説明

画像管理システム

【課題】絵文字の生成をパーツ毎に携帯端末上で容易に選択・配置することができるとともに、生成した絵文字を文書中に簡単に挿入して自身の文書や情報の一部に用いることが可能な技術を提供する。
【解決手段】画像サーバで画像IDを持たせて、この画像IDで似顔絵の画像パーツや画像配置情報を関連付けて記憶させておき、さらに画像パーツを組み合わせた状態での単一のファイルでの静止画も生成しておく。携帯電話端末ではフラッシュ(アドビシステムズ社の商標)を用いて画像パーツの配置を自由に行い似顔絵を生成しサーバにアップロードすると、サーバから単一のファイルでの静止画がダウンロードできるようになる。この静止画は絵文字やアイコンとしてユーザは自分の情報を表すために用いることができる他、画像IDで管理されているため、サーバ上で再度フラッシュのパーツの集合群に分解して携帯電話端末上で似顔絵画像を変更することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯端末で表示される似顔絵や絵文字の作成技術に関する。
【背景技術】
【0002】
携帯電話等の携帯端末はその中央処理装置の処理速度が飛躍的に高速化したことにともない、その表示技術においても、多彩な表現が可能になってきている。
【0003】
たとえば、電子メールで用いられる絵文字についても携帯端末による高速通信が可能になった結果、キャリア(携帯電話事業者)の垣根を越えて絵文字データそのものを交換できるまでになってきている。
【0004】
たとえば、絵文字の送受信技術に関する先行技術としての特開2005−223731(特許文献1)では、送信側によって任意に作成された絵文字を受信側にて再現することが可能な携帯情報端末システムを提供するもので、そのために、送信側ではまず入力部が受け付けたユーザの操作に基づいて、ユーザによって作成されたドットマトリクスの画像を生成し、生成した画像を表示部に表示させる。さらに送信側の制御部は、生成した画像のビットマップデータと、生成された画像の色を示す色情報とを生成し、生成したビットマップデータと生成した色情報とユーザ入力を示すユーザ入力情報とを関連づけて携帯情報端末に送信する。受信側である携帯情報端末の制御部は、受信された情報にユーザ入力情報が含まれている場合に、ユーザ入力情報に関連づけられているビットマップデータによって示される画像をユーザ入力情報に関連づけられている色情報によって示された色で表示部に表示させるというものである。
【特許文献1】特開2005−223731号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、この技術では、送信側のユーザはドットマトリックス毎に一つずつ色を指定して絵文字を生成しなければならない。携帯端末上でこの絵文字を生成することはテンキー方式の携帯端末では面倒であり、キャリアやサイトであらかじめ用意された絵文字や、あるいはユーザ自身で自作したい場合には、パーソナルコンピュータ上でペイントソフトウエアを用いて作成した絵文字を一旦送信側の携帯端末に転送した後に、絵文字を用いた文書を作成し、受信側の携帯端末に送信せざるを得なかった。
【0006】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、絵文字の生成をパーツ毎に携帯端末上で容易に選択・配置することができるとともに、生成した絵文字を文書中に簡単に挿入して自身の文書や情報の一部に用いることが可能な技術を提供することを技術的課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するために、本発明では、以下の手段を採用した。
【0008】
本発明の第1は、携帯端末とネットワークを介して接続されたサーバとからなり、携帯端末の操作でサーバからダウンロードされた画像パーツを組み合わせて生成した画像データを、サーバで管理する画像管理システムであって、前記サーバには、画像パーツとその画像パーツを組み合わせて生成された画像データをその画像IDと関連付けて登録する画像データベースと、前記画像データベースを管理するとともに、前記画像パーツを組み合わせて生成された画像データを単一の画像ファイルに変換する変換制御部とを有しており
