説明

画面マッピングのためのタッチ・パッドを有するリモートコントロール

表示画面(16)を有する双方向テレビ等、家庭用娯楽(HE)機器を制御するためのリモートコントロール(13)。リモートコントロール(13)は、前記タッチ・パッドの各箇所が、前記表示画面のそれぞれの箇所に対応するようなタッチ・パッド(12)と表示画面(16)の領域の比の機能として、HE機器の表示画面(16)にマッピングされたタッチ・パッド(12)を含む。リモートコントローラ(14)はさらに、HE機器を制御するために接触されているタッチ・パッド(12)の対応する箇所に応答して、表示画面(16)の箇所と関連する制御機能を可能にするために、タッチ・パッド(12)で操作可能なコントローラを含む。表示画面は、画面上キーボード、コントロール・パネルならびにメニュ、インターネット・ページ、電子プログラム・ガイド等を含んでもよい。

【発明の詳細な説明】
【0001】
(技術分野)
本発明は一般的に、家庭用娯楽機器を制御するためのリモートコントロールに関し、より特定的には、オペレータにHE機器を制御させるための仮想タッチ画面を作るために、家庭用娯楽機器(HE)の画面にマッピングされるタッチパッドを有するリモートコントロールに関する。
【0002】
(背景技術)
遠隔的である以外に、典型的な家庭用娯楽(HE)機器リモートコントロールは、一般的に、様々な理由で人間のオペレータによって嫌われている。典型的なHEリモートコントロールは、ボタン中心のパラダイムに基づいており、通常、含むボタンが多すぎる。この混み合った構造により、相当の混乱と臆病を生じ、所望のボタンを見つけるのを困難にする。しばしば、HEリモートコントロールが使用される部屋は、暗い。これにより、混雑したボタン・レイアウト上の記号を読むことが難しく、または不可能になる。
【0003】
通常HEを見ることは、2メートルかそれ以上の距離で生じ、見られている表示は通常、テレビ(TV)等、大変大きい。HEリモートコントロールの記号は通常12ポイント・タイプかそれより小さい。多くのオペレータにとって、見る距離を変えることは、眼鏡を変えるか、読書用眼鏡を装着することを必要とする。
【0004】
リモートコントロールの中には、TV画面上のカーソルを制御するためのトラックボールまたはボタン位置決め装置を有するものもある。このアプローチは、通常のTVの低い解像度が大きいカーソルを必要とする点で、欠点を有する。カーソルは、TV画面の低いリフレッシュ速度のために、ぎくしゃくしたスタイルで動く。他のリモートコントロールは、リモートコントロールにおける表示を用いることによって、典型的なリモートコントロールに関連する問題を解決しようと試みてきた。表示は所望の通りに変更される。しかしながら、ローカル表示は、それとともに新しい問題をもたらす。オペレータは、表示を読み取り、それから項目または別のメニュを選択するための適切な領域を押さなければならない。表示はまた、費用がかかり、各システムまたは双方向通信のためのプログラミングを必要とする。
【0005】
向上した、または双方向のTVおよび関連するアプリケーションは、グラフィック・ユーザ・インターフェース(GUI)および画面上表示/メニュの包括的使用を必要とする。向上したTVは、ケーブル・ビデオ・プログラミング、インターネット・ブラウジング、インターネット電話、電子メール、ビデオ・カセット録画、オーディオ・プログラミング等のために構成されたTVである。オペレータは、向上したTVを使うための様々なメニュを通してナビゲートしなければならない。これらのメニュをナビゲートするために上下左右の矢印キーを使用することは、難しく、遅く、イライラさせる。テレビのチャンネルの数が増えることで、電子プログラミング・ガイド(EPG)を増やした。EPGはセレクションの密集したグリッドであるために、ナビゲートのための矢印キーを使用することはさらに困難である。
【0006】
双方向TVも、テキストおよび図形入力を必要とする。テキスト入力のための現在のソリューション、ワイヤレス・キーボードが居間では望ましくないのは、多くの人々がタイプすることができず、キーボードは居間の装飾様式には合わず、キーボードにタイプするためにキーボードを置く場所がなく、および人々は単に、居間にコンピュータ関連の物を置くのを拒絶するからである。さらに、タイピングは作業と関連し、リラックスに特化した部屋にあることは望ましくない。
【0007】
必要なのは、オペレータにHE機器を制御させるための仮想タッチ画面を作るために、HE機器表示画面にマッピングされたタッチ・パッドを有するリモートコントロールである。実際に、タッチ・パッドは、オペレータに、実際、物理的にHE機器に触れる必要なく、HE機器を制御するためのHE機器表示画面に仮想的に接触する能力を与える。HE機器を制御するためのHE機器表示画面に接触することは、最も直観的なインターフェースである。さらに、HE機器を制御するためのタッチ・パッドを使用する効果は、操作中、オペレータがリモートコントロールを見る必要がないようにすることを含む。
【0008】
(発明の開示)
従って、本発明の目的は、オペレータが、リモートコントロールを見ることなく、HE機器を制御できるようにするための仮想タッチ画面を作るために、家庭用娯楽(HE)機器表示画面にマッピングされたタッチ・パッドを有するリモートコントロールを供給することである。
【0009】
本発明の別の目的は、タッチ・パッドの各箇所が、コントロールパネルのそれぞれの部分に対応するように、HE機器表示画面に表示されたコントロール・パネルにマッピングされたタッチ・パッドを有するリモートコントロールを供給することである。
【0010】
本発明のさらなる目的は、タッチ・パッドの各箇所が、画面上キーボードのそれぞれの入力に対応するように、HE機器表示画面に表示された画面上キーボードにマッピングされたタッチ・パッドを有するリモートコントロールを供給することである。
【0011】
本発明のさらに別の目的は、タッチ・パッドの各箇所が、EPGのグリッド領域に対応するように、HE機器表示画面に表示された電子プログラム・ガイド(EPG)にマッピングされたタッチ・パッドを有するリモートコントロールを供給することである。
【0012】
本発明のさらに別の目的は、タッチ・パッドの各箇所が、インターネット・ページのリンクに対応するように、HE機器表示画面に表示されたインターネット・ページにマッピングされたタッチ・パッドを有するリモートコントロールを供給することである。
【0013】
本発明の、またさらに別の目的は、HE機器を制御するための制御機能を可能にするために使用されるタッチ・パッドおよびコントロール・ボタンを有するリモートコントロールを供給することである。
【0014】
本発明のさらなる目的は、タッチ・パッドの各箇所が、図形入力画面のそれぞれの箇所に対応するように、図形入力画面にマッピングされたタッチ・パッドを有するリモートコントロールを供給することである。
【0015】
上述の目的および他の目的を実行するにあたり、本発明の実施例は、表示画面を有する家庭用娯楽(HE)機器を制御するためのリモートコントロールおよび関連する方法を供給する。リモートコントロールは、タッチ・パッドの各箇所が、表示画面のそれぞれの箇所に対応するようなタッチ・パッドと表示画面の領域の比の機能として、HE機器の表示画面にマッピングされたタッチ・パッドを含む。リモートコントロールはさらに、HE機器を制御するために接触されているタッチ・パッドの対応する箇所に応答して、表示画面の箇所と関連するコントロール機能を可能にするために、タッチ・パッドで操作可能なコントローラを含む。表示画面は、画面上キーボード、コントロール・パネルならびにメニュ、インターネット・ページ、電子プログラム・ガイド等を含んでもよい。
【0016】
さらに、上述の目的および他の目的を実行するにあたり、本発明は、テレビを制御するためのリモートコントロールを供給する。リモートコントロールは、1のタッチ・パッドおよび複数のコントロール・ボタンを含む。タッチ・パッドおよびコントロール・ボタンは、テレビを制御するためのコントロール機能を可能にするために使用される。
【0017】
本発明のこれらの、および他の特性、特徴、および実施例は、以下の説明、付録の特許請求の範囲、および添付の図面に関してより良く理解されるであろう。
【0018】
(発明を実施するための最良の形態)
