説明

移動経路の生成、管理及び共有方法、並びにその装置

複数個の移動通信装置間に移動経路を共有する方法において、複数個の移動通信装置のうち第1移動通信装置が、移動経路についての移動経路関連情報を生成し、複数個の移動通信装置が連結された中央サーバーへ、第1移動通信装置の移動経路関連情報を伝送し、中央サーバーへ伝送された第1移動通信装置の移動経路関連情報は、中央サーバーに連結された複数個の移動通信装置のうち少なくとも一つに提供される移動経路関連情報の生成、管理及び共有方法を提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動通信装置による移動経路の共有及び管理に関する。
【背景技術】
【0002】
ナビゲーションシステムは、現在の位置を考慮した移動経路を示す。人間の活動は、反復される傾向があるので、ナビゲーションの経路探索機能が実行される度に、新たな経路を探索する必要はない。
【0003】
ナビゲーションシステムまたはインターネットサービスを通じた自動経路検索サービスが広く利用されている。しかし、人間の行為または習慣のように、電子的信号で表現できなかったり測定できない要素により移動経路が決定される場合もある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、移動経路を共有できる位置情報獲得が可能な移動通信装置を利用した移動経路関連情報の活用を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一実施形態によって、複数個の移動通信装置間に移動経路関連情報を生成する方法は、前記複数個の移動通信装置のうち第1移動通信装置が、前記第1移動通信装置の移動により発生した移動経路についての移動経路関連情報を生成するステップと、前記複数個の移動通信装置が連結された中央サーバーへ、前記生成された第1移動通信装置の移動経路関連情報を伝送するステップと、を含み、前記中央サーバーへ伝送された前記第1移動通信装置の移動経路関連情報は、前記中央サーバーに連結された複数個の移動通信装置のうち少なくとも一つに提供される。
【0006】
本発明の一実施形態による複数個の移動通信装置間に移動経路を共有する方法は、前記複数個の移動通信装置のうち第2移動通信装置が、前記複数個の移動通信装置が連結された中央サーバーから、前記複数個の移動通信装置のうち第1移動通信装置の移動により生成された移動経路についての移動経路関連情報を受信するステップと、前記受信された第1移動通信装置の移動経路関連情報に基づいて、前記第2移動通信装置が移動経路案内を行うステップと、を含む。
【0007】
本発明の一実施形態によって、複数個の移動通信装置が連結された中央サーバーが前記移動通信装置の移動経路を管理する方法は、前記複数個の移動通信装置のうち第1移動通信装置から、移動経路と関連した地理的情報を受信するステップと、前記受信された地理的情報を含み、前記第1移動通信装置の移動経路と関連した付加情報を含む前記第1移動通信装置の移動経路関連情報を生成するステップと、前記複数個の移動通信装置のうち第2移動通信装置へ、前記第1移動通信装置の移動経路関連情報を伝送するステップと、を含む。
【0008】
本発明の実施形態による前記移動経路関連情報は、前記移動経路と関連したウェイポイント情報、ルート情報、及び付加情報を含む。
【0009】
本発明の実施形態による前記移動経路と関連したウェイポイント情報は、前記移動経路のうち少なくとも一つの地理的地点として定義される。本発明の実施形態による前記移動経路と関連したルート情報は、前記移動経路のうち連続的な地理的座標、時間及び所定の地点間の区間のうち少なくとも一つにより定義される。
【0010】
本発明の実施形態による前記移動経路と関連した付加情報は、前記第1移動通信装置の移動経路に関する行政的住所、通常的地名、隣近地域名所、前記第1移動通信装置のカメラ装置を通じて撮影された映像、前記第1移動通信装置の移動経路に関連した大衆交通手段の基準点、前記複数個の移動通信装置の中継所範囲、位置説明、交通状況に関する情報のうち少なくとも一つが収録されたテキストデータ、音声データ、及びビデオデータのうち少なくとも一つを含む。
【0011】
本発明の一実施形態による複数個の移動通信装置間に移動経路関連情報を生成する移動通信装置は、前記複数個の移動通信装置のうち第1移動通信装置が、移動経路についての移動経路関連情報を生成する移動経路情報生成部と、移動経路関連情報をデータベースに保存し、前記移動経路関連情報の移動経路を移動経路ヒストリーに登録する移動経路情報保存部と、複数個の移動通信装置が連結された中央サーバーへ、前記生成された移動経路関連情報を伝送する移動経路情報伝送部と、を備える。
【0012】
本発明の一実施形態による複数個の移動通信装置間に移動経路を共有する地理的情報案内が可能な移動通信装置は、複数個の移動通信装置が連結された中央サーバーから、前記複数個の移動通信装置のうち、第1移動通信装置の移動により生成された移動経路についての移動経路関連情報を受信する移動経路情報受信部と、前記受信された第1移動通信装置の移動経路関連情報に基づいて、移動経路案内を行う移動経路案内部と、を備える。
【0013】
本発明の一実施形態による複数個の移動通信装置が連結されて、前記移動通信装置の移動経路を管理する中央サーバーは、前記複数個の移動通信装置のうち第1移動通信装置から、移動経路についての地理的情報を受信する受信部と、前記受信された地理的情報を含み、前記第1移動通信装置の移動経路と関連した付加情報を含む前記第1移動通信装置の移動経路関連情報を生成するサーバー移動経路情報生成部と、前記複数個の移動通信装置のうち少なくとも一つの移動通信装置へ、前記第1移動通信装置の移動経路関連情報を伝送する移動経路関連情報伝送部と、を備える。
【0014】
本発明は、本発明の一実施形態による複数個の移動通信装置間に共有される移動経路関連情報生成方法を具現するためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体を含む。
【0015】
本発明は、本発明の一実施形態による複数個の移動通信装置間の移動経路関連情報共有方法を具現するためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体を含む。
【0016】
本発明は、本発明の一実施形態による複数個の移動通信装置が連結された中央サーバーの移動経路管理方法を具現するためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体を含む。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の第1実施形態によって、複数個の移動通信装置間の移動経路の共有が可能な移動通信装置のうち、移動経路関連情報を生成する第1移動通信装置を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2実施形態によって、複数個の移動通信装置間の移動経路の共有のために、移動経路関連情報を管理する中央サーバーを示すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態によって、複数個の移動通信装置間の移動経路共有が可能な移動通信装置のうち、移動経路関連情報を提供されて共有する第2移動通信装置を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1実施形態によって、中央サーバーを通じた複数個の移動通信装置間の移動経路関連情報の共有ネットワークを示す図面である。
【図5】本発明の第2実施形態によって、中央サーバーを通じた複数個の移動通信装置間の移動経路関連情報の共有ネットワークを示す図面である。
【図6】本発明の実施形態による移動経路関連情報の共有方法を示す図面である。
【図7】本発明の実施形態による移動経路関連情報の共有方法を示す図面である。
【図8】本発明の実施形態による移動経路関連情報の共有方法を示す図面である。
【図9】本発明の実施形態による移動経路関連情報の共有方法を示す図面である。