、前記携帯端末には、ネットワークを介して前記サーバから前記画像パーツとその画像パーツを組み合わせて配置して画像データを生成するための画像処理プログラムとをダウンロードして当該画像処理プログラムを起動制御する端末制御部と、前記画像パーツと画像処理プログラムを登録するメモリと、前記画像パーツと画像データとを表示するための表示部と、表示された画像パーツの配置位置を決定するための操作部とを有しており、前記携帯端末は、前記サーバからネットワークを介して画像パーツと画像処理プログラムとをメモリにダウンロードし、前記携帯端末の端末制御部は、前記画像処理プログラムを起動して、操作者の操作部の操作によって表示部上に表示される画像パーツの位置を決定し、前記携帯端末の端末制御部は、前記画像パーツの組み合わせ情報をネットワークを介してサーバに送信し、前記画像パーツの組み合わせ情報を受信した前記サーバの変換制御部は、当該画像パーツの組み合わせ情報を画像IDと関連付けて画像データベースに登録するとともに、前記画像パーツの組み合わせ情報に基づいて画像パーツの組み合わせで表示される画像を単一の画像ファイルに変換して前記画像IDに関連付けるとともに、ネットワークを介して前記携帯端末に送信し、前記単一の画像ファイルを受信した携帯端末は、当該画像ファイルを前記メモリに記憶するとともに、当該画像ファイルを絵文字として文字入力の際に、操作部からの操作によってあらかじめ携帯端末のメモリに記憶された文字データとともに、表示部上に表示させることを可能にした画像管理システムである。
【0009】
このシステムによれば、たとえば携帯端末側でフラッシュプログラムを用いて画像パーツを組み合わせて、似顔絵などの画像データをサーバの画像データベースで画像IDに関係付けておくことによって、単一の画像ファイルとシームレスに管理することができる。
【0010】
そのため、携帯端末上でフラッシュプログラムを用いて生成した似顔絵データをサーバに単一の画像ファイルに変換させて再度携帯端末にダウンロードさせて、この似顔絵の画像ファイルを絵文字として用いることができる。また、この画像ファイルを再度似顔絵としてメガネをかけさせたり、髭を生やさせたりと変更したい場合には、サーバにアクセスして画像IDに基づいて画像パーツの組み合わせ情報として携帯端末にダウンロードできるため、再度フラッシュプログラムを用いて携帯端末上で出来上がった似顔絵を基に修正・変更を容易に行うことができる。
【0011】
本発明の第2は、前記携帯端末の操作部は、記号を含む数字キーからなり、数字キーは、4行×3列で配置されたマトリクスキーであり、2行2列目に配置された数字キーに決定機能が割り当てられ、1行2列目に配置された数字キーに上矢印機能が割り当てられ、3行2列目に下矢印機能が割り当てられているものである。また、第3は、さらに、1行1列目または3行1列目の数字キーには反時計回りに画像パーツを回転させた位置に表示する回転機能が割り当てられ、1行3列目または3行3列目の数字キーには時計回りに画像パーツを回転させた位置に表示する回転機能が割り当てたものである。
【0012】
要するに携帯端末の数字キーの配列に着目して中央に配置されている数字キー「5」に決定機能を割り付け、「5」の上部に配置された数字キー「2」に上矢印機能を割り付け、「5」の下部に配置された数字キー「8」に下矢印機能に割り付けることで操作者(ユーザ)はその数字キーの配置関係から観念的に画像パーツの配置操作を把握することが可能となる。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、画像データの生成をパーツ毎に携帯端末上で容易に選択・配置することができるとともに、生成した絵文字を文書中に簡単に挿入して自身の文書や情報の一部に用いることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明の実施形態を図を用いて説明する。
【0015】
図1は、本実施形態の概念を示している。同図に示すように、本実施形態での画像データは似顔絵であり、画像パーツはたとえば顔、目、鼻、髪の毛等であり、これらのパーツデータはあらかじめサーバのデータベースに登録されている。
【0016】
本実施形態では、携帯端末(携帯電話端末)のフラッシュプログラムで作成された画像パーツを組み合わせた似顔絵画像が、その画像パーツの組み合わせを画像IDで管理することによって、サーバで生成される単一の静止画のファイル画像とシームレスに連携できる点が特徴である。
【0017】
本実施形態で用いられるサーバは、図7に示すように、汎用のネットワークサーバであり、中央処理装置(CPU)およびメインメモリ(MM)を中心に、バス(BUS)で接続された大規模記憶装置としてのハードディスク装置(HD)や入力装置としてのキーボード(KBD)、ディスプレイ装置(DISP)を有している。ハードディスク装置(HD)には、オペレーティングシステム(OS)の他、サーバとして機能させるためのサーバプログラム(処理プログラム)や、ユーザデータテーブル等を有している。