ここで図1を参照すると、本発明に従った家庭用娯楽(HE)機器を制御するためのリモートコントロール・システム10のブロック図が示されている。HEリモートコントロール・システム10は、リモートコントロール13上のタッチ・パッド12、コントローラ14、および表示画面16を含む。タッチ・パッド12は、オペレータが接触するためのタッチ・パッド表面領域を含む。タッチ・パッド12は、オペレータがタッチ・パッドに接触することに応答して、信号を生成する。前記信号は、タッチ・パッド12上の接触の箇所を示す。前記信号はまた、接触されている各箇所に関して、タッチ・パッド12上の接触の持続期間および圧力を示してもよい。
【0019】
タッチ・パッド12は、タッチ・パッドの領域が、絶対的に表示画面の領域にマッピングされるような表示画面16で操作可能である。これは、タッチ・パッド12の各部が、表示画面16のそれぞれの部分に対応していることを意味する。例えば、タッチ・パッド12の上左部は、表示画面16の上左部に対応している。同様に、タッチ・パッド12の中央下部は、表示画面16の中央下部に対応している。タッチ・パッド12は、タッチ・パッドの領域が、絶対的に表示画面16の領域にマッピングされている時、絶対モードにある。
【0020】
操作時に、タッチ・パッド12の領域は、表示画面16に表示される様々なコントロール・パネルおよびメニュにマッピングされる。これにより、オペレータは、表示画面16に表示されるパネルおよびメニュのコントロール機能入力を選択するためのタッチ・パッド12を操作しつつ、視覚的には表示画面に焦点を合わせたままにすることができる。
【0021】
好ましくは、表示画面16は、タッチ・パッド12の領域よりもずっと大きな領域を有する。タッチ・パッド12と表示画面16との間の絶対的マッピングは、領域の比の機能として基準化される。表示画面16は、好ましくは、テレビ(TV)画面、モニタ、コンピュータ画面等、HE機器17の表示画面領域の一部か、またはすべてである。HE機器は、サウンドシステム、プレーヤ/レコーダ等、他のHE機器を含んでもよい、HEシステムの一部である。表示画面16は、タッチ・パッド12が相対的モードで動作するためのカーソル18等、可動オブジェクトを含んでもよい。表示画面16は、HE機器から分離され、および直接タッチ・パッド12に接続されていてもよい。
【0022】
コントローラ14は、オペレータがタッチ・パッドに接触するのに応答して、タッチ・パッドから信号19を受信するために、タッチ・パッド12で操作可能である。絶対的モードにおいて、コントローラ14は、接触されているタッチ・パッド12の対応する部分に応答して、表示画面16の一部を強調する。コントローラ14は、HE機器を制御するための表示画面の強調された部分に対応するコントロール機能を可能にするために、表示画面16の一部を強調する。表示画面16の一部を強調する代わりに、コントローラ14は、カラー変更、アウトライン、または他の、表示画面16の選択された部分を区別する方法を用いてもよい。タッチ・パッドが、画面マッピングを表示できるようにするために、リモートコントロール・システム10は、一般的に、以下のハードウェアを含む:タッチ・パッド12、通信、レシーバ、ドライバ・レベル・ソフトウェア、ビデオ・ソース・セレクタ、ビデオ・オーバーレイ・ジェネレータ、および当業界で公知であるビデオ・ツゥ・テレビ・コンバータである。
【0023】
相対的モードにおいて、コントローラ14は、オペレータがタッチ・パッド12に接触するのに応答して、タッチ・パッド12上の接触の箇所に対応した表示画面上の箇所へ、表示画面16上のカーソル18を動かす。コントローラ14は、オペレータがタッチ・パッド12に接触するのに応答して、表示画面16上のカーソル18の箇所に対応するコントロール機能を可能にするために、HE機器を制御する。コントローラ14は、タッチ・パッド12に直接接続され、またはタッチ・パッド12から遠隔的に配置されてもよい。通常、タッチ・パッド12は、コントローラ14と通信するために、赤外線(IR)または無線周波(RF)信号を送信する。コンピュータマウス等、従来の位置決め装置は、オペレータに、カーソルを、表示画面上の一つの場所から別の場所へ移動させる、相対的位置決めを用いる。
【0024】
絶対的モードにおいて、コントローラ14は、タッチ・パッドが接触される前に強調された表示画面部から独立して接触されているタッチ・パッド12のそれぞれの部分に対応する表示画面16の部分を強調する。オペレータがタッチ・パッド12に触れるといつも、表示画面16の対応する部分は、オペレータが以前にタッチ・パッドのどの部分に接触したかにかかわらず、強調される。すなわち、タッチ・パッド12上の接触移動は、表示画面16の上に絶対的にマッピングされる。
【0025】
ここで図2を参照すると、表示画面16に関するタッチ・パッド12の絶対的位置マッピングがさらに詳細に記述されるであろう。上述の通り、タッチ・パッド12は、タッチ・パッドの領域が、表示画面の一部か、または表示画面全体の領域に絶対的にマッピングされるような表示画面16で操作可能である。一例として、タッチ・パッド12の領域は、表示画面16の全体の領域に絶対的にマッピングされることが仮定されるであろう。こうして、タッチ・パッド12の各点は、表示画面16上に対応する絶対点を有する。表示画面16は、幅wdおよび高さhdによって定められる領域を有する。タッチ・パッド12の選択された点、例えば点xp、ypは、対応する絶対点xd,ydを有する。表示画面16の対応する絶対点xd,ydは、以下の方程式に従って、タッチ・パッド12の選択された点xp、ypに関連する: xd=xp*(wd/wp
d=yp*(hd/hp
【0026】
すなわち、表示画面16の対応する絶対点のx座標(xd)は、表示画面(wd)とタッチ・パッド(wp)と幅の間の比を乗じられたタッチ・パッド12の選択された点のx座標(xp)に等しい。同様に、表示画面16の対応する絶対点のy座標(yd)は、表示画面(hd)とタッチ・パッド(hp)との高さの間の比を乗じられた、タッチ・パッド12の選択された点(yp)のy座標に等しい。その結果、タッチ・パッド12の各点は、表示画面16上に対応する絶対点を有する。
【0027】
タッチ・パッド12が表示画面16の領域全体の一部にのみマッピングされる場合、表示画面の前記部分の対応する絶対点のx座標(xd)は、表示画面の前記部分の高さとタッチ・パッドとの幅の間の比によって乗じられたタッチ・パッド12の選択された点のx座標(xp)に等しい。表示画面16の前記部分の対応する絶対点のy座標(yd)は、表示画面の前記部分とタッチ・パッドとの高さの間の比によって乗じられたタッチ・パッド12の選択された点のy座標(yp)に等しい。
【0028】
ここで図3を参照すると、表示画面16に関するタッチ・パッド12の絶対的コントロール・マッピングがさらに詳細に記述されるであろう。上述の通り、タッチ・パッド12の領域は、表示画面16上に表示された様々なコントロール・パネルおよびメニュにマッピングされる。これによって、オペレータは、表示画面16上に表示されたパネルおよびメニュのコントロール機能入力を選択するためにタッチ・パッド12を操作する一方で、表示画面に視覚的に焦点を合わせたままにすることができる。タッチ・パッド12の領域は、複数の仮想コントロール領域(VC1,VC2等)へと分解される。表示画面16(または表示画面の一部)は、複数の仮想コントロール(VC1,VC2等)を表示する。タッチ・パッド12の各仮想コントロール領域は、表示画面16のそれぞれの仮想コントロールに対応する。例えば、タッチ・パッド12の仮想コントロール領域VC1は、表示画面16の仮想コントロールVC1に対応し、およびタッチ・パッドの仮想コントロール領域VC2は、表示画面の仮想コントロールVC2に対応する。
【0029】
タッチ・パッド12の領域全体は、タッチ・パッドの各点が表示画面上に表示された仮想コントロールに対応するような表示画面16上に表示された仮想コントロールにマッピングされる。タッチ・パッド12の各仮想コントロール領域は、タッチ・パッド上の仮想コントロール領域の位置および表示画面上の仮想コントロールの位置の機能として、表示画面16のそれぞれの仮想コントロールに対応する。例えば、タッチ・パッド12の仮想コントロール領域VC1は、タッチ・パッドの上左角にあり、および表示画面の上左角に配置された表示画面16の仮想コントロールVC1に対応する。タッチ・パッドの仮想コントロール領域VC6は、タッチ・パッド12の右側にあり、および表示画面の右側に配置された表示画面16の仮想コントロールVC6に対応する。
【0030】
