説明

皮膚に対する抗老化効果を有する経口組成物

経口摂取に適し、かつ、(i)PPARリガンド、例えばEPAまたはDHAなど;(ii)エストロゲン受容体結合剤、例えば大豆イソフラボンなど;(iii)コラーゲンの翻訳後修飾に関与する物質、例えばアスコルビン酸など;および(iv)カロテノイドを含む組成物であって、添加された亜鉛および/またはセレニウムを実質的に含まず、皮膚に対する抗老化効果を提供することができ、かつ、皮膚におけるコラーゲン合成を増加させるために使用することができる組成物。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、経口摂取に適した組成物ならびにその使用およびある種の関連する組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
ヒト皮膚の外観および触感を改善することについては、多大な研究努力がなされてきた。しかし、市販されている製品の圧倒的多数は、皮膚の外側に働きかけることによりこの問題に対処している。最も一般的な形態は局所スキンクリームである。しかし、このような局所適用には限界があり、かつ、これらは根本的に、皮膚の死んだ表面層を処理するものである。ある種の成分は、摂取することにより皮膚の外観および触感の改善をもたらすことができることが知られている。このような成分は、こうして皮膚の内部から働きかけ、したがって、生体内部にアクセスすることによって皮膚を改善するためのより大きな機会を提供することができる。さらに、このような効果は実際に、局所適用よりもさらに強力または薬効があるものとして、一般大衆に認識される可能性がある。
【0003】
食用魚油は、その摂取によりUVR-誘発性紅斑に対する有意な防御をもたらすことが知られている。
【0004】
リコペンおよびβ-カロテンなどのカロテノイドもまた、経口摂取されたとき、UVR-誘発性紅斑に対する有意な防御をもたらすことが判明している。
【0005】
同様に、ビタミンEおよびCは、組合せとして経口摂取されると、UVR-誘発性紅斑に対する防御を提供することもまた判明している。
【0006】
US 6589535(Johnson & Johnson)は、皮膚、特に皮膚の免疫システムに対する、生体異物の有害な影響を防止するための、ω-3およびω-6脂肪酸が豊富な油ならびにカロテノイドを組合せとして含む栄養補助食品を開示している。しかし、これは、カプセルまたは錠剤などの補助食品に限定されており、かつ、そのような物質がどのようにして飲料または他の食用製品を介して運搬されうるのかを開示してはいない。クロフサスグリ種子油は、脂肪酸の供給源として好ましいが、効果のより少ないω-3 PUFAα-リノレン酸を含み、かつ、魚油のようにω-3 PUFA類を全般に豊富に含んではいない。
【0007】
US2003/0082275は、貯蔵安定性の、飲用に適したω-3調製物を開示している。開示されている飲料は、非常に高レベルの油を含み、その結果不安定であり、貯蔵時には2相の飲料を形成する。4重量%の油を含み、1.6重量%のω-3濃度を提供する飲料が例示されている。約8重量%のレシチンを含む乳化剤として、卵黄が使用されている。
【0008】
我々の同時係属国際特許出願第PCT/EP2005/011658号は、安定な摂取可能なエマルションに関する。
【0009】
WO 02/074308は、イソフラボンとポリ不飽和脂肪酸との組合せを含む、骨粗しょう症防止のための組成物を記載している。
【0010】
US 5976606は、DHA含有の豆腐また豆乳飲料を得るためのプロセスに関する。目的は、魚油の望ましくない味および/またはにおいを避けることである。
【0011】
EP-A-1340427は、EPAおよび/またはDHAを含む酸性乳飲料を開示している。この文書は、酸化および相分離に対して安定な処方を提供することを目的としている。
【0012】
DE-U-20304752は、亜鉛、セレニウム、リコペン、ビタミンC、ビタミンE、ブドウ種子抽出物およびオメガ-3脂肪酸を含むいくつかの異なる成分を含む、一連の栄養学的抗酸化処方を開示している。
【特許文献1】US 6589535
【特許文献2】US2003/0082275
【特許文献3】国際特許出願第PCT/EP2005/011658号
【特許文献4】WO 02/074308
【特許文献5】US 5976606
【特許文献6】EP-A-1340427
【特許文献7】DE-U-20304752
【特許文献8】WO 02/102337
【非特許文献1】Kubow S.、「Toxicity of dietary lipid peroxidation products」、Trend in Food Science & Technology、9月号、67〜71頁、1990年
