説明

発信及び受信アラーム音提供システム及び方法

【課題】発信及び受信アラーム音提供システム及び方法を提供する。
【解決手段】一つ以上の仮想番号を有する受信者端末機に受信アラーム音を提供するシステムにおいて、前記一つ以上の仮想番号にそれぞれに対応する受信アラーム音を設定する受信アラーム音設定部と、発信者端末機から送信される呼連結要請信号に含まれた受信者端末機の仮想番号に従い、当該仮想番号に設定された前記受信アラーム音を前記受信者端末機に出力する制御部を含むアラーム音提供サーバとを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、発信及び受信アラーム音提供システム及び方法に関し、詳しくは、発信者端末機が受信者端末機へ呼連結要請時、アラーム音提供サーバが呼連結要請信号に含まれた受信者端末機の仮想番号を判別し、その仮想番号に該当する発信アラーム音又は受信アラーム音を提供するシステム及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
既存の着信待機音サービス(例えば、SKTカラーリング、KTFリング・トゥ・ユー、LGTフィーリングサービス)は、使用者がインターネットを介し着信待機音サービスを提供するウェブサイトに加入し、所望の着信待機音(例えば、音楽、ベル音など)を設定することができるようにするサービスであって、発信者の通話待機時間のあいだ使用者(受信者)が設定した音楽やベル音を発信者に提供するものである。現在このようなサービスは、移動通信端末機だけでなく、一般電話機にもサービスが拡大され提供されている。
【0003】
一方、実際の連絡先の代わりに仮想の電話番号を与えて一定期間のあいだ用いることのできる仮想番号提供サービスが提供されている。このような仮想番号提供サービスを利用すれば、実際の電話番号又は携帯電話番号情報の流出を阻むとともに、一つの端末機でいくつかの受信電話番号にかかって来る電話を受けることのできる効果を得ることができる。
【0004】
このような着信待機音サービスと仮想番号サービスは、受信者が設定した音楽を発信者に提供するか、仮想電話番号を利用して実際の電話番号が露出しないようにする基本的な機能のみを提供して来た。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、前記サービス等の限界を克服し、一つの端末機に複数の仮想番号を設定し、その仮想番号に個別的に受信アラーム音をマッチングさせることにより、受信者及び発信者が受信アラーム音又は発信アラーム音を聞いて、発信者又は受信者の追加的な情報(例えば、商号名、注文経路)が分かるようにするシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面は、発信者端末機から受信者端末機に呼連結要請時、受信者端末機に受信アラーム音を提供するシステムを提供する。前記システムは、一つ以上の仮想番号を有する受信者端末機に受信アラーム音を提供するシステムにおいて、前記一つ以上の仮想番号にそれぞれに対応する受信アラーム音を設定する受信アラーム音設定部と、発信者端末機から送信される呼連結要請信号に含まれた受信者端末機の仮想番号に従い、当該仮想番号に設定された前記受信アラーム音を前記受信者端末機に出力する制御部を含むアラーム音提供サーバとを含むことができる。
【0007】
使用者が多数の広告媒体に広告を掲載し、広告媒体別に仮想番号及び受信アラーム音を異なるように設定した場合、受信アラーム音を聞いて如何なる広告媒体を介しかかって来た電話なのかを認知することができ、広告媒体別の広告効果を容易に把握するとの効果を得ることができる。さらに、広告主が発信者に発信者アラーム音(例えば、着信待機音)を提供する場合、待機時間のあいだ広告主の望むメントやロゴソングが出力されるように設定することができるため、直接的な広告効果を得ることができる。
【0008】
一実施形態として、前記アラーム音提供サーバは、前記受信者端末機に一つ以上の仮想番号を生成する仮想番号生成部をさらに含むことができ、一つの受信者端末機に実際番号の代わりに幾多の仮想番号を生成することにより、費用節減の効果がある。
【0009】
さらに他の実施形態として、前記アラーム音提供サーバは、前記発信者端末機の位置情報を抽出する位置情報抽出部をさらに含み、前記受信アラーム音設定部は、前記位置情報抽出部により抽出された発信者端末機の位置情報に従い受信アラーム音を設定し、前記制御部は前記当該仮想番号に設定された前記受信アラーム音に、前記位置情報に伴う受信アラーム音をさらに出力することを特徴とする。
【0010】
このように位置情報に従う受信アラーム音(例えば、メント)をさらに出力することにより、受信者が受信アラーム音を介し発信者の位置を即刻且つ容易に把握することができるとの効果を有する。
【0011】
他の実施形態として、前記アラーム音提供サーバは、前記一つ以上の仮想番号にそれぞれに対応する発信アラーム音を設定する発信アラーム音設定部をさらに含み、前記制御部は、前記呼連結要請信号に含まれた受信者端末機の仮想番号に従い、当該仮想番号に設定された前記発信アラーム音を前記発信者端末機に出力することを特徴とすることができる。このような発信アラーム音を介し広告主がロゴソングや広告メントを出力することができるので、ターゲット広告が可能であるとの効果がある。