表示画面16の左側には3の仮想コントロール(VC1,VC2,およびVC3)があるので、タッチ・パッド12の左側は、3の対応する仮想コントロール領域(VC1、VC2およびVC3)を含む。表示画面16の中央には、2の仮想コントロール(VC4,VC5)があるので、タッチ・パッド12の中央は、2の対応する仮想コントロール領域(VC4,VC5)を含む。最後に、表示画面16の右側に、1の仮想コントロール(VC6)があるので、タッチ・パッド12の右側は、1の対応する仮想コントロール領域(VC6)を含む。
【0031】
操作上、オペレータは、特定の仮想コントロール領域内に入るタッチ・パッド12の一点に接触する。それに応答して、前記特定の仮想コントロール領域に対応する表示画面16の仮想コントロールが選択され、または起動される。HE機器17は、選択されたコントロールの一つの機能としてコントロールされる。
【0032】
ここで図4乃至17を参照すると、典型的な向上TV環境におけるリモートコントロール・システム10の操作が、本発明の実施例に従って記述されるであろう。向上TVとは、ケーブル・ビデオ・プログラミング、インターネット・ブラウジング、電話、電子メールメッセージ、ビデオ・カセット録画、オーディオ・プログラミング等のために構成されたTVシステムである。
【0033】
本発明に従った、HE機器を制御するためのリモートコントロール13の透視図が、図4に記載されている。リモートコントロール13は、タッチ・パッド12および複数のコントロール・ボタン24を含む。オペレータは、HE機器を制御するためのコントロール機能を選択するためのコントローラ14で操作するために、タッチ・パッド12およびコントロール・ボタン24を使用する。一般的に、オペレータは、表示画面16の選択された部分を強調するために、タッチ・パッド12を使用する。オペレータは、それから表示画面16の強調された部分を選択するために、コントロール・ボタン24を使用する。コントロール・ボタン24は、選択ボタン24a、画面上コントロール・ボタン24b、メイン画面ボタン24c、電子プログラム・ガイド・ボタン24d、書き込みボタン24e、タイプ・ボタン24f、トーク・ボタン24g、音量ミュート・ボタン24h、および電源ボタン24iを含む。
【0034】
図5Aは、HE機器の表示画面16上に表示された複数の仮想コントロールを有するメイン・メニュ30を示す。メイン・メニュ30は、HE機器で視覚的にビデオ画像を見せるための視覚パネル32を含む。例えば、視覚パネル32は、ケーブルまたはビデオプログラミングを示す。メイン・メニュ30はさらに、HE機器操作パネル34を含む。HE機器操作パネル34は、複数のモード・ボタン36を含む。メイン・メニュ30はさらに、電子メール(eメール)パネル38およびインターネット電話パネル40を含む。
【0035】
モード・ボタン36の各々は、HE機器のモードに対応する。例えば、HE機器のモードは、インターネット・ブラウザ・モード、ケーブル・モード、VCRモード、およびオーディオ・レシーバ・モードを含む。インターネット・ブラウザ・モードにおいて、HE機器は、インターネット通信のためのアクセス装置として機能する。インターネット通信のために、表示画面16の領域全体は、インターネット・ページを表示する。ケーブル・モードでは、HE機器は、ビデオ/オーディオ・ケーブル・プログラミングを受信するためのテレビとして機能する。ケーブル・プログラミングのために、表示画面16の領域全体は、ビデオ・ケーブル・プログラミングを表示する。VCRモードにおいて、HE機器は、VCRとして機能し、および表示画面16の領域全体は、ビデオ・プログラミングを示す。オーディオ・レシーバ・モードにおいて、HE機器は、オーディオ信号を再生するためのステレオ・レシーバとして機能する。図5Aにおいて、HE機器は、他のモード・ボタン36よりも大きいケーブル・モード・ボタン36によって証明されるように、ケーブル・モードである。視覚パネル32は、オペレータが見るための選択されたケーブル・チャンネルのケーブル・プログラミングを表示する。
【0036】
図5Aを継続的に参照しつつ図5Bを参照すると、メイン・メニュ30の領域は、タッチ・パッド12の領域へとマッピングされる。メイン・メニュ30の各部は、タッチ・パッド12のそれぞれの部分に対応する。オペレータは、表示画面16のパネル32,34,38、および40を強調するために、指またはスタイラスを用いてタッチ・パッド12に接触する。例えば、オペレータは、視覚パネル32を強調するために、タッチ・パッド12の上左部における仮想コントロール領域32aに、操作パネル34を強調するために、タッチ・パッドの下部における仮想コントロール領域36aに、インターネット電話パネル40を強調するために、タッチ・パッドの中央右部分における仮想コントロール領域40aに、および電子メール・パネル38を強調するために、タッチ・パッドの上右部における仮想コントロール領域38aに接触する。
【0037】
オペレータがタッチ・パッド12の一部に接触する時、タッチ・パッドの対応する接触された部分に最も近いパネルが強調される。オペレータが、自分の指を、タッチ・パッド12上の第一のパネルから第二のパネルへ動かす場合、第二のパネルは、オペレータの指が第一のパネルよりも第二のパネルにより近くなるとすぐに強調される。パネルを起動するために、オペレータは、リモートコントロール13のセレクト・ボタン24aを押すか、タッチ・パッド12上をより強く押すか、タッチ・パッドの下のスイッチを起動させるくらい強く押すか、迅速にタッチ・パッドの上を叩くか、等をしてもよい。
【0038】
図6は、強調されたVCRモード・ボタン36を有するメイン・メニュ30を示す。メイン・メニュ16のパネル32,34,38および40を強調することに加えて、オペレータは、表示画面16上のモード・ボタンの箇所に対応するタッチ・パッド12の前記部分に接触することによって、操作パネル34のモード・ボタン36を強調してもよい。例えば、オペレータが、タッチ・パッド12の下中央右部に接触する場合、VCRモード・ボタン36が図6に記載のように強調される。オペレータは、リモートコントロール13上のセレクト・ボタン24aを押すことによって、強調されたVCRモード・ボタン36を選択してもよい。全体の表示画面16は、メイン・メニュ30の代わりに、VCRプログラミングを表示する(図示されていない)。
【0039】
ケーブル・モード・ボタン36を選択すると、表示画面16は、メイン・メニュ30を、ビデオ・ケーブル・プログラミングと取り替える。例えば、表示画面16の領域全体は、ビデオ画像を表示し、および典型的なTV画面のように機能する。ビデオ・ケーブル・プログラミングを見ている間、オペレータは、他のケーブル・チャンネルでどのような他の番組が供給されているかを知りたいかもしれない。電子プログラム・ガイド(EPG)は、ユーザが、ケーブル・チャンネルで供給される番組のリストを見られるようにするためのチャンネル・ガイドである。オペレータは、リモートコントロール13上のガイド・ボタン24dまたは表示画面16上の仮想コントロールを押すことによって、EPGにアクセスしてもよい。
【0040】
押されているガイド・ボタン24dに応答して、表示画面16は、図7Aに記載のように、ケーブル・ビデオ・プログラミング画面52を通してEPG50を表示する。ケーブル・プログラミング画面52は、ケーブル・プログラムを表示する。EPG50は、ケーブル・チャンネルを列挙するためのチャンネル・グリッド54、および特定の時間中、ケーブル・チャンネルと関連した番組を列挙するための番組タイトル・グリッド56等、複数のグリッドを含む。強調された番組タイトル・グリッド62は、ケーブル・ビデオ・プログラミング画面52上で再生する番組を識別する。EPG50はさらに、オペレータが、選択された日に関して入手可能な番組を見るために、曜日を選択するための曜日グリッド58を含む。EPG50はさらに、EPGのグリッドのセットを上下または横に動かすための矢印キー60を含む。
【0041】
図7Aを参照しつつ、ここで図7Bを参照すると、タッチ・パッド12の仮想コントロール領域がEPG50に絶対的にマッピングされ、およびEPG50の各グリッドは、タッチ・パッド12のそれぞれの部分に対応する。オペレータは、EPG50の対応するグリッドを強調するために、タッチ・パッド12の一部に接触する。例えば、オペレータは、EPG50の対応するチャンネル・グリッド54を強調するために、タッチ・パッド12の左側における仮想コントロール領域54aに接触する。オペレータは、EPG50の対応する番組タイトル・グリッド56を強調するために、タッチ・パッド12の仮想コントロール領域56aに接触してもよい。同様に、仮想コントロール領域58a,60a,62a,および64aは、EPG50の対応するグリッドにマッピングされる。オペレータがタッチ・パッド12の異なる部分に接触すると、EPG50の対応するグリッドが強調される。
