説明

発熱カーテン

【課題】カーテン用布帛の一部の糸を導電糸に置き換えて布状発熱体とし、窓ガラスや壁などに配置できるようにして、結露防止や、局所の暖房に利用できる発熱カーテンを得ることを目的とする。
【解決手段】 導電糸を格子状に織り(編み)込んだ布帛からなる発熱カーテンであって、導電糸の織り(編み)込み間隔を、横方向に1〜5cm間隔、縦方向に1〜5cm間隔に織り(編み)込むことによって、効率的に発熱するカーテンの得られることを見いだし本発明に到達した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、各種建築物の窓に設置するカーテンに関するもので、特に冬場においてガラス窓が結露するのを防止して快適な住居環境をつくるカーテンに関するものである。
【背景技術】
【0002】
冬場において室内を暖房すると、建物の内部と外部との気温差によって、窓ガラスの内側に結露が発生し、水滴が窓枠や壁につき、床面まで濡らしてしまうこともあり、快適な住環境とは云いがたいことがある。特に、近年の建築物は、気密性に優れているので、一定時間ごとに換気をして空気を入れ替える必要のある住宅もみられ、換気、結露対策が課題となっている。
【0003】
特許文献1においては、カーテン生地に付設する電導発熱体を、カーテン生地の展開方向に対して直角に交差するように配置することにより、窓の開閉機能に影響しない、耐久性に優れた結露防止カーテンを開示している。
【0004】
しかしながら、特許文献1の電導発熱体は、ニクロム線等の外側を被覆材で被覆したある程度の太さをもった線状発熱体で、カーテン生地に縫製等で配線付設するのであるが、カーテンとしての使用時に配線が見えインテリア商品としては、違和感のあるものであった。また、カーテンが汚れた場合は、洗濯することもできず、部分的に汚れをふき取る程度のことしかできなかった。
【0005】
特許文献2では、一対の電極間に導電糸を配線し、通電することにより導電糸を発熱させる面状ヒーターが記載され、局所的な異常発熱を防ぐ方法を開示している。 しかしながら、特許文献2の面状ヒーターは、導電糸を固定するのに、フィルム等により全体を被覆して作られ、床暖房等に用いるヒーターとして使用するものでしかなかった。
【特許文献1】特開2005−124891
【特許文献2】特開2003−197349
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
カーテン用布帛の一部の糸を導電糸に置き換えて布状発熱体とし、窓ガラスや壁などに配置できるようにして、結露防止や、局所の暖房に利用できる発熱カーテンを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、かかる技術的背景に鑑みてなされたものであって、前記目的を達成するために以下の手段を提供する。
【0008】
[1]導電糸を格子状に織り(編み)込んだ布帛からなる発熱カーテンであって、導電糸の織り(編み)込み間隔が、横方向に1〜5cm間隔、縦方向に1〜5cm間隔に織り(編み)込み、該導電糸端は、カーテンの左右及び上下に配置されるそれぞれ一対の電極に接続されていることを特徴とする発熱カーテン。
【0009】
[2]前記導電糸の繊度が50〜400デシテックスのフィラメント糸で、体積抵抗値が、1.0×10〜1.0×10Ωであることを特徴とする前項1に記載の発熱カーテン。
【0010】
[3]前記導電糸の縦方向の体積抵抗値が、1.0×10〜1.0×10Ω、横方向の体積抵抗値が、1.0×10〜1.0×10Ω、であることを特徴とする前項1又は2に記載の発熱カーテン。
【0011】
[4]前記発熱カーテンの一方の側に、空気層が添着されていることを特徴とする前項1乃至3のいずれかに記載の発熱カーテン。
【0012】
[5]前記発熱カーテンの別の一方の側に、遮熱層が添着されていることを特徴とする前項1乃至4のいずれかに記載の発熱カーテン。
【0013】
