説明

疼痛の研究、画像化および治療方法、ならびに疼痛の研究、画像化および治療のための組成物

サキシトキシン類似体化合物、組成物、医薬組成物、サキシトキシン類似体の合成方法、画像化方法、疼痛の治療方法を含めた治療方法を提供する。サキシトキシン(STX)、ゴニオトキシン(GTX)、およびゼテキトキシン、ならびに変異型STX化合物はナトリウムチャネルに結合し、そのようなチャネルを通るナトリウムイオンの流れを低減またはブロックするために効果的である。そのようなチャネルブロックは神経および筋肉作用に影響を及ぼし、痛覚を低減またはブロックするため、筋肉を弛緩させるため、筋痙攣を低減するため、ならびに皺を低減するために効果的であり得る。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下に示す構造A:
【化66】

を有する化合物
[式中、R1は、水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シアノ、ハロアルキル、ジハロアルキル、トリハロアルキル、ペルハロアルキル、ペルフルオロアルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、置換フェニル、(置換フェニル)アルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環式、ヘテロシクロ、アルカノイル、(一置換)アミノ、保護(一置換)アミノ、(二置換)アミノ、ヘテロアリール(アルキル)、ニトロ、オキサ、オキソ、スルホニル、スルホンアミド、スルホン、−OR、=O、−C(=O)R、−OC(=O)R、−OC(=O)OR、−OC(=O)N(R、−CO、−CN、−SCN、−SR、−SOR、−SO、−NO、−N(R、−NHC(O)R、および−C(R(式中、Rは出現する毎に、独立して、水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シアノ、ハロアルキル、ジハロアルキル、トリハロアルキル、ペルハロアルキル、ペルフルオロアルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、置換フェニル、(置換フェニル)アルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環式、ヘテロシクロ、アルカノイル、(一置換)アミノ、保護(一置換)アミノ、(二置換)アミノ、ヘテロアリール(アルキル)、ニトロ、オキサ、オキソ、スルホニル、スルホンアミド、およびスルホンなどの基とすることができる)からなる群から選択され、
式中、R2は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シアノ、ハロアルキル、ジハロアルキル、トリハロアルキル、ペルハロアルキル、ペルフルオロアルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、置換フェニル、(置換フェニル)アルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環式、ヘテロシクロ、アルカノイル、ヘテロアリール(アルキル)、オキサ、オキソ、スルホニル、スルホンアミド、スルホン、−OR、−C(=O)R、−OC(=O)R、−OC(=O)OR、−OC(=O)N(R、−CO、−CN、−SO、−NO、および−C(R(式中、Rは出現する毎に、独立して、水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シアノ、ハロアルキル、ジハロアルキル、トリハロアルキル、ペルハロアルキル、ペルフルオロアルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、置換フェニル、(置換フェニル)アルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環式、ヘテロシクロ、アルカノイル、(一置換)アミノ、保護(一置換)アミノ、(二置換)アミノ、ヘテロアリール(アルキル)、ニトロ、オキサ、オキソ、スルホニル、スルホンアミド、およびスルホンとすることができる)からなる群から選択され、
式中、R3は、水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シアノ、ハロアルキル、ジハロアルキル、トリハロアルキル、ペルハロアルキル、ペルフルオロアルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、置換フェニル、(置換フェニル)アルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環式、ヘテロシクロ、アルカノイル、(一置換)アミノ、保護(一置換)アミノ、(二置換)アミノ、ヘテロアリール(アルキル)、オキサ、オキソ、スルホニル、スルホンアミド、スルホン、−OR、=O、−C(=O)R、−OC(=O)R、−OC(=O)OR、−OC(=O)N(R、−CO、−CN、−SCN、−SR、−SOR、−SO、−N(R、−NHC(O)R、および