【0042】
操作において、オペレータは、番組タイトル・グリッド64を強調するために、タッチ・パッド12の中央部における仮想コントロール領域64aに接触してもよい。オペレータは、リモートコントロール13のセレクト・ボタン24aを押すことによって、番組を見るための番組タイトル・グリッド64の番組を選択してもよい。選択されている番組タイトル・グリッド64に応答して、ケーブル・チャンネルは、関連するチャンネルへと変更され、および番組タイトル・グリッド64の番組は、表示画面16全体に表示される。同時に、EPG50は表示画面16から消える。番組を見るための番組タイトル・グリッド64の番組を選択する代わりに、オペレータは、リモートコントロール13のガイド・ボタン24dを押すことによって、番組と関連する情報を見るために、番組タイトル・グリッド64を選択してもよい。前記情報は、番組の記述、放送時間等を含んでもよい。
【0043】
図8Aは、表示画面16のケーブル・ビデオ・プログラミング画面52上に表示されるケーブル・プログラムを示す。ケーブル・ビデオ・プログラミング画面52上でケーブル・プログラムを見ている間、オペレータは、リモートコントロール13の画面上コントロール・ボタン24bを選択することによって、画面上コントロール・パネル70にアクセスしてもよい。画面上コントロール・パネル70は、数字キー・パッド72、ケーブル・チャンネル・コントロール矢印74、および音量コントロール矢印76を含む。
【0044】
図8Aを参照しつつ、ここで図8Bを参照すると、タッチ・パッド12の仮想コントロール領域は、画面上コントロール・パネル70に絶対的にマッピングされ、および画面上コントロール・パネルの各部は、タッチ・パッドのそれぞれの部分に対応する。オペレータは、画面上コントロール・パネル70の対応する部分を強調するために、タッチ・パッド12の一部に接触する。例えば、オペレータは、画面上コントロール・パネル70の数字キー・パッド72の数字入力“6”を強調するために、タッチ・パッド12の仮想コントロール領域72aに接触する。同様に、仮想コントロール領域74aおよび76aは、画面上コントロール・パネル70のケーブル・チャンネル・コントロール矢印74および音量コントロール矢印76に対応するようにマッピングされる。オペレータがタッチ・パッド12の異なる部分に接触すると、画面上コントロール・パネル70の対応する部分が強調される。オペレータは、画面上コントロール・パネル70の“ENTER”入力を強調し、またはケーブル・チャンネル“6”を選択するために、リモートコントロール13のセレクト・ボタン24aを押す。
【0045】
オペレータは、別のチャンネルのプログラミングを見るためにケーブル・チャンネルを変更するため、画面上コントロール・パネル70の数字キー・パッド72を使用してもよい。オペレータは、順番にケーブル・チャンネルを変えるため、ケーブル・チャンネル・コントロール矢印74を使用してもよい。オペレータは、音量を上げたり下げたりするために、音量コントロール矢印76を使用してもよい。
【0046】
いつでも、オペレータは、リモートコントロール13のメイン画面コントロール・ボタン24bを押すことによって、メイン・メニュ30にアクセスしてもよい。メイン・メニュ30から、オペレータは操作パネル34を用いて、他のHE機器モードを選択してもよい。例えば、オペレータは、コントロール・システム10に、テープ機器、VCR、光ディスクドライブ、磁気ディスクドライブ等、プレーヤ/レコーダにアクセスさせるために、操作パネル34におけるプレーヤ/レコーダ・モード・ボタン36を選択してもよい。例えば、図7は、HE機器がVCRモードにある間、表示画面16のビデオ・プログラミング画面52上に表示されているVCRプログラムを示す。
【0047】
ビデオ・プログラミング画面52上でビデオ・プログラムを見ている間、オペレータは、リモートコントロール13の画面上コントロール・ボタン24bを選択することによって、画面上VCRコントロール・パネル80にアクセスしてもよい。画面上VCRコントロール・パネル80は、“再生”、“停止”等、VCRコントロール・ボタン82を含む。タッチ・パッド12の前記領域は、画面上VCRコントロール・パネル80の領域へと絶対的にマッピングされる。画面上VCRコントロール・パネル80の各VCRコントロール・ボタン82は、タッチ・パッド12のそれぞれの部分に対応する。オペレータは、画面上VCRコントロール・パネル80の対応するVCRコントロール・ボタン82を強調するために、タッチ・パッド12の一部に接触する。例えば、オペレータは、画面上VCRコントロール・パネル80の“巻き戻し”VCRコントロール・ボタン82を強調するために、タッチ・パッド12の中央部に接触する。オペレータがタッチ・パッド12の異なる部分に接触すると、画面上VCRコントロール・パネル80の対応するVCRコントロール・ボタン82が強調される。オペレータがVCRコントロール・ボタン82を選択することに応答して、HE機器は、選択されたVCRコントロール・ボタン82に関連するVCRコントロール機能を実行する。
【0048】
TVおよびVCRコントロール機能を可能にするために、画面上コントロール70および80を使用することに加えて、オペレータは、同じTVおよびVCRコントロール機能を可能にするために、タッチ・パッド12上でジェスチャを実行してもよい。タッチ・パッド12上で実行されるジェスチャは、理解された、または認識されたパターンに対応するタッチ・パッド上のストロークである。タッチ・パッド12上で実行されるジェスチャに応答して、タッチ・パッドはジェスチャ信号を生成する。ジェスチャ信号は、タッチ・パッド12上で実行されるジェスチャを示す。タッチ・パッド12上で実行される各ジェスチャは、HE機器コントロール機能に対応する。コントローラ14は、オペレータがタッチ・パッド上でジェスチャを実行することに応答して、タッチ・パッドからジェスチャ信号を受信するため、タッチ・パッドで操作可能である。オペレータがタッチ・パッド12上でジェスチャを実行するのに応答して、コントローラ14は、タッチ・パッド上で実行されるジェスチャに対応するコントロール機能を可能にするように、HE機器を制御する。
【0049】
ジェスチャは、タッチ・パッド12上でなぞられる英数字でもよい。例えば、オペレータはテレビチャンネルをチャンネル“9”に変更するために、タッチ・パッド12上で“9”をなぞってもよい。オペレータは、テレビのボリュームを弱めるために“M”をなぞり、またVCRを再生するために、“P”をなぞってもよい。ジェスチャは、タッチ・パッド12でのストロークでもよい。例えば、その後タッチ・パッド上で止まる、タッチ・パッド12の右から左へのストロークは、テレビの音量を上げるためのコントロール機能に対応してもよい。ジェスチャは、タッチ・パッド12上を叩くことでもよい。このジェスチャは、VCRを止めることに対応してもよい。
【0050】
HE機器をコントロールするためにジェスチャを用いることは、多くの効果を有する。オペレータは、リモートコントロール13を見る必要なく、コマンドにアクセスできる。ジェスチャは、リモートコントロール13上で必要とされるボタンの数を減らす。リモートコントロール13は、単に認識可能なジェスチャを追加することによってアップグレードされうる。ハードウェア変更が必要とされず、それは物理的ボタンまたは記号を追加し、減らし、または変更する必要性がないことを意味する。
【0051】
インターネット・ブラウザ・モードにおいて、図8に記載のように、HE機器は、インターネット通信のためのアクセス装置として機能し、および表示画面16は、インターネット・ページ90を表示する。インターネット・ブラウザ・モードにおいて、カーソル91は、オペレータがインターネット・ページを通してナビゲートできるようにするために、インターネット・ページ90上に表示される。インターネット・ページの領域は、通常表示画面の領域よりも大きいので、タッチ・パッド12は、HE機器がインターネット・ブラウザ・モードにあるときに、相対的モードで使用される。相対的モードにおいて、オペレータは、自分の指をタッチ・パッド12で動かすことによって、カーソル91を動かす。コントローラ14は、オペレータがタッチ・パッドに接触するのに応答して、タッチ・パッド上の接触の箇所に対応したインターネット・ページ90上の箇所へ、カーソル91を動かす。
