説明

癒し空間形成装置

【課題】この発明は、陶磁器と光りと香りと楽曲とにより人々の視覚、嗅覚、聴覚を穏やかに刺激して癒し効果を与え、緊張感、疲労感、ストレス等に軽減することができる癒し空間形成装置を実現することを目的とする。
【解決手段】この発明は、陶磁器を載置する台座を設け、この台座には、前記陶磁器に光りを照射する光り照射ユニットと、香りを発生する香り発生ユニットと、楽曲を再生する楽曲再生ユニットと、前記各ユニットの動作の設定値を入力する操作パネルと、この操作パネルから入力された各動作の設定に従い前記各ユニットの動作を制御して前記陶磁器の周囲に光と香りと楽曲とを包含する癒し空間を形成する制御ユニットとの全て、若しくはその複数のユニットを搭載することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は癒し空間形成装置に係り、特に、陶磁器と光りと香りと楽曲とにより人々の感覚を穏やかに刺激して癒し効果を与え、緊張感、疲労感、ストレス等を軽減することができる癒し空間形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年は、仕事や人間関係等により人々に緊張感や疲労感、ストレス等を与えることが問題となり、これら緊張感等を緩和するための癒しが求められている。人々に癒し効果を与えるものとしては、例えば陶磁器等の美術品の鑑賞がある。人々は、陶磁器の美観を視覚により捕らえて脳の感覚神経を刺激することで、癒しを体感することができる。
【0003】
人々に癒しを体感させる装置としては、側面に開口部を形成した陶磁器に光源を収容し、陶磁器の上部に生花を入れる水受けを搭載し、陶磁器の外観と開口部から漏れる光りと水受けに入れた生花とで視覚に訴えて落ち着いた雰囲気を醸し出すものがある。
【特許文献1】特開2002−203409号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、人間には、視覚、嗅覚、聴覚、触覚、味覚の五感があり、これらにより外部刺激を捕らえている。
【0005】
ところが、これら五感による癒し効果を考えた場合に、従来の癒しを体感させる装置は、陶磁器や光り、生花などの視覚のみによる癒し効果だけであり、他の感覚による癒し効果を得ることができない問題がある。
【0006】
この発明は、陶磁器と光りと香りと楽曲とにより人々の視覚、嗅覚、聴覚を穏やかに刺激して癒し効果を与え、緊張感、疲労感、ストレス等に軽減することができる癒し空間形成装置を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明は、陶磁器を載置する台座を設け、この台座には、前記陶磁器に光りを照射する光り照射ユニットと、香りを発生する香り発生ユニットと、楽曲を再生する楽曲再生ユニットと、前記各ユニットの動作の設定値を入力する操作パネルと、この操作パネルから入力された各動作の設定に従い前記各ユニットの動作を制御して前記陶磁器の周囲に光と香りと楽曲とを包含する癒し空間を形成する制御ユニットとの全て、若しくはその複数のユニットを搭載することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
この発明の癒し空間形成装置は、台座に陶磁器を載置し、陶磁器に光りを照射し、香りを発生し、楽曲を再生することで、台座に載置した陶磁器の周囲に光りと香りと楽曲とを包含する癒し空間を形成することができるため、この癒し空間に接する人々の視覚、嗅覚、聴覚を陶磁器のデザインと光りと香りと楽曲とにより穏やかに刺激して癒し効果を与えることができ、緊張感、疲労感、ストレス等を軽減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
この発明の癒し空間形成装置は、陶磁器の周囲に光りと香りと楽曲とを包含する癒し空間を形成し、この癒し空間に接する人々の視覚、嗅覚、聴覚を穏やかに刺激して癒し効果を与え、緊張感、疲労感、ストレス等を軽減するものである。
以下、図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。
【実施例】
