説明

神経変性疾患治療における使用のためのインドールアミン誘導体および関連化合物

本発明は、新規化合物および医薬としての使用のための新規化合物、より特定的には、神経変性障害、より特定的には、ある種の神経障害、例えば、タウオパチーと総称される障害、および細胞毒性のα−シヌクレインのアミロイド形成によって特徴付けられる障害の予防または治療のための医薬としての使用のための新規化合物を提供する。本発明はまた、かかる神経変性障害を治療するのに有用な薬剤の製造のための上記新規化合物の使用に関する。本発明は、さらに、上記新規化合物を含む医薬組成物および上記新規化合物の調製方法に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(AA1)の化合物またはその立体異性体、光学異性体もしくは互変異性体であって、
【化1】

式中、
各点線は、任意の二重結合を個々に表し、ここで5本の点線から選択される最大で2本の点線が二重結合であり、
は、CRおよびNから独立して選択され、
は、NRおよびOから独立して選択され、
は、CRおよびNから独立して選択され、
Qは、NR−C(O)およびC(O)NHから独立して選択され、
は、水素であるか、またはRと一緒になって、1個のN原子を含有する置換または非置換の不飽和4、5、6、7または8員環を形成してもよく、
は、水素であるか、またはRと一緒になって、1個のN原子を含有する置換または非置換の不飽和4、5、6、7または8員環を形成してもよく、
各R、R、R、およびRは、水素、ハロゲン、−OH、−OR10、−SH、−SR10、−S(O)R11、−S(O)11、−SONR1213、トリフルオロメチル;トリフルオロメトキシ;ニトロ;−NHC(O)R10;−NHS(O)10、−NHC(O)NR1213、−NR10C(O)R10、−NR10S(O)10、−NR10C(O)NR1213、−NR1213、−シアノ、−COOH、−COOR10、−C(O)NR1213、−C(O)R11、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレン、複素環−アルキニレンから独立して選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンが、アルキル(エン)、アルケニル(エン)またはアルキニル(エン)部分において1個または複数個のヘテロ原子を任意に含み、前記ヘテロ原子が、O、SおよびN原子から選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンが、非置換であってもZによって置換されていてもよく、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンの炭素原子またはヘテロ原子が、酸化されて、C=O、C=S、N=O、N=S、S=OまたはS(O)を形成してもよく、
は、水素、アルキル、アルケニル、およびアルキニルから選択され、
は、ハロゲン、−OH、−OR10、−SH、−SR10、−S(O)R11、−S(O)11、−SONR1213、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロ、−NHC(O)R10、−NHS(O)10、−NHC(O)NR1213、−NR10C(O)R10、−NR10S(O)10、−NR10C(O)NR1213、−NR1213、−シアノ、−COOH、−COOR10、−C(O)NR1213、−C(O)R11、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレン、複素環−アルキニレンから選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンが、アルキル(エン)、アルケニル(エン)またはアルキニル(エン)部分において1個または複数個のヘテロ原子を任意で含み、前記ヘテロ原子が、O、SおよびN原子から選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンが、非置換であってもZによって置換されていてもよく、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンの炭素原子またはヘテロ原子が、酸化されて、C=O、C=S、N=O、N=S、S=OまたはS(O)を形成っしてもよく、
nは、0、1、または2から選択され、
Bは、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキニル、アリール、および複素環から選択される環式構造を表し、
mは、0、1、2、3、4および5から選択され、