【0052】
タッチ・パッド12は、HE機器がインターネット・ブラウザ・モードにある時に、絶対的モードで機能してもよい。絶対的モードにおいて、タッチ・パッド12の領域は、インターネット・ページ90の領域に絶対的にマッピングされる。インターネット・ページ90の各部は、タッチ・パッド12のそれぞれの部分に対応する。オペレータは、自分の指をタッチ・パッド12の対応する部分へ動かすことによって、インターネット・ページ90上のリンクを強調する。オペレータは、リモートコントロール13のセレクト・ボタン24aを用いることによって、強調されたリンクを選択してもよい。
【0053】
インターネット・ページ90を見ている間、オペレータは、リモートコントロール13の画面上コントロール・ボタン24bを選択することによって、画面上キーボード92にアクセスしてよい。画面上キーボード92は、典型的なコンピュータ・キーボードに観られる英数字キーを含む。タッチ・パッド12の領域は、画面上キーボード92の領域に絶対的にマッピングされる。画面上キーボード92の各キーは、タッチ・パッド12のそれぞれの部分に対応する。オペレータは、画面上キーボード92の対応するキーを強調するために、タッチ・パッド12の一部に接触する。例えば、オペレータは画面上キーボード92のキー“P”を強調するために、タッチ・パッド12の上右部に接触する。オペレータがタッチ・パッド12の異なる部分に接触すると、画面上キーボード92の対応するキーが強調される。画面上キーボード92によって、オペレータは、インターネット・ページ90の入力領域へテキストを入力することができる。テキストを入力するために、オペレータは、一つのキーを強調し、それからリモートコントロール13のセレクト・ボタン24aを押す。コントローラ14は、インターネット・ページ90の入力領域へ選択されたテキストを入力する。
【0054】
画面上キーボード92を用いることによってテキストを入力することに加えて、オペレータは、タッチ・パッド12を用いて文字を書くことによって、テキストを入力してもよい。図9に記載のように、図形入力画面94は、リモートコントロール13の書き込みボタン24eをオペレータが押すことに応答して、インターネット・ページ90上に表示される。図形入力画面94は、タッチ・パッド12にオペレータが接触することによって入力される文字を表示する。タッチ・パッド12の領域は、図形入力画面94の領域に絶対的にマッピングされる。操作において、オペレータは、図11に記載の文字“R”等、文字を描写するために、タッチ・パッド12に接触する。文字を描写した後、オペレータは、文字をインターネット・ページ90の入力領域に入力するために、リモートコントロール13のセレクト・ボタン24aを押す。コントローラ14は、手書きの文字をテキストに変換するための文字認識ソフトウェアを使用し、それから前記テキストをインターネット・ページ90の入力領域に入力する。
【0055】
オーディオ・レシーバ・モードにおいて、図12Aに記載のように、HE機器は、オーディオ信号を再生するためのステレオ・レシーバとして機能し、および表示画面16は、オーディオ・レシーバ・コントロール・パネル100を表示する。オーディオ・レシーバ・コントロール・パネル100は、レシーバ・モード・メニュ102、レシーバ・コントロール・メニュ104、およびHE機器操作パネル34を含む。レシーバ・モード・メニュ102は、レシーバ・モードに対応する複数のモード・ボタン106を含む。例えば、レシーバのモードは、AMならびにFMラジオ、テープ、蓄音機、コンパクト・ディスク等を含む。レシーバ・コントロール・メニュ104は、オーディオ・レシーバ・モードで音量をコントロールし、およびラジオ局を変更するためのコントロール・ボタン108を含む。
【0056】
図12aを継続的に参照しつつ、ここで図12Bを参照すると、オーディオ・レシーバ・コントロール・パネル100の領域は、タッチ・パッド12の領域にマッピングされる。オーディオ・レシーバ・コントロール・パネル100の各メニュは、タッチ・パッド12のそれぞれの部分に対応する。図12Bに記載のように、タッチ・パッド12は、レシーバ・モード・メニュ102、レシーバ・コントロール・メニュ104、およびオーディオ・レシーバ・コントロール・パネル100のHE機器操作パネル34に対応する3のコントロール領域に分けられる。タッチ・パッド12の各コントロール領域は、モード・ボタン106、コントロール・ボタン108、およびオーディオ・レシーバ・コントロール・パネル100における操作パネル34のHE機器セレクションに対応する、関連するサブ領域を有する。例えば、オペレータは、レシーバ・モード・メニュ102におけるモード・ボタン106を強調するためのタッチ・パッド12における仮想コントロール領域106a、レシーバ・コントロール・メニュ104におけるコントロール・ボタン108を強調するための仮想コントロール領域108a、および操作パネル34のセレクションを強調するための仮想コントロール領域34aに接触する。オペレータは、リモートコントロール13のセレクト・ボタン24aを用いて、強調されたボタンを選択してもよい。
【0057】
上述のように、メイン・メニュ30はさらに、電子メール・パネル38およびインターネット電話パネル40を含む。向上TVのようなHE機器は、オペレータに、電子メールおよびインターネット電話メッセージを通信する能力を供給する。インターネット電話モードにおいて、HE機器は、電話として機能する。表示画面16は、図13に記載のように、インターネット電話コントロール・パネル110を表示する。インターネット電話コントロール・パネル110は、電話ディレクトリ・メニュ112、電話ディレクトリ・コントロール・パネル114、および電話操作パネル116を含む。電話コントロール・パネル110の領域は、タッチ・パッド12の領域にマッピングされる。電話コントロール・パネル110の各メニュは、タッチ・パッド12のそれぞれの部分に対応する。例えば、オペレータは、電話ディレクトリ・メニュ112における電話入力118を強調するために、タッチ・パッド12の上左部に接触する。オペレータは、リモートコントロール13のセレクト・ボタン24aを使用することによって、強調された電話入力を選択してもよい。
【0058】
オペレータは、電話メッセージ領域120に対応するタッチ・パッド12の領域に接触することによって、受信された電話メッセージを開けてもよい。それに応答して、HE機器は、記録された可聴メッセージを再生する。オペレータは、記憶された電話番号を選択し118、選択された電話番号をダイアルし122、呼び出された当事者に話しかけ、ならびに当事者の話を聞き、それから電話を切る124。記憶されていない電話番号を入力するためには、オペレータはダイアルを選択し122、それから図14に記載のように表示画面16上に表示された画面上数字キーボード130を用いて、所望の電話番号を入力する。
【0059】
電子メールモードにおいて、HE機器は、電子メールメッセージを通信する。表示画面16は、図15に記載のように、電子メールパネル140を表示する。電子メール・パネル140は、電子メール・ディレクトリ・メニュ142を含む。電子メール・ディレクトリ・メニュ142の領域は、タッチ・パッド12の領域にマッピングされる。電子メール・ディレクトリ・メニュ142の各電子メール入力は、タッチ・パッド12のそれぞれの部分に対応する。例えば、オペレータは、電子メールディレクトリ・メニュ142における電子メール・アドレス入力144を強調するために、タッチ・パッド12の中央部に接触する。オペレータは、リモートコントロール13のセレクト・ボタン24aを用いることによって、強調された電子メール入力を選択してもよい。
【0060】
強調された電子メール入力を選択すると、表示画面16は、図16に記載のように電子メール・メッセージ・パネル150を表示する。オペレータは、テキスト、描画、音声クリップ、写真等を含む電子メールメッセージを送信するために、電子メール・メッセージ・パネル150を使用する。タッチ・パッド12の領域は、上述の他のパネルおよびメニュを参照して、同じ方法でタッチ・パッドの各箇所と、電子メール・メッセージ・パネルとの間の1対1の一致があるような電子メール・メッセージ・パネル150にマッピングされる。オペレータは、他の画面上キーボードを参照して上述の同じ方法で、画面上キーボード152を使用することによって、テキストを入力してもよい。オペレータは、タッチ・パッド12を用いることによって、図17に記載されたように、電子メール・メッセージ・パネル150の書き込み領域へ、書き込みまたは描画を入力してもよい。写真は、書き込み領域152にコピーされてもよく、それからタッチ・パッド12を用いることによって編集されてもよい。本質的に、タッチ・パッド12によって、オペレータは電子メール・メッセージを書くことができる。例えば、オペレータは、インターネット・ショッピング、オンライン・バンキング、署名入力を介してなされた購入に関して電子署名をするために、自分の署名を書き込み、または単に個人化された電子メール・メッセージを手書きしてもよい。
