説明

疾患の治療のためのヒスタミン受容体の複素環阻害剤

本発明は、炎症性疾患、自己免疫疾患、アレルギー性疾患、および眼の疾患の治療または予防のための、HRおよび/またはHRの阻害剤として有用であり得る、化合物および方法に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
構造式(I)
【化1】

(I)
[式中、
〜Xを含む環は、芳香族であり、
およびXは、独立して、C、CH、およびNからなる群から選択され、
は、[C(R)(R)]、NR、O、およびSからなる群から選択され、
は、[C(R)(R10)]、NR11、O、およびSからなる群から選択され、
は、[C(R12)(R13)]、NR14、O、およびSからなる群から選択され、
nおよびmはそれぞれ、1〜2の整数であり、
は、結合、低級アルキル、低級アルコキシ、OR15、NR1617、および低級アミノアルキルからなる群から選択され、
は、
無し(Yが、OR15およびNR1617からなる群から選択される場合)、ならびにアリール、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル、およびヘテロアリールからなる群から選択され、これらのいずれも、Yが結合である場合、任意に置換され得る、
、R、R、およびRは、独立して、水素、アルキル、アルケニル、ヘテロアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ペルハロアルキル、ペルハロアルコキシ、アミノ、アミノアルキル、アミド、カルボキシル、アシル、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され、これらのいずれも任意に置換され得る、
、R、R、R10、R12、およびR13は、独立して、無し、水素、アルキル、ヘテロアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ペルハロアルキル、アミノ、アミノアルキル、アミド、カルボキシル、アシル、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され、これらのいずれも任意に置換され得る、
、R11、およびR14は、独立して、無し、水素、アルキル、ヘテロアルキル、アルコキシ、ハロアルキル、ペルハロアルキル、アミノアルキル、C−アミド、カルボキシル、アシル、ヒドロキシ、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され、これらのいずれも任意に置換され得る、
15およびR16は、独立して、アミノアルキル、アルキルアミノアルキル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、エーテル、ヘテロシクロアルキル、低級アルキルアミノヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され、これらのいずれも任意に置換され得る、
17は、独立して、水素、アミノアルキル、アルキルアミノアルキル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、エーテル、ヘテロシクロアルキル、低級アルキルアミノヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され、これらのいずれも任意に置換され得る]
の化合物またはその塩。
【請求項2】
およびXは、独立して、CおよびNからなる群から選択され、
は、[C(R)(R)]、NR、およびOからなる群から選択され、
は、[C(R)(R10)]、NR11、およびOからなる群から選択され、
は、NR14、O、およびSからなる群から選択され、
は、結合、OR15、およびNR1617からなる群から選択され、
は、
無し(Yが、OR15およびNR1617からなる群から選択される場合)、ならびに任意に置換されたヘテロシクロアルキル(Yが結合である場合)からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
、R11、およびR14は、独立して、無し、水素、およびC−Cアルキルからなる群から選択される、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
は結合であり、
はNR14であり、
はヘテロシクロアルキルであり、
14は無い、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
構造式(II)
【化2】

(II)
[式中、
は、
CHおよびNからなる群から選択され、
は、
CRおよびNからなる群から選択されるが、
但し、XおよびXのうちの少なくとも1つはNであり、
は、ヘテロシクロアルキルからなる群から選択され、これは、任意に置換され得る、
、R、R、およびRは、独立して、水素、アルキル、アルケニル、ヘテロアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ペルハロアルキル、ペルハロアルコキシ、アミノ、アミノアルキル、アミド、カルボキシル、アシル、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され、これらのいずれも任意に置換され得る、