【図10】本発明の実施形態によって、付加情報を含む移動経路関連情報の共有方法を示す図面である。
【図11】本発明の実施形態によって、付加情報を含む移動経路関連情報の共有方法を示す図面である。
【図12】本発明の実施形態によって、付加情報を含む移動経路関連情報の共有方法を示す図面である。
【図13】本発明の実施形態によって、移動経路ヒストリーに登録された経路を比較及び更新する方法を示す図面である。
【図14】本発明の第1実施形態によって、複数個の移動通信装置間の移動経路の共有のために、移動経路関連情報を生成する方法のフローチャートである。
【図15】本発明の第2実施形態によって、複数個の移動通信装置間の移動経路の共有のために、中央サーバーが移動経路関連情報を管理する方法のフローチャートである。
【図16】本発明の実施形態によって、複数個の移動通信装置間の移動経路関連情報の共有によって、移動経路関連情報を提供されて共有する方法のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、図1ないし図16を参照して、本発明の一実施形態によって、位置情報を獲得でき、移動経路案内が可能な複数個の移動通信装置が連結された中央サーバーを通じて、移動通信装置間に移動経路関連情報を生成、管理及び共有する方法、並びに移動経路関連情報の共有ネットワークの構造について説明する。
【0019】
以下、図1、図2及び図3を参照して、本発明の実施形態によって、複数個の移動通信装置が連結された中央サーバーを通じて、移動通信装置間の移動経路関連情報を共有するネットワーク構造の実施形態について述べる。具体的に、本発明の第1実施形態による移動経路関連情報共有ネットワークは、第1移動通信装置の移動により発生した移動経路についての移動経路関連情報を第1移動通信装置が生成して共有する。本発明の第2実施形態による移動経路関連情報共有ネットワークは、中央サーバーが生成した第1移動通信装置の移動経路関連情報を共有する。
【0020】
また、以下、説明の便宜上、移動経路関連情報を提供する移動通信装置は、第1移動通信装置と称し、移動経路関連情報を提供される移動通信装置は、第2移動通信装置と称する。
【0021】
以下、図1は、第1実施形態による移動経路関連情報を生成して提供する移動通信装置100のブロック図であり、図2は、本発明の第2実施形態によって、移動経路関連情報を生成して管理する中央サーバー200のブロック図であり、図3は、本発明の実施形態によって、移動経路関連情報を提供されて共有する移動通信装置30のブロック図である。
【0022】
まず、本発明の実施形態による移動経路関連情報について定義する。本発明の実施形態による移動経路関連情報は、移動経路と関連したウェイポイント情報、ルート情報、及び付加情報を含む。ウェイポイントは、特定の地点を表し、本発明の実施形態によるウェイポイント情報は、移動経路のうち選択された少なくとも一つの任意の地点を表す情報を含む。
【0023】
ルートは、移動経路のうち所定の地点間の区間上の連続的な地理的位置を表し、移動通信装置のセンサーにより、周期的に測定された位置である。本発明の実施形態によるルート情報は、それぞれの地理的位置の座標情報、通過時間情報、及び該区間情報のうち少なくとも一つを含む。
【0024】
本発明の実施形態による移動通信情報のウェイポイント情報及びルート情報は、衛星航法システム(Global Positioning System: GPS)信号を感知するセンサーにより獲得された位置情報、またはユーザーの入力により指定された地理的情報であってもよい。
【0025】
本発明の実施形態による移動経路と関連した付加情報は、第1移動通信装置の移動経路のうち所定の地点と関連した各種の情報を含む。例えば、特定の地点を指す通常的地名、隣近地域名所の名称、道路名、行政的住所などが付加情報となる。
【0026】
また、第1移動通信装置100が通過した地域周辺のバス停留所、地下鉄駅などについての情報が、移動経路と関連した付加情報として利用される。その他、移動通信装置の中継所範囲に基づいた位置情報、及びユーザーにより入力された地理的説明などが、移動経路と関連した付加情報として利用される。
【0027】
また、本発明の実施形態による移動経路と関連した付加情報は、交通状況のように、移動経路のうち所定の地点と関連してリアルタイムで変動する情報も含む。
【0028】
また、本発明の実施形態による付加情報は、移動経路と関連したテキストデータ、音声データ、及びビデオデータなどの多様な資料を制限なしに含む。例えば、第1移動通信装置の撮像装置を利用して、移動経路のうち所定の地点を撮影した映像データまたはビデオデータ、所定の地点で録音した音声データが付加情報として利用されてもよい。また、ユーザーが所定の地点を説明するための位置説明情報が記録されたテキスト情報などが付加情報として利用されてもよい。
【0029】
かかる付加情報は、ユーザーの入力により生成されるか、またはウェブを通じてダウンロードされる。
【0030】
図1は、本発明の第1実施形態によって、複数個の移動通信装置間の移動経路共有が可能な移動通信装置のうち、移動経路関連情報を生成する第1移動通信装置のブロック図である。
【0031】
第1実施形態によって、移動経路関連情報を生成して提供する第1移動通信装置100は、移動経路関連情報生成部110、移動経路関連情報保存部120、及び移動経路関連情報伝送部130を備える。
【0032】
第1実施形態による移動経路関連情報生成部110は、第1移動通信装置の移動により発生する移動経路についての移動経路関連情報を生成する。本発明の実施形態による移動経路関連情報は、第1移動通信装置の移動経路と関連したウェイポイント情報、ルート情報、及び付加情報を含む。
【0033】
第1実施形態による移動経路と関連した付加情報は、第1移動通信装置100のユーザーの入力により生成されて更新される。また、移動経路についての付加情報は、ウェブを通じてダウンロードされた共有資料であるか、またはウェブ上の資料についてのタグ情報を含んでもよい。第1実施形態による共有ネットワークの保安設定によって、移動経路についての付加情報は、共有ネットワーク上に登録された移動通信装置間にのみ共有されもする。第1実施形態による移動経路と関連した付加情報は、第1移動通信装置の移動経路関連情報を、中央サーバーに連結された相手側の移動通信装置が受信する時点に更新される。更新された付加情報は、第1実施形態による中央サーバーへ伝送されて、第1実施形態による中央サーバーを通じて相手側の移動通信装置に伝達される。
【0034】
一実施形態による移動経路関連情報保存部120は、第1実施形態による移動経路関連情報生成部110により生成された移動経路関連情報をデータベースに保存する。第1実施形態による移動経路関連情報保存部120は、移動経路にインデックスを付与して保存する。特に、一実施形態による移動経路関連情報保存部120は、該移動経路を通過する頻度などを分析して、移動経路関連情報をデータベースに構築する。データベースの構築を通じて、個人の経路探索ノウハウまたは好む移動経路の性向を考慮した移動経路案内が可能になる。
【0035】
第1実施形態による移動経路関連情報伝送部130は、第1実施形態によって、複数個の移動通信装置が連結された第1中央サーバーへ、移動経路関連情報を伝送する。第1中央サーバーへ伝送された第1移動通信装置100の移動経路関連情報は、第1中央サーバーに連結された複数個の移動通信装置のうち少なくとも一つに提供される。
【0036】
第1実施形態による移動経路関連情報伝送部130から、第1中央サーバーへ伝送された第1移動通信装置100の移動経路関連情報は、第1中央サーバーに保存されていて、第1中央サーバーに連結された第2移動通信装置30の提供要請によって呼び出されて、第2移動通信装置30へ伝送される。
【0037】
第1実施形態による移動経路関連情報伝送部130から、第1中央サーバーへ伝送された第1移動通信装置100の移動経路関連情報は、第1中央サーバーを経て、第1中央サーバーに連結された第2移動通信装置30へリアルタイムで伝送されてもよい。
【0038】
また、第1実施形態による移動経路関連情報伝送部130から、第1中央サーバーに連結された複数個の移動通信装置のうち少なくとも一つへ、移動経路関連情報が直接伝送されてもよい。