【0061】
HE機器の動作中、絶対モードと相対モードとの転換は、コンテクストによる。オペレータは、相対的動作中、カーソルが表示画面16上に現れ、および絶対的モード項目において、リンク等は選択されるときに強調されることに気をつける。相対モードは、一度に表示画面16上に表示することができるものよりも大きい仮想画面に使用されてもよい。相対モードを使用する典型的なアプリケーションは、インターネット・ブラウザである。相対カーソルの機能は、カーソルを動かすための複数のストロークに備える。しかしながら、カーソルが表示画面16の端にぶつかっている場合、カーソルはタッチ・パッド12へのストロークの方向に、より大きなドキュメントに対して、表示をウィンドウのように動かす(すなわち、パン・アンド・スクロール)。カーソルが対象の上に配置され、および対象が選択されると、モードはコンテクストに基づいて変更してもよい。選択された項目がボタン・タイプである場合、ボタンが押される。選択された項目がユーザの好みに基づいたテキスト入力である場合、文字認識装置絶対的メニュの画面上キーボードが上がってくる。テキストを入力すると、システムはテキスト入力画面を閉じ、およびインターネット・ブラウザのための相対的モードに戻る。インターネット・ブラウザまたはより大きな表示領域を必要とする他のアプリケーションが閉じられると、メニュは絶対モードに戻るであろう。
【0062】
図18は、本発明の実施例に従って、表示画面16の絶対および相対モードの間の転換の操作を記述するフロー・チャート160を示す。フロー・チャート160は、ブロック162に記載のように、新しいメッセージを受信することで開始し、それからブロック164に記載されているように、メッセージ・カウントを増やす。決定ブロック166はそれから、タッチ・パッド12が起動されているかを決定する。もし決定されていなければ、メッセージ・カウントはゼロに設定され、相対的な動きは、ブロック168に記載のようにゼロに設定される。パッドの位置は、ブロック170に記載のように、最後のタッチ・パッドの位置に等しい。
【0063】
タッチ・パッドが起動されている場合、決定ブロック172は、現在のモードが絶対モードであるか決定する。もしそうであれば、表示画面位置は、ブロック174に記載のように、表示サイズで乗じられた最大タッチ・パッド位置で除されたタッチ・パッド位置に等しい。もしそうでなければ、決定ブロック176は、メッセージ・カウントが1に等しいか決定する。もしそうでなければ、ブロック178に記載のように、相対的出力は、タッチ・パッド位置から最後のタッチ・パッド位置を引いたものに等しい。タッチ・パッド位置は、ブロック170に記載のように、最後のタッチ・パッド位置に等しい。
【0064】
図19は、さらに詳細に、本発明に従ったリモートコントロール・システム10を示す。リモートコントロール13は、タッチ・パッド12、コントロール・ボタン24で操作可能な制御ロジック180およびトランスミッタ182を含む。制御ロジック180は、マイクロプロセッサおよびメモリとして具現化される。コントローラ14は、オーディオ/ビデオ・プロセッサ186およびレシーバ188で操作可能な制御ロジック184を含む。レシーバ188は、トランスミッタ182から信号を受信し、およびそれらを制御ロジック184へ送る。制御ロジック184も、マイクロプロセッサおよびメモリとして具現化される。トンラスミッタ182から受信された信号に応答して、制御ロジック184はそれに従いオーディオ/ビデオ・プロセッサ186を制御する。それに応答して、オーディオ/ビデオ・プロセッサ186は、受信された信号の機能として、表示画面16および他の制御された装置を制御する。
【0065】
このように、本発明に従って、オペレータが、上述の目的、目標、および効果を完全に満足させるHE機器を制御することができるようにするための仮想タッチ画面を作るために、家庭用娯楽(HE)機器の画面にマッピングされたタッチ・パッドを有するリモートコントロールが供給されてきたことは明らかである。本発明はその特定の実施例に関して記述されてきた一方で、多くの代替例、変更および変形が、前述の記述に照らして、当業者には明らかになるであろうことは明白である。従って、そのような代替例、変更および変形のすべてを、付属の特許請求の範囲の精神および広い範囲に入るように含むことが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は、本発明に従った、家庭用娯楽(HE)機器を制御するためのリモートコントロールのブロック図である。
【図2】
図2は、本発明に従った、HE機器の表示画面に関するタッチ・パッドの絶対的位置マッピングを示す。
【図3】
図3は、本発明に従った、表示画面に関するタッチ・パッドの絶対的コントロール・マッピングを示す。
【図4】
図4は、本発明に従った、HE機器を制御するためのリモートコントロールの透視図である。
【図5A】
図5Aは、HE機器の表示画面に表示されたメイン・メニュを示す。
【図5B】
図5Bは、HE機器の表示画面に表示されたメイン・メニュのコントロールに対応するタッチ・パッドの仮想コントロール領域を示す。
【図6】
図6は、強調されたVCRモード・ボタンを有するメイン・メニュを示す。
【図7A】
図7Aは、HE機器がケーブル・プログラミングモードにある時に、HE機器の表示画面に表示された電子プログラム・ガイド(EPG)を示す。
【図7B】
図7Bは、HE機器の表示画面に表示されたEPGのグリッド領域に対応するタッチ・パッドの仮想コントロール領域を示す。
【図8A】
図8Aは、HE機器がケーブル・プログラミング・モードにある時に、HE機器の表示画面に表示されたケーブル・プログラムおよびケーブル・コントロール・パネルを示す。
【図8B】
図8Bは、HE機器の表示画面に表示されたケーブル・コントロール・パネルに絶対的にマッピングされたタッチ・パッドの仮想コントロール領域を示す。
【図9】
図9は、HE機器がVCRモードにある時に、HE機器の表示画面に表示されたVCRプログラムおよびVCRコントロール・パネルを示す。
【図10】
図10は、HE機器がインターネット・ブラウジング・モードにある時に、HE機器の表示画面に表示されるインターネット・ページおよび画面上キーボードを示す。
【図11】
図11は、HE機器がインターネット・ブラウジング・モードにある時に、HE機器の表示画面に表示されたインターネット・ページおよび図形入力画面を示す。
【図12A】
図12Aは、HE機器がオーディオ・レシーバ・モードにある時に、HE機器の表示画面に表示されたオーディオ・レシーバ・コントロール・パネルを示す。
【図12B】
図12Bは、HE機器に表示されたオーディオ・レシーバ・コントロール・パネルにマッピングされたタッチ・パッドの仮想コントロール領域を示す。
【図13】
図13は、HE機器がインターネット電話モードにある時に、HE機器の表示画面に表示されたインターネット電話コントロール・パネルを示す。
【図14】
図14は、HE機器がインターネット電話モードにある時に、HE機器の表示画面に表示された画面上数字キーボードを示す。
【図15】
図15は、HE機器が電子メール・モードにある時に、HE機器の表示画面に表示された電子メール・パネルを示す。
【図16】
図16は、HE機器の表示画面において表示された電子メール・メッセージング・パネルおよび画面上パネルを示す。
【図17】
図17は、HE機器の表示画面において表示された書き込み領域を有する電子メール・メッセージング・パネルを示す。
【図18】
図18は、HE機器の表示画面の絶対的および相対的モードの間の転換の操作を記述するフロー・チャートを示す。
【図19】
