説明

畦塗り機

【課題】カバー体を機体の支持フレーム部から取り外すことができる畦塗り機を提供する。
【解決手段】畦塗り機1は機体2を備え、この機体2は下方に向って開口する略コ字状の支持フレーム部13を有する。畦塗り機1は盛土体3を備え、この盛土体3は、支持フレーム部13で軸方向両端部を回転可能に支持した回転軸および土を耕耘して盛り上げる複数の耕耘爪を有する。支持フレーム部13には、耕耘爪を覆うカバー体51を脱着可能に取り付ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カバー体を機体の支持フレーム部から取り外すことができる畦塗り機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば下記の特許文献1に記載された畦塗り機が知られている。
【0003】
この従来の畦塗り機は、機体の支持フレーム部にて回転可能に支持された回転軸およびこの回転軸に取り付けられ土を耕耘して盛り上げる複数の耕耘爪を有する盛土体と、機体の支持フレーム部に一体に設けられ耕耘爪を覆うカバー体と、耕耘爪にて盛り上げられた盛土を締め固めて畦を形成する畦形成体とを備えている。
【特許文献1】特開2006−101794号公報(図2等)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の畦塗り機では、カバー体が機体の支持フレーム部に一体に設けられているため、耕耘爪の交換作業およびカバー体の内面に付着した土の除去作業等がやりずらく、またカバー体が破損した場合に支持フレーム部を含めて交換しなければならず、ユーザーへの負担が大きい。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、耕耘爪の交換作業、カバー体の内面に付着した土の除去作業等を容易に行うことができ、しかも、カバー体が破損した場合に、カバー体のみを交換すればよく、ユーザーへの負担を軽減できる畦塗り機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の畦塗り機は、下方に向って開口する略コ字状の支持フレーム部を有する機体と、前記支持フレーム部にて軸方向両端部が回転可能に支持された回転軸およびこの回転軸に脱着可能に取り付けられ土を耕耘して盛り上げる複数の耕耘爪を有する盛土体と、前記支持フレーム部に脱着可能に取り付けられ、前記耕耘爪を覆うカバー体と、前記機体に設けられ、前記耕耘爪にて盛り上げられた盛土を締め固めて畦を形成する畦形成体とを備えるものである。
【0007】
請求項2記載の畦塗り機は、下方に向って開口する略コ字状の支持フレーム部を有する機体と、前記支持フレーム部にて軸方向両端部が回転可能に支持された回転軸およびこの回転軸に取り付けられ土を耕耘して盛り上げる複数の耕耘爪を有する盛土体と、前記支持フレーム部に脱着可能に取り付けられ、前記支持フレーム部から反畦側に向って突出した状態で前記耕耘爪を覆うカバー体と、前記支持フレーム部に脱着可能に取り付けられ、前記支持フレーム部から畦側に向って突出した状態で前記耕耘爪を覆う補助カバー体と、前記機体に設けられ、前記耕耘爪にて盛り上げられた盛土を締め固めて畦を形成する畦形成体とを備えるものである。
【0008】
請求項3記載の畦塗り機は、請求項1または2記載の畦塗り機において、機体の支持フレーム部にて支持された畦上面削り手段を備えるものである。
【発明の効果】
【0009】
請求項1に係る発明によれば、機体の支持フレーム部にて盛土体の回転軸を両持ち状態で安定支持できるばかりでなく、耕耘爪の交換作業、カバー体の内面に付着した土の除去作業等を容易に行うことができ、しかも、カバー体が破損した場合に、カバー体のみを交換すればよく、ユーザーへの負担を軽減できる。
【0010】