【0012】
他の実施形態として、前記受信者端末機が有する一つ以上の仮想番号が、発信及び受信アラーム音提供サービスに加入された番号なのか否かを判別するサービス連結サーバをさらに含むことができる。サービス連結サーバが呼連結要請信号からサービス加入有無を先ず確認したあとアラーム音提供サーバに伝達することにより、アラーム音提供サーバにかかる負荷を低減し、効率的な運営が可能である。
【0013】
さらに、前記アラーム音提供サーバは、前記一つ以上の仮想番号それぞれに対する、呼連結要請受信回数、受信時間を含む情報を格納するデータベースをさらに含むことができ、このような情報の収集を介し広告効果又は発信者の性向などを把握することができ、統計資料にも活用することができるので、受信者(例えば、広告主)に有用な資料を提供することができる。
【0014】
本発明の他の側面は、発信者端末機から受信者端末機に呼連結要請時、受信者端末機に受信アラーム音を提供する方法を提供する。前記方法は、前記一つ以上の仮想番号にそれぞれに対応する受信アラーム音を設定するステップと、発信者端末機から送信される呼連結要請信号に含まれた受信者端末機の仮想番号に従い、当該仮想番号に設定された前記受信アラーム音を前記受信者端末機に出力するステップとを含むことができる。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、受信者端末機に設定された多数の仮想番号に対し個別的に受信アラーム音を設定することにより、受信アラーム音の活用性を向上させるとの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の一実施形態に係る発信及び受信アラーム音提供システムの構成を示したブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る仮想番号と受信アラーム音のマッチング方法に対し示した図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るアラーム音提供サーバの構成要素に対し詳しく示した図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る発信及び受信アラーム音提供方法を示したフローチャートである。
【図5】本発明の他の実施形態に係る受信アラーム音サービス提供方法であって、サービス連結サーバを介し受信アラーム音を提供する過程を表す流れ図である。 多数の図で、同一の参照符号は同一の構成要素を指す。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施形態を図を参照しながら詳しく説明する。各図の構成要素等に参照符号を付加するにおいて、同一の構成要素等に対しては、たとえ他の図上に表示されても可能な限り同一符号を有するようにしていることに留意しなければならない。さらに、本発明の実施形態を説明するにおいて、関連した公知構成又は機能に対する具体的な説明が本発明の実施形態に対する理解を妨害すると判断される場合は、その詳細な説明は省略する。本明細書で、ある部分がある構成要素を含むと言及される場合、これはその他の別の構成要素をさらに含むこともできるとのことを意味する。
【0018】
図1は、本発明の一実施形態に係る受信アラーム音提供システムの構成を示したブロック図である。図1の(a)を参照すれば、本発明の一実施形態に係る受信アラーム音提供システムは、通信網20を介し連結された発信者端末機10、受信者端末機40及びアラーム音提供サーバ100を含み、図1の(b)によれば、発信者端末機10、受信者端末機40、受信アラーム音提供サーバ100及びサービス連結サーバ200をさらに備え、各構成要素は通信網20で連結される。
【0019】
一般に、通信網20は大きく有線網と移動網に分けることができる。有線網は、既存のPSTN(Public Switched Telephone Network)やISDN(Integrated Services Digital Network)のように、加入者の端末と通信網が有線で連結され加入者が指定された位置で通話を行うことができる網を意味する。移動網は、AMPS(Advanced Mobile Phone Systems)、TDMA(Time Division Multiple Access)、CDMA(Code Division Multiple Access)のような方式を用いてサービスされる移動通信網であって、加入者の端末と通信網が無線で連結され加入者がどの位置でも通話を行うことができる網を意味する。本発明は有線網と移動網に全て適用可能であり、アラーム音提供サーバ100は有線網又は移動網の適切な位置に配置される。
【0020】
一方、発信加入者は発信者端末機10を利用して電話をかける人(以下、発信者と記す)であり、受信加入者は受信者端末機40を利用して電話を受ける人(以下、受信者と記す)である。発信者と受信者は同一の通信網に位置するか、それぞれ別の通信網に位置することができる。本発明は、発信者が有線網及び移動網を利用する場合と、受信者が有線網及び移動網を利用する場合全てを含むことができる。
【0021】
