説明

移動電話と移動電話アクセサリとの間のソフトウェア転送のシステムと方法

移動電話と通信可能な移動電話アクセサリを操作するシステムと方法である。本発明は移動電話アクセサリから移動電話へソフトウェアを動的にロードして、アクセサリのリソースと機能のより良好な管理を可能とする。移動電話と移動電話アクセサリとの間で通信リンクを確立した後、両方の装置は情報を交換して転送すべき適切なソフトウェアを決定する。次いで、検証過程が、移動電話と移動電話アクセサリが各々ソフトウェアを受信し転送することを認証されていることを保証する。以後、ソフトウェアが移動電話アクセサリから転送されて移動電話に記憶される。移動電話はダウンロードしたソフトウェアを実行可能である。特に、移動電話は必要なAPIと各種のソフトウェアを実行するのに必要なプロセッサ・ハードウェアとを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は移動電話アクセサリ管理に一般的に関係し、特に動的ソフトウェア・ローディングによる移動電話アクセサリの機能とリソースの管理に関係する。
【背景技術】
【0002】
移動電話アクセサリを移動電話に接続した時、移動電話のユーザー・インターフェースが通常変化して移動電話アクセサリにより提供された別の機能をユーザーが活用できるようにする。例えば、ディジタル・カメラ・アクセサリは写真を撮り、見て、記憶する別のユーザー・インターフェース機能を必要とする。最終的には、移動電話ソフトウェアは、ユーザーが移動電話アクセサリと関連するリソースを管理できるまたは移動電話アクセサリ自体を管理できるような修正を必要とする。新規のまたは更新された移動電話ソフトウェアは、アクセサリを完全利用する移動電話が必要とする機能を追加可能である。例えば、移動電話ソフトウェアは、当初写真をイーメイルに追加できないが、移動電話にディジタル・カメラ・アクセサリを接続するとこのような機能の追加が必要となる。
【0003】
移動電話アクセサリは移動電話の生産後にしばしば開発される。移動電話アクセサリ自体の管理と共に、移動電話と移動電話アクセサリとの間の相互作用は、移動電話に既にロードされた既存の固定メニュー構造とメニュー・オプションに通常制限される。移動電話は以後開発される移動電話アクセサリの知識無しに生産されるため、従って、移動電話アクセサリのサポートは限定される。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
今日の進化した移動電話アクセサリでは、移動電話と移動電話アクセサリとの間の相互作用を保証するより柔軟な手段を使用し、移動電話アクセサリの能力を完全に実現することが望ましい。さらに、メニュー機能と通常関係しない移動電話アクセサリとの動作を実行し、移動電話のグラフィック・ユーザー・インターフェースを利用することが望ましい。拡張機能を有効に管理するため高レベルのセキュリティを活用してもよい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は移動電話と通信可能な移動電話アクセサリを操作する方法を提供する。本方法は、ソフトウェアが移動電話プラットフォームで独立に実行可能となるように移動電話アクセサリから移動電話にソフトウェアを動的にロードする。動的ソフトウェア・ローディングは、移動電話アクセサリの操作と管理を、移動電話に既に存在する操作モードと既存のメニュー構造に限定されないようにすることにより完全なリソースの実現化を容易にする。結果として、移動電話は動的ソフトウェア・ローディング過程により異なって操作可能でありより能力のある装置に基本的に変換される。
【0006】
移動電話と移動電話アクセサリとの間で通信リンクが確立した後、両装置は識別及び構成データを交換して転送すべき適切なソフトウェアを決定する。移動電話アクセサリに存在するソフトウェアに関するデータとソフトウェアを実行する移動電話の能力は共有される。検証過程は、移動電話と移動電話アクセサリが認証されて各々ソフトウェアを受信し転送可能であることを保障する。ソフトウェア・プログラムまたはモジュールは移動電話アクセサリから転送またはダウンロードされて移動電話に記憶される。次いで移動電話はダウンロードしたプログラムを実行可能である。特に移動電話プラットフォームは多様な異なるソフトウェア・プログラムまたはモジュールを実行可能なプロセッサ・ハードウェアと応用プログラム・インターフェース(API)とを含む。上述のAPIは、ディスプレイ、スピーカ、キーパッド等のような、移動電話の既存のハードウェアとソフトウェアを使用してソフトウェアが機能を実行可能とする。
【実施例1】
