癌の同定、評価、予防および治療のための組成物、キットおよび方法
本明細書に記載されているのは、がん(複数可)を有する対象が、単一の薬剤として、または併用療法において、HSP90阻害剤を含む治療に反応する可能性が高いかについて決定するための組成物、キット、および方法である。さらに記載されているのは、このようながんを有する対象において疾患の時間経過を予測する方法である。例えば、腫瘍もしくはがん細胞、または該腫瘍もしくはがん細胞を有する、もしくは有する危険性のある対象における、HSP90阻害剤を含む治療に対する反応性を決定する方法が提供される。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
腫瘍もしくはがん細胞、または該腫瘍もしくはがん細胞を有する、もしくは有する危険性のある対象における、HSP90阻害剤を含む治療に対する反応性を決定する方法であって、
(i)該腫瘍またはがん細胞におけるALK、MAPK経路および/またはEGFRの遺伝子または遺伝子産物の変化を検出すること;ならびに/あるいは
(ii)a)該腫瘍またはがん細胞のヒストロジー、b)該対象の喫煙状況、またはc)該腫瘍またはがん細胞におけるHSP90のレベルまたは発現の1つまたは複数を判定し、それによって該HSP90阻害剤を含む治療に対する該腫瘍または該がん細胞の反応性を決定すること
を含む、方法。
【請求項2】
がんまたは腫瘍を有する、または有する危険性のある対象を、HSP90阻害剤を含む治療に対して反応する可能性を有するものとして同定する方法であって、
(i)該対象からの試料中のALK、MAPK経路および/またはEGFの遺伝子または遺伝子の変化の存在または不存在を検出すること;
(ii)該対象からの試料におけるがんのヒストロジーの存在または不存在を検出すること;
(iii)該対象の喫煙状況を決定すること;あるいは
(iv)該対象からの試料におけるHSP90のレベルまたは発現を決定し、それによって該対象を、該HSP90阻害剤を含む治療に対して反応する可能性が高いまたは低いものとして同定すること
の1つ、2つ、3つまたは4つを含む、方法。
【請求項3】
対象におけるがんまたは腫瘍への、HSP90阻害剤を含む治療の有効性をモニターし、または有効性を予測する方法であって、
(i)該対象から得た試料におけるALK、MAPK経路および/またはEGFRの遺伝子もしくは遺伝子産物の変化の存在または不存在を検出すること;および/または
(ii)a)該対象からの試料におけるがんのヒストロジーの存在または不存在;b)該対象の喫煙状況;またはc)HSP90のレベルまたは発現の1つまたは複数を判定すること;および
(iii)(i)および/または(ii)における検出した変化または判定と、参照試料とを比較すること
を含み、
該参照試料に対する、該試料において検出した該変化または判定における差異の程度が、該治療の有効性を示すかまたは予測する、方法。
【請求項4】
(i)前記ヒストロジーにおいて非小細胞肺がん、扁平上皮細胞または結腸直腸がん細胞もしくは組織の存在を検出すること;(ii)前記対象を例えば、少なくとも5、10、15またはそれを超えるパックイヤーの喫煙歴を有する喫煙者として同定すること;または(iii)HSP90の上昇したレベルまたは発現を検出すること
の1つまたは複数が、前記HSP90阻害剤を含む治療に対して反応する可能性の増加を示す、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
【請求項5】
ALK遺伝子または遺伝子産物の前記変化の検出または存在が、前記腫瘍、前記がん細胞、または前記対象が、前記HSP90阻害剤を含む治療に対して反応する可能性の増加を有することを示す、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
【請求項6】
前記MAPK経路遺伝子または遺伝子産物が、H−Ras、N−Ras、K−Ras、A−Raf、B−Raf(BRAF)、C−Raf、Mek、またはErkの1つまたは複数から選択される、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
【請求項7】
EGFR、PIK3CA、PTEN、AKT、TP53(p53)、CTNNB1(ベータ−カテニン)、APC、KIT、JAK2、NOTCH、FLT3、RSK、ETS、ELK−1、またはSAP−1から選択される1種または複数の遺伝子産物の変化の検出をさらに含む、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
【請求項8】
MAPK経路遺伝子または遺伝子産物の前記変化の前記検出または存在は、前記腫瘍またはがん細胞が、単一の薬剤として前記HSP90阻害剤を含む治療に対して反応する可能性の増加を有することを示す、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
MAPK経路遺伝子または遺伝子産物の前記変化の前記検出または存在は、前記腫瘍またはがん細胞が、第2の薬剤と組み合わせた前記HSP90阻害剤を含む治療に対して反応する可能性の増加を有することを示す、請求項6に記載の方法。
【請求項10】