[6]前記発熱カーテンと電源との接続が、前記電極上にあるコネクターを介して電源と接続することを特徴とする前項1乃至5のいずれかに記載の発熱カーテン。
【0014】
[7]前記発熱カーテンの上方に、電動ファンを配置したことを特徴とする前項1乃至6のいずれかに記載の発熱カーテン。
【発明の効果】
【0015】
[1]の発明では、導電糸を格子状に織り(編み)込んだ布帛からなる発熱カーテンであるので、カーテンのデザインの一部として導電糸が一体化しており、発熱線が配線されているというイメージのないカーテンとすることができる。また、導電糸の織り(編み)込み間隔が、横方向に1〜5cm間隔、縦方向に1〜5cm間隔に織り(編み)込まれているので、通電時に効率的にカーテンの温度を40〜60℃に上昇させ、カーテン周辺の空気を暖め、結露を防止することができる。また、縦方向あるいは横方向にだけ導電糸を織り(編み)込んだ場合よりも、格子状に導電糸を織り(編み)込んだ方が温度を均一に上昇することができる。また、該導電糸端は、カーテンの左右、上下に配置されるそれぞれ一対の電極に接続されているので、確実に通電されカーテンの温度を上昇さすことができる。
【0016】
[2]の発明では、前記導電糸の繊度が50〜400デシテックスのフィラメント糸であるので、カーテンとしての風合の確保された布帛とすることができる。また、体積抵抗値が、1.0×10〜1.0×10Ωであるので、通電時に適度に発熱するカーテンとすることができる。
【0017】
[3]の発明では、導電糸の縦方向の体積抵抗値が、1.0×10〜1.0×10Ω、横方向の体積抵抗値が、1.0×10〜1.0×10Ω、であるので、横方向の導電糸の発熱量が増し、カーテン全体の温度を均一に短時間で上昇さすことができる。
【0018】
[4]の発明では、前記発熱カーテンの一方の側に、空気層が添着されているので、空気層を窓側に配置すれば、発熱カーテンによって発熱された熱が空気層内に、貯えられて、効率的に窓側の空気を暖め、結露を防止することができる。
【0019】
[5]の発明では、発熱カーテンの別の一方の側に、遮熱層が添着されているので、遮熱層を室内側に配置すれば、発熱カーテンによって発熱された熱は、遮熱層で反射し室内側にはいかずに窓側にいくことになり、より効率的に窓側の空気を暖め、結露を防止することができる。
【0020】
[6]の発明では、発熱カーテンと電源との接続が、電極上にあるコネクターを介して電源と接続するので、発熱カーテンと電源を簡単に分離することができ、汚れた場合にはカーテン部分だけを取り外し洗濯することができる。
【0021】
[7]の発明では、発熱カーテンの上方に、電動ファンを配置するので、窓ガラスと発熱カーテンの間の空気に強制的に流れを発生させることができ、効率的に窓側の空気を暖めながら結露を防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
本発明を図面を基に説明する。本発明は、導電糸を格子状に織り(編み)込んだ布帛からなる発熱カーテンである。例えば、図1に示すように、導電糸を格子状に織り(編み)込んだ布帛を要している。前記導電糸の繊度は、50〜400デシテックスのフィラメント糸がカーテンとして良好なドレープ性や風合を得られることからも好ましい。50デシテックスを下回る導電糸では、抵抗値が高くなり過ぎ、また、400デシテックスを上回る導電糸でも、抵抗値が低くなり好ましくない。より好ましい、導電糸の繊度は、100〜300デシテックスのフィラメント糸が好ましい。また、導電性の良さから、紡績糸よりもフィラメント糸が好ましい。
【0023】
導電糸の作り方として、繊維の表面に導電性物質を付着せしめたり、繊維自身の中に導電性物質を含有させたり、金属繊維のように導電性物質そのものを繊維にする方法等が知られているが、どのような方法で導電糸を得ようと、カーテンとしての使用に耐えるもので体積抵抗値が1.0×10Ω〜1.0×10あれば、どのように作ってもかまわない。
【0024】
