説明

疼痛および他の適応症の治療用の医薬組成物

本発明は、選択されたイミダゾールまたはオキサゾールFAAH阻害剤および第二の活性剤を含む、FAAH阻害剤および第二の活性化を含むFAAH媒介病、障害または疾患の治療で有用な組成物に向けられる。該組成物は、骨関節炎、慢性関節リウマチ、糖尿病性神経障害、ヘルペス後神経痛、骨格筋疼痛、および線維筋痛症、ならびに急性疼痛、片頭痛、睡眠障害、アルツハイマー病およびパーキンソン病を含めた広い範囲の病気、障害または疾患の治療で有用であろう。もう1つの局面において、本明細書中に開示された発明は、神経因性疼痛および侵害受容性疼痛の治療で有用な組成物に向けられ、該組成物はエトリコキシブを含む。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I:
【化1】

[式中、
XはSまたはSOであり;
nは0、1または2であり;
は:
(1)アリール、および
(2)HET
よりなる群から選択され、ここに、Rは置換基RおよびRでモノまたはジ置換されていてもよく;およびここに、RおよびRは、独立して:
(a)ハロ、
(b)−CN、
(c)モノ、ジまたはトリ−ハロC1−4アルキル、
(d)モノ、ジまたはトリ−ハロOC1−4アルキル、
(d)ヒドロキシル、ハロまたはアミノで置換されていてもよい−OC1−4アルキル、
(e)ヒドロキシル、CN、−CHFおよび−CFから選択される1または2の置換基で置換されていてもよい−C1−4アルキル、
(f)ヒドロキシ、ハロまたはCNで置換されていてもよい−C1−2アルキル−C3−6シクロアルキル、
(g)−S(O)1−4アルキル、
(h)−S(O)NR
(i)−C(O)−NH−NR
(j)−C(O)−OH、
(k)ハロまたはヒドロキシで置換されていてもよい−C(O)−OC1−4アルキル、
(l)−C(O)−NR1011
(m)ハロでモノ、ジまたはトリ置換されていてもよい−C(O)−C1−4アルキル、
(o)−C(NR12)−NR1314
(p)HET
(q)アリール、
(r)−C(O)−NH−NH−C(O)H、
(s)−CH−C(O)−O−C1−4アルキル、ここに、CHはC1−4アルキルまたはOHで置換されていてもよく、
(t)−CH−C(O)NR1516、ここに、CHはC1−4アルキルまたはOHで置換されていてもよく、および
(u)−NR1718
よりなる群から選択され、
ここに、選択(p)および(q)は、各々、
(1)ハロ、
(2)−CN、
(3)−OH、
(4)ヒドロキシ、ハロまたはシアノで置換されていてもよい−C1−4アルキル、
(5)−CF
(6)ヒドロキシルまたはハロで置換されていてもよい−OC1−4アルキル、
(7)−C(O)OH、および
(8)−C(O)O−C1−3アルキル、
(9)−C(O)−NR1920
(10)−NH
(11)オキソ、
(12)=S
から選択される置換基でモノまたはジ置換されていてもよく、
但し、選択(q)での置換基はオキソまたは=S以外であり、
、R、R、R、R10、R11、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19およびR20は、各々、独立して、HまたはC1−4アルキルから選択され、あるいは
およびR、またはRおよびR、またはR10およびR11、またはR13およびR14、またはR15およびR16、またはR17およびR18、またはR19およびR20は一緒に連結して、それらが結合している窒素と一緒に環を形成し、4ないし7の原子の5員の複素環が形成され、該環はN、OおよびSから選択される1、2、3または4のヘテロ原子を含有し、該環は、ハロ、ヒドロキシル、オキソ、C1−4アルキル、ヒドロキシC1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、−C(O)−C1−4アルキルおよび−S(O)1−4アルキルから独立して選択される置換基でモノまたはジ置換されていてもよく;
は:
(1)アリール、
(2)HET
(3)−CH−アリール、
(4)−CH−HET
(5)−C1−6アルキル、および
(6)−C3−6シクロアルキル
よりなる群から選択され、
ここに、Rは、
(a)ハロ、
(b)−CN、
(c)−OH、
(d)ヒドロキシ、ハロまたはシアノで置換されていてもよい−C1−4アルキル、
(e)−CF
(f)ヒドロキシルまたはハロで置換されていてもよい−OC1−4アルキル、
(g)−C(O)O−C1−3アルキル、および
(h)ハロ、C1−4アルキルまたは−OC1−4アルキル
よりなる群から独立して選択される置換基でモノまたはジ置換されていてもよく;
は:
(1)アリール、
(2)HET、および
(3)C3−6シクロアルキル
よりなる群から選択され、
ここに、Rは、
(a)ヒドロキシ、
(b)ハロ、
(c)−C3−6シクロアルキル、
(d)−OC3−5シクロアルキル、
(e)−C1−4アルキル、
(f)−OC1−4アルキル、
(g)−C(O)CH
(h)モノ、ジまたはトリ−ハロC1−4アルキル、
(i)モノ、ジまたはトリ−ハロ−OC1−4アルキル、および
(j)−S(O)−C1−4アルキル
よりなる群から独立して選択される置換基でモノまたはジ置換されていてもよく;
ここに、アリールは単環または二環芳香族環系としてのものであり;およびHET、HET、HETおよびHETは、各々、独立して、5ないし10員の芳香族、部分的芳香族または非芳香族単環または二環、またはそのN−オキサイドであり、それはO、SおよびNから選択される1ないし4のヘテロ原子を含有し、および1ないし2のオキソ基で置換されていてもよい]
のFAAH阻害性化合物、またはその医薬上許容される塩、
または式II:
【化2】