【非特許文献2】Fluhr他、Skin Res Technol 1999年;5:161-170頁
【非特許文献3】Wilson & Maibach、(1989年)Transepidermal water loss、a review, In:Cutaneous Investigation in Health and Disease, Non-invasive Methods and Instrumentation(Leveque、J.L.、編)、113〜130頁Dekker、New York、NY
【非特許文献4】Escoffier他、J Invest Dermatol、93(3):353〜7頁
【非特許文献5】Cook、J Soc Cosmet Chem、1980年;31:339〜359頁
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
皮膚に対する有益な抗老化効果を提供することができる組成物の必要性が依然として存在する。特に、皮膚に対するより高められた効果を達成することができる組成物の必要性が存在する。
【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明によれば、
(i) PPARリガンド;
(ii) エストロゲン受容体結合剤;
(iii) コラーゲンの翻訳後修飾に関与する物質;および
(iv) カロテノイド、
を含む水性のエマルション、懸濁液または分散液の形態の、経口摂取に適し、かつ、摂取者の皮膚において抗老化効果を提供することができる組成物であって、前記組成物が添加された亜鉛および/またはセレニウムを実質的に含まない組成物であり、ただし前記組成物が少なくとも0.01重量%の食品グレードのリン脂質乳化剤を含む水性エマルションであるとき、組成物中のドコサヘキサエン酸(DHA)およびエイコサペンタエン酸(EPA)の総量が0.6重量%超または0.024重量%未満であることを条件とする組成物が提供される。
【0015】
もう1つの態様において、本発明は、皮膚に対する抗老化効果を得るための、
(i) PPARリガンド;
(ii) エストロゲン受容体結合剤;
(iii) コラーゲンの翻訳後修飾に関与する物質;および
(iv) カロテノイド、
を含み、添加された亜鉛および/またはセレニウムを実質的に含まない、経口摂取に適した組成物の使用を提供する。
【0016】
さらにもう1つの態様において、本発明は、皮膚におけるコラーゲン合成を増加させるための、
(i) PPARリガンド;
(ii) エストロゲン受容体結合剤;
(iii) コラーゲンの翻訳後修飾に関与する物質;および
(iv) カロテノイド、
を含む、経口摂取に適した組成物の使用を提供する。好ましくは、組成物は、添加された亜鉛および/またはセレニウムを実質的に含まない。
【0017】
本発明はまた、ヒトまたはヒト以外の哺乳類(好ましくはヒト)の皮膚において抗老化効果を達成する方法であって、前記抗老化効果を達成するのに有効な、ある量の本発明の組成物をヒトまたはヒト以外の哺乳類に提供するステップを含む方法を提供する。本発明はさらに、哺乳類(好ましくはヒト)の皮膚においてコラーゲン合成を増加させる方法であって、前記コラーゲン合成の増加を達成するのに有効な、ある量の本発明の組成物をヒトまたはヒト以外の哺乳類に提供するステップを含む方法を提供する。典型的に、効果は、組成物の摂取後数週間または数ヵ月後に明らかとなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
PPARリガンド
ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(本明細書ではPPARと略記する)は、脂質代謝を制御する転写因子である。PPARリガンドは既知であり、かつ、例えば、その内容が参照として本明細書に組み込まれているWO 02/102337に記載されている。
【0019】
好ましくは、PPARリガンドは、オメガ-3脂肪酸(すなわち、12から26個の炭素原子を有する不飽和カルボン酸)を含む。好ましいオメガ-3脂肪酸は、DHA、EPAおよびこれらの混合物から選択されるものである。
【0020】
典型的には、オメガ-3脂肪酸は、組成物の0.001重量%から10重量%の量で、組成物中に存在する。より好ましい量は、0.01重量%から5重量%、例えば、0.1重量%から1重量%または0.1重量%から0.5重量%などである。
【0021】
オメガ-3脂肪酸は、好ましくは魚油の形態で存在するかあるいは、微生物学的供給源から得られるものである。オメガ-3脂肪酸は、遊離の酸、C1〜C6アルキルエステル、グリセリド(モノ-、ジ-およびトリ-グリセリドを含む)、またはこれらの混合物の形態であってよい。好ましくは、オメガ-3脂肪酸は、グリセリド(例えば、トリグリセリド)の形態である。本明細書における言及、オメガ-3脂肪酸は、遊離の酸またはアルキルエステルまたはグリセリドまたはこれらの混合物を意味する。