−C(R(式中、Rは出現する毎に、独立して、水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シアノ、ハロアルキル、ジハロアルキル、トリハロアルキル、ペルハロアルキル、ペルフルオロアルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、置換フェニル、(置換フェニル)アルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環式、ヘテロシクロ、アルカノイル、(一置換)アミノ、保護(一置換)アミノ、(二置換)アミノ、ヘテロアリール(アルキル)、ニトロ、オキサ、オキソ、スルホニル、スルホンアミド、およびスルホンとすることができる)からなる群から選択され、
式中、R4は、水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シアノ、ハロアルキル、ジハロアルキル、トリハロアルキル、ペルハロアルキル、ペルフルオロアルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、置換フェニル、(置換フェニル)アルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環式、ヘテロシクロ、アルカノイル、(一置換)アミノ、保護(一置換)アミノ、(二置換)アミノ、ヘテロアリール(アルキル)、オキサ、オキソ、スルホニル、スルホンアミド、スルホン、−OR、=O、−C(=O)R、−OC(=O)R、−OC(=O)OR、−OC(=O)N(R、−CO、−CN、−SCN、−SR、−SOR、−SO、−N(R、−NHC(O)R、および−C(R(式中、Rは出現する毎に、独立して、水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シアノ、ハロアルキル、ジハロアルキル、トリハロアルキル、ペルハロアルキル、ペルフルオロアルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、置換フェニル、(置換フェニル)アルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環式、ヘテロシクロ、アルカノイル、(一置換)アミノ、保護(一置換)アミノ、(二置換)アミノ、ヘテロアリール(アルキル)、ニトロ、オキサ、オキソ、スルホニル、スルホンアミド、およびスルホンとすることができる)からなる群から選択され、
式中、R5は、水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シアノ、ハロアルキル、ジハロアルキル、トリハロアルキル、ペルハロアルキル、ペルフルオロアルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、置換フェニル、(置換フェニル)アルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環式、ヘテロシクロ、アルカノイル、(一置換)アミノ、保護(一置換)アミノ、(二置換)アミノ、ヘテロアリール(アルキル)、ニトロ、オキサ、オキソ、スルホニル、スルフェート、スルホンアミド、スルホン、−OR、=O、−C(=O)R、−OC(=O)R、−OC(=O)OR、−OC(=O)N(R、−CO、−CN、−SCN、−SR、−SOR、−SO、−NO、−N(R、−NHC(O)R、および−C(R(式中、Rは出現する毎に、独立して、水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シアノ、ハロアルキル、ジハロアルキル、トリハロアルキル、ペルハロアルキル、ペルフルオロアルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、置換フェニル、(置換フェニル)アルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環式、ヘテロシクロ、アルカノイル、(一置換)アミノ、保護(一置換)アミノ、(二置換)アミノ、ヘテロアリール(アルキル)、ニトロ、オキサ、オキソ、スルホニル、スルホンアミド、およびスルホンとすることができる)からなる群から選択され、
式中、R6は、水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シアノ、ハロアルキル、ジハロアルキル、トリハロアルキル、ペルハロアルキル、ペルフルオロアルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、置換フェニル、(置換フェニル)アルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環式、ヘテロシクロ、アルカノイル、(一置換)アミノ、保護(一置換)アミノ、(二置換)アミノ、ヘテロアリール(アルキル)、ニトロ、オキサ、オキソ、スルホニル、スルフェート、スルホンアミド、スルホン、−OR、=O、−C(=O)R、−OC(=O)R、−OC(=O)OR、−OC(=O)N(R、−CO、−