は、水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、−OH、 −OR10、−SH、−SR10、−S(O)R11、−S(O)11、−SONR1213、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロ、−NHC(O)R10、−NHS(O)10、−NHC(O)NR1213、−NR10C(O)R10、−NR10S(O)10、−NR10C(O)NR1213、−NR1213、 −シアノ、−COOH、−COOR10、−C(O)NR1213、−C(O)R11から独立して選択され、かつ前記アルキル、アルケニルおよびアルキニルが、1個または複数個のヘテロ原子を任意に含み、前記ヘテロ原子が、O、SおよびN原子から選択され、かつ前記アルキル、アルケニルおよびアルキニルが、非置換であってもZによって置換されていてもよく、かつ前記アルキル、アルケニルおよびアルキニルの炭素原子またはヘテロ原子が、酸化されて、C=O、C=S、N=O、N=S、S=OまたはS(O)を形成してもよく、
各Zは、ハロゲン、−OH、−OR10、−SH、−SR10、−S(O)R11、−S(O)11、−SONR1213、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロ、−NHC(O)R10、−NHS(O)10、−NHC(O)NR1213、−NR10C(O)R10、−NR10S(O)10、−NR10C(O)NR1213、−NR1213、−シアノ、−COOH、−COOR10、 −C(O)NR1213、−C(O)R11から独立して選択され、
各Zは、水素、アルキル、およびZから独立して選択され、
各R10は、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンから独立して選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンが、アルキル(エン)、アルケニル(エン)またはアルキニル(エン)部分において1個または複数個のヘテロ原子を任意に含み、前記ヘテロ原子が、O、SおよびNから選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンの炭素原子またはヘテロ原子が、酸化されて、C=O、C=S、N=O、N=S、S=OまたはS(O)を形成してもよく、
各R101は、水素およびR10から独立して選択され、
各R11は、ヒドロキシル、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンから独立して選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンが、アルキル(エン)、アルケニル(エン)またはアルキニル(エン)部分において1個または複数個のヘテロ原子を任意に含み、前記ヘテロ原子が、O、SおよびNから選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンの炭素原子またはヘテロ原子が、酸化されて、C=O、C=S、N=O、N=S、S=OまたはS(O)を形成してもよく、
各R12およびR13は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンから独立して選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンが、アルキル(エン)、アルケニル(エン)またはアルキニル(エン)部分において1個または複数個のヘテロ原子を任意に含み、前記ヘテロ原子が、O、SおよびNから選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンの炭素原子またはヘテロ原子が、酸化されて、C=O、C=S、N=O、N=S、S=OまたはS(O)を形成してもよく、かつR12およびR13が、一緒になって、非置換であっても置換されていてもよい(5−、6−、または7−員)複素環を形成してもよく、
Lが、−O−、−NH−、−NR10−、C1〜6アルキレン、C1〜6アルケニレン、C1〜6アルキニレンから独立して選択され、かつ前記C1〜6アルキレン、C1〜6アルケニレンまたはC1〜6アルキニレンのそれぞれが、1個または複数個のヘテロ原子を任意に含み、前記ヘテロ原子が、SおよびNからなるヘテロ原子から選択され、ここで、前記C1〜6アルキレン、C1〜6アルケニレンまたはC1〜6アルキニレンのそれぞれが、非置換であっても置換されていてもよく、かつ前記C1〜6アルキレン、C1〜6アルケニレンまたはC1〜6アルキニレンの炭素原子またはヘテロ原子が、酸化されて、C=S、N=O、N=S、S=OまたはS(O)を形成してもよく、
X、Y、T、WおよびVのそれぞれは、−CZH−、−CZ−、−C−、−N−、NR101、−O−、−S−、または−CO−から独立して選択され、点線と共に、構造式(Ia)、(IIa)、(IIIa)、(IVa)、(Va)、(VIIa)、(VIIIa)、(IXa)、(Xa)、(XIa)、(XIIa)、(XIIIa)、(XIVa)、(XVa)、(XVIIa)、(XVIIIa)、(XIXa)、(XXIa)、(XXIIa)、(XXIIIa)または(XXIVa):
【化2】