また、導電糸の体積抵抗値においては、縦方向の体積抵抗値が、1.0×10〜1.0×10Ω、横方向の体積抵抗値が、1.0×10〜1.0×10Ωであるのがさらによい。縦方向の体積抵抗値が、1.0×10、横方向の体積抵抗値が、1.0×10を下回る体積抵抗値では、抵抗値が低くなりすぎて通電時に適度に発熱せず好ましくない。また、縦方向の体積抵抗値が1.0×10Ω、横方向の体積抵抗値が1.0×10Ωを上回る体積抵抗値でも、通電時に適度に発熱しなくなり好ましくない。より好ましい体積抵抗値は、縦方向の体積抵抗値が、1.0×10〜1.0×10Ω、横方向の体積抵抗値が、1.0×10〜1.0×10Ωである。
【0025】
発熱カーテンの導電糸以外の糸については、特に限定されず、カーテンとして使われる通常のものを使用する。繊度や色彩等カーテンの求められる風合、デザイン等に合せて様々なものを選ぶことができる。
【0026】
導電糸を格子状に織り(編み)込む間隔は、導電糸の太さや抵抗値によっても変わるが、横方向に1〜5cm間隔、縦方向に1〜5cm間隔に織り(編み)込むのがよい。縦・横方向ともに1cm間隔以下の間隔にすると、大きな電力を必要とし、5cm間隔以上とすると、発熱量が不足する。より好ましい間隔は、横方向に2〜3cm間隔、縦方向に2〜3cm間隔に織り(編み)込むのが効率的でよい。導電糸を織る(編む)組織については、特に限定はなく、縦方向の導電糸と横方向の導電糸の交点では、特に導電糸間を絶縁する組織にする必要はなく、通常の織り(編み)方でかまわない。
【0027】
各導電糸の糸端は生地端から20mm程度出た状態に織り(編み)上げ、カーテンの左右、上下に配置されるそれぞれ一対の電極と1本一本の導電糸を結線するのが好ましいが、生地端に電極を重ね縫製することにより、各導電糸と電極を接続させても良い。電極の概略模式図を図2に示す。電極は、カーテンとの重ね合わせ面側に多くの導電糸(2)が露出するようにした布製で、カーテン生地の周辺を囲うように配置されるので、カーテン全体に違和感の無い生地を選択するのが好ましい。また、電極には、電源との接続が簡単にできるよう、電極上にコネクター6を設置するのが好ましい。電極上にあるコネクターを介して電源と接続するので、カーテン部分を取り外し簡単に洗濯することが可能である。
【0028】
また、別の電極としては、図3のように、カーテンの左右、上下に配置されるそれぞれ一対の電極(4a−4b、5a−5b)に、20〜30本の導電糸を連続して織り(編み)込み、格子状に織り(編み)込んだ発熱用の導電糸(2、3)を、組織的に電極に織り(編み)込んで、一枚のカーテン生地として織り(編み)あげてもよい。
【0029】
また、本願においては、上記説明や図には記載していないが、発熱カーテンの温度を場所によって変えてみたり、温度のばらつきを防いだり、一定の温度を保つように、温度センサーとコントローラーを適宜電源回路に組み込み最適な条件で使用するようにすることは、もちろん可能である。
【0030】
また、本願においては、図4に示すように、発熱カーテンの一方の側に、空気層9を添着さすことが好ましい。空気層としては、厚さ0.1〜2.0mm程度で、カーテンのドレープ性に影響しないような、不織布層や発泡樹脂層、あるいは布帛等が好ましく、通気性のある接着層で空気層9を添着するのが好ましい。空気層9を添着することにより、発熱カーテンによって発熱された熱が空気層内に、貯えられて、効率的に周辺の空気を暖め、結露を防止することができる。
【0031】
また、本願においては、図5に示すように、発熱カーテンの別の一方の側に、遮熱層10を添着さすことが好ましい。遮熱層10としては、カーテンのドレープ性に影響しないような、不織布層や発泡樹脂層、あるいは布帛等の表面に金属蒸着した反射層を有するものを用いるのが好ましい。遮熱層10は、前記空気層9と同様に、通気性のある接着層で添着するのが好ましい。通気性のある接着層としては、例えば穴あきホットメルトフィルムや熱可塑性樹脂粉末等を挙げられる。
【0032】
また、図6に示すように、発熱カーテンの室内側及び窓側に遮熱層10と空気層9とを同時に添着さすこともでき、より効率的に窓側の空気温度を上昇させ、結露を防止することができる。