【0010】
図1〜図6は、この発明の実施例を示すものである。図1・図2において、2は陶磁器、例えば、各種の形状、文様、彩色等を有して形成された光りを透過し得る磁器2であり、4はこの磁器2を利用して癒し空間Sを形成する癒し空間形成装置である。癒し空間形成装置4は、光りを透過し得る磁器2を載置する台座6を設けている。
【0011】
台座6は、四角板形状の下板部8の3辺を囲むようにコ字形状の側板部10を取り付け、側板部10の上部に四角板形状の上板部12を取り付けて内部に収納空間14を有するとともに側部に開口部16を有する四角箱形状に形成される。収納空間14の下板部8上には、開口部16から出没可能な中板部18を配設し、中板部18の外端に開口部16を閉塞する前板部20を取り付けている。側板部10及び上板部12には、後述する香りや楽曲音声を放出するための複数の透孔22を形成している。台座6は、上板部12の上面に光を透過する磁器2を載置する
【0012】
この台座6には、磁器2に光りを照射する光り照射ユニット24と、香りを発生する香り発生ユニット26と、楽曲を再生する楽曲再生ユニット28と、各ユニット24・26・28の夫々の動作の設定値を入力する操作パネル30と、この操作パネル30から入力された夫々の動作の設定値に従い各ユニット24・26・28の動作を制御して、台座6の周囲に光りと香りと楽曲とを包含する癒し空間Sを形成する制御ユニット32とを搭載している。また、台座6には、各ユニット24・26・28の駆動源として、電源34を接続している。
【0013】
このように、癒し空間形成装置4は、図3に示すように、台座6に光り照射ユニット24と香り発生ユニット26と楽曲再生ユニット28と操作パネル30と制御ユニット32との全てを搭載し、電源34を接続している。
【0014】
前記光照射ユニット24は、4色LED(赤、青、緑、白)からなる複数の発光体36を備えている。複数の発光体36は、8色(赤、橙、黄、緑、青、藍、紫、白)を発光できるように、照明基板38上に直線状、円環状、放射状などの適宜の形状に配置している。光照射ユニット24は、図1に示すように、光りを透過し得る磁器2の底部40から磁器2内部の全体に光りを均一に照射するように、磁器2の底部40が接する台座6の上板部12の上面に照明基板38を搭載している。なお、発光体36は、4色が同一パッケージ内に収められているLEDでも良い。
【0015】
前記香り発生ユニット26は、容器42に収納した香油を揮発させる空気ポンプ44を備えている。空気ポンプ44は、ポンプ46をモータ48により駆動して容器42に空気を送給し、香油を揮発させる。香り発生ユニット26は、夫々異なる香りを発生するように、この実施例においては3種の香り発生するように、図2に示すように、3つの香り発生ユニット26を台座6内の中板部18の右側・左側・奥側に夫々搭載している。
【0016】
前記楽曲再生ユニット28は、楽曲信号を出力する楽曲信号出力部50と、この楽曲信号出力部50が出力する楽曲信号を楽曲音声に変換して出力する楽曲音声出力部52とを備えている。楽曲信号出力部50は、例えば、CDプレーヤやMP3プレーヤ等の楽曲信号を出力するオーディオ機器からなる。楽曲音声出力部52は、スピーカからなる。楽曲再生ユニット28は、図2に示すように、楽曲信号出力部50を台座6内の中板部18の中央に搭載し、楽曲音声出力部52を台座6内の中板部18の右側・左側に夫々搭載している。
【0017】
前記操作パネル30は、各ユニット24・26・28の夫々の動作の設定値を入力する入力キー54と、入力された設定値や各ユニット24・26・28の動作状態を表示する表示部56とを備えている。入力キー54と表示パネル56とは、操作基板58上に配設されている。操作パネル30は、操作基板58を台座6内の中板部18の楽曲信号出力部50よりも前側に搭載している。
【0018】
前記制御ユニット32は、信号の入出力回路60と各ユニット24・26・28の駆動回路62とこれら回路60・62の動作を制御する制御回路64とを備えている。入出力回路60と駆動回路62と制御回路64とは、制御基板66上に配設されている。制御基板66は、前記操作パネル30の操作基板58下に配設されている。制御ユニット32は、操作パネル30から入力キー54により入力された夫々の動作の設定値の信号を入出力回路60に入力し、設定値に従い制御回路64により駆動回路62を作動させ、各ユニット24・26・28の動作を制御する。