の1つを有する環の1つを形成し、
あるいは、ここでLが単結合であり、X、Y、T、WおよびVが、点線と共に、式(IIIa):
【化3】

の環を形成し、ここで、式(Ia)、(IIa)、(IIIa)、(IVa)、(Va)、(VIIa)、(VIIIa)、(IXa)、(Xa)、(XIa)、(XIIa)、(XIIIa)、(XIVa)、(XVa)、(XVIIa)、(XVIIIa)、(XIXa)、(XXIa)、(XXIIa)、(XXIIIa)、(XXIVa)の左側がQに結合し、これらの右側がLに結合している、
あるいはこれらの溶媒和物、水和物、塩またはプロドラッグ。
【請求項2】
構造式(AA2)、(AA3)または(AA4):
【化4】


を有し、
式中、R、R、R、R、R、R、R、R、Q、W、X、Y、V、T、L、B、m、nは、請求項1における定義と同じ意味を有する
、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
構造式(AB2)または(AB2’):
【化5】

を有し、
式中、E、E、E、R、R、R、R、R、Q、W、X、Y、L、B、m、nは、請求項1における定義と同じ意味を有する
、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
構造式(A1):
【化6】

を有し、
式中、R、R、R、R、R、R、R、W、X、Y、V、T、L、B、m、nは、請求項1における定義と同じ意味を有する
、請求項1〜3のいずれかに記載の化合物。
【請求項5】
構造式(A2):
【化7】

を有し、
式中、R、R、R、R、R、R、R、W、X、Y、T、L、B、m、nは、請求項1における定義と同じ意味を有する
、請求項1〜4のいずれかに記載の化合物。
【請求項6】
構造式(A2’):
【化8】

を有し、
式中、R、R、R、R、R、R、R、W、X、Y、L、B、m、nは、請求項1における定義と同じ意味を有する
、請求項1〜5のいずれかに記載の化合物。
【請求項7】
Bが、C3〜8シクロアルキルまたはC6〜10アリールであり、Rが、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜6アルコキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシから選択される、請求項1〜6に記載の化合物。
【請求項8】
Lが、ハロゲン、C1〜6アルキル、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルキルオキシからそれぞれ独立して選択される1個以上の置換基によって任意に置換されているC1〜6アルキレンである、請求項1〜7に記載の化合物。
【請求項9】
、R、R、RおよびRのそれぞれが、水素である、請求項1〜8のいずれかに記載の化合物。
【請求項10】
構造式(A5):
【化9】

を有し、
式中、R、R、L、B、m、nは、請求項1における定義と同じ意味を有する
、請求項1〜9のいずれかに記載の化合物。
【請求項11】
1種以上の薬学的に許容される賦形剤と、治療有効量の請求項1〜10のいずれかに記載の化合物とを含む医薬組成物。
【請求項12】
1種以上の薬学的に許容される賦形剤と、治療有効量の、式(AA1)の化合物またはその立体異性体、光学異性体もしくは互変異性体を含む医薬組成物であって:
【化10】

