、着脱可能に装着される感光体ユニットと、
前記装置本体内に設けられ、前記長手方向および前記並列方向の両方と直交する直交方向において、前記感光体ユニットに対向配置され、各前記感光体を露光する露光部材と、
前記装置本体内に設けられ、前記露光部材を支持し前記並列方向に延びる第1本体部を備える第1側板と、
前記感光体ユニットに設けられ、各前記感光体を支持し前記並列方向に延びる第2本体部を備える第2側板と
を備え、
前記第1側板には、前記第2側板に対して位置決めされる第1位置決め部と第2位置決め部とが、前記並列方向に互いに間隔を隔てて形成されており、
前記第2側板には、前記第1位置決め部に対して位置決めされる第3位置決め部と、前記第2位置決め部に対して位置決めされる第4位置決め部とが形成されており、
前記長手方向に投影したときに、前記第1本体部と前記第2本体部とが重ならないように、前記第1位置決め部と前記第3位置決め部と、および、前記第2位置決め部と前記第4位置決め部とが重なっていることを特徴とする、画像形成装置。
【請求項2】
前記第1側板は、前記第1本体部から前記感光体ユニットに向かって延び、前記第1位置決め部を備える第1延出部を一体的に備え、
前記第2側板は、前記第2本体部から前記露光部材に向かって延び、前記第4位置決め部を備える第2延出部を一体的に備えていることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第1本体部と前記第1延出部とは、前記長手方向に投影したときに、少なくともL字形状部分を有することを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第3位置決め部は、前記第1位置決め部に係合されることにより、前記第1位置決め部に対して位置決めされることを特徴とする、請求項2または3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第4位置決め部は、前記第2位置決め部に係合されることにより、前記第2位置決め部に対して位置決めされることを特徴とする、請求項2ないし4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記装置本体は、前記第1位置決め部を位置決めする位置決め部材を備え、
前記第4位置決め部は、前記位置決め部材に位置決めされていることを特徴とする、請求項2ないし4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記第1本体部と前記第2本体部とは、前記長手方向に投影したときに、前記直交方向に互いに間隔を隔てて配置されており、
前記装置本体は、前記長手方向に投影したときに前記第1本体部と前記第2本体部との間において、前記感光体ユニットへ電力を入力する給電部を備えていることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記第1本体部と前記第2本体部とは、前記長手方向に投影したときに、前記直交方向に互いに間隔を隔てて配置されており、
前記装置本体は、前記長手方向に投影したときに前記第1本体部と前記第2本体部との間において、前記感光体ユニットへ駆動力を入力する駆動入力部を備えていることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記感光体ユニットは、前記並列方向に引き出し可能に装着されていることを特徴とする、請求項1ないし8のいずれか一項に記載の画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−211940(P2012−211940A)
【公開日】平成24年11月1日(2012.11.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−76280(P2011−76280)
【出願日】平成23年3月30日(2011.3.30)
【出願人】(000005267)ブラザー工業株式会社 (13,856)
【Fターム(参考)】