ALK遺伝子または遺伝子産物の前記変化の前記検出または存在が、単一の薬剤として、または組み合わせた、HSP90阻害剤を含む治療に対して反応して、NSCLC腫瘍またはがん細胞を阻害、減少、または治療する可能性の増加を示す、請求項5に記載の方法。
【請求項11】
K−Ras遺伝子または遺伝子産物の前記変化の前記検出または存在が、単一の薬剤として、または組み合わせた、HSP90阻害剤を含む治療に対して反応して、直腸結腸腫瘍またはがん細胞を阻害、減少、または治療する可能性の増加を示す、請求項6に記載の方法。
【請求項12】
B−Raf遺伝子または遺伝子産物の前記変化の前記検出または存在が、単一の薬剤として、または組み合わせた、HSP90阻害剤を含む治療に対して反応して、直腸結腸腫瘍またはがん細胞を阻害、減少、または治療する可能性の増加を示す、請求項6に記載の方法。
【請求項13】
任意選択でp53遺伝子または遺伝子産物の変化を検出することと組み合わせた、K−Ras遺伝子または遺伝子産物の前記変化の前記検出または存在が、HSP90阻害剤およびmTOR阻害剤を含む治療に対して反応して、NSCLC腫瘍またはがん細胞を阻害、減少、または治療する可能性の増加を示す、請求項6に記載の方法。
【請求項14】
前記ALKおよび/または前記MAPK経路の遺伝子または遺伝子産物の変化を持つがんまたは腫瘍を治療または予防することをさらに含み、前記治療が、HSP90治療を必要とする対象に、HSP90阻害剤を単一の薬剤としてまたは組み合わせて投与することを含む、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
【請求項15】
ALKまたはMAPK経路の変化を持つがんもしくは腫瘍を有する、または有する危険性がある対象を治療する方法であって、HSP90阻害剤治療の恩恵を受ける可能性が高いことが同定されている対象、またはそれについて検討もしくは判定されている対象に、単一の薬剤として、または組み合わせた、HSP90阻害剤を、前記対象において前記腫瘍の細胞増殖を減少もしくは阻害し、かつ/または前記がんを治療もしくは予防するのに十分な量で投与することを含む、方法。
【請求項16】
前記対象が、喫煙歴;HSP90の上昇したレベルもしくは発現;NSCLC(例えば、再発性および/または難治性NSCLC);NSCLCもしくはSCC細胞もしくは腫瘍の1つもしくは複数を有するものとして同定される;または少なくとも1つの事前の化学療法レジメンを受けている間もしくは後に疾患の悪化を経験している;もしくは少なくとも1つの事前の白金含有化学療法レジメンを受けている間もしくは後に疾患の悪化を経験しているNSCLC患者である、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記対象から得た試料を判定して、ALK、MAPK経路および/またはEGFRの遺伝子または遺伝子産物の存在を検出することによって、前記対象が、HSP90阻害剤を含む治療で治療するために選択される、請求項15に記載の方法。
【請求項18】
検出された差異に応じて、単独の、または組み合わせたHSP90阻害剤の用量または投与スケジュールを変化させることをさらに含む、請求項3に記載の方法。
【請求項19】
前記HSP90阻害剤による治療の間、または治療が中断した後に前記対象から得た前記試料において、前記ALK、MAPK経路および/またはEGFRの遺伝子または遺伝子産物の変化の存在、またはがん細胞もしくは組織の存在が、単一の薬剤として、または組み合わせた、前記HSP90阻害剤の用量または投与の頻度を増加させる必要性を示す、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記試料を、前記対象から集め、または得る、請求項2から3に記載の方法。
【請求項21】
前記遺伝子または遺伝子産物の前記変化が、細胞遺伝学的異常、非相互転座、再配列、染色体内逆位、点変異、欠失、遺伝子コピー数の変化、遺伝子または遺伝子産物の発現の変化の少なくとも1つを含む、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
【請求項22】
前記遺伝子または遺伝子産物の前記変化が、1つまたは複数の発癌性ポリペプチドの発現レベルまたは構造または活性の変化の少なくとも1つを含む、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
【請求項23】
前記遺伝子または遺伝子産物の前記変化が、選択的スプライシング、フレームシフト、翻訳事象または翻訳後事象の1つまたは複数から生じる変異体発癌性アイソフォームの発現レベル、構造、または活性の変化を含む、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
【請求項24】
前記ALK遺伝子または遺伝子産物の前記変化が、1つもしくは複数の変異体ALKポリヌクレオチド分子、または表1に一覧表示されているポリペプチドから選択される、請求項5に記載の方法。
【請求項25】
前記ALK遺伝子または遺伝子産物の前記変化が、EML4−ALK融合体、KIF5B−ALK融合体、TGF−ALK融合体、NPM−ALK融合体、またはF1245I/L、L1204F、A1200V、L1196M、I1170S、T1151M、R1275Q、F1174V/C/L、T1087I、またはK1062Mの1つまたは複数を含めたALK点変異を含む、請求項5に記載の方法。