式中、
各点線は、任意の二重結合を個々に表し、ここで、5本の点線から選択される最大で2本の点線が二重結合であり、
は、CRおよびNから独立して選択され、
は、NR2;およびOから独立して選択され、
は、CRおよびNから独立して選択され、
Qは、NR−C(O)およびC(O)NHから独立して選択され、
は、水素であるか、またはRと一緒になって、1個のN原子を含有する置換または非置換の不飽和4、5、6、7または8員環を形成してもよく、
は、水素であるか、またはRと一緒になって、1個のN原子を含有する置換または非置換の不飽和4、5、6、7または8員環を形成してもよく、
は、水素、ハロゲン、−OH、−OR10、−SH、−SR10、−S(O)R11、−S(O)11、−SONR1213、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロ、−NHC(O)R10、−NHS(O)10、−NHC(O)NR1213、−NR10C(O)R10、−NR10S(O)10、−NR10C(O)NR1213、−NR1213、−シアノ、−COOH、−COOR10、−C(O)NR1213、−C(O)R11、アルキル、アルケニル、およびアルキニルから独立して選択され、
各R、R、およびRは、水素、ハロゲン、−OH、−OR10、−SH、−SR10、−S(O)R11、−S(O)11、−SONR1213、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロ、−NHC(O)R10、−NHS(O)10、−NHC(O)NR1213、−NR10C(O)R10、−NR10S(O)10、−NR10C(O)NR1213、−NR1213、−シアノ、−COOH、−COOR10、−C(O)NR1213、−C(O)R11、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレン、複素環−アルキニレンから独立して選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンが、アルキル(エン)、アルケニル(エン)またはアルキニル(エン)部分において1個または複数個のヘテロ原子を任意に含み、前記ヘテロ原子が、O、SおよびN原子から選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンが、非置換であってもZによって置換されていてもよく、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンの炭素原子またはヘテロ原子が、酸化されて、C=O、C=S、N=O、N=S、S=OまたはS(O)を形成してもよく、
は、水素、アルキル、アルケニル、およびアルキニルから選択され、
は、ハロゲン、−OH、−OR10、−SH、−SR10、−S(O)R11、−S(O)11、−SONR1213、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロ、−NHC(O)R10、−NHS(O)10、−NHC(O)NR1213、−NR10C(O)R10、−NR10S(O)10、−NR10C(O)NR1213、−NR1213、−シアノ、−COOH、−COOR10、−C(O)NR1213、−C(O)R11、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレン、複素環−アルキニレンから選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンが、アルキル(エン)、アルケニル(エン)またはアルキニル(エン)部分において1個または複数個のヘテロ原子を任意に含み、前記ヘテロ原子が、O、SおよびN原子から選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンが、非置換であってもZによって置換されていてもよく、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンの炭素原子またはヘテロ原子が、酸化されて、C=O、C=S、N=O、N=S、S=OまたはS(O)を形成してもよく、
nは、0、1、または2から選択され、
Bは、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキニル、アリール、および複素環から選択される環式構造を表し、
mは、0、1、2、3、4および5から選択され、
は、水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、−OH、−OR10、−SH、−SR10、−S(O)R11、−S(O)11、−SONR1213、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロ、−NHS(O)10、−NHC(O)NR1213、−NR10C(O)R10、−NR10S(O)10、−NR10C(O)NR1213、−NR1213、−シアノ、−COOH、−COOR10、−C(O)NR1213、−C(O)R11、から独立して選択され、かつ前記アルキル、アルケニルおよびアルキニルが、1個または複数個のヘテロ原子を任意に含み、前記ヘテロ原子が、O、SおよびN原子から選択され、かつ前記アルキル、アルケニルおよびアルキニルが、非置換であってもZによって置換されていてもよく、かつ前記アルキル、アルケニルおよびアルキニルの炭素原子またはヘテロ原子が酸化されて、C=O、N=O、N=S、S=OまたはS(O)を形成してもよく、
