説明

皮膚を防護するためのカロチノイド組成物及び方法

【課題】太陽からの紫外線照射によって引き起こされる損傷から皮膚を防護するための経口投与用の組成物の提供。
【解決手段】トマト抽出物などの天然ソースからのリコペンと、フィトエン、フィトフルエン又はこれらの組み合わせと、を含有し、天然ソースからのリコペンとフィトエン及びフィトフルエンとの組み合わせの重量比が1:1である組成物であり、更にビタミンEをビタミンE対フィトエン及びフィトフルエンとの組み合わせの重量比が1:1で含有する組成物。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、日光照射からの防護の分野、特に皮膚を防護する上で有効な方法及び組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
日光への長期的な暴露が皮膚に損傷作用を及ぼすことは広く認識されている。特に、太陽からの紫外線は、皮膚の紅斑、日焼け及び皮膚癌を引き起こすことが知られている。紫外線からの皮膚の防護は、防護服によって、ならびに様々な防護成分の局所組成物の形態での防護によって達成されうる。防護組成物の特定の群は経口投与用である。経口組成物は、内部輸送機構によって皮膚に送達され、それによって紫外線照射の損傷から皮膚を防護する有効成分を含有する。上記経口組成物に関する使用に適した有効成分の1つの特定群はカロチノイドである。米国特許第3,920,834号は、カタキサンチンが組成物中の主要カロチノイドである、カロチノイドの混合物の使用を述べている。しかし、カタキサンチンの使用は、色素沈着に及ぼしうる有害作用のために制限されることが知られている。米国特許第5,290,605号は、日光紫外線照射に対する皮膚の防護を提供することを意図した食品及び飲料を述べている。上記食品及び飲料は、カロチノイドならびにアスコルビン酸、トコフェロール、補酵素Q10及び還元グルタチオンを含有する。米国特許第6,110,478号は、紫外線及びその有害作用から皮膚を防護するための組成物を述べており、その組成物はプロビタミンAカロチノイド及びリコペンを含有する。そのような組成物の使用は、プロビタミンAカロチノイドが一定の用量レベルで被験対象の健康に及ぼしうる負の作用によって制限される。体内でプロビタミンAカロチノイドから産生される過剰のビタミンAは健康に有害な作用を及ぼすことが認められた。Stahlら(「Dietary Tomato Paste Protects against Ultraviolet Light−induced Erythema in Humans」,Biochemical and Molecular Action of Nutrients,Research Communication,(2001)1449−1451)は、中でも特にリコペン、β−カロチン及びトコフェロールを含有することが知られるトマトペーストの、紫外線誘発の紅斑に対する防護効果を示した。しかし、Stahlは、所望のカロチノイド血清レベルを達成することの問題を報告し、バイオアベイラビリティーの低さを示唆した。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】米国特許第3,920,834号明細書
【特許文献2】米国特許第5,290,605号明細書
【特許文献3】米国特許第6,110,478号明細書
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献1】Stahlら、「Dietary Tomato Paste Protects against Ultraviolet Light−induced Erythema in Humans」,Biochemical and Molecular Action of Nutrients,Research Communication,(2001)1449−1451
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従って、経口投与に適しており、且つ広い範囲の用量で安全である、紫外線から皮膚を防護するための組成物を開発することが長年にわたって求められている。
【0006】