CN、−SCN、−SR、−SOR、−SO、−NO、−N(R、−NHC(O)R、および−C(R(式中、Rは出現する毎に、独立して、水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シアノ、ハロアルキル、ジハロアルキル、トリハロアルキル、ペルハロアルキル、ペルフルオロアルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、置換フェニル、(置換フェニル)アルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環式、ヘテロシクロ、アルカノイル、(一置換)アミノ、保護(一置換)アミノ、(二置換)アミノ、ヘテロアリール(アルキル)、ニトロ、オキサ、オキソ、スルホニル、スルホンアミド、およびスルホンとすることができる)からなる群から選択され、
式中、R7は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シアノ、ハロアルキル、ジハロアルキル、トリハロアルキル、ペルハロアルキル、ペルフルオロアルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、(置換フェニル)アルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環式、ヘテロシクロ、アルカノイル、ヘテロアリール(アルキル)、ニトロ、オキサ、オキソ、スルホニル、スルホンアミド、スルホン、−OR、=O、−C(=O)R、−OC(=O)R、−OC(=O)OR、−OC(=O)N(R、−CO、−CN、−SO、−NO、および−C(R(式中、Rは出現する毎に、独立して、水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シアノ、ハロアルキル、ジハロアルキル、トリハロアルキル、ペルハロアルキル、ペルフルオロアルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、置換フェニル、(置換フェニル)アルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環式、ヘテロシクロ、アルカノイル、(一置換)アミノ、保護(一置換)アミノ、(二置換)アミノ、ヘテロアリール(アルキル)、ニトロ、オキサ、オキソ、スルホニル、スルホンアミド、およびスルホンとすることができる)からなる群から選択され、
ただし、構造Aを有する前記化合物は、サキシトキシン、ネオサキシトキシン、ゴニオトキシン、ゼテキトキシンAB、および図1において例示している化合物から選択される化合物ではない]、
その異性体、その互変異性体、または上記のいずれかのプロドラッグ、または上記のいずれかの薬学的に許容される塩。
【請求項2】
以下に示す構造B:
【化67】

を有する化合物
[式中、R1は、水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シアノ、ハロアルキル、ジハロアルキル、トリハロアルキル、ペルハロアルキル、ペルフルオロアルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、置換フェニル、(置換フェニル)アルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環式、ヘテロシクロ、アルカノイル、(一置換)アミノ、保護(一置換)アミノ、(二置換)アミノ、ヘテロアリール(アルキル)、ニトロ、オキサ、オキソ、スルホニル、スルホンアミド、スルホン、−OR、=O、−C(=O)R、−OC(=O)R、−OC(=O)OR、−OC(=O)N(R、−CO、−CN、−SCN、−SR、−SOR、−SO、−NO、−N(R、−NHC(O)R、および−C(R(式中、Rは出現する毎に、独立して、水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シアノ、ハロアルキル、ジハロアルキル、トリハロアルキル、ペルハロアルキル、ペルフルオロアルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、置換フェニル、(置換フェニル)アルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環式、ヘテロシクロ、アルカノイル、(一置換)アミノ、保護(一置換)アミノ、(二置換)アミノ、ヘテロアリール(アルキル)、ニトロ、オキサ、オキソ、スルホニル、スルホンアミド、およびスルホンとすることができる)からなる群から選択され、
ただし、構造Bを有する前記化合物は、サキシトキシン、ネオサキシトキシン、ゴニオトキシン、ゼテキトキシンAB、および図1において例示している化合物から選択される化合物ではない]、
その異性体、その互変異性体、または上記のいずれかのプロドラッグ、または上記のいずれかの薬学的に許容される塩。
【請求項3】
以下に示す構造C
【化68】

を有する化合物