各Zは、ハロゲン、−OH、−OR10、−SH、−SR10、−S(O)R11、−S(O)11、−SONR1213、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロ、−NHC(O)R10、−NHS(O)10、−NHC(O)NR1213、−NR10C(O)R10、−NR10S(O)10、−NR10C(O)NR1213、−NR1213、−シアノ、−COOH、−COOR10、−C(O)NR1213、−C(O)R11から独立して選択され、
各Zは、水素、アルキル、およびZから独立して選択され
各R10は、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンから独立して選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンが、アルキル(エン)、アルケニル(エン)またはアルキニル(エン)部分において1個または複数個のヘテロ原子を任意に含み、前記ヘテロ原子が、O、SおよびNから選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンの炭素原子またはヘテロ原子が、酸化されて、C=O、C=S、N=O、N=S、S=OまたはS(O)を形成してもよく、
各R101は、水素およびR10から独立して選択され、
各R11は、ヒドロキシル、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンから独立して選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンが、アルキル(エン)、アルケニル(エン)またはアルキニル(エン)部分において1個または複数個のヘテロ原子を任意に含み、前記ヘテロ原子が、O、SおよびNから選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンの炭素原子またはヘテロ原子が、酸化されて、C=O、C=S、N=O、N=S、S=OまたはS(O)を形成してもよく、
各R12およびR13は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンから独立して選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンが、アルキル(エン)、アルケニル(エン)またはアルキニル(エン)部分において1個または複数個のヘテロ原子を任意に含み、前記ヘテロ原子が、O、SおよびNから選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンの炭素原子またはヘテロ原子が、酸化されて、C=O、C=S、N=O、N=S、S=OまたはS(O)を形成してもよく、かつR12とR13とが一緒になって、非置換であっても置換されていてもよい(5−、6−、または7−員)複素環を形成してもよく、
ここでLが、非存在、−O−、−NH−、−NR10−、C1〜6アルキレン、C1〜6アルケニレン、C1〜6アルキニレンから独立して選択され、かつ前記C1〜6アルキレン、C1〜6アルケニレンまたはC1〜6アルキニレンのそれぞれが、1個または複数個のヘテロ原子を任意に含み、前記ヘテロ原子が、SおよびNからなるヘテロ原子から選択され、前記C1〜6アルキレン、C1〜6アルケニレンまたはC1〜6アルキニレンのそれぞれが、非置換であっても置換されていてもよく、かつ前記C1〜6アルキレン、C1〜6アルケニレンまたはC1〜6アルキニレンの炭素原子またはヘテロ原子が、酸化されて、C=S、N=O、N=S、S=OまたはS(O)を形成してもよく、
X、Y、T、WおよびVのそれぞれは、−CZH−、−CZ−、−C−、−N−、NR101、−O−、−S−、または−CO−から独立して選択され、点線と共に、構造式(Ia)、(IIa)、(IIIa)、(IVa)、(Va)、(VIa)、(VIIa)、(VIIIa)、(IXa)、(Xa)、(XIa)、(XIIa)、(XIIIa)、(XIVa)、(XVa)、(XVIa)、(XVIIa)、(XVIIIa)、(XIXa)、(XXa)、(XXIa)、(XXIIa)、(XXIIIa)または(XXIVa)の1つを有する環の1つを形成し、ここで、式(Ia)、(IIa)、(IIIa)、(IVa)、(Va)、(VIa)、(VIIa)、(VIIIa)、(IXa)、(Xa)、(XIa)、(XIIa)、(XIIIa)、(XIVa)、(XVa)、(XVIa)、(XVIIa)、(XVIIIa)、(XIXa)、(XXa)、(XXIa)、(XXIIa)、(XXIIIa)、(XXIVa)の左側が、Qに結合し、これらの右側がLに結合している、
医薬組成物。
【請求項13】
薬剤としての使用のための、請求項1〜10のいずれかに記載の化合物、または請求項11もしくは12に記載の医薬組成物。
【請求項14】
神経変性障害の予防または処置のための薬剤としての使用のための、式(AA1)の化合物またはその立体異性体、光学異性体、互変異性体、溶媒和物、水和物、塩もしくはプロドラッグであって、:
【化11】

