説明

皮膚湿潤組成物

湿潤組成物は、水、リン脂質、保湿剤及び皮膚軟化剤を含む。皮膚軟化剤は、式R1−COO−R(式中、Rはアルキル部分又はポリオール部分に由来し、R1は、モノ又はジカルボキシ脂肪酸のアシル部分に由来し、R及びR1は、各々10個の炭素原子までの炭素鎖長を有する)を有する脂肪酸エステルである。保湿剤は、8個の炭素原子までの炭素鎖長を有するポリオールである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、湿潤アフターシェーブ軟膏又はローション等のスキンケア用の湿潤組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
アフターシェーブ軟膏又はローションは、典型的に水中油型若しくは油中水型エマルションで、皮膚に潤いを与え及び/又は炎症を起こした皮膚(例えば、かみそり焼けした皮膚)を和らげることができる。油中水型エマルションは、水中油型エマルションと比べて湿潤時より有効でありうるが、油中水型エマルションは、水中油型エマルションと比べてより脂肪質及び/又はより油性でありうる。更に、一部の油中水型エマルションは、比較的粘着性でありうる、かつ粘着性残留物を皮膚に残す場合がある。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0003】
本発明は、軟膏又はローション等の湿潤組成物に関する。湿潤組成物が皮膚に塗布された場合、湿潤組成物は、特に肌触りを油性及び/又は脂肪質にすることなく、皮膚を水和でき、肌触りを滑らかにできる。湿潤組成物は、水中油型エマルションで、1以上のリン脂質(例えば、ホスファチジルコリン)、皮膚軟化剤、及び保湿剤を含んでよい。
【0004】
1つの態様において、本発明は、少なくとも約70%の水と、約0.05%〜約1.5%のリン脂質と、約0.5%〜約15%の保湿剤と、約0.1%〜約10%の皮膚軟化剤とを含む湿潤組成物を特徴とする。保湿剤は、最大で8個までの炭素原子の炭素鎖長を有するポリオールを含む。皮膚軟化剤は、脂肪酸エステルを含む。湿潤組成物は、軟膏又はローションの形態である。
【0005】
他の態様において、本発明は、皮膚に潤いを与える方法を特徴とし、前記方法は、上記特徴を有する湿潤組成物を皮膚に塗布することを含む。
【0006】
更なる態様において、本発明は、水と、ホスファチジルコリンと、ペンチレングリコールと、イソノニルイソノナノエートとを含む湿潤組成物を特徴とする。湿潤組成物は、軟膏又はローションの形態である。
【0007】
前記方法は、湿潤組成物を皮膚に塗布する前に皮膚を剃毛することを含んでよい(例えば、湿潤組成物がアフターシェーブ軟膏又はアフターシェーブローションとして機能する等)。
幾つかの実施形態では、以下の利点のうち1つ以上を含んでよい。
【0008】
湿潤組成物は、皮膚に潤いを与えるのに非常に有効でありうる、ところが一方、皮膚に脂肪質及び/又は油性が感じられない。湿潤組成物は、比較的非粘着性であってよく、塗布時、皮膚に粘着性残留物を残さない。湿潤組成物の塗布は、肌触りを滑らかにできる。湿潤組成物は、塗布後、比較的長い時間、皮膚に留まることができる。湿潤組成物は、かみそり焼けの結果炎症を起こした皮膚等の、炎症を起こした皮膚を和らげるために使用されてよい。場合によっては、湿潤組成物は、乾いた皮膚を再水和するのに有効であり、例えば皮膚をその自然の湿潤レベルに戻すことができる。
本発明の他の特徴及び利点は、明細書及び請求項から明らかであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
好ましい湿潤組成物としては、水、リン脂質、ポリオールを含む保湿剤及び脂肪酸エステルを含む皮膚軟化剤が挙げられる。一般に、湿潤組成物は、軟膏又はローション形態の水中油型エマルションで皮膚に潤いを与えるため使用されてよい(例えば、剃毛後)。
【0010】
好ましくは、湿潤組成物は、約2Pa.s(2,000センチポアズ)〜約30Pa.s(30,000センチポアズ)、より好ましくは約7Pa.s(7,000センチポアズ)〜約20Pa.s(20,000センチポアズ)(RVT粘度計、スピンドルNo.5、21ラジアン/秒(20rpm)、4回転、26〜27℃にて)の粘度、5〜7、より好ましくは5〜6のpH、及び約9E−6g/L(立方センチメートル当り0.9グラム)〜約1E−5g/L(立方センチメートル当り1グラム)、より好ましくは約9.3E−6g/L(立方センチメートル当り0.93グラム)〜約9.7E−6g/L(立方センチメートル当り0.97グラム)の密度を有する。