【0007】
図1は本発明の1実施例による移動電話100と移動電話アクセサリ105を図示する。図示の都合上、移動電話100または移動電話アクセサリ105の全ての部品を図示していない。移動電話100と移動電話105の両者は物理通信層110を含む。物理通信層110は移動電話100と移動電話アクセサリ105との間に通信リンクを確立可能である。通信リンクは中でも無線周波数(RF)、有線、または光学リンクが可能である。通信リンクは、ソフトウェア転送を実行する手段を提供する移動電話100と移動電話アクセサリ105との間の通信を容易にする。
【0008】
移動電話100はさらにアクセサリ相互作用ハンドラ115を含む。アクセサリ相互作用ハンドラ115は移動電話アクセサリ105へ移動電話100に関するデータを通信する。特に、アクセサリ相互作用ハンドラ115は、移動電話アクセサリ105から移動電話100へ転送する適切なソフトウェアを決定する際に有用な、移動電話アクセサリ105へのデータを通信する。このようなデータは、例えば、移動電話100のハードウェア及びソフトウェア機能と特性を含むことが可能である。
【0009】
アクセサリ相互作用ハンドラ115は、当該移動電話アクセサリ105が移動電話100へソフトウェアを転送することを認証されていることを検証する責任を有する。移動電話アクセサリ105から移動電話100へのソフトウェアの転送後に、アクセサリ相互作用ハンドラ115は、当該ソフトウェアが移動電話製造業者またはその認証代理人により移動電話100上での使用をライセンスされていることを検証可能である。この段階は、その作成元とクレデンシャルを識別するデータをソフトウェア内に埋め込む、または同様のデータを含むソフトウェアに証明書を添付することにより実施しても良い。さらに、アクセサリ相互作用ハンドラ115は、その最初の作成からソフトウェアが改変されていない、または破損していないことを検証可能である。この段階は、ソフトウェアに埋め込まれたまたはソフトウェアへの証明書として添付された、プログラムの一貫性を検証するデータを使用して実行してもよい。このようなデータは、以下には限定されないが、チェックサムまたはサイズ検査を含む。
【0010】
移動電話アクセサリ105は対応する電話相互作用ハンドラ120を含む。電話相互作用ハンドラ120は移動電話100への移動電話アクセサリ105に関するデータを通信する。特に、電話相互作用ハンドラ120は、移動電話アクセサリ105が移動電話100へ転送可能であるソフトウェアに関するデータを通信する。このような情報は、異なる型式のアカウントと移動電話100への転送に利用可能なソフトウェアの版を含む。
【0011】
電話相互作用ハンドラ120は、移動電話100が移動電話アクセサリ105からソフトウェアを受信することを認証されていることも検証可能である。特に、電話相互作用ハンドラ120は、ライセンスされていないソフトウェアが移動電話100に転送不能であり、または保護されたソフトウェアが未認証の移動電話に転送不能であることを保障する。上述した検証または認証段階のどれかが失敗した場合、ソフトウェア転送は中止する。ソフトウェア転送が何故中止したかを示すエラーメッセージが移動電話100のディジスプレイ上に表示可能である。
【0012】
移動電話アクセサリ105はさらに移動電話アクセサリ105の操作に関してソフトウェア122の記憶部を含む。ソフトウェア122は多数の形式が可能で、以下には限定されないが、ジャバ・スクリプト、HTMLページ、XMLスクリプト、BREWスクリプト、C++スクリプト、または特定の移動電話100に固有のネイティブなアプリケーションを含む。複数形式は、コード分割マルチプルアクセス(CDMA)または移動通信用グローバルシステム(GSM)のような可変の携帯プラットフォームを収容可能である。さらに、移動電話アクセサリ105は、多様な製造業者からの多様な移動電話との互換性を保障するため、異なるプログラミング言語と異なる版で書かれたソフトウェア122の複数コピーを記憶してもよい。
【0013】
現在接続された移動電話100の特徴と機能を基に、電話相互作用ハンドラ120は特定の移動電話100に最も適合するソフトウェア122を選択可能である。ソフトウェア選択に影響する移動電話100の機能は、以下には限定されないが、移動電話100上のキーボードの存在、移動電話100に現在ロードされているソフトウェア、または移動電話100のディスプレイ特性と型式、を含む。ディスプレイ特性は、大きさ、分解能、ディスプレイがカラーかまたは白黒か、カラー深度を含む。
【0014】
