説明

目地材

【課題】家具を設置したときに生じる隙間を塞ぐために適した目地材を提供する。
【解決手段】目地材1は、家具を設置したときに生じる隙間を塞ぐ目地材1であって、化粧板10と、挿入板11と、複数の留め部材12A,12Bと、切断用線条凸部13とを備える。化粧板10は、隙間に張られる。挿入板11は、化粧板10の裏面10Bから垂下するように設けられ、隙間に挿入される。複数の留め部材12A,12Bは、挿入板11の表面11Aに突出するように設けられ、挿入板11が垂下する方向に並べられる。切断用線条凸部13は、挿入板11の裏面11Bに突出するように設けられ、複数の留め部材12A,12Bの間に位置付けられ、化粧板10が延びる方向に沿って延びる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、目地材に関し、さらに詳しくは、家具を設置したときに生じる隙間を塞ぐ目地材に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、家具を設置したときに生じる隙間を塞ぐために、コーキング材を充填する技術が知られている。しかしながら、コーキング材をその隙間に充填するには、熟練の技が必要であり、非常に手間がかかっていた。
【0003】
特開2007−202771号公報(特許文献1)、特開2002−291642号公報(特許文献2)、特開2010−31595号公報(特許文献3)及び特開2010−5020号公報(特許文献4)には、浴槽と壁面との隙間を塞ぐ浴槽目地材が開示されている。特許文献1〜4に記載の浴槽目地材は、浴槽と壁面との隙間に挿入される。このことより、浴槽と壁面との隙間が塞がれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007−202771号公報
【特許文献2】特開2002−291642号公報
【特許文献3】特開2010−31595号公報
【特許文献4】特開2010−5020号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1〜4に記載の浴槽目地材は、浴槽と壁面との間の隙間を塞ぐために用いられており、家具を設置したときに生じる隙間を塞ぐための目地材として適していない。
【0006】
本発明の目的は、家具を設置したときに生じる隙間を塞ぐために適した目地材を提供することである。
【課題を解決するための手段及び効果】
【0007】
本発明による目地材は、家具を設置したときに生じる隙間を塞ぐ目地材であって、化粧板と、挿入板と、複数の留め部材と、切断用線条凸部とを備える。化粧板は、隙間に張られる。挿入板は、化粧板の裏面から垂下するように設けられ、隙間に挿入される。複数の留め部材は、挿入板の一主面上に突出するように設けられ、挿入板が垂下する方向に並べられる。切断用線条凸部は、挿入板の一主面と反対側の主面上に突出するように設けられ、複数の留め部材の間に位置付けられ、化粧板が延びる方向に沿って延びる。
【0008】
本発明によれば、切断用線条凸部が複数の留め部材の間に位置付けられているので、1または2以上の留め部材を容易に切り落とすことができる。家具を設置したときに生じる隙間が広い場合、本発明による目地材を切断することなくそのまま設置することにより、広い隙間を塞ぐことができる。また、家具を設置したときに生じる隙間が狭い場合、留め部材を切り落とした上で、本発明による目地材を設置することにより、狭い隙間を塞ぐことができる。つまり、本発明による目地材は、隙間の幅に応じて、留め部材の個数を容易に調節することができるので、様々な大きさの幅の隙間を塞ぐことができる。したがって、本発明による目地材は、家具を設置したときに生じる隙間を塞ぐために適している。
【0009】
好ましくは、上記目地材はさらに、滑り止め用線条凸部を備える。滑り止め用線条凸部は、挿入板の一主面と反対側の主面上に突出するように設けられ、化粧板が延びる方向に沿って延びる。
【0010】
この場合、本発明による目地材を隙間に設置したときに、滑り止め用線条凸部が家具または壁面と接触するので、目地材が容易に外れるのを防ぐことができる。
【0011】
好ましくは、留め部材は、挿入板の垂直方向において、化粧板よりも突出している。
【0012】
この場合、留め部材が化粧板よりも突出しているので、家具を設置したときに生じる隙間が広い場合でも、目地材が容易に外れるのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の実施の形態による目地材の外観構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示した目地材の側面図である。
【図3】図1に示した目地材の背面図である。
【図4】図1に示した目地材を洗面台と壁面との間の隙間に設置している様子を示す斜視図ある。
【図5】図1に示した目地材を隙間に挿入しようとする様子を示す側面図である。