は、水素、アルキル、ヘテロアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ペルハロアルキル、アミノ、アミノアルキル、アミド、カルボキシル、アシル、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され、これらのいずれも任意に置換され得るが、
但し、
がCRであり、Rが2−フラニルであり、Rが、ピペラジン−1−イルおよび4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イルからなる群から選択される場合、R、R、R、およびRの全てが水素であるということはない;
がNである場合、Rは、4−メチルピペラジン−1−イル、ピペラジン−1−イル、および4−(ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)からなる群から選択される;
化合物が構造式(IIIa)
【化3】

(IIIa)
(式中、
pは、0〜3の整数であり、
18は、水素およびメチルからなる群から選択され、
20は、水素および塩素からなる群から選択され、
19は、独立して、水素、アルキル、アルケニル、ヘテロアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ペルハロアルキル、ペルハロアルコキシ、アミノ、アミノアルキル、アミド、カルボキシル、アシル、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され、これらのいずれも任意に置換され得る)
を有する場合、R19は、全てが水素であるということはない;
化合物が構造式(IIIa)
(式中、
pは、0〜3の整数であり、
18はメチルであり、
20はニトロであり、
19は、独立して、水素、アルキル、アルケニル、ヘテロアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ペルハロアルキル、ペルハロアルコキシ、アミノ、アミノアルキル、アミド、カルボキシル、アシル、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され、これらのいずれも任意に置換され得る)を有する場合、R19は、全てが水素であるということはない;
化合物が構造式(IIIb)
【化4】

(IIIb)
(式中、
qは、0〜3の整数であり、
21はメチルであり、
23は、水素およびメチルからなる群から選択され、
22は、独立して、水素、アルキル、アルケニル、ヘテロアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ペルハロアルキル、ペルハロアルコキシ、アミノ、アミノアルキル、アミド、カルボキシル、アシル、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され、これらのいずれも任意に置換され得る)を有する場合、R22は、全てが水素であるということはない;および
化合物が構造式(IIIb)
(式中、
21およびR23は水素であり、
22は、独立して、水素、アルキル、アルケニル、ヘテロアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ペルハロアルキル、ペルハロアルコキシ、アミノ、アミノアルキル、アミド、カルボキシル、アシル、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され、これらのいずれも任意に置換され得る)を有する場合、R22は、全て水素であるということはない。]
またはその塩を有する、請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
、R、R、およびRは、独立して、水素、C−C10アルキル、C−C10アルケニル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ペルハロアルキル、ペルハロアルコキシ、シアノ、およびニトロからなる群から選択され、
は、水素、C−C10アルキル、ヘテロアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ペルハロアルキル、アミノ、カルボキシル、シアノ、ニトロ、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルからなる群から選択され、これらのいずれも任意に置換され得る、請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
はCHであり、
はNであり、
は、4−メチルピペラジン−1−イルおよびピペラジン−1−イルからなる群から選択される、請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
、R、およびRは、独立して、水素、低級アルキル、低級アルケニル、ハロゲン、ペルハロアルキル、ハロアルキル、およびペルハロアルコキシからなる群から選択され、
は、低級アルキル、低級アルケニル、ハロゲン、ペルハロアルキル、ハロアルキル、およびペルハロアルコキシからなる群から選択される、請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
は、ハロゲン、低級アルキル、低級アルケニル、ペルハロアルコキシ、およびペルハロアルキルからなる群から選択される、請求項8に記載の化合物。
【請求項10】
は、メチル、ハロゲン、およびペルハロアルキルからなる群から選択される、請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
