説明

真空掃除機における吸引部昇降装置

【課題】ガススプリングなどの特別の装置を使用することなく、また、ばね類を使用しなくても軽快に操作できる真空掃除機における吸引部昇降装置を提供する。
【解決手段】塵埃を真空吸引する吸引部と、吸引した塵埃を貯留するためのタンクと、上記吸引部をタンク部の上位に配置した装置本体を有する真空掃除機におおける吸引部昇降装置について、下位のタンク12を着脱可能に載置するために、装置本体17の下部に設けた載置部18と、上記載置部の上方の装置本体17に、一端部にて回転可能に軸支したハンドル21と、上記タンク上に吸引部を載置して塵埃の吸引作業を行い、タンク12の上方に吸引部11を離間させて塵埃の排出作業を行うために、吸引部11をその重心よりも上位にて上記ハンドルに軸支した吊り下げ軸22とを具備して構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、塵埃を真空吸引する吸引部と、吸引した塵埃を貯留するためのタンクと、上記吸引部をタンク部の上位に配置した装置本体を有する真空掃除機における吸引部昇降装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
真空掃除機では、異物を吸引してパックフィルターとも通称されている袋状容器に捕集し、捕集した異物は装置本体から取り出したパックフィルターごと廃棄する、いわゆる使い捨て方式が現在の真空掃除機の主流になっている。パックフィルターを取り出すときには、袋状容器を余り加圧することのないように、容器収容部を開く必要がある。パックを加圧すると、内部に捕集されている塵埃を漏れ出させる等の不都合を生じることになるからである。
【0003】
これに対し、特に工業用の真空掃除機には、塵埃を真空吸引する吸引部と、吸引した塵埃を貯留するためのタンクを上下に配置した構成を取るものがあり、パックフィルターはタンクに配置されているので、パックフィルターを取り出すには、吸引部とタンクを離してやる必要がある。しかし、吸引部が上位に位置する配置の場合、モーターと吸引ブロワ及び2次フィルターが組み込まれている吸引部は重いので、これを持ち上げ、取り外すのは負担が大きいという問題がある。
【0004】
このような状態に鑑みて、本発明者は、先に真空掃除機における回収タンクの着脱装置を開発し、その成果について出願をし、それは特開2008−295783号として公開されている。同号の発明は、吸引機部の回収タンクに対する接離移動を補助するために伸縮式の加圧器具を含む加圧手段を装備している。そして、作業者に係る負担を軽減するため加圧器具にはガススプリングと呼ばれるピストンシリンダー装置を使用しており、そのため、吸引機部をタンクから離し得る距離がガススプリングのストロークに影響されるとともに、上下動しかできないためタンクに対して吸引機部を必要な距離移動させることが困難である。また、ガススプリングを使用することで生産コストも上昇し、製品価格を押し上げる原因にもなっている。
【0005】
また、上記のガススプリングは、オイルとガスを、シールパッキングを用いて封入した構造を有しており、経年変化、使用場所等の雰囲気によりシールの劣化によりオイル、ガスの漏れの心配がある。本発明の真空掃除機は、クリーンルーム等も主な使用対象とするが、上記オイルやガスの漏れも上記の清浄な環境を損なう原因となる。また、コイルスプリング等を使用した構造の場合には、昇降レバーのヒンジ部に、常時荷重が掛かることになり、ヒンジ部の磨耗が促進されて微細粉の発生することも考えられる。このように、吸引機部の回収タンクに対する接離移動を補助するために、ガス式、バネ式を問わずスプリング類を用いることは好ましいものではない。
【0006】
【特許文献1】特開2008−295783号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は前記の点に着目してなされたもので、その課題は、ガススプリングなどの特別の装置を使用することなく、また、ばね類を使用しなくても軽快に操作できる真空掃除機における吸引部昇降装置を提供することである。また、本発明の他の課題は、微細塵埃を吸引捕集したパックフィルターを、パックフィルターに加圧力を加えずに容易に取り出せるように、必要な移動ストロークを容易に得ることができ、かつ、タンクの上面を十分に開口することができる真空掃除機における吸引部昇降装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記の課題を解決するため、本発明は、塵埃を真空吸引する吸引部と、吸引した塵埃を貯留するためのタンクと、上記吸引部をタンク部の上位に配置した装置本体を有する真空掃除機において、下位のタンクを着脱可能に載置するために、装置本体の下部に設けた載置部と、上記載置部の上方の装置本体に、一端部にて回転可能に軸支したハンドルと、上記タンク上に吸引部を載置して塵埃の吸引作業を行い、タンクの上方に吸引部を離間させて塵埃の排出作業を行うために、吸引部をその重心よりも上位にて上記ハンドルに軸支した吊り下げ軸を具備して構成するという手段を講じたものである。
