畠や庭の草取り用ビニール製膝当て脚絆

【課題】畠や庭の草取り用にビニール製の膝当て脚絆を提供する
【解決手段】本考案の膝当て脚絆は、膝当ての中央部に摘み襞を設けて臑当てと合成樹脂板で繋ぎ、ゴム長靴の上部にドットボタンの雄を設け臑当て下部ににドットボタン雌を設けて接続、着脱を自在にして、ゴム長靴、臑当て、膝当てが繋がり一体化して臑当てベルトで足に装着固定した後、膝を折り曲げて、膝当てビニールの摘み襞の上端を股にあてがって、左右の側面から襞部に向けて出来る余分なビニールを折り曲げた膝の形状に合せて摘み折り曲げて、下のビニールにカシメ止めし、摘み襞の上端は合成樹脂板をあてがい裏面にマジックテープを取り付けた合成樹脂板で挟んでカシメ止めする。上記の構成を特徴とする、畠や庭の草取り用ビニール製膝当て脚絆。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、透明ビニールを用いた畠や庭の草取り用膝当て脚絆に関するものである
【背景技術】
【０００２】
従来、脚絆として布製、ゴム製、皮革製があった
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
そのために次のような問題点があった。
（イ）雨上がりの湿った土に膝をついて草取り作業をする場合湿りが浸透し着衣が濡れたり泥んこに汚れたりという不都合があった。
（ロ）膝をついた作業のため脚絆の泥汚れがひどく、それを洗濯するのに労力と時間が掛かった。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
臑当てに透明ビニール２ｍｍ厚、膝当てに透明ビニール０．５ｍｍ厚を用いる。膝当ては臑当てより幅広のビニールを用い、膝当ての中央部両側より真ん中に向け摘み襞を設け、臑当てと膝当てを同じ幅にして、臑当ての上端に膝当ての下端を重ね合わせて合成樹脂板でカシメ止めし臑当てと膝当てを繋ぐ。ゴム長靴の上部にドットボタンの雄を設け臑当て下部にドットボタン雌を設けてゴム長靴と臑当てを、ドットボタンで接続、着脱自在にする。臑当ての上部にふくらはぎを介して臑当てを装着固定するベルトを設ける。膝当ては前記一体化したゴム長靴、臑当て、膝当てを臑当てに設けたベルトで足に装着固定した後、膝を折り曲げて膝当ての摘み襞部の上端を股にあてがって膝当てビニールの左右側面から中央部摘み襞に向けて出来る余分なビニールを膝の形状に合わせ摘み折り曲げ下のビニールと合わせ合成樹脂板でカシメ止めする。膝当ての中央部摘み襞の上端は合成樹脂板をあてがって裏面にマジックテープを取り付けた合成樹脂板で挟んでカシメ止めする。
以上の構成よりなる畠や庭の草取り用ビニール製膝当て脚絆
【発明の効果】
【０００５】
（イ）ビニール製脚絆を付ければ、雨上がりの湿ったときでも膝をついて草取りができ着衣が濡れたり泥土が付着しない。
（ロ）ゴム長靴と臑当てをドットボタンで接続したので歩いても脚絆がズレ落ちない。
（ハ）ビニール製脚絆を付け膝を付いた草取りは、長時間の作業ができ肉体的疲労を感じない。
（ニ）脚絆がビニール製なので洗濯が容易で水洗いで簡単に汚れを落とせる。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００６】
以下本発明の実施形態について説明する。
（イ）臑当て（１）に透明ビニール２ｍｍ厚、膝当て（２）に透明ビニール０．５ｍｍ厚を用いる。膝当ては臑当てより幅広のビニールを用い、膝当ての中央部両側より真ん中に向けて摘み襞（３）を設け、臑当てと膝当てを同じ幅にし、臑当ての上端と膝当ての下端を膝当てを上にし、重ね合わせて合成樹脂板（４）でカシメ止め（５）し臑当てと膝当てを繋ぐ。
（ロ）ゴム長靴（６）の上部にドットボタンの雄（７）を設け臑当て下部にドットボタン雌（８）を設けてゴム長靴と臑当てを、ドットボタンで接続、着脱自在にする。
（ハ）臑当ての上部にふくらはぎを介して、臑当てを装着固定するベルト（９）を設けるベルトは片端をカシメ止め（１０）し、ドットボタン（１１）で止める。
（ニ）膝当ては前記一体化したゴム長靴、臑当て、膝当てを臑当てに設けたベルトで足に装着固定した後、膝を折り曲げて膝当ての摘み襞部の上端を股にあてがい膝当ての左右側面から中央部摘み襞に向けて出来る余分なビニールを膝の形状に合わせ摘み折り曲げ（１２）下のビニールと合わせ合成樹脂板（１３）でカシメ止め（１４）する。
（ホ）膝当ての中央部摘み襞の上端（１５）は合成樹脂板（１６）をあてがって裏面にマジックテープを取り付けた合成樹脂板（１７）で挟んでカシメ止（１８）めする。
本発明の膝当て脚絆を装着しての畠や庭の草取りは膝の負担がかからず長時間の作業ができ、肉体的疲労を感じない。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
【図１】本発明の臑当てと膝当てを合成樹脂板で繋いだ斜視図
【図２】本発明のゴム長靴上部のドットボタン雄を設けた斜視図
【図３】本発明の実施形態における膝当て脚絆の全体の斜視図
【符号の説明】
【０００８】
１臑当て
２膝当て
３摘み襞
４合成樹脂板
５カシメ止め
６ゴム長靴
７ドットボタン雄
８ドットボタン雌
９ベルト
１０カシメ止め
１１ドットボタン
１２摘み折り曲げ
１３合成樹脂板
１４カシメ止め
１５摘み襞上端
１６合成樹脂板
１７マジックテープを取り付けた合成樹脂板
１８カシメ止め

【特許請求の範囲】
【請求項１】
ａ．臑当てに透明ビニール２ｍｍ厚、膝当てに透明ビニール０．５ｍｍ厚を用い、膝当ては臑当てより幅広のビニールを用い、膝当ての中央部両側より真ん中に向け、摘み襞を設け、臑当てと膝当てを同じ幅にし、臑当ての上端と膝当ての下端を、重ね合わせて合成樹脂板でカシメ止めし臑当てと膝当てを繋ぐ、ｂ．ゴム長靴の上部にドットボタンの雄を設け臑当て下部にドットボタン雌を設けてゴム長靴と臑当てを、ドットボタンで接続、着脱自在にし、ｃ．臑当ての上部にふくらはぎを介して臑当てを装着固定するベルトを設ける、ｄ．膝当ては前記一体化したゴム長靴、臑当て、膝当てを臑当てに設けたベルトで足に装着固定した後、膝を折り曲げて、膝当ての摘み襞の上端を股にあてがい、膝当てビニールの左右側面から中央部摘み襞に向けて出来る余分なビニールを膝の形状に合わせ摘み折り曲げ、下のビニールと合わせ合成樹脂板でカシメ止めする、ｅ．膝当ての中央部摘み襞の上端は合成樹脂板をあてがって裏面にマジックテープを取り付けた合成樹脂板で挟んでカシメ止めする、以上の構成よりなる畠や庭の草取り用ビニール製膝当て脚絆。

【図１】