図19は、本発明に従ったリモートコントロール・システムのブロック図を示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】 表示画面を有する家庭用娯楽(HE)機器を制御するためのリモートコントロールであって: タッチ・パッドの各箇所が、表示画面のそれぞれの箇所に対応するような、タッチ・パッドと表示画面の領域の比の機能として、HE機器の表示画面にマッピングされるタッチ・パッドと;および 前記HE機器を制御するために接触されている前記タッチ・パッドの前記対応する箇所に応答して、前記表示画面の箇所に関連する制御機能を可能にするための前記タッチ・パッドで操作可能であるコントローラとを具備するリモートコントロール。
【請求項2】 前記表示画面は、コントロール・パネルを含み、および前記タッチ・パッドの各箇所は、前記表示画面の前記それぞれの箇所に最も近い前記コントロール・パネルに対応することを特徴とする、請求項1に記載のリモートコントロール。
【請求項3】 前記コントロール・パネルの少なくとも1は、コントロール入力を含み、および前記コントロール・パネルの前記少なくとも1に対応する前記タッチ・パッドの前記箇所は、前記表示画面の前記それぞれの箇所に最も近い前記コントロール入力に対応することを特徴とする、請求項2に記載のリモートコントロール。
【請求項4】 前記表示画面は、制御機能を有するコントロール・パネルを含み、前記タッチ・パッドは、前記タッチ・パッドの各箇所が、前記コントロール・パネルのそれぞれの制御機能に対応するような前記タッチ・パッドと前記コントロール・パネルとの領域の機能として、前記表示画面の前記コントロール・パネルにマッピングされることを特徴とする、請求項1に記載のリモートコントロール。
【請求項5】 前記コントローラは、接触されている前記タッチ・パッドの前記対応する箇所に応答して、制御機能を可能にすることを特徴とする、請求項1に記載のリモートコントロール。
【請求項6】 前記表示画面は、複数のグリッドを有する電子プログラム・ガイドを含み、前記タッチ・パッドは、前記タッチ・パッドの各箇所が、前記電子プログラム・ガイドのそれぞれのグリッドに対応するように、前記タッチ・パッドと前記電子プログラム・ガイドとの領域の比の機能として、前記表示画面の前記電子プログラム・ガイドにマッピングされることを特徴とする、請求項1に記載のリモートコントロール。
【請求項7】 前記コントローラは、接触されている前記タッチ・パッドの前記対応する箇所に応答して、前記電子プログラム・ガイドのグリッドの可能にすることを特徴とする、請求項6に記載のリモートコントロール。
【請求項8】 前記表示画面は、英数字キーを有する画面上キーボードを含み、前記タッチ・パッドは、前記タッチ・パッドの各箇所が、前記画面上キーボードのそれぞれの英数字キーに対応するような前記タッチ・パッドと前記画面上キーボードの領域の比の機能として、前記画面上キーボードにマッピングされることを特徴とする、請求項1に記載のリモートコントロール。
【請求項9】 前記コントローラは、接触されている前記タッチ・パッドの前記対応する箇所に応答して、前記画面上キーボードの英数字キーを可能にすることを特徴とする、請求項8に記載のリモートコントロール。
【請求項10】 前記表示画面は、リンクを有するインターネット・ページを含み、前記タッチ・パッドは、前記タッチ・パッドの各箇所が、前記インターネット・ページのそれぞれのリンクに対応するような前記タッチ・パッドおよび前記インターネット・ページの領域の比の機能として、インターネット・ページにマッピングされることを特徴とする、請求項1に記載のリモートコントロール。
【請求項11】 前記コントローラは、接触されている前記タッチ・パッドの前記対応する箇所に応答して、前記インターネット・ページのリンクを可能にすることを特徴とする、請求項10に記載のリモートコントロール。
【請求項12】 前記表示画面は、図形入力画面を含み、前記タッチ・パッドは、前記タッチ・パッドの各箇所が、前記図形入力画面のそれぞれの箇所に対応するような前記タッチ・パッドおよび前記図形入力画面の領域の比の機能として、前記図形入力画面にマッピングされることを特徴とする、請求項1に記載のリモートコントロール。
【請求項13】 前記コントローラは、接触されている前記タッチ・パッドの前記対応する箇所に応答して、前記図形入力画面の箇所に描くことを特徴とする、請求項12に記載のリモートコントロール。
【請求項14】 前記表示画面は、電子メール・パネルを含み、前記タッチ・パッドは、前記タッチ・パッドの各箇所が、前記電子メール・パネルのそれぞれの箇所に対応するような前記タッチ・パッドおよび前記電子メール・パネルの領域の比の機能として、前記電子メール・パネルにマッピングされることを特徴とする、請求項1に記載のリモートコントロール。
【請求項15】 前記表示画面は、電話パネルを含み、前記タッチ・パッドは、前記タッチ・パッドの各箇所が、前記電話パネルのそれぞれの箇所に対応するような前記タッチ・パッドと前記電話パネルとの領域の比の機能として、前記電話パネルにマッピングされることを特徴とする、請求項1に記載のリモートコントロール。
【請求項16】 表示画面に表示される電子プログラム・ガイドを有する家庭用娯楽機器を制御するためのリモートコントロールであって、前記電子プログラム・ガイドは複数のグリッドを有し、前記リモートコントロールは: 前記タッチ・パッドの各箇所が、前記電子プログラム・ガイドのそれぞれのグリッドに対応するような前記タッチ・パッドと前記電子プログラム・ガイドの領域の比の機能として、前記電子プログラム・ガイドにマッピングされたタッチ・パッドを具備するリモートコントロール。
【請求項17】 前記タッチ・パッドは、接触されている前記タッチ・パッドの前記対応する箇所に応答して、前記電子プログラム・ガイドのグリッドを可能にするためのコントローラで操作可能であることを特徴とする、請求項16に記載のリモートコントロール。
【請求項18】 表示画面上に表示される画面上キーボードを有する家庭用娯楽機器を制御するためのリモートコントロールであって、前記画面上キーボードは複数の英数字キーを有し、前記リモートコントロールは: 前記タッチ・パッドの各箇所が、前記画面上キーボードのそれぞれの英数字キーに対応するような前記タッチ・パッドと前記画面上キーボードの領域の比の機能として、前記画面上キーボードにマッピングされたタッチ・パッドを具備するリモートコントロール。
【請求項19】 前記タッチ・パッドは、接触されている前記タッチ・パッドの前記対応する箇所に応答して、前記画面上キーボードの英数字キーを可能にするためのコントローラで操作可能であることを特徴とする、請求項18に記載のリモートコントロール。
【請求項20】 表示画面上に表示されるインターネット・ページを有する家庭用娯楽機器を制御するためのリモートコントロールであって、前記インターネット・ページは複数のリンクを有し、前記リモートコントロールは: 前記タッチ・パッドの各箇所が、前記インターネット・ページのそれぞれのリンクに対応するような前記タッチ・パッドと前記インターネット・ページの領域の比の機能として、前記インターネット・ページにマッピングされたタッチ・パッドを具備するリモートコントロール。
【請求項21】 前記タッチ・パッドは、接触されている前記タッチ・パッドの前記対応する箇所に応答して、前記インターネット・ページのリンクを可能にするためのコントローラで操作可能であることを特徴とする、請求項20に記載のリモートコントロール。
【請求項22】 テレビを制御するためのリモートコントロールであって: タッチ・パッド;および 複数のコントロール・ボタンを具備し、前記タッチ・パッドおよび前記コントロール・ボタンは、前記テレビを制御するための制御機能を可能にすることに関して使用されることを特徴とするリモートコントロール。
【請求項23】 前記タッチ・パッドは、前記タッチ・パッドの各箇所が、前記表示画面のそれぞれの箇所に対応するような前記タッチ・パッドと表示画面の領域の比の機能として、テレビの表示画面へとマッピングされ、表示画面の1の箇所に関連する制御機能は、前記タッチ・パッドの前記対応する箇所に接触することによって選択され、それから制御ボタンを用いて可能にされることを特徴とする、請求項22に記載のリモートコントロール。
【請求項24】 表示画面を有する家庭用娯楽(HE)機器を制御するための方法であって: タッチ・パッドの一部に接触することであって、前記タッチ・パッドは、それぞれが前記表示画面上の対応する仮想コントロールと関連する複数の仮想コントロール領域を含み、前記タッチ・パッドの各部は、前記タッチ・パッドの仮想コントロール領域と関連する前記接触することと;および 前記タッチ・パッドの接触されている部分と関連する前記タッチ・パッドの前記仮想コントロール領域に対応する前記表示画面上に表示された仮想コントロールを可能にすることを含む方法。