【図6】図5に続いて、目地材を隙間に挿入している様子を示す側面図である。
【図7】図6に続いて、目地材を隙間に設置した様子を示す側面図である。
【図8】図2において、2個の留め部材のうち一方の留め部材が切り落とされた目地材の側面図である。
【図9】図8に示した目地材を洗面台と壁面との間の隙間に設置した様子を示す側面図ある。
【図10】図3において、挿入部材の一部が切り取られた目地材の正面図である。
【図11】図10に示した目地材を図10中のE線方向に折り曲げた様子を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
【0015】
[目地材の構成]
図1〜3を参照して、目地材1の構成を説明する。図1は、本実施の形態における目地材1の斜視図である。目地材1は、化粧板10と、挿入板11と、留め部材12A,12Bと、切断用線条凸部13と、滑り止め用線条凸部14とを備える。
【0016】
化粧板10は、化粧板表面10Aと、化粧板裏面10Bとを有する。化粧板裏面10Bは、化粧板表面10Aの反対の面である。
【0017】
挿入板11は、化粧板裏面10Bから垂下するように設けられる。挿入板11は、挿入板表面11Aと、挿入板裏面11Bとを有する。挿入板表面11Aは、挿入板11の一主面である。挿入板裏面11Bは、挿入板表面11Aの反対側の主面である。
【0018】
留め部材12A,12Bは、本例では、それぞれ1枚の板状の部材で構成される。留め部材12A,12Bは、挿入板11の表面11A上に突出するように設けられる。留め部材12A,12Bは、挿入板11の垂直方向よりも化粧板10方向に傾いて突出している。留め部材12A,12Bは、挿入板12が垂下する方向に並べられる。本例では、留め部材12Aは、挿入板11の先端に設けられる。また、留め部材12Bは、化粧板10と留め部材12Aの間に設けられる。
【0019】
切断用線条凸部13及び滑り止め用線条凸部14は、挿入板裏面11B上に突出するように設けられる。切断用線条凸部13は、留め部材12A及び12Bの間に位置付けられる。より具体的には、留め部材12Aが挿入板11と接合する接合部111と、留め部材12Bが挿入板11と接合する接合部112との間に、切断用線条凸部13は設けられる。滑り止め用線条凸部14は、本例では、3個設けられる。
【0020】
目地材1は、フレキシブルな樹脂で構成される。例えば、フレキシブルな樹脂として、ポリ塩化ビニル(含有率:48〜58重量%)及び炭酸カルシウム(含有率:16〜26重量%)の混合物が用いられる。
【0021】
図2は、図1に示した目地材1の側面図である。以下に本実施の形態における目地材1の寸法及び角度を示す。
【0022】
化粧板10と、挿入板11と、留め部材12A,12Bとは、約1.5mmの厚さを有している。挿入板11と各留め部材12A,12Bとがなす角度θは、約30°である。
【0023】
化粧板10の長さL1は、約14mmである。化粧板10のうち挿入板表面11A方向に突出している部分の長さL2は、約11mmである。また、化粧板10のうち挿入板裏面11B方向に突出している部分の長さL3は、約1.5mmである。
【0024】
挿入板11の高さL4は、約38.5mmである。留め部材12A,12Bの(挿入板11の垂直方向に対する)長さL5は、約13mmである。留め部材12Aと留め部材12Bとの間隔L6は、約12mmである。
【0025】
切断用線条凸部13及び滑り止め用線条凸部14は、半径約1.5mmの半円である。切断用線条凸部13と滑り止め用線条凸部14との間隔L7及び各滑り止め用線条凸部14の間隔L7は、約6mmである。滑り止め用線条凸部14のうち最も化粧板10に近い滑り止め用線条凸部14Aと化粧板10との間の長さL8は、約8.5mmである。
【0026】
上記のことより、留め部材12A,12Bは、挿入板11の垂直方向において、化粧板10よりも突出している(長さL2及び長さL5を参照)。また、化粧板10は、挿入板裏面11B方向に突出している(長さL3を参照)。
【0027】
図3は、図1に示した目地材1の背面図である。
【0028】
切断用線条凸部13及び滑り止め用線条凸部14は、化粧板10が延びる方向に沿って延びる。
【0029】
上記のことより、切断用線条凸部13は、接合部111と接合部112との間に設けられ、化粧板10が延びる方向に沿って延びているので、カッタなどで切断用線条凸部13に沿って挿入板11を切断するだけで、留め部材12Aを切り落とすことができる。したがって、本実施の形態における目地材1は、留め部材12Aを容易に切り落とすことができる。
【0030】
また、目地材1の全ての部材は一方向に延びているので、例えば押し出し成形により製造することができる。
【0031】
[目地材の使用方法]