移動電話100はさらに転送されたソフトウェアを受け取る十分な記憶部125を含む。移動電話100はまた、ソフトウェアを実行するプロセッサ130と各種の移動電話アクセサリでの使用可能性を保障する各種のAPI135を装備する。
【0015】
図2は移動電話アクセサリから移動電話への動的ソフトウェア・ローディングの過程を図示する。第1に、移動電話と移動電話アクセサリは装置発見の段階に入る。装置発見は2つの装置間の何らかの適切な通信リンクの確立205から開始する。これは、ブルートゥースのような無線RFリンク、赤外線のような光学リンク、または有線リンクを使用して達成可能である。装置発見はお互いに自身を識別する両装置を包含する210、215。装置発見はユーザーにより開始される手動段階を含んでもよい、または自動でもよい。
【0016】
移動電話アクセサリへの移動電話の識別210は、移動電話アクセサリからの記憶されたソフトウェアを移動電話が受信可能であることを移動電話アクセサリへ通信することを必要とする。さらに、移動電話は、転送用の適切なソフトウェアを決定するために有用なそのハードウェア及びソフトウェア機能と特性に関する情報を共有する。例えば、移動電話はその機能特性(ディスプレイ機能情報とどのソフトウェアを実行可能であるか、のような)、固有情報(ソフトウェア版情報のような)、及び型式(製造業者及び型番情報のような)に関する情報を通信する。
【0017】
同様に、移動電話への移動電話アクセサリの識別215は、移動電話アクセサリが移動電話へ記憶したソフトウェアを転送可能であることを移動電話へ通信することを必要とする。さらに、移動電話アクセサリはそれが含むソフトウェアのアカウントと共にその固有情報と型式に関する情報を共有する。
【0018】
装置発見は、移動電話と移動電話アクセサリが、(イ)移動電話アクセサリから移動電話へどのソフトウェアをダウンロードするか、(ロ)存在するなら、どの認証方法を使用して移動電話と移動電話アクセサリが各々ソフトウェアを受信し転送することを認証されたかを検証するか、(ハ)存在するならば、どの暗号化方法を使用してソフトウェアを転送するか、を決定した時に、完了する。
【0019】
装置発見の後、移動電話は、移動電話アクセサリが移動電話へソフトウェアを転送することを認証されていることを保障する220。同様に、移動電話アクセサリは、移動電話が移動電話アクセサリからのソフトウェアを受信することを認証されていることを保障しなければならない225。これは装置認証と呼ばれる。認証は、動的ソフトウェア・ローディング機能の一部として開発された専用の方法を使用して、または移動電話(または移動電話アクセサリ)製造業者により開発され、移動電話アクセサリ(または移動電話)製造業者に利用可能とした専用方法を使用して、例えば公開キー・インフラストラクチャ(PKI)のような多数の公開された方法のうちの1つを使用して実行してもよい。
【0020】
相互の装置認証220、225発生の後、移動電話アクセサリから移動電話へのソフトウェアの転送230が発生する。さらなるセキュリティを与えるため、転送前にソフトウェアを暗号化してもよい。暗号化は、動的ソフトウェア・ローディング機能の一部として開発された専用の方法を使用して、または移動電話(または移動電話アクセサリ)製造業者により開発され、移動電話アクセサリ(または移動電話)製造業者に利用可能とした専用方法を使用して、例えばデータ暗号化標準(DES)のような多数の公開された方法のうちの1つを使用して実行してもよい。
【0021】
移動電話アクセサリからソフトウェアを受信し記憶した後、移動電話は次いでソフトウェアの正当性を検証する235。特に、移動電話は、移動電話製造業者が移動電話上で使用されるソフトウェアを認証したことを検証する。この段階は、ソフトウェア自体に埋め込んだデータまたはソフトウェアに添付した証明書内に含まれるデータを検査することにより実行可能である。このようなデータはソフトウェアの作成元とクレデンシャルを識別可能である。移動電話は次いでこのデータを移動電話自体内に記憶した受け入れ可能な値または証明書と比較する、または別の段階を実行してPKI検証を完了する。移動電話はまた、ソフトウェアがその元の生成から変更または改変されていないことを保証するためにセキュリティ検査を実装可能である。この段階は、プログラムの一貫性を検証する、ソフトウェアに埋め込まれたまたはソフトウェアに証明書として添付されたどちらかのデータを使用して実行してもよい。このようなデータは、以下には限定されないが、チェックサムまたはサイズ検査を含む。移動電話は受信したソフトウェアを基に検証データを再生成可能である。再生性された検証データを、安全装置を介して渡された転送検証データと比較し、転送ソフトウェアの正当性と一体性を決定可能である。