【0019】
制御ユニット32は、光り照射ユニット24の複数の発光体36の発光状態を異ならせるように、電源34から各発光体36に供給される電力を制御する。制御ユニット32は、例えば、図4に示すように、制御回路64の指示信号を駆動回路62を構成する発光体用D/Aコンバータ68に送り、発光体用D/Aコンバータ68により指示信号に応じたアナログ電圧に変換し、発光体用電流増幅回路70により電流を増幅し、電源34の電圧を発光体36に印加することで、発光状態を異ならせることができる。
【0020】
また、制御ユニット32は、複数の香りユニット26の各容器42の香油の揮発状態を異ならせるように、電源34から各空気ポンプ44のモータ48に供給される電圧を制御する。制御ユニット32は、例えば、図5に示すように、制御回路64の指示信号を駆動回路62を構成するモータ用D/Aコンバータ72に送り、ポンプ用D/Aコンバータ72により指示信号に応じたアナログ電圧に変換し、ポンプ用電流増幅回路74により電流を増幅し、電源34の電圧を複数の香りユニット26の各空気ポンプ44のモータ48に印加することで、各香りの揮発状態を異ならせることができる。
【0021】
さらに、制御ユニット32は、楽曲再生ユニット28の楽曲音声出力部52が楽曲音声を出力するように、楽曲信号出力部50の動作を制御する。このとき、制御ユニット32は、楽曲信号出力部50が例えばCDプレーヤであるとすると、図6に示すように、制御回路64の指示信号を駆動回路62を構成するCDコントロール用I/F回路76に送り、CDコントロール用I/F回路76により指示信号をCDプレーヤの各操作ボタンが押された状態の信号になるように変換してCDプレーヤの動作を制御し、楽曲信号を出力させて楽曲音声出力部52から楽曲音声を出力させる。また、制御ユニット32は、CDプレーヤのLCDパネルの表示信号を駆動回路62を構成するCD状態確認用I/F回路78に取り込み、CD状態確認用I/F回路78により表示信号をCDプレーヤの状態を表す信号に変化して制御回路64に送り込み、CDプレーヤの動作状態を把握する。
【0022】
次に作用を説明する。
癒し空間形成装置4は、図1に示すように、台座6の上板部12の上面に光りを透過し得る磁器2を載置し、操作パネル30の入力キー54で各ユニット24・26・28の夫々の動作の設定値を入力する。このとき、癒し空間形成装置4を操作する人は、台座6にお気に入りの磁器2を搭載し、現在の気持ちを癒すのに必要と思われる光りの状態や香り、楽曲を操作パネル30により設定して入力する。癒し空間形成装置4は、入力された各ユニット24・26・28の夫々の動作の設定値に従って、制御ユニット32により各ユニット24・26・28を動作させる。
【0023】
光り照射ユニット24は、8色(赤、橙、黄、緑、青、藍、紫、白)を発光できるように複数の発光体36を照明基板38上に配設し、発光状態を切り換えられる。この場合に、制御ユニット32は、光照射ユニット24の複数の発光体36に夫々印加される各電圧を一定の周期で変化させることで、8色(赤、橙、黄、緑、青、藍、紫、白)がコロラマ的に変化するように発光(コロラマ調光)させることができ、光りを透過し得る磁器2が内部から様々に変化する光りで発光しているように、表現することができる。また、光り照射ユニット24は、複数の発光体36を円環状に配置することで、磁器2の表面の円周方向に延びる光の帯や、磁器2の表面の円周方向に光が回転する回り灯籠のように、表現することができる。
【0024】
また、香り発生ユニット26は、3種の香りが発生するように3つの香り発生ユニット26を台座6内に夫々搭載し、3種の香りの発生状態を異ならせるように動作される。この場合に、制御ユニット32は、3つの香り発生ユニット26の3種の香りを設定された混合比率で発生するように、各空気ポンプ44のモータ48に電圧を印加することで、様々な香りを発生させることができる。
【0025】