それ故、太陽からの紫外線(uv)によって引き起こされる損傷から皮膚を防護するための方法を提供することが本発明の1つの目的である。
【0007】
本発明のさらなる目的は、潜在的な健康上の危険性を示さない、紫外線の損傷から皮膚を防護する上で有効なカロチノイド組成物を提供することである。
【0008】
既知の先行技術の欠点を克服する方法及び組成物を提供することが本発明のさらにもう1つの目的である。
【0009】
本発明の他の目的は下記の説明と共に明らかになる。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、天然ソースからのリコペン、及びフィトエン及びフィトフルエンから成る群より選択される1又はそれ以上のカロチノイドを含有する組成物の有効量を、防護を必要とする被験対象に投与することを含む、太陽からの紫外線(uv)によって引き起こされる損傷から皮膚を防護するための方法を提供する。場合により、上記組成物はビタミンEをさらに含有してもよい。
【0011】
さらに、天然ソースのリコペン6%から25%、及びフィトエン及びフィトフルエンから成る群より選択される1又はそれ以上のカロチノイド0.3%以上を含有する組成物が、本発明によって提供される。場合により、上記組成物はビタミンE1%から4%を含有してもよい。
【0012】
さらに、紫外線が誘発する皮膚への損傷に対する防護剤としての、天然ソースからのリコペン、及びフィトエン及びフィトフルエンから成る群より選択される1又はそれ以上のカロチノイドを含有するカロチノイド組成物の使用が本発明によって提供される。場合により、上記組成物はビタミンEをさらに含有してもよい。
【0013】
本発明はさらに、食品、飲料又は医薬適合性の投与形態でありうる、ここで特許請求する組成物のための投与形態を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】様々なカロチノイド組成物の紅斑に対する防護の比較(グラフに示す用語の説明については実施例2参照)。
【発明を実施するための形態】
【0015】
下記の説明は本発明の実施形態の例示である。下記の説明は限定と解釈されるべきではなく、当業者が本発明の多数の明白な変形を実施しうることは了解されている。
【0016】
説明全体を通じて、成分のパーセンテージは、特に異なる記載がない限り、重量ベースである。「天然ソースのリコペン」及び「天然リコペン」の語は、本出願全体を通じて同意語であり、野菜、果実、植物、真菌及び真菌ソース、及び天然バイオマスからのリコペンを指す。
【0017】
驚くべきことに、天然リコペン、及びフィトエン及びフィトフルエンから成る群より選択される1又はそれ以上のカロチノイドを含有するカロチノイド組成物は、太陽からの紫外線によって引き起こされる損傷、すなわち紅斑及び日焼けから皮膚を保護する上で有効であることが見出された。さらに、意外にも、天然リコペンは紫外線損傷から皮膚を保護する上で合成リコペンよりも有意に有効であることが本発明において見出された。本発明に従ったさらなる驚くべき所見は、天然リコペン組成物へのフィトエン及び/又はフィトフルエンの添加が、紫外線損傷から皮膚を保護する上での該組成物の効果を改善するということである。
【0018】
本発明の方法の1つの実施形態によれば、天然リコペン6%から15%、及びフィトエン及びフィトフルエンの中から選択される1又はそれ以上のカロチノイド0.3%から1.5%を含有する組成物1mgから10mgを被験対象に投与する。好ましくは、天然リコペン約6%、フィトエン0.5%及びフィトフルエン0.5%を含有する組成物約5mgを投与する。
【0019】
本発明の方法のさらなる実施形態では、上記組成物は、ビタミンE1.5%〜2.5%を含有しうる。好ましくは、天然リコペン約6%、フィトエン0.5%、フィトフルエン0.5%及びビタミンE2%を含有する該組成物である。
【0020】
本発明の特定実施形態によれば、使用する組成物は、リコペンと付加的なカロチノイドの間の比率が20:1から5:1まで、好ましくは8:1から5:1までの範囲内である、天然リコペン、及びフィトエン及びフィトフルエンの中から選択される1又はそれ以上の付加的なカロチノイドを含有する。
【0021】
指示用量とは、体重が50kgから70kgの範囲内である健常成人を対象とし、従って身体の大きさに従って変化しうる。しかし、好ましくは、用量は、被験対象のカロチノイド血清レベルが0.3μMから1.2μM(マイクロモル/リットル)の範囲内のレベルに達するように調整され、その場合リコペンの血清レベルは0.2μMから0.6μMであり、フィトエンは0.08μMから0.2μM、及びフィトフルエンは0.08μMから0.4μMである。カロチノイド全体の用量は、毎日の単回又は多回投与で、約2mgから15mg/日、好ましくは5mg/日でありうる。
【0022】
該組成物は、所望カロチノイド血清レベルを達成する、この技術分野で既知の手段によって投与される。経口投与が好ましい。経口投与は、該カロチノイド組成物を含有するカプセル、ゲル−カプセル、ペレット剤、ソフトゲルカプセル又は錠剤の形態でありうる。上記経口投与形態は、医薬適合性の賦形剤、添加物、担体及び安定剤を含有しうる。特に重要な添加物は、カロチノイドのバイオアベイラビリティーを改善する種類のもの、例えば油及び界面活性剤である。
【0023】
上記経口投与形態は、この技術分野から既知の従来の方法に従って調製される。経口投与の好ましい手段は食品及び飲料を通してである。そこで、該カロチノイド組成物を食品又は飲料に添加する。食品及び飲料中のカロチノイド組成物の量は、上記の用量に合致するように調整する。
【0024】
本発明の方法の特定実施形態によれば、該組成物の投与は、好ましくは紫外線への暴露の前に開始される。好ましくは暴露の7日から30日前に開始し、暴露の期間中、投与を継続する。
【0025】
本発明のさらなる局面によれば、天然ソースのリコペン6%から15%、及びフィトエン及びフィトフルエンから成る群より選択される1又はそれ以上のカロチノイド0.3%から1.5%を含有する新規カロチノイド組成物が提供される。好ましくは、該組成物は、天然リコペン約6%、フィトエン0.5%及びフィトフルエン0.5%を含有する。
【0026】
さらなる実施形態によれば、該組成物は、ビタミンE1.5%から2.5%をさらに含有しうる。好ましくは、該組成物は、天然リコペン約6%、フィトエン0.5%、フィトフルエン0.5%及びビタミンE2%を含有する。
【0027】
本発明の組成物は、天然リコペン、及びフィトエン及びフィトフルエンから成る群より選択される1又はそれ以上の付加的なカロチノイドを含有し、前記リコペンと付加的なカロチノイドの間の比率は20:1から5:1まで、好ましくは8:1から5:1までの範囲内である。場合により、該組成物はビタミンEをさらに含有してもよく、その場合、リコペンとビタミンEの間の比率は10:1から2:1まで、好ましくは8:1から3:1までの範囲内である。
【0028】
本発明の特定実施形態は、天然リコペン5mgから15mg、及びフィトエン及び/又はフィトフルエンの中から選択される1又はそれ以上の付加的なカロチノイド0.5mgから3.5mgを含有するカロチノイド組成物を含む、カプセル、ゲル−カプセル、ペレット剤、ソフトゲルカプセル、錠剤、又はこの技術分野で既知の他の液体又は固体経口投与形態から成る群より選択される、固体及び液体経口投与形態に関する。前記経口投与形態は、ビタミンE1.5mgから8mgをさらに含有してもよい。好ましくは、前記経口投与形態は、天然リコペン5mg、フィトエン0.5mg、フィトフルエン0.45mg及びビタミンE1.8mgを含有する。前記投与形態は、医薬適合性の佐剤、賦形剤、担体、充填剤、安定剤又は添加物をさらに含有してもよい。
【0029】
本発明は、ここで述べるカロチノイド組成物を含有する食品又は飲料に関する。該食品又は飲料は、天然リコペン5mgから15mg、及びフィトエン及び/又はフィトフルエンから成る群より選択される1又はそれ以上のカロチノイド0.5mgから3.5mgを含有する。前記食品又は飲料は、ビタミンE1.5mgから8mgをさらに含有してもよい。好ましくは、前記食品又は飲料は、天然リコペン4.1mg、フィトエン2.2mg、フィトフルエン1.6mg及びビタミンE3.8mgを含有する。
【0030】
本発明は下記の利点を有する:
1.該組成物は、ある一定の高用量では健康上有害でありうる、プロビタミンAカロチノイドを含有しない。従って、本発明は先行技術で述べられている組成物よりも安全であり、健康上の危険性を有さない。
【0031】
2.防護はインビボ作用によって提供される。それ故、該防護組成物は、局所防護組成物のように洗い流される又は枯渇することはありえない。
【0032】
3.本発明の組成物は、他のソースの天然リコペン及び合成リコペンと比較して改善されたバイオアベイラビリティーを有しており、従って紫外線が誘発する皮膚損傷に対して改善された防護を提供することが示されている。
【0033】
4.該組成物は、紫外線に暴露された被験対象において、紫外線に関連する損傷を伴わずに皮膚の褐色への日焼けを生じさせうる。これは健康上と審美的利点の両方を有する。
【0034】
(実施例)
【実施例1】
【0035】
カロチノイド組成物の製造
実施例全体を通じて使用するリコペンは、LycoRed(登録商標)による天然リコペンである。
【0036】
製剤I:各々のカプセルは、当業者に既知の標準手順に従って製造されるソフトゲルカプセル中に次のものを含有する:
リコペン 4.88mg
フィトエン 0.48mg
フィトフルエン 0.44mg
ビタミンE 1.81mg
製剤II:各々の清涼飲料ボトルは次のものを含有する:
リコペン 4.1mg
フィトエン 2.2mg
フィトフルエン 1.6mg
ビタミンE 3.8mg
製剤III:
リコペン 5.5mg
ビタミンE 2.0mg
【実施例2】
【0037】
紅斑に対する防護の比較実施例
3つの処置群は、次のリコペン補助食品を12週間摂取した:
a)第1群−Lyc−O−Mato(登録商標)ソフトゲルカプセル1)(1カプセルを1日2回)
b)第2群−Lyc−O−Guard(商標)飲料2)(250mlボトルを1日2回)
c)第3群−合成リコペン硬カプセル3)(1カプセルを1日2回)
1)カロチノイド分画は、天然リコペン、フィトエン、フィトフルエン及びトコフェロールを含有するトマト抽出物である。2)カロチノイド分画は、フィトエン、フィトフルエン及びトコフェロールを強化した、Lyc−O−Mato(登録商標)と同様のトマト抽出物である。3)カロチノイド分画は、合成リコペン及びトコフェロールを含有する。
【0038】
24時間後に最小の紅斑(皮膚の発赤)を生じさせる紫外線の最小線量である、最小紅斑線量(MED)を、様々な小面積の皮膚を漸増線量の紫外線に暴露することによって測定した。カロチノイド補充の効果の試験は、リコペン補充の開始から0、4及び12週間後に被験対象を1.25の個別MEDに暴露することによって検討した。皮膚の初赤及び色素沈着への紫外線の作用をMinoltaクロノメーターによって測定した。クロノメーターの「a」及び「b」値は、それぞれ皮膚の初赤及び色素沈着に相関する。紫外線照射から24時間後に、照射の24時間後の「a」値から照射前の「a」値を差し引くことによって紅斑(発赤)を判定した。得られた数値を「Δa」で表わしている。より大きな値のΔaは皮膚紅斑の増大と相関する。図1は、Lyc−O−Mato及びLyc−O−Guardが合成リコペンに比べて紫外線誘発の紅斑に対して改善された防護作用を有することを明らかに示している。
【0039】
本発明の実施形態を例示として述べたが、本発明が、特許請求の範囲の精神から逸脱することなく又はその範囲を超えることなく、多くの修正、変形及び応用によって実施されうることは明白である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
天然ソースからのリコペン、及びフィトエン及びフィトフルエンの中から選択される1又はそれ以上のカロチノイド又はそれらの混合物を含有する組成物の有効量を、防護を必要とする被験対象に投与することを含む、太陽からの紫外線(uv)によって引き起こされる損傷から皮膚を防護するための方法。
【請求項2】
上記組成物がビタミンEをさらに含有する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
天然ソースのリコペン6%から15%、及びフィトエン及びフィトフルエンの中から選択される1又はそれ以上のカロチノイド又はそれらの混合物0.3%から1.5%を含有するカロチノイド組成物1mgから10mgを投与する、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
上記組成物がビタミンE1.5%から2.5%を含有する、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
約5mgを投与する、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
約5mgを投与する、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
被験対象のカロチノイド血清レベルが0.3μMから1.5μMの範囲内のレベルに達する、請求項1から6のいずれかに記載の方法。
【請求項8】
被験対象のカロチノイド血清レベルが約1.2μMのレベルに達する、請求項8に記載の方法。
【請求項9】
投与が、カロチノイド組成物を含有するカプセル、ゲル−カプセル、ペレット剤、ソフトゲルカプセル又は錠剤の形態で行われる、請求項1から8のいずれかに記載の方法。
【請求項10】
投与が、食品又は飲料による経口投与の形態で行われる、請求項1から8のいずれかに記載の方法。
【請求項11】
投与を、紫外線への暴露の7日から30日前に開始する、請求項1から11のいずれかに記載の方法。
【請求項12】
天然ソースのリコペン6%から15%、及びフィトエン及びフィトフルエンの中から選択される1又はそれ以上のカロチノイド又はそれらの混合物0.3%から1.5%を含有するカロチノイド組成物。
【請求項13】
ビタミンE1.5%から2.5%をさらに含有する、請求項12に記載の組成物。
【請求項14】
天然リコペン約6%、フィトエン0.5%及びフィトフルエン0.5%を含有する、請求項12に記載の組成物。
【請求項15】
天然リコペン約6%、フィトエン0.5%、フィトフルエン0.5%及びビタミンE2%を含有する、請求項13に記載の組成物。
【請求項16】
天然リコペン5mgから15mg、及びフィトエン及び/又はフィトフルエンの中から選択される1又はそれ以上のカロチノイド又はそれらの混合物0.5mgから3.5mgを含有する経口投与形態。
【請求項17】
ビタミンE1.5mgから8mgをさらに含有する、請求項16に記載の経口投与形態。
【請求項18】
天然リコペン5mg、フィトエン0.5mg、フィトフルエン0.45mg及びビタミンE1.8mgを含有する、請求項17に記載の経口投与形態。
【請求項19】
医薬適合性の佐剤、賦形剤、担体、充填剤、安定剤又は添加物をさらに含有する、請求項16に記載の経口投与形態。
【請求項20】
皮膚防護組成物の製剤中での、請求項12から15のいずれか一項に記載の組成物の使用。
【請求項21】
皮膚防護剤としての、請求項12から15のいずれか一項に記載の組成物の使用。
【請求項22】
紫外線によって引き起こされる損傷に対する皮膚の防護において使用するための、請求項12から15のいずか一項に記載の組成物。
【請求項23】
請求項12から15のいずれか一項に記載の組成物を含有する食品及び飲料。
【請求項24】
天然リコペン5mgから15mg、及びフィトエン及びフィトフルエンから成る群より選択される1又はそれ以上のカロチノイド0.5mgから3.5mgを含有する食品又は飲料。
【請求項25】
ビタミンE1.5mgから8mgをさらに含有する、請求項24に記載の食品又は飲料。
【請求項26】
天然リコペン4.1mg、フィトエン2.2mg、フィトフルエン1.6mg及びビタミンE3.8mgを含有する、請求項25に記載の食品又は飲料。
【請求項27】
請求項12から15のいずれか一項に記載の組成物を含有する、医薬適合性の経口投与形態。

【図1】
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【公開番号】特開2012−180363(P2012−180363A)
【公開日】平成24年9月20日(2012.9.20)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−104722(P2012−104722)
【出願日】平成24年5月1日(2012.5.1)
【分割の表示】特願2003−543565(P2003−543565)の分割
【原出願日】平成14年11月5日(2002.11.5)
【出願人】(500350427)ライコード・ナチユラル・プロダクツ・インダストリーズ・リミテツド (5)
【Fターム(参考)】