着色硬化性組成物、着色硬化膜、カラーフィルタ、パターン形成方法、カラーフィルタの製造方法、体撮像素子、及び画像表示装置
【課題】露光ラチチュードが広く、耐熱性に優れ、高温プロセス（２５０℃以上）を有するパターン形成に適用された場合においても、隣接パターンへの色移りが抑制された着色パターンを形成しうる着色硬化性組成物を提供する。
【解決手段】（Ａ）重合性基を有する色素多量体、（Ｂ）顔料、（Ｃ）重合性化合物、及び（Ｄ）光重合開始剤を含有する着色硬化性組成物。
【解決手段】（Ａ）重合性基を有する色素多量体、（Ｂ）顔料、（Ｃ）重合性化合物、及び（Ｄ）光重合開始剤を含有する着色硬化性組成物。
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【特許請求の範囲】
【請求項１】
（Ａ）重合性基を有する色素多量体、（Ｂ）顔料、（Ｃ）重合性化合物、及び（Ｄ）光重合開始剤を含有する着色硬化性組成物。
【請求項２】
さらに（Ｅ）アルカリ可溶性樹脂、を含有する請求項１に記載の着色硬化性組成物。
【請求項３】
前記（Ａ）色素多量体が、ジピロメテン色素、アゾ色素、アントラキノン色素、トリフェニルメタン色素、キサンテン色素、シアニン色素、スクアリリウム色素、キノフタロン色素、フタロシアニン色素及びサブフタロシアニン色素から選ばれる色素に由来する部分構造を有する請求項１又は請求項２に記載の着色硬化性組成物。
【請求項４】
前記（Ａ）色素多量体における色素に由来する部分構造が、アントラキノン色素、トリフェニルメタン色素、キサンテン色素、シアニン色素、スクアリリウム色素、キノフタロン色素、フタロシアニン色素及びサブフタロシアニン色素から選ばれる色素に由来する部分構造である請求項１〜請求項３のいずれか一項に記載の着色硬化性組成物。
【請求項５】
前記（Ａ）色素多量体における重合性基が、エチレン性不飽和結合を含む基、エポキシ基、オキセタン基、及びメチロール基からなる群より選ばれる重合性基である請求項１〜請求項４のいずれか一項に記載の着色硬化性組成物。
【請求項６】
前記（Ａ）色素多量体が、エチレン性不飽和結合を有する色素単量体を含んで構成されるラジカル重合体である請求項１〜請求項５のいずれか一項に記載の着色硬化性組成物。
【請求項７】
前記（Ａ）色素多量体が、更に、アルカリ可溶性基を有する請求項１〜請求項６のいずれか一項に記載の着色硬化性組成物。
【請求項８】
前記（Ａ）色素多量体の酸価が、０．３ｍｍｏｌ／ｇ〜２．０ｍｍｏｌ／ｇである請求項１〜請求項６のいずれか一項に記載の着色硬化性組成物。
【請求項９】
前記（Ａ）色素多量体の重量平均分子量が、２，０００〜２０，０００である請求項１〜請求項８のいずれか一項に記載の着色硬化性組成物。
【請求項１０】
前記（Ａ）色素多量体の重量平均分子量（Ｍｗ）と、数平均分子量（Ｍｎ）との比〔（Ｍｗ）／（Ｍｎ）〕が、１．０〜３．０である請求項１〜請求項９のいずれか一項に記載の着色硬化性組成物。
【請求項１１】
前記（Ａ）色素多量体１ｇに対する前記重合性基の含有量が、０．１ｍｍｏｌ〜２．０ｍｍｏｌである請求項１〜請求項１０のいずれか一項に記載の着色硬化性組成物。
【請求項１２】
前記（Ｂ）顔料が、アントラキノン顔料、ジケトピロロピロール顔料、フタロシアニン顔料、キノフタロン顔料、イソインドリン顔料、アゾメチン顔料、ジオキサジン顔料である請求項１〜請求項１１に記載の着色硬化性組成物。
【請求項１３】
前記（Ｄ）光重合開始剤が、オキシム化合物である特徴とする請求項１〜請求項１２のいずれか一項に記載の着色硬化性組成物。
【請求項１４】
カラーフィルタの着色層形成に用いる請求項１〜請求項１３のいずれか一項に記載の着色硬化性組成物。
【請求項１５】
請求項１〜請求項１４のいずれか一項に記載の着色硬化性組成物を硬化して得られた着色硬化膜。
【請求項１６】
請求項１５に記載の着色硬化膜を備えたカラーフィルタ。
【請求項１７】
請求項１〜請求項１４のいずれか一項に記載の着色硬化性組成物を支持体上に付与して着色硬化性組成物層を形成する着色硬化性組成物形成工程と、該着色硬化性組成物層をパターン状に露光する露光工程と、未露光部を現像除去してパターン状の着色パターンを形成するパターン形成工程と、を含むパターン形成方法。
【請求項１８】
請求項１〜請求項１４のいずれか一項に記載の着色硬化性組成物を支持体上に付与して着色硬化性組成物層を形成する着色硬化性組成物層形成工程と、該着色硬化性組成物層をパターン状に露光する露光工程と、未露光部を現像除去して着色パターンを形成するパターン形成工程と、を含むカラーフィルタの製造方法。
【請求項１９】
請求項１６に記載のカラーフィルタ又は請求項１８に記載のカラーフィルタの製造方法により得られたカラーフィルタを具備した固体撮像素子。
【請求項２０】
請求項１６に記載のカラーフィルタ又は請求項１８に記載のカラーフィルタの製造方法により作製されたカラーフィルタを具備した画像表示装置。
【請求項１】