さらに、楽曲再生ユニット28は、楽曲信号出力部50と楽曲音声出力部52とを台座6内に搭載し、楽曲音声を出力するように動作される。この場合に、制御ユニット32は、落ち着いた楽曲を再生することで、穏やかな雰囲気を醸し出すことができる。
【0026】
照射される光りと発生される香りと楽曲とは、操作パネル30を操作することで、台座6の上面に載置した光りを透過し得る磁器2のデザインや、癒しを求める人の精神状態を考慮して、適宜に組み合わせることができる。
【0027】
これにより、台座6に載置した磁器2の周囲には、光りが照射され、香りが発生され、楽曲が再生されることで、磁器2の周囲に光りと香りと楽曲とを包含する癒し空間Sが形成される。この癒し空間Sに接した人は、磁器2のデザインと光りと香りと楽曲とにより、視覚、嗅覚、聴覚を穏やかに刺激され、精神状態を癒される。
【0028】
このように、この癒し空間形成装置4は、台座6に光りを透過し得る磁器2を載置し、磁器2に光りを照射し、香りを発生し、楽曲を再生することで、台座6に載置した磁器2の周囲に光りと香りと楽曲とを包含する癒し空間Sを形成することができるため、この癒し空間に接する人々の視覚、嗅覚、聴覚を穏やかに刺激して癒し効果を与えることができ、緊張感、疲労感、ストレス等を軽減することができる。
【0029】
台座6に載置される磁器2は、その原料、焼成温度が高いことから強度が高く、また光の半透性の性質を有している。したがって、薄く置物ができるのでより光を通しやすくできる。また、光り照射ユニット24が照射した磁器2を通して醸しだされる光は、半透性の性質であるが故に淡い光となり、磁器2の置物の形状や文様による癒し効果をさらに高めることができる。置物である磁器2の中に設置する光源の発光体36は、赤、青、緑、白の4色LEDや有機ELを配置することにより、あらゆる光の色をつくることができ、癒し効果の大きい中間的な淡い色を発光させることができる。
【0030】
この癒し空間形成装置4は、まず、それだけでも美術的価値が高い磁器2があり、この磁器2は光りを透過し得る置物であり、この磁器2の置物の形状や文様に合った様々な光を磁器2の中から透過させることにより磁器2の美術的価値を更に高め、ひいては視覚的な癒し効果を増大させるものである。それに加え、この癒し空間形成装置4は、それが醸し出す癒しの空間Sに各自が最もふさわしいと感じる香りや楽曲を流すことにより、視覚的癒しの効果に加え、臭覚的、聴覚的癒し効果が加えられ、総合的に大きな癒し効果を得ることができる。
【0031】
なお、この実施例の癒し空間形成装置4は、光り照射ユニット24と香り発生ユニット26と楽曲再生ユニット28と操作パネル30と制御ユニット32との全てを搭載し、磁器2を周囲に光りと香りと楽曲とを包含する癒し空間Sを形成したが、これらユニット24〜28のうちの複数のユニットを搭載することで、廉価に作成することができる。
【0032】
例えば、癒し空間形成装置4は、光り照射ユニット24と1つの香り発生ユニット26とを搭載している。光り照射ユニット24は、図7に示すように、発光体36の4色LEDの赤、青、緑の明るさを調整して色を変えるための駆動回路に、発光体36に印加する電圧を発生する電圧発生回路80を設け、電圧発生回路80の発生電圧を決定するために、正極(+)に接続した抵抗82と負極(−)に並列に接続した複数の抵抗84−1〜84−8との間にロータリースイッチ86を設けている。光り照射ユニット24は、ロータリースイッチ86で複数の抵抗84−1〜84−8を選択的に切り換えて、抵抗82と選択された複数の抵抗84−1〜84−8の1つのとの抵抗値の比率で発生電圧を決定し、この決定された発生電圧を電圧発生回路80に作用させ、発光体36の印加電圧を可変としている。
【0033】
この癒し空間形成装置4は、光り照射ユニット24の発光体36の4色LEDに印加する電圧をロータリースイッチ86による複数の抵抗84−1〜84−8の抵抗値の切り換えで可変として色を変化させ、香り発生ユニット26を1つとして空気ポンプ44のモータ48のオン・オフで香りを発生・停止し、楽曲再生ユニット26を省くことで、磁器2の周囲に光りと香りとを包含する癒し空間Sを形成する。この場合は、光り照射ユニット24の駆動回路の簡素化、香り発生ユニット26の数の削減、楽曲再生ユニット28の省略で、癒し空間形成装置4を廉価に制作することができる。