さらに図1の(a)及び(b)を参照すれば、発信者端末機10及び受信者端末機40は相互間に音声送受信又はデータ送受信などを行うことができる端末機であって、例えば、移動電話(mobile telephone)、スマートフォン(smart phone)、スマートパッド(smart pad)、電話(telephone)、タブレットパーソナルコンピュータ(tablet personal computer)、パーソナルコンピュータ(personal
computer)、パーソナルデジタル補助装置(personal digital assistant)などを含むことができる。図1で、発信者端末機10は移動網を利用する移動通信端末機であり、受信者端末機40は有線網を利用する有線端末機であるものと示されているが、本発明の思想はこれに制限されず、発信者端末機と受信者端末機両側全てに移動通信端末機と有線端末機が全て適用可能であると言えるはずである。
【0022】
図1の(a)に示す通り、通信網を介しアラーム音提供サーバ100に連結された発信者端末機10及び受信者端末機40は、アラーム音提供サーバ100から予め設定された受信アラーム音又は発信アラーム音の提供を受けることができる。
【0023】
アラーム音提供サーバ100は、一つの受信者端末機40に設定された多数の仮想番号に対し受信アラーム音を個別に設定して提供することのできる機能を果たす。このために、受信者(サービス加入者)は自分の受信者端末機40に与えられた一般の電話番号に対し、複数の仮想番号を生成することができる。これは、受信者の要請によりアラーム音提供サーバ100の仮想番号生成部により生成されてもよく、受信者の要請に従い受信者端末機40の電話番号に多数の仮想番号を割り当てるか、割り当てられた仮想番号を変更/解約することができる。
【0024】
一方、アラーム音提供サーバ100は、受信者の選択又は要請に従いそれぞれの仮想番号に受信アラーム音を設定することができる。一実施形態として、多数の仮想番号それぞれに対し別の受信アラーム音を設定することができる。例えば、広告媒体別に別の仮想番号を広告し、それぞれの仮想番号に対し別の受信アラーム音を設定し、広告主(受信者)が受信アラーム音のみを聞いても如何なる広告媒体を介しかかって来た電話なのかを判別することができる。アラーム音提供サーバ100は、仮想番号と受信アラーム音をマッチングさせた後、アラーム音提供サーバ100自体に格納するか、別途のデータベース(図示省略)に格納することができる。仮想番号と受信アラーム音のマッチングに対しては、図2を参照しながらさらに詳しく説明する。
【0025】
以下、発信者が特定の仮想番号へ呼連結要請をした場合に対し説明する。発信者が受信者端末機40に電話をかけると、呼連結要請信号がアラーム音提供サーバ100に伝達される。ここで、呼連結要請信号には受信者端末機40の仮想番号のうち一つの仮想番号情報が含まれている。他の実施形態として、発信者端末機10が呼連結要請信号を送信した位置情報も含まれてもよい。
【0026】
アラーム音提供サーバ100は、呼連結要請信号を受信して呼連結要請信号に含まれた仮想番号情報を抽出することができ、抽出した仮想番号に従い当該仮想番号に設定された受信アラーム音を出力することができる。アラーム音提供サーバ100は、予め格納されていた、仮想番号と受信アラーム音のマッチング関係を検索(又は確認)し、受信した仮想番号にマッチングされる受信アラーム音が存在する場合これを出力する。一実施形態として、仮想番号に別途受信アラーム音が設定されない場合は基本受信アラーム音を送り出すことができる。
【0027】
このように、アラーム音提供サーバ100は一つの受信端末機40にいくつかの仮想番号を生成し、それぞれに対し受信アラーム音を設定することができるので、受信者が受信アラーム音を介し追加的な情報(例えば、発信者の発信経路、位置情報など)が分かるようにするとの効果を有する。
【0028】
他の実施形態として、図1の(b)に示す通り、受信アラーム音提供システムは、サービス連結サーバ200をさらに備えることができる。サービス連結サーバ200は、アラーム音提供サーバ100にかかる負荷を低減するため、発信者端末機10から送信される呼連結要請信号のうち受信アラーム音提供サービスに加入された信号等のみを判別してアラーム音提供サーバ100に伝達する役割を果たす。
【0029】
一方、図には示されていないが、使用者登録及び受信アラーム音設定/変更/解約などのための別途の受信アラーム音設定端末機がさらに備えられてもよい。例えば、前記別途の端末機は移動電話、スマートフォン、電話、タブレットパーソナルコンピュータ、パーソナルコンピュータ、パーソナルデジタル補助装置など様々な形態に具現され得る。換言すれば、使用者登録、受信アラーム音設定/変更/解約などは受信者端末機40で直接アラーム音提供サーバ100に接続して行われてもよく、別途の受信アラーム音設定端末機でアラーム音提供サーバ100に接続して行われてもよい。
【0030】
図2は、本発明の一実施形態に係る仮想番号と受信アラーム音のマッチング方法に対し示した図であって、(a)は仮想番号に割り当てられた受信アラーム音の例示であり、(b)は仮想番号に割り当てられた受信アラーム音と共に発信者端末機の位置情報に伴うメントを出力するように設定した例示に関するものである。
【0031】