【0022】
好ましいオメガ-3脂肪酸は、DHAおよびEPAである。
【0023】
DHAは、ω-3、ポリ不飽和、22-炭素脂肪酸である。DHAはまた、ある種の魚(例えば、マグロおよび青魚など)および海産動物油中に豊富に存在する。
【0024】
典型的には、本発明の組成物におけるDHAの量は、組成物の0.001重量%から10重量%の範囲である。より好ましい量は、0.01重量%から5重量%、例えば、0.1重量%から1重量%または0.1重量%から0.5重量%などである。
【0025】
代替の一実施形態において、組成物は、0.2重量%未満のDHAを含む油を含んでよい。もう1つの代替実施形態において、組成物は、DHAを含む油を5重量%超の量で含んでよい。
【0026】
DHAはEPAと一緒に存在してよい。
【0027】
エイコサペンタエン酸(EPA)は、身体によって使用されるいくつかのω-3脂肪酸の1つである。EPAの摂取量の増加は、冠動脈心疾患、高血圧、およびリウマチ性関節炎などの炎症性疾患に有益であることが示されている。
【0028】
エイコサペンタエン酸(EPA)およびドコサヘキサエン酸(DHA)は、天然のサケ(養殖されたものではない)、サバ、イワシ、ニシンおよび他の北方海産動物などの冷水魚に由来する。魚類は、EPAおよびDHAをω3必須脂肪酸、アルファ-リノレン酸(LNA)から作ることができるが、そのEPAおよびDHAの多くを、炭水化物-糖、デンプン、セルロースなどからEPAおよびDHAを作り出す褐藻類および紅藻類から得ている。
【0029】
より最近、EPAおよびDHAを目的として、褐藻類および紅藻類が商業ベースで養殖されるようになっている。これら藻類は、(乾燥重量ベースで)10から14%の長鎖ω3を生成し、かつ、EPAおよびDHA-含有トリグリセリドの食用供給源として使用されうる。
【0030】
EPAおよびDHAの両方が、本発明の組成物中に存在するとき、DHAのEPAに対する重量比は、典型的には1:10から10:1、より好ましくは5:1から1:5、さらにより好ましくは3:1から1:3、例えば1:1から1:2などである。
【0031】
エストロゲン受容体結合剤
本発明の組成物は、エストロゲン受容体結合剤を含む。エストロゲン受容体結合剤は、好ましくは、天然物またはこれらの誘導体もしくは抽出物である。
【0032】
好ましくは、エストロゲン受容体結合剤は、1つまたは複数の大豆イソフラボンを含む。好ましい大豆イソフラボンは、ゲニステインである。
【0033】
本発明の組成物は、好ましくは、ゲニステインを、0.0001重量%から0.1重量%、より好ましくは0.001重量%から0.05重量%、さらにより好ましくは0.005重量%から0.04重量%、最も好ましくは0.005重量%から0.025重量%、例えば、0.01重量%から0.025重量%などの量で含む。
【0034】
組成物が、0.0002重量%から0.2重量%の大豆イソフラボンを含むことは好ましい。これは、組成物100mg当たり20から200mgに相当する。好ましくは、組成物は、0.02重量%から0.05重量%の大豆イソフラボンを含む。
【0035】
ゲニステインは、グリコシル化されているかまたはグリコシル化されていない形態であってよく、あるいはこれら2つの形態の混合物あってもよい。本明細書全体を通じ、ゲニステインという言及は、特に他に記述のない限り、グリコシル化されているかまたはグリコシル化されていない形態、あるいは2つの形態の混合物を意味する。ゲニステインの量は、グリコシル化されていない形態に基づいて計算する(すなわち、グリコシル化されたいかなるゲニステインも、グリコシル化されていないゲニステインであるものとする)。ゲニステインは、好ましくは本発明の組成物中に、天然物の成分またはこれらの抽出物もしくは濃縮物として存在する。好ましくは、天然物は大豆またはレッドクローバーであり、より好ましくは大豆である。
【0036】
ゲニステインは、それが大豆由来であるとき、好ましくは少なくともある程度大豆タンパク質を除去することにより精製される。したがって、本発明の組成物は、好ましくは1重量%未満の大豆タンパク質、より好ましくは0.5重量%未満の大豆タンパク質、さらにより好ましくは0.1重量%未満、例えば、0.01重量%未満または0.001重量%未満または0.0001重量%未満の大豆タンパク質を含む。本発明の組成物は、大豆タンパク質を含まないか、あるいは大豆タンパク質を実質的に含まなくてもよい。
【0037】
コラーゲンの翻訳後修飾に関与する物質
