説明

痴漢冤罪防止ベルト

【課題】 従来満員電車等での痴漢冤罪事件では、無実が証明されない事から、無実の罪に問われたまま犯罪者扱いされ、人生を台無しに余儀なくされてしまった人が多数いた。
【解決手段】 本発明は「本当に痴漢をしていない」という決定的な事実証明をする為に、胸の位置から両手を下ろさない為のベルトであり、片方の手を胸の位置より下げようとすると、もう片方の手は首の位置まで上げなければならず、不自然な体勢になることから無実の証明が出来る。また、両腕を吊っている事から、長時間の雑誌や新聞を読んでいても、腕がだるくなったり疲れたりする事が無くなる。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】

【技術分野】
【0001】
本発明は、満員電車等で痴漢冤罪防止に効果を発揮する、手軽で効率の良い両手首を胸の前で吊る、首から掛けるベルトに関する。
【背景技術】
【0002】
満員電車等で、手を下ろしていた為、痴漢に間違えられ冤罪にされていた。
【0003】
痴漢に間違えられた当事者は濡れ衣であっても、それを証明する手段が無かった。
【0004】
被害者の言葉が、立証する唯一の証言である為、無実でも冤罪になった。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、上記従来の手段においては、痴漢に間違われた場合、真犯人が自主しない限り犯人にされ、冤罪被害になった。
【0006】
満員電車などの身動きが出来ない状態では、吊革が手の届くところに無い為、手のやり場が無く、時として痴漢の被害にあったとする方から接近した場合がある。
【0007】
新聞や雑誌を見ていて、手を上げていた場合であっても、これを証明する決定的な証明にはならず、無実の罪に問われていた。
【0008】
このように痴漢に疑われた場合、無実を証明するものが何も無かった為に、冤罪事件が多発した。無実の罪に問われた当事者は、職を失ったり罰金や服役をしたりと、本人はもとより家族や親戚が社会から精神的苦痛を味わったり憂鬱になったりした。
【課題を解決するための手段】
【0009】
しかして、本発明は、このような技術背景のもとで鋭意研究を進めた結果、「無実である」という決定的な証拠を作る為の方法で本発明をさせるに至った。
【0010】
すなわち、本発明は(1)、首から掛けたベルトの両端が胸の前で終わるような長さにする。
【0011】
そして、(2)、ベルトの両端に、マジックテープ等の簡単脱着なベルトをそれぞれ両手首に巻き、固定し、そしてまた、(3)、両手首が胸の高さから下がらないようにベルトの長さを調節する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明に係る実施の形態を、図面にもとづき、その作用と併せて詳細に説明する。
【0013】
〔第1の実施の形態〕
図1は、第1の実施の形態で、両手首を固定するベルトの全体像を示した図である。
図2は、ベルトを首に掛け、両端の簡単脱着なベルトを両手首に巻き固定し、胸の前で固定した時の全体を示した図である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、第1の実施の形態における首から掛けるベルトの全体像である。
【図2】 図2は、第1の実施の形態におけるベルトを首に掛けて、両手首を胸の前で固定したときの全体像である。
【符号の説明】
A・・・ベルト
B・・・手首を固定するベルト
C・・・首があたる部分のクッション
【図−1】

【図−2】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
両端が、マジックテープ等で脱着可能な首から掛けるベルト。
【請求項2】
両端を、両手首に巻き付け固定し、首から掛けるベルト。
【請求項3】
両手首を胸の前で吊り、両手が下がらないようにしたベルト。

【公開番号】特開2009−219839(P2009−219839A)
【公開日】平成21年10月1日(2009.10.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−104107(P2008−104107)
【出願日】平成20年3月14日(2008.3.14)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.マジックテープ
【出願人】(595106615)
【Fターム(参考)】