【0039】
移動経路関連情報の共有を所望する複数個の移動通信装置は、第1中央サーバーに対して認証されて登録される。また、第1中央サーバーに登録された複数個の移動通信装置のユーザーは、所定のグループの構成員である。例えば、家族構成員間に共同生活圏内で頻繁に利用する移動経路についての地理的情報を共有しようとする必要性が高い。この場合、家族構成員は、各自の移動通信装置をホームサーバーに認証して登録してはじめて、移動経路関連情報を共有することができる。
【0040】
第1実施形態による移動経路関連情報保存部120は、生成された移動経路関連情報の移動経路を移動経路ヒストリーに登録する。移動経路ヒストリーに登録される移動経路は、ウェイポイント情報及びルート情報などの地理的情報で構成される。
【0041】
第1実施形態による移動経路関連情報生成部110は、新たな移動経路についての第1移動経路関連情報を生成した場合、移動経路ヒストリーに登録された既存の移動経路のうち、第1移動経路関連情報の第1移動経路と類似した範囲に含まれる第2移動経路が登録されているか否かを判断する。
【0042】
第1実施形態による移動経路関連情報生成部110が、第1移動経路と類似した第2移動経路が移動経路ヒストリーに登録されていないと決定すれば、第1実施形態による移動経路関連情報保存部120は、第1移動経路を移動経路ヒストリーに新たに登録する。第1実施形態による移動経路関連情報保存部120は、新たに登録された第1移動経路についての統計データを生成する。
【0043】
第1実施形態による移動経路関連情報生成部110が、第1移動経路と類似した第2移動経路が移動経路ヒストリーに登録されていると決定すれば、第1実施形態による移動経路関連情報保存部120は、統計データの累積データを更新する。また、第1実施形態による移動経路関連情報保存部120は、第1移動経路に基づいて、第2移動経路の累積データによる統計値を更新する。
【0044】
第1実施形態による移動経路関連情報生成部110は、現在の第1移動経路が第2移動経路に沿って進むか否かをリアルタイムで比較して判断する。第1実施形態による移動経路関連情報生成部110は、第1移動経路関連情報のうち、ウェイポイント情報及びルート情報のうち少なくとも一つに基づいて、第2移動経路関連情報のうち、ウェイポイント情報及びルート情報を比較する。
【0045】
例えば、第1移動経路関連情報のうち、ウェイポイント情報及びルート情報のうち少なくとも一つによる経路、座標及び速度のうち少なくとも一つが、第2移動経路関連情報のうち、ウェイポイント情報及びルート情報についての正規分布を離脱するか否かが、移動経路離脱判定のための判断要素となる。
【0046】
第1実施形態による移動経路関連情報生成部110の移動経路リアルタイム比較判断結果、第1移動経路が第2移動経路に沿って進んでいると決定されれば、更新された第1移動経路に基づいて、第2移動経路の統計データが更新される。
【0047】
第1実施形態による移動経路関連情報生成部110の移動経路リアルタイム比較判断結果、第1移動経路が第2移動経路を離脱すると決定されれば、第1実施形態による第1移動通信装置100は、移動経路離脱知らせ動作を行う。第1実施形態による移動経路離脱知らせ動作は、移動経路離脱警告音を出す動作、第1移動通信装置100のディスプレイ画面上に移動経路離脱警告窓を表示する動作、移動経路離脱を知らせる振動動作などを含む。
【0048】
第1移動通信装置100のユーザーの入力により、第1移動経路が正常の移動経路関連情報に変更されれば、第1実施形態による移動経路関連情報保存部120は、第1移動経路に基づいて、第2移動経路の統計データの累積データを更新する。
【0049】
図2は、本発明の第2実施形態によって、複数個の移動通信装置間の移動経路の共有のために、移動経路関連情報を管理する中央サーバーのブロック図である。
【0050】
一実施形態による中央サーバー200は、受信部210、サーバー移動経路関連情報生成部220、及びサーバー移動経路関連情報伝送部230を備える。中央サーバー200には、複数個の移動通信装置が連結される。以下、説明の便宜上、第2実施形態による中央サーバー200は、第2中央サーバー200とも称する。
【0051】
第2実施形態による中央サーバー200は、複数個の移動通信装置を認証し、認証された移動通信装置を移動経路関連情報の共有が可能な移動通信装置として登録する。
【0052】
第2実施形態による受信部210は、第2実施形態による複数個の移動通信装置のうち第1移動通信装置から、第1移動通信装置の移動により発生した移動経路と関連した地理的情報を受信する。地理的情報は、移動経路と関連したウェイポイント情報及びルート情報を含む。
【0053】
第2実施形態によるサーバー移動経路関連情報生成部220は、第2実施形態による受信部210が受信した地理的情報、及び移動経路と関連した付加情報を含む第1移動通信装置の移動経路関連情報を生成する。すなわち、ウェイポイント情報及びルート情報を含み、移動経路と関連した付加情報を含む移動経路関連情報が生成される。
【0054】
第2実施形態による受信部210が、第2実施形態による第1移動通信装置から、第1移動通信装置の移動経路と関連した付加情報を受信した場合、第2実施形態によるサーバー移動経路関連情報生成部220は、受信されたウェイポイント情報、ルート情報と共に受信された付加情報を含む移動経路関連情報を生成する。
【0055】
第2実施形態による受信部210は、第2実施形態による第1移動通信装置から、第1移動通信装置の移動経路と関連した付加情報の生成要請を受信する。この場合、第2実施形態によるサーバー移動経路関連情報生成部220は、第2実施形態による受信部210が受信したウェイポイント情報及びルート情報に基づいて、第1移動通信装置の移動経路と関連した付加情報を生成する。
【0056】
第2実施形態によるサーバー移動経路関連情報生成部220は、生成された付加情報と共に、第2実施形態による受信部210が受信したウェイポイント情報及びルート情報を含む第1移動通信装置の移動経路関連情報を生成する。
【0057】
第2実施形態によるサーバー移動経路関連情報生成部220は、第1移動通信装置の移動経路と関連した付加情報を生成するために、ウェブを通じて該データを検索する。または、第2実施形態によるサーバー移動経路関連情報生成部220は、移動経路共有サービスを提供するサービス提供者の付加情報サーバーから、該移動経路と関連した各種の付加情報をダウンロードしてもよい。また、移動経路と関連した付加情報は、ウェブを通じて検索されたデータについてのタグ情報をさらに含んでもよい。
【0058】
第2実施形態による移動経路と関連した付加情報は、第1移動通信装置の移動経路関連情報を、第2中央サーバー200に連結された相手側の移動通信装置が受信する時点に更新される。更新された付加情報は、第2中央サーバー200へ伝送されて、第2実施形態による中央サーバー200を通じて相手側の移動通信装置に伝達される。
【0059】
第2実施形態によるサーバー移動経路関連情報伝送部230は、受信された第1移動通信装置の移動経路関連情報を、第2中央サーバー200と連結された複数個の移動通信装置のうち少なくとも一つの移動通信装置へ伝送する。
【0060】
第2実施形態による第2中央サーバー200は、複数個の移動通信装置のうち少なくとも一つの第2移動通信装置から、第1移動通信装置の移動経路関連情報の伝送を要請されもする。第2実施形態による移動経路関連情報伝送部230は、第2移動通信装置の要請によって、第2中央サーバー200が生成した第1移動通信装置の移動経路関連情報を第2移動通信装置に伝達する。
【0061】
または、第2実施形態によるサーバー移動経路関連情報伝送部230は、第2中央サーバー200により生成された第1移動通信装置100の移動経路関連情報を第2移動通信装置へリアルタイムで伝送する。
【0062】
第2中央サーバー200は、第2実施形態によるサーバー移動経路関連情報生成部220により生成された第1移動通信装置の移動経路関連情報を移動通信装置別のデータベースに保存する。
【0063】