【0009】
本発明の装置は真空掃除機を対象とし、特に微細塵埃を吸引捕集するパックフィルターを使用する真空掃除機に適用して、顕著な効果を発揮するものである。対象となる真空掃除機は装置本体を有し、その下位にタンクを配置し、タンクの上位に吸引部を配置した構成を取っている。
【0010】
本発明の装置は、下位のタンクを着脱可能に載置するために、装置本体の下部に設けた載置部と、上記載置部の上方の装置本体に、一端部にて回転可能に軸支したハンドルと、上記タンク上に吸引部を載置して塵埃の吸引作業を行い、タンクの上方に吸引部を離間させて塵埃の排出作業を行うために、吸引部をその重心よりも上位にて上記ハンドルに軸支した吊り下げ軸とを具備している。
【0011】
従って、ハンドルは一端部を支点とし、吊り下げ軸を作用点とし、他端部を力点とするテコを構成し得るから、このテコ作用によって吸引部を軽快に持ち上げることができる。また、吸引部をその重心よりも上位にて上記ハンドルに軸支した構成のために、吸引部を常に正立の姿勢に一定させることができる。
【0012】
本発明の装置では、載置部のタンクを載置する箇所に設けたタンク位置決め部を有し、装置本体は、上記タンク位置決め部の左右を囲む左右側枠部とタンクの背面に立ち上がる立て枠部及び導電性材より成る移動手段を有するものとし、ハンドルは吸引部の正面を囲むほぼU字型に形成するとともに、ハンドルの左右先端部にて左右側枠部に軸支し、吸引部の吊り下げ軸の軸支点位置が、ほぼU字型のハンドル先端部の軸支点位置を通る垂線の前後に移動可能に構成することが望ましい。
【0013】
上記の望ましい構成においては、タンク上に吸引部を載置して塵埃の吸引作業を行う体勢に固定するために、装置本体の左右側枠部側に設けたロックピンを有し、かつ、ハンドル位置を固定するために、ハンドルに設けたロックピンの差し込み孔とから成る吸引時ロック部を有している。タンク上に吸引部が載った姿勢に固定することにより、安全に吸引作業が行える。
【0014】
さらに、吸引部の吊り下げ軸の軸支点位置が、ほぼU字型のハンドル先端部の軸支点位置を通る垂線に対して後方へ移動したときに吸引部の前部が上方へ傾斜するように、上記吊り下げ軸の軸支点位置よりも下方にて、ハンドル側の係合部と係合する係合相手部を吸引部に設けることが望ましい。これによって、上方へ離れた吸引部の前部がさらに上方へ傾斜し、タンク上の空間をより広げることができる。
【0015】
吸引部をタンクの上方に離間させて塵埃の排出作業を行う体勢に固定するために、装置本体の左右側枠部側に設けた係止レバーと、上記係止レバーに係止する位置のハンドルに設けた係止ピンとから成る排出時ロック部を有しているものとする。これにより、安全に塵埃の排出作業を行うことができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明は以上のように構成されかつ作用するものであるから、ガススプリングなどの特別の装置を使用することなく、また、バネ類を使用しなくてもハンドルのテコ作用によって軽快に操作できる真空掃除機における吸引部昇降装置を提供することができる。また、本発明によれば、必要な移動ストロークを容易に得ることができ、かつ、タンクの上面を十分に開口することができるので、微細塵埃を吸引捕集したパックフィルターを、パックフィルターに加圧力を加えずに容易に取り出せるようになるという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下図示の実施形態を参照して、本発明をより詳細に説明する。図1は本発明に係る吸引部昇降装置を適用した真空掃除機10の一例を示しており、11は塵埃を真空吸引する吸引部、12は吸引した塵埃を貯留するためのタンクである。吸引部11はタンク12の上位に配置されており、円筒型の形状を有する2次フィルター11aを具備している。タンク12は装置本体17に着脱可能に載置されており、内部には1次フィルター12aが配置される。11bはカバーであり、タンク12の開口を覆って閉塞する。上記1次フィルター12aにはHEPAフィルターに準ずる性能を有するフィルターを用い、2次フィルター11aにはHEPAフィルターを用いることを想定している。
【0018】