式中
各点線は、任意の二重結合を個々に表し、ここで、5本の点線から選択される最大で2本の点線が二重結合であり、
は、CRおよびNから独立して選択され、
は、NRおよびOから独立して選択され、
は、CRおよびNから独立して選択され、
は、水素であるか、またはRと一緒になって、1個のN原子を含有する置換または非置換の不飽和4、5、6、7または8員環、好ましくはピペリジン環を形成してもよく、
は、水素であるか、またはRと一緒になって、1個のN原子を含有する置換または非置換の不飽和4、5、6、7または8員環、好ましくはピペリジン環を形成してもよく、
Qは、NR−C(O)、C(O)、およびC(O)NHから独立して選択され、
各R、R、R、およびRは、水素、ハロゲン、−OH、−OR10、−SH、−SR10、−S(O)R11、−S(O)11、−SONR1213、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロ、−NHC(O)R10、−NHS(O)10、−NHC(O)NR1213、−NR10C(O)R10、−NR10S(O)10、−NR10C(O)NR1213、−NR1213、−シアノ、−COOH、−COOR10、−C(O)NR1213、−C(O)R11、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレン、複素環−アルキニレンから独立して選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンが、アルキル(エン)、アルケニル(エン)またはアルキニル(エン)部分において1個または複数個のヘテロ原子を任意に含み、前記ヘテロ原子が、O、SおよびN原子から選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンが、非置換であってもZによって置換されていてもよく、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンの炭素原子またはヘテロ原子が、酸化されて、C=O、C=S、N=O、N=S、S=OまたはS(O)を形成してもよく、
は、ハロゲン、−OH、−OR10、−SH、−SR10、−S(O)R11、−S(O)11、−SONR1213、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロ、−NHC(O)R10、−NHS(O)10、−NHC(O)NR1213、−NR10C(O)R10、−NR10S(O)10、−NR10C(O)NR1213、−NR1213、−シアノ、−COOH、−COOR10、−C(O)NR1213、−C(O)R11、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレン、複素環−アルキニレンから独立して選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンが、アルキル(エン)、アルケニル(エン)またはアルキニル(エン)部分において1個または複数個のヘテロ原子を任意に含み、前記ヘテロ原子が、O、SおよびN原子から選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンが、非置換であってもZによって置換されていてもよく、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンの炭素原子またはヘテロ原子が、酸化されて、C=O、C=S、N=O、N=S、S=OまたはS(O)を形成してもよく、
は、水素、アルキル、アルケニル、およびアルキニルから選択され、
nは、0、1、または2から選択され、
X、Y、T、WおよびVのそれぞれは、−CZH−、−CZ−、−C−、−N−、NR101、−O−、−S−、または−CO−から独立して選択され、ここで、X、Y、T、WまたはVの少なくとも1個が、−CZH−または−CZ−または−C−から選択され、ここで、Yが、CZ−、−C−、または−N−から選択され、
ここでLが、非存在、−O−、−NH−、−NR10−、C1〜6アルキレン、C1〜6アルケニレン、C1〜6アルキニレンから独立して選択され、かつ前記C1〜6アルキレン、C1〜6アルケニレンまたはC1〜6アルキニレンのそれぞれが、1個または複数個のヘテロ原子を任意に含み、前記ヘテロ原子が、O、SおよびNからなるヘテロ原子から選択され、ここで、前記C1〜6アルキレン、C1〜6アルケニレンまたはC1〜6アルキニレンのそれぞれが、非置換であっても置換されていてもよく、かつ前記C1〜6アルキレン、C1〜6アルケニレンまたはC1〜6アルキニレンの炭素原子またはヘテロ原子が、酸化されて、C=O、C=S、N=O、N=S、S=OまたはS(O)を形成してもよく、
Bは、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキニル、アリール、および複素環から選択される環式構造を表し、
mは、0、1、2、3、4および5から選択され、
は、水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、−OH、−OR10、−SH、−SR10、−S(O)R11、−S(O)11、−SONR1213、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロ、−NHC(O)R10、−NHS(O)10、−NHC(O)NR1213、−NR10C(O)R10、−NR10S(O)10、−NR10C(O)NR1213、−NR1213、−シアノ、−COOH、−COOR10、−C(O)NR1213、−C(O)R11から独立して選択され、かつ前記アルキル、アルケニルおよびアルキニルが、1個または複数個のヘテロ原子を任意に含み、前記ヘテロ原子が、O、SおよびN原子から選択され、かつ前記アルキル、アルケニルおよびアルキニルが、非置換であってもZによって置換されていてもよく、かつ前記アルキル、アルケニルおよびアルキニルの炭素原子またはヘテロ原子が酸化されて、C=O、N=O、N=S、S=OまたはS(O)を形成してもよく、
各Zは、ハロゲン、−OH、−OR10、−SH、−SR10、−S(O)R11、−S(O)11、−SONR1213、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロ、−NHC(O)R10、−NHS(O)10、−NHC(O)NR1213、−NR10C(O)R10、−NR10S(O)10、−NR10C(O)NR1213、−NR1213、−シアノ、−COOH、−COOR10、−C(O)NR1213、−C(O)R11から独立して選択され、
各Zは、水素、アルキル、およびZから独立して選択され、
各R10は、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンから独立して選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンが、アルキル(エン)、アルケニル(エン)またはアルキニル(エン)部分において1個または複数個のヘテロ原子を任意に含み、前記ヘテロ原子が、O、SおよびNから選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンの炭素原子またはヘテロ原子が、酸化されて、C=O、C=S、N=O、N=S、S=OまたはS(O)を形成してもよく、
各R101は、水素およびR10から独立して選択され、
各R11は、ヒドロキシル、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンから独立して選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンが、アルキル(エン)、アルケニル(エン)またはアルキニル(エン)部分において1個または複数個のヘテロ原子を任意に含み、前記ヘテロ原子が、O、SおよびNから選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンの炭素原子またはヘテロ原子が、酸化されて、C=O、C=S、N=O、N=S、S=OまたはS(O)を形成してもよく、
各R12およびR13は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンから独立して選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンが、アルキル(エン)、アルケニル(エン)またはアルキニル(エン)部分において1個または複数個のヘテロ原子を任意に含み、前記ヘテロ原子が、O、SおよびNから選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンの炭素原子またはヘテロ原子が、酸化されて、C=O、C=S、N=O、N=S、S=OまたはS(O)を形成することができ、かつR12とR13とが一緒になって、非置換であっても置換されていてもよい(5−、6−、または7−員)複素環を形成してもよい、
化合物またはその立体異性体、光学異性体、互変異性体、溶媒和物、水和物、塩もしくはプロドラッグ。
【請求項15】
神経変性障害の予防または処置のための薬剤としての使用のための、式(AA1)の化合物またはその立体異性体、光学異性体、互変異性体、溶媒和物、水和物、塩もしくはプロドラッグであって、:
【化12】