請求項2に係る発明によれば、機体の支持フレーム部にて盛土体の回転軸を両持ち状態で安定支持できるばかりでなく、耕耘爪の交換作業、カバー体の内面に付着した土の除去作業、補助カバー体の内面に付着した土の除去作業等を容易に行うことができ、しかも、カバー体や補助カバー体が破損した場合に、カバー体のみを交換したり補助カバー体のみを交換したりすればよく、ユーザーへの負担を軽減できる。
【0011】
請求項3に係る発明によれば、機体の支持フレーム部によって畦上面削り手段を適切に支持することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明の畦塗り機の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0013】
図1において、1は畦塗り機で、この畦塗り機1は、走行車であるトラクタ(図示せず)の後部に連結されて使用されるものである。
【0014】
畦塗り機1は、トラクタの後部の3点リンク(作業機昇降支持装置)に連結された機体2と、機体2の一側前部に回転可能に設けられ田面および元畦の土を耕耘して元畦の畦側面および畦上面に盛り上げる盛土体3と、機体2の一側後部に回転可能に設けられ盛土体3の後方で左右水平方向の回転中心軸線Xを中心として回転しながら盛土体3による盛土を締め固めて新たな畦(新畦)を形成する畦形成体4とを備えている。
【0015】
機体2は、トラクタの後部の3点リンクに連結された固定機枠7を有している。固定機枠7には水平回動可能な回動アーム8の一端部が回動可能に取り付けられ、この回動アーム8の他端部には可動機枠9が回動可能に取り付けられている。
【0016】
固定機枠7は、軸保持部10を有し、この軸保持部10には略前後方向の入力軸11が回転可能に設けられ、この入力軸11はトラクタのPTO軸にジョイントおよび伝動シャフト等を介して接続されている。
【0017】
可動機枠9は、下方に向って開口する略コ字状の支持フレーム部13を有し、この支持フレーム部13にて盛土体3が回転可能に支持されている。また、可動機枠9は、伝動フレーム部14を有し、この伝動フレーム部14にて畦形成体4が回転可能に支持されている。
【0018】
支持フレーム部13は、図2および図3等に示されるように、それぞれ上下方向長手状に形成され互いに離間対向する前板21および後板22を有している。前板21および後板22の各々には複数の取付孔23が形成されている。後板22には連結板26が一体に設けられ、この連結板26には複数の連結孔27が形成されている。また、前板21の上端部と後板22の上端部とが、上板24および複数、例えば2本の補強パイプ(補強部材)25にて一体に連結されている。さらに、上板24には複数の取付孔29が形成されている。上板24の上面には、左右方向に延びる挿通孔30を有する断面コ字状の取付部材31が固着されている。なお、後板22の下部内面には、土止め板28が回動可能に取り付けられている。
【0019】
また、可動機枠9の伝動フレーム部14には中間入力軸15が回転可能に設けられ、この中間入力軸15は固定機枠7側の入力軸11にジョイントおよび伝動シャフト等にて構成された伝動手段(図示せず)を介して接続されている。
【0020】
盛土体3は、中間入力軸15側からの動力で所定方向に駆動回転する前後方向の回転軸41を有している。回転軸41の軸方向両端部である前後端部は、可動機枠9の支持フレーム部13の前後板21,22にて軸受部材42,43を介して回転可能に支持されている。前板21の上下方向長さ寸法は後板22の上下方向長さ寸法の略半分であり、前板21の下端部に軸受部材42が取付具44にて取り付けられ、この軸受部材42にて回転軸41の前端部が回転可能に軸支されている。後板22の上下方向略中央部に軸受部材43が取付具45にて取り付けられ、この軸受部材43にて回転軸41の後端部が回転可能に軸支されている。前板21の左右方向長さ寸法も後板22の左右方向長さ寸法の略半分である。
【0021】
また、回転軸41は爪ホルダ部46を外周側に複数有し、各爪ホルダ部46には、回転軸41とともに所定方向に回転しながら田面および元畦の土を耕耘してその耕耘土を元畦の畦側面および畦上面に盛り上げる耕耘爪47が脱着可能に取り付けられている。
【0022】
そして、複数の耕耘爪47は、図4ないし図7等に示されるように、第1カバー体であるカバー体51と、第2カバー体である補助カバー体52とにて覆われている。すなわち、畦塗り機1は、機体2の支持フレーム部13に取付具53にて脱着可能に取り付けられ支持フレーム部13から反畦側(田面側)に向って突出した状態で盛土体3の耕耘爪47を覆うカバー体51と、支持フレーム部13に取付具54にて脱着可能に取り付けられ支持フレーム部13から畦側に向って突出した状態で盛土体3の耕耘爪47を覆う補助カバー体52とを備えている。なお、取付具53は例えばボルト55およびナット56であり、取付具54は例えば押えボルト57である。
【0023】
カバー体51は、支持フレーム部13の前後板21,22の複数箇所(例えば5箇所)に取付具53にて脱着可能に取り付けられている。カバー体51は、耕耘爪47の前方部を覆う前板61と、耕耘爪47の後方部を覆う後板62と、これら前板61および後板62を一体に連結し耕耘爪47の反畦側の側方部および耕耘爪47の上方部を覆う略円弧面状の円弧状板63とを有している。
【0024】
前板61は、盛土体3の回転方向に沿って長手状に形成され、この前板61には複数の取付孔64が形成されている。後板62は、略半円形状に形成され、この後板62にも複数の取付孔64が形成され、またこの後板62には軸受部材43を避けるように切欠65が形成されている。
【0025】
そして、機体2の可動機枠9の支持フレーム部13の前後板21,22の取付孔23とカバー体51の前後板61,62の取付孔64とが一致するように位置合わせされ、この一致した取付孔23,64に取付具53のボルト55が挿入され、この挿入されたボルト55にナット56が螺合されることにより、カバー体51の前後板61,62が支持フレーム部13の前後板21,22に取り付けられている。すなわち、取付具53によってカバー体51の前板61の前面が支持フレーム部13の前板21の後面に重なり合うように取り付けられ、カバー体51の後板62の後面が支持フレーム部13の後板22の前面に重なり合うように取り付けられている。
【0026】
カバー体51を支持フレーム部13から取り外す場合には、ナット56をボルト55から外し、ボルト55を取付孔23,64から抜いた後、支持フレーム部13の前板21および後板22間からカバー体51を引き抜けばよい。
【0027】
補助カバー体52は、機体2の支持フレーム部13の取付部材31に取付具54にて脱着可能に取り付けられている。補助カバー体52は、盛土体3の耕耘爪47の前方部を覆う前板71と、この前板71から後方に向って突出し耕耘爪47の畦側の側方部および耕耘爪47の上方部を覆う略円弧面状の円弧状板72とを有している。前板71は、第1板部73と、この第1板部73に屈曲部74を介して連設された第2板部75とを有し、この第2板部75は支持フレーム部13の前板21の前方に位置する。また、円弧状板72の上面には、この円弧状板72に沿って一部が曲げられた棒状部材77が固着され、この棒状部材77の直線部分が取付用の挿通部78となっている。棒状部材77の曲線部分には略コ字状の把持部材79が固着されている。
【0028】
そして、機体2の可動機枠9の支持フレーム部13の取付部材31の挿通孔30に補助カバー体52の棒状部材77の挿通部78が挿脱可能に嵌合挿通され、この挿通された挿通部78に取付具54の押えボルト57が押え付けられることにより、補助カバー体52の棒状部材77が支持フレーム部13の取付部材31に取り付けられている。
【0029】
補助カバー体52を支持フレーム部13から取り外す場合には、押えボルト57を緩めてから、支持フレーム部13の取付部材31の挿通孔30から棒状部材77の挿通部78を引き抜けばよい。
【0030】
なお、補助カバー体52の外端側には、元畦の畦上面に沿って移動するガイド体である上面ガイド板80が取り付けられている(図1参照)。
【0031】
