説明

眼性血管新生症および黄斑変性の処置に有用な組成物

本発明は、(a)キサントフィル、(b)ビタミンC、(c)ビタミンE、(d)亜鉛、(e)銅を含む組成物を提供する。また、本発明は、ヒトの黄斑変性の処置、ヒトの血管形成の抑制、硝子小球眼病に罹ったヒトの視野の損傷の予防もしくは損なわれた視野の改善、ならびに/あるいは、ヒトの眼血管新生に関連する疾病の処置、をする方法も提供する。本方法は、こうした処置を必要とするヒトに、本発明に係る組成物の有効量を投与するステップを含む。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a) エステル化されていないルテインと、
(b) ゼアキサンチンと、
(c) ビタミンCと、
(d) ビタミンEと、
(e) 亜鉛と、
(f) 銅と
を含むことを特徴とする、組成物。
【請求項2】
前記ビタミンCが、アスコルビン酸の形態で調製されることを特徴とする、請求項1記載の組成物。
【請求項3】
前記ビタミンEが、酢酸=dl-α-トコフェロールの形態で調製されることを特徴とする、請求項1記載の組成物。
【請求項4】
前記亜鉛が、酸化亜鉛、グルコン酸亜鉛、もしくはそれらの組み合わせ、の形態で調製されることを特徴とする、請求項1記載の組成物。
【請求項5】
前記銅が、酸化銅(II)、グルコン酸銅、もしくはそれらの組み合わせ、の形態で調製されることを特徴とする、請求項1記載の組成物。
【請求項6】
前記組成物が、日毎用量として調製されることを特徴とする、請求項1記載の組成物。
【請求項7】
前記ビタミンCが、約200mgから約800mgの量で存在することを特徴とする、請求項1記載の組成物。
【請求項8】
前記ビタミンEが、約200IUから約700IUの量で存在することを特徴とする、請求項1記載の組成物。
【請求項9】
前記亜鉛が、約40mgから約150mgの量で存在することを特徴とする、請求項1記載の組成物。
【請求項10】
前記銅が、約1.6mgから約2.4mgの量で存在することを特徴とする、請求項1記載の組成物。
【請求項11】
抗炎症ステロイドをさらに含むことを特徴とする、請求項1記載の組成物。
【請求項12】
非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)をさらに含むことを特徴とする、請求項1記載の組成物。
【請求項13】
セレン、マンガン、グルタチオン(GSH)、L-システイン、ピリドキシン(水溶性ビタミンB6)、リボフラビン(水溶性ビタミンB2)、バイオフラボノイド(ビタミンP)、もしくはそれらの任意の配合物、をさらに含むことを特徴とする、請求項1記載の組成物。
【請求項14】
ヒトの黄斑変性を処置する医薬を製造するための、請求項1〜12のいずれか一項に記載の組成物の使用方法。
【請求項15】
前記黄斑変性が、加齢性黄斑変性(AMD)、早発型黄斑変性、萎縮性黄斑変性、もしくは血管新生性黄斑変性、であることを特徴とする、請求項14記載の使用方法。
【請求項16】
ヒトの血管新生症を抑制する医薬を製造するための、請求項1〜12のいずれか一項に記載の組成物の使用方法。
【請求項17】
前記血管新生症が、血管新生依存性疾病(angiogenesis dependent disease)を引き起こすことを特徴とする、請求項16記載の使用方法。
【請求項18】
前記血管新生依存性疾病が、眼性血管新生症、糖尿病性網膜症、未熟児の網膜症、角膜移殖拒絶反応、血管新生性緑内障、水晶体後線維増殖症、ルベオーシス、固形腫瘍、血液腫瘤、白血病、腫瘍転移、良性腫瘍、聴神経腫、神経繊維腫、トラコーマ、化膿性肉芽腫、リウマチ様関節炎、乾癬、Osler-Webber症候群、心筋血管新生症、斑血管新生症、毛細血管拡張症、血友病関節症、線維性血管腫、もしくは創傷肉芽、であることを特徴とする、請求項17記載の使用方法。