図4を参照して、目地材1の使用方法を説明する。目地材1は、家具を設置したときに生じる隙間を塞ぐために使用される。図4は、目地材1が家具を設置したときに生じた隙間に設置されている様子を示す図である。本例では、目地材1は、壁面100と洗面台200との間に設置され、壁面100と洗面台200との間に生じた隙間を塞いでいる。
【0032】
一般的に、家具は使用者の趣向により様々な位置に置かれる。つまり、家具を設置したときに生じる隙間には、様々な大きさの幅が存在する。したがって、様々な大きさの幅を塞ぐことができる目地材は、家具を設置したときに生じる隙間を塞ぐのに適する。
【0033】
[目地材の設置]
図5〜9を参照して、目地材1が壁面100と洗面台200との間に生じた隙間50に設置される様子を説明する。なお、本実施の形態における目地材1は、約3〜14mmの幅L10を有する隙間50を塞ぐのに適している。目地材1が約8〜14mmの幅L10を有する隙間50(広幅隙間50A)を塞ぐ場合、目地材1の留め部材12Aを切り落とさずに、目地材1が広幅隙間50Aに挿入される。また、目地材1が約3〜8mmの幅L10を有する隙間50(狭幅隙間50B)を塞ぐ場合、目地材1の留め部材12Aを切り落し、目地材1が狭幅隙間50Bに挿入される。家具を設置したときに生じる隙間50が広幅隙間50Aまたは狭幅隙間50Bのどちらであるかは、定規などで隙間50の幅L10を計測することにより判断されてもよいし、経験則から判断してもよい。
【0034】
まず、図5〜7を参照して、目地材1が広幅隙間50を塞ぐ場合について説明する。
【0035】
図5に示すように、目地材1が広幅隙間50Aの上に配置される。具体的には、化粧板10、切断用線条凸部13及び滑り止め用線条凸部14が壁面200に接触し、留め部材12Aが洗面台100に接触するように配置される。
【0036】
その後、目地材1が図5中の矢印C方向に押し込まれることにより、図6に示すように、挿入板11の一部が広幅隙間50Aに挿入される。具体的には、留め部材12Aが化粧板10方向に折り畳まれるようにして広幅隙間50Aに挿入される。
【0037】
その後、挿入板11がさらに矢印C方向に押し込まれることにより、図7に示すように、目地材1が広幅隙間50Aに設置される。具体的には、留め部材12Bが化粧板10方向に折り畳まれるようにして広幅隙間50Aに挿入される。化粧板10が洗面台200に接触する。このことより、目地材1が広幅隙間50Aに設置され、広幅隙間50Aを塞ぐことができる。
【0038】
次に、図8〜9を参照して、目地材1が狭幅隙間50Bを塞ぐ場合について説明する。
【0039】
図3に示す切断用線条凸部13の上部13Aに沿って、目地材1が切断される。このことより、留め部材12Aが切り落とされ、図8に示す目地材1が形成される。このとき、切断用線条凸部13が、接合部111と接合部112との間に設けられ、化粧板10が延びる方向に沿って延びているので、使用者は、留め部材12Aを容易に切り落とすことができる。
【0040】
その後、図9を参照して、幅広隙間50Aに目地材1を設置したときと同じようにして、挿入板11が狭幅隙間50Bに挿入される。具体的には、化粧板10及び滑り止め用線条凸部14が壁面200に接触する。留め部材12Aは、化粧板10方向に折り畳まれるようにして狭幅隙間50Bに挿入される。化粧板10が洗面台100に接触する。このことより、目地材1が狭幅隙間50Bに設置され、狭幅隙間50Bを塞ぐことができる。
【0041】
[目地材の設置の応用例]
図10及び11を参照して、目地材1の設置の応用例を説明する。図4に示すように、壁面100と洗面台200の角部分200Aとの隙間に目地材1を設置することがある。以下に、壁面100と角部分200Aとの隙間を1個の目地材1で塞ぐ方法を説明する。
【0042】
図10に示すように、目地材1の挿入板11の一部が切り取られる。具体的には、化粧板10が延びる方向に対して45度の角度を有するようにして、挿入板11が切り取られる。その後、目地材1が図10中のE方向に折り曲げられる。このようにして、図11に示す目地材1が形成される。そして、折り曲げられた目地材1は、壁面100と角部分200Aとの隙間に挿入される。
【0043】
このように、挿入板11が切り取られることにより、壁面100と角部分200Aとの隙間を1個の目地材1で塞ぐことができる。
【0044】
[本実施の形態の効果]
上記のようして、本実施の形態による目地材1では、切断用線条凸部13が接合部111と接合部112の間に位置付けられているので、留め部材12Bを容易に切り落とすことができる。目地材1が広幅隙間50Aを塞ぐ場合、目地材1を隙間50Aにそのまま設置することにより、目地材1が隙間50Aを塞ぐことができる。また、目地材1が狭幅隙間50Bを塞ぐ場合、切断用線条凸部13に沿って留め部材12Bを切り落とすことにより、目地材1を容易に狭幅隙間50Bに設置することができる。つまり、目地材1は、隙間50の幅L10に応じて、留め部材12A,Bの個数を容易に調節することができるので、様々な大きさの幅L10の隙間50を塞ぐことができる。したがって、本実施の形態による目地材1は、家具を設置したときに生じる隙間50を塞ぐために適する。
