説明

石油燃焼器の芯上下装置

【課題】 生産性が良く、長期間の使用でも操作性を維持できる石油燃焼器の芯上下装置の構造に関する。
【解決手段】 芯上下操作を行う芯上下軸1を回転中心とする操作レバー2と、芯上下軸1に遊嵌して芯上下軸1を回転中心とする戻りバネ3を備えた駆動板4とを設け、駆動板4には操作レバー2と当接する係止部5を設け、芯上げ操作時に操作レバー2が係止部5を介して駆動板4を回動する芯上下装置を構成する。芯上下装置のベース7と駆動板4との間に薄厚の樹脂製のシート8と操作レバー2と所定の厚さをもった樹脂製のスペーサ9を配置し、シート8と操作レバー2とスペーサ9をベース7と駆動板4で狭着して駆動板4をベース7に取り付ける。シート8がベース7と操作レバー2との接触面に位置し、スペーサ9が操作レバー2と駆動板4との間に位置し、芯上下軸1の回動時にベース7と操作レバー2と駆動板4の接触面の摩擦を小さく抑える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明はレバー式の操作部を備えた石油燃焼器の芯上下装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
レバー式の芯上下装置は、芯上下つまみを押し下げて操作レバーを回動すると係止部を介して駆動板が回動し、駆動板は芯上下つまみを押下げて操作レバーが芯上下軸の芯上げ方向に回動すると、係止部を介して駆動板が一緒に回動し、芯上げ位置で駆動板がストッパーと係合して戻りバネの回転力を保持する。そして、駆動板とストッパーとの係合が外れると駆動板が戻りバネの力で芯下げ方向に回動し、駆動板が係止部を介して操作レバーを芯上下軸の芯下げ方向に回動して芯を降下させるものである。また、操作レバーは駆動板とストッパーが係合した状態のまま独立して芯上下軸を回動可能に設けてあり、芯高さを変更することで燃焼量の調節や手動による消火操作を行うことができるようになっている(特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平7−293825号 公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の芯上下装置はベースと駆動板との間に操作レバーを配置し、カシメ加工によって操作レバーと駆動板をベースに回動可能に取り付けるものが一般的な取付け方法となっているが、これらの部品は金属製であるため、操作レバーや駆動板が回動するときに操作レバー・ベース・駆動板の接触面で金属同士が擦れあって摩擦が生じるので、摩擦の発生を抑えて操作レバーや駆動板がスムーズに回動できるよう、接触面にグリスを塗布しておく必要がある。
【0004】
グリスの塗布作業は芯上下装置の組み立て後に行なっているが、カシメ加工後は操作レバーとベースや駆動板との隙間が非常に狭くなっており、グリスを狭い隙間に塗布しなければならず非常に面倒で手間のかかる作業となっている。
【0005】
また、石油燃焼器の使用期間が長くなると、接触面に塗布したグリスの劣化によってグリスの効果が薄れてしまい、操作レバーや駆動板の回動時に接触面に摩擦が発生しやすくなって操作性が悪化し、更に摩擦によって接触面が摩耗して芯上下装置が作動不良を起こす原因となることもあった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明は上記の課題を解決するもので、芯上下操作を行う芯上下軸1と、芯上下軸1を回転中心とする操作レバー2と、芯上下軸1に遊嵌して芯上下軸1を回転中心とする戻りバネ3を備えた駆動板4とを設け、該駆動板4には操作レバー2と当接する係止部5を設け、芯上げ操作時に操作レバー2が係止部5を介して駆動板4を回動すると共に、芯上げ位置で駆動板4と係合して戻りバネ3による駆動板4の回転力を保持するストッパー6を設けた石油燃焼器において、芯上下装置のベース7と駆動板4との間に前記操作レバー2を配置すると共に、操作レバー2とベース7の接触面との間には薄厚の樹脂製のシート8を配置し、操作レバー2と駆動板4の接触面の間には所定の厚さをもった樹脂製のスペーサ9を配置し、前記シート8と操作レバー2とスペーサ9をベース7と駆動板4で狭着して駆動板4をベース7に取り付けたことを特徴とする。
【0007】
また、前記駆動板4と前記ベース7との間には係合部10を設け、駆動板4はシート8と操作レバー2とスペーサ9を狭着して係合部10によってベース7に取り付けると共に、前記スペーサ9には弾性体9aを設け、該弾性体9aがベース7と駆動板4で狭着した操作レバー2をベース7に押し付けることにより、操作レバー2とベース7の接触面がシート8を挟んで密着すると共に、操作レバー2と駆動板4がスペーサ9を挟んで密着し、操作レバー2や駆動板4の傾きを防いで確実にベース7に取り付けることができる。