[式中、
n=0、1または2であり、
は:
(1)フェニル、および
(2)HET
よりなる群から選択され、
ここに、選択(1)および(2)は、
【化3】

で置換されており、
ここに、Rは:
(a)ハロ、
(b)−CN、
(c)ハロC1−4アルキル、
(d)ヒドロキシ、ハロまたはアミノで置換されていてもよい−OC1−4アルキル、
(e)ヒドロキシル、CN、−CHFおよび−CFから選択される1または2の置換基で置換されていてもよい−C1−4アルキル、
(f)ヒドロキシ、ハロまたはCNで置換されていてもよい−C1−2アルキル−C3−6シクロアルキル、
(g)−S(O)1−4アルキル、
(h)−S(O)NR
(i)−C(O)−OH、
(j)ハロまたはヒドロキシで置換されていてもよい−C(O)−OC1−4アルキル、
(k)−C(O)−NR1011
(l)ハロでモノ、ジまたはトリ置換されていてもよい−C(O)−C1−4アルキル、
(m)HET
(n)アリール、
(o)−CH−C(O)−O−C1−4アルキルであるが、CHはC1−4アルキルまたはOHで置換されていてもよく、
(t)−CH−C(O)NR1516であるが、CHはC1−4アルキルまたはOHで置換されていてもよく、および
(u)−NR1718
よりなる群から選択され、
ここに、選択(m)および(m)は、各々、
(1)ハロ、
(2)−CN、
(3)−OH、
(4)ヒドロキシ、ハロまたはシアノで置換されていてもよい−C1−4アルキル、
(5)−CF
(6)ヒドロキシルまたはハロで置換されていてもよい−OC1−4アルキル、
(7)−C(O)OH、
(8)−C(O)−NR1920
(9)−NH
(10)オキソ、
(11)=S
から選択される置換基でモノまたはジ置換されていてもよく、
ここに、R、R、R10、R11、R15、R16、R17、R18、R19およびR20は、各々、独立して、HおよびC1−4アルキルから選択され、ここに、C1−4アルキルはハロでモノ、ジ、またはトリ置換されていてもよく、あるいは
およびR、またはR10およびR11、またはR15およびR16、またはR17およびR18、またはR19およびR20は、それらが結合している原子と一緒になって、4ないし7の原子の5員の複素環が形成されるように一緒に連結され、該環はN、OおよびSから選択される1、2、3または4のヘテロ原子を含有し、該環はハロ、ヒドロキシル、オキソ、C1−4アルキル、ヒドロキシC1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、−C(O)−C1−4アルキルおよび−S(O)1−4アルキルから独立して選択される置換基でモノまたはジ置換されていてもよく;
は:
(1)水素、
(2)アリール、
(3)HET
(4)−CH−アリール、
(5)−CH−HET
(6)−C1−6アルキル、および
(7)−C3−6シクロアルキル
よりなる群から選択され、
ここに、選択(2)、(3)、(4)、(5)、(6)および(7)は、
(a)ハロ、
(b)−CN、
(c)−OH、
(d)ヒドロキシ、ハロまたはシアノで置換されていてもよい−C1−4アルキル、
(e)−CF
(f)ヒドロキシルまたはハロで置換されていてもよい−OC1−4アルキル、
(g)−C(O)O−C1−3アルキル
よりなる群から独立して選択される置換基でモノまたはジ置換されていてもよく;
は:
(1)アリール、
(2)HET、および
(3)C3−6シクロアルキル
よりなる群から選択され、
ここに、選択(1)、(2)および(3)は、各々、
(a)ヒドロキシ、
(b)ハロ、
(c)−C3−6シクロアルキル、
(d)−OC3−5シクロアルキル、
(e)−C1−4アルキル、
(f)−OC1−4アルキル、
(g)−C(O)CH
(h)モノ、ジまたはトリ−ハロ−C1−4アルキル、
(i)モノ、ジまたはトリ−ハロ−OC1−4アルキル、および
(j)−S(O)−C1−4アルキル
よりなる群から独立して選択される置換基でモノまたはジ置換されていてもよく;および
は:
(1)−C1−4アルキル、
(2)−ハロC1−4アルキル、
(3)H
よりなる群から選択され;および
HET、HET、HETおよびHETは、各々、独立して、O、SおよびNから選択される1ないし4のヘテロ原子を含有し、かつ1ないし2のオキソ基で置換されていてもよい、5ないし10員の芳香族、部分的芳香族または非芳香族の単環または二環である。
本局面内には、
が:
(1)フェニル、
(2)ピリジニル、
(3)ピリダジニル、
(4)ピリミジニル、
(5)ピラジニル、
(6)チアゾリル、
(7)チエニル、
(8)ピロリル、および
(9)オキサゾリル
よりなる群から選択され、
ここに、(1)ないし(9)の選択は
【化4】