第2中央サーバー200は、第1移動通信装置データベースに保存される移動経路関連情報の移動経路を移動経路ヒストリーに登録する。
【0064】
第2実施形態によるサーバー移動経路関連情報生成部220は、新たな移動経路についての第3移動経路関連情報を生成した場合、移動経路ヒストリーに登録された既存の移動経路のうち、第3移動経路関連情報の第3移動経路と類似した範囲に含まれる第4移動経路が登録されているか否かを判断する。
【0065】
第2実施形態によるサーバー移動経路関連情報生成部220が、第3移動経路と類似した第4移動経路が移動経路ヒストリーに登録されていないと決定すれば、第2中央サーバー200は、第3移動経路を移動経路ヒストリーに新たに登録する。第2中央サーバー200は、新たに登録された第3移動経路についての統計データを生成する。
【0066】
第2実施形態によるサーバー移動経路関連情報生成部220が、第3移動経路と類似した第4移動経路が移動経路ヒストリーに登録されていると決定すれば、第2中央サーバー200は、第3移動経路に基づいて、第4移動経路の統計データの累積データを更新する。また、第2中央サーバー200は、第4移動経路の累積データによる統計値を更新する。
【0067】
第2実施形態によるサーバー移動経路関連情報生成部220は、第1移動通信装置の第3移動経路が現在の第4移動経路に沿って進むか否かをリアルタイムで比較して判断する。第2実施形態によるサーバー移動経路関連情報生成部220は、第3移動経路関連情報のうち、ウェイポイント情報及びルート情報のうち少なくとも一つに基づいて、第4移動経路関連情報のうち、ウェイポイント情報及びルート情報を比較する。
【0068】
例えば、第3移動経路関連情報のうち、ウェイポイント情報及びルート情報のうち少なくとも一つによる経路、座標及び速度のうち少なくとも一つが、第4移動経路関連情報のうち、ウェイポイント情報及びルート情報についての正規分布を離脱するか否かが、移動経路離脱判定のための判断要素となる。
【0069】
第2実施形態によるサーバー移動経路関連情報生成部220の移動経路リアルタイム比較判断結果、第3移動経路が第4移動経路に沿って進むと決定されれば、現在の更新された第3移動経路に基づいて、第4移動経路の統計データが更新される。
【0070】
第2実施形態によるサーバー移動経路関連情報生成部220の移動経路リアルタイム比較判断の結果、第3移動経路が第4移動経路を離脱すると決定されれば、第2中央サーバー200は、移動経路離脱知らせ情報を第1移動通信装置へ伝送する。
【0071】
第1移動通信装置のユーザーの入力により、第3移動経路が正常の移動経路関連情報に変更されるように設定されれば、第2中央サーバー200は、第3移動経路に基づいて、第4移動経路の統計データの累積データを更新する。
【0072】
第2中央サーバー200がホームサーバーである場合、第1移動通信装置及び第2移動通信装置のそれぞれのユーザーは、家族、業務同僚などの所定のグループの構成員である。
【0073】
第2実施形態による受信部210は、複数個の移動通信装置のうち少なくとも一つから受信された移動経路関連情報の移動経路を移動経路ヒストリーに登録する。これによって、第2中央サーバー200は、複数個の移動通信装置から受信された移動経路関連情報に基づいて、第5移動経路についての統計データを生成する。
【0074】
第2実施形態による受信部210が、第1移動通信装置から第6移動経路関連情報を受信する場合、第2中央サーバー200は、移動経路ヒストリーに登録されている他の複数個の移動通信装置の移動経路のうち、第5移動経路が第6移動経路と類似していると判断する場合、第2中央サーバー200は、第6移動経路についての統計データに基づいて、第5移動経路についての統計データを更新する。
【0075】
また、第2中央サーバー200は、複数個の移動通信装置により累積された移動経路関連情報に基づいて、第2移動通信装置に推薦する移動経路関連情報を生成する。例えば、第2中央サーバー200は、第5移動経路についての統計データを分析して、第5移動経路との最短距離経路、大衆交通移動方法、交通状況に基づいた最短時間経路、及び地域名所などについての情報を含む推薦移動経路関連情報を生成する。したがって、第2中央サーバー200は、移動経路ヒストリーに登録されている第5移動経路と第6移動経路とが類似していると判断する場合、第6移動経路のために第5移動経路の推薦移動経路関連情報を伝送する。
【0076】
図3は、本発明の実施形態によって、複数個の移動通信装置間の移動経路関連情報共有が可能な移動通信装置のうち、移動経路関連情報を提供されて共有する第2移動通信装置のブロック図である。
【0077】
本発明の実施形態による移動経路関連情報を提供されて共有する第2移動通信装置30は、移動経路関連情報受信部31及び移動経路案内部32を備える。第2移動通信装置30は、図1を参照して前述した第1実施形態による第1移動通信装置100についての第2移動通信装置であってもよく、図2を参照して前述した第2実施形態による中央サーバー200についての第2移動通信装置であってもよい。
【0078】
移動経路関連情報受信部31は、複数個の移動通信装置が連結された中央サーバーから、第1移動通信装置100の移動により発生した移動経路関連情報を受信する。第1実施形態による共有ネットワークの場合、移動経路関連情報受信部31は、第1実施形態による第1移動通信装置100により生成された移動経路関連情報を受信する。第2実施形態による共有ネットワークの場合、移動経路関連情報受信部31は、第2中央サーバー200により生成された第1移動通信装置の移動経路関連情報を受信する。
【0079】
本発明の実施形態による第2移動通信装置30は、第1実施形態による中央サーバーまたは第2実施形態による中央サーバー200に対して、第1移動通信装置の移動経路関連情報を提供することを要請する。これによって、移動経路関連情報受信部31は、第1実施形態による中央サーバーまたは第2実施形態による中央サーバー200を経て、リアルタイムで伝送されてくる第1移動通信装置の移動経路関連情報を受信する。
【0080】
また、本発明の実施形態による第2移動通信装置30は、第1実施形態による第1移動通信装置100に対して、第1移動通信装置の移動経路関連情報を提供することを要請する。これによって、移動経路関連情報受信部31は、第1実施形態による第1移動通信装置100から直接伝送されてくる第1移動通信装置100の移動経路関連情報を受信することも可能である。
【0081】
移動経路案内部32は、受信された第1移動通信装置の移動経路関連情報を共有し、共有された移動経路関連情報を利用して移動経路案内を行う。
【0082】
本発明の実施形態による移動経路関連情報は、ウェイポイント情報、ルート情報、及び付加情報を含む。移動経路案内部32は、移動経路関連情報のうちウェイポイント情報及びルート情報に基づいて、現在の第2移動通信装置30の移動経路が第1移動通信装置の移動経路に沿って進むか否かを判断する。移動経路案内部32は、第2移動通信装置30の現在の移動経路が共有された移動経路を離脱する場合、移動経路離脱知らせ動作を行う。例えば、第2移動通信装置30は、移動経路離脱を表す警告音または振動を出すか、またはディスプレイ画面上に警告窓を表示する。
【0083】
移動経路案内部32は、移動経路関連情報のうち付加情報に基づいて、現在の移動経路についての最短距離経路、大衆交通移動方法、交通状況に基づいた最短時間経路、及び地域名所などを提案する。例えば、移動経路案内部32は、ウェブを通じて所定の移動経路で利用可能な大衆交通及び停留所などについての情報を得る。一実施形態による移動経路案内部32は、第1移動通信装置100の移動経路に対応する最短距離経路、大衆交通移動方法、交通状況に基づいた最短時間経路、及び地域名所などの推薦移動経路関連情報をインターネットから直接獲得することも可能である。
【0084】
また、移動経路案内部32は、第2中央サーバー200から受信した推薦移動経路関連情報に基づいて、現在の移動経路についての最短距離経路、大衆交通移動方法、交通状況に基づいた最短時間経路、及び地域名所のうち少なくとも一つを提案することも可能である。
【0085】