本発明の組成物は、コラーゲンの翻訳後修飾に関与する物質(例えば、化合物)である成分を含む。好ましくは、物質はプロリン残基のヒドロキシル化における補助因子である。
【0038】
好ましくは、コラーゲンの翻訳後修飾に関与する物質はビタミンCである。
【0039】
典型的には、ビタミンCは、本発明の組成物中に、0.01重量%から1重量%、より好ましくは0.05重量%から0.5重量%、最も好ましくは0.1重量%から0.3重量の量で存在する。
【0040】
カロテノイド
本発明の組成物は、1つまたは複数のカロテノイドを含む。
【0041】
組成物が、0.0005重量%から0.1重量%のカロテノイドを含むことは好ましい。これは、組成物100g当たり0.5から100mgに相当する。好ましくは、組成物は、0.002重量%から0.04重量%のカロテノイドを含む。カロテノイドは、油溶性であり、大部分は油相中に含まれる。非常に好ましいカロテノイドは、β-カロテン、およびリコペンである。これらのカロテノイドは、UV誘発性の紅斑からの中等度の防御を提供し、この防御作用は、活性酸素種の捕捉を含むその抗酸化機能に起因すると考えられる。
【0042】
好ましくは、カロテノイドは、β-カロテン、リコペンおよびこれらの混合物から選択される。
【0043】
典型的には、カロテノイドは、0.001重量%から0.1重量%、より好ましくは0.01重量%から0.05重量%の量で存在する。
【0044】
任意選択の成分
本発明の組成物は、1つまたは複数の追加の成分を含んでよい。好ましい任意選択の成分には、抗酸化剤、香味剤、防腐剤、安定化剤およびこれらの組合せから選択されるものが含まれる。
【0045】
組成物は好ましくは、抗酸化剤、香味剤、防腐剤および安定化剤から選択される1つまたは複数の追加の成分を含む。
【0046】
本発明の組成物は、好ましくは3から5、例えば3から4のpHを有する。
【0047】
いずれかのオメガ-3脂肪酸などの酸化しうる物質の自然酸化分解を防止または減速するために、1つまたは複数の抗酸化剤が、好ましくは本発明の組成物中に存在する。酸敗した魚油は、不快な味を有するが、そればかりではなく、さらに健康へのマイナスの影響を有する可能性がある(Kubow S.、「Toxicity of dietary lipid peroxidation products」、Trend in Food Science & Technology、9月号、67〜71頁、1990年)。
【0048】
適切な坑酸化剤は、これに限定されるわけではないが、下記のリストから、単独でまたは組合せで選択することができる:TBHQ、アスコルビルエステル(例えば、パルミチン酸アスコルビル)、アスコルビン酸、トコフェロール、ローズマリー抽出物、果実濃縮物または抽出物、紅茶または緑茶抽出物、プロピルガレート、精油またはオレオレジン、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、ブチルヒドロキシトルエン(BHT)、クエン酸またはエステル類、コエンザイムQ10、トコトリエノール、キレート剤(例えば、EDTA)、担体、ポリフェノール、フェノール性化合物、フラボノイド、酸素スカベンジャー。
【0049】
特に好ましい坑酸化剤はビタミンEである。
【0050】
典型的貯蔵期間の6カ月間にわたって、オメガ-3脂肪酸が酸敗するのを防止するために十分な量の抗酸化剤を添加するべきである。明らかに、抗酸化剤の量は、使用する抗酸化剤のタイプおよび活性に依存することになる。
【0051】
このために、抗酸化剤活性を、適切なアッセイ(例えば、トロロックス等量抗酸化能)を用いて測定する。
【0052】
本発明の組成物は、好ましくは香味剤を含む。適切な香味剤は、天然または合成由来であってよい。香味剤は製品をより摂取し易くするために必要になることがある。
【0053】
もう1つの実施形態において、本発明の組成物は、50重量%未満の水を含み、かつ/または防腐剤および/または香味剤を実質的に含まない。
【0054】
組成物が、少なくとも0.01重量%の食品グレードのリン脂質乳化剤を含むことは好ましい。好ましくは、乳化剤は、0.05重量%から3重量%、より好ましくは0.1重量%から1重量%の量で存在する。
【0055】
リン脂質乳化剤は、非常に適することが見出された。
【0056】
食品グレードのリン脂質乳化剤は、組成物を水中油型エマルションとして安定化させるために必要とされることがある。リン脂質乳化剤は、レシチンであることが好ましい。リン脂質乳化剤は油溶性であるが、レシチンは、乳化に先立って、いずれか一方の相に添加することができる。好ましくは、レシチンは水相に添加される。
【0057】
もう1つの実施形態において、本発明の組成物は、0.01重量%未満の食品グレードのリン脂質乳化剤を含む。
【0058】