【請求項25】 前記可能にされた仮想コントロールの機能として、前記HE機器を制御することをさらに含むことを特徴とする、請求項24に記載の方法。
【請求項26】 前記タッチ・パッドの各仮想コントロール領域は、前記タッチ・パッド上の前記仮想コントロール領域の前記位置と、および前記表示画面上の前記仮想コントロールの前記位置との機能として、前記表示画面上の対応する仮想コントロールと関連することを特徴とする、請求項24に記載の方法。
【請求項27】 前記表示画面は、複数の仮想コントロール・グリッド領域を有する電子プログラム・ガイドを含み、前記タッチ・パッドは、前記タッチ・パッドの各仮想コントロール領域が、前記電子プログラム・ガイドの対応する仮想コントロール・グリッド領域と関連するような前記タッチ・パッドと前記電子プログラム・ガイドの領域の比の機能として、前記電子プログラム・ガイドにマッピングされることを特徴とする、請求項24に記載の方法。
【請求項28】 仮想コントロールを可能にすることは、前記タッチ・パッドの前記接触された部分に関連する前記タッチ・パッドの前記仮想コントロール領域に対応する前記電子プログラム・ガイドの仮想コントロール・グリッド領域を可能にすることを含むことを特徴とする、請求項27に記載の方法。
【請求項29】 前記表示画面は、複数の仮想コントロール英数字キーを有する画面上キーボードを含み、前記タッチ・パッドは、前記タッチ・パッドの各仮想コントロール領域が、前記画面上キーボードの対応する仮想コントロール英数字キーと関連するような前記タッチ・パッドと前記画面上キーボードの領域の比の機能として、前記画面上キーボードにマッピングされることを特徴とする、請求項24に記載の方法。
【請求項30】 仮想コントロールを可能にすることは、前記タッチ・パッドの前記接触された部分に関連する前記タッチ・パッドの前記仮想コントロール領域に対応する前記画面上キーボードの仮想コントロール英数字キーを可能にすることを含むことを特徴とする、請求項29に記載の方法。
【請求項31】 前記表示画面は、複数の仮想コントロール・リンクを有するインターネット・ページを含み、前記タッチ・パッドは、前記タッチ・パッドの各仮想コントロール領域が、前記インターネット・ページの対応する仮想コントロール・リンクと関連するような前記タッチ・パッドと前記インターネット・ページの領域の比の機能として、前記インターネット・ページにマッピングされることを特徴とする、請求項24に記載の方法。
【請求項32】 仮想コントロールを可能にすることは、前記タッチ・パッドの前記接触された部分と関連する前記タッチ・パッドの前記仮想コントロール領域に対応する前記インターネット・ページの仮想コントロール・リンクを可能にすることを含むことを特徴とする、請求項31に記載の方法。
【請求項33】 前記表示画面は、複数の仮想コントロールを有する電子メール・パネルを含み、前記タッチ・パッドは、前記タッチ・パッドの各仮想コントロール領域が、前記電子メール・パネルの対応する仮想コントロールと関連するような前記タッチ・パッドと前記電子メール・パネルの領域の比の機能として、前記電子メール・パネルにマッピングされることを特徴とする、請求項24に記載の方法。
【請求項34】 仮想コントロールを可能にすることは、前記タッチ・パッドの前記接触された部分と関連する前記タッチ・パッドの前記仮想コントロール領域に対応する電子メール・パネルの仮想コントロールを可能にすることを含むことを特徴とする、請求項33に記載の方法。
【請求項35】 前記表示画面は、複数の仮想コントロールを有する電話パネルを含み、前記タッチ・パッドは、前記タッチ・パッドの各仮想コントロール領域が、前記電話パネルの対応する仮想コントロールと関連するような前記タッチ・パッドおよび前記電話パネルの領域の比の機能として、前記電話パネルにマッピングされることを特徴とする、請求項24に記載の方法。
【請求項36】 表示画面上に表示された電子プログラム・ガイドを有する家庭用娯楽(HE)機器を制御するための方法であって、前記電子プログラム・ガイドは複数のグリッド領域を有し、前記方法は: タッチ・パッドの一部に接触することであって、前記タッチ・パッドは、各々が、前記電子プログラム・ガイドの対応するグリッド領域に関連する複数の仮想コントロール領域を含み、前記タッチ・パッドの各部は、前記タッチ・パッドの仮想コントロール領域に関連することを特徴とする、前記接触することと;および 前記タッチ・パッドの前記接触された部分と関連する前記タッチ・パッドの前記仮想コントロール領域に対応する前記表示画面上に表示された前記電子プログラム・ガイドのグリッド領域を可能にすることを含む方法。
【請求項37】 前記電子プログラム・ガイドの可能にされたグリッド領域の機能として、前記HE機器を制御することをさらに含むことを特徴とする、請求項36に記載の方法。
【請求項38】 表示画面上に表示された画面上キーボードを有する家庭用娯楽(HE)機器を制御するための方法であって、前記画面上キーボードは複数の英数字キーを有し、前記方法は: 複数のタッチ・パッドに接触することであって、前記タッチ・パッドは、各々が画面上キーボードの対応する英数字キーと関連する複数の仮想コントロール領域を含み、前記タッチ・パッドの各部は、前記タッチ・パッドの仮想コントロール領域と関連することを特徴とする、前記接触することと;および 前記タッチ・パッドの前記接触された部分と関連する前記タッチ・パッドの前記仮想コントロール領域に対応する前記画面上キーボードの英数字キーを可能にすることを含む方法。
【請求項39】 前記画面上キーボードの前記可能にされた英数字キーの機能として、前記HE機器を制御することをさらに含むことを特徴とする、請求項38に記載の方法。
【請求項40】 表示画面上に表示されたインターネット・ページを有する家庭用娯楽(HE)機器を制御するための方法であって、前記インターネット・ページは複数のリンクを有し、前記方法は: 複数のタッチ・パッドに接触することであって、前記タッチ・パッドは、各々が前記インターネット・ページの対応するリンクと関連する複数の仮想コントロール領域を含み、前記タッチ・パッドの各部は、前記タッチ・パッドの仮想コントロール領域と関連することを特徴とする、前記接触することと;および 前記タッチ・パッドの前記接触された部分と関連する前記タッチ・パッドの前記仮想コントロール領域に対応する前記インターネット・ページのリンクを可能にすることを含む方法。
【請求項41】 前記インターネット・ページの前記可能にされたリンクの機能として、前記HE機器を制御することをさらに含む、請求項40に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5A】
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【図5B】
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【図6】
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【図7A】
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【図7B】
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【図8A】
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【図8B】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12A】
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【図12B】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【公表番号】特表2003−530772(P2003−530772A)
【公表日】平成15年10月14日(2003.10.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2001−575419(P2001−575419)
【出願日】平成13年4月10日(2001.4.10)
【国際出願番号】PCT/US01/11682
【国際公開番号】WO01/078054
【国際公開日】平成13年10月18日(2001.10.18)
【出願人】
【氏名又は名称】インターリンク エレクトロニクス インコーポレイテッド
【Fターム(参考)】