で置換されており、
ここに、Rは、
(b)−CN、
(c)ハロC1−4アルキル、
(d)ヒドロキシル、ハロまたはアミノで置換されていてもよい−O−C1−4アルキル、
(e)ヒドロキシルまたはCNで置換されていてもよい−C1−4アルキル、
(f)ヒドロキシで置換されていてもよい−C1−2アルキル−C3−6シクロアルキル、
(h)−S(O)1−4アルキル、ここに、nは1または2であり、
(i)−S(O)NR
(j)−C(O)−NR1011
(k)HET
(l)アリール
よりなる群から選択され、
ここに、選択(k)および(l)は、各々、
(1)ハロ、
(2)−CN、
(3)−OH、
(4)ヒドロキシ、ハロまたはシアノで置換されていてもよい−C1−4アルキル、
(5)−CF
(6)ヒドロキシルまたはハロで置換されていてもよい−OC1−4アルキル、
(7)−C(O)OH、
(8)−C(O)O−C1−3アルキル、および
(9)−C(O)−NR1920
から選択される置換基でモノまたはジ置換されていてもよく、
ここに、R、R、R10、R11、R19およびR20は、各々、独立して、HおよびC1−4アルキルから選択され、
ここに、C1−4アルキルはハロでモノ、ジまたはトリ置換されていてもよい属がある。]
のFAHH阻害性化合物、またはその医薬上許容される塩、
および:急性疼痛、慢性疼痛、神経原性疼痛、片頭痛;炎症によって引き起こされた疼痛、および神経因性疼痛、不安、摂食障害、肥満、上昇した眼内圧、緑内障、心血管障害、鬱病、炎症性障害、喘息、クローン病、および炎症性腸病、食物アレルギー、喘息、皮膚炎症、催吐、異痛症、痛覚過敏、頭痛、内臓疼痛、歯痛、火傷に関連する疼痛、月経疼痛、月経困難症、原発性月経困難症、慢性関節リウマチ、若年性慢性関節リウマチ、骨関節炎、手術後疼痛、婦人科外科的処置、腹部外科的処置、切開、口腔外科的処置および背中疼痛、癲癇および癲癇型誘導損傷、興奮毒性ニューロトキシンへの暴露、興奮毒性、虚血性脳損傷、脳虚血症、外傷負傷、鬱病、不安、睡眠障害、アルツハイマー病、パーキンソン病、ハンチントン病、筋萎縮性側索硬化症、多発性硬化症、チューレット症候群、統合失調症、緑内障、疼痛、依存症、炎症、アレルギー応答、摂食障害、低血圧、高血圧、呼吸器系問題、癌腫瘍成長、化学療法合併症、窒息、注意欠乏障害、および嘔吐および吐気を含めた胃腸病、胃潰瘍、分泌性下痢、麻痺性腸閉塞、炎症性腸病、結腸癌、胃−食道反射疾患、掻痒、脂肪肝病、および非アルコール性脂肪性肝炎、および刺激性腸症候群を治療するのに有用な第二の活性剤を含む医薬組成物。
【請求項2】
第二の活性剤が急性疼痛、慢性疼痛、神経原性疼痛、片頭痛に関連する疼痛、片頭痛予防、炎症によって引き起こされた疼痛、神経因性疼痛、ヘルペス後神経痛、化学療法誘導末梢神経障害による疼痛、HIV誘導末梢神経障害による疼痛、ヌオクレオシド逆転写酵素阻害剤誘導末梢神経障害による疼痛、痛性糖尿病性神経障害、線維筋痛症による疼痛、異痛症、痛覚過敏、内臓疼痛、歯痛、火傷に関連する疼痛、月経疼痛、月経困難症、原発性月経困難症、慢性関節リウマチ、若年性慢性関節リウマチ、骨関節炎、手術後疼痛、婦人科外科的処置、腹部外科的処置、切開、口腔外科的処置および背中疼痛、頭痛、片頭痛、鬱病、不安、睡眠障害、アルツハイマー病、パーキンソン病、摂食障害および肥満を治療するのに有用な請求項1記載の医薬組成物。
【請求項3】
該第二の活性剤が骨関節炎、慢性関節リウマチ、炎症性疼痛、神経因性および侵害受容性疼痛、糖尿病性神経障害、ヘルペス後神経痛、骨格筋疼痛、および線維筋痛症、ならびに急性疼痛、片頭痛、睡眠障害、アルツハイマー病、およびパーキンソン病を治療するのに有用な請求項2記載の医薬組成物。
【請求項4】
該第二の活性剤が炎症性疼痛、神経因性疼痛および侵害受容性疼痛を治療するのに有用な請求項3記載の医薬組成物。
【請求項5】
該第二の活性剤がエトリコキシブである請求項4記載の医薬組成物。
【請求項6】
請求項1記載のFAAH阻害剤が式Iのものであり、ここに、
が:
(1)フェニル、
(2)ピリジル、
(3)ピリダジニル、
(4)ピリミジル、
(5)ピラジニル、
(6)チアゾリル、
(7)チエニル、
(8)ピロリル、
(9)オキサゾリル、および
(10)オキサジアゾリル
よりなる群から選択され;
ここに、Rは置換基RおよびRでモノまたはジ置換されていてもよく、ここに、RおよびRは、独立して:
(a)ハロ、
(b)−CN、
(c)モノ、ジまたはトリ−ハロC1−4アルキル、
(d)ヒドロキシル、ハロまたはアミノで置換されていてもよい−O−C1−4アルキル、
(e)ヒドロキシルまたはCNで置換されていてもよい−C1−4アルキル、
(f)ヒドロキシで置換されていてもよい−C1−2アルキル−C3−6シクロアルキル、
(h)−S(O)1−4アルキル、ここに、nは0、1または2であり、
(i)−S(O)NR
(j)−C(O)−NR1011
(k)HET
(l)アリール
よりなる群から選択され、および
ここに、選択(k)および(l)は、各々、
(1)ハロ、
(2)−CN、
(3)−OH、
(4)ヒドロキシ、ハロまたはシアノで置換されていてもよい−C1−4アルキル、
(5)−CF
(6)ヒドロキシルまたはハロで置換されていてもよい−OC1−4アルキル、
(7)−C(O)OH、
(8)−C(O)O−C1−3アルキル、および
(9)−C(O)−NR1920
より選択される置換基でモノまたはジ置換されていてもよく、
ここに、R、R、R10、R11、R19およびR20が、各々、独立して、HおよびC1−4アルキルから選択される医薬組成物。
【請求項7】
請求項6記載のFAAH阻害剤が式Iのものであり、ここに、
が:
(1)フェニル、
(2)ピリジル、
(3)ピリミジル、
(4)ピラジニル、
(5)ピリダジニル、
(6)1,2,4−オキサジアゾリル、および
(7)1,3,4−オキサジアゾリル
よりなる群から選択され、これらは置換基RおよびRでモノまたはジ置換されていてもよく、該置換基は、独立して、
(a)ヒドロキシで置換されていてもよい−C1−4アルキル、
(b)−S(O)1−4アルキル、
(c)−C(O)−NR1011
(d)HET、および
(e)ハロ
よりなる群から選択され、
ここに、HETは:
(1)ハロ、
(2)−CN、
(3)−OH、
(4)ヒドロキシ、ハロまたはシアノで置換されていてもよい−C1−4アルキル、
(5)−CF
(6)ヒドロキシルまたはハロで置換されていてもよい−OC1−4アルキル、
(7)−C(O)OH、および
(8)−C(O)O−C1−3アルキル、および
(9)−C(O)−NR1920
から選択される置換基でモノまたはジ置換されていてもよく、
ここに、R10、R11、R19およびR20が、各々、独立して、HおよびC1−4アルキルから選択される医薬組成物。
【請求項8】
請求項1記載のFAAH阻害剤が式Iのものであり、ここに、
が:
(1)アリール、
(2)HET
(3)−CHアリール、
(4)−CHHET
よりなる群から選択され、
ここに、Rは:
(a)ハロ、
(b)−CN、
(c)−OH、
(d)−ヒドロキシC1−4アルキル、
(e)−C1−4アルキル、
(f)−C1−4ハロアルキル、および
(g)ハロまたはヒドロキシルで置換されていてもよい−OC1−4アルキル
よりなる群から独立して選択される置換基でモノまたはジ置換されていてもよい医薬組成物。
【請求項9】
請求項8記載のFAAH阻害剤が式Iのものであり、ここに、
が:
(1)アリール、および
(2)HET
よりなる群から選択され、
ここに、Rが、
(a)ハロ、
(b)−CN、
(c)−OH、
(d)−ヒドロキシC1−4アルキル、
(e)−CH
(f)−CF、および
(g)−OCH
よりなる群から独立して選択される置換基でモノまたはジ置換されていてもよい医薬組成物。
【請求項10】
請求項9記載のFAAH阻害剤が式Iのものであり、ここに、
が:
(1)フェニル、
(2)ピリジル、
(3)ピリダジニル、
(4)ピリミジル、
(5)ピラジニル、
(6)チアゾリル、
(7)オキサゾリル、
(8)ピラゾリル、
(9)1,2,4−オキサジアゾリル、および
(10)1,3,4−オキサジアゾリル
よりなる群から選択され、
ここに、Rがハロ、ハロゲンで置換されていてもよいOC1−4アルキル、−C1−4ハロアルキル、ヒドロキシルおよびCNでモノまたはジ置換されていてもよい医薬組成物。
【請求項11】
請求項1記載のFAAHの阻害剤が式Iのものであり、ここに、
が:
(1)アリール、および
(2)HET
よりなる群から選択され、
ここに、選択(1)および(2)は、各々:
(a)ハロ、
(b)−C3−6シクロアルキル、
(c)−OC1−4アルキル、
(d)モノ、ジまたはトリ−ハロC1−4アルキル、および
(e)モノ、ジまたはトリ−ハロ−OC1−4アルキル
よりなる群から独立して選択される置換基でモノまたはジ置換されていてもよい医薬組成物。
【請求項12】
請求項11記載のFAAH阻害剤が式Iのものであり、ここに、
が:
(1)フェニル、
(2)ピリミジル、
(3)ピリジル
よりなる群から選択され
ここに、Rはハロ、ハロC1−4アルキル、またはハロで置換されていてもよい−OC1−4アルキルでモノまたはジ置換されていてもよい医薬組成物。
【請求項13】
請求項1記載のFAAH阻害剤が式Ia:
【化5】

