説明

移動体端末の待ち受け画面上の情報領域の表示を制御するための方法および装置

移動体端末の待ち受け画面上の情報領域の表示を制御するための方法および装置。
本発明は、移動体端末2の待ち受け画面3上の、少なくとも一つの情報領域の表示を制御するための方法および装置に関する。
本発明によれば、移動体端末の待ち受け画面のアプリケーションに送信され、かつ上述の情報領域に関連すると認識されるデータを表示することに関する優先度は、待ち受け画面上で実行しているアプリケーションに関連するデータと比較して決定される。上述の情報領域に関連するデータを表示することに関する優先度が待ち受け画面上で実行するアプリケーションに関連するデータを表示することに関する優先度よりも高いと決定されると、上述の情報領域は、待ち受け画面上の利用可能なスペースに表示される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の分野は、移動通信端末の待ち受け画面を管理することに関する分野である。
本発明は、さらに詳しくは、移動通信端末の待ち受け画面上の情報領域の表示を制御するための方法および装置に関連する。
【背景技術】
【0002】
移動通信端末の待ち受け画面、特に携帯電話の待ち受け画面は、メイン画面である。例えばSMSメッセージを送信していない場合のように、処理と通話のような機能とアプリケーションを実行していない場合には、そのような画面は、いつでも現れる。
前記携帯電話の待ち受け画面は、画面背景図と、特別なアプリケーションへのショートカットと、オペレーターにより提供され、かつユーザーが申し込むサービス(天気、メッセージング、株価市場、ニュースなど)を選択することと、により、ユーザーによって、特に個別化することができる。
【0003】
パーソナルコンピュータ(PC)上には、現在、バックグランドタスクとして実行し、かつ上述のサービスへのクイックアクセスを提供するアプリケーションが、存在する。そのようなアプリケーションはウィジェットとしてよりよく知られている。実際は、これらのウィジェットは、ユーザーが申し込むサービスを表すアイコンによって、待ち受け画面上に表示される。そのようなアイコンは、コンピュータの待ち受け画面上の利用可能なスペースに位置付けられる情報領域を形成する。これらウィジェットは、コンピュータのダイナミックメモリに事前に格納されるとともに、画面上に表示されるメニューから呼び出される。
【0004】
例えば、天気サービスに申し込むユーザーは、待ち受け画面メニューの中のウィジェットアイテムを選択し、かつ次に天気アイテムを選択する。この操作に続いて、例えばユーザーが居る町の名前、ユーザーの問い合わせの時刻で上述の町の天気が曇りならば曇り、曜日、年月日および気温などの情報を含む天気ウィジェットを、表示領域が示しながら、天気ウィジェットはコンピュータの待ち受け画面上に表示される。
ユーザーが天気ウィジェットを選択した後に、天気ウィジェットと共に、例えば温度のように時間がたつにつれて変化する何らかの情報が、通信ネットワークを経由して専用サーバからコンピュータに必ずダウンロードされる。
【0005】
他のウィジェットに関して、選択されるウィジェットに関連するすべてのデータが、コンピュータ内の一部に保存される。 例えば、ユーザーが音楽ウィジェットを選択するならば、現在演奏されている音楽に関するプログレスバーの形式を取るアイコンは、待ち受け画面上の利用可能なスペースに表示される。このプログレスバーは、ユーザーが一時停止、停止、再生、次などのようなある動作を実行することを可能にする。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
それらの待ち受け画面の小さいというのが主な理由で、そのようなウィジェットは、移動体端末とりわけ携帯電話上の表示に特に適しているというわけではない。
【課題を解決するための手段】
【0007】
このために、本発明は、移動体端末の待ち受け画面上の、少なくとも一つの情報領域の表示を制御する方法を提供する。前記方法は、それが以下を具備するという点を特徴としている。
・待ち受け画面上で実行しているアプリケーションに関連するデータと比較して、移動体端末の待ち受け画面のアプリケーションに送信され、かつ上述の情報領域に関連すると認識されるデータを表示することに関する優先度を決定するステップ。
・待ち受け画面上で実行するアプリケーションに関連するデータを表示することに関する優先度よりも、上述の情報領域に関連するデータを表示することに関する優先度が高いと決定されると、上述の情報領域を待ち受け画面上の利用可能なスペースに表示するステップ。