前記ハロゲンは、臭素および塩素からなる群から選択される、請求項10に記載の化合物。
【請求項12】
およびRは、独立して、水素、低級アルキル、ハロゲン、およびペルハロアルキルからなる群から選択される、請求項10に記載の化合物。
【請求項13】
およびRは、独立して、水素およびハロゲンからなる群から選択される、請求項12に記載の化合物。
【請求項14】
は、水素、C−Cアルキル、ハロゲン、およびペルハロアルキルからなる群から選択される、請求項13に記載の化合物。
【請求項15】
は水素である、請求項14に記載の化合物。
【請求項16】
はピペラジン−1−イルであり、
は水素であり、
は、ハロゲンおよびペルハロアルキルからなる群から選択される、請求項15に記載の化合物。
【請求項17】
およびRはハロゲンである、請求項16に記載の化合物。
【請求項18】
はペルハロアルキルである、請求項16に記載の化合物。
【請求項19】
は水素である、請求項18に記載の化合物。
【請求項20】
はハロゲンである、請求項18に記載の化合物。
【請求項21】
は4−メチルピペラジン−1−イルである、請求項15に記載の化合物。
【請求項22】
は水素であり、
はハロゲンであり、
はメチルである、請求項21に記載の化合物。
【請求項23】
およびRはハロゲンであり、
は水素である、請求項21に記載の化合物。
【請求項24】
およびRは水素であり、
はペルハロアルキルである、請求項21に記載の化合物。
【請求項25】
はNであり、
はCRであり、
は、水素、低級アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ペルハロアルキル、アミノ、カルボキシル、シアノ、ニトロ、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルからなる群から選択され、これらのいずれも任意に置換され得る、請求項6に記載の化合物。
【請求項26】
は、4−メチルピペラジン−1−イルおよびピペラジン−1−イルからなる群から選択される、請求項25に記載の化合物。
【請求項27】
は、水素およびC−Cアルキルからなる群から選択される、請求項26に記載の化合物。
【請求項28】
は、水素およびメチルからなる群から選択される、請求項27に記載の化合物。
【請求項29】
、R、R、およびRは、独立して、水素、低級アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ペルハロアルキル、およびペルハロアルコキシからなる群から選択される、請求項28に記載の化合物。
【請求項30】
およびRは、独立して、水素およびハロゲンからなる群から選択される、請求項29に記載の化合物。
【請求項31】
は、ハロゲンおよびペルハロアルキルからなる群から選択される、請求項30に記載の化合物。
【請求項32】
は水素である、請求項31に記載の化合物。
【請求項33】
は4−メチルピペラジン−1−イルである、請求項32に記載の化合物。
【請求項34】
は水素である、請求項33に記載の化合物。
【請求項35】
は水素であり、
はメチルである、請求項34に記載の化合物。
【請求項36】
はハロゲンである、請求項35に記載の化合物。
【請求項37】
およびXはNであり、
は、4−メチルピペラジン−1−イルおよびピペラジン−1−イルからなる群から選択され、
は、ハロゲン、ハロアルキル、ペルハロアルキル、およびペルハロアルコキシからなる群から選択される、請求項6に記載の化合物。
【請求項38】
、R、およびRは、独立して、水素、低級アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ペルハロアルキル、およびペルハロアルコキシからなる群から選択される、請求項37に記載の化合物。
【請求項39】
は、ハロゲンおよびペルハロアルキルからなる群から選択される、請求項38に記載の化合物。
【請求項40】
前記ハロゲンは、臭素および塩素からなる群から選択される、請求項39に記載の化合物。
【請求項41】
およびRは、独立して、水素およびハロゲンからなる群から選択される、請求項39に記載の化合物。
【請求項42】
前記ハロゲンは、塩素およびフッ素からなる群から選択される、請求項41に記載の化合物。
【請求項43】
は水素である、請求項41に記載の化合物。
【請求項44】
はピペラジン−1−イルである、請求項43に記載の化合物。
【請求項45】
およびRは水素である、請求項44に記載の化合物。
【請求項46】
はペルハロアルキルである、請求項45に記載の化合物。
【請求項47】
構造式(IV)
【化5】

(IV)
[式中、
、X、およびXを含む5員環は、芳香族であり、
は、CおよびNからなる群から選択され、
は、
N(XがNである場合)、ならびに
OおよびCR(XがCである場合)からなる群から選択され、
は、CRおよびO(XがCである場合)、ならびに
CR(XがNである場合)からなる群から選択され、
はヘテロシクロアルキルであり、これは、任意に置換され得る、
、R、R、およびRは、独立して、水素、アルキル、アルケニル、ヘテロアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ペルハロアルキル、ペルハロアルコキシ、アミノ、アミノアルキル、アミド、カルボキシル、アシル、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され、これらのいずれも任意に置換され得る、