本発明の組成物は、典型的には、1日に1から4回(好ましくは1日1回)摂取する。
【0059】
本発明の組成物は、添加された亜鉛および/またはセレニウムを実質的に含まない。本発明の組成物は、本組成物の市販の成分からの微量の亜鉛および/またはセレニウムを含んでもよいが、金属または塩の形態の添加された亜鉛またはセレニウムを含むことはない。したがって、本発明の組成物は、例えば、0.5mg未満の亜鉛および/または0.01mg未満のセレニウム、すなわち、それぞれ、0.0005%未満の亜鉛および0.00001%未満のセレニウム、より好ましくは、0.0001%未満の亜鉛および0.000005%未満のセレニウムを含む。
【0060】
本発明の特定の組成物は、下記を含む:
(i) オメガ-3脂肪酸、好ましくはDHAおよび/またはEPA;
(ii) ゲニステイン、好ましくは大豆イソフラボン由来;
(iii) コラーゲンの翻訳後修飾に関与する物質;および
(iv) カロテノイド、
を含む組成物。
(i) オメガ-3脂肪酸、好ましくはDHAおよび/またはEPA;
(ii) エストロゲン受容体結合剤;
(iii) ビタミンC;および
(iv) カロテノイド、
を含む組成物。
(i) オメガ-3脂肪酸、好ましくはDHAおよび/またはEPA;
(ii) エストロゲン受容体結合剤;
(iii) コラーゲンの翻訳後修飾に関与する物質;および
(iv) リコペンおよび/またはベータ-カロテン、
を含む組成物。
(i) オメガ-3脂肪酸、好ましくはDHAおよび/またはEPA;
(ii) ゲニステイン、好ましくは大豆イソフラボン由来;
(iii) ビタミンC;および
(iv) カロテノイド、
を含む組成物。
(i) オメガ-3脂肪酸、好ましくはDHAおよび/またはEPA;
(ii) ゲニステイン、好ましくは大豆イソフラボン由来;
(iii) コラーゲンの翻訳後修飾に関与する物質;および
(iv) ベータ-カロテンおよび/またはリコペン、
を含む組成物。
(i) オメガ-3脂肪酸、好ましくはDHAおよび/またはEPA;
(ii) ゲニステイン、好ましくは大豆イソフラボン由来;
(iii) ビタミンC;および
(iv) ベータ-カロテンおよび/またはリコペン、
を含む組成物。
(i) PPARリガンド;
(ii) ゲニステイン、好ましくは大豆イソフラボン由来;
(iii) ビタミンC;および
(iv) カロテノイド、
を含む組成物。
(i) PPARリガンド;
(ii) ゲニステイン、好ましくは大豆イソフラボン由来;
(iii) コラーゲンの翻訳後修飾に関与する物質;および
(iv) ベータ-カロテンおよび/またはリコペン、
を含む組成物。
(i) PPARリガンド;
(ii) ゲニステイン、好ましくは大豆イソフラボン由来;
(iii) ビタミンC;および
(iv) ベータ-カロテンおよび/またはリコペン、
を含む組成物。
【0061】
本発明の組成物において、(i)の(ii)に対する重量比は、好ましくは100:1から1:10、より好ましくは50:1から1:1、さらにより好ましくは40:1から10:1である。
【0062】
製品形態
本発明の組成物は、食用に適し、かつ、好ましくは水ベースであり、すなわち、少なくとも50重量%の水、好ましくは少なくとも60重量%または少なくとも70重量%の水を含む。組成物は、液状であっても冷凍されていてもよい。したがって製品は、通常の水ベースの製品であるような感覚を与え、かつ、摂取者の通常の食事の一部として、定期的に摂取されうる。例えば、製品は、朝食事に通常摂取されるフルーツジュースに取って代わることができるであろう。
【0063】
本発明の組成物は、例えば、食品および栄養補助食品を含むあらゆる適切な形態を取ってよい。本発明に基づいて使用されてよい経口摂取のための組成物には、飲料、バーおよび他の液状および固体状形態、例えば、錠剤、ピル、カプセルおよびパウダー(これらは結晶性物質を含んでよい)など、ならびにスプレッド、マーガリン、クリーム、ソース、ドレッシング、マヨネーズ、アイスクリーム、フィリング、菓子類およびシリアルが含まれる。
【0064】
好ましくは、本発明の組成物は、実質上均一な水性のエマルション、懸濁液または分散液の形態である。
【0065】
本発明の組成物は、好ましくは飲料としてパッケージされる。
【0066】
好ましくは、組成物は、1s-1のせん断速度および25℃において2から100センチポアズの粘度を有する。
【0067】
本発明の組成物は、水相および油相から調製することができる。一般に水溶性成分は一緒に水相に入れ、かつ、油溶性成分は油相に入れる。例外は、乳化剤である。驚くべきことに、油溶性の乳化剤は、水相に添加されるとより安定なエマルションを作ることが見出されている。
【0068】