【0008】
相互に関連する方法で、本発明は、移動体端末の待ち受け画面上の、少なくとも一つの情報領域の表示を制御する装置を提供する。そのような装置は、それが以下を具備するという点を特徴としている。
・待ち受け画面上で実行しているアプリケーションに関連するデータと比較して、移動体端末の待ち受け画面のアプリケーションに送信され、かつ上述の情報領域に関連すると認識されるデータを表示することに関する優先度を決定する手段。
・待ち受け画面上で実行するアプリケーションに関連するデータを表示することに関する優先度よりも、上述の情報領域に関連するデータを表示することに関する優先度が高いと決定されると、上述の情報領域を待ち受け画面上の利用可能なスペースに表示する手段。
【0009】
このように優先度を管理することは、待ち受け画面で実行していそうなアプリケーションの正常な動作を妨害せずに、ウィジェットが移動体端末の待ち受け画面で表示されることを可能にする。
本発明の1つの特定の実施形態では、待ち受け画面に関連するデータと情報領域に関連するデータは、それぞれ第一のファイルと第二のファイルに同じ形式で含まれる。
これは、移動体端末の待ち受け画面のアプリケーションにデータとコマンドを送信する簡単な方法を、移動体端末にインストールされたアプリケーションに提供する。
本発明の1つの特定の実施形態では、コンピュータプログラム命令によって、制御方法のステップが決定される。
【0010】
また、その結果、本発明は、表示制御装置内で、または、より一般にコンピュータ内で実行されるように適合し、かつ上の制御方法のステップを実行するように適合した命令を含む、情報媒体の上のコンピュータ・プログラムを提供する。
このプログラムは、どんなプログラミング言語も使用することができ、ソースコード、オブジェクトコード、または、部分的にコンパイルされたフォームといかなる他の望ましいフォームなどのように、ソースコードとオブジェクトコードの間の中間コードの形式を取ることができる。
【0011】
本発明は、上記のコンピュータ・プログラムの命令を含むコンピュータ読み込み可能な情報媒体を、さらに提供する。
前記情報媒体は、プログラムを保存することができる、任意のエンティティ(entity)またはデバイスであり得る。 例えば、前記媒体は、例えばCD-ROMまたはマイクロ電子回路ROMなどのROMのような格納手段、または、例えばフロッピー(登録商標)ディスクまたはハードディスクなどの磁気記憶手段を含むことができる。
そのうえ、前記情報媒体は、電気的または光学的なケーブルによって、ラジオによって、または他の手段によって伝達されるのに適している、電気的または光学的な信号などのような伝達可能な媒体であり得る。本発明に関するプログラムはインターネットタイプネットワークを通じて、特にダウンロードすることができる。
【0012】
また、前記情報媒体は、プログラムを組み込み、かつ問題となっている方法を実行するか、または実行に使用されるように適合する集積回路でもよい。
本発明の他の特徴および利点は、本発明の1つの非限定的な具体的表現を表す、添付された図面に関して、以下に与えられた説明によって明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】図1は、本発明の表示制御装置を含む移動体端末のダイヤグラムである。
【図2A】図2Aは、待機する待ち受け画面を示す。
【図2B】図2Bは、実行されているアプリケーションを表示する待ち受け画面を示す。
【図2C】図2Cは、ウィジェットを表示する待ち受け画面を示す。
【図3】図3は、本発明の表示制御方法のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1は、移動体端末2内に実装される発明の表示制御装置1を示す。
図示された例では、端末2は、一般に液晶ディスプレイ(LCD)、従来の表示装置3を備えた移動電話端末である。液晶ディスプレイ上では、この明細書の冒頭に説明される通り、端末2が待機しているとき、待ち受け画面が表示される。
1つのタイプの待機待ち受け画面は、例えば、図2Aに示される。
図1に示されるように、かつそれが本来知られている方法で示されるように、端末2は、例えばモバイルWindows(登録商標)タイプのようなオペレーティングシステム4と、表示制御装置1が保存されるメモリ5とを具備する。
【0015】
前記表示制御装置1は、特に以下を具備する。
・前記オペレーティングシステム4により実行されるように意図され、前記待ち受け画面3を管理するためのアプリケーション6。
・また、前記オペレーティングシステム4により実行されるように意図され、ウィジェットを管理するためのアプリケーション7。
【0016】
前記待ち受け画面3上で実行することができる各アプリケーションに関連するデータ(例えば、メッセージを受け取ったという指示、アドレス帳に名前を入力することなど)は、ディレクトリ8に保存される。より正確に言うと、このデータは、前記待ち受け画面3を表示するための情報と前記待ち受け画面3を通してユーザーと対話するための情報とから成る。前述のデータが前記待ち受け画面管理アプリケーション6で使用される。
【0017】
図2Bに示されるように、例えばユーザーがメッセージを読んでいる場合など、もしアプリケーションが実行している場合、前記待ち受け画面3は、このアプリケーションの実行を通知する。
特に有効な方法で、前記待ち受け画面3上で実行できる各アプリケーションに関する表示データと相互作用データは、バイナリ言語データファイルの中に、特定の識別子と関連し、かつ特定の形式で一緒に分類される。これらのデータファイルを他のファイルから区別するために、そのようなファイルは、例えば".tof"という拡張子を伴う名前によって指定される。
【0018】
例えば、前記待ち受け画面3上で、n個のアプリケーションが実行できるならば、それぞれのn個のディスプレイとこれらのn個のアプリケーションに対応する相互作用データファイルは、例えば、それぞれ識別子I1からInまでを割り当てられる。
【0019】
再び図1を参照すると、前記ウィジェット管理アプリケーション7は、例えば二つのウィジェットw1およびw2のように、利用可能なウィジェットのリストが保存されるダイナミックライブラリ9を調べるように、それに関する限り構成される。本来知られている方法で、そのようなウィジェットは、例えばDLL(ダイナミックリンクライブラリ)ファイルのような、名前、記述子、およびイメージといった、少なくとも3つのフィールドを含む専用ディレクトリに保存されるファイルである。
前記ウィジェットW1およびW2は、専用サーバからユーザーの要求によってダウンロードされるか、または必要なコンピューティング知識を有するユーザーによって作成され、前記端末2の中にあらかじめ保存され得る。
【0020】
さらに詳しくは、もし前記オペレーティングシステム4がモバイルWindows(登録商標)タイプである場合、そのようなウィジェットは言語C++で書かれる。
本発明によると、上記ウィジェットは、以下を含む(このリストは完全ではない)ように有利にプログラムされる。
・ それらが前記待ち受け画面上3で占有しやすいスペースに関連するデータ
・ 前記待ち受け画面3上で表示されるとき、ユーザーがこのデータとインタラクト(interact)することを可能にするデータ、そして、
・ ユーザーが前記待ち受け画面3上で前記ウィジェットを動かすことを可能にするデータ
【0021】
前記ウィジェットとの相互作用はコンテクスチュアル(contextual)であり得、すなわち、前記ウィジェット上のユーザーの動作を前記ウィジェットの現在の状態にリンクできる。そのようなコンテクスチュアル(contextual)相互作用の例は、以下に与えられる。
例えば、n秒毎に記事一つずつで、前記ウィジェットW1(例えば、RSS Newsの権利を与えられる)がニュースストリームを表示するために構成されると仮定する。与えられた記事が表示されるとき、そのようなウィジェットは、ユーザーが、完全な記事にユーザーを向け直すために構成されたキーを押すことを可能にするように有利にパラメタセットを持つ。
そのようなキーは、接触敏感な、またはダイレクトなアクセス(ソフトキー)タイプであり得る。
【0022】
ユーザーの依頼によって前記ダイナミックライブラリ9から選択されたウィジェットファイルを抽出した後に、前記ウィジェット管理アプリケーション7は、抽出されたファイルを、上記ディスプレイや相互作用のデータファイルと同じ".tof"形式の有利な、バイナリ言語のデータファイルに書き換えるサブアプリケーション7aを起動するために、前記ウィジェット管理アプリケーション7がさらに構成される。
これは、前記待ち受け画面3を個別化する、いくつかの簡単な方法をユーザーに提供し、非常に異なったコンテンツとサイズを持つウィジェットが、その都度前記待ち受け画面管理アプリケーション6を再コンパイルする必要なく表示されることを可能にする。
【0023】
次に前記ウィジェット管理アプリケーション7が、この".tof"ファイルを前記待ち受け画面管理アプリケーション6に一連のブロックとして送信する。