吸引部11は、下部の主ブロワ13と、主ブロワ13を駆動するモーター14及び同じくモーター14によって駆動される冷却ブロワ15を具備しており、冷却ブロワ15は上部の吸引口15aから冷却気を吸引する。タンク12は、側面に接続口部16を有し、接続口部16には、吸引ノズルなどを有する吸引パイプ又はその接続パイプ(図示せず)が着脱可能に取り付けられる。なお、16aはロックボルトであり、接続口部16のメネジ部にねじ込んで取り付け、先端部16bが吸引パイプのロック溝に入り込み抜け止めとなるように付勢されている。先端部16bの付勢のために内蔵されたバネは吸引パイプの着脱に作用するだけであり、ごく小さいので影響は無視できる程度である。接続口部16の内側には、1次フィルター12aが吸引口12bの部分で着脱可能に取り付けられる。
【0019】
装置本体17は、その下部に設けた載置部18を有するとともに、載置部18の左右を囲む左右側枠部19l、19rと、タンク12の背面に立ち上がる立て枠部19b及び導電性材より成る移動手段を有している。載置部18には、タンク12を載置する箇所にタンク位置決め部18aを設けており、図示の位置決め部18aはシリコンゴム片をボルト止めしたもので、タンク外周面に接する位置に4箇所設置されている(図2等参照)。上記の左右側枠部19l、19rは、後述するようにハンドル21の取り付け部を提供する部分でもあり、下端は載置部18の前部に、上端はタンク上位にて立て枠部19bに接続されている。そして、導電性を有する図示の移動手段は、導電性ゴムから成る車輪と金属製の車軸及び軸受け部を有する、キャスター20a、20bによって構成されている。
【0020】
上記装置本体17の載置部18の上方に位置する、左右側枠部19l、19rの付け根付近には基板17aが取り付けてあり、その基板17l、17rに、ハンドル21が一端部21aにて回転可能に軸支されている。図示のハンドル21は、吸引部11の正面を囲むほぼU字型に形成され、U字の左右先端部をハンドル21の一端部21aとして、左右側枠部側の上記基板17l、17rに軸支したものである。ハンドル21はテコを構成しており、一端部21aは支点、U字の曲り部の他端部21bはテコの力点となる。
【0021】
上記タンク上に吸引部11を載置して塵埃の吸引作業を行い、タンク12の上方に吸引部11を離間させて塵埃の排出作業を行うために、吸引部11をその重心Gの位置よりも上位の位置にて上記ハンドル12に軸支した吊り下げ軸22を具備している。即ち、吸引部11はその重心Gの位置よりも上位の位置にて、吊り下げ軸22によってハンドル21に回転可能に吊り下げられ、常に一定の正立姿勢を取るようにされている。また、吸引部11の吊り下げ軸22の軸支点位置が、ほぼU字型のハンドル21の軸支点位置である一端部21aを通る垂線の前後に移動可能に構成されている。上記吊り下げ軸22はテコの作用点になる。
【0022】
装置本体17は、タンク上に吸引部11を載置して塵埃の吸引作業を行う体勢に固定するために、図示の左側枠部19lに設けたロックピン23aと、ハンドル位置を固定するために、ハンドル21に設けたロックピン23aの差し込み孔23bとから成る吸引時ロック部23を有している(図3、図4参照)。図示の例では、左側枠部19lの基板17lにのみを取り付けているので、ロックピン23aはその板面に設けられている。
【0023】
また、吸引部11の吊り下げ軸22の軸支点位置が、ほぼU字型のハンドル先端部の軸支点位置(21a)を通る垂線Vに対して、前方から後方へ移動したときに吸引部11の前部が上方へ傾斜するように(図5参照)、上記吊り下げ軸22の軸支点位置よりも下方にて、ハンドル側の係合部24と係合する係合相手部25を吸引部側に設けている。図示の例では、係合部24としてハンドル21に内方へ向けてピンが取り付けてあり、係合相手部25としては、吸引部11の円筒型の2次フィルター11aの左右両側に帯板状部材が取り付けられ、その後縁が係合相手部25となる。
【0024】
さらに本発明では、吸引部11をタンク12の上方に離間させて塵埃の排出作業を行う体勢に固定するために、装置本体17の左右側枠部側に設けた係止レバー26と、上記係止レバー26に係止する位置のハンドル21に設けた係止ピン27及びハンドル21を後方へ移動した位置に受け止める受け止めピン28とから成る排出時ロック部29を設けている。図示の例では、係止レバー26は左側枠部19lの基板17lに軸26aを用いて回転可能に軸支してあり、ハンドル21に外方へ向けて取り付けた係止ピン27と係止する位置に前方へ向いた姿勢にて設置されている(図1、図3ないし図7参照)。なお、係止レバー26は、係止ピン27との係合及び離脱のために上下に回転可能であれば良い。
【0025】