【0018】
なお、前記ハードディスク装置(HD)内には画像データベースが構築されており、携帯電話装置でユーザが生成した似顔絵データ(画像データ)毎に画像IDが付与され、この画像IDと、その似顔絵データを構成する複数の画像パーツと、この複数の画像パーツで構成された似顔絵データから生成された単一の画像ファイル(JPEG、GIF、PNG等)とが関連付けられて登録されている。
【0019】
なお、データベースはサーバのハードディスク装置(HD)内に構築されていてもよいし、外部のデータベースサーバに構築されていてもよい。
【0020】
図2は、携帯電話端末上で生成された似顔絵データをサーバで単一の画像ファイルに変換する手順を示す概略図である。以下その手順について説明する。
【0021】
まず、ユーザの操作によって、携帯電話端末の端末制御部(CPU)は、メモリに格納されたブラウザプログラムを起動して、サーバのアドレス(URL)を指定し、当該アドレスに格納されたデータベースから、ネットワークを介して似顔絵生成プログラム(似顔絵メーカー)と部品データ(画像パーツ)を携帯電話端末のメモリにダウンロードさせる。
【0022】
次に、メモリに格納された似顔絵生成プログラムが起動される。この似顔絵生成プログラムは、フラッシュ(アドビシステムズ社の商標)によって生成されたプログラムであり、ブラウザプログラムにアドインされたフラッシュプレーヤーによって再生される。
【0023】
この似顔絵生成プログラムでは、図2に示すように、画面中央に配置された似顔絵の基礎画像上に、右側に配置された動的なアイコンを数字キーで選択することで髪の毛、眉毛、目、鼻、口等の画像パーツを選択し、同じく数字キーを使ってこれらの画像パーツを基礎画像上に配置できるようになっている。
【0024】
本実施形態では、携帯電話端末に配置された数字キーにそれぞれの機能が割り当てられている。
【0025】
本実施形態における似顔絵生成では、画面構成として図4に示すように、主に画像パーツの決定、画像パーツのパターン(大きさや色)の決定、詳細モードへの切替、データの
セーブ等を行うメインモードと、指定された画像パーツの移動、回転、拡大・縮小、伸縮、色変更等を行う詳細モードとがある。
【0026】
本実施形態において、携帯電話端末の数字キーは、図5に示すように4行×3列で配置されたマトリクスキーであり、左上より1行目に「1」、「2」、「3」、2行目に「4」、「5」、「6」、3行目に「7」、「8」、「9」、4行目に「*」、「9」、「#」がそれぞれ配置されている。
【0027】
メインモードでは、2行2列目に配置された数字キー、すなわち「5」に「決定」機能が割り当てられ、1行2列目に配置された数字キー、すなわち「2」に上矢印機能「↑」が割り当てられ、3行2列目に配置された数字キー、すなわち「8」に下矢印機能「↓」が割り当てられている。また、同図に示すように「0」には「モード切替」が割り当てられている。
【0028】
このモードでは、画面右側に示された画像パーツを選択するアイコンを数字キーの「2」と「8」で上下動させて「5」で決定するようになっている。
【0029】
ここで決定された画像パーツ(たとえば「眉毛」)は、図6に示す詳細モードで基礎画像上に配置できるようになっている。
【0030】
詳細モードでは、既に画像パーツ(たとえば「眉毛」)が選択されているので、この画像パーツ(眉毛)を既に出来上がっている顔の基礎画像上に配置する作業が行えるようになっている。
【0031】
このモードでは、「1」には「パーツ切替」が割り当てられており、画像パーツの種類(たとえば「眉毛」や「目」「鼻」)を別のものに切り替えることができるようになっている。また、「3」には「色変更」が割り当てられており、画像パーツの色(たとえば「眉毛」の色)が変更可能になっている。さらに、「7」には「回転」(反時計回り)が割り当てられており、「9」には(時計回り)が割り当てられており、画像パーツ(たとえば「眉毛」)を所定角度だけ回転させることができるようになっている。これによって、たとえば眉毛をつり上げたり、とぼけた表情にすることができる。
【0032】
さらに、「*」には「縮小」、「#」には「拡大」の機能がそれぞれ割り当てられており、画像パーツ(たとえば「眉毛」)の大きさを縮小・拡大できるようになっている。