【請求項26】
前記1つまたは複数の変化が、ALK遺伝子再配列である、請求項5に記載の方法。
【請求項27】
前記MAPK経路遺伝子または遺伝子産物の前記変化が、1つもしくは複数の変異体K−RasもしくはB−Rafポリヌクレオチド分子、または表5に一覧表示されているポリペプチドから選択される、請求項6に記載の方法。
【請求項28】
前記MAPK経路遺伝子または遺伝子産物の前記変化が、コドン12、13および/または61の1つまたは複数のK−Ras変異から選択される、請求項6に記載の方法。
【請求項29】
前記1つまたは複数のK−Ras変異が、G12A、G12N、G12R、G12C、G12S、G12V、G13NまたはQ61Rの1つまたは複数から選択される、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
前記1つまたは複数のK−Ras変異が、
【化50】
の1つもしくは複数から選択される、請求項28に記載の方法。
【請求項31】
前記MAPK経路遺伝子または遺伝子産物の前記変化が、コドン464、466、468、469、594、595、596、597、599、600、または601におけるB−Raf変異から選択される、請求項6に記載の方法。
【請求項32】
前記MAPK経路遺伝子または遺伝子産物の前記変化が、
【化51】
から選択される、請求項6に記載の方法。
【請求項33】
前記変化を、核酸ハイブリダイゼーションアッセイ、増幅をベースとするアッセイ、配列決定、スクリーニング分析、標準的核型法による分裂中期細胞遺伝学分析、FISH、スペクトル核型決定またはMFISH、および/または比較ゲノムハイブリダイゼーション、またはin situハイブリダイゼーションの1つまたは複数によって検出する、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
【請求項34】
前記変化を所定の間隔で評価し、前記所定の間隔が、前記HSP90治療の前、間、停止後の1つもしくは複数に関して、または全生存率、無増悪期間に従って、またはRECISTを使用して測定する時間経過を含む、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
【請求項35】
ALK、MAPK経路および/またはEGFRの変異陽性がんを有する対象が前記HSP90阻害剤を含む治療に対して反応する可能性が高いかどうかについて決定すること;治療の経過、投与、治療スケジュールもしくは時間経過、併用療法を変化させること;前記対象において前記がんの前記時間経過を決定すること;または前記対象において有意事象の確率を決定することの1つまたは複数をさらに含む、請求項34に記載の方法。
【請求項36】
同定または治療される前記がん細胞または腫瘍が、肺がん(例えば、小細胞肺がん(SCLC)、非小細胞肺がん(NSCLC)、または扁平上皮細胞がん(SCC))、結腸直腸がん(CRC)、乳がん、髄芽腫、軟骨肉腫、骨肉腫、膵臓がん、卵巣がん、頭頸部扁平上皮細胞癌(HNSCC)、慢性骨髄性白血病(CML)、慢性リンパ球性白血病(CLL)、急性リンパ芽球性白血病(ALL)、急性骨髄性白血病(AML)、多発性骨髄腫、前立腺がん、未分化大細胞リンパ腫、神経芽細胞腫、神経内分泌またはカルチノイドの1つまたは複数から選択される、請求項1から3または15のいずれかに記載の方法。
【請求項37】
同定または治療される前記がん細胞または腫瘍が、再発性もしくは難治性NSCLC、扁平上皮細胞癌、または結腸直腸がんである、請求項36に記載の方法。
【請求項38】
前記HSP90阻害剤が、IPI−493、IPI−504、17−AAG(タネスピマイシンまたはCNF−1010としてもまた公知である)、BIIB−021(CNF−2024)、BIIB−028、AUY−922(VER−49009としてもまた公知である)、SNX−5422、STA−9090、AT−13387、XL−888、MPC−3100、CU−0305、17−DMAG、CNF−1010、Macbecin(例えば、Macbecin I、Macbecin II)、CCT−018159、CCT−129397、PU−H71、またはPF−04928473(SNX−2112)の1つまたは複数から選択される、請求項1から3または15のいずれかに記載の方法。
【請求項39】
前記HSP90阻害剤が、IPI−493またはIPI−504である、請求項38に記載の方法。
【請求項40】
前記HSP90阻害剤が、ラパマイシン、テムシロリムス(TORISEL(登録商標))、エベロリムス(RAD001、AFINITOR(登録商標))、リダホロリムス、AP23573、AZD8055、BEZ235、BGT226、XL765、PF−4691502、GDC0980、SF1126またはOSI−027の1つまたは複数から選択されるmTOR阻害剤と組み合わせて投与される、請求項15に記載の方法。
【請求項41】
前記HSP90阻害剤が、ALKキナーゼ阻害剤と組み合わせて投与される、請求項15に記載の方法。
【請求項42】
前記HSP90阻害剤が、チロシンキナーゼ阻害剤、例えば、ゲフィチニブと組み合わせて投与される、請求項15に記載の方法。