およびRは独立して、水素、アルキル、ヘテロアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ペルハロアルキル、アミノ、アミノアルキル、アミド、カルボキシル、アシル、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され、これらのいずれも任意に置換され得るが、
但し、
がNである場合、Rは、4−メチルピペラジン−1−イル、ピペラジン−1−イル、および二環式ヘテロシクロアルキルからなる群から選択され;
がOであり、XがCRであり、XがCである場合、Rは、4−モルホリノ、4−ピペリジニル、または4−フェニルピペリジン−4−オールであり得ず;
がNであり、XがCRであり、XがNであり、Rが4−メチルピペラジン−1−イルであり、Rが水素である場合、R、R、R、およびRは、全てが水素であるということはない;および
がNであり、XがCRであり、XがNであり、Rがピペラジン−1−イルであり、Rがメチルである場合、R、R、R、およびRは、全てが水素であるということはなく;および
がNであり、XがCRであり、XがNであり、Rが4−メチルピペラジン−1−イルであり、Rがメトキシである場合、Rはメトキシではあり得ない]
またはその塩を有する、請求項4に記載の化合物。
【請求項48】
はNである、請求項47に記載の化合物。
【請求項49】
はNであり、
はCRであり、
は、ハロゲン、ハロアルキル、低級アルケニル、ペルハロアルキル、およびペルハロアルコキシからなる群から選択され、
は、水素および低級アルキルからなる群から選択される、請求項48に記載の化合物。
【請求項50】
は、4−メチルピペラジン−1−イルおよびピペラジン−1−イルからなる群から選択される、請求項49に記載の化合物。
【請求項51】
、R、およびRは、独立して、水素、ハロゲン、ハロアルキル、低級アルキル、低級アルケニル、アルコキシ、ペルハロアルキル、およびペルハロアルコキシからなる群から選択される、請求項50に記載の化合物。
【請求項52】
は、ハロゲンおよびペルハロアルキルからなる群から選択される、請求項51に記載の化合物。
【請求項53】
前記ハロゲンは、臭素および塩素からなる群から選択される、請求項52に記載の化合物。
【請求項54】
は、水素およびC−Cアルキルからなる群から選択される、請求項53に記載の化合物。
【請求項55】
およびRは、独立して、水素およびハロゲンからなる群から選択される、請求項54に記載の化合物。
【請求項56】
前記ハロゲンは、塩素およびフッ素からなる群から選択される、請求項55に記載の化合物。
【請求項57】
は4−メチルピペラジン−1−イルである、請求項55に記載の化合物。
【請求項58】
はペルハロアルキルである、請求項57に記載の化合物。
【請求項59】
は水素である、請求項58に記載の化合物。
【請求項60】
はハロゲンである、請求項59に記載の化合物。
【請求項61】
は水素である、請求項58に記載の化合物。
【請求項62】
はCである、請求項47に記載の化合物。
【請求項63】
はCRであり、
はOである、請求項62に記載の化合物。
【請求項64】
は、4−メチルピペラジン−1−イルおよびピペラジン−1−イルからなる群から選択される、請求項63に記載の化合物。
【請求項65】
、R、R、およびRは、独立して、水素、低級アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ペルハロアルキル、およびペルハロアルコキシからなる群から選択される、請求項64に記載の化合物。
【請求項66】
は、ハロゲンおよびペルハロアルキルからなる群から選択される、請求項65に記載の化合物。
【請求項67】
およびRは、独立して、水素およびハロゲンからなる群から選択される、請求項66に記載の化合物。
【請求項68】
前記ハロゲンは、塩素およびフッ素からなる群から選択される、請求項67に記載の化合物。
【請求項69】
は水素である、請求項67に記載の化合物。
【請求項70】
は4−メチルピペラジン−1−イルである、請求項69に記載の化合物。
【請求項71】
は水素である、請求項70に記載の化合物。
【請求項72】
およびRは水素である、請求項71に記載の化合物。
【請求項73】
はハロゲンである、請求項72に記載の化合物。
【請求項74】
はOであり、
はCRであり、
は、少なくとも2つの窒素を含有する5員ヘテロシクロアルキルおよび6員ヘテロシクロアルキルからなる群から選択される、請求項62に記載の化合物。
【請求項75】
は、4−メチルピペラジン−1−イルおよびピペラジン−1−イルからなる群から選択される、請求項74に記載の化合物。
【請求項76】
、R、R、およびRは、独立して、水素、低級アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ペルハロアルキル、およびペルハロアルコキシからなる群から選択される、請求項75に記載の化合物。
【請求項77】
は、水素およびC−Cアルキルからなる群から選択される、請求項76に記載の化合物。
【請求項78】
は、ハロゲンおよびペルハロアルキルからなる群から選択される、請求項77に記載の化合物。
【請求項79】
前記ハロゲンは、臭素および塩素からなる群から選択される、請求項78に記載の化合物。
【請求項80】
およびRは、独立して、水素およびハロゲンからなる群から選択される、請求項78に記載の化合物。
【請求項81】