【0011】
皮膚軟化剤は、湿潤組成物に皮膚の軟化及び/又は鎮静効果を付与する。例えば、皮膚軟化剤は、湿潤組成物の性能の一因となり、カミソリ焼けにより炎症を起こした皮膚等の炎症を起こした皮膚を和らげることができる。更に、皮膚軟化剤は、湿潤組成物に皮膚上にバリア層を形成させ、水分喪失を最少にすることができる。好ましい湿潤組成物は、約0.1%〜約10%、より好ましくは約0.1%〜約5%の皮膚軟化剤を含む。
【0012】
皮膚軟化剤は、好ましくはR1−COO−Rを有する直鎖又は分枝鎖エステルである。R及びR1 は、各々最大で10個までの炭素原子の炭素鎖長、好ましくは3〜10個の炭素原子の炭素鎖長を有する。R及びR1は、同じ炭素鎖長を有してよく、又は異なる炭素鎖長を有してよい。Rは、アルキル部分又はポリオール部分に由来してよい。好適なアルキル部分としては、例えばエチルヘキシル、イソノニル、 イソデシル、イソプロピル及びカプリリルを挙げることができる。好適なポリオール部分としては、例えばグリセロール、ネオペンチルグリコール、ブチレングリコール、ペンチレングリコール、ソルビトール、ヘキシレングリコール及びカプリリルグリコールを挙げることができる。R1は、モノ又はジカルボキシ脂肪酸のアシル部分に由来してよい。好適なモノアシル部分としては、ヘプタノイル(ヘプタン酸)、カプリロイル(カプリル酸)、イソオクタノイル(イソオクタン酸)、イソノナノイル(イソノナン酸)又はネオペンタノイル(ネオペンタン酸)を挙げることができる。ジカルボキシ酸に好適なアシル部分としては、アジポイル(アジピン酸)又はセバコイル(セバシン酸)を挙げることができる。
【0013】
好ましい皮膚軟化剤は、イソノニルイソノナノエートである。他の好適な皮膚軟化剤としては、イソオクチルイソオクタノエート、ジイソプロピルアジペート、グリセリンヘプタノエート、エチルヘキシルカプリレート、ジイソプロピルセバケート、ネオペンチルグリコールジヘプタノエート及びイソデシルネオペンタノエートを挙げることができる。
好ましくは、皮膚軟化剤は、室温(25℃)で液体である。室温で固体であるワックス類及び油類は、一般に好ましくない。
【0014】
保湿剤は、湿潤組成物の湿潤性の一因となる。例えば、保湿剤は、水を皮膚に引き寄せることができ、それにより皮膚による水分喪失の影響を打ち消す。好ましい湿潤組成物は、約0.5%〜約15%、より好ましくは約2%〜約6%の保湿剤を含む。
【0015】
保湿剤は、好ましくは最大で8個までの炭素原子(例えば、3〜8個の炭素原子)の炭素鎖長及び3〜6個のヒドロキシル基を有するポリオールである。ポリオールは、典型的に比較的低分子量を有する(例えば、約146未満の分子量)。好ましくは、保湿剤は、ペンチレングリコールである。他の好適な保湿剤の例として、グリセロール、ブチレングリコール、ソルビトール、ヘキシレングリコール及びカプリリルグリコールが挙げられる。
【0016】
リン脂質は、皮膚の自然な湿潤レベルを補充するのに有効である。湿潤組成物は、好ましくは約0.05%〜約1.5%、より好ましくは約0.05%〜約1%のリン脂質を含む。リン脂質は、両性イオンであってよく、約80%を超える、より好ましくは90%を超える純度を有してよい。好ましくは、リン脂質は、ホスファチジルコリンである。
【0017】
水は、湿潤組成物の主成分であり、典型的にアフターシェーブ軟膏又はローションとして使用するのに好適な粘度を水中油型エマルションに付与するため十分な量で使用される。水が十分な量(適量)加えられ、すべての成分の合計を100%にする。湿潤組成物は、少なくとも約70%、好ましくは約75%〜約95%、より好ましくは約80%〜約90%の水を含む。
【0018】
幾つかの実施形態において、湿潤組成物は、付加的成分を含んでよい。その他の好適な成分の例として、防腐剤、芳香剤、スキンケア活性物質、閉塞剤、乳化剤、粘着性除去剤、増粘剤、ゲル化剤、中和剤、UV安定剤、着色剤、吸収剤、芳軟膏等が挙げられる。湿潤組成物用の好適なスキンケア活性物質としては、油溶性及び水溶性ビタミン類(例えば、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンC、ビタミンB3)及び抗刺激剤(例えば、ビサボロール、アロエ、グリシルリジン酸)が挙げられる。湿潤組成物に使用して好適な吸収剤はデンプンで、皮膚から油を吸収するのに有効となりうる。他の好適な吸収剤は、オート小麦粉である。特定の実施形態において、増粘剤は、水溶性増粘剤(例えば、ポリアクリルアミド、多糖類)及び/又は油溶性増粘剤(例えば、ペンタエリスリチルテトラステアレート)であってよい。