本発明の実施形態による第1移動通信装置及び第2移動通信装置は区別して前述したが、移動経路関連情報を提供する個体及び移動経路関連情報を提供される個体が必ずしも分離されているものではない。
【0086】
例えば、一つの移動通信装置に、第1移動通信装置及び第2移動通信装置のあらゆる構成要素が含まれる。所定の移動通信装置は、第1移動通信装置の構成要素を通じて獲得された第1移動経路関連情報を共有するために、中央サーバーへ移動経路関連情報を伝送し、また、第2移動通信装置のあらゆる構成要素を通じて、中央サーバーと連結された他の移動通信装置と共有される移動経路関連情報を受信して共有してもよい。
【0087】
活動領域が類似したグループ構成員の間には、活動領域内での移動経路が類似している。構成員のうち一人でも経験上近道を知っているならば、グループ構成員の間に近道についての情報を共有することが望ましい。したがって、本発明の実施形態によって、複数個の移動通信装置が連結された中央サーバーを通じて、移動経路関連情報を共有する移動通信装置を利用すれば、近道を開拓した人の移動経路による情報が構成員の間に共有される。
【0088】
また、中央サーバー200を通じて、一つの構成員の移動経路についての情報が他の構成員に共有されるので、遠距離に位置した構成員の間にも、移動経路についての情報の共有が容易に行われ、地図のような地理的情報だけでなく、映像データ、住所情報のように、地理的位置を説明するための多様なフォーマットの付加情報を複合的に考慮して、地理的情報を表現できるので、移動経路を見やすくて直観的に表現できる。
【0089】
また、移動経路関連情報についての統計データを累積し、累積された統計データを利用した統計的分析を通じて、正確な移動経路関連情報を蓄積して、正確な移動経路関連情報が生成されて共有される。
【0090】
図4は、本発明の第1実施形態によって、中央サーバーを通じた複数個の移動通信装置間の移動経路関連情報の共有ネットワークを示す。
【0091】
第1実施形態による共有ネットワーク300は、第1ユーザー310、中央サーバー320、及び第2ユーザー330を備える。第1ユーザー310は、図1を参照して前述した第1移動通信装置100を所持し、第2ユーザー330は、図3を参照して前述した第2移動通信装置30を所持する。中央サーバー320は、図1を参照して前述した中央サーバーに対応する。
【0092】
第1ユーザー310の第1移動通信装置100は、携帯電話312またはナビゲーション324である。同様に、第2ユーザー330が所持した移動経路案内が可能な第2移動通信装置は、携帯電話332またはナビゲーション334である。第1ユーザー310及び第2ユーザー330は、家族構成員のように所定のグループの構成員である。
【0093】
第1移動通信装置312,314を所持した第1ユーザー310の移動経路によって、第1移動通信装置312,314は、移動経路関連情報を生成する(ステップ315)。移動経路関連情報の生成時、移動経路と関連した各種の付加情報316が利用される。
【0094】
移動経路と関連した付加情報316は、第1移動通信装置312,314についての第1ユーザー310の入力により生成されるデータ、及びウェブ340を通じてダウンロードされたデータなどを含む。例えば、第1ユーザー310の入力により、現在の地点を指す通常的地名、隣近地域名所の名称、行政的住所などについての情報が生成される。
【0095】
また、移動経路のうち大衆交通についての情報、移動経路のうち名所についての情報、道路状況についての情報、移動経路の状態変更アップデート情報などの付加情報316が、第1移動通信装置312,314の移動経路関連情報に追加されてもよい。付加情報316は、ウェブ340を通じてダウンロードまたは更新される。
【0096】
第1移動通信装置100は、ウェブ340上の共用資料を検索して、付加情報を獲得する。また、第1移動通信装置100は、移動経路共有サービスの提供者が運用する移動経路と関連した付加情報を提供するための別途のサーバーから付加情報を獲得してもよい。
【0097】
第1ユーザー310の移動経路関連情報は、同じ生活圏に居住する他の家族構成員に有用であると判断されるので、第1ユーザー310は、第1移動通信装置312,314が生成した移動経路関連情報を中央サーバー320へ伝送する(ステップ317)。
【0098】
第1実施形態による中央サーバー320は、第1ユーザー310の第1移動通信装置312,314から受信された移動経路関連情報を、第2ユーザー330の第2移動通信装置332,334に伝達する(ステップ325)。この場合、第2ユーザー330の第2移動通信装置332,334が、第1ユーザー310との移動経路関連情報の共有を要請する呼び出しを中央サーバー320へ伝送することで、中央サーバー320が第2移動通信装置332,334へ第1ユーザー310の移動経路関連情報を伝送してもよい。
【0099】
第2ユーザー330は、中央サーバー320から受信された第1ユーザー310の移動経路関連情報を利用して、第1ユーザー310の移動経路によって経路案内を行う(ステップ335)。第2ユーザー330の第2移動通信装置332,334の移動経路の案内による結果を、中央サーバー320にフィードバックすることも可能である(ステップ337)。
【0100】
すなわち、第2ユーザー330の第2移動通信装置332,334の移動経路の案内によって、第1移動通信装置312,314の移動経路関連情報、及びそれと関連した統計データを更新することを中央サーバー320に要請してもよく、第2移動通信装置332,334により直接獲得された新たな移動経路関連情報が、第1実施形態による共有ネットワーク上の構成員の間に共有されるように中央サーバー320へ伝送してもよい。
【0101】
図5は、本発明の第2実施形態によって、中央サーバーを通じた複数個の移動通信装置間の移動経路関連情報の共有ネットワークを示す。
【0102】
第2実施形態による共有ネットワーク350は、第1ユーザー360、中央サーバー370、及び第2ユーザー330を備える。第1ユーザー360は、図2を参照して前述した第1移動通信装置を所持し、第2ユーザー330は、図3を参照して前述した第2移動通信装置30を所持する。中央サーバー370は、図2を参照して前述した第2中央サーバー200に対応する。第1ユーザー360の第1移動通信装置は、携帯電話362またはナビゲーション364である。
【0103】
図2を参照して前述した第1移動通信装置を所持した第1ユーザー360の移動経路によって、第1移動通信装置362,364は、移動経路と関連したウェイポイント情報及びルート情報を中央サーバー370へ伝送する(ステップ365)。
【0104】
中央サーバー370は、第1移動通信装置362,364から受信されたウェイポイント情報及びルート情報を利用して、第1ユーザー360の移動経路関連情報を生成する(ステップ375)。移動経路関連情報は、移動経路と関連した各種の付加情報366,376を含む。
【0105】
第2実施形態による中央サーバー370は、第1移動通信装置から移動経路と関連した付加情報366を受信する。中央サーバー370は、第1移動通信装置から移動経路と関連した付加情報の生成要請を受信することも可能である。
【0106】
第2実施形態による中央サーバー370は、ウェブ340上の共用資料を検索して、付加情報376を獲得する。また、中央サーバー370は、移動経路と関連した付加情報サーバーから付加情報376を獲得することも可能である。
【0107】
第2実施形態による中央サーバー370は、第1移動通信装置362,364の移動経路関連情報を生成した後、第2移動通信装置332,334へ伝送する(ステップ377)。この場合、第2ユーザー330の第2移動通信装置332,334が、第1ユーザー360との移動経路関連情報の共有を要請する呼び出しを中央サーバー370へ伝送することで、中央サーバー370が第2移動通信装置332,334へ自体的に生成した第1ユーザー360の移動経路関連情報を伝送してもよい。
【0108】