[式中、
は:
(1)フェニル、
(2)ピリジル、
(3)ピリダジニル、
(4)ピリミジル、
(5)ピラジニル、
(6)チアゾリル、
(7)チエニル、
(8)ピロリル、
(9)オキサゾリル、および
(10)オキサジアゾリル
よりなる群から選択され;
ここに、Rは置換基RおよびRでモノまたはジ置換されていてもよく、これらは
(a)ハロ
(b)−CN、
(c)モノ、ジまたはトリ−ハロC1−4アルキル、
(d)ヒドロキシル、ハロまたはアミノで置換されていてもよい−O−C1−4アルキル、
(e)ヒドロキシルまたはCNで置換されていてもよい−C1−4アルキル、
(f)ヒドロキシで置換されていてもよい−C1−2アルキル−C3−6シクロアルキル、
(h)−S(O)1−4アルキル、ここに、nは0、1または2であり
(i)−S(O)NR
(j)−C(O)−NR1011
(k)HET
(l)アリール
よりなる群から独立して選択され、
ここに、選択(k)および(l)は、各々、
(1)ハロ
(2)−CN、
(3)−OH、
(4)ヒドロキシ、ハロまたはシアノで置換されていてもよい−C1−4アルキル、
(5)−CF
(6)ヒドロキシルまたはハロで置換されていてもよい−OC1−4アルキル、
(7)−C(O)OH、
(8)−C(O)O−C1−3アルキル、および
(9)−C(O)−NR1920
から選択される置換基でモノまたはジ置換されていてもよく、
ここに、R、R、R10、R11、R19およびR20は、各々、独立して、HおよびC1−4アルキルから選択され;
は:
(1)アリール、
(2)HET
(3)−C1−6アルキル、および
(4)−C3−6シクロアルキル
よりなる群から選択され、
ここに、選択Rは、
(a)ハロ、
(b)−CN、
(c)−OH、
(d)−ヒドロキシC1−4アルキル、
(e)−C1−4アルキル、
(f)−C1−4ハロアルキル、および
(g)ハロまたはヒドロキシルで置換されていてもよい−OC1−4アルキル
よりなる群から独立して選択される置換基でモノまたはジ置換されていてもよく;
および
は:
(1)アリール、および
(2)HET
よりなる群から選択され、
ここに、選択(1)および(2)は、各々、
(a)ハロ、
(b)−C3−6シクロアルキル、
(c)−C1−4アルキル、
(d)−OC1−4アルキル、
(e)モノ、ジまたはトリ−ハロC1−4アルキル、および
(f)モノ、ジまたはトリ−ハロ−OC1−4アルキル
よりなる群から独立して選択される置換基でモノまたはジ置換されていてもよい]
のものである医薬組成物。
【請求項14】
請求項13記載のFAAH阻害剤が式Iaのものであり、ここに、
が:
(1)フェニル、
(2)ピリジニル、
(3)ピリミジニル、
(4)ピラジニル、
(5)ピリダジニル、
(6)1,2,4−オキサジアゾリル、および
(7)1,3,4−オキサジアゾリル
よりなる群から選択され、
これらは置換基RおよびRでモノまたはジ置換されていてもよく、それらは、独立して、
(a)ヒドロキシで置換されていてもよい−C1−4アルキル、
(b)−S(O)1−4アルキル、
(c)−C(O)−NR1011
(d)HET、および
(e)ハロ
よりなる群から独立して選択され、
ここに、HETは:
(1)ハロ、
(2)−CN、
(3)−OH、
(4)ヒドロキシ、ハロまたはシアノで置換されていてもよい−C1−4アルキル、
(5)−CF
(6)ヒドロキシルまたはハロで置換されていてもよい−OC1−4アルキル、
(7)−C(O)OH、および
(8)−C(O)O−C1−3アルキル、および
(9)−C(O)−NR1920
から選択される置換基でモノまたはジ置換されていてもよく、
ここに、R10、R11、R19およびR20が、各々、独立して、HおよびC1−4アルキルから選択され、
が:
(1)フェニル、
(2)ピリジル、
(3)ピリダジニル、
(4)ピリミジル、
(5)ピラジニル、
(6)チアゾリル、
(7)オキサゾリル、
(8)ピラゾリル、
(9)1,2,4−オキサジアゾリル、および
(10)1,3,4−オキサジアゾリル
よりなる群から選択され、
ここに、Rはハロ、ハロゲンで置換されていてもよいOC1−4アルキル、−C1−4ハロアルキル、ヒドロキシルおよびCNでモノまたはジ置換されていてもよく;および
が:
(1)フェニル、
(2)ピリミジル
(3)ピリジル
よりなる群から選択され、
ここに、Rはハロ、ハロC1−4アルキル、またはハロで置換されていてもよい−OC1−4アルキルでモノまたはジ置換されていてもよい医薬組成物。
【請求項15】
請求項14記載のFAAH阻害剤が式Ia:
【化6】