【0008】
また、前記スペーサ9には筒状の回転軸11を設け、前記シート8と操作レバー2と駆動板4が回転軸11の外周に嵌合すると共に、回転軸11が前記ベース7に設けた透孔7aに嵌合することで、操作レバー2と駆動板4とが回転軸10を中心に回動するので、操作レバー2や駆動板4がスムーズに回動できるものである。
【発明の効果】
【0009】
この発明の芯上下装置は、ベース7と駆動板4との間に薄厚の樹脂製のシート8と、操作レバー2と、所定の厚さをもった樹脂製のスペーサ9とを配置し、シート8と操作レバー2とスペーサ9をベース7と駆動板4との間に狭着して、駆動板4をベース7に取り付けて芯上下装置を構成している。この構成では、操作レバー2とベース7の接触面の間には樹脂製のシート8が位置し、操作レバー2と駆動板4との接触面の間には樹脂製のスペーサ9が位置するから、金属製の操作レバー2とベース7と駆動板4が直接接触することはなく、樹脂製のシート8やスペーサ9と接触するものとなる。このため、芯上下操作時に操作レバー2や駆動板4の回動による摩擦の発生を抑えることができ、接触面にグリスを塗布する必要がなくなり、グリスの塗布作業が不要となって組立時の作業性が向上できるものとなった。
【0010】
また、樹脂製のシート8やスペーサ9は従来のグリスのような劣化は起こらず、長期間にわたって石油燃焼器を使用しているときでも、操作レバー2とベース7と駆動板4の接触面の摩耗を確実に防ぐことができ、芯上下装置の操作性の悪化や作動不良などの不具合が発生することがなくなった。
【0011】
また、シート8は非常に薄厚に形成することができ、操作レバー2とベース7との間の隙間が狭い構造でも容易にシート8の取り付けが可能であるから、従来の芯上下装置と比べて大きな構造変更は必要なく実現できる。
【0012】
また、操作レバー2と駆動板4の間に配置するスペーサ9には弾性体9aを設け、ベース7との間にシート8と操作レバー2とスペーサ9を狭着して係合部10によって駆動板4をベース7に取り付けたときに、弾性体9aの働きによって操作レバー2をベース7側に押し付ける構成としたから、シート8が操作レバー2とベース7の接触面に密着し、スペーサ9が操作レバー2と駆動板4の接触面に密着するものとなり、操作レバー2や駆動板4の傾きを防止して確実にベース7に取り付けることができるものとなった。このため、芯上下操作時に接触面での摩擦による抵抗を確実に抑え、操作レバー2と駆動板4がスムーズに回動できるものとなった。
そしてこの構成では、従来のようなカシメ加工やグリスの塗布作業が不要となるから、生産性の向上が期待できるものとなった。
【0013】
また、スペーサ9には筒状の回転軸11を形成し、シート8と操作レバー2と駆動板4が回動軸11に嵌合した状態で、回転軸11がベース7に設けた透孔7aに嵌合し、駆動板4をベース7に係合する構造としたから、シート8と操作レバー2とスペーサ9と駆動板4を一体に組み合わせた状態でベース7に取り付けることができ、取り付け時にバラバラにならず組み立てが行いやすいものとなり、生産性の向上が期待できるものとなった。
また、芯上下軸1はスペーサ9の回転軸11の内側に嵌合するので、芯上下軸1はベース7の透孔7aの内縁や駆動板4と直接接触しない構造となり、芯上下軸1の回動時に摩擦による抵抗が小さくなって接触面の摩耗を防ぐことができ、芯上下軸1がスムーズに回動することができるものとなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
図に示す実施例によってこの発明を説明すると、12は石油燃焼器の油タンク、13は油タンク12から立設した芯収容筒、14は芯収容筒13の上に載置した燃焼筒であり、芯収容筒13内に芯が上下動自在に取り付けてある。
【0015】
7は芯上下装置のベース、7aはベース7に設けた透孔、1はベース7の透孔7aから油タンク12内に挿通した芯上下操作を行う芯上下軸、2は芯上下軸1を回動中心とする操作レバー、2aは操作レバー2の端を駆動する芯上下つまみであり、芯上下つまみ2aを操作することで芯上下軸1が回動して芯が上下動する。4は芯上下軸1に遊嵌した駆動板、5は駆動板4に設けた係止部であり、操作レバー2と駆動板4とは芯上下操作時に係止部5で当接して一緒に回動する。
【0016】
4aは駆動板4に設けた係合溝、6は駆動板4の係合溝4aに係合するストッパー、3は駆動板4を芯下げ方向に駆動する戻りバネであり、操作レバー2を芯上げ方向に回動すると駆動板4が戻りバネ3を伸ばしながら一緒に回動し、係合溝4aとストッパー6とが係合すると戻りバネ3に蓄力する。