【0045】
さらに、留め部材12A,12Bが挿入板11の垂直方向よりも化粧板10方向に傾いて突出しているので、目地材1が隙間50に設置された際、留め部材12A,12Bが化粧板10方向に折り畳まれるようにして隙間50に挿入される。したがって、留め部材12A,12Bの復元力により、隙間50に設置された目地材1が外れにくくなる。また、化粧板10、切断用線条凸部13及び滑り止め用線条凸部14が壁面100と接触しているので、壁面100と目地材1(より具体的には、化粧板10、切断用線条凸部13及び滑り止め用線条凸部14)との間で摩擦力が生じ、隙間50に設置された目地材1がはずれにくくなる。
【0046】
さらに、化粧板10が挿入板裏面11B方向に突出しているので、隙間50を完全に塞ぐことができる。
【0047】
さらに、上記のように目地材1が家具を設置したときに生じる隙間50を塞ぐのに適しているので、一般の人でもその隙間50を容易に塞ぐことができる。つまり、専門の業者(コーキング業者等)等に依頼せずに、隙間50を塞ぐことができる。
【0048】
[他の実施の形態]
本実施の形態による目地材1は、留め部材12A,12Bが2個設けられているが、留め部材が3個以上設けられていてもよい。また、本実施の形態による目地材1は、切断用線条凸部13が1個設けられているが、切断用線条凸部13が2個以上設けられていてもよい。例えば、留め部材が3個設けられ、各留め部材の間に1個ずつ切断用線条凸部(合計2個の切断用線条凸部)が設けられてもよい。この場合、2個の切断用線条凸部のうち、どちらで挿入部材を切断するかを選択することができるので、切り落とす留め部材の個数を選択することができる。
【0049】
また、本実施の形態による目地材1は、3〜14mmの幅L10を有する隙間50を塞ぐのに適しているがこれに限定されない。目地材1の寸法を変更することで、目地材1が様々な大きさの隙間50を塞ぐことができる。例えば、目地材1の各寸法(L1〜L8)を大きくすることにより、14〜20mmの幅L10を有する隙間50を塞ぐのに適した目地材が形成される。
【0050】
また、目地材1が洗面台200を設置したときに生じる隙間50を塞いでいるが、家具を設置したときに生じる隙間を塞いでいれば、これに限定されない。例えば、目地材1は、壁面とタンスとの間に生じた隙間を塞いでもよい。タンスの他に、シューズクロック、リネン庫、食品棚、物入れ等の箱物家具と壁面との間に生じた隙間を塞いでもよい。また、本実施の形態では、目地材1が壁面100と家具(洗面台200)との間に生じた隙間を塞いでいるが、家具を設置したときに生じる隙間を塞いでいれば、これに限定されない。例えば、目地材1は、天井と家具との間に生じた隙間を塞いでもよい。
【0051】
また、接着材を切断用線条凸部13及び滑り止め用線条凸部14に沿って塗布した後に、目地材1が隙間50に挿入されてもよい。
【0052】
また、各留め部材12A,12Bが1枚の板状の部材で構成されているが、複数の棒状の部材で構成されていてもよい。
【0053】
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
【符号の説明】
【0054】
1 目地材
10 化粧板
11 挿入板
12A,12B 留め部材
13 切断用線条部材
14,14A 滑り止め用線条部材
50,50A,50B 隙間

【特許請求の範囲】
【請求項1】
家具を設置したときに生じる隙間を塞ぐ目地材であって、
前記隙間に張られる化粧板と、
前記化粧板の裏面から垂下するように設けられ、前記隙間に挿入される挿入板と、
前記挿入板の一主面上に突出するように設けられ、前記挿入板が垂下する方向に並べられる複数の留め部材と、
前記挿入板の一主面と反対側の主面上に突出するように設けられ、前記複数の留め部材の間に位置付けられ、前記化粧板が延びる方向に沿って延びる切断用線条凸部とを備える、目地材。
【請求項2】
請求項1に記載の目地材であってさらに、
前記挿入板の一主面と反対側の主面上に突出するように設けられ、前記化粧板が延びる方向に沿って延びる滑り止め用線条凸部を備える、目地材。
【請求項3】
請求項1または2に記載の目地材であって、
前記留め部材は、前記挿入板の垂直方向において、前記化粧板よりも突出している、目地材。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2012−67450(P2012−67450A)
【公開日】平成24年4月5日(2012.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−210746(P2010−210746)
【出願日】平成22年9月21日(2010.9.21)
【出願人】(510252519)
【Fターム(参考)】