説明

石油ストーブ

本発明は石油ストーブに関し、詳しくは、芯固定式石油ストーブの再燃焼装置に関し、点火後、正常燃焼まで不完全燃焼の発生がなく、燃焼ガスの再燃焼を良好にして快適な暖房をすることができる。本発明は、芯管(22)に固定芯(23)を挿入したストーブ本体(20)と;支柱(10)の他側に設置して芯管(22)に燃料供給管(36)で連結し、燃料タンク(37)から燃料が供給される給油調節機(35)と;支持カバー(29)の上部に設置した再燃焼手段(40)を備え、再燃焼手段(40)は放熱体(41)の内部に再燃焼筒(42)を、外部再燃焼筒(43b)はその下部直径を外部燃焼筒(25b)の直径より小さく形成するとともに、上部が狭く、下部が広い筒状に形成して、上端はカバー(44)で閉鎖し、下端は支持カバー(29)の上面に固定し、内部再燃焼筒(43a)はカップ状に形成して外部再燃焼筒(43b)に挿入し、且つその上端をカバー(44)に固定し、内・外部再燃焼筒(43a)(43b)に通孔(45a)(45b)をその直径は6〜8mmで、通孔の間の上・下左右間隔は0.5〜1.5mmになるように形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は石油ストーブに関し、詳しくは、芯固定式石油ストーブの再燃焼装置に関する。
【背景技術】
【0002】
周知のように、芯式石油ストーブは、芯固定式と、芯昇降式に分けられ、芯固定式は芯昇降式に比べて構造が簡単で、廉価で生産及び供給することができるという長所を有する。
【0003】
本発明の発明者の1人は上記要求に応じるための芯固定式石油ストーブを長年生産及び販売しており、その代表的な機種が流量調節機が付設された芯固定式ストーブという名称で特許文献1に開示されている。
【0004】
前記流量調節機が付設された芯固定式ストーブは、支柱と;前記支柱の一側に芯管を設置して固定芯を挿入し、前記芯管の上部に、空気供給孔(直径1.7mm)が形成された内・外部燃焼筒を所定の間隔を隔てて設けた燃焼筒を形成し、前記燃焼筒の上面に支持カバーを、周囲に保護カバーを設置するとともに、前記保護カバー及び外部燃焼筒の上部に再燃焼空気供給孔をそれぞれ形成したストーブ本体と;前記基板の他側に設置して前記芯管に燃料供給管で連結し、燃料タンクから燃料が供給される給油調節機と;前記支持カバーに前記外部燃焼筒より直径が大きく、通孔が形成された放熱体本体を設置してその上端に煙突付設カバーを設置し、前記放熱体本体の内部に複数の通孔を形成した円周状の発熱体を設置した放熱体と;で構成し、前記放熱体本体に形成した通孔はその直径を4mm内外に形成する。
【0005】
前記流量調節機が付設された芯固定式ストーブは、給油調節機を調節して芯管に挿入された固定芯に所定流面の燃料を供給し、固定芯に点火すると、燃料が蒸発されながら、その蒸発ガスが内・外部燃焼筒の間で空気供給孔から供給される1次空気によって赤熱状態に燃焼され、放熱体に上昇する時、保護カバー及び外部燃焼筒の上端にそれぞれ形成した再燃焼空気供給孔に供給される空気によって円周状の発熱体で再燃焼された後、放熱体本体の側面から放熱されるとともに、煙突で排出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特許文献1:CN1755196(A)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、前記流量調節機が付設された芯固定式ストーブは、芯管に所定流面の燃料が満たされた後点火することによって、固定芯に点火すると、蒸発ガスの燃焼による燃焼熱によって芯管及び燃焼筒の下部が加熱されながら前記芯管に満たされた燃料が同時に蒸発されて、多量の蒸発ガスが発生されることによって、その多量の蒸発ガスが燃焼筒で燃焼される時、芯管に満たされた燃料の蒸発が終わるまで(以下「点火初期」と言う)不完全燃焼になり、前記のように、点火初期に不完全燃焼になれば匂い及び煤が発生する。
【0008】