【0019】
湿潤組成物としては、例えば下記の成分のうち1以上を以下の量において、すなわち約7.5%まで(例えば、約3.5%まで)の粘着性除去剤(例えば、アルミニウムデンプンオクテニルサクシネート)、約6%まで(例えば、約2%まで、約1%まで)の閉塞剤(例えば、セチルパルミテート)、約5.5%まで(例えば、約1.5%まで、約1%まで)の乳化剤(例えば、PEG−30ラノリン、プロピレングリコールモノステアレート)、約2%まで(例えば、1%まで)のゲル化剤(例えば、カルボマー)、約6%まで(例えば、約0.6%まで)のビタミン類及び/若しくはスキンケア活性物質、並びに/又は約0.5%まで(例えば、約0.1%まで)のUV安定剤(例えば、ベンゾフェノン−4)が挙げられてよい。幾つかの実施形態において、湿潤組成物は、一種類を超える特殊な成分を含む。例えば、湿潤組成物は、2つの異なる種類の閉塞剤(例えば、鉱油及びセチルパルミテート)を含んでよい。
【0020】
本明細書に記載の湿潤組成物は、一般に人間の皮膚に局部的に塗布される。湿潤組成物は、顔に塗布されてよいが、塗布はかならずしも顔に限定されない。例えば、幾つかの実施形態において、湿潤組成物は、脚、腕、背中、ビキニ部分及び/又は皮膚の任意の他の部分に塗布されてよい。剃毛後の湿潤組成物の塗布を記載したが、湿潤組成物が剃毛した皮膚に塗布されることが本質ではない。例えば、湿潤組成物は、剃毛していない皮膚を和らげるために塗布されてよい。湿潤組成物は、日に1回若しくは日に複数回塗布されてよく、及び/又は一日に一回、一週に一回、一月に一回、又は一年に一回、定期又は不定期を問わず塗布されてよい。
【0021】
湿潤組成物は、軟膏又はローションの形態で提供されるため、湿潤組成物は、一般に実質的に噴射剤がない。例えば、湿潤組成物は、一般に約0.5%未満の噴射剤、好ましくは0.1%未満の噴射剤を含む。しかし、場合によっては、例えば、マイクロエマルションの場合、発泡剤としての機能を果たすため炭化水素噴射剤を含むことが望ましいこともある。
【0022】
本明細書に記載の湿潤組成物は、あらゆる適した方法及び/又は製造プロセスを使用し形成されてよい。適したプロセスの実施例は、下記の通りである。先ず、湿潤組成物の水相及び油相が、ゲル化剤相と一緒に別々に調製される。水相は、水、保湿剤、水溶性UV安定剤及び少量の中和剤を含む。油相は、皮膚軟化剤等の油溶性/分散性成分を含む。水相及び油相が別々に75℃に加熱される。この実施例において、ゲル化剤と水を含むゲル化剤相は、ゲル化剤を水に分散し、生じた分散液を均質化することにより調製される。
【0023】
次に、油相と水相は、約75℃で混合される。生じた油相と水相の混合液は、約30分間完全に攪拌され、それから約65℃の温度にまで冷却される。次に、リン脂質が、混合液に加えられ、混合液は、約45℃の温度にまで冷却される。その後、デンプンを、混合液に加えてもよく、混合液を引き続き約35℃まで冷却する。いったん混合液が、約35℃になると、防腐剤が、混合液に加えられる。混合液が、約30℃以下の温度になったとき、全ての感温性である残りの成分(例えば、防腐剤、芳香剤、スキンケア活性物質及びオート小麦粉)を加えてもよい。その次に、ゲル化剤相が、混合液に加えられ、中和剤以上のもの(水酸化ナトリウム)で中和される。望ましい目標pHに達するまで(この実施例では、5〜6)、中和剤が全バッチに加えられる。これが、このプロセスの最後の工程であるが、中和時に中和されていない形態のゲル化剤相は、水相及び油相と混合されている。
【0024】
以下の実施例は、説明のためのものであって、限定するためのものではない。
【実施例】
【0025】
湿潤組成物が、上記方法を使用し調製された。組成物の成分、並びに組成物中の夫々の重量百分率が、表1に示される。
【0026】
【表1】

【0027】
表1に記載した組成物は、良好な湿潤性を示し、炎症を防止し、カミソリ焼けを保護し、皮膚を柔軟な状態にした。
【0028】
本出願で使用される時、(特に指示されない限り)全ての百分率は固形分に基づく重量基準である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも約70%の水と、
約0.05%〜約1.5%のリン脂質と、
8個の炭素原子までの炭素鎖長を有するポリオールを含む約0.5%〜約15%の保湿剤と、