第2ユーザー330は、中央サーバー370から受信された第1ユーザー360の移動経路関連情報を利用して、第1ユーザー360の移動経路によって経路案内を行う(ステップ385)。第2ユーザー330の第2移動通信装置332,334の移動経路の案内による結果を、中央サーバー370にフィードバックしてもよい(ステップ387)。すなわち、第2ユーザー330の第2移動通信装置332,334の移動経路の案内によって、第1移動通信装置362,364の移動経路関連情報、及びそれと関連した統計データを更新することを中央サーバー370に要請してもよく、第2移動通信装置332,334により直接獲得された新たな移動経路関連情報が、第2実施形態による共有ネットワーク上の構成員の間に共有されるように中央サーバー370へ伝送してもよい。
【0109】
以下、図6ないし図13を参照して、本発明の実施形態による移動経路関連情報について述べる。本発明の第1実施形態による移動経路共有ネットワーク、及び第2実施形態による移動経路共有ネットワークについて共通して、第1移動通信装置の移動によって発生した移動経路と関連したウェイポイント情報、ルート情報、及び付加情報を含む移動経路関連情報が利用される。
【0110】
図6、図7、図8及び図9は、本発明の実施形態による移動経路関連情報の共有方法を示す。
【0111】
第1実施形態及び第2実施形態による移動経路関連情報の共有ネットワークにおいて、中央サーバー400は、第1移動通信装置410を移動経路共有装置として登録する。第1移動通信装置410の第1ユーザーは、中央サーバー400により移動経路関連情報の共有を認証される。中央サーバー400は、第1ユーザーの業務同僚に移動経路関連情報の共有を認証する業務サーバーであることを仮定して後述する。
【0112】
第1実施形態による共有ネットワークの場合、第1移動通信装置410は、第1ユーザーが業務出張のために事務室から第1出張場所まで移動した移動経路に関する地理的情報420を含む移動経路関連情報を生成して、中央サーバー400へ伝送する。
【0113】
事務室から本社までの移動経路に関する地理的情報420は、GPS信号により獲得されたウェイポイント情報及びルート情報を含む。第1実施形態による共有ネットワークによる場合、第1移動通信装置410は、ユーザーの業務同僚の業務活動領域内での移動経路関連情報を獲得する度に、中央サーバー400へ伝送する。例えば、第1移動通信装置410は、事務室から本社までの移動経路に関する地理的情報420、事務室から取引銀行までの移動経路に関する地理的情報422、バスターミナルから地方分社までの移動経路に関する地理的情報424を含む移動経路関連情報を生成して、中央サーバー400へ伝送する。
【0114】
第2実施形態による共有ネットワークの場合、第1移動通信装置410は、第1ユーザーが移動経路別に地理的情報420,422,424を中央サーバー400へ伝送する。第2実施形態による中央サーバー400は、移動経路別に受信された地理的情報420,422,424を含む移動経路関連情報を生成する。
【0115】
第1実施形態及び第2実施形態による共有ネットワークで共通して、第2移動通信装置430は、中央サーバー400から伝送された移動経路関連情報を受信する。例えば、第2移動通信装置430が中央サーバー400から、第1ユーザーの第1業務同僚の移動経路による事務室から本社までの移動経路関連情報、事務室から取引銀行までの移動経路関連情報、バスターミナルから地方分社までの移動経路関連情報のうち少なくとも一つを選択的に受信してもよい。
【0116】
第2移動通信装置430は、共有された移動経路についての地理的情報420を含む移動経路関連情報に基づいて経路案内を行って移動しつつ、共有された移動経路についての地理的情報420が指す移動経路440と、第2移動通信装置430の現在の移動経路450とを比較する。現在の移動経路450と、共有された移動経路440とが一致しない場合、第2移動通信装置430は、現在の移動経路450が共有された移動経路440を離脱していることを知らせる移動経路離脱知らせ動作を行う。
【0117】
中央サーバー400を通じて、第1移動通信装置410と第2移動通信装置430との移動経路に関する地理的情報を共有するので、構成員の移動経路採択頻度数を考慮した移動経路のデータベースが構築され、より安定した共有サービスが可能である。
【0118】
図10、図11及び図12は、本発明の実施形態によって、付加情報を含む移動経路関連情報の共有方法を示す。
【0119】
第1移動通信装置500は、第1移動通信装置500に搭載されたカメラ装置を利用して、ランドマークとなる被写物を撮影する。ランドマークとなる被写物は、建物、銅像、橋などの構造物、木・山・川などの自然名物、及び標識板などとなり、特定の事物に限定されない。
【0120】
第1移動通信装置500の経路移動中、ユーザーがランドマークとして有名な銅像の写真を撮って、銅像の映像データ505が獲得される。また、第1移動通信装置500は、経路移動途中で接近可能な有名な建物、橋の映像を撮影して、建物の映像データ507及び橋の映像データ509を獲得する。
【0121】
第1実施形態による移動経路共有ネットワークによる場合、第1移動通信装置500は、現在の移動経路中で撮影して獲得した銅像の映像データ505、建物の映像データ507、及び橋の映像データ509などの付加情報、及び現在の移動経路についての地理的情報520を含む移動経路関連情報を生成して、中央サーバー510へ伝送する。
【0122】
第2実施形態による移動経路共有ネットワークによる場合、第1移動通信装置500は、現在の移動経路についての地理的情報520と共に、現在の移動経路中で撮影して獲得した銅像の映像データ505、建物の映像データ507、及び橋の映像データ509などの付加情報を中央サーバー510へ伝送する。これによって、中央サーバー510は、受信された地理的情報520及び付加情報505,507,509を含む移動経路関連情報を生成できる。
【0123】
第2移動通信装置530は、第1移動通信装置500のユーザーまたは中央サーバー510から移動経路関連情報への接近を許諾され、中央サーバー510を通じて移動経路についての情報540を受信する。この場合、移動経路関連情報540は、地理的情報520の移動経路525に沿って、銅像の位置に銅像の映像データ505が挿入され、建物の位置に建物の映像データ507が挿入され、橋の位置に橋の映像データ509が挿入された集合的データである。映像データのサイズまたは解像度によって、原本の地理的情報のランドマークの位置に、該ランドマークと関連した付加情報が直接挿入されがたい場合には、地理的情報上のランドマークの位置にランドマークの映像データが連結されるリンクが設定されるか、またはタグ情報が挿入される。
【0124】
したがって、実施形態による移動経路共有ネットワーク300,350によって、移動経路を最初に探すユーザーまたは地図を容易に理解できないユーザーに、位置情報と共に与えられたランドマークの映像など付加情報が与えられるので、従来のGPS信号による地図情報のみを利用した経路案内方式に比べて、ユーザーがより容易で便利に経路案内による。
【0125】
図13は、本発明の実施形態によって、移動経路ヒストリーに登録された経路を比較及び更新する方法を示す。
【0126】
以下、図13を参照して説明する移動経路ヒストリーと関連した動作は、第1実施形態による第1移動通信装置100、及び第2実施形態による中央サーバー200に対して共通して適用される。
【0127】
ステップ1310で、第1移動経路関連情報が新たに生成または受信される。
【0128】
ステップ1320で、移動経路ヒストリーに登録された既存の移動経路のうち、第1移動経路関連情報の第1移動経路と類似した範囲に含まれる第2移動経路が登録されているか否かが判断される。
【0129】
ステップ1320の判断結果によって、第1移動経路と類似した第2移動経路が移動経路ヒストリーに登録されていなければ、ステップ1330で、第1移動経路は、移動経路ヒストリーに新たに登録される。新たに登録された第1移動経路についての統計データも生成される。
【0130】
ステップ1320の判断結果によって、第1移動経路と類似した第2移動経路が移動経路ヒストリーに登録されていれば、ステップ1340で、第1移動経路に基づいて、第2移動経路の統計データの累積データが更新される。また、累積データによって、統計値も更新される。この時、第2移動経路と類似した新規移動経路の保存回数が増加するにつれて、第2移動経路の統計データ及び統計値に対する信頼度が向上する。