一方、前記のように、点火初期に発生された不完全燃焼ガスと正常に燃焼された燃焼ガス(この燃焼ガスも完全燃焼されたものではない)が放熱体に上昇して再燃焼されるが、放熱体本体の直径は外部燃焼筒の直径より大きく、放熱体本体と円周状の発熱体との間の間隔が広くて放熱体内部の再燃焼体積が大きく、また放熱体本体及び円周状の発熱体に形成した空気供給孔及び通孔の直径は4mm内外と小さく形成するとともに、前記空気供給孔及び通孔との間の間隔も空気供給孔及び通孔の直径と同一に形成したので、不完全燃焼ガス及び燃焼ガスが放熱体本体の内部に分散して上昇され、放熱体本体の内部に不完全燃焼ガスの再燃焼雰囲気が良好に形成されることができず、即ち、放熱体の内部が再燃焼温度に及ばなくて、再燃焼が良好でなく、また前記のように不完全燃焼ガス等の再燃焼が良好でないと、放熱体本体及び円周状の発熱体が赤熱状態になることができず、放熱量も小さくて、良好で且つ快適な暖房が困難である問題点がある。
【0009】
本発明者は芯固定式石油ストーブの上述した問題点を解決するために長年諸試作品を製作して比較試験を行って本発明に至った。
【0010】
本発明は、点火初期に不完全燃焼の発生がなく、燃焼筒で燃焼された燃焼ガスの再燃焼を良好にして快適な暖房ができる石油ストーブを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上述した目的を果たすために、本発明は支柱と;前記支柱の一側に芯管を設置して固定芯を挿入し、前記芯管の上部に燃焼筒を設置し、前記燃焼筒の周囲に保護カバーを、上面に支持カバーを設置したストーブ本体と;前記支柱の他側に設置して前記芯管に燃料供給管で連結し、燃料タンクから燃料が供給される給油調節機と;前記支持カバーの上部に設置した再燃焼手段を備え、前記再燃焼手段は放熱体の内部に再燃焼筒を、外部再燃焼筒はその下部直径を前記外部燃焼筒の直径より小さく形成するとともに、上部が狭く、下部が広い筒状に形成して、上端はカバーで閉鎖し、下端は前記支持カバーの上面に固定し、内部再燃焼筒はカップ状に形成して前記外部再燃焼筒に挿入し、且つその上端を前記カバーに固定し、前記内・外部再燃焼筒に通孔をその直径は6〜8mmで、前記通孔の間の上・下左右間隔は0.5〜1.5mmになるように形成する。
【0012】
また、本発明は、支柱と;前記支柱の一側に芯管を設置して固定芯を挿入し、前記芯管の上部に燃焼筒を設置し、前記燃焼筒の周囲に保護カバーを、上面に支持カバーを設置したストーブ本体と;前記支柱の他側に設置して前記芯管に燃料供給管で連結し、燃料タンクから燃料が供給される給油調節機と;前記支持カバーの上部に設置した再燃焼手段を備え、前記再燃焼手段は放熱体の内部に再燃焼筒を、外部再燃焼筒はその下部直径を前記外部燃焼筒の直径より小さく形成するとともに、上部が狭く、下部が広い筒状に形成して、上端はカバーで閉鎖し、下端は前記支持カバーの上面に固定し、内部再燃焼筒は底面閉鎖円筒状に形成して前記外部再燃焼筒に挿入し、且つその上端を前記カバーに固定し、前記内・外部再燃焼筒に通孔をその直径は6〜8mmで、前記通孔の間の上・下左右間隔は0.5〜1.5mmになるように形成する。
【0013】
また、本発明は、支柱と;前記支柱の一側に芯管を設置して固定芯を挿入し、前記芯管の上部に燃焼筒を設置し、前記燃焼筒の周囲に保護カバーを、上面に支持カバーを設置したストーブ本体と;前記支柱の他側に設置して前記芯管に燃料供給管で連結し、燃料タンクから燃料が供給される給油調節機と;前記支持カバーの上部に設置した再燃焼手段を備え、前記再燃焼手段は放熱体の内部に再燃焼筒を、外部再燃焼筒は円筒状に形成して、上端はカバーで閉鎖し、下端は前記支持カバーの上面に固定し、内部再燃焼筒はカップ状に形成して前記外部再燃焼筒に挿入し、且つその上端を前記カバーに固定し、前記内・外部再燃焼筒に通孔をその直径は6〜8mmで、前記通孔の間の上・下左右間隔は0.5〜1.5mmになるように形成する。
【発明の効果】
【0014】
本発明は、再燃焼手段の再燃焼筒は内・外部再燃焼筒に形成するとともに、外部再燃焼筒の下部直径を外部燃焼筒の直径より小さく形成し、内・外部再燃焼筒の下部間隔を上部間隔より広く形成することによって、点火初期に発生された多量の不完全燃焼ガスまたは燃焼ガスが内・外部再燃焼筒に上昇する時、流速が増大されるとともに集合されながら迅速に上昇して、内・外部燃焼筒の間を高温状態で保持することによって良好な再燃焼雰囲気を形成して不完全燃焼ガスの再燃焼が良好で、煤及び有毒ガス匂いがない。