前記ハロゲンは、塩素およびフッ素からなる群から選択される、請求項80に記載の化合物。
【請求項82】
はピペラジン−1−イルである、請求項80に記載の化合物。
【請求項83】
は4−メチルピペラジン−1−イルである、請求項80に記載の化合物。
【請求項84】
実施例1〜14、16〜54、56、および59〜250からなる群から選択される、化合物。
【請求項85】
医薬的に許容される担体とともに、請求項1に記載の化合物を含む、医薬組成物。
【請求項86】
医薬的に許容される担体とともに、実施例1〜250に記載のものからなる群から選択される少なくとも1つの化合物を含む、医薬組成物。
【請求項87】
a. 請求項1で選択される化合物、
b. HR拮抗薬、および
c. 1つ以上の医薬的に許容される担体またはアジュバント、を含む、医薬組成物。
【請求項88】
前記HR拮抗薬は、アクリバスチン、アルカフタジン、アンタゾリン、アゼラスチン、ブロマジン、ブロムフェニラミン、セチリジン、クロロフェニラミン、クレマスチン、デスロラチジン、ジフェンヒドラミン、ジフェニルピラリン、エバスチン、エメダスチン、エピナスチン、フェキソフェナジン、ヒドロキシジン、ケトチフェン、レボカバスチン、レボセチリジン、ロラチジン、メトジラジン、ミゾラスチン、プロメタジン、オロパタジン、およびトリプロリジンからなる群から選択される、請求項87に記載の医薬組成物。
【請求項89】
a. 請求項1で選択される化合物、
b. HR拮抗薬、および
c. 1つ以上の医薬的に許容される担体またはアジュバントを含む、医薬組成物。
【請求項90】
a. 請求項1で選択される化合物、
b. HR拮抗薬およびHR拮抗薬、および
c. 1つ以上の医薬的に許容される担体またはアジュバントを含む、医薬組成物。
【請求項91】
4R媒介性疾患の治療方法であって、それを必要とする患者に治療有効量の構造式(I)
【化6】

(I)
[式中、
〜Xを含む環は、芳香族であり、
およびXは、独立して、C、CH、およびNからなる群から選択され、
は、[C(R)(R)]、NR、O、およびSからなる群から選択され、
は、[C(R)(R10)]、NR11、O、およびSからなる群から選択され、
は、[C(R12)(R13)]、NR14、O、およびSからなる群から選択され、
nおよびmはそれぞれ、1〜2の整数であり、
は、結合、低級アルキル、低級アルコキシ、OR15、NR1617、および低級アミノアルキルからなる群から選択され、
は、無し(Yが、OR15およびNR1617からなる群から選択される場合)、ならびにアリール、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル、およびヘテロアリールからなる群から選択され、これらのいずれも、Yが結合である場合、任意に置換され得る、
、R、R、およびRは、独立して、水素、アルキル、アルケニル、ヘテロアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ペルハロアルキル、ペルハロアルコキシ、アミノ、アミノアルキル、アミド、カルボキシル、アシル、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され、これらのいずれも任意に置換され得る、
、R、R、R10、R12、およびR13は、独立して、無し、水素、アルキル、ヘテロアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ペルハロアルキル、アミノ、アミノアルキル、アミド、カルボキシル、アシル、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され、これらのいずれも任意に置換され得る、
、R11、およびR14は、独立して、無し、水素、アルキル、ヘテロアルキル、アルコキシ、ハロアルキル、ペルハロアルキル、アミノアルキル、C−アミド、カルボキシル、アシル、ヒドロキシ、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され、これらのいずれも任意に置換され得る、
15およびR16は、独立して、アミノアルキル、アルキルアミノアルキル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、エーテル、ヘテロシクロアルキル、低級アルキルアミノヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され、これらのいずれも任意に置換され得る、
17は、独立して、水素、アミノアルキル、アルキルアミノアルキル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、エーテル、ヘテロシクロアルキル、低級アルキルアミノヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され、これらのいずれも任意に置換され得る]
を有する化合物またはその塩を投与することを含む、方法。
【請求項92】
およびXは、独立して、CおよびNからなる群から選択され、
は、[C(R)(R)]、NR、およびOからなる群から選択され、
は、[C(R)(R10)]、NR11、およびOからなる群から選択され、
は、NR14、O、およびSからなる群から選択され、
は、結合、OR15、およびNR1617からなる群から選択され、
は、無し(Yが、OR15およびNR1617からなる群から選択される場合)、および任意に置換されたヘテロシクロアルキル(Yが結合の場合)からなる群から選択される、請求項91に記載の方法。