【0033】
また、本願においては、図1に示すように、発熱カーテンの上方に、シロッコファンのような電動ファンを配置することが好ましい。電動ファンを配置することによって、窓ガラスとカーテンの間の空気に流れを発現させるので、結露の発生しにくい環境にすることができる。電動ファンとしては、特に限定されず、ゆるやかな空気の流れを発現させることができればどのような電動ファンであっても構わない。
【実施例】
【0034】
次に、この発明の実施例を説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0035】
<実施例1>
図1のように、導電糸を格子状(2×4cm間隔)に織り込んだ布帛の周辺に、導電糸を配線した四つの電極を重ねて囲み、前記布帛と縫製し固定して、発熱カーテン(200×200cm)を作成した。導電糸としては、110dtex/24f/6の導電糸(体積抵抗値3.0×10Ω・cm)を使用し、導電糸以外の部分は、110dtex/144fのナイロンマルチフィラメント糸の赤色と黒色のチェック柄とした。カーテンを吊り下げるフックをつけて、カーテンレールに吊り下げ、コントローラーと各電極をコネクターでつないで発熱カーテンとした。
【0036】
室温20℃、湿度60%、外気温5℃の環境下で、窓枠(182×182cm)に該発熱カーテンをセットしたところ、10分後に窓ガラスに結露が発生し水滴が垂れるのを見た。次に、コントローラーの電源を入れると、2分後には、発熱カーテンの表面温度が50〜60℃に上昇し、窓ガラスに発生していた結露が10分後に消えるのを確認することができた。
【0037】
<実施例2>
実施例1において、導電糸の織り込み間隔を、横方向に4cm間隔、縦方向に4cm間隔に織り込んだ以外は、実施例1と同様にして発熱カーテンをセットした。コントローラーの電源を入れると、2分後には、発熱カーテンの表面温度が40〜50℃に上昇し、窓ガラスに発生していた結露が10分後に消えるのを確認することができた。
【0038】
<実施例3>
実施例1において、横方向の導電糸を2本引きそろえて繊度を220dtex(体積抵抗値3.0×10Ω・cm)とした以外は、実施例1と同様にして発熱カーテンをセットした。コントローラーの電源を入れると、2分後には、発熱カーテンの表面温度が50〜60℃に上昇し、窓ガラスに発生していた結露が7分後に消えるのを確認することができた。
【0039】
<実施例4>
実施例1において作成した、発熱カーテンの一方の側に空気層としてウレタン発泡樹脂シート(厚さ1mm)を接着剤で貼着し、外側にウレタン発泡樹脂シートがくるように発熱カーテンをセットした(図4参照)以外は、実施例1と同様にして発熱カーテンをセットしたところ、15分後に窓ガラスに結露が発生し水滴が垂れるのを見た。次に、コントローラーの電源を入れると、2分後には、発熱カーテンの表面温度が50〜60℃に上昇し、窓ガラスに発生していた結露が6分後に消えるのを確認することができた。
【0040】
<実施例5>
実施例1において、発熱カーテンの他の一方の側に、110dtex/144fのナイロンマルチフィラメント糸の赤色と黒色のチェック柄の裏面にアルミ蒸着した生地を用意し、アルミ蒸着面と発熱カーテンとを接着剤で貼着して発熱カーテンをセットした(図5参照)以外は、実施例1と同様にして発熱カーテンをセットしたところ、13分後に窓ガラスに結露が発生し水滴が垂れるのを見た。次に、コントローラーの電源を入れると、1分後には、発熱カーテンの表面温度が50〜60℃に上昇し、窓ガラスに発生していた結露が5分後に消えるのを確認することができた。
【0041】
<実施例6>
実施例4において作成した、発熱カーテンの他の一方の側に、110dtex/144fのナイロンマルチフィラメント糸の赤色と黒色のチェック柄の裏面にアルミ蒸着した生地を用意し、アルミ蒸着面と発熱カーテンとを接着剤で貼着した(図6参照)以外は、実施例4と同様にして発熱カーテンをセットしたところ、15分後に窓ガラスに結露が発生し水滴が垂れるのを見た。次に、コントローラーの電源を入れると、2分後には、発熱カーテンの表面温度が50〜60℃に上昇し、窓ガラスに発生していた結露が4分後に消えるのを確認することができた。