【0015】
また内部再燃焼筒と外部再燃焼筒との間を前記のように良好な再燃焼雰囲気に形成し、通孔の直径を6〜8mmに大きく形成し、通孔の間の上・下左右間隔も0.5〜1.5mmに小さく形成したので、内・外部再燃焼筒に上昇される燃焼ガス量(総発熱量)に比べてその接触表面積が小さく、また不完全燃焼ガスなどが内部再燃焼筒と外部再燃焼筒との間に停滞されないので、内・外部再燃焼筒が赤熱(赤熱)状態、即ち加熱された状態を保持することによって、これも不完全燃焼ガスなどの再燃焼を促進する作用をし、同時に放熱量も増大されるとともに、前記赤熱された内・外部再燃焼筒は、住居者がその赤熱状態を直接見られるので、視覚的暖房效果も良好となる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の第1実施形態の断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態の要部拡大図である。
【図3】本発明の第1実施形態の内・外部再燃焼筒の部分拡大展開図である。
【図4】本発明の第2実施形態の要部拡大図である。
【図5】本発明の第3実施形態の要部拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1は本発明の第1実施形態の断面図であり、図2は本発明の第1実施形態の要部拡大図であり、図3は本発明の第1実施形態の内・外部再燃焼筒の部分拡大展開図であり、10は支柱で、前記支柱10は楕円形などに形成した基板11の周囲下部に所定の高さの支持壁12を形成するとともに、前記基板11の両側に所定の高さの保護板13を形成する。
【0018】
20はストーブ本体で、前記ストーブ本体20は前記基板11の上部に予熱室21を形成して芯管22を内装し、前記芯管22に固定芯23を挿入するとともに、前記芯管22の上部に燃焼筒24を設置し、前記燃焼筒24は複数の空気供給孔(直径1.7mm内外)26を形成した内部燃焼筒25aと外部燃焼筒25bの間に所定間隔の燃焼室を形成し、前記外部燃焼筒25bの上端周囲には直径が大きい(例えば、5〜6mm)空気供給孔27を形成し、前記燃焼筒24の周囲には保護カバー28を設置し、上面には支持カバー29を前記外部燃焼筒25bの上端と保護カバー28の上端に支持されるように設置する。
【0019】
また、前記内部燃焼筒25aの下部及び芯管20の外面には1次空気供給用多孔板31及び空気供給孔32を形成する。
【0020】
35は給油調節機で、前記給油調節機35は前記基板11の他側に設置して前記芯管22と燃料供給管36で連結し、前記給油調節機35は燃料タンク37から燃料(石油、灯油)が供給される。
【0021】
40は再燃焼手段で、前記再燃焼手段40は放熱体41の内部に再燃焼筒42を設置し、前記再燃焼筒42は内部再燃焼筒43aと外部再燃焼筒43bで構成して、前記外部再燃焼筒43bは上部が狭く、下部が広い(切断コーン形状)の筒状に形成して上端にカバー44を設置し、前記外部再燃焼筒43bの下部直径は前記外部燃焼筒25bの直径より小さく形成し、内部再燃焼筒43aはカップ形(底面より入口直径を大きく形成したカップ)に形成して前記外部再燃焼筒43bの内部に挿入してその上端を前記カバー44に固定すると、内部再燃焼筒43aと外部再燃焼筒43bとの間に下部間隔が上部間隔より広い(例えば下部間隔は20mm、上部間隔は8mmに、即ち、下部間隔を上部間隔より2.5倍広くする)再燃焼室が形成される。
【0022】
また、前記内部再燃焼筒43aと外部再燃焼筒43bに通孔45a、45bをその直径は6〜8mmに、前記通孔45a、45bの間の上・下左右間隔は0.5〜1.5mmに形成する。
【0023】
また、前記内部再燃焼筒43aと外部再燃焼筒43bの高さは55〜75mmに形成し、前記内部燃焼筒25aと外部燃焼筒25bの高さは150〜200mmに形成することが好ましい。
【0024】