[式中、
は:
(1)フェニル、
(2)ピリジル、
(3)ピリダジニル、
(4)ピリミジル、
(5)ピラジニル
よりなる群から選択され、
ここに、Rは置換基RおよびRでモノまたはジ置換されていてもよく、これらは、
(a)ハロ
(b)−CN、
(c)モノ、ジまたはトリ−ハロC1−4アルキル、
(d)ヒドロキシル、ハロまたはアミノで置換されていてもよい−O−C1−4アルキル、
(e)−C(CH−OH
よりなる群から独立して選択され;
は:
(1)フェニル、
(2)ピリジル、
(3)ピリダジニル、
(4)ピリミジル、
(5)ピラジニル、
(6)ピラゾリル
よりなる群から選択され、
ここに、Rはハロ、ハロゲンで置換されていてもよいOC1−4アルキル、−C1−4ハロアルキル、ヒドロキシルおよびCNでモノまたはジ置換されていてもよく;および
は:
(1)フェニル、
(2)ピリミジル、
(3)ピリジル
よりなる群から選択され
ここに、Rはハロ、ハロC1−4アルキル、またはハロで置換されていてもよい−OC1−4アルキルでモノまたはジ置換されていてもよい]
のものである医薬組成物。
【請求項16】
請求項15記載のFAAH阻害剤が式Iaのものであり、ここに、
が:
(1)フェニル、
(2)ピリジル、
(3)ピラジニル
よりなる群から選択され、
ここに、Rは置換基RおよびRでモノまたはジ置換されていてもよく、それらは:
(a)ハロ、
(b)−CN、
(c)モノ、ジまたはトリ−ハロC1−4アルキル、
(d)ヒドロキシル、ハロまたはアミノで置換されていてもよい−O−C1−4アルキル、
(e)−C(CH−OH
よりなる群から独立して選択され;
が:
(1)フェニル、
(2)ピリジル
よりなる群から選択され、
ここに、Rはハロ、ハロゲンで置換されていてもよいOC1−4アルキル、−C1−4ハロアルキル、ヒドロキシルおよびCNでモノまたはジ置換されていてもよく;および
が:
(1)フェニル、
(2)ピリミジル、
(3)ピリジル
よりなる群から選択され、
ここに、Rはハロ、ハロC1−4アルキル、またはハロで置換されていてもよい−OC1−4アルキルでモノまたはジ置換されていてもよい医薬組成物。
【請求項17】
請求項1記載のFAAH阻害剤が式IIのものであり、ここに、
が:
(1)フェニル、
(2)ピリジニル、
(3)ピリミジニル、
(4)ピラジニル、および
(5)ピリダジニル
よりなる群から選択され、
ここに、(1)ないし(5)の選択は
【化7】