式中、
各点線は、任意の二重結合を個々に表し、ここで、5本の点線から選択される最大で2本の点線が二重結合であり、
は、CRおよびNから独立して選択され、
は、NRおよびOから独立して選択され、
は、CRおよびNから独立して選択され、
Qは、NR−C(O)、およびC(O)NHから独立して選択され、
は、水素であるか、またはRと一緒になって、1個のN原子を含有する置換または非置換の不飽和4、5、6、7または8員環を形成してもよく、
は、水素であるか、またはRと一緒になって、1個のN原子を含有する置換または非置換の不飽和4、5、6、7または8員環を形成してもよく、
各R、R、R、およびRは、水素、ハロゲン、−OH、−OR10、−SH、−SR10、−S(O)R11、−S(O)11、−SONR1213、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロ、−NHC(O)R10、−NHS(O)10、−NHC(O)NR1213、−NR10C(O)R10、−NR10S(O)10、−NR10C(O)NR1213、−NR1213、−シアノ、−COOH、−COOR10、−C(O)NR1213、−C(O)R11、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレン、複素環−アルキニレンから独立して選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンが、アルキル(エン)、アルケニル(エン)またはアルキニル(エン)部分において1個または複数個のヘテロ原子を任意に含み、前記ヘテロ原子が、O、SおよびN原子から選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンが、非置換であってもZによって置換されていてもよく、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンの炭素原子またはヘテロ原子が、酸化されて、C=O、C=S、N=O、N=S、S=OまたはS(O)を形成してもよく、
は、水素、アルキル、アルケニル、およびアルキニルから選択され、
は、ハロゲン、−OH、−OR10、−SH、−SR10、−S(O)R11、−S(O)11、−SONR1213、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロ、−NHC(O)R10、−NHS(O)10、−NHC(O)NR1213、−NR10C(O)R10、−NR10S(O)10、−NR10C(O)NR1213、−NR1213、−シアノ、−COOH、−COOR10、−C(O)NR1213、−C(O)R11、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレン、複素環−アルキニレンから選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンが、アルキル(エン)、アルケニル(エン)またはアルキニル(エン)部分において1個または複数個のヘテロ原子を任意に含み、前記ヘテロ原子が、O、SおよびN原子から選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンが、非置換であってもZによって置換されていてもよく、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンの炭素原子またはヘテロ原子が、酸化されて、C=O、C=S、N=O、N=S、S=OまたはS(O)を形成してもよく、
nは、0、1または2から選択され、
Lは、非存在、−O−、−NH−、−NR10−、C1〜6アルキレン、C1〜6アルケニレン、C1〜6アルキニレンから独立して選択され、かつ前記C1〜6アルキレン、C1〜6アルケニレンまたはC1〜6アルキニレンのそれぞれが、1個または複数個のヘテロ原子を任意に含み、前記ヘテロ原子が、O、SおよびNからなるヘテロ原子から選択され、前記C1〜6アルキレン、C1〜6アルケニレンまたはC1〜6アルキニレンのそれぞれが、非置換であっても置換されていてもよく、かつ前記C1〜6アルキレン、C1〜6アルケニレンまたはC1〜6アルキニレンの炭素原子またはヘテロ原子が、酸化されて、C=O、C=S、N=O、N=S、S=OまたはS(O)を形成してもよく、
Bは、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキニル、アリール、および複素環から選択される環式構造を表し、
mは、0、1、2、3、4および5から選択され、
は、水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、−OH、−OR10、−SH、−SR10、−S(O)R11、−S(O)11、−SONR1213、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロ、−NHC(O)R10、−NHS(O)10、−NHC(O)NR1213、−NR10C(O)R10、−NR10S(O)10、−NR10C(O)NR1213、−NR1213、−シアノ、−COOH、−COOR10、−C(O)NR1213、−C(O)R11から独立して選択され、かつ前記アルキル、アルケニルおよびアルキニルが、1個または複数個のヘテロ原子を任意に含み、前記ヘテロ原子が、O、SおよびN原子から選択され、かつ前記アルキル、アルケニルおよびアルキニルが、非置換であってもZによって置換されていてもよく、かつ前記アルキル、アルケニルおよびアルキニルの炭素原子またはヘテロ原子が酸化されて、C=O、C=S、N=O、N=S、S=OまたはS(O)を形成してもよく、
各Zは、ハロゲン、−OH、−OR10、−SH、−SR10、−S(O)R11、−S(O)11、−SONR1213、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロ、−NHC(O)R10、−NHS(O)10、−NHC(O)NR1213、−NR10C(O)R10、−NR10S(O)10、−NR10C(O)NR1213、−NR1213、−シアノ、−COOH、−COOR10、−C(O)NR1213、−C(O)R11から独立して選択され、
各Zは、水素、アルキルおよびZから独立して選択され、
各R10は、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンから独立して選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンが、アルキル(エン)、アルケニル(エン)またはアルキニル(エン)部分において1個または複数個のヘテロ原子を任意に含み、前記ヘテロ原子が、O、SおよびNから選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンの炭素原子またはヘテロ原子が、酸化されて、C=O、C=S、N=O、N=S、S=OまたはS(O)を形成してもよく、
各R101は、水素およびR10から独立して選択され、
各R11は、ヒドロキシル、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンから独立して選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンが、アルキル(エン)、アルケニル(エン)またはアルキニル(エン)部分において1個または複数個のヘテロ原子を任意に含み、前記ヘテロ原子が、O、SおよびNから選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンの炭素原子またはヘテロ原子が、酸化されて、C=O、C=S、N=O、N=S、S=OまたはS(O)を形成することができ、
−各R12およびR13は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンから独立して選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンが、アルキル(エン)、アルケニル(エン)またはアルキニル(エン)部分において1個または複数個のヘテロ原子を任意に含み、前記ヘテロ原子が、O、SおよびNから選択され、かつ前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、複素環、アリールアルキレン、アリールアルケニレン、アリールアルキニレン、複素環−アルキレン、複素環−アルケニレンまたは複素環−アルキニレンの炭素原子またはヘテロ原子が、酸化されて、C=O、C=S、N=O、N=S、S=OまたはS(O)を形成してもよく、かつR12とR13とが一緒になって、非置換であっても置換されていてもよい(5−、6−、または7−員)複素環を形成してもよく、
X、Y、T、WおよびVのそれぞれは、−CZH−、−CZ−、−C−、−N−、NR101、−O−、−S−、または−CO−から独立して選択され、点線と共に、構造式(Ia)、(IIa)、(IIIa)、(IVa)、(Va)、(VIa)、(VIIa)、(VIIIa)、(IXa)、(Xa)、(XIa)、(XIIa)、(XIIIa)、(XIVa)、(XVa)、(XVIa)、(XVIIa)、(XVIIIa)、(XIXa)、(XXa)、(XXIa)、(XXIIa)、(XXIIIa)または(XXIVa):
【化13】