【請求項93】
、R11、およびR14は、独立して、無し、水素、およびC−Cアルキルからなる群から選択される、請求項92に記載の方法。
【請求項94】
は結合であり、
はNR14であり、
はヘテロシクロアルキルであり、
14は無い、
請求項93に記載の方法。
【請求項95】
構造式(II)
【化7】

(II)
[式中、
は、
CHおよびNからなる群から選択され、
は、CRおよびNからなる群から選択されるが、
但し、XおよびXのうちの少なくとも1つは、Nであり、
は、ヘテロシクロアルキルからなる群から選択され、これは、任意に置換され得る、
、R、R、およびRは、独立して、水素、アルキル、アルケニル、ヘテロアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ペルハロアルキル、ペルハロアルコキシ、アミノ、アミノアルキル、アミド、カルボキシル、アシル、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され、これらのいずれも任意に置換され得る、
は、水素、低級アルキル、ヘテロアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ペルハロアルキル、アミノ、アミノアルキル、アミド、カルボキシル、アシル、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され、これらのいずれも任意に置換され得る]
またはその塩を有する、請求項94に記載の方法。
【請求項96】
、R、R、およびRは、独立して、水素、C〜C10アルキル、C〜C10アルケニル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ペルハロアルキル、ペルハロアルコキシ、シアノ、およびニトロからなる群から選択され、
は、水素、C〜C10アルキル、ヘテロアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ペルハロアルキル、アミノ、カルボキシル、シアノ、ニトロ、ヘテロアリール、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルからなる群から選択され、これらのいずれも任意に置換され得る、請求項95に記載の方法。
【請求項97】
はCHであり、
はNであり、
は、4−メチルピペラジン−1−イルおよびピペラジン−1−イルからなる群から選択される、請求項96に記載の方法。
【請求項98】
、R、およびRは、独立して、水素、低級アルキル、低級アルケニル、ハロゲン、ペルハロアルキル、ハロアルキル、およびペルハロアルコキシからなる群から選択され、
は、低級アルキル、低級アルケニル、ハロゲン、ペルハロアルキル、ハロアルキル、およびペルハロアルコキシからなる群から選択される、請求項97に記載の方法。
【請求項99】
は、ハロゲン、低級アルキル、低級アルケニル、ペルハロアルコキシ、およびペルハロアルキルからなる群から選択される、請求項98に記載の方法。
【請求項100】
は、メチル、ハロゲン、およびペルハロアルキルからなる群から選択される、請求項99に記載の方法。
【請求項101】
前記ハロゲンは、臭素および塩素からなる群から選択される、請求項100に記載の方法。
【請求項102】
およびRは、独立して、水素、低級アルキル、ハロゲン、およびペルハロアルキルからなる群から選択される、請求項100に記載の方法。
【請求項103】
およびRは、独立して、水素およびハロゲンからなる群から選択される、請求項102に記載の方法。
【請求項104】
は、水素、C−Cアルキル、ハロゲン、およびペルハロアルキルからなる群から選択される、請求項103に記載の方法。
【請求項105】
は水素である、請求項104に記載の方法。
【請求項106】
はピペラジン−1−イルであり、
は水素であり、
は、ハロゲンおよびペルハロアルキルからなる群から選択される、請求項105に記載の方法。
【請求項107】
およびRはハロゲンである、請求項106に記載の方法。
【請求項108】
はペルハロアルキルである、請求項106に記載の方法。
【請求項109】
は水素である、請求項108に記載の方法。
【請求項110】
はハロゲンである、請求項108に記載の方法。
【請求項111】
は4−メチルピペラジン−1−イルである、請求項105に記載の方法。
【請求項112】
は水素であり、
はハロゲンであり、
はメチルである、請求項111に記載の方法。
【請求項113】
およびRはハロゲンであり、
は水素である、請求項111に記載の方法。
【請求項114】
およびRは水素であり、
はペルハロアルキルである、請求項111に記載の方法。
【請求項115】
はNであり、
はCRであり、
は、水素、低級アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ペルハロアルキル、アミノ、カルボキシル、シアノ、ニトロ、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルからなる群から選択され、これらのいずれも任意に置換され得る、請求項96に記載の方法。
【請求項116】
は、4−メチルピペラジン−1−イルおよびピペラジン−1−イルからなる群から選択される、請求項115に記載の方法。
【請求項117】
は、水素およびC−Cアルキルからなる群から選択される、請求項116に記載の方法。