【請求項43】
前記HSP90阻害剤が、イリノテカンと組み合わせて投与される、請求項15に記載の方法。
【請求項44】
前記HSP90阻害剤が、ドセタキセルと組み合わせて投与される、請求項15に記載の方法。
【請求項45】
前記HSP90阻害剤が、抗がん剤、外科的または放射線手順から選択される1つまたは複数の他の治療モダリティと組み合わせて投与される、請求項15のいずれかに記載の方法。
【請求項46】
前記HSP90阻害剤が、チロシンキナーゼ阻害剤またはトポイソメラーゼ阻害剤と組み合わせて投与される、請求項15に記載の方法。
【請求項47】
前記HSP90阻害剤を、活性障害の時期に、寛解の、または疾患がそれほど活性でない時期に、別の治療モダリティによる治療の前に、別の治療モダリティのための治療と同時的に、別の治療モダリティによる治療の後に、または障害の寛解の間に投与する、請求項15に記載の方法。
【請求項48】
前記HSP90阻害剤を、化学療法剤、放射線療法および/または手術による治療を受けている、または受けたがん患者に投与する、請求項15のいずれかに記載の方法。
【請求項49】
ALK、MAPK経路および/またはEGFRの遺伝子または遺伝子産物の1つまたは複数の変化を持つがんまたは腫瘍を治療する方法であって、該変化の1つまたは複数を有する、または有する危険性がある対象に、単独の、またはALK阻害剤、mTOR阻害剤、チロシンキナーゼ阻害剤、タキソイドもしくはトポイソメラーゼ阻害剤から選択される第2の阻害剤と組み合わせたHSP90阻害剤を、該対象において該腫瘍の細胞増殖を減少もしくは阻害し、かつ/または該がんを治療または予防するのに十分な量で投与することを含み、該対象は、ALK、MAPK経路および/またはEGFRの遺伝子または遺伝子産物の該1つまたは複数の変化を検出することによって、判定されている、または判定される、方法。
【請求項50】
機能性または非機能性神経内分泌腫瘍を有する対象を治療する方法であって、前記対象に、前記腫瘍の成長を減少または阻害するのに十分な量で、Hsp90阻害剤を投与し、それによって前記神経内分泌腫瘍を治療することを含み、前記神経内分泌腫瘍が、膵内分泌腫瘍;神経内分泌肺腫瘍;または副腎髄質、下垂体、副甲状腺、甲状腺の内分泌島、膵臓の内分泌島、または気道もしくは消化管における分散した内分泌細胞からの神経内分泌がんの1つまたは複数から選択される、方法。
【請求項51】
HSP90阻害剤による治療に対するがん患者の化学受容性を決定するためのキットまたはアッセイであって、PIK3CA、PTEN、AKT、TP53、CTNNB1(ベータ−カテニン)、APC、KIT、JAK2、NOTCH、またはFLT3の1つまたは複数と任意選択で組み合わせた、ALK、MAPK経路および/またはEGFRの遺伝子または遺伝子産物の1つまたは複数の変化に特異的に結合する試薬を含む、キットまたはアッセイ。
【請求項52】
HSP90阻害剤をさらに含む、請求項51に記載のキット。
【請求項53】
前記試薬が、約50〜107ヌクレオチド長のポリヌクレオチドを含む1つまたは複数のポリヌクレオチドプローブを含む、請求項51に記載のキット。
【請求項54】
前記プローブの各々が、表1または表5に一覧表示されているヌクレオチド配列に対して相補的なポリヌクレオチド配列、あるいは表1または表5に一覧表示されているポリペプチドをコードするヌクレオチド配列に対して相補的なポリヌクレオチド配列を含む、請求項51に記載のキット。
【請求項55】
前記プローブが、オリゴヌクレオチド、cDNA分子、RNA分子、および核酸塩基を含む合成遺伝子プローブからなる群から選択される、請求項51に記載のキット。
【請求項56】
前記試薬が、表1または表5に一覧表示されている1つまたは複数のポリヌクレオチド配列によってコードされるポリペプチドに対する、抗体および抗体誘導体および抗体フラグメントを含む、請求項51に記載のキット。
【請求項1】
腫瘍もしくはがん細胞、または該腫瘍もしくはがん細胞を有する、もしくは有する危険性のある対象における、HSP90阻害剤を含む治療に対する反応性を決定する方法であって、
(i)該腫瘍またはがん細胞におけるALK、MAPK経路および/またはEGFRの遺伝子または遺伝子産物の変化を検出すること;ならびに/あるいは
(ii)a)該腫瘍またはがん細胞のヒストロジー、b)該対象の喫煙状況、またはc)該腫瘍またはがん細胞におけるHSP90のレベルまたは発現の1つまたは複数を判定し、それによって該HSP90阻害剤を含む治療に対する該腫瘍または該がん細胞の反応性を決定すること
を含む、方法。
【請求項2】
がんまたは腫瘍を有する、または有する危険性のある対象を、HSP90阻害剤を含む治療に対して反応する可能性を有するものとして同定する方法であって、
(i)該対象からの試料中のALK、MAPK経路および/またはEGFの遺伝子または遺伝子の変化の存在または不存在を検出すること;
(ii)該対象からの試料におけるがんのヒストロジーの存在または不存在を検出すること;
(iii)該対象の喫煙状況を決定すること;あるいは
(iv)該対象からの試料におけるHSP90のレベルまたは発現を決定し、それによって該対象を、該HSP90阻害剤を含む治療に対して反応する可能性が高いまたは低いものとして同定すること