【請求項19】
硝子小球眼病に罹ったヒトの視野の損傷の予防、もしくは損なわれた視野の改善をする医薬を製造するための、請求項1〜12のいずれか一項に記載の組成物の使用方法。
【請求項20】
ヒトの眼性血管新生症に関連する疾病を処置する医薬を製造するために、請求項1〜12のいずれか一項に記載の組成物を、使用する方法。
【請求項21】
前記眼性血管新生症に関連する疾病が、流行性角結膜炎、ビタミンA欠乏、コンタクトレンズの過剰装着、アトピー性角膜炎、上縁角膜炎(superior limbic keratitis)、翼状片乾性角膜炎、シェーグレン症候群、酒さ性ざ瘡、phylectenulosis、梅毒、マイコバクテリア感染症、脂質変性、化学浮浪者(chemical bums)、細菌性潰瘍、真菌性潰瘍、単純疱疹感染症、帯状疱疹感染症、原生動物感染症、カポジ肉腫、Mooren潰瘍、Terrienの周縁部変性(Terrien's marginal degeneration)、周縁部表皮剥離(mariginal keratolysis)、関節リウマチ、全身性狼瘡、多発性動脈炎、外傷、Wegeners類肉腫症(Wegeners sarcoidosis)、強膜炎、スティーブンス-ジョンソン症、periphigoid放射状角膜切開術(periphigoid radial keratotomy)、および角膜グラフ拒絶(corneal graph rejection)、であることを特徴とする、請求項20記載の使用方法。
【請求項22】
前記眼性血管新生症に関連する疾病が、糖尿病性網膜症、黄斑変性、鎌状赤血球貧血、類肉腫、梅毒、弾性線維性偽黄色腫、Pagets病、静脈閉塞、動脈閉塞、頚動脈閉塞症、慢性ブドウ膜炎/硝子体炎、マイコバクテリア感染症、Lyme病、全身性狼瘡紅斑、未熟児の網膜症、Eales病、Bechets病、網膜炎もしくは脈絡膜炎を引き起こす感染症、推定眼ヒストプラスマ症、Bests病、近視、眼小窩(optic pits)、Stargarts病、扁平部炎(pars planitis)、慢性網膜剥離、過粘稠度症候群、トキソプラズマ症、外傷、およびレーザー後併発症(post-laser complications)、であることを特徴とする、請求項21記載の使用方法。
【請求項23】
ヒトの癌を処置する医薬を製造するために、請求項1〜12のいずれか一項に記載の組成物を、使用する方法。
【請求項24】
前記癌が、直腸癌、前立腺癌、乳癌、子宮頸癌、もしくは皮膚癌であることを特徴とする、請求項23記載の使用方法。
【請求項25】
ヒトの心臓病を処置する医薬を製造するために、請求項1〜12のいずれか一項に記載の組成物を、使用する方法。
【請求項26】
ヒトの糖尿病を処置する医薬を製造するために、請求項1〜12のいずれか一項に記載の組成物を、使用する方法。
【請求項27】
ヒトのビタミン欠乏を処置する医薬を製造するために、請求項1〜12のいずれか一項に記載の組成物を、使用する方法。
【請求項28】
医療に使用するための、請求項1〜12のいずれか一項に記載の組成物。

【公表番号】特表2008−520576(P2008−520576A)
【公表日】平成20年6月19日(2008.6.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−541424(P2007−541424)
【出願日】平成17年11月16日(2005.11.16)
【国際出願番号】PCT/US2005/041270
【国際公開番号】WO2006/055526
【国際公開日】平成18年5月26日(2006.5.26)
【出願人】(507156417)ニュー‐ティーン カンパニー,インク. (3)
【Fターム(参考)】