【請求項118】
は、水素およびメチルからなる群から選択される、請求項117に記載の方法。
【請求項119】
、R、R、およびRは、独立して、水素、低級アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ペルハロアルキル、およびペルハロアルコキシからなる群から選択される、請求項118に記載の方法。
【請求項120】
およびRは、独立して、水素およびハロゲンからなる群から選択される、請求項119に記載の方法。
【請求項121】
は、ハロゲンおよびペルハロアルキルからなる群から選択される、請求項120に記載の方法。
【請求項122】
は水素である、請求項121に記載の方法。
【請求項123】
は4−メチルピペラジン−1−イルである、請求項122に記載の方法。
【請求項124】
は水素である、請求項123に記載の方法。
【請求項125】
は水素であり、
はメチルである、請求項124に記載の方法。
【請求項126】
はハロゲンである、請求項125に記載の方法。
【請求項127】
およびXはNであり、
は、4−メチルピペラジン−1−イルおよびピペラジン−1−イルからなる群から選択され、
は、ハロゲン、ハロアルキル、ペルハロアルキル、およびペルハロアルコキシからなる群から選択される、請求項96に記載の方法。
【請求項128】
、R、およびRは、独立して、水素、低級アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ペルハロアルキル、およびペルハロアルコキシからなる群から選択される、請求項127に記載の方法。
【請求項129】
は、ハロゲンおよびペルハロアルキルからなる群から選択される、請求項128に記載の方法。
【請求項130】
前記ハロゲンは、臭素および塩素からなる群から選択される、請求項129に記載の方法。
【請求項131】
およびRは、独立して、水素およびハロゲンからなる群から選択される、請求項129に記載の方法。
【請求項132】
前記ハロゲンは、塩素およびフッ素からなる群から選択される、請求項131に記載の方法。
【請求項133】
は水素である、請求項131に記載の方法。
【請求項134】
はピペラジン−1−イルである、請求項133に記載の方法。
【請求項135】
およびRは水素である、請求項134に記載の方法。
【請求項136】
はペルハロアルキルである、請求項135に記載の方法。
【請求項137】
構造式(IV)
【化8】

(IV)
[式中、
、X、およびXを含む5員環は、芳香族であり、
は、CおよびNからなる群から選択され、
は、
N(XがNである場合)、ならびに
OおよびCR(XがCである場合)からなる群から選択され、
は、CRおよびO(XがCである場合)、ならびに
CR(XがNである場合)からなる群から選択され、
はヘテロシクロアルキルであり、これは、任意に置換され得る、
、R、R、およびRは、独立して、水素、アルキル、アルケニル、ヘテロアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ペルハロアルキル、ペルハロアルコキシ、アミノ、アミノアルキル、アミド、カルボキシル、アシル、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され、これらのいずれも任意に置換され得る、
およびRは独立して、水素、アルキル、ヘテロアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ペルハロアルキル、アミノ、アミノアルキル、アミド、カルボキシル、アシル、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され、これらのいずれも任意に置換され得る]
またはその塩を有する、請求項94に記載の方法。
【請求項138】
はNである、請求項137に記載の方法。
【請求項139】
はNであり、
はCRであり、
は、ハロゲン、ハロアルキル、低級アルケニル、ペルハロアルキル、およびペルハロアルコキシからなる群から選択され、
は、水素および低級アルキルからなる群から選択される、請求項138に記載の方法。
【請求項140】
は、4−メチルピペラジン−1−イルおよびピペラジン−1−イルからなる群から選択される、請求項139に記載の方法。
【請求項141】
、R、およびRは、独立して、水素、ハロゲン、ハロアルキル、低級アルキル、低級アルケニル、アルコキシ、ペルハロアルキル、およびペルハロアルコキシからなる群から選択される、請求項140に記載の方法。
【請求項142】
は、ハロゲンおよびペルハロアルキルからなる群から選択される、請求項141に記載の方法。
【請求項143】
前記ハロゲンは、臭素および塩素からなる群から選択される、請求項142に記載の方法。
【請求項144】
は、水素およびC−Cアルキルからなる群から選択される、請求項143に記載の方法。
【請求項145】
およびRは、独立して、水素およびハロゲンからなる群から選択される、請求項144に記載の方法。
【請求項146】
前記ハロゲンは、塩素およびフッ素からなる群から選択される、請求項145に記載の方法。
【請求項147】
は4−メチルピペラジン−1−イルである、請求項145に記載の方法。
【請求項148】
はペルハロアルキルである、請求項147に記載の方法。
【請求項149】
は水素である、請求項148に記載の方法。
【請求項150】
はハロゲンである、請求項149に記載の方法。
【請求項151】