の1つ、2つ、3つまたは4つを含む、方法。
【請求項3】
対象におけるがんまたは腫瘍への、HSP90阻害剤を含む治療の有効性をモニターし、または有効性を予測する方法であって、
(i)該対象から得た試料におけるALK、MAPK経路および/またはEGFRの遺伝子もしくは遺伝子産物の変化の存在または不存在を検出すること;および/または
(ii)a)該対象からの試料におけるがんのヒストロジーの存在または不存在;b)該対象の喫煙状況;またはc)HSP90のレベルまたは発現の1つまたは複数を判定すること;および
(iii)(i)および/または(ii)における検出した変化または判定と、参照試料とを比較すること
を含み、
該参照試料に対する、該試料において検出した該変化または判定における差異の程度が、該治療の有効性を示すかまたは予測する、方法。
【請求項4】
(i)前記ヒストロジーにおいて非小細胞肺がん、扁平上皮細胞または結腸直腸がん細胞もしくは組織の存在を検出すること;(ii)前記対象を例えば、少なくとも5、10、15またはそれを超えるパックイヤーの喫煙歴を有する喫煙者として同定すること;または(iii)HSP90の上昇したレベルまたは発現を検出すること
の1つまたは複数が、前記HSP90阻害剤を含む治療に対して反応する可能性の増加を示す、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
【請求項5】
ALK遺伝子または遺伝子産物の前記変化の検出または存在が、前記腫瘍、前記がん細胞、または前記対象が、前記HSP90阻害剤を含む治療に対して反応する可能性の増加を有することを示す、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
【請求項6】
前記MAPK経路遺伝子または遺伝子産物が、H−Ras、N−Ras、K−Ras、A−Raf、B−Raf(BRAF)、C−Raf、Mek、またはErkの1つまたは複数から選択される、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
【請求項7】
EGFR、PIK3CA、PTEN、AKT、TP53(p53)、CTNNB1(ベータ−カテニン)、APC、KIT、JAK2、NOTCH、FLT3、RSK、ETS、ELK−1、またはSAP−1から選択される1種または複数の遺伝子産物の変化の検出をさらに含む、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
【請求項8】
MAPK経路遺伝子または遺伝子産物の前記変化の前記検出または存在は、前記腫瘍またはがん細胞が、単一の薬剤として前記HSP90阻害剤を含む治療に対して反応する可能性の増加を有することを示す、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
MAPK経路遺伝子または遺伝子産物の前記変化の前記検出または存在は、前記腫瘍またはがん細胞が、第2の薬剤と組み合わせた前記HSP90阻害剤を含む治療に対して反応する可能性の増加を有することを示す、請求項6に記載の方法。
【請求項10】
ALK遺伝子または遺伝子産物の前記変化の前記検出または存在が、単一の薬剤として、または組み合わせた、HSP90阻害剤を含む治療に対して反応して、NSCLC腫瘍またはがん細胞を阻害、減少、または治療する可能性の増加を示す、請求項5に記載の方法。
【請求項11】
K−Ras遺伝子または遺伝子産物の前記変化の前記検出または存在が、単一の薬剤として、または組み合わせた、HSP90阻害剤を含む治療に対して反応して、直腸結腸腫瘍またはがん細胞を阻害、減少、または治療する可能性の増加を示す、請求項6に記載の方法。
【請求項12】
B−Raf遺伝子または遺伝子産物の前記変化の前記検出または存在が、単一の薬剤として、または組み合わせた、HSP90阻害剤を含む治療に対して反応して、直腸結腸腫瘍またはがん細胞を阻害、減少、または治療する可能性の増加を示す、請求項6に記載の方法。
【請求項13】
任意選択でp53遺伝子または遺伝子産物の変化を検出することと組み合わせた、K−Ras遺伝子または遺伝子産物の前記変化の前記検出または存在が、HSP90阻害剤およびmTOR阻害剤を含む治療に対して反応して、NSCLC腫瘍またはがん細胞を阻害、減少、または治療する可能性の増加を示す、請求項6に記載の方法。
【請求項14】
前記ALKおよび/または前記MAPK経路の遺伝子または遺伝子産物の変化を持つがんまたは腫瘍を治療または予防することをさらに含み、前記治療が、HSP90治療を必要とする対象に、HSP90阻害剤を単一の薬剤としてまたは組み合わせて投与することを含む、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
【請求項15】
ALKまたはMAPK経路の変化を持つがんもしくは腫瘍を有する、または有する危険性がある対象を治療する方法であって、HSP90阻害剤治療の恩恵を受ける可能性が高いことが同定されている対象、またはそれについて検討もしくは判定されている対象に、単一の薬剤として、または組み合わせた、HSP90阻害剤を、前記対象において前記腫瘍の細胞増殖を減少もしくは阻害し、かつ/または前記がんを治療もしくは予防するのに十分な量で投与することを含む、方法。