このような構成を有する本発明の装置では、真空掃除機10の使用状態において、タンク12は、シリコンゴム片より成る位置決め部18aで位置決めされている。タンク12の開口部は吸引部11のカバー11bで覆われているとともに、吸引部11の荷重が加わっており、さらに、吸引時ロック部23のロックピン23aが差し込み孔23bに差し込まれているので、気密の状態にて安定している。よって、吸引ノズルなどを有する吸引パイプによる作業を通じて、HEPAフィルターに準ずる性能を有するフィルターを用いた1次フィルター12aと、HEPAフィルターを用いた2次フィルター11aによって、微細塵埃を効果的に吸引することができる。
【0026】
上記作業の終了後、吸引部11をタンク12の上方に離間させて塵埃の排出作業を行うには、ロックピン23aを差し込み孔23bから引き抜いて吸引時ロック部23を解除した上で、ハンドル21の他端部21bを持ち上げ、後方へ回してやるとハンドル21は後側にて受け止めピン28に受け止められ、かつ、係止ピン27が係止レバー26を一旦押し上げてそのフック部26bに係止し、吸引部11の前部が上方へ傾斜する体勢になり、タンク12の開口を大きく開くことができる。よって、タンク内部から、微細塵埃等が吸引、捕集されているパック状の1次フィルター12aを無理なく取り出すことができる。このように、本発明によれば、タンクの上面を十分に開口させることができ、1次フィルター12aを無駄に加圧する恐れがないので、一度捕集した微細塵埃等を漏れ出させる恐れがなく、バネ類も使用しないので清浄な環境を損なうこともない。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明に係る吸引部昇降装置を適用した真空掃除機の一例を示す側面説明図である。
【図2】同上の真空掃除機の正面図である。
【図3】同上における吸引部昇降装置の一例を示す斜視図である。
【図4】同じく吸引部昇降装置の一部を示すもので、Aは非ロック状態、Bはロック状態を示す平面図である。
【図5】同じく吸引部を後上方へ移動させた状態を示す部分正面図である。
【図6】吸引作業時の拡大部分側面図である
【図7】1次フィルターを取り出す状態の説明図である。
【符号の説明】
【0028】
10 真空掃除機
11 吸引部
12 タンク
13 ブロワ
14 モーター
15 冷却ブロワ
16 接続口部
17 装置本体
18 載置部
19l、19r 左右の側枠部
20a、20b 導電性のキャスター
21 ハンドル
22 吊り下げ軸
23 吸引時ロック部
24 係合部
25 係合相手部
26 係止レバー
27 係止ピン
28 受け止めピン
29 排出時ロック部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
塵埃を真空吸引する吸引部と、吸引した塵埃を貯留するためのタンクと、上記吸引部をタンク部の上位に配置した装置本体を有する真空掃除機において、
下位のタンクを着脱可能に載置するために、装置本体の下部に設けた載置部と、上記載置部の上方の装置本体に、一端部にて回転可能に軸支したハンドルと、上記タンク上に吸引部を載置して塵埃の吸引作業を行い、タンクの上方に吸引部を離間させて塵埃の排出作業を行うために、吸引部をその重心よりも上位にて上記ハンドルに軸支した吊り下げ軸とを具備して構成された真空掃除機における吸引部昇降装置。
【請求項2】
載置部は、タンクを載置する箇所に設けたタンク位置決め部を有し、装置本体は、上記タンク位置決め部の左右を囲む左右側枠部とタンクの背面に立ち上がる立て枠部及び導電性材より成る移動手段を有しており、ハンドルは吸引部の正面を囲むほぼU字型に形成するとともに、ハンドルの左右先端部にて左右側枠部側に軸支し、吸引部の吊り下げ軸の軸支点位置が、ほぼU字型のハンドルの軸支点位置を通る垂線の前後に移動可能に構成された
請求項1記載の真空掃除機における吸引部昇降装置。
【請求項3】
タンク上に吸引部を載置して塵埃の吸引作業を行う体勢に固定するために、装置本体の左右側枠部側に設けたロックピンと、ハンドル位置を固定するために、ハンドルに設けたロックピンの差し込み孔とから成る吸引時ロック部を有している
請求項2記載の真空掃除機における吸引部昇降装置。
【請求項4】
吸引部の吊り下げ軸の軸支点位置が、ほぼU字型のハンドル先端部の軸支点位置を通る垂線に対して後方へ移動したときに吸引部の前部が上方へ傾斜するように、上記吊り下げ軸の軸支点位置よりも下方にて、ハンドル側の係合部と係合する係合相手部を吸引部に設けた構成を有する
請求項2記載の真空掃除機における吸引部昇降装置。
【請求項5】
吸引部をタンクの上方に離間させて塵埃の排出作業を行う体勢に固定するために、装置本体の左右側枠部側に設けた係止レバーと、上記係止レバーに係止する位置のハンドルに設けた係止ピン及びハンドルを後方へ移動した位置に受け止める受け止めピンとから成る排出時ロック部を有している
請求項2又は3記載の真空掃除機における吸引部昇降装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate