説明

着色剤及びその使用方法

染料、染料を含んでいる組成物及びそれらを使用する方法が提供されている。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1の発色団と染色堅牢部分を含んでいる官能基化された染料であって、前記発色団が、リンカーによって該染色堅牢部分に結合しており、前記官能基化された染料が、官能基化されていない直接染料と比較して増強された染色堅牢度を有している、前記官能基化された染料。
【請求項2】
前記染料が、式(Ia):
【化1】

〔式中
Cは、発色団であり;
Lは、リンカーであり;及び、
Fは、染色堅牢部分である〕
で表される化合物又はその化粧品的に許容される塩である、請求項1に記載の染料。
【請求項3】
前記染色堅牢部分が、少なくとも1の水素結合供与体及び少なくとも1の水素結合受容体を含んでいる、請求項2に記載の染料。
【請求項4】
前記リンカー及び前記染色堅牢部分が、2以上の水素結合供与体及び少なくとも1の水素結合受容体を含んでいる、請求項2に記載の染料。
【請求項5】
前記水素結合受容体が第3級アミンである、請求項3又は4に記載の染料。
【請求項6】
前記水素結合供与体が第2級アミンである、請求項3又は4に記載の染料。
【請求項7】
Cが、式(IIz):
【化2】

〔式中、
R26aは、リンカーLに結合しており;及び、
R26b、R26c、R26d、R26e及びR26fは、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、アミノ、アルコキシ、アルキル、ハロゲン、NO2、CF3、SO3H、CN、アミノカルボニル、カルボニル、アルコキシカルボニル又はアリールジアゼン部分である〕
で表される、請求項2〜6のいずれか1項に記載の染料。
【請求項8】
R26bが-NO2である、請求項7に記載の染料。
【請求項9】
R26c、R26e及びR26fが水素である、請求項7又は8に記載の染料。
【請求項10】
R26dが、水素又はNH2である、請求項7〜9のいずれか1項に記載の染料。
【請求項11】
リンカーLが、式(III):
【化3】

〔式中、
Lは、式(III)の左側を介して発色団Cを式(III)の右側を介して染色堅牢部分Fに共有結合的に連結しており;
a、b、c、d、e及びfは、それぞれ独立して、0〜2の整数であり(但し、a、b、c、d、e及びfのうちの少なくとも1は、0ではない);
R40、R41、R42、R43、R44、R45、R46、R47、R48、R49、R50及びR51は、それぞれ独立して、存在していないか又は水素であり;
Eは、NR52又はNR53C=Oであり;
R52及びR53は、それぞれ独立して、水素又はアルキルである〕
で表される、請求項2〜10のいずれか1項に記載の染料。
【請求項12】
a、b、c及びdがそれぞれ0である、請求項11に記載の染料。
【請求項13】
e及びfがそれぞれ1である、請求項11又は12に記載の染料。
【請求項14】
EがNR52である、請求項11〜13のいずれか1項に記載の染料。
【請求項15】
R52が水素である、請求項14に記載の染料。
【請求項16】
前記染色堅牢部分が、式(Va):
【化4】

〔式中、
m、n、o、p、q及びrは、それぞれ独立して、0〜2の整数であり(但し、m、n、o、p、q及びrのうちの少なくとも1は、0ではない);
R78、R79、R80、R81、R82、R83、R84、R85、R87、R88及びR89は、それぞれ独立して、水素であるか又は存在しておらず;
R86は、存在していないか又は水素若しくはヒドロキシルであり;
Kは、NR90、C(=O)NR92又はOC=Oであり;
Wは、NR95R96、CR97R98R99又はOR100であり;
R90及びR92は、それぞれ独立して、水素又はアルキルであり;
R95はアルキルであり且つR96は水素又はアルキルであり、又は、R95とR96は、それらが結合している窒素と一緒に連結して、1〜3個のヘテロ原子を含んでいる4〜8員のヘテロ環式環を形成し;
R97、R98及びR99は、水素、アルキル、アルコキシ又はヘテロアリールであり;及び、
R100は、水素又はアルキルである;
但し、m、n、o及びpが0であり;q及びrが1であり、R86、R87、R88及びR89がそれぞれ水素であり;WがOR100であり、KがNR90であり且つR100が水素である場合、R90はメチルではない〕
で表される、請求項2〜15のいずれか1項に記載の染料。
【請求項17】
m、n及びoが0である、請求項16に記載の染料。
【請求項18】
p、q及びrがそれぞれ1である、請求項16又は17に記載の染料。
【請求項19】
R84、R85、R86、R87;R88及びR89がそれぞれ水素である、請求項16〜18のいずれか1項に記載の染料。
【請求項20】
KがNR90である、請求項16〜19のいずれか1項に記載の染料。
【請求項21】
R90が水素である、請求項16〜20のいずれか1項に記載の染料。
【請求項22】
WがNR95NR96であり、並びに、R95及びR96がそれぞれアルキルである、請求項16〜21のいずれか1項に記載の染料。
【請求項23】
前記染料が、式(Xa):
【化5】

〔式中、
Ra、Rb、Rc、Rd及びReは、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、アミノ、アルコキシ、アルキル、ハロゲン、NO2、CF3、SO3H、CN、アミノカルボニル、カルボニル、アルコキシカルボニル又はアリールジアゼン部分であり;
aa及びbbは、それぞれ、1〜5の整数であり;
Aは、NRf又はNRfCOであり;
Dは、O(CO)、NRg又はCONRgであり;
Rf、Rg及びRhは、それぞれ独立して、水素又はアルキルであり;
Riは、アルキルであり;又は、RhとRiは、それらが結合している原子と一緒に連結して、1〜3個のヘテロ原子を含んでいる4〜8員のヘテロ環式環を形成している〕
で表される化合物又はその化粧品的に許容される塩である、請求項2に記載の染料。
【請求項24】
Raが-NO2である、請求項23に記載の染料。
【請求項25】
Rb、Rd及びReがそれぞれ水素である、請求項23又は24に記載の染料。
【請求項26】
Rcが水素又はNH2である、請求項23〜25のいずれか1項に記載の染料。
【請求項27】
AがNRfである、請求項23〜26のいずれか1項に記載の染料。
【請求項28】
DがNRgである、請求項23〜27のいずれか1項に記載の染料。
【請求項29】
Rf及びRgがそれぞれ水素である、請求項23〜28のいずれか1項に記載の染料。
【請求項30】
Rh及びRiがそれぞれアルキルである、請求項23〜29のいずれか1項に記載の染料。
【請求項31】
前記アルキルがメチル、エチル又はヒドロキシエチルである、請求項30に記載の染料。
【請求項32】
RhとRiが連結して6員ヘテロ環式環を形成している、請求項23〜29のいずれか1項に記載の染料。
【請求項33】
前記環がピペリジン環又はモルホリン環である、請求項32に記載の染料。
【請求項34】
前記染料が、式(XIa):
【化6】

〔式中、
Rj及びRkは、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、アミノ、アルコキシ、アルキル、ハロゲン、NO2、CF3、SO3H、CN、アミノカルボニル、カルボニル、アルコキシカルボニル又はアリールジアゼン部分であり;
cc及びddは、それぞれ、1〜5の整数であり;
Tは、NRl又はNRlCOであり;
Mは、NRm又はCONRmであり;
Rl、Rm及びRnは、それぞれ独立して、水素又はアルキルであり;
Roは、アルキルであり;又は、RnとRoは、それらが結合している原子と一緒に連結して、1〜3個のヘテロ原子を含んでいる4〜8員のヘテロ環式環を形成している〕
で表される化合物又はその化粧品的に許容される塩である、請求項23に記載の染料。
【請求項35】
TがNRlである、請求項34に記載の染料。
【請求項36】
MがNRmである、請求項34又は35に記載の染料。
【請求項37】
Rl及びRmがそれぞれ水素である、請求項34〜36のいずれか1項に記載の染料。
【請求項38】
ccが2であり、及び、ddが3である、請求項34〜37のいずれか1項に記載の染料。
【請求項39】
RjがNO2である、請求項34〜38のいずれか1項に記載の染料。
【請求項40】
Rkが水素又はNH2である、請求項34〜39のいずれか1項に記載の染料。
【請求項41】
Rn及びRoがそれぞれアルキルである、請求項34〜40のいずれか1項に記載の染料。
【請求項42】
前記アルキルがメチル、エチル又はヒドロキシエチルである、請求項41に記載の染料。
【請求項43】
RnとRoが連結して6員ヘテロ環式環を形成している、請求項34〜40のいずれか1項に記載の染料。
【請求項44】
前記環がピペリジン環又はモルホリン環である、請求項43に記載の染料。
【請求項45】
前記染料が、式(XII):
【化7】

〔式中、
Rpは、水素又はアミノであり;
Rq及びRrは、それぞれ独立して、水素又はアルキルであり;
ee及びffは、それぞれ独立して、1〜5の整数であり;及び、
Rs及びRtは、それぞれ、アルキルであり、又は、RsとRtは、それらが結合している原子と一緒に、1個若しくは2個のヘテロ原子を含んでいる4〜8員のヘテロ環式環を形成している〕
で表される化合物又はその化粧品的に許容される塩である、請求項23又は34に記載の染料。
【請求項46】
Rq及びRrがそれぞれ水素である、請求項45に記載の染料。
【請求項47】
eeが2であり、及び、ffが3である、請求項45又は46に記載の染料。
【請求項48】
Rs及びRtがそれぞれアルキルである、請求項45〜47のいずれか1項に記載の染料。
【請求項49】
前記アルキルがメチル、エチル又はヒドロキシエチルである、請求項48に記載の染料。
【請求項50】
RsとRtが連結して6員ヘテロ環式環を形成している、請求項45〜47のいずれか1項に記載の染料。
【請求項51】
前記環がピペリジン環又はモルホリン環である、請求項50に記載の染料。
【請求項52】
Rpが水素である、請求項45〜51のいずれか1項に記載の染料。
【請求項53】
RpがNH2である、請求項45〜51のいずれか1項に記載の染料。
【請求項54】
前記染料が、式(XIII):
【化8】

〔式中、
Ruは、水素又はNH2であり;及び、
Rv及びRwは、アルキルである〕
で表される化合物又はその化粧品的に許容される塩である、請求項23、34又は45に記載の染料。
【請求項55】
Rv及びRwがそれぞれメチル、エチル又はヒドロキシエチルである、請求項52に記載の染料。
【請求項56】
以下の
【化9】




から選択される化合物又はその化粧品的に許容される塩からなる染料。
【請求項57】
請求項1〜56のいずれか1項に記載の少なくとも1種類の染料及びケラチン繊維を染色するのに適した媒体を含んでいる、染料組成物。
【請求項58】
前記媒体が、さらに、界面活性剤、増粘剤、香料、金属イオン封鎖剤、UV-スクリーニング剤、蝋、シリコーン、防腐剤、発色剤、一次中間体、アルカリ化剤、直接染料、セラミド、油、ビタミン、プロビタミン、乳白剤、還元剤、酸化防止剤、乳化剤、安定化剤、溶媒及び緩衝剤のうちの1種類以上も含んでいる、請求項57に記載の組成物。
【請求項59】
毛髪を着色する方法であって、該毛髪に請求項1〜56のいずれか1項に記載の少なくとも1種類の染料を含んでいる染料組成物を塗って、その毛髪に着色することを含む、前記方法。
【請求項60】
前記毛髪に着色することが、髪をハイライトすること又は根元をタッチアップすることである、請求項59に記載の方法。
【請求項61】
請求項1〜56のいずれか1項に記載の少なくとも1種類の染料を含んでいる染料組成物及び使用説明書を含んでいる、キット。

【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2013−515101(P2013−515101A)
【公表日】平成25年5月2日(2013.5.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−544955(P2012−544955)
【出願日】平成22年12月21日(2010.12.21)
【国際出願番号】PCT/US2010/061578
【国際公開番号】WO2011/084803
【国際公開日】平成23年7月14日(2011.7.14)
【出願人】(512161158)リビング プルーフ,インコーポレーテッド (1)
【Fターム(参考)】