（Ａ）重合性基を有する色素多量体、（Ｂ）顔料、（Ｃ）重合性化合物、及び（Ｄ）光重合開始剤を含有する着色硬化性組成物。
【請求項２】
さらに（Ｅ）アルカリ可溶性樹脂、を含有する請求項１に記載の着色硬化性組成物。
【請求項３】
前記（Ａ）色素多量体が、ジピロメテン色素、アゾ色素、アントラキノン色素、トリフェニルメタン色素、キサンテン色素、シアニン色素、スクアリリウム色素、キノフタロン色素、フタロシアニン色素及びサブフタロシアニン色素から選ばれる色素に由来する部分構造を有する請求項１又は請求項２に記載の着色硬化性組成物。
【請求項４】
前記（Ａ）色素多量体における色素に由来する部分構造が、アントラキノン色素、トリフェニルメタン色素、キサンテン色素、シアニン色素、スクアリリウム色素、キノフタロン色素、フタロシアニン色素及びサブフタロシアニン色素から選ばれる色素に由来する部分構造である請求項１〜請求項３のいずれか一項に記載の着色硬化性組成物。
【請求項５】
前記（Ａ）色素多量体における重合性基が、エチレン性不飽和結合を含む基、エポキシ基、オキセタン基、及びメチロール基からなる群より選ばれる重合性基である請求項１〜請求項４のいずれか一項に記載の着色硬化性組成物。
【請求項６】
前記（Ａ）色素多量体が、エチレン性不飽和結合を有する色素単量体を含んで構成されるラジカル重合体である請求項１〜請求項５のいずれか一項に記載の着色硬化性組成物。
【請求項７】
前記（Ａ）色素多量体が、更に、アルカリ可溶性基を有する請求項１〜請求項６のいずれか一項に記載の着色硬化性組成物。
【請求項８】
前記（Ａ）色素多量体の酸価が、０．３ｍｍｏｌ／ｇ〜２．０ｍｍｏｌ／ｇである請求項１〜請求項６のいずれか一項に記載の着色硬化性組成物。
【請求項９】
前記（Ａ）色素多量体の重量平均分子量が、２，０００〜２０，０００である請求項１〜請求項８のいずれか一項に記載の着色硬化性組成物。
【請求項１０】
前記（Ａ）色素多量体の重量平均分子量（Ｍｗ）と、数平均分子量（Ｍｎ）との比〔（Ｍｗ）／（Ｍｎ）〕が、１．０〜３．０である請求項１〜請求項９のいずれか一項に記載の着色硬化性組成物。
【請求項１１】
前記（Ａ）色素多量体１ｇに対する前記重合性基の含有量が、０．１ｍｍｏｌ〜２．０ｍｍｏｌである請求項１〜請求項１０のいずれか一項に記載の着色硬化性組成物。
【請求項１２】
前記（Ｂ）顔料が、アントラキノン顔料、ジケトピロロピロール顔料、フタロシアニン顔料、キノフタロン顔料、イソインドリン顔料、アゾメチン顔料、ジオキサジン顔料である請求項１〜請求項１１に記載の着色硬化性組成物。
【請求項１３】
前記（Ｄ）光重合開始剤が、オキシム化合物である特徴とする請求項１〜請求項１２のいずれか一項に記載の着色硬化性組成物。
【請求項１４】
カラーフィルタの着色層形成に用いる請求項１〜請求項１３のいずれか一項に記載の着色硬化性組成物。
【請求項１５】
請求項１〜請求項１４のいずれか一項に記載の着色硬化性組成物を硬化して得られた着色硬化膜。
【請求項１６】
請求項１５に記載の着色硬化膜を備えたカラーフィルタ。
【請求項１７】
請求項１〜請求項１４のいずれか一項に記載の着色硬化性組成物を支持体上に付与して着色硬化性組成物層を形成する着色硬化性組成物形成工程と、該着色硬化性組成物層をパターン状に露光する露光工程と、未露光部を現像除去してパターン状の着色パターンを形成するパターン形成工程と、を含むパターン形成方法。
【請求項１８】
請求項１〜請求項１４のいずれか一項に記載の着色硬化性組成物を支持体上に付与して着色硬化性組成物層を形成する着色硬化性組成物層形成工程と、該着色硬化性組成物層をパターン状に露光する露光工程と、未露光部を現像除去して着色パターンを形成するパターン形成工程と、を含むカラーフィルタの製造方法。
【請求項１９】
請求項１６に記載のカラーフィルタ又は請求項１８に記載のカラーフィルタの製造方法により得られたカラーフィルタを具備した固体撮像素子。
【請求項２０】
請求項１６に記載のカラーフィルタ又は請求項１８に記載のカラーフィルタの製造方法により作製されたカラーフィルタを具備した画像表示装置。
【公開番号】特開２０１３−２８７６４（Ｐ２０１３−２８７６４Ａ）
【公開日】平成２５年２月７日（２０１３．２．７）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１１−１６７１９４（Ｐ２０１１−１６７１９４）
【出願日】平成２３年７月２９日（２０１１．７．２９）
【出願人】（３０６０３７３１１）富士フイルム株式会社 (25,513)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２５年２月７日（２０１３．２．７）
【国際特許分類】
【出願日】平成２３年７月２９日（２０１１．７．２９）
【出願人】（３０６０３７３１１）富士フイルム株式会社 (25,513)
【Ｆターム（参考）】
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