【0034】
また、この実施例の癒し空間形成装置4は、癒しを求める人が光りの状態や香り、楽曲を操作パネル30により設定して入力したが、癒しを受けたい各人毎に、その人が最大の癒し効果を得られる光りと香りと楽曲との最適な組み合わせを予め探し、この最適な組み合わせをプログラム化して制御ユニット32に記憶させ、癒しを受けたい人が操作パネル30によりその人自身の最適な組み合わせを操作パネル30で選択可能とすることで、各人毎に最高の癒し効果を容易且つ適切に与えることができる。
【産業上の利用可能性】
【0035】
この発明の癒し空間形成装置は、陶磁器と光りと香りと楽曲とにより癒し効果を与えることができるものであり、人々の緊張感、疲労感、ストレス等の軽減に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】この発明の実施例を示す癒し空間形成装置の側面図である。
【図2】上板部を外した台座の平面図である。
【図3】癒し空間形成装置のブロック図である。
【図4】光り照射ユニットの回路図である。
【図5】香り発生ユニットの回路図である。
【図6】楽曲再生ユニットの回路図である。
【図7】応用例を示す光り照射ユニットの駆動回路の回路図である。
【符号の説明】
【0037】
2 光りを透過し得る磁器
4 癒し空間形成装置
6 台座
24 光り照射ユニット
26 香り発生ユニット
28 楽曲再生ユニット
30 操作パネル
32 制御ユニット
34 電源
36 発光体
42 容器
44 空気ポンプ
50 楽曲信号出力部
52 楽曲音声出力部
54 入力キー
56 表示部
60 入出力回路
62 駆動回路
64 制御回路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
陶磁器を載置する台座を設け、この台座には、前記陶磁器に光りを照射する光り照射ユニットと、香りを発生する香り発生ユニットと、楽曲を再生する楽曲再生ユニットと、前記各ユニットの夫々の動作の設定値を入力する操作パネルと、この操作パネルから入力された夫々の動作の設定値に従い前記各ユニットの動作を制御して前記陶磁器の周囲に光と香りと楽曲とを包含する癒し空間を形成する制御ユニットとの全て、若しくはその複数のユニットを搭載することを特徴とする癒し空間形成装置。
【請求項2】
前記陶磁器は、光りを透過し得る磁器であることを特徴とする請求項1に記載の癒し空間形成装置。
【請求項3】
前記光照射ユニットは、4色LED(赤、青、緑、白)からなる複数の発光体を備え、前記光りを透過し得る磁器の底部から内部に光りを照射するように前記光り照射ユニットを前記台座の上面に搭載したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の癒し空間形成装置。
【請求項4】
前記香り発生ユニットを前記台座内に搭載したことを特徴とする請求項1に記載の癒し空間形成装置。
【請求項5】
前記楽曲再生ユニットは、楽曲信号を出力する楽曲信号出力部とこの楽曲信号出力部が出力する楽曲信号を楽曲音声に変換して出力する楽曲音声出力部とを備え、楽曲信号出力部と楽曲音声出力部とを前記台座内に搭載したことを特徴とする請求項1に記載の癒し空間形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2008−264434(P2008−264434A)
【公開日】平成20年11月6日(2008.11.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−115355(P2007−115355)
【出願日】平成19年4月25日(2007.4.25)
【出願人】(507137483)
【出願人】(307029412)
【出願人】(307029434)
【出願人】(307029456)
【出願人】(307029467)
【上記1名の代理人】
【識別番号】100080056
【弁理士】
【氏名又は名称】西郷 義美
【Fターム(参考)】