図2の(a)は、一つの受信者端末機40に複数の仮想番号が割り当てられ、それぞれの仮想番号に受信アラーム音として別のベル音を設定した例示である。複数の仮想番号のうち050-111-で始まる仮想番号に対してはベル1が鳴るように受信アラーム音を設定することができ、050-222-又は050-225-で始まる仮想番号に対してはベル2が鳴るように設定し、050-333-で始まる仮想番号に対してはベル3が鳴るように設定することができる。受信アラーム音は特定音楽(例えば、ロゴソング)、ベル音又はメント(例えば、『TV広告を介しかかって来た電話です』)を含むことができる。
【0032】
図2の(b)は、図2の(a)例示のようにそれぞれの仮想番号に別の受信アラーム音が設定された場合に追加して、位置情報を表すメントを共に出力する場合を表すものである。一実施形態として、発信者端末機10から送信される呼連結要請信号は発信者端末機10の位置情報を含むことができる。アラーム音提供サーバ100が位置情報を含む呼連結要請信号を受信すれば、制御部160が位置情報を抽出し、その位置情報に伴う受信アラーム音(例えば、図2の(b)に示されたメント)を、既に設定された受信アラーム音に追加して出力することができる。
【0033】
例えば、発信者端末機10が『瑞草洞』に位置する場合、発信者端末機10が050-222-XXXXに電話をかけると、受信者端末機40では『瑞草洞』というメント後にベル2が鳴るように具現することができる。このようなサービスを介し、受信者は発信者の概略的な位置を予め認知した状態で電話を受けることができ、以後ベル2を介し発信者の他の情報(例えば、如何なる広告媒体を介し電話したのかの可否)も分かる。本例示では位置情報を報知するメントを送り出すものとして示したが、他の実施形態として、位置情報が分かるベル音や音楽で出力されてもよい。さらに他の実施形態として、個人情報の収集と利用が可能な範囲内で、発信者の性別、年齢などが受信アラーム音として出力されてもよい。他の実施形態として、位置情報は保安上使用者が位置情報の収集を許容した場合にのみ呼連結要請信号に含ませるように具現することができる。
【0034】
一実施形態として、使用者は食べ物のメニュー別に仮想番号を設定することができる。例えば、夜食屋を運営する使用者はA食べ物の注文を受けるための電話番号(仮想番号050-111-XXXX)と、B食べ物の注文を受けるための電話番号(仮想番号050-222-XXXX)と、C食べ物の注文を受けるための電話番号(仮想番号050-333-XXXX)をそれぞれ別途生成し、電話ベルが鳴る瞬間からどの食べ物を注文するための電話なのかを把握することができる。
【0035】
さらに、使用者は各種媒体への広告効果をそれぞれ確認するため、広告ちらしに記載する仮想番号と、インターネットポータルサイト(例えばネイバーなど)に記載する仮想番号と、スマートフォン用アプリケーション(例えば出前専門店の情報を知らせ、連結させるアプリケーションなど)に記載する仮想番号とをそれぞれ別途生成することもできる。
【0036】
さらに、前記二つの例を結合し、A食べ物の注文を受けるために広告ちらしに記載する電話番号(仮想番号050-111-10XX)と、A食べ物の注文を受けるためにインターネットポータルサイトに記載する電話番号(仮想番号050-111-11XX)と、A食べ物の注文を受けるためにスマートフォン用アプリケーションに記載する電話番号(仮想番号050-111-12XX)と、B食べ物の注文を受けるために広告ちらしに記載する電話番号(仮想番号050-222-10XX)と、B食べ物の注文を受けるためにインターネットポータルサイトに記載する電話番号(仮想番号050-222-11XX)と、B食べ物の注文を受けるためにスマートフォン用アプリケーションに記載する電話番号(仮想番号050-222-12XX)と、C食べ物の注文を受けるために広告ちらしに記載する電話番号(仮想番号050-333-10XX)と、C食べ物の注文を受けるためにインターネットポータルサイトに記載する電話番号(仮想番号050-333-11XX)と、C食べ物の注文を受けるためにスマートフォン用アプリケーションに記載する電話番号(仮想番号050-333-12XX)をそれぞれ別途生成し、それぞれの仮想番号に使用者が認知することができる別の受信アラーム音を生成するように具現することもできる。
【0037】
このような本発明により、多数個の広告媒体を介し広告を執行したあと、各広告媒体の個別的な営業寄与度を正確に把握する効果を得ることができる。さらに、電話ベルが鳴る瞬間発信者の電話目的を把握することができるため、顧客対応が容易になると共に顧客満足度が向上するとの効果を得ることができる。併せて、一つの電話番号に多数個の仮想番号をマッチングすることにより費用が節減されるとの効果を得ることもできる。
【0038】
図3は、本発明の一実施形態に係るアラーム音提供サーバ100の構成要素に対しさらに詳しく示した図である。図3によれば、図1に示す通り、本発明のアラーム音提供サーバ100は発信者端末機10及び受信者端末機40と通信網20で連結されており、アラーム音提供サーバ100は呼連結要請受信部120、サービス加入者判別部100、位置情報抽出部130、制御部160、受信アラーム音出力部140、データベース(DB)150、受信アラーム音設定部180、仮想番号生成部170及び発信アラーム音設定部190を含むことができる。
【0039】