【0017】
15はベース7の上に載架した感震おもり、16はストッパー6と感震おもり15とを連接する感震レバー、16aは感震レバー16の支軸であり、感震おもり15が振動を検出して転倒すると感震レバー16が支軸16aを中心に回動してストッパー6が係合溝4aから外れ、駆動板4が戻りバネ3の力で芯下げ方向に回動する。駆動板4と操作レバー2が係止部5で当接しているから、駆動板4と一緒に操作レバー2が芯下げ方向に回動し、芯上下軸1が消火位置まで回動して石油燃焼器が消火する。
【0018】
また、駆動板4の係合溝4aがストッパー6と係合した状態のまま、操作レバー2は駆動板4の係止部5から離れて独立して芯上下軸1を回動できるものとなっており、操作レバー2を操作して燃料量の調節や消火操作を行うことができるようになっている。
【0019】
ところで、従来の芯上下装置は、操作レバー2と駆動板4をカシメ加工によってベース7に取り付け、金属製の操作レバー2と駆動板4とベース7の接触面にグリスを塗布したものが一般的な構造であったが、石油燃焼器の使用期間が長くなるとグリスに金属粉などの異物が混じって劣化したりグリスがなくなってしまう可能性があり、芯上下軸1の回動時に接触面で摩擦が生じ、そのまま使用を続けると接触面が摩耗して抵抗が大きくなり、作動不良を起こす原因となることがあった。
【0020】
この発明は上記の課題を解決するもので、8は操作レバー2とベース7の接触面の間に取り付ける薄厚の樹脂製のシート、9は操作レバー2と駆動板4との間に取り付ける所定の厚さをもつ樹脂製のスペーサ、10は駆動板4とベース7との間に設けた係合部であり、ベース7と駆動板4との間に薄厚のシート8と操作レバー2とスペーサ9を配置し、駆動板4とベース7を係合部10によって係合して駆動板4をベース7に取り付けると、駆動板4とベース7との間にシート8と操作レバー2とスペーサ9が挟着される。
【0021】
この構成では、操作レバー2とベース7との接触面の間に薄厚の樹脂製のシート8が位置して、金属製の操作レバー2とベース7が直接接触することがなくなり、また、操作レバー2と駆動板4との接触面の間に樹脂製のスペーサ9が位置して、金属製の操作レバー2と駆動板4が直接接触することがなくなり、操作レバー2とベース7と駆動板4の接触面は全て金属と樹脂が接触する構造となっている。このため、接触面で発生する摩擦が非常に小さくなり、操作レバー2と駆動板4の回動時に摩擦による抵抗や接触面の摩耗を抑えることができるので、従来のように操作レバー2とベース7と駆動板4の接触面にグリスを塗布する必要はなくなり、面倒なグリスの塗布作業を廃止することができるから、芯上下装置の組立時の作業性が向上できるものとなった。
【0022】
また、グリスに代えて操作レバー2とベース7との間に配置するシート8は非常に薄厚のシートで構成したから、操作レバー2とベース7の接触面の隙間が狭い構造でもシート8を配置することができ、従来の芯上下装置の構造変更することなく容易に実現できるものである。
【0023】
また、従来の芯上下装置では、使用期間が長くなるとグリスに金属粉が混じって劣化したりグリスがなくなってしまう可能性があったが、この発明の樹脂製のシート8やスペーサ9にはグリスのような劣化や消耗が起こらないから、使用期間が長くなっても操作レバー2とベース7と駆動板4の接触面で摩擦を発生させることはなく、確実に接触面の摩耗を防ぐことができるものであり、石油燃焼器の使用期間が長くなっても芯上下装置の操作性の悪化や作動不良を発生させることがないものである。
【0024】
また、この発明の実施例において、4bは駆動板4に設けたL字状の係合片、7bはベース7に設けた係合孔であり、係合片4bと係合孔7bによって係合部10を構成している。係合孔7bの一方の端は係合片4bの先端が挿入可能となるよう幅広に形成してあり、ベース7と駆動板4との間にシート8と操作レバー2とスペーサ9を配置して、駆動板4の係合片4bをベース7の係合孔7bの幅広部分から挿入し、駆動板4を回転して係合片4bを係合孔7bの他側の内端まで移動した後、操作レバー2を芯上下つまみ2aに取り付けると共に、戻りバネ3を駆動板4とベース7に取り付けている。このとき操作レバー2の回動範囲では駆動板4の係合片4bとベース7の係合孔7bの嵌合が外れないように設定されている。
【0025】
9aはスペーサ9の操作レバー2との接触面に形成した弾性体であり、駆動板4をベース7に取り付けるときは、スペーサ9の弾性体9aを押圧しながら駆動板4の係合片4bがベース7の係合孔7bに嵌合するものであり、スペーサ9の弾性体9aによって駆動板4とベース7を押し広げる力が働くので、駆動板4の係合片4bとベース7の係合孔7bが確実に嵌合して容易に外れることがないものとなった。