で置換されており、
およびRが、
(a)ヒドロキシで置換されていてもよい−C1−4アルキル、
(b)−S(O)1−4アルキル、
(c)−C(O)−NR1011
(d)HET、および
(e)ハロ
よりなる群から選択され、
ここに、選択(d)は:
(1)ハロ
(2)−CN、
(3)−OH、
(4)ヒドロキシ、ハロまたはシアノで置換されていてもよい−C1−4アルキル、
(5)−CF
(6)ヒドロキシルまたはハロで置換されていてもよい−OC1−4アルキル、
(7)−C(O)OH、および
(8)−C(O)O−C1−3アルキル、および
(9)−C(O)−NR1920
から選択される置換基でモノまたはジ置換されていてもよく、
ここに、R10、R11、R19およびR20が、各々、独立して、HおよびC1−4アルキルから選択され、ここに、C1−4アルキルはハロでモノ、ジ、またはトリ置換されていてもよい医薬組成物。
【請求項18】
請求項1記載のFAAH阻害剤が式IIのものであり、ここに、
が:
(1)水素、
(2)アリール、
(3)HET
(4)−C1−6アルキル、および
(5)−C3−6シクロアルキル
よりなる群から選択され、
ここに、選択(2)、(3)、(4)および(5)は
(a)ハロ、
(b)−CN、
(c)−OH、
(d)−ヒドロキシC1−4アルキル、
(e)−C1−4アルキル、
(f)−C1−4ハロアルキル、および
(g)ハロまたはヒドロキシルで置換されていてもよい−OC1−4アルキル
よりなる群から独立して選択される置換基でモノまたはジ置換されていてもよい医薬組成物。
【請求項19】
請求項18記載のFAAH阻害剤が式IIのものであり、ここに、
が:
(1)水素、
(2)−C1−6アルキル、および
(3)−C3−6シクロアルキル
よりなる群から選択され、
ここに、選択(2)および(3)は、各々、
(a)ハロ、
(b)−CN、
(c)−OH、
(d)−ヒドロキシC1−4アルキル、
(e)−CH
(f)−CF、および
(g)−OCH
よりなる群から独立して選択される置換基でモノまたはジ置換されていてもよい医薬組成物。
【請求項20】
請求項1記載のFAAH阻害剤が式IIのものであり、ここに、
が:
(1)フェニル、および
(2)HET
よりなる群から選択され、
ここに、選択(1)および(2)は、各々:
(a)ハロ、
(b)−C3−6シクロアルキル、
(c)−C1−4アルキル、
(d)−OC1−4アルキル、
(e)モノ、ジまたはトリ−ハロC1−4アルキル、および
(f)モノ、ジまたはトリ−ハロ−OC1−4アルキル
よりなる群から独立して選択される置換基でモノまたはジ置換されていてもよい医薬組成物。
【請求項21】
請求項20記載のFAAH阻害剤が式IIのものであり、ここに、
が:
(1)フェニル、
(2)ピリミジニル、
(3)ピリジニル、
(4)ピリダジニル、
(5)ピラジニル
よりなる群から選択され、
ここに、選択(1)、(2)、(3)、(4)および(5)は、各々、ハロ、ハロC1−4アルキル、またはハロで置換されていてもよい−OC1−4アルキルでモノまたはジ置換されていてもよい医薬組成物。
【請求項22】
請求項1記載のFAAH阻害剤が式IIaまたはIIb:
【化9】