また、前記支持カバー29の中央上部に、上端を中央側に傾斜させた燃焼ガス案内板30を形成して、前記燃焼ガス案内板30の上端に外部再燃焼筒43bの下端を結合することによって、燃焼筒24で燃焼された燃焼ガスが内部再燃焼筒43aと外部再燃焼筒43bとの間の再燃焼室に上昇する時集合され、流速を増大するようにする。
【0025】
また、前記放熱体41は前記支持カバー29の上面に固定し、前記放熱体41の上部一側には煙突46を設置するとともに、前記煙突46の底部内面にはバッフル47を設置して逆風を防止することによって良好な燃焼状態を保持する。
【0026】
また、前記放熱体41の側面のバッフル47の下部位置に前記内部再燃焼筒43aと外部再燃焼筒43bの通孔45a、45bとその直径が同一であったり、大きい放熱孔48を形成して、内部再燃焼筒43aと外部再燃焼筒43bで燃焼された燃焼ガスがバッフル47によって煙突46から排出されることが抑制されながら、放熱孔48から放熱されるようにすることによって放熱效率を増大する。
【0027】
図4は本発明の第2実施形態の要部断面図で、前記第1実施形態と同じ構成要素は同じ符号を付け、具体的な説明は省略し、異なる点は第1実施形態で内部再燃焼筒43aをカップ形状に形成したことを、第2実施形態では底面閉鎖円筒状に形成した。
【0028】
図5は本発明の第3実施形態の断面図で、前記第1実施形態と同じ構成要素は同じ符号を付けて、具体的な説明は省略し、異なる点は第1実施形態で外部再燃焼筒43bを上部が狭く、下部が広い筒状に形成したことを、第3実施形態では外部再燃焼筒43bを円筒状に形成した。
【0029】
前記第1〜第3実施形態で内部再燃焼筒43aの底面は弧状に形成して、燃焼筒24で燃焼された燃焼ガスが内部再燃焼筒43aと外部再燃焼筒43bとの間の再燃焼室に上昇する時スムーズ(柔軟)で且つ迅速に上昇させることによってより良好な燃焼をする。
【0030】
以上のような本発明はストーブが消化された状態で、給油調節機25を調節して、芯管22に所定の流面の燃料を満たした後、固定芯23に点火すると、液状の燃料は蒸発され、その蒸発ガスは多孔板31及び空気供給孔32に供給される1次空気によって内部燃焼筒25aと外部燃焼筒25bとの間の燃焼室で燃焼された後、外部燃焼筒25bの上端に形成した空気供給孔27に供給される空気と混合されて、支持カバー29に形成した燃焼ガス案内板30に案内されながら集合されて、内部再燃焼筒43aと外部再燃焼筒43bとの間の再燃焼室に上昇して放熱体41に形成した放熱孔48に供給される空気によって再燃焼される。
【0031】
前記のように再燃焼された燃焼ガス(輻射熱)は、外部再燃焼筒43bに形成した通孔45bから排出された後、一部は放熱体41に形成した放熱孔48から水平に排出され、残りの一部はバッフル47の抵抗を受けて放熱孔48から排出され、放熱孔48から排出されなかった輻射熱はバッフル47を迂回して煙突46で排出されて室内などを暖房する。
【0032】
前記のように、内部燃焼筒25aと外部燃焼筒25bで1次燃焼された燃焼ガスが内部再燃焼筒43aと外部再燃焼筒43bとの間に形成した再燃焼室に集合されながら上昇して、高温状態を保持することによって再燃焼雰囲気を形成し、また前記内部再燃焼筒43aと外部再燃焼筒43bに形成した通孔45a、45bはその直径を6〜8mmに形成するとともに、前記通孔45a、45bの上・下左右間隔を0.5〜1.5mmに形成したことによって、再燃焼される燃焼ガス量に比べてその接触表面積が小さいので、内部再燃焼筒43aと外部再燃焼筒43bが赤熱状態に加熱されて完全燃焼され、それによって匂い及び煤の発生がなくなる。
【0033】
また点火初期に蒸発ガスが多量発生しても、内部再燃焼筒43aと外部再燃焼筒43bとの間に形成される再燃焼室の間隔は下部を上部より大きく形成して、内部再燃焼筒43aと外部再燃焼筒43bの体積は下部から上部へ行くほど漸次に小くなるので、燃焼筒24で燃焼された燃焼ガスが内部再燃焼筒43aと外部再燃焼筒43bとの間に上昇する時流速が増大されながら上昇することによって、燃焼ガスの正体がなくなるとともに、高温雰囲気を良好に保持させることによって点火初期にも完全燃焼ができる。