前記サブアプリケーション7aによって得られた、各".tof"ファイルは、特定の識別子を含む。
前記ダイナミックライブラリ9に保管されている2つの各ウィジェットW1、W2に対応する、2個の各".tof"ファイルは、例えば、各識別子In+1とIn+2に割り当てられる。
【0024】
送信された前記ウィジェットファイルに関する識別子を読むことができ、かつ前記待ち受け画面3上で実行することができるアプリケーションに関連する表示および相互作用のデータファイルに関する識別子と、前記ウィジェットファイルに関する識別子とを比較することができる前記サブアプリケーション6aを実行するように、この待ち受け画面管理アプリケーション6は、さらに構成される。
特に、もし一つのアプリケーションも実行していない場合、前記待ち受け画面管理アプリケーション6は、前記送信されたウィジェットファイルの表示が優先度を持つということを決定し、かつあらかじめ前述のファイルに含まれているパラメタに関する、前述のファイルに保管されていたウィジェットを、利用可能なスペースに表示し始める。
【0025】
図2Cを参照すると、例えば天気ウィジェットW2のような優先ウィジェットが、前記待ち受け画面3上の下部の右側に表示される。
前記端末2の待ち受け画面3上のウィジェットの表示を制御するためのデバイス1の処理は、以下で図3を参照して説明される。
【0026】
ステップE1において、前記端末2のユーザーが、前記待ち受け画面3上に表示されるメニューから天気ウィジェットW2を選択する。そのようなメニューの表示はウィジェット管理アプリケーション7によって管理される。
ステップE2において、前記ウィジェット管理アプリケーション7はダイナミックライブラリ9から天気ウィジェットファイルを抽出する。
ステップE3において、前記ウィジェット管理アプリケーション7は、例えばIn+2という特定の識別子に関連づいたTOF形式のファイルへ天気ウィジェットファイルを書き換えるサブアプリケーション7aを実行する。
ステップE4において、前記ウィジェット管理アプリケーション7は、一連のブロックとして待ち受け画面管理アプリケーション6に、このTOFファイルを送信する。
【0027】
ステップE5において、前記待ち受け画面管理アプリケーション6は、受信された前記TOFファイルに関する識別子を読み取るサブアプリケーション6aを実行する。
ステップE6において、アプリケーションが前記待ち受け画面3上で動いているかどうか決定するために、前記サブアプリケーション6aは、アプリケーション6との対話を行う。
もし動いていない場合、ステップE7において、前記サブアプリケーション6aは、天気ウィジェットを表示することが優先するということを決定する。
【0028】
ステップE8において、前記待ち受け画面管理アプリケーション6は、前記天気ウィジェットファイルのTOF形式に含まれる情報に基づき、前記天気ウィジェットをそこに表示するため、前記待ち受け画面3上の利用可能なスペースを決定する。
利用可能なスペースが決定しているとき、ステップE9において、前記待ち受け画面管理アプリケーション6は、前記天気ウィジェットをそこに表示し始める。
ステップE6において、例えばテキストメッセージが送られている場合のように、もしアプリケーションが前記待ち受け画面3上で動いている場合、ステップ10Eにおいて、前記待ち受け画面管理アプリケーション6が、テキストメッセージ送信に対応し、かつ、例えば識別子I1を持つTOFファイルが動いているということを前記サブアプリケーション6aに知らせる。
【0029】
ステップ11Eにおいて、前記サブアプリケーション6aは、2つの識別子I1とIn+2とを比較し、その後、ステップ12Eにおいて、前記天気ウィジェットを表示することよりもテキストメッセージを送信することが優先することを決定する。
ステップ13Eにおいて、前記サブアプリケーション6aが所定継続時間Tでタイマーを実行するので、その持続時間が経過したとき、上記ステップ6Eにおけるように、テキストメッセージ送信アプリケーションが前記待ち受け画面3上でまだ動いているかどうかを、またはある他のアプリケーションが前記待ち受け画面3上で動いているかどうかを決定するために、前記サブアプリケーション6aはアプリケーション6との対話を再開する。
ステップE10からE13は、アプリケーションが前記待ち受け画面3上で動いている限り、繰り返される。
【0030】
前記待ち受け画面3で動いているアプリケーションがもはやない場合、天気ウィジェットを表示することが優先する。その後、上述のステップE7からE9が実行される。