2つの相を従来の乳化装置で一緒に混合する。生成するエマルションは、貯蔵安定性であり、かつ油は何カ月もの間、酸敗することがない。
【0069】
油相および水相を、次いで、均一で安定なエマルションを形成するように一緒に混合する。
【0070】
好ましいプロセスにおいて、油は、粉末化された担体物質の上に存在し、エマルションの形成を助ける。
【0071】
次いで、安定なエマルションを、金属、コーティングされた厚紙(例えば、テトラパック)またはプラスチック容器なとの密閉容器にパッケージする。次いで、ヘッドスペースまたは充填されたガス(例えば、窒素または二酸化炭素)のヘッドスペースを作らないように、好ましくは容器を密閉する。このことは、酸化防止にさらに役立つ。
【0072】
別法として、エマルションは冷凍されてパッケージされ、かつ冷凍の消費者製品として販売されてよい。
【0073】
本発明の使用
本発明の組成物は、好ましくは皮膚におけるコラーゲン合成を増加させることができる。
【0074】
組成物は、皮膚に対する抗老化効果をもたらすことができる。用語「抗老化」により、皮膚がよりしわの少ない外観を呈することができること(すなわち、しわの深さの低減を含む、しわおよび/または小じわに対する抗しわ効果があること)、および組成物が皮膚に対して、乾燥の低減;堅さの増大;弾力性の増大;なめらかさの増大;より透明感のある皮膚;より少ないしみ、ニキビおよび吹き出物(アクネを含む);より敏感でない皮膚;および全般的により健康な皮膚、から選択される1つまたは複数の追加の有益性を与えることができることを意味する。
【0075】
本発明の組成物は、皮膚におけるコラーゲン合成を増加させることにより、抗老化効果を発揮してよく、かつ、本発明の組成物は、コラーゲン合成を(抗老化効果の一部として、またはそれとは別個に)増加させるために使用されてよく;好ましくはコラーゲン合成は(例えば、合成されたコラーゲンの重量に基づいて、好ましくは14週間にわたって決定するものとして)、少なくとも10重量%、より好ましくは少なくとも20重量%、例えば少なくとも25重量%など増加する。
【0076】
皮膚は、全身、好ましくは顔、首および/または手の皮膚を含んでよい。皮膚はまた、頭皮をも含んでよく、毛髪(老化の低減)および頭皮のかゆみまたは刺激への有益性を伴ってよい。
【0077】
下記の非限定的な実施例は、本発明を例証するものであり、決してその範囲を制限するものではない。実施例において、および本明細書全体を通じて、全てのパーセンテージ、部および比率は、特に他に記述のない限り、重量パーセント、重量部および重量比である。
【実施例】
【0078】
コラーゲン合成の増加の測定
実験的アプローチの概説
生化学的アッセイおよびタンパク質抽出法が皮膚において新たなコラーゲン合成の変化を測定するために開発された。
a. 介入期間のベースライン(T1)および終点(T15)において皮膚生検を行った。
b. それぞれの時点において、3mmのパンチ生検検体(深さ4mm)を2枚採取し、クリオチューブ容器に入れて直ちに液体窒素中で瞬間凍結する。
c. これらの生検検体は、次いで-80℃で貯蔵される。
【0079】
材料および方法
細胞ライセートの調製
全てのパンチ生検検体を、1mlの細胞溶解バッファーの入ったDounce(ダウンス)ホモジナイザーに入れ、(顕著な皮膚塊または細胞外マトリックスがなくなるように)完全に粉砕した。溶解バッファーは、1%のNP-40、0.1%のデオキシコール酸ナトリウム、0.1%のSDS、6mM塩化ナトリウムおよびpH7.6の0.05M Trisを含んでいた。使用前に、プロテアーゼ阻害剤カクテル(1000X;Sigma P8340)を、溶解バッファー1ml当たり10μlの濃度で添加した。組織の完全な均一化に続いて、4℃、20,000gで20分間遠心分離することにより、不要な細胞破片を除去した。清浄化した細胞ライセートは、必要とするまで、-80℃で凍結した。
【0080】
総タンパク質アッセイ(Pierce)
各細胞ライセートの総タンパク質濃度をPierce BCAタンパク質アッセイキットを用いて測定した。タンパク質0から1200μg/mlまでの範囲の8個の標準溶液のセットを供給された2mg/ml BSAストック溶液から調製した。10μlの標準溶液または細胞ライセートを平底の96-ウェルマイクロタイタープレートの2ウェルずつに加えた。試薬溶液をキットの説明書に従って、50部の試薬Aおよび1部の試薬Bから調製した。200μlの最終試薬をマイクロタイタープレートの各ウェルに加えた。プレートを混合し、覆いをして37℃で30分間インキュベートし、562nmで吸光度を読み取った。タンパク質の標準曲線を作成し、各細胞ライセートのタンパク質濃度を決定するために使用した。
【0081】
プロコラーゲンI C-ペプチドEIAキット(Takara Bio Inc.)