[式中、R1は、水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シアノ、ハロアルキル、ジハロアルキル、トリハロアルキル、ペルハロアルキル、ペルフルオロアルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、置換フェニル、(置換フェニル)アルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環式、ヘテロシクロ、アルカノイル、(一置換)アミノ、保護(一置換)アミノ、(二置換)アミノ、ヘテロアリール(アルキル)、ニトロ、オキサ、オキソ、スルホニル、スルホンアミド、スルホン、−OR、=O、−C(=O)R、−OC(=O)R、−OC(=O)OR、−OC(=O)N(R、−CO、−CN、−SCN、−SR、−SOR、−SO、−NO、−N(R、−NHC(O)R、および−C(R(式中、Rは出現する毎に、独立して、水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シアノ、ハロアルキル、ジハロアルキル、トリハロアルキル、ペルハロアルキル、ペルフルオロアルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、置換フェニル、(置換フェニル)アルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環式、ヘテロシクロ、アルカノイル、(一置換)アミノ、保護(一置換)アミノ、(二置換)アミノ、ヘテロアリール(アルキル)、ニトロ、オキサ、オキソ、スルホニル、スルホンアミド、およびスルホンとすることができる)からなる群から選択され、
ただし、構造Cを有する前記化合物は、サキシトキシン、ネオサキシトキシン、ゴニオトキシン、ゼテキトキシンAB、および図1において例示している化合物から選択される化合物ではない]、
その異性体、その互変異性体、または上記のいずれかのプロドラッグ、または上記のいずれかの薬学的に許容される塩。
【請求項4】
以下に示す構造D:
【化69】

を有する化合物
[式中、R1は、水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シアノ、ハロアルキル、ジハロアルキル、トリハロアルキル、ペルハロアルキル、ペルフルオロアルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、置換フェニル、(置換フェニル)アルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環式、ヘテロシクロ、アルカノイル、(一置換)アミノ、保護(一置換)アミノ、(二置換)アミノ、ヘテロアリール(アルキル)、ニトロ、オキサ、オキソ、スルホニル、スルホンアミド、スルホン、−OR、=O、−C(=O)R、−OC(=O)R、−OC(=O)OR、−OC(=O)N(R、−CO、−CN、−SCN、−SR、−SOR、−SO、−NO、−N(R、−NHC(O)R、および−C(R(式中、Rは出現する毎に、独立して、水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シアノ、ハロアルキル、ジハロアルキル、トリハロアルキル、ペルハロアルキル、ペルフルオロアルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、置換フェニル、(置換フェニル)アルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環式、ヘテロシクロ、アルカノイル、(一置換)アミノ、保護(一置換)アミノ、(二置換)アミノ、ヘテロアリール(アルキル)、ニトロ、オキサ、オキソ、スルホニル、スルホンアミド、またはスルホンとすることができる)からなる群から選択され、
ただし、構造Dを有する前記化合物は、サキシトキシン、ネオサキシトキシン、ゴニオトキシン、ゼテキトキシンAB、および図1において例示している化合物から選択される化合物ではない]、
その異性体、その互変異性体、または上記のいずれかのプロドラッグ、または上記のいずれかの薬学的に許容される塩。
【請求項5】
標識、オリゴヌクレオチド、タンパク質、脂質、ステロイド、抗体または抗体フラグメントに連結した請求項1から4のいずれかに記載の化合物を含む化合物。
【請求項6】
請求項1から4のいずれかに記載の前記化合物が共有結合による連結により標識、オリゴヌクレオチド、タンパク質、脂質、ステロイド、抗体または抗体フラグメントに連結している、請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
前記オリゴヌクレオチド、タンパク質、脂質、ステロイド、抗体、または抗体フラグメント部分が、サキシトキシン類似体をナトリウムチャネルの近くに、特定の電位開口型ナトリウムチャネルアイソフォームに、またはNaV発現細胞種に向けるために効果的である、オリゴヌクレオチド、タンパク質、脂質、ステロイド、抗体または抗体フラグメントを含む請求項5に記載の化合物。
【請求項8】
前記標識が、放射性同位元素、蛍光部分、化学発光部分、酵素、抗体、抗体フラグメント、磁性粒子、および量子ドットからなる群から選択される、請求項5に記載の化合物。