【請求項16】
前記対象が、喫煙歴;HSP90の上昇したレベルもしくは発現;NSCLC(例えば、再発性および/または難治性NSCLC);NSCLCもしくはSCC細胞もしくは腫瘍の1つもしくは複数を有するものとして同定される;または少なくとも1つの事前の化学療法レジメンを受けている間もしくは後に疾患の悪化を経験している;もしくは少なくとも1つの事前の白金含有化学療法レジメンを受けている間もしくは後に疾患の悪化を経験しているNSCLC患者である、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記対象から得た試料を判定して、ALK、MAPK経路および/またはEGFRの遺伝子または遺伝子産物の存在を検出することによって、前記対象が、HSP90阻害剤を含む治療で治療するために選択される、請求項15に記載の方法。
【請求項18】
検出された差異に応じて、単独の、または組み合わせたHSP90阻害剤の用量または投与スケジュールを変化させることをさらに含む、請求項3に記載の方法。
【請求項19】
前記HSP90阻害剤による治療の間、または治療が中断した後に前記対象から得た前記試料において、前記ALK、MAPK経路および/またはEGFRの遺伝子または遺伝子産物の変化の存在、またはがん細胞もしくは組織の存在が、単一の薬剤として、または組み合わせた、前記HSP90阻害剤の用量または投与の頻度を増加させる必要性を示す、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記試料を、前記対象から集め、または得る、請求項2から3に記載の方法。
【請求項21】
前記遺伝子または遺伝子産物の前記変化が、細胞遺伝学的異常、非相互転座、再配列、染色体内逆位、点変異、欠失、遺伝子コピー数の変化、遺伝子または遺伝子産物の発現の変化の少なくとも1つを含む、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
【請求項22】
前記遺伝子または遺伝子産物の前記変化が、1つまたは複数の発癌性ポリペプチドの発現レベルまたは構造または活性の変化の少なくとも1つを含む、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
【請求項23】
前記遺伝子または遺伝子産物の前記変化が、選択的スプライシング、フレームシフト、翻訳事象または翻訳後事象の1つまたは複数から生じる変異体発癌性アイソフォームの発現レベル、構造、または活性の変化を含む、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
【請求項24】
前記ALK遺伝子または遺伝子産物の前記変化が、1つもしくは複数の変異体ALKポリヌクレオチド分子、または表1に一覧表示されているポリペプチドから選択される、請求項5に記載の方法。
【請求項25】
前記ALK遺伝子または遺伝子産物の前記変化が、EML4−ALK融合体、KIF5B−ALK融合体、TGF−ALK融合体、NPM−ALK融合体、またはF1245I/L、L1204F、A1200V、L1196M、I1170S、T1151M、R1275Q、F1174V/C/L、T1087I、またはK1062Mの1つまたは複数を含めたALK点変異を含む、請求項5に記載の方法。
【請求項26】
前記1つまたは複数の変化が、ALK遺伝子再配列である、請求項5に記載の方法。
【請求項27】
前記MAPK経路遺伝子または遺伝子産物の前記変化が、1つもしくは複数の変異体K−RasもしくはB−Rafポリヌクレオチド分子、または表5に一覧表示されているポリペプチドから選択される、請求項6に記載の方法。
【請求項28】
前記MAPK経路遺伝子または遺伝子産物の前記変化が、コドン12、13および/または61の1つまたは複数のK−Ras変異から選択される、請求項6に記載の方法。
【請求項29】
前記1つまたは複数のK−Ras変異が、G12A、G12N、G12R、G12C、G12S、G12V、G13NまたはQ61Rの1つまたは複数から選択される、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
前記1つまたは複数のK−Ras変異が、
【化50】
の1つもしくは複数から選択される、請求項28に記載の方法。
【請求項31】
前記MAPK経路遺伝子または遺伝子産物の前記変化が、コドン464、466、468、469、594、595、596、597、599、600、または601におけるB−Raf変異から選択される、請求項6に記載の方法。
【請求項32】
前記MAPK経路遺伝子または遺伝子産物の前記変化が、
【化51】
から選択される、請求項6に記載の方法。
【請求項33】
前記変化を、核酸ハイブリダイゼーションアッセイ、増幅をベースとするアッセイ、配列決定、スクリーニング分析、標準的核型法による分裂中期細胞遺伝学分析、FISH、スペクトル核型決定またはMFISH、および/または比較ゲノムハイブリダイゼーション、またはin situハイブリダイゼーションの1つまたは複数によって検出する、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
【請求項34】