コラーゲンIは、前駆体分子、プロコラーゲンIとして合成される。したがって、遊離のプロペプチドの量は、化学量論的に、合成されたコラーゲンIの量を反映する。プロコラーゲンI型C-ペプチド酵素免疫測定法(EIA)キットは、プロコラーゲンI型C-ペプチド(PIP)の定量を可能にする。
【0082】
8個のPIP標準を試料の希釈物において0から640ng/mlまでの範囲の濃度で調製した。100μlの抗体-ペルオキシダーゼ接合溶液および20μlの細胞ライセート(1μgのタンパク質)または標準を2ウェルずつに加えた。プレートを密閉して37℃で3時間インキュベートし、その後400μlのPBSで4回洗浄した。次いで、各ウェルに100μlの基質溶液を入れ、プレートを室温で15分間、ベンチトップ上でインキュベートした。この過程の後、100μlの停止溶液を各ウェルに加え、プレートリーダーを用いて、450nmで吸光度を測定した。
【0083】
平均吸光度に対してPIP濃度をプロットして標準曲線を作成し、回帰分析によって、最も適合する線を算出する。これにより、全ての試料中の未知のPIP濃度を概算する。
【0084】
皮膚の水和状態の測定
角質層の水和状態を測定するための種々の方法は、Fluhr他、Skin Res Technol 1999年;5:161-170頁に要約されている。簡潔に言えば、Corneometer(コルネオメーター)(Courage & Khazaka)で、表皮のキャパシタンスを検知することにより皮膚の水和状態を測定する。プローブは互いに近接する、2つのフィンガータイプの金属プレートで構成され、測定深度は約30mmである。装置は、角質層の最外皮膚層の湿潤ベルを測定する。Corneometer(登録商標)の作用原理は、コンデンサの形態に設計された検知器の静電容量の変化に基づくものである。測定ヘッドの表面は、皮膚と接触すると、皮膚の湿潤レベルに応じて、その静電容量を変化させる。コルネオメーターによって測定した値の増加は、皮膚の水和状態が改善されたことを表す。
【0085】
経表皮水分喪失(TEWL)の測定
TEWLを測定する方法の分析は、Wilson & Maibach、(1989年) Transepidermal water loss、a review, In: Cutaneous Investigation in Health and Disease, Non-invasive Methods and Instrumentation (Leveque、J.L.、編)、113〜130頁Dekker、New York、NYにより実施されている。皮膚のバリアーは、皮膚の水分バランスの調節装置として作用する。皮膚のバリアーが損傷を受けると、水分交換調節システムが不安定化される。このことは、水がより容易に外部環境へと移動して、経表皮水分喪失が増大することを意味する。皮膚のバリアーの効果は、加齢とともに低減する。しかし、皮膚バリアーの状態が改善された場合、水分交換調節メカニズムがそのバランスを回復するため、水分喪失は低減する。経表皮水分喪失の測定は、Servomed「Evaporimeter」EP-3(登録商標)によって行うことができる。2つのキャプターで構成されるプローブは、水蒸気の流れにより前後に動く。2つのキャプター間での部分圧の違いを、測定する。この値は、揮発性物質(この場合は、水)の蒸発速度に相当する。TEWLの低減は皮膚のバリアー特性の改善を表す。
【0086】
皮膚の弾力性および堅さの測定
皮膚の弾力性および堅さの測定は、キュートメーターを用いて行われ、かつ、Escoffier他、J Invest Dermatol、93(3):353〜7頁に記載されている。測定は、真空の原理を用いて、皮膚表面の規定された領域を吸い上げ、かつそれを光学的に記録する装置を使用して行われる。記録された測定曲線の分析は皮膚の弾力特性および塑性特性を決定することを可能にする。若い皮膚は、高度の弾力性を示し、徐々に形を失うのみであり、その一方で吸引処置の終了後にはその元の状態を回復する。若く、健康で、しなやかであり、かつ適度に湿潤性のある皮膚は、老化し、乾燥して荒れた皮膚よりも弾力性が高い。したがって、キュートメーターは、弾力特性の定量化を可能にする一連の測定値をもたらす。この手法は、測定プローブにより皮膚を吸引することを本質とする。皮膚は、装置内で作り出される陰圧によってプローブの開口部に吸い上げられる。皮膚がプローブの中に貫入した深さを、非接触の光学的測定システムにより測定する。このシステムは、光源および受光部、ならびに光を伝送部から受光部へと投影する互いに対面する2つのプリズムからなる。光強度は、皮膚の貫入深度によって変化する。吸い上げられる皮膚の抵抗力は、皮膚の堅さの指標となり、かつ、その元の位置を回復する力は、皮膚の弾力性の指標となる。各測定の最後に曲線が表示され、それが皮膚の力学的特性に対応して、いくつかの計算をすることを可能にする。
【0087】
小じわ、しわおよび皮膚のなめらかさの解析
皮膚の粗さおよびしわの状態は、Cook、J Soc Cosmet Chem、1980年;31:339〜359頁により記載されているように、レプリカおよび皮膚プロフィロメトリーを用いて評価することができる。Silfloなどのシリコンゴム素材を調製し、試験領域に塗布する。固まったら皮膚からはがし、光学的プロフィロメトリーを用いて解析する。この測定法によって、平行条線パターンが、皮膚表面に投影され、かつカメラのCCDチップ上に描写される。皮膚表面における分単位の評価の差が、平行射影線条を屈折させ、かつ、これらの偏向が、皮膚プロフィールの定性的および定量的測定を構成するという事実により、3D測定効果が達成される。皮膚プロフィールは、CCDカメラによって記録され、デジタル化され、かつ、定性的評価のために測定および評価用コンピュータに転送される。