または
[式中、
は:
(1)フェニル、
(2)ピリジニル、
(3)ピリダジニル、
(4)ピリミジニル、
(5)ピラジニル、
(6)チアゾリル、
(7)チエニル、
(8)ピロリル、および
(9)オキサゾリル
よりなる群から選択され、
ここに、(1)ないし(9)の選択は
【化10】

で置換されており、
およびRは、
(a)−CN、
(b)ハロC1−4アルキル、
(c)ヒドロキシル、ハロまたはアミノで置換されていてもよい−O−C1−4アルキル、
(d)ヒドロキシルまたはCNで置換されていてもよい−C1−4アルキル、
(e)ヒドロキシで置換されていてもよい−C1−2アルキル−C3−6シクロアルキル、
(g)−S(O)1−4アルキル、ここに、nは1または2であり、
(h)−S(O)NR
(i)−C(O)−NR1011
(j)HET
(k)アリール
よりなる群から選択され、および
ここに、選択(j)および(k)は、各々、
(1)ハロ、
(2)−CN、
(3)−OH、
(4)ヒドロキシ、ハロまたはシアノで置換されていてもよい−C1−4アルキル、
(5)−CF
(6)ヒドロキシルまたはハロで置換されていてもよい−OC1−4アルキル、
(7)−C(O)OH、
(8)−C(O)O−C1−3アルキル、および
(9)−C(O)−NR1920
から選択される置換基でモノまたはジ置換されていてもよく、
ここに、R、R、R10、R11、R19およびR20は、各々、独立して、HおよびC1−4アルキルから選択され、
ここに、C1−4アルキルはトリチウム化されていてもよく、あるいは、ハロでモノ、ジ、またはトリ置換されていてもよく、あるいは
は:
(1)水素、
(2)アリール、
(3)HET
(4)−C1−6アルキル、および
(5)−C3−6シクロアルキル
よりなる群から選択され、
ここに、選択(2)、(3)、(4)および(5)は、
(a)ハロ、
(b)−CN、
(c)−OH、
(d)−ヒドロキシC1−4アルキル、
(e)−C1−4アルキル、
(f)−C1−4ハロアルキル、および
(g)ハロまたはヒドロキシルで置換されていてもよい−OC1−4アルキル
よりなる群から独立して選択される置換基でモノまたはジ置換されていてもよく;および
は:
(1)フェニル、および
(2)HET
よりなる群から選択され、
ここに、選択(1)および(2)は、各々、
(a)ハロ、
(b)−C3−6シクロアルキル、
(c)−C1−4アルキル、
(d)−OC1−4アルキル、
(e)モノ、ジまたはトリ−ハロC1−4アルキル、および
(f)モノ、ジまたはトリ−ハロ−OC1−4アルキル
よりなる群から独立して選択される置換基でモノまたはジ置換されていてもよく;
は:
(1)トリチウム化されていてもよい−C1−4アルキル、および
(3)H
よりなる群から選択される]
のものである医薬組成物。
【請求項23】
請求項22記載のFAAH阻害剤が式IIaまたはIIbのものであり、ここに、
が:
(1)フェニル、
(2)ピリジニル、
(3)ピリミジニル、
(4)ピラジニル、および
(5)ピリダジニル
よりなる群から選択され、
ここに、選択(1)ないし(5)は
【化11】