式R1−COO−R(式中、Rはアルキル部分又はポリオール部分に由来し、R1はモノ又はジカルボキシ脂肪酸のアシル部分に由来し、R及びR1は各々10個の炭素原子までの炭素鎖長を有する)を有する脂肪酸エステルを含む約0.1%〜約10%の皮膚軟化剤とを含む湿潤組成物であって、
前記湿潤組成物が、軟膏又はローションの形態である、湿潤組成物。
【請求項2】
前記リン脂質が、ホスファチジルコリンを含む、請求項1に記載の湿潤組成物。
【請求項3】
前記湿潤組成物が、約0.05%〜約1%の前記リン脂質を含む、請求項2に記載の湿潤組成物。
【請求項4】
前記リン脂質が、両性イオンである、請求項1に記載の湿潤組成物。
【請求項5】
前記リン脂質が、約80%を超える純度を有する、請求項1に記載の湿潤組成物。
【請求項6】
前記ホスファチジルコリンが、約90%を超える純度を有する、請求項7に記載の湿潤組成物。
【請求項7】
前記湿潤組成物が、約2%〜約6%の前記保湿剤を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の湿潤組成物。
【請求項8】
前記湿潤組成物が、約0.1%〜約5%の前記皮膚軟化剤を含む、請求項7に記載の湿潤組成物。
【請求項9】
前記保湿剤が、グリセロール、ブチレングリコール、ソルビトール、ヘキシレングリコール、カプリリルグリコール及びネオペンチルグリコールから成る群から選択されるポリオールを含む、請求項7に記載の湿潤組成物。
【請求項10】
前記保湿剤が、ペンチレングリコールを含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の湿潤組成物。
【請求項11】
前記皮膚軟化剤が、分枝状脂肪酸エステル、直鎖脂肪酸エステル、25℃で液体である脂肪酸エステル、又はイソノニルイソノナノエートを含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の湿潤組成物。
【請求項12】
前記皮膚軟化剤が、イソオクチルイソオクタノエート、ジイソプロピル アジペート、グリセリルヘプタノエート、ジイソプロピルセバケート、ネオペンチルグリコールジヘプタノエート、イソデシルネオペンタノエート及びエチルヘキシルカプリレートから成る群から選択される脂肪酸エステルを含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の湿潤組成物。
【請求項13】
皮膚に潤いを与える方法であって、
湿潤組成物を前記皮膚に塗布することを含み、前記湿潤組成物が、軟膏又はローションの形態であり、および
少なくとも約70%の水と、
約0.05%〜約1.5%のリン脂質と、
8個の炭素原子までの炭素鎖長を有するポリオールを含む約0.5%〜約15%の保湿剤と、
式R1−COO−R(式中、Rはアルキル部分又はポリオール部分に由来し、R1はモノ又はジカルボキシ脂肪酸のアシル部分に由来し、R及びR1は各々10個の炭素原子までの炭素鎖長を有する)を有する脂肪酸エステルを含む約0.1%〜約10%の皮膚軟化剤とを含む、皮膚に潤いを与える方法。
【請求項14】
更に、前記湿潤組成物を前記皮膚に塗布する前に前記皮膚を剃毛することを含む、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
水と、
ホスファチジルコリンと、
ペンチレングリコールと、
イソノニルイソノナノエートとを含む湿潤組成物であって、
前記湿潤組成物が、軟膏又はローションの形態である、湿潤組成物。
【請求項16】
前記湿潤組成物が、少なくとも約70%の水を含む、請求項15に記載の湿潤組成物。
【請求項17】
前記湿潤組成物が、約0.05%〜約1.5%の前記ホスファチジルコリンを含む、請求項15に記載の湿潤組成物。
【請求項18】
前記湿潤組成物が、約0.5%〜約15%の前記ペンチレングリコールを含む、請求項17に記載の湿潤組成物。
【請求項19】
前記湿潤組成物が、約0.1%〜約10%の前記イソノニルイソノナノエートを含む、請求項18に記載の湿潤組成物。

【公表番号】特表2008−530009(P2008−530009A)
【公表日】平成20年8月7日(2008.8.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−554155(P2007−554155)
【出願日】平成18年1月30日(2006.1.30)
【国際出願番号】PCT/US2006/003276
【国際公開番号】WO2006/083786
【国際公開日】平成18年8月10日(2006.8.10)
【出願人】(500006524)ザ ジレット コンパニー (14)
【Fターム(参考)】