【0131】
ステップ1350で、現在の第1移動経路が第2移動経路に沿って進むか否かがリアルタイムで比較して判断される。第2移動経路による経路、座標及び速度についての正規分布が、移動経路離脱判定のための判断要素となる。例えば、第1移動経路関連情報のうち、ウェイポイント情報及びルート情報のうち少なくとも一つに基づいて、第1移動経路、座標及び速度のうち少なくとも一つが、第2移動経路の正規分布を離脱すれば、現在の第1移動経路が第2移動経路を離脱することを判断できる。
【0132】
ステップ1350の移動経路リアルタイム比較判断結果によって、第1移動経路が第2移動経路を離脱しなければ、ステップ1340に戻って、現在の移動経路によって、再び第2移動経路の統計データが更新される。
【0133】
ステップ1350の移動経路リアルタイム比較判断結果によって、第1移動経路が第2移動経路を離脱すれば、ステップ1360で、移動経路離脱知らせ動作が行われるか、または移動経路離脱知らせ情報が伝送される。
【0134】
ステップ1370で、第1移動通信装置のユーザーから、現在の第1移動経路が正常の移動経路であることを確認する信号が入力されれば、第1移動経路に基づいて、第2移動経路の統計データの累積データが更新されもする。
【0135】
本発明の実施形態によれば、ステップ1320で、第1移動経路と第2移動経路とがどの程度類似しているか判断するための判断基準と、ステップ1350で、現在の第1移動経路が第2移動経路に沿って進むか否かリアルタイムで比較する判断基準とは、互いに独立して設定される。例えば、ステップ1350の判断基準が、ステップ1320の判断基準に比べて厳格である。
【0136】
また、移動経路関連情報を共有する複数個の移動通信装置の移動経路が、いずれも移動経路ヒストリーに登録される。この場合、移動経路ヒストリーに登録された他の移動通信装置の移動経路と、現在の移動通信装置の移動経路とを比較して、類似した範囲であると判断されれば、移動経路ヒストリーに登録された他の移動通信装置の移動経路についての統計データが更新されもする。
【0137】
図14は、本発明の第1実施形態によって、複数個の移動通信装置間の移動経路の共有のために、移動経路関連情報を生成する方法のフローチャートである。
【0138】
ステップ1410で、中央サーバーに複数個の移動通信装置が連結されている場合、第1移動通信装置が移動するにつれて発生した移動経路についての移動経路関連情報が生成される。
【0139】
移動経路関連情報のうち、ウェイポイント情報及びルート情報は、GPS信号による位置情報及び座標情報などの地理的情報を含む。移動経路関連情報のうち、付加情報は、移動経路に関連した行政的住所、通常的地名、隣近地域名所の名称、大衆交通手段の基準点情報、複数個の移動通信装置の中継所範囲情報、位置設定情報、交通状況のように、移動経路上の所定の地点を指すための各種の補充的なデータを含む。また、移動経路関連情報のうち、付加情報は、移動経路と関連して、第1移動通信装置のカメラ装置を通じて撮影された映像データのように、各種のテキストデータ、音声データ、映像データ、及びビデオデータを含む。付加情報は、ユーザーの入力により生成されるか、またはウェブを通じてダウンロードされる。
【0140】
ステップ1420で、第1移動通信装置の移動経路関連情報が中央サーバーへ伝送される。第2移動通信装置の要請により、第1移動通信装置の移動経路関連情報が中央サーバーから第2移動通信装置へ伝送される。また、第1移動通信装置の移動経路関連情報が第2移動通信装置へ直接伝送されてもよい。
【0141】
図15は、本発明の第2実施形態によって、複数個の移動通信装置間の移動経路関連情報の共有のために、中央サーバーが移動経路関連情報を管理する方法のフローチャートである。
【0142】
互いに認証されたユーザー間の移動通信装置間に、移動経路関連情報の共有が許容されるように、中央サーバーに複数個の移動通信装置が認証されて、移動経路関連情報の共有が可能な移動通信装置として登録される。
【0143】
ステップ1510で、複数個の移動通信装置のうち第1移動通信装置から、第1移動通信装置の移動により発生した移動経路と関連した地理的情報が受信される。移動経路と関連した地理的情報は、ウェイポイント情報及びルート情報を含む。第1移動通信装置の移動経路関連情報は、第1移動通信装置のユーザーの経験を基盤とする移動経路であってもよい。
【0144】
ステップ1520で、受信された地理的情報を含み、第1移動通信装置の移動経路と関連した付加情報を含む第1移動通信装置の移動経路関連情報が生成される。第1移動通信装置から移動経路と関連した付加情報が受信された場合、中央サーバーが受信されたウェイポイント情報、ルート情報、及び付加情報を利用して、第1移動通信装置の移動経路関連情報を生成する。
【0145】
第1移動通信装置から付加情報の生成要請が受信された場合、受信されたウェイポイント情報及びルート情報に基づいて、中央サーバーが付加情報を生成するか、またはウェブから検索することも可能である。この場合、中央サーバーは、生成された付加情報と共に、受信されたウェイポイント情報及びルート情報を利用して、第1移動通信装置の移動経路関連情報を生成できる。
【0146】
ステップ1530で、第1移動通信装置の移動経路関連情報が、複数個の移動通信装置のうち第2移動通信装置へ伝送される。これによって、中央サーバーを通じて、第1移動通信装置と第2移動通信装置との間に移動経路についての情報が生成、管理及び共有される。
【0147】
図16は、本発明の実施形態によって、複数個の移動通信装置間の移動経路関連情報の共有によって、移動経路関連情報を提供されて共有する方法のフローチャートである。
【0148】
ステップ1610で、複数個の移動通信装置のうち第2移動通信装置が、中央サーバーから、複数個の移動通信装置のうち第1移動通信装置の移動により発生した移動経路に関する移動経路関連情報を受信する。第1移動通信装置により保存された移動経路関連情報は、第1移動通信装置が通過した移動経路と関連したウェイポイント情報、ルート情報、及び付加情報を含む。中央サーバーには、第1移動通信装置及び第2移動通信装置を含む複数の移動通信装置が連結されている。
【0149】
第2移動通信装置は、中央サーバーを通じて、第1移動通信装置または中央サーバーに移動経路の共有を要請し、第2移動通信装置の要請によって、第1移動通信装置の移動経路についての情報が、第1移動通信装置または中央サーバーから第2移動通信装置へ伝送される。
【0150】
ステップ1620で、受信された第1移動通信装置の移動経路関連情報に基づいて、第2移動通信装置の移動経路案内が行われる。第2移動通信装置の現在の移動経路が第1移動通信装置の移動経路を離脱する場合、警告音を出す。
【0151】
一実施形態による移動経路情報共有方法によれば、最短距離の検索のための公式またはアルゴリズムにより検索される移動経路ではない、個人の経験に基づく移動経路についての情報が共有されるので、類似した生活領域または活動領域の人に信頼感を与えて、実質的に有用な移動経路関連情報が提供される。
【0152】
一方、前述した本発明の実施形態は、コンピュータで実行されるプログラムで作成可能であり、コンピュータで読み取り可能な記録媒体を利用して、前記プログラムを動作させる汎用デジタルコンピュータで具現される。前記コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、磁気記録媒体(例えば、ROM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクなど)、光学的読み取り媒体(例えば、CD−ROM、DVDなど)のような記録媒体を含む。
【0153】
以上、本発明について、その望ましい実施形態を中心に述べた。当業者は、本発明が本質的な特性から逸脱しない範囲で、変形された形態に具現可能であるということを理解できるであろう。したがって、開示された実施形態は、限定的な観点ではなく、説明的な観点で考慮されねばならない。本発明の範囲は、前述した説明ではなく、特許請求の範囲に表れており、それと同等な範囲内にあるあらゆる相違点は、本発明に含まれていると解釈されねばならない。