の1つを有する環の1つを形成し、ここで式(Ia)、(IIa)、(IIIa)、(IVa)、(Va)、(VIa)、(VIIa)、(VIIIa)、(IXa)、(Xa)、(XIa)、(XIIa)、(XIIIa)、(XIVa)、(XVa)、(XVIa)、(XVIIa)、(XVIIIa)、(XIXa)、(XXa)、(XXIa)、(XXIIa)、(XXIIIa)、(XXIVa)の左側がQに結合し、これらの右側がLに結合している、
化合物またはその立体異性体、光学異性体、互変異性体、溶媒和物、水和物、塩もしくはプロドラッグ。
【請求項16】
神経変性障害の予防または処置のための薬剤としての使用のための、請求項1〜10のいずれかに記載の化合物、または請求項11もしくは12に記載の医薬組成物。
【請求項17】
神経変性障害が、アルツハイマー氏病、ピック病、大脳皮質基底核変性症、進行性核上性麻痺、前頭側頭型認知症、パーキンソニズム(第17染色体に連鎖、FTDP−17)、パーキンソン病、びまん性レビー小体病、外傷性脳損傷、筋萎縮性側索硬化症、ニーマン・ピック病、ハラーホルデン・スパッツ症候群、ダウン症候群、神経軸索ジストロフィー、および多系統萎縮症から選択される、請求項13〜16のいずれかに記載の化合物。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2012−529476(P2012−529476A)
【公表日】平成24年11月22日(2012.11.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−514489(P2012−514489)
【出願日】平成22年6月11日(2010.6.11)
【国際出願番号】PCT/EP2010/058271
【国際公開番号】WO2010/142801
【国際公開日】平成22年12月16日(2010.12.16)
【出願人】(511300488)
【氏名又は名称原語表記】KATHOLIEKE UNIVERSITEIT LEUVEN,K.U. LEUVEN R&D
【住所又は居所原語表記】Minderbroedersstraat 8a−box 5105, B‐3000 Leuven BE
【出願人】(511300499)
【氏名又は名称原語表記】reMYND
【住所又は居所原語表記】Gaston Geenslaan 1, B‐3001 Heverlee BE
【Fターム(参考)】