【0042】
<実施例7>
実施例6において作成した、発熱カーテンの上方に、図1にあるようなファンをセットし、発熱カーテンの電源と同時にファンを稼動したところ、窓ガラスに発生していた結露が3分後に消えるのを確認することができた。
【0043】
<比較例1>
実施例1において、導電糸を格子状に織り込まない110dtex/144fのナイロンマルチフィラメント糸の赤色と黒色のチェック柄の生地をカーテンとし窓にセットしたところ、10分後に窓ガラスに結露が発生し水滴が垂れるのを見、その後どんどんと水滴が垂れ、窓枠に水が溜まるようにまでなるのを確認した。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】この発明に係る発熱カーテンの概略模式図である。
【図2】この発明に係る発熱カーテンの概略模式図で、電極用の導電糸を生地に折り込んだ発熱カーテンの概略図である。
【図3】発熱カーテンの電極に係る概略模式図である。
【図4】この発明の概略拡大図で実施例4に係る概略模式図である。
【図5】この発明の概略拡大図で実施例5に係る概略模式図である。
【図6】この発明の概略拡大図で実施例6に係る概略模式図である。
【符号の説明】
【0045】
1・・・発熱カーテン
2・・・横方向に織り込まれた導電糸
3・・・縦方向に織り込まれた導電糸
4a 4b・・・左右に配置した電極
5a 5b・・・上下に配置した電極
6・・・コネクター
7・・・ファン
8・・・ガラス窓
9・・・空気層
10・・・遮熱層
11・・・電極

【特許請求の範囲】
【請求項1】
導電糸を格子状に織り(編み)込んだ布帛からなる発熱カーテンであって、導電糸の織り(編み)込み間隔が、横方向に1〜5cm間隔、縦方向に1〜5cm間隔に織り(編み)込み、該導電糸端は、カーテンの左右及び上下に配置されるそれぞれ一対の電極に接続されていることを特徴とする発熱カーテン。
【請求項2】
前記導電糸の繊度が50〜400デシテックスのフィラメント糸で、体積抵抗値が、1.0×10〜1.0×10Ωであることを特徴とする請求項1に記載の発熱カーテン。
【請求項3】
前記導電糸の縦方向の体積抵抗値が、1.0×10〜1.0×10Ω、横方向の体積抵抗値が、1.0×10〜1.0×10Ω、であることを特徴とする請求項1又は2に記載の発熱カーテン。
【請求項4】
前記発熱カーテンの一方の側に、空気層が添着されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の発熱カーテン。
【請求項5】
前記発熱カーテンの別の一方の側に、遮熱層が添着されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の発熱カーテン。
【請求項6】
前記発熱カーテンと電源との接続が、前記電極上にあるコネクターを介して電源と接続することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の発熱カーテン。
【請求項7】
前記発熱カーテンの上方に、電動ファンを配置したことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の発熱カーテン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−72445(P2011−72445A)
【公開日】平成23年4月14日(2011.4.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−225690(P2009−225690)
【出願日】平成21年9月30日(2009.9.30)
【出願人】(390014487)住江織物株式会社 (294)
【Fターム(参考)】