【0088】
<実施例1−本発明の組成物>
下記は、本発明の組成物の実施例である。
【0089】
【表1】

【0090】
組成物は、成分を水に加え、混合物をホモジナイズすることにより調製することができる。
【0091】
<実施例2>
本発明の処方を14週間にわたって試験し、下記の結果を得た:
【0092】
【表2】

【0093】
図1および図2のどちらにおいても、組成物の摂取後にしわ状態における著しい低減が明白である。
【図面の簡単な説明】
【0094】
【図1】組成物によるトリートメントの前(図左側)および組成物を14週間摂取した後(図右側)の摂取者の眼周辺皮膚領域のレプリカを示す図である。
【図2】摂取者の眼周辺皮膚の異なる部分について、図1と同種類の並列比較を示す図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
(i) PPARリガンド;
(ii) エストロゲン受容体結合剤;
(iii) コラーゲンの翻訳後修飾に関与する物質;および
(iv) カロテノイド
を含む水性のエマルション、懸濁液または分散液の形態の、経口摂取に適し、かつ、摂取者の皮膚において抗老化効果を提供することができる組成物であって、前記組成物が添加された亜鉛および/またはセレニウムを実質的に含まない組成物、ただし前記組成物が少なくとも0.01重量%の食品グレードのリン脂質乳化剤を含む水性エマルションであるとき、組成物中のドコサヘキサエン酸(DHA)およびエイコサペンタエン酸(EPA)の総量が0.6重量%超または0.024重量%未満であることを条件とする、組成物。
【請求項2】
(i)の(ii)に対する重量比が100:1から1:10である、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
PPARリガンドが、DHA、EPAおよびこれらの混合物から選択されるオメガ-3脂肪酸を含む、請求項1または2に記載の組成物。
【請求項4】
オメガ-3脂肪酸が0.01重量%から1.0重量%の量で存在する、請求項3に記載の組成物。
【請求項5】
エストロゲン受容体結合剤が大豆イソフラボンを含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項6】
大豆イソフラボンが0.01重量%から0.1重量%の量で存在する、請求項5に記載の組成物。
【請求項7】
コラーゲンの翻訳後修飾に関与する物質がビタミンCである、請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項8】
ビタミンCが0.01重量%から1重量%の量で存在する、請求項7に記載の組成物。
【請求項9】
カロテノイドが、β-カロテン、リコペンおよびこれらの混合物から選択される、請求項1から8のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項10】
カロテノイドが0.001重量%から0.1重量%の量で存在する、請求項9に記載の組成物。
【請求項11】
抗酸化剤、香味剤、防腐剤および安定化剤から選択される1つまたは複数のさらなる成分を含む、請求項1から10のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項12】
飲料としてパッケージされる、請求項1から11のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項13】
皮膚におけるコラーゲン合成を増加させることができる、請求項1から12のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項14】
皮膚に対する抗老化効果を得るための、
(i) PPARリガンド;
(ii) エストロゲン受容体結合剤;
(iii) コラーゲンの翻訳後修飾に関与する物質;および
(iv) カロテノイド
を含み、添加された亜鉛および/またはセレニウムを実質的に含まない、経口摂取に適した組成物の使用。
【請求項15】
皮膚におけるコラーゲン合成を増加させるための、
(i) PPARリガンド;
(ii) エストロゲン受容体結合剤;
(iii) コラーゲンの翻訳後修飾に関与する物質;および
(iv) カロテノイド
を含む、経口摂取に適した組成物の使用。
【請求項16】
(i)の(ii)に対する重量比が100:1から1:10である、請求項14または15に記載の使用。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate


【公表番号】特表2009−534317(P2009−534317A)
【公表日】平成21年9月24日(2009.9.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−504677(P2009−504677)
【出願日】平成19年3月27日(2007.3.27)
【国際出願番号】PCT/EP2007/052918
【国際公開番号】WO2007/115934
【国際公開日】平成19年10月18日(2007.10.18)
【出願人】(590003065)ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ (494)
【Fターム(参考)】