明らかに、説明に役立ち、また非限定的な例として、上述の発明の実施形態は単に与えられ、そして、本発明の範囲から逸脱せずに、当業者により容易に、多くの変更がそれに対してなされる。
例えば、もし前記ウィジェットのサイズと前記端末2の待ち受け画面3のサイズがこれを可能にするならもちろん、1つのウィジェットだけよりむしろ1つ以上のウィジェットの表示を許すために前記ウィジェット管理アプリケーション7を構成することができる。
【符号の説明】
【0031】
1 ・・・ 表示制御装置
2 ・・・ 端末
3 ・・・ 表示装置
4 ・・・ オペレーティングシステム
5 ・・・ メモリ
6 ・・・ アプリケーション
6a ・・・ サブアプリケーション
7 ・・・ アプリケーション
7a ・・・ サブアプリケーション
8 ・・・ ディレクトリ
9 ・・・ ダイナミックライブラリ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
移動体端末2の待ち受け画面3上の、少なくとも一つの情報領域の表示を制御する方法において、
・待ち受け画面上で実行しているアプリケーションに関連するデータと比較して、移動体端末の待ち受け画面のアプリケーション6に送信され、かつ前記情報領域に関連すると認識されるデータを表示することに関する優先度を決定するステップ(E6, E7; E6, E10, E11)と、
・前記情報領域に関連するデータを表示することに関する優先度が待ち受け画面上で実行するアプリケーションに関連するデータを表示することに関する優先度よりも高いと決定されると、前記情報領域を待ち受け画面上の利用可能なスペースに表示するステップ(E9)と、
を具備することを特徴とする方法。
【請求項2】
待ち受け画面に関連するデータと前記情報領域に関連するデータは、同じフォーマットでそれぞれ第一・第二ファイルに含まれることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
移動体端末2の待ち受け画面3上の、少なくとも一つの情報領域の表示を制御する装置において、
・ 待ち受け画面上で実行しているアプリケーションに関連するデータと比較して、移動体端末の待ち受け画面のアプリケーションに送信され、かつ前記情報領域に関連すると認識されるデータを表示することに関する優先度を決定する手段6と、
・ 前記情報領域に関連するデータを表示することに関する優先度が待ち受け画面上で実行するアプリケーションに関連するデータを表示することに関する優先よりも高いと決定されると、前記情報領域を待ち受け画面上の利用可能なスペースに表示する手段6と、
を具備することを特徴とする装置。
【請求項4】
少なくとも一つの情報領域の表示を制御するための、待ち受け画面3および装置1を具備することを特徴とする請求項3に記載の移動体端末。
【請求項5】
コンピュータにより実行されるとき、請求項1または2による制御方法のステップを実行するための命令を含むコンピュータプログラム。
【請求項6】
請求項1または2による制御方法のステップを実行するための命令を含むコンピュータプログラムが格納される、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。

【図1】
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【図2A】
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【図2B】
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【図2C】
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【図3】
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【公表番号】特表2011−504334(P2011−504334A)
【公表日】平成23年2月3日(2011.2.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−533640(P2010−533640)
【出願日】平成20年11月10日(2008.11.10)
【国際出願番号】PCT/FR2008/052025
【国際公開番号】WO2009/071779
【国際公開日】平成21年6月11日(2009.6.11)
【出願人】(591034154)フランス・テレコム (290)
【Fターム(参考)】