本明細書で、前記構成要素110、120、130、140、150、160、170、180、190はアラーム音提供サーバ100に一体化されたように示されているが、例えば、図1の(b)に示す通り、サービス加入者判別部110は別のサービス連結サーバ200を介し加入有無を判別するように具現されてもよく、位置情報抽出部130も別のシステムを利用して位置情報を抽出したあと伝達されるよう、分離された構成要素に具現されてもよい。
【0040】
図3に示した例では、受信者端末機に受信アラーム音を送り出すだけでなく、発信者端末機10に発信アラーム音を送り出す場合に対し説明する。
【0041】
発信者端末機10が、受信者端末機との音声通話又はデータ通信のため、呼連結要請信号を送信することができる。本発明のアラーム音提供サーバ100は、呼連結要請信号を受信して制御部160又はサービス加入者判別部100、位置情報抽出部130に呼連結要請信号を伝達することができる。
【0042】
サービス加入者判別部110は、呼連結要請信号に含まれた受信者の電話番号又は発信者の情報から受信アラーム音サービスの加入者なのか否かを判別することができる。一実施形態として、サービス加入者であると判別した場合にのみ制御部160に呼連結要請信号を伝達するように具現することもでき、他の例として、サービス加入者でないと判断した場合、非加入者との情報を制御部160に伝達して基本受信アラーム音を出力するように具現することもできる。
【0043】
位置情報抽出部130は、位置基盤サービス(Location based Service)概念を導入し、呼連結要請信号に含まれた発信者端末機10の位置情報を抽出する機能を果たす。位置情報抽出部は、発信者の位置情報を抽出して制御部160に伝達することができる。位置基盤サービス(Location based Service)は、使用者に使用者の変更される位置に伴う特定の情報を提供する無線コンテンツサービス等を指す。本サービスは、顧客の位置情報を基盤に、商品情報だけでなく交通情報、位置追跡情報など生活全般に亘って様々な情報の提供に活用され得る。
【0044】
例えば、発信者端末機が現在位置した地域がL地域である場合、制御部160は呼連結要請信号に含まれた発信者端末機10の仮想番号に該当する受信アラーム音「ベル1」と、位置情報に伴う受信アラーム音「メント1」を抽出することができ、受信者端末機では電話ベルとしてメント1である『L地域から注文電話がありました。』のような位置情報に伴う受信アラーム音をベル1に追加して外部に送り出すことができる。
【0045】
このような本発明により、電話ベルが鳴る前に位置情報を表すメントが出るので、受信者が発信者の位置を直ちに把握することができるため、顧客対応が容易になると共に顧客満足度が向上するとの効果を得ることができる。
【0046】
制御部160は、図1に示す通り、呼連結要請受信部120から直ちに呼連結要請信号を受信して仮想番号情報と位置情報などを抽出することもできるが、図3に示す通り、サービス加入者判別部110から加入有無判別結果と共に受信するか、位置情報抽出部130から抽出された位置情報と共に連結要請信号を受信することもできる。制御部160は、受信した呼連結要請信号に含まれた受信者端末機の仮想番号に従い受信アラーム音を判断し、データベース150と連動して受信アラーム音を抽出したあと、受信アラーム音出力部140を介し受信者端末機40に出力する。
【0047】
データベース150は、加入者情報を格納する使用者データベース151、各受信者に割り当てられた仮想番号を格納する仮想番号データベース152、各種の受信アラーム音を格納する受信アラーム音データベース153及び使用情報データベース154を含むことができる。制御部160又は他の構成要素170、180、190は必要なデータをデータベース150から供給され得る。具体的に、利用約款、受信アラーム音サービスのための会員加入、会員情報の変更、パスワードの変更、会員加入解除などのための使用者情報等が使用者データベース151に格納されてもよく、生成された仮想番号等が仮想番号データベース152に格納され、前記仮想番号に対応される受信アラーム音等が受信アラーム音データベース153に格納されてもよい。
【0048】
仮想番号生成部170は、図1で説明したように、受信者端末機40の電話番号に対し一つ以上の仮想番号を生成する機能を果たす。生成された仮想番号は、データベース150の仮想番号データベース152に格納されてもよく、使用者データベース151、受信アラーム音データベース153と連動可能である。
【0049】
受信アラーム音設定部180は、仮想番号生成部170により生成された仮想番号それぞれに対し、使用者の要請に従い受信アラーム音を設定することができる。ここで、受信アラーム音は受信者端末機に音声通話受信時に端末機自体で鳴る音を言う。受信アラーム音設定部180は、仮想番号別に受信アラーム音をマッチングさせる役割を果たし、位置情報をさらに利用する場合は、受信アラーム音と、位置情報抽出部130から受信した位置情報とが結合して出力されるよう事前に設定することもできる。併せて、本発明に係わるアラーム音提供サーバ100の使用を中止しようとする使用者は、自分の受信者端末機に割り当てられた仮想番号の解除を要請することもできる。このような仮想番号の設定及び解除は、API(Application Programming Interface)方式、又は保安のため暗号化されたデータを特定のポートを介し取り交わすソケット(Socket)方式などにより行われ得る。