前記変化を所定の間隔で評価し、前記所定の間隔が、前記HSP90治療の前、間、停止後の1つもしくは複数に関して、または全生存率、無増悪期間に従って、またはRECISTを使用して測定する時間経過を含む、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
【請求項35】
ALK、MAPK経路および/またはEGFRの変異陽性がんを有する対象が前記HSP90阻害剤を含む治療に対して反応する可能性が高いかどうかについて決定すること;治療の経過、投与、治療スケジュールもしくは時間経過、併用療法を変化させること;前記対象において前記がんの前記時間経過を決定すること;または前記対象において有意事象の確率を決定することの1つまたは複数をさらに含む、請求項34に記載の方法。
【請求項36】
同定または治療される前記がん細胞または腫瘍が、肺がん(例えば、小細胞肺がん(SCLC)、非小細胞肺がん(NSCLC)、または扁平上皮細胞がん(SCC))、結腸直腸がん(CRC)、乳がん、髄芽腫、軟骨肉腫、骨肉腫、膵臓がん、卵巣がん、頭頸部扁平上皮細胞癌(HNSCC)、慢性骨髄性白血病(CML)、慢性リンパ球性白血病(CLL)、急性リンパ芽球性白血病(ALL)、急性骨髄性白血病(AML)、多発性骨髄腫、前立腺がん、未分化大細胞リンパ腫、神経芽細胞腫、神経内分泌またはカルチノイドの1つまたは複数から選択される、請求項1から3または15のいずれかに記載の方法。
【請求項37】
同定または治療される前記がん細胞または腫瘍が、再発性もしくは難治性NSCLC、扁平上皮細胞癌、または結腸直腸がんである、請求項36に記載の方法。
【請求項38】
前記HSP90阻害剤が、IPI−493、IPI−504、17−AAG(タネスピマイシンまたはCNF−1010としてもまた公知である)、BIIB−021(CNF−2024)、BIIB−028、AUY−922(VER−49009としてもまた公知である)、SNX−5422、STA−9090、AT−13387、XL−888、MPC−3100、CU−0305、17−DMAG、CNF−1010、Macbecin(例えば、Macbecin I、Macbecin II)、CCT−018159、CCT−129397、PU−H71、またはPF−04928473(SNX−2112)の1つまたは複数から選択される、請求項1から3または15のいずれかに記載の方法。
【請求項39】
前記HSP90阻害剤が、IPI−493またはIPI−504である、請求項38に記載の方法。
【請求項40】
前記HSP90阻害剤が、ラパマイシン、テムシロリムス(TORISEL(登録商標))、エベロリムス(RAD001、AFINITOR(登録商標))、リダホロリムス、AP23573、AZD8055、BEZ235、BGT226、XL765、PF−4691502、GDC0980、SF1126またはOSI−027の1つまたは複数から選択されるmTOR阻害剤と組み合わせて投与される、請求項15に記載の方法。
【請求項41】
前記HSP90阻害剤が、ALKキナーゼ阻害剤と組み合わせて投与される、請求項15に記載の方法。
【請求項42】
前記HSP90阻害剤が、チロシンキナーゼ阻害剤、例えば、ゲフィチニブと組み合わせて投与される、請求項15に記載の方法。
【請求項43】
前記HSP90阻害剤が、イリノテカンと組み合わせて投与される、請求項15に記載の方法。
【請求項44】
前記HSP90阻害剤が、ドセタキセルと組み合わせて投与される、請求項15に記載の方法。
【請求項45】
前記HSP90阻害剤が、抗がん剤、外科的または放射線手順から選択される1つまたは複数の他の治療モダリティと組み合わせて投与される、請求項15のいずれかに記載の方法。
【請求項46】
前記HSP90阻害剤が、チロシンキナーゼ阻害剤またはトポイソメラーゼ阻害剤と組み合わせて投与される、請求項15に記載の方法。
【請求項47】
前記HSP90阻害剤を、活性障害の時期に、寛解の、または疾患がそれほど活性でない時期に、別の治療モダリティによる治療の前に、別の治療モダリティのための治療と同時的に、別の治療モダリティによる治療の後に、または障害の寛解の間に投与する、請求項15に記載の方法。
【請求項48】
前記HSP90阻害剤を、化学療法剤、放射線療法および/または手術による治療を受けている、または受けたがん患者に投与する、請求項15のいずれかに記載の方法。
【請求項49】
ALK、MAPK経路および/またはEGFRの遺伝子または遺伝子産物の1つまたは複数の変化を持つがんまたは腫瘍を治療する方法であって、該変化の1つまたは複数を有する、または有する危険性がある対象に、単独の、またはALK阻害剤、mTOR阻害剤、チロシンキナーゼ阻害剤、タキソイドもしくはトポイソメラーゼ阻害剤から選択される第2の阻害剤と組み合わせたHSP90阻害剤を、該対象において該腫瘍の細胞増殖を減少もしくは阻害し、かつ/または該がんを治療または予防するのに十分な量で投与することを含み、該対象は、ALK、MAPK経路および/またはEGFRの遺伝子または遺伝子産物の該1つまたは複数の変化を検出することによって、判定されている、または判定される、方法。
【請求項50】