また一方、畦塗り機1は、図1および図3に示すように、機体2の支持フレーム部13に脱着可能に取り付けられこの支持フレーム部13にて支持され元畦の畦上面を削る畦上面削り手段81を備えている。
【0032】
畦上面削り手段81は、支持フレーム部13の上板24の取付孔29に挿入されたボルト等の取付具82によってその上板24に取り付けられたフレーム83を有し、このフレーム83には回動筒状体84が軸85を中心として回動可能に取り付けられている。回動筒状体84にはロッド86が移動可能に挿通され、このロッド86の先端部には連結部材87を介してチェーンケース等の伝動ケース88一端部が連結されている。伝動ケース88の他端部内には盛土体3の回転軸41の前端部に接続された延長回転軸41aが挿入されている。なお、ロッド86の外周側には付勢手段であるばね89がピン90にて位置決めされた状態で装着されている。
【0033】
また、畦上面削り手段81は、盛土体3の延長回転軸41aに接続され伝動ケース88内に収納されたチェーン等の伝動手段(図示せず)からの動力で所定方向に駆動回転する前後方向の回転軸91を有している。回転軸91は、伝動ケース88の一端部にて回転可能に片持ち状態で支持され、この回転軸91は爪ホルダ部92を外周側に複数有し、各爪ホルダ部92には、回転軸91とともに所定方向に回転しながら元畦の畦上面を耕耘してその耕耘土を元畦の畦上面に盛り上げる耕耘爪93が脱着可能に取り付けられている。また、複数の耕耘爪93はカバー体94にて覆われている。
【0034】
一方、畦形成体4は、図1に示すように、機体2の可動機枠9の伝動フレーム部14にて回転可能に軸支され中間入力軸15側からの動力で所定方向に駆動回転する回転軸101と、この回転軸101とともに回転中心軸線Xを中心として回転しながら耕耘爪47による盛土を締め固めて田面側に向って下り傾斜面状の畦側面を形成する略円錐台状の畦側面形成体102と、畦側面形成体102の縮径側端部に設けられ回転軸101とともに回転中心軸線Xを中心として回転しながら耕耘爪47,93による盛土を締め固めて水平面状の畦上面を形成する略円柱状の畦上面形成体103とを有している。また、畦側面形成体102はカバー体104にて覆われている。
【0035】
なお、畦形成体4の周速は、この畦形成体4が畦側面および畦上面に対してスリップ状態で回転するようにトラクタの走行速度より速い値に設定される。
【0036】
次に、上記畦塗り機1の作用等を説明する。
【0037】
トラクタの後部の3点リンクに畦塗り機1を連結してトラクタを走行させると、畦塗り機1はトラクタとともに進行方向前方に向って移動し、回転軸41,91,101がそれぞれ駆動回転する。
【0038】
これら回転軸41,91,101が駆動回転すると、耕耘爪47,93にて土が元畦の畦側面および畦上面に盛り上げられ、回転中心軸線Xを中心としてスリップ回転する畦側面形成体102にて盛土が締め固められて傾斜面状の畦側面が形成され、かつ回転中心軸線Xを中心としてスリップ回転する畦上面形成体103にて盛土が締め固められて水平面状の畦上面が形成される。
【0039】
ここで、例えば盛土体3の耕耘爪47の交換作業、カバー体51・補助カバー体52の内面に付着した土の除去作業等を行う場合、或いは、カバー体51・補助カバー体52が破損して新しいのに交換する場合には、取付具53のナット56をボルト55から外し、ボルト55を取付孔23,64から抜いた後、支持フレーム部13の前板21および後板22間からカバー体51を側方へ引き抜くようにして、カバー体51を支持フレーム部13から取り外す。また、取付具54の押えボルト57を緩めてから、支持フレーム部13の取付部材31の挿通孔30から棒状部材77の挿通部78を側方へ引き抜くようにして、補助カバー体52を支持フレーム部13から取り外す。すなわち、カバー体51および補助カバー体52を機体2の支持フレーム13に対して脱着することができる。
【0040】