【0050】
発信アラーム音設定部190は、発信者端末機10に出力される発信アラーム音を仮想番号別に異なるように設定して出力するようにするためのものであって、受信者の要請又は選択に従い発信者端末機で通話待機中に出力される発信アラーム音を設定することができる。ここで、発信アラーム音は発信者が通話待機時に聞いている着信待機音を言い、受信者が設定したベル音、音楽になることもあり、広告効果のためのロゴソング又は広告メント(例えば、『ピザハットはランチメニューを20%割引します)を含むこともできる。このような広告メントやロゴソングを出力する場合は発信者を対象に、発信者が通話前に注意を傾けた状態で広告を送り出すので広告効果が最大化されるとの利点があり、受信者の業種などを考慮してターゲットマーケティングが可能であるとの効果も有する。
【0051】
図3に示された構成の他にも、制御部160の制御下に利用約款、受信アラーム音サービスのための会員加入、会員情報の変更、パスワードの変更、会員加入解除などのための使用者情報を使用者データベース151に格納して管理する使用者情報管理部(図示省略)を含むことができる。ここで使用者情報は使用者のID、パスワード、使用者の氏名、住民登録番号、自宅住所、受信者端末機の電話番号、電子メールアドレスなどを含むことができる。
【0052】
さらに、有無線インターネットなどを介し受信アラーム音サービスの使用のための使用者のID、パスワード(Password)の入力を受けて使用者認証を確認する使用者認証部、一つの受信者電話番号に対し複数個の仮想番号が設定されている場合、各仮想番号別の呼連結要請受信回数、受信時間などを使用情報データベース154に格納する使用情報管理部、受信者別に受信者が設定した受信アラーム音サービス使用に対する課金を処理する課金処理部などが含まれ得る。
【0053】
このように、アラーム音提供サーバ100を利用すれば、一つ以上の仮想番号に対し個別的に受信アラーム音及び/又は発信アラーム音を多様に設定することができるので、情報提供の機能と広告効果を最大化することができるとの強みを有する。
【0054】
さらに、既存の着信待機音サービスは発信者のみ着信待機音(発信アラーム音)を聞くことができ、受信者は着信待機音を聞くことができないため、地域広告検証システムとして利用する場合、広告主(着信者)の立場では発信者が如何なる経路で流入されたのかを確認することができなかった。さらに、既存には受信者側の待機音を用いる場合、仮想番号を使用しないので、多数の一般番号が必要で電話番号に対する資源消耗が大きいとの問題点が存在していた。
【0055】
このような問題点を解決するため、本発明の一実施形態に係る受信アラーム音提供システムは、受信者仮想番号に従う受信アラーム音を格納しておき、発信者が通話を要請した受信者の仮想番号に対応される受信アラーム音を受信者端末機に送信し、受信者端末機で一般的な電話ベルの代わりに、特定の受信アラーム音が鳴るようにすることにより、受信者の立場で今かかって来る電話がどの経路からなのかを実時間で確認することができるようにすることを特徴とするものである。
【0056】
図4は、本発明の一実施形態に係る発信及び受信アラーム音提供方法を示したフローチャートである。図1乃至3を参照して説明したように、図4で説明する例は、受信者端末機40に一つ以上の仮想番号が設定されており、その仮想番号それぞれに対し受信アラーム音が設定されていることを前提とする。
【0057】
先ず、発信者端末機10が音声通話又はデータ通信のため呼連結要請信号を送信すると、アラーム音提供サーバ100がこれを受信する(S410)。このとき、呼連結要請信号は受信者端末機の仮想電話番号を含み、さらに発信者の情報(例えば、位置情報)を含むことができる。
【0058】
以後、選択的に、受信された呼連結要請信号を介し受信者又は発信者がサービス加入者なのか否かを判別する(S420)。このような判別は、アラーム音提供サーバ100又はサービス連結サーバ200を介し行われ得る。さらに、判別結果を介し加入者でない場合は、直ちに基本の受信アラーム音を送り出すように具現することもできる。
【0059】
さらに選択的に、本発明の受信アラーム音提供方法は、位置情報抽出ステップを含むことができる(S430)。位置情報抽出ステップは呼連結信号に含まれた発信者の位置情報を抽出することを言い、前記発信者の位置情報は発信者端末機10から送信された呼連結要請信号に含まれ得る。
【0060】
アラーム音提供サーバ100は、呼連結要請信号を受信すると受信者端末機40の仮想番号を抽出することができ、仮想番号に対応される受信アラーム音が存在するか否かを検索して確認することができる(S440)。受信した仮想アラーム音に対応される受信アラーム音がなければ基本の受信アラーム音を送り出し(S460)、対応される受信アラーム音があれば当該受信アラーム音を送り出すことができる(S450)。
【0061】
ここで、S430を介し位置情報を抽出した場合、位置情報に伴う受信アラーム音(例えば、メント)があるのかを判別する(S470)。もし位置情報を抽出し位置情報に伴う受信アラーム音が存在する場合は、S450で抽出した仮想番号に従う受信アラーム音に位置情報に伴う受信アラーム音を追加することができる(S480)。したがって、位置に伴う受信アラーム音を結合して生成される受信アラーム音が出力されるか、(位置情報を抽出しないか、位置情報に伴う受信アラーム音がない場合)仮想番号に従う受信アラーム音が出力され得る(S490)。