【0033】
さらに、「0」には「モード切替」が割り当てられており、前述のメインモード(図5の状態)に戻すことができるようになっている。
【0034】
このように、携帯電話端末の数字キーの配置状態に合わせて観念的にユーザがしやすいように、画像パーツの配置や画像パーツの属性、配置位置を変更する機能を割り当てることによって、容易に似顔絵を作成することができる。
【0035】
このようにして生成された画像パーツの組み合わせ状態での似顔絵データは、携帯電話端末からネットワークを介してサーバに送信される。
【0036】
サーバの主制御装置(CPU)は、ハードディスク装置(HD)に格納されたセーブプログラム(マテリアルセーブプログラム)を起動して、受信した似顔絵データをデータベース(マテリアルデータベース)に登録する。このとき、この似顔絵データに対して、画像ID(マテリアルID)が付与され、この似顔絵データを構成する画像パーツのパラメータ値(またはそれぞれの画像パーツID)と関連付けられてデータベースに登録される
。このとき、各画像パーツの配置情報も画像IDに関連付けられてデータベースに登録される。
【0037】
次にサーバの主制御装置(CPU)は、静止画生成プログラムが起動されると、変換制御部として機能し、ハードディスク装置(HD)に格納されているフラッシュ合成プログラムが起動される。フラッシュ合成プログラムは、似顔絵データのマテリアルIDに基づいて、データベース(マテリアルデータベース)から画像パーツのパラメータを読み出して、このパラメータに対応する画像パーツデータを似顔絵パーツ群データベース(swf)から読み出して、似顔絵フラッシュ(swfファイルで構成)を生成する。このように、ユーザが生成した似顔絵データは、マテリアルIDによってその画像パーツが管理されているため、このマテリアルIDを読み出せは容易にユーザの生成した似顔絵データが再生成できる。
【0038】
次に、中央制御装置(CPU)に読み込まれた静止画生成プログラムは前記で再生成された似顔絵フラッシュデータ(swfファイル)から単一の静止画ファイル(JPEG、GIF、PNG等)を生成する。なお、このようにして生成された静止画ファイルも前記マテリアルIDと関連付けられてデータベースに登録される。
【0039】
このようにして出来上がった静止画ファイルは単一の画像ファイルであるため、ネットワークを介してユーザの携帯電話端末にダウンロードして画像ファイルとして表示することができる。また、このようにして出来上がった画像ファイルを添付データとして電子メールに添付して他のユーザに送信することも可能である。
【0040】
さらに、画像ファイルを縮小することで、アイコンや絵文字として使用することもできる。たとえば、当該似顔絵データの画像ファイルを、携帯電話端末から送信する電子メール上に挿入することで、絵文字として使うことができる。この場合、メールそのものを画像ファイルとして送信する、いわゆる装飾メール(デコレーションメール)の一部として使用することもできるし、外字エリアに登録して通常の文字の外字として用いることもできる。
【0041】
このように、本実施形態によれば、ユーザ自身が生成した似顔絵データを自身を表象する絵文字やアイコンとして電子メールやブログ等に汎用的に使うことができる。
【0042】
一方、単一のファイルで構成された似顔絵データに基づいて、再度似顔絵として画像パーツを再配置して変更することもできる。
【0043】
たとえば図3に示すように、携帯電話端末上で、似顔絵データ(静止画ファイル)を表示させて、この似顔絵データに変更を加えたいときに、当該似顔絵データに付属した画像ID(これは画像ファイルに埋め込まれていてもよいし、ファイル名に含まれていてもよい)をサーバに送信する。
【0044】
サーバでは、受信した画像IDに基づいてサーバを検索して、当該似顔絵データを構成する画像パーツのパラメータを読み出して、前記携帯電話端末にダウンロードさせる。
【0045】
携帯電話端末では、似顔絵生成プログラム(フラッシュ)を再度起動し、画面中央に配置された似顔絵の基礎画像上に、右側に配置された動的なアイコンを数字キーで選択することで髪の毛、眉毛、目、鼻、口等の画像パーツを再選択し、同じく数字キーを使ってこれらの画像パーツを基礎画像上に再配置して、似顔絵データを再作成してもよい。
【0046】
この機能を用いれば、1回作成した似顔絵データはそれぞれの画像パーツと配置情報が