そして、このような畦塗り機1によれば、機体2の可動機枠9の支持フレーム部13にて盛土体3の回転軸41を両持ち状態で安定支持できるばかりでなく、耕耘爪47の交換作業、カバー体51の内面に付着した土の除去作業、補助カバー体52の内面に付着した土の除去作業等を容易に行うことができる。
【0041】
また、カバー体51や補助カバー体52が破損した場合においても、カバー体51のみを交換したり、補助カバー体52のみを交換したりすればよく、ユーザーへの負担を軽減できる。
【0042】
さらに、カバー体51および補助カバー体52の形状設計の自由度が高くなり、機能・性能の向上や、さまざまな条件への対応が容易になる。
【0043】
なお、上記実施の形態では、カバー体51および補助カバー体52が支持フレーム部13に対して脱着可能に取り付けられた構成について説明したが、例えば図示しないが、補助カバー体52が支持フレーム部13に一体に設けられ、カバー体51のみが脱着可能に取り付けられた構成でもよい。
【0044】
また、例えば図示しないが、カバー体51を分割して複数のカバー体形成部材にて構成するようにしてもよく、またカバー体51の脱着を容易にできるように把持部材を設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明の一実施の形態に係る畦塗り機の平面図である。
【図2】同上畦塗り機の支持フレーム部および盛土体を示す斜視図である。
【図3】同上畦塗り機の部分正面図である。
【図4】同上畦塗り機のカバー体および補助カバー体を支持フレーム部に取り付けた状態の平面図である。
【図5】同上畦塗り機のカバー体および補助カバー体を支持フレーム部に取り付けた状態の正面図である。
【図6】同上畦塗り機のカバー体および補助カバー体を支持フレーム部から取り外した状態の平面図である。
【図7】同上畦塗り機のカバー体および補助カバー体を支持フレーム部から取り外した状態の正面図である。
【符号の説明】
【0046】
1 畦塗り機
2 機体
3 盛土体
4 畦形成体
13 支持フレーム部
41 回転軸
47 耕耘爪
51 カバー体
52 補助カバー体
81 畦上面削り手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下方に向って開口する略コ字状の支持フレーム部を有する機体と、
前記支持フレーム部にて軸方向両端部が回転可能に支持された回転軸およびこの回転軸に脱着可能に取り付けられ土を耕耘して盛り上げる複数の耕耘爪を有する盛土体と、
前記支持フレーム部に脱着可能に取り付けられ、前記耕耘爪を覆うカバー体と、
前記機体に設けられ、前記耕耘爪にて盛り上げられた盛土を締め固めて畦を形成する畦形成体と
を備えることを特徴とする畦塗り機。
【請求項2】
下方に向って開口する略コ字状の支持フレーム部を有する機体と、
前記支持フレーム部にて軸方向両端部が回転可能に支持された回転軸およびこの回転軸に取り付けられ土を耕耘して盛り上げる複数の耕耘爪を有する盛土体と、
前記支持フレーム部に脱着可能に取り付けられ、前記支持フレーム部から反畦側に向って突出した状態で前記耕耘爪を覆うカバー体と、
前記支持フレーム部に脱着可能に取り付けられ、前記支持フレーム部から畦側に向って突出した状態で前記耕耘爪を覆う補助カバー体と、
前記機体に設けられ、前記耕耘爪にて盛り上げられた盛土を締め固めて畦を形成する畦形成体と
を備えることを特徴とする畦塗り機。
【請求項3】
機体の支持フレーム部にて支持された畦上面削り手段を備える
ことを特徴とする請求項1または2記載の畦塗り機。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2009−112239(P2009−112239A)
【公開日】平成21年5月28日(2009.5.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−288223(P2007−288223)
【出願日】平成19年11月6日(2007.11.6)
【出願人】(000188009)松山株式会社 (285)
【Fターム(参考)】