【0062】
図5は、本発明の他の実施形態に係る受信アラーム音サービス提供方法であって、サービス連結サーバ200を介し受信アラーム音を提供する過程を表す流れ図である。図4を参照して説明したように、アラーム音提供サーバ100は事前に受信者端末機に一つ以上の仮想番号を与え、仮想番号それぞれに対し受信アラーム音を設定して格納していることを前提とする。
【0063】
先ず、発信者端末機10から所定の呼連結要請信号がサービス連結サーバ200に送信される。このように発信者端末機10から送信された呼連結要請信号には、発信者が通話を望む受信者の受信者端末機40の電話番号情報が含まれており、このとき受信者端末機40の電話番号は受信者が設定した仮想番号であり得る。勿論、サービス連結サーバ200と発信者端末機10との間には発信交換器が介在されていることもある。
【0064】
次に、サービス連結サーバ200のサービス提供判別部は、発信者端末機10から送信される呼連結要請信号に含まれた受信者端末機40の電話番号が、本発明のアラーム音提供サーバ100に加入された電話番号なのか否かを判別する役割を果たす。
【0065】
前記判別結果、受信者端末機40の電話番号が本発明のアラーム音提供サーバ100に加入された電話番号の場合、呼連結要請信号を受信アラーム音サービスサーバ100に伝達する。
【0066】
その反面、図には示されていないが、前記判別結果、受信者端末機40の電話番号が本発明のアラーム音提供サーバ100に加入された電話番号でない場合、呼連結要請信号を直ちに受信交換器に伝達して受信者端末機に伝達することができる。
【0067】
このとき、サービス提供判別部でアラーム音提供サーバ100に加入された電話番号なのか否かを判別するため、サービス連結サーバ200は別途のデータベースを備えてもよく、受信アラーム音サービスサーバ100のデータベース150に格納されたデータを用いてもよい。
【0068】
次に、呼連結要請信号を受信したアラーム音提供サーバ100は、呼連結要請信号に含まれた受信者端末機と対応される受信アラーム音を受信アラーム音データベース153から抽出する。
【0069】
ここで、受信アラーム音抽出部は、発信者端末機10から呼連結要請信号が送信される場合、呼連結要請信号に含まれた発信者端末機10の位置情報を抽出し、発信者端末機10の現在位置にマッチングされている受信アラーム音を受信アラーム音データベース153から抽出する役割を果たすこともできる。
【0070】
次に、受信アラーム音サービスサーバ100からサービス連結サーバ200に呼連結要請信号及び前記抽出された受信アラーム音が送信される。そうすると、サービス連結サーバ200では、前記伝達された呼連結要請信号及び受信アラーム音を受信者端末機40に送信する。勿論、サービス連結サーバ200と受信者端末機40との間には受信交換器が介在されていることもある。そうすると、受信者端末機40では一般的な電話ベルの代わりに前記受信した受信アラーム音が鳴ることになるのである。
【0071】
例えば、発信者端末機で仮想番号050-111-XXXXに電話をかけた場合、受信者端末機では電話ベルとして『A食べ物を販売するため広告ちらしに記載した仮想番号050-111-XXXXに電話がありました』のような受信アラーム音が外部に送り出され得る。又は、発信者端末機で仮想番号050-222-XXXXに電話をかけた場合、受信者端末機では電話ベルとして『B食べ物を販売するためインターネットポータルサイトに記載した仮想番号050-222-XXXXに電話がありました』のような受信アラーム音が外部に送り出され得る。
【0072】
次に、受信者端末機40で電話を受けると、受信者端末機40からサービス連結サーバ200に呼連結応答信号が送信され、発信者端末機10と受信者端末機40との間に通話がなされるようになる。
【0073】
最後に通話が終われば、使用情報管理部(図示省略)が受信者別に受信者が設定した受信アラーム音サービスの使用を管理し、さらに一つの受信者電話番号に対し複数個の仮想番号が設定されている場合、各仮想番号別の呼連結要請受信回数、受信時間などを使用情報データベース154に格納することができる。
【0074】
このような本発明により、多数個の広告媒体を介し広告を執行したあと、各広告媒体の個別的な営業寄与度を正確に把握するとの効果を得ることができる。さらに、電話ベルが鳴る瞬間発信者の電話の目的を把握することができるため、顧客対応が容易になると共に顧客満足度が向上するとの効果を得ることができる。併せて、一つの電話番号に多数個の仮想番号をマッチングすることにより費用が節減されるとの効果を得ることもできる。
【0075】
本発明は、理解を助けるため前記具体的な例に対してのみ詳しく説明されたので、本明細書で表した構成要素、これらの接続及び関係、及びこれらの機能等はただ例示的なものを意味する。本発明の詳細な説明では具体的な実施形態を挙げて説明したが、本発明の範囲から外れない限り、各実施形態はさまざま形態に変形され得る。例えば、サービス加入者を判別する構成は別途のサービス連結サーバ200を介し行うこともでき、アラーム音提供サーバ100に含まれた加入者判別部が行うこともできる。さらに、仮想番号生成部はアラーム音提供サーバ100に含まれた形態に具現されてもよいが、既存の仮想番号サービスと連携するように具現することもできる。
【0076】
以上で実施形態を介し説明した本発明の技術的範囲は、前記記載された実施形態に限定されるものではなく、本発明の思想及び範囲を外れない範囲で多様に修正及び変形され得ることは、本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者に明白である。したがって、そのような変形例又は修正例等は、本発明の特許請求範囲に記載された発明の範囲に属すると言えるはずである。



【特許請求の範囲】
【請求項1】
一つ以上の仮想番号を有する受信者端末機に受信アラーム音を提供するシステムにおいて、
前記一つ以上の仮想番号にそれぞれに対応する受信アラーム音を設定する受信アラーム音設定部と、
発信者端末機から送信される呼連結要請信号に含まれた受信者端末機の仮想番号に従い、当該仮想番号に設定された前記受信アラーム音を前記受信者端末機に出力する制御部を含むアラーム音提供サーバと
を含む発信及び受信アラーム音提供システム。
【請求項2】
前記アラーム音提供サーバは、前記受信者端末機に一つ以上の仮想番号を生成する仮想番号生成部をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の発信及び受信アラーム音提供システム。
【請求項3】
前記アラーム音提供サーバは、
前記発信者端末機の位置情報を抽出する位置情報抽出部をさらに含み、
前記受信アラーム音設定部は、前記位置情報抽出部により抽出された発信者端末機の位置情報に従い受信アラーム音を設定し、
前記制御部は前記当該仮想番号に設定された前記受信アラーム音に、前記位置情報に伴う受信アラーム音をさらに出力することを特徴とする請求項1に記載の発信及び受信アラーム音提供システム。
【請求項4】
前記アラーム音提供サーバは、
前記一つ以上の仮想番号にそれぞれに対応する発信アラーム音を設定する発信アラーム音設定部をさらに含み、
前記制御部は前記呼連結要請信号に含まれた受信者端末機の仮想番号に従い、当該仮想番号に設定された前記発信アラーム音を前記発信者端末機に出力することを特徴とする請求項1に記載の発信及び受信アラーム音提供システム。
【請求項5】
前記受信者端末機が有する一つ以上の仮想番号が、発信及び受信アラーム音提供サービスに加入された番号なのか否かを判別するサービス連結サーバをさらに含む請求項1に記載の発信及び受信アラーム音提供システム。
【請求項6】
前記アラーム音提供サーバは、
前記一つ以上の仮想番号それぞれに対する、呼連結要請受信回数、受信時間を含む情報を格納するデータベースをさらに含む請求項1に記載の発信及び受信アラーム音提供システム。
【請求項7】
一つ以上の仮想番号を有する受信者端末機に受信アラーム音を提供する方法において、
前記一つ以上の仮想番号それぞれに対応する受信アラーム音を設定するステップと、
発信者端末機から送信される呼連結要請信号に含まれた受信者端末機の仮想番号に従い、当該仮想番号に設定された前記受信アラーム音を前記受信者端末機に出力するステップを含む発信及び受信アラーム音提供方法。
【請求項8】
前記受信者端末機に一つ以上の仮想番号を生成するステップをさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の発信及び受信アラーム音提供方法。
【請求項9】
前記発信者端末機の位置情報を抽出するステップをさらに含み、
前記受信アラーム音を設定するステップは、前記抽出された発信者端末機の位置情報に伴う受信アラーム音を設定し、
前記受信アラーム音を出力するステップは、前記当該仮想番号に設定された前記受信アラーム音に、前記位置情報に伴う受信アラーム音をさらに出力することを特徴とする請求項7に記載の発信及び受信アラーム音提供方法。
【請求項10】
前記一つ以上の仮想番号にそれぞれに対応する発信アラーム音を設定する発信アラーム音設定ステップと、
前記呼連結要請信号に含まれた受信者端末機の仮想番号に従い、当該仮想番号に設定された前記発信アラーム音を前記発信者端末機に出力するステップと
をさらに含む請求項7に記載の発信及び受信アラーム音提供方法。
【請求項11】
サービス連結サーバが、前記受信者端末機が有する一つ以上の仮想番号が、発信及び受信アラーム音提供サービスに加入された番号なのか否かを判別するステップをさらに含む請求項7に記載の発信及び受信アラーム音提供方法。
【請求項12】
前記一つ以上の仮想番号それぞれに対する、呼連結要請受信回数、受信時間を含む情報を格納するステップをさらに含む請求項7に記載の発信及び受信アラーム音提供方法。



【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公開番号】特開2013−90327(P2013−90327A)
【公開日】平成25年5月13日(2013.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−183983(P2012−183983)
【出願日】平成24年8月23日(2012.8.23)
【出願人】(512219965)ウーワ ブラザーズ カンパニーリミテッド (1)
【Fターム(参考)】