画像IDに関連付けてデータベースに登録されているため、静止画ファイルに変換されたとしても画像IDをキーに画像パーツの集合に戻すことができるため、ユーザ自身又は異なるユーザが似顔絵を変更したり、その似顔絵を基礎にして別の似顔絵を生成することも可能となる。
【産業上の利用可能性】
【0047】
本発明は、携帯電話等の携帯端末上で画像パーツを組み合わせて簡易に画像を生成する事業分野に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】本発明の実施形態を示す説明図
【図2】実施形態の似顔絵データの生成および静止画の生成手順を説明するための図
【図3】実施形態において、静止画から似顔絵データに再変換して似顔絵を変更・再作成する手順を説明するための図
【図4】実施形態において、似顔絵生成に際してのメインモードと、詳細モードの画面を説明するための図
【図5】メインモードにおける携帯電話端末の数字キーの機能割り当てを説明するための図
【図6】詳細モードでの携帯電話端末の数字キーの機能割り当てを説明するための図
【図7】実施形態におけるサーバの構成を示すブロック図

【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯端末とネットワークを介して接続されたサーバとからなり、携帯端末の操作でサーバからダウンロードされた画像パーツを組み合わせて生成した画像データを、サーバで管理する画像管理システムであって、
前記サーバには、画像パーツとその画像パーツを組み合わせて生成された画像データをその画像IDと関連付けて登録する画像データベースと、
前記画像データベースを管理するとともに、前記画像パーツを組み合わせて生成された画像データを単一の画像ファイルに変換する変換制御部とを有しており、
前記携帯端末には、ネットワークを介して前記サーバから前記画像パーツとその画像パーツを組み合わせて配置して画像データを生成するための画像処理プログラムとをダウンロードして当該画像処理プログラムを起動制御する端末制御部と、前記画像パーツと画像処理プログラムを登録するメモリと、前記画像パーツと画像データとを表示するための表示部と、表示された画像パーツの配置位置を決定するための操作部とを有しており、
前記携帯端末は、前記サーバからネットワークを介して画像パーツと画像処理プログラムとをメモリにダウンロードし、
前記携帯端末の端末制御部は、前記画像処理プログラムを起動して、操作者の操作部の操作によって表示部上に表示される画像パーツの位置を決定し、
前記携帯端末の端末制御部は、前記画像パーツの組み合わせ情報をネットワークを介してサーバに送信し、
前記画像パーツの組み合わせ情報を受信した前記サーバの変換制御部は、当該画像パーツの組み合わせ情報を画像IDと関連付けて画像データベースに登録するとともに、前記画像パーツの組み合わせ情報に基づいて画像パーツの組み合わせで表示される画像を単一の画像ファイルに変換して前記画像IDに関連付けるとともに、ネットワークを介して前記携帯端末に送信し、
前記単一の画像ファイルを受信した携帯端末は、当該画像ファイルを前記メモリに記憶するとともに、当該画像ファイルを絵文字として文字入力の際に、操作部からの操作によってあらかじめ携帯端末のメモリに記憶された文字データとともに、表示部上に表示させることを可能にした画像管理システム。
【請求項2】
前記携帯端末の操作部は、記号を含む数字キーからなり、
数字キーは、4行×3列で配置されたマトリクスキーであり、2行2列目に配置された数字キーに決定機能が割り当てられ、1行2列目に配置された数字キーに上矢印機能が割り当てられ、3行2列目に下矢印機能が割り当てられていることを特徴とする請求項1記載の画像管理システム。
【請求項3】
前記に加えて、1行1列目または3行1列目の数字キーには反時計回りに画像パーツを回転させた位置に表示する回転機能が割り当てられ、1行3列目または3行3列目の数字キーには時計回りに画像パーツを回転させた位置に表示する回転機能が割り当てられいることを特徴とする請求項2記載の画像管理システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−147889(P2009−147889A)
【公開日】平成21年7月2日(2009.7.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−326071(P2007−326071)
【出願日】平成19年12月18日(2007.12.18)
【出願人】(500183881)株式会社サイバードホールディングス (5)
【Fターム(参考)】