で置換されており、
およびRが、
(a)ヒドロキシで置換されていてもよい−C1−4アルキル、
(b)−S(O)1−4アルキル、
(c)−C(O)−NR1011、および
(d)HET
よりなる群から選択され、
ここに、選択(d)は:
(1)ハロ、
(2)−CN、
(3)−OH、
(4)ヒドロキシ、ハロまたはシアノで置換されていてもよい−C1−4アルキル、
(5)−CF
(6)ヒドロキシルまたはハロで置換されていてもよい−OC1−4アルキル、
(7)−C(O)OH、および
(8)−C(O)O−C1−3アルキル、および
(9)−C(O)−NR1920
から選択される置換基でモノまたはジ置換されていてもよく、
ここに、R10、R11、R19およびR20は、各々、独立して、HおよびC1−4アルキルから選択され、ここに、
1−4アルキルはトリチウム化されていてもよく、あるいはハロでモノ、ジ、またはトリ置換されていてもよく、あるいは
が:
(1)水素、
(2)−C1−6アルキル、および
(3)−C3−6シクロアルキル
よりなる群から選択され、
ここに、選択(2)および(3)は、各々、
(a)ハロ、
(b)−CN、
(c)−OH、
(d)−ヒドロキシC1−4アルキル、
(e)−CH
(f)−CF、および
(g)−OCH
よりなる群から独立して選択される置換基でモノまたはジ置換されていてもよく;
が:
(1)フェニル、
(2)ピリミジニル、
(3)ピリジニル、
(4)ピラジニル、および
(5)ピリダジニル
よりなる群から選択され、
ここに、選択(1)、(2)、(3)、(4)および(5)は、各々、ハロ、ハロC1−4アルキル、またはハロで置換されていてもよい−OC1−4アルキルでモノまたはジ置換されていてもよい医薬組成物。
【請求項24】
請求項23記載のFAAH阻害剤が式IIaまたはIIbのものであり、ここに、
が:
(1)フェニル、および
(2)ピリジニル
よりなる群から選択され、
ここに、選択(1)および(2)は
【化12】

で置換されており、
および、R
(a)ヒドロキシで置換されていてもよい−C1−4アルキル
(b)−S(O)1−4アルキル
(c)−C(O)−NR1011
(d)HET
よりなる群から選択され、
ここに、選択(d)は:
(1)ハロ、
(2)−CN、
(3)−OH、
(4)ヒドロキシ、ハロまたはシアノで置換されていてもよい−C1−4アルキル、
(5)−CF
(6)ヒドロキシルまたはハロで置換されていてもよい−OC1−4アルキル、
(7)−C(O)OH、および
(8)−C(O)O−C1−3アルキル、および
(9)−C(O)−NR1920
から選択される置換基でモノまたはジ置換されていてもよく、
ここに、R10、R11、R19およびR20は、各々、独立して、HおよびC1−4アルキルから選択され、ここに、
1−4アルキルはトリチウム化されていてもよく、ハロでモノ、ジ、またはトリ置換されていてもよく、あるいは
は:
(1)水素、
(2)−C1−6アルキル、および
(3)−C3−6シクロアルキル
よりなる群から選択され、
ここに、選択(2)および(3)は、各々、
(a)ハロ、
(b)−CN、
(c)−OH、
(d)−ヒドロキシC1−4アルキル、
(e)−CH
(f)−CF、および
(g)−OCH
よりなる群から独立して選択される置換基でモノまたはジ置換されていてもよく;
が:
(1)フェニル、
(2)ピリミジニル、
(3)ピリジニル
よりなる群から選択され、
ここに、選択(1)、(2)および(3)は、各々、ハロ、ハロC1−4アルキル、またはハロで置換されていてもよい−OC1−4アルキルでモノまたはジ置換されていてもよい医薬組成物。
【請求項25】
請求項1記載の組成物を投与することを含む、急性疼痛、慢性疼痛、神経原性疼痛、片頭痛;炎症によって引き起こされた疼痛、および神経因性疼痛、不安、摂食障害、肥満、上昇した眼内圧、緑内障、心血管障害、鬱病、炎症性障害、喘息、クローン病、および炎症性腸病、食物アレルギー、喘息、皮膚炎症、催吐、異痛症、痛覚過敏、頭痛、内臓疼痛、歯痛、火傷に関連する疼痛、月経疼痛、月経困難症、原発性月経困難症、慢性関節リウマチ、若年性慢性関節リウマチ、骨関節炎、手術後疼痛、婦人科外科的処置、腹部外科的処置、切開、口腔外科的処置および背中疼痛、癲癇および癲癇型誘導損傷、興奮毒性ニューロトキシンへの暴露、興奮毒性、虚血性脳損傷、脳虚血症、外傷負傷、鬱病、不安、睡眠障害、アルツハイマー病、パーキンソン病、ハンチントン病、筋萎縮性側索硬化症、多発性硬化症、チューレット症候群、統合失調症、緑内障、疼痛、依存症、炎症、アレルギー応答、摂食障害、低血圧、高血圧、呼吸器系問題、癌腫瘍成長、化学療法合併症、窒息、注意欠乏障害、および嘔吐および吐気を含めた胃腸病、胃潰瘍、分泌性下痢、麻痺性腸閉塞、炎症性腸病、結腸癌、胃−食道反射疾患、掻痒、脂肪肝病、および非アルコール性脂肪性肝炎、および刺激性腸症候群から選択される病気を治療する方法。

【図1】
image rotate


【公表番号】特表2013−518110(P2013−518110A)
【公表日】平成25年5月20日(2013.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−551232(P2012−551232)
【出願日】平成23年1月25日(2011.1.25)
【国際出願番号】PCT/US2011/022412
【国際公開番号】WO2011/094209
【国際公開日】平成23年8月4日(2011.8.4)
【出願人】(390023526)メルク・シャープ・エンド・ドーム・コーポレイション (924)
【Fターム(参考)】