【請求項9】
請求項1から8のいずれかに記載の化合物、またはその異性体、その互変異性体、または上記のいずれかのプロドラッグ、または上記のいずれかの薬学的に許容される塩を含む医薬組成物。
【請求項10】
請求項1から9のいずれか1項に記載の化合物、またはその異性体、その互変異性体、またはこれらのいずれかのプロドラッグまたはこれらのいずれかの薬学的に許容される塩の、被験体を治療するために効果的な量で治療を必要としている前記被験体を治療するための使用。
【請求項11】
請求項1から9のいずれか1項に記載の化合物、またはその異性体、その互変異性体、またはこれらのいずれかのプロドラッグ、またはこれらのいずれかの薬学的に許容される塩の、被験体における神経活性を低減するまたは前記被験体に筋弛緩をもたらすために効果的な量で前記被験体における神経活性を低減するまたは筋弛緩に影響を及ぼすための使用。
【請求項12】
前記被験体が電位開口型ナトリウムチャネルにより促進される病気を患っている、請求項10に記載の使用。
【請求項13】
前記電位開口型ナトリウムチャネルにより促進される病気が、急性痛、肛門裂傷、関節炎、背痛、慢性痛、歯痛、線維筋痛、関節痛、片頭痛、頸痛、神経因性痛、陣痛、疱疹後神経痛、術後痛、帯状疱疹、緊張性頭痛または三叉神経痛、眼瞼痙攣、癌、心不整脈、てんかん、局所性ジストニア、発汗過多、筋痙攣、および膀胱弛緩からなる群から選択される、請求項12に記載の使用。
【請求項14】
前記被験体が疼痛を患っている、請求項10に記載の使用。
【請求項15】
前記疼痛が、急性痛、肛門裂傷痛、関節炎痛、背痛、眼瞼痙攣痛、癌性痛、慢性痛、歯痛、線維筋痛、関節痛、片頭痛、頸痛、内臓痛、神経因性痛、陣痛、疱疹後神経痛、術後痛、交感神経依存性痛、帯状疱疹痛、緊張性頭痛、三叉神経痛、筋炎痛、筋骨格痛、腰痛、捻挫および挫傷による疼痛、非潰瘍性消化不良、非心臓性胸痛および過敏性腸症候群などの機能性腸障害に伴う疼痛、心筋虚血に伴う疼痛、歯疼痛、ならびに月経困難による疼痛からなる群から選択される、請求項14に記載の使用。
【請求項16】
請求項1から9のいずれか1項に記載の化合物、またはその異性体、その互変異性体、またはこれらのいずれかのプロドラッグまたはこれらのいずれかの薬学的に許容される塩の、電位開口型ナトリウムチャネルにより促進される病気を前記被験体の身体の特定の領域に限局化するために効果的な量での、被験体における障害の診断のための使用。
【請求項17】
請求項1から9のいずれか1項に記載の化合物、またはその異性体、その互変異性体、またはこれらのいずれかのプロドラッグまたはこれらのいずれかの薬学的に許容される塩の、画像化手順の間に被験体内の前記化合物の局在を検出するために効果的な量で前記被験体を画像化するため、および前記被験体に画像化手順を施すための使用。
【請求項18】
請求項1から9のいずれか1項に記載の化合物、またはその異性体、その互変異性体、またはこれらのいずれかのプロドラッグまたはこれらのいずれかの薬学的に許容される塩の、皺を低減または除去するために効果的な量で皺を治療するための使用。
【請求項19】
(i)9員環グアニジンを反応させてC13−Trocカルボネートを形成するステップと、
(ii)ルイス酸の存在下で(i)の生成物中のグアニジン環を閉じるステップと、
(iii)(ii)の生成物を酸化および脱保護するステップと
を含み、それによりサキシトキシン類似体が形成される、サキシトキシン類似体の調製方法。
【請求項20】
(i)1−セリンメチルエステルを反応させてアルデヒドを形成するステップと、
(ii)(i)の前記アルデヒドをアミンと縮合させるステップと、
(iii)環を閉じるためおよび尿素化合物を生成するために効果的な(ii)の生成物を反応させるステップと、
(iv)アリル脱保護およびイソチオ尿素形成を含むプロセスで(iii)の生成物を反応させるステップと、
(v)(iv)の生成物をアミノ化させるステップと
を含み、それによりサキシトキシン類似体が形成される、サキシトキシン類似体の調製方法。
【請求項21】
サキシトキシンより長い作用持続時間を有する請求項1から9のいずれかに記載のサキシトキシン類似体化合物。

【図1】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【公表番号】特表2012−526147(P2012−526147A)
【公表日】平成24年10月25日(2012.10.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−510008(P2012−510008)
【出願日】平成22年5月7日(2010.5.7)
【国際出願番号】PCT/US2010/034035
【国際公開番号】WO2010/129864
【国際公開日】平成22年11月11日(2010.11.11)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.TEFLON
【出願人】(591163122)ザ ボード オブ トラスティーズ オブ ザ リーランド スタンフォード ジュニア ユニバーシティ (8)
【Fターム(参考)】