【0026】
また、スペーサ9の弾性体9aによって操作レバー2をベース7側に押し付ける力が働き、シート8が操作レバー2とベース7の接触面に密着し、スペーサ9が操作レバー2と駆動板4の接触面に密着し、操作レバー2と駆動板4が傾いて取付けられることはなく、接触面の全体に均一な力がかかるから、芯上下軸1がスムーズに回動できると共に、芯上下軸1の回動時に接触面の摩擦を小さくし、摩擦による摩耗の発生を防ぐことができるものとなった。
【0027】
また、11はスペーサ9に形成した筒状の回転軸であり、回転軸11はスペーサ9の両面に突出するように形成しており、駆動板4側に形成された回転軸11の外側に駆動板4が嵌合し、ベース7側に形成された回転軸11の外側に操作レバー2とシート8が嵌合しており、回転軸11のベース7側の先端がベース7の透孔7aに嵌合している。
この構成では、操作レバー2とベース8と駆動板4をスペーサ9の回転軸11に嵌合してあらかじめ一体に組合せた状態でベース7に取り付けることができるから、駆動板4をベース7に取り付けるときに部品がバラバラにならず、容易に組立作業を行なうことができるものとなった。
【0028】
17は芯上下軸1と操作レバー2を連結する連結部材であり、スペーサ9に回転軸11を設けたときは、芯上下軸1が回転軸11の内側に嵌合するので、芯上下軸1と操作レバー2を直接取り付けることができないが、操作レバー2は連結部材17を介して芯上下軸1を回動することができるようになっている。
そして、芯上下軸1が回転軸11の内側に嵌合することで、芯上下軸1がベース7の透孔7aや駆動板4と直接接触することがなくなり、芯上下軸1が嵌合する回転軸11はスペーサ9と同じ樹脂製であるから、芯上下軸1と回転軸11との間に発生する摩擦は小さくでき、芯上下軸1の回動時に摩擦による抵抗が小さくなって芯上下軸1がスムーズに回動できると共に、摩擦による摩耗を防ぐことができるものとなった。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】この発明の実施例を示す芯上下装置の要部正面図である。
【図2】この発明の芯上下装置を備えた石油燃焼器の要部断面図である。
【図3】この発明の実施例を示す芯上下装置の要部断面図である。
【図4】この発明の芯上下装置を備えた石油燃焼器の要部正面図である。
【符号の説明】
【0030】
1 芯上下軸
2 操作レバー
3 戻りバネ
4 駆動板
5 係止部
6 ストッパー
7 ベース
7a 透孔
8 シート
9 スペーサ
9a 弾性体
10 係合部
11 回転軸

【特許請求の範囲】
【請求項1】
芯上下操作を行う芯上下軸1と、芯上下軸1を回転中心とする操作レバー2と、芯上下軸1に遊嵌して芯上下軸1を回転中心とする戻りバネ3を備えた駆動板4とを設け、該駆動板4には操作レバー2と当接する係止部5を設け、芯上げ操作時に操作レバー2が係止部5を介して駆動板4を回動すると共に、芯上げ位置で駆動板4と係合して戻りバネ3による駆動板4の回転力を保持するストッパー6を設けた石油燃焼器において、
芯上下装置のベース7と駆動板4との間に前記操作レバー2を配置すると共に、
操作レバー2とベース7との接触面の間には薄厚の樹脂製のシート8を配置し、
操作レバー2と駆動板4との接触面の間には所定の厚さをもった樹脂製のスペーサ9を配置し、前記シート8と操作レバー2とスペーサ9をベース7と駆動板4で狭着して駆動板4をベース7に取り付けたことを特徴とする石油燃焼器の芯上下装置。
【請求項2】
前記駆動板4と前記ベース7との間には係合部10を設け、駆動板4はシート8と操作レバー2とスペーサ9を狭着して係合部10によってベース7に取り付けると共に、
前記スペーサ9には弾性体9aを設け、該弾性体9aがベース7と駆動板4で狭着した操作レバー2をベース7に押し付けることを特徴とする請求項1記載の石油燃焼器の芯上下装置。
【請求項3】
前記スペーサ9には筒状の回転軸11を設け、前記シート8と操作レバー2と駆動板4が回転軸11の外周に嵌合すると共に、回転軸11が前記ベース7に設けた透孔7aに嵌合することを特徴とする請求項1または2に記載の石油燃焼器の芯上下装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2010−156496(P2010−156496A)
【公開日】平成22年7月15日(2010.7.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−334687(P2008−334687)
【出願日】平成20年12月26日(2008.12.26)
【出願人】(000003229)株式会社トヨトミ (124)