機能性または非機能性神経内分泌腫瘍を有する対象を治療する方法であって、前記対象に、前記腫瘍の成長を減少または阻害するのに十分な量で、Hsp90阻害剤を投与し、それによって前記神経内分泌腫瘍を治療することを含み、前記神経内分泌腫瘍が、膵内分泌腫瘍;神経内分泌肺腫瘍;または副腎髄質、下垂体、副甲状腺、甲状腺の内分泌島、膵臓の内分泌島、または気道もしくは消化管における分散した内分泌細胞からの神経内分泌がんの1つまたは複数から選択される、方法。
【請求項51】
HSP90阻害剤による治療に対するがん患者の化学受容性を決定するためのキットまたはアッセイであって、PIK3CA、PTEN、AKT、TP53、CTNNB1(ベータ−カテニン)、APC、KIT、JAK2、NOTCH、またはFLT3の1つまたは複数と任意選択で組み合わせた、ALK、MAPK経路および/またはEGFRの遺伝子または遺伝子産物の1つまたは複数の変化に特異的に結合する試薬を含む、キットまたはアッセイ。
【請求項52】
HSP90阻害剤をさらに含む、請求項51に記載のキット。
【請求項53】
前記試薬が、約50〜107ヌクレオチド長のポリヌクレオチドを含む1つまたは複数のポリヌクレオチドプローブを含む、請求項51に記載のキット。
【請求項54】
前記プローブの各々が、表1または表5に一覧表示されているヌクレオチド配列に対して相補的なポリヌクレオチド配列、あるいは表1または表5に一覧表示されているポリペプチドをコードするヌクレオチド配列に対して相補的なポリヌクレオチド配列を含む、請求項51に記載のキット。
【請求項55】
前記プローブが、オリゴヌクレオチド、cDNA分子、RNA分子、および核酸塩基を含む合成遺伝子プローブからなる群から選択される、請求項51に記載のキット。
【請求項56】
前記試薬が、表1または表5に一覧表示されている1つまたは複数のポリヌクレオチド配列によってコードされるポリペプチドに対する、抗体および抗体誘導体および抗体フラグメントを含む、請求項51に記載のキット。
【図1】
【図2】
【図3A】
【図3B】
【図3C】
【図4】
【図5】
【図6A】
【図6B】
【図7A】
【図7B】
【図7C】
【図8A】
【図8B】
【図9A】
【図9B】
【図9C】
【図10A】
【図10B】
【図10C】
【図10D】
【図11】
【図12A】
【図12B】
【図13A】
【図13B】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18A】
【図18B】
【図19】
【図20A】
【図20B】
【図20C】
【図20D】
【図21A】
【図21B】
【図21C】
【図22A】
【図22B】
【図22C】
【図22D】
【図23A】
【図23B】
【図23C】
【図24A】
【図24B】
【図25】
【図26A】
【図26B】
【図27A】
【図27B】
【図28A】
【図28B】
【図29A】
【図29B】
【図30】
【図31】
【図32】
【図2】
【図3A】
【図3B】
【図3C】
【図4】
【図5】
【図6A】
【図6B】
【図7A】
【図7B】
【図7C】
【図8A】
【図8B】
【図9A】
【図9B】
【図9C】
【図10A】
【図10B】
【図10C】
【図10D】
【図11】
【図12A】
【図12B】
【図13A】
【図13B】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18A】
【図18B】
【図19】
【図20A】
【図20B】
【図20C】
【図20D】
【図21A】
【図21B】
【図21C】
【図22A】
【図22B】
【図22C】
【図22D】
【図23A】
【図23B】
【図23C】
【図24A】
【図24B】
【図25】
【図26A】
【図26B】
【図27A】
【図27B】
【図28A】
【図28B】
【図29A】
【図29B】
【図30】
【図31】
【図32】
【公表番号】特表2013−510585(P2013−510585A)
【公表日】平成25年3月28日(2013.3.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−539043(P2012−539043)
【出願日】平成22年11月12日(2010.11.12)
【国際出願番号】PCT/US2010/056621
【国際公開番号】WO2011/060328
【国際公開日】平成23年5月19日(2011.5.19)
【出願人】(509101882)インフィニティー ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド (4)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成25年3月28日(2013.3.28)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年11月12日(2010.11.12)
【国際出願番号】PCT/US2010/056621
【国際公開番号】WO2011/060328
【国際公開日】平成23年5月19日(2011.5.19)
【出願人】(509101882)インフィニティー ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド (4)
【Fターム(参考)】
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