【0034】
前記のような事実は本発明者が、前記のような特定構造の再燃焼手段40を創案してその試作品を前記創案と再燃焼方式がそれぞれ異なる約10つの比較製品を比較して試験した結果、本発明が最も良好な再燃焼を実現できることが立証された。



【特許請求の範囲】
【請求項1】
支柱と;
前記支柱の一側に芯管を設置して固定芯を挿入し、前記芯管の上部に燃焼筒を設置し、前記燃焼筒の周囲に保護カバーを、上面に支持カバーを設置したストーブ本体と;
前記支柱の他側に設置して前記芯管に燃料供給管で連結し、燃料タンクから燃料が供給される給油調節機と;
前記支持カバーの上部に設置した再燃焼手段を備え、前記再燃焼手段は放熱体の内部に再燃焼筒を、外部再燃焼筒はその下部直径を前記外部燃焼筒の直径より小さく形成するとともに、上部が狭く、下部が広い筒状に形成して、上端はカバーで閉鎖し、下端は前記支持カバーの上面に固定し、内部再燃焼筒はカップ状に形成して前記外部再燃焼筒に挿入し、且つその上端を前記カバーに固定し、前記内・外部再燃焼筒に通孔をその直径は6〜8mmで、前記通孔の間の上・下左右間隔は0.5〜1.5mmになるように形成する石油ストーブ。
【請求項2】
支柱と;
前記支柱の一側に芯管を設置して固定芯を挿入し、前記芯管の上部に燃焼筒を設置し、前記燃焼筒の周囲に保護カバーを、上面に支持カバーを設置したストーブ本体と;
前記支柱の他側に設置して前記芯管に燃料供給管で連結し、燃料タンクから燃料が供給される給油調節機と;
前記支持カバーの上部に設置した再燃焼手段を備え、前記再燃焼手段は放熱体の内部に再燃焼筒を、外部再燃焼筒はその下部直径を前記外部燃焼筒の直径より小さく形成するとともに、上部が狭く、下部が広い筒状に形成して、上端はカバーで閉鎖し、下端は前記支持カバーの上面に固定し、内部再燃焼筒は底面閉鎖円筒状に形成して前記外部再燃焼筒に挿入し、且つその上端を前記カバーに固定し、前記内・外部再燃焼筒に通孔をその直径は6〜8mmで、前記通孔の間の上・下左右間隔は0.5〜1.5mmになるように形成する石油ストーブ。
【請求項3】
支柱と;
前記支柱の一側に芯管を設置して固定芯を挿入し、前記芯管の上部に燃焼筒を設置し、前記燃焼筒の周囲に保護カバーを、上面に支持カバーを設置したストーブ本体と;
前記支柱の他側に設置して前記芯管に燃料供給管で連結し、燃料タンクから燃料が供給される給油調節機と;
前記支持カバーの上部に設置した再燃焼手段を備え、前記再燃焼手段は放熱体の内部に再燃焼筒を、外部再燃焼筒は円筒状に形成して、上端はカバーで閉鎖し、下端は前記支持カバーの上面に固定し、内部再燃焼筒はカップ状に形成して前記外部再燃焼筒に挿入し、且つその上端を前記カバーに固定し、前記内・外部再燃焼筒に通孔をその直径は6〜8mmで、前記通孔の間の上・下左右間隔は0.5〜1.5mmになるように形成する石油ストーブ。
【請求項4】
内部再燃焼筒と外部再燃焼筒との間に形成される再燃焼室の下部間隔は上部間隔より大きく形成する請求項1乃至3の中の何れか一項に記載の石油ストーブ。
【請求項5】
再燃焼室の下部間隔は上部間隔の2.5倍に形成する請求項4に記載の石油ストーブ
【請求項6】
支持カバーの中央上部に、上端を中央側で傾斜させた燃焼ガス案内板を形成して前記燃焼ガス案内板の上端に外部再燃焼筒の下端を結合する請求項1乃至3の中の何れか一項に記載の石油ストーブ。
【請求項7】
内部再燃焼筒の底面は弧状に形成する請求項1乃至3の中の何れか一項に記載の石油ストーブ。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2012−504742(P2012−504742A)
【公表日】平成24年2月23日(2012.2.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−529982(P2011−529982)
【出願日】平成21年2月6日(2009.2.6)
【国際出願番号】PCT/KR2009/000581
【国際公開番号】WO2010/041797
【国際公開日】平成22年4月15日(2010.4.15)
【出願人】(510341123)