【符号の説明】
【0154】
100、30・・・移動通信装置
110・・・移動経路関連情報生成部
120・・・移動経路関連情報保存部
130・・・移動経路関連情報伝送部
200・・・中央サーバー
210・・・受信部
220・・・サーバー移動経路関連情報生成部
230・・・サーバー移動経路関連情報伝送部
31・・・移動経路関連情報受信部
32・・・移動経路案内部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数個の移動通信装置間に移動経路関連情報を生成する方法において、
前記複数個の移動通信装置のうち第1移動通信装置が、前記第1移動通信装置の移動により発生した移動経路についての移動経路関連情報を生成するステップと、
前記複数個の移動通信装置が連結された中央サーバーへ、前記第1移動通信装置の移動経路関連情報を伝送するステップと、を含み、
前記中央サーバーへ伝送された前記第1移動通信装置の移動経路関連情報は、前記中央サーバーに連結された複数個の移動通信装置のうち少なくとも一つに提供されることを特徴とする複数個の移動通信装置の間に共有される移動経路情報生成方法。
【請求項2】
前記移動経路関連情報は、前記移動経路と関連したウェイポイント情報、ルート情報、及び付加情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の複数個の移動通信装置の間に共有される移動経路情報生成方法。
【請求項3】
前記移動経路と関連したウェイポイント情報は、前記移動経路のうち選択された少なくとも一つの任意の地理的地点を表すことを特徴とする請求項2に記載の複数個の移動通信装置の間に共有される移動経路情報生成方法。
【請求項4】
前記移動経路と関連したルート情報は、前記移動経路のうち所定の区間上の連続的な地点の地理的座標、時間及び前記区間のうち少なくとも一つにより定義されることを特徴とする請求項2に記載の複数個の移動通信装置の間に共有される移動経路情報生成方法。
【請求項5】
前記移動経路と関連した付加情報は、前記第1移動通信装置の移動経路に関する行政的住所、通常的地名、隣近地域名所、前記第1移動通信装置のカメラ装置を通じて撮影された映像、前記第1移動通信装置の移動経路に関連した大衆交通手段の基準点、前記複数個の移動通信装置の中継所範囲、位置説明、交通状況に関する情報のうち少なくとも一つが収録されたテキストデータ、音声データ、及びビデオデータのうち少なくとも一つを含むことを特徴とする複数個の移動通信装置間に共有され、
前記移動経路と関連した付加情報は、前記第1移動通信装置のユーザーの入力またはウェブを通じて共有される資料によって更新されることを特徴とする請求項2に記載の複数個の移動通信装置の間に共有される移動経路情報生成方法。
【請求項6】
前記複数個の移動通信装置間に共有される移動経路情報生成方法は、
前記生成された移動経路関連情報をデータベースに保存するステップと、
前記生成された移動経路関連情報の移動経路を移動経路ヒストリーに登録するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の複数個の移動通信装置の間に共有される移動経路情報生成方法。
【請求項7】
前記移動経路ヒストリー登録ステップは、
前記第1移動通信装置が新たな移動経路についての第1移動経路関連情報を生成した場合、
前記移動経路ヒストリーに登録された既存の移動経路のうち、前記第1移動経路関連情報の第1移動経路と類似した範囲に含まれる第2移動経路が登録されているか否かを判断するステップをさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の複数個の移動通信装置の間に共有される移動経路情報生成方法。
【請求項8】
前記複数個の移動通信装置間に共有される移動経路情報生成方法は、
前記判断結果による前記第2移動経路が登録されているか否かによって、前記第1移動経路に基づいて、前記第2移動経路の統計データの累積データを更新し、前記累積データによる統計値を更新するステップをさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の複数個の移動通信装置の間に共有される移動経路情報生成方法。
【請求項9】
前記複数個の移動通信装置間に共有される移動経路情報生成方法は、
前記第1移動経路が前記第2移動経路に沿って進むか否かをリアルタイムで比較して判断するステップと、
前記リアルタイム比較判断結果による前記第1移動経路が前記第2移動経路を離脱するか否かによって、前記第1移動通信装置の移動経路離脱知らせ動作を行うステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の複数個の移動通信装置の間に共有される移動経路情報生成方法。
【請求項10】
複数個の移動通信装置間に移動経路を共有する方法において、
前記複数個の移動通信装置のうち第2移動通信装置が、前記複数個の移動通信装置が連結された中央サーバーから、前記複数個の移動通信装置のうち第1移動通信装置の移動により生成された移動経路についての移動経路関連情報を受信するステップと、
前記受信された第1移動通信装置の移動経路関連情報に基づいて、前記第2移動通信装置が移動経路案内を行うステップと、を含むことを特徴とする複数個の移動通信装置間の移動経路共有方法。
【請求項11】
前記移動経路関連情報は、前記移動経路と関連したウェイポイント情報、ルート情報、及び付加情報を含むことを特徴とする請求項10に記載の複数個の移動通信装置間の移動経路共有方法。
【請求項12】
複数個の移動通信装置間に移動経路情報を生成する移動通信装置において、
前記複数個の移動通信装置のうち第1移動通信装置が、移動経路についての移動経路関連情報を生成する移動経路関連情報生成部と、
移動経路関連情報をデータベースに保存し、前記移動経路関連情報の移動経路を移動経路ヒストリーに登録する移動経路関連情報保存部と、
複数個の移動通信装置が連結された中央サーバーへ、前記生成された移動経路関連情報を伝送する移動経路関連情報伝送部と、を備え、
前記中央サーバーへ伝送された前記移動経路関連情報は、前記中央サーバーに連結された複数個の移動通信装置のうち少なくとも一つに提供されることを特徴とする移動通信装置。
【請求項13】
複数個の移動通信装置間に移動経路を共有する地理的情報案内が可能な移動通信装置において、
複数個の移動通信装置が連結された中央サーバーから、前記複数個の移動通信装置のうち第1移動通信装置の移動により生成された移動経路についての移動経路関連情報を受信する移動経路関連情報受信部と、
前記受信された第1移動通信装置の移動経路関連情報に基づいて、移動経路案内を行う移動経路案内部と、を備えることを特徴とする移動通信装置。
【請求項14】
請求項1に記載の複数個の移動通信装置間に共有される移動経路情報生成方法を具現するためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
【請求項15】
請求項10に記載の複数個の移動通信装置間の移動経路共有方法を具現するためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【公表番号】特表2013−502576(P2013−502576A)
【公表日】平成25年1月24日(2013.1.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−525496(P2012−525496)
【出願日】平成22年8月20日(2010.8.20)
【国際出願番号】PCT/KR2010/005556
【国際公開番号】WO2011/021899
【国際公開日】平成23年2月24日(2011.2.24)
【出願人】(503447036)サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド (2,221)
【Fターム(参考)】