は水素である、請求項148に記載の方法。
【請求項152】
はCである、請求項137に記載の方法。
【請求項153】
はCRであり、
はOである、請求項152に記載の方法。
【請求項154】
は、4−メチルピペラジン−1−イルおよびピペラジン−1−イルからなる群から選択される、請求項153に記載の方法。
【請求項155】
、R、R、およびRは、独立して、水素、低級アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ペルハロアルキル、およびペルハロアルコキシからなる群から選択される、請求項154に記載の方法。
【請求項156】
は、ハロゲンおよびペルハロアルキルからなる群から選択される、請求項155に記載の方法。
【請求項157】
およびRは、独立して、水素およびハロゲンからなる群から選択される、請求項156に記載の方法。
【請求項158】
前記ハロゲンは、塩素およびフッ素からなる群から選択される、請求項157に記載の方法。
【請求項159】
は水素である、請求項157に記載の方法。
【請求項160】
は4−メチルピペラジン−1−イルである、請求項159に記載の方法。
【請求項161】
は水素である、請求項160に記載の方法。
【請求項162】
およびRは水素である、請求項161に記載の方法。
【請求項163】
はハロゲンである、請求項162に記載の方法。
【請求項164】
はOであり、
はCRであり、
は、少なくとも2つの窒素を含有する5員ヘテロシクロアルキルおよび6員ヘテロシクロアルキルからなる群から選択される、請求項152に記載の方法。
【請求項165】
は、4−メチルピペラジン−1−イルおよびピペラジン−1−イルからなる群から選択される、請求項164に記載の方法。
【請求項166】
、R、R、およびRは、独立して、水素、低級アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ペルハロアルキル、およびペルハロアルコキシからなる群から選択される、請求項165に記載の方法。
【請求項167】
は、水素およびC−Cアルキルからなる群から選択される、請求項166に記載の方法。
【請求項168】
は、ハロゲンおよびペルハロアルキルからなる群から選択される、請求項167に記載の方法。
【請求項169】
前記ハロゲンは、臭素および塩素からなる群から選択される、請求項168に記載の方法。
【請求項170】
およびRは、独立して、水素およびハロゲンからなる群から選択される、請求項168に記載の方法。
【請求項171】
前記ハロゲンは、塩素およびフッ素からなる群から選択される、請求項170に記載の方法。
【請求項172】
はピペラジン−1−イルである、請求項170に記載の方法。
【請求項173】
は4−メチルピペラジン−1−イルである、請求項170に記載の方法。
【請求項174】
前記治療は、全身的である、請求項91に記載の方法。
【請求項175】
前記投与は、局所的である、請求項91に記載の方法。
【請求項176】
前記疾患は、炎症性疾患、自己免疫疾患、アレルギー性障害、および眼障害からなる群から選択される、請求項91に記載の方法。
【請求項177】
疾患は、掻痒症、湿疹、アトピー性皮膚炎、喘息、鼻炎、ドライアイ、眼の炎症、アレルギー性結膜炎、春季結膜炎、春季角結膜炎、および巨大乳頭結膜炎からなる群から選択される、請求項176に記載の方法。
【請求項178】
前記局所投与は、皮膚に対するものである、請求項175に記載の方法。
【請求項179】
前記局所投与は、眼に対するものである、請求項175に記載の方法。
【請求項180】
前記局所投与は、鼻腔内投与または吸入によるものである、請求項175に記載の方法。
【請求項181】
請求項1に記載の化合物とHRを接触させることを含む、HRの阻害方法。
【請求項182】
白内障の手術が原因で起こる疼痛または炎症の治療方法であって、治療有効量の請求項1に記載の化合物を、かかる治療を必要とする患者に送達することを含む、方法。
【請求項183】
a.治療有効量の請求項1のいずれか1つに記載の化合物、および
b.別の治療剤、
の投与を含む、HR媒介性疾患の治療方法。
【請求項184】
治療有効量の請求項1に記載の化合物を、患者に投与することを含む、患者における効果を達成するための方法であって、前記効果は、肥満細胞の数の減少、鼻粘膜、眼、もしくは損傷部位への任意の好酸球の遊走の阻害、炎症マーカーの減少、炎症性サイトカインの減少、引っ掻きの減少、流涙または眼の充血の減少、および眼痛の減少からなる群から選択される、方法。
【請求項185】
薬剤として用いるための、請求項1に記載の化合物。
【請求項186】
Rおよび/またはHRの阻害によって改善される、疾患または状態の予防または治療のための薬剤の製造における使用のための、請求項1に記載の化合物。

【公表番号】特表2012−502067(P2012−502067A)
【公表日】平成24年1月26日(2012.1.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−526310(P2011−526310)
【出願日】平成21年9月10日(2009.9.10)
【国際出願番号】PCT/US2009/056519
【国際公開番号】WO2010/030785
【国際公開日】平成22年3月18日(2010.3.18)
【出願人】(505375355)カリプシス・インコーポレーテッド (11)
【出願人】(508185074)アルコン リサーチ, リミテッド (160)
【Fターム(参考)】