【0022】
本発明の特定の実施例を本明細書に開示した。当業者は、本発明が他の環境下で他の応用例を有することを容易に認識できる。事実、多数の実施例と実装が可能である。以下の請求の範囲は、本発明の範囲を上述した特定の実施例に限定する意図のものでは決してない。さらに、「の手段」の説明は要素と請求の範囲の手段加える機能の読取りを呼び起こす意図であり、一方、請求項がその他単語「装置」をたとえ含んでいたとしても、特に「の手段」の説明を使用しない要素は、手段加える機能要素として読取る意図ではない。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の機能部品を図示するブロック線図。
【図2】移動電話アクセサリから移動電話へソフトウェアをダウンロードする過程を図示する流れ図。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
移動電話と通信可能な移動電話アクセサリの操作方法において、
(イ)移動電話と移動電話アクセサリとの間の通信リンクを確立する段階と、
(ロ)移動電話と移動電話アクセサリとの間でデータを交換する段階であって、当該データは移動電話アクセサリに存在するソフトウェアに関連する情報とソフトウェアをダウンロードし実行する移動電話の機能とに関係し、当該データを使用して移動電話アクセサリから移動電話へどのソフトウェアを転送するかを決定する、前記データを交換する段階と、
(ハ)通信リンクを介して移動電話アクセサリから移動電話にソフトウェアを転送する段階と、
を含む、移動電話と通信可能な移動電話アクセサリの操作方法。
【請求項2】
請求項1記載の方法において、移動電話と移動電話アクセサリとの間でデータを交換する段階は、
移動電話が通信リンクを介してソフトウェアを受信可能であることを保証する段階と、
移動電話アクセサリが通信リンクを介してソフトウェアを転送可能であることを保証する段階と、
をさらに含む方法。
【請求項3】
請求項1記載の方法において、
移動電話アクセサリがソフトウェアを移動電話に転送することを認証されていることを検証する段階と、
移動電話が移動電話アクセサリからソフトウェアを受信することを認証されていることを検証する段階と、
を含む方法。
【請求項4】
請求項1記載の方法において、転送されたソフトウェアが移動電話による使用のライセンスを受けていることを検証する段階をさらに含む方法。
【請求項5】
請求項1記載の方法において、転送されたソフトウェアが移動電話で使用されることを証明されていることを検証する段階をさらに含む方法。
【請求項6】
請求項1記載の方法において、転送されたソフトウェアが生成されてから改変されていないことを検証する段階をさらに含む方法。
【請求項7】
請求項1記載の方法において、ソフトウェアが転送段階の前に暗号化される、方法。
【請求項8】
移動電話と通信可能な移動電話アクセサリを操作するシステムにおいて、
移動電話と移動電話アクセサリとの間での通信リンクを与える移動電話と移動電話アクセサリでの物理通信層と、
移動電話内のアクセサリ相互作用ハンドラであって、
移動電話アクセサリとデータを交換し、当該データは移動電話アクセサリ上に存在するソフトウェアとソフトウェアを実行する移動電話の機能に関係し、当該データを使用して移動電話アクセサリから移動電話へどのソフトウェアを転送するかを決定し、
物理通信層を経由して移動電話アクセサリからソフトウェアを受信する段階と、を実行する前記アクセサリ相互作用ハンドラと、
移動電話アクセサリ内の電話相互作用ハンドラであって、
移動電話とデータを交換し、
物理通信層を経由して移動電話へソフトウェアを転送する、前記電話相互作用ハンドラと、
を含む、移動電話と通信可能な移動電話アクセサリを操作するシステム。
【請求項9】
請求項8記載のシステムにおいて、アクセサリ相互作用ハンドラは、移動電話アクセサリが移動電話へソフトウェアを転送可能であることを検証する、システム。
【請求項10】
請求項8記載のシステムにおいて、電話相互作用ハンドラは、移動電話が移動電話アクセサリからソフトウェアを受信可能であることを検証する、システム。
【請求項11】
請求項8記載のシステムにおいて、アクセサリ相互作用ハンドラは、移動電話アクセサリが移動電話へソフトウェアを転送することを認証されていることをさらに検証する、システム。
【請求項12】
請求項8記載のシステムにおいて、電話相互作用ハンドラは、移動電話が移動電話アクセサリからソフトウェアを受信することを認証されていることをさらに検証する、システム。
【請求項13】
請求項8記載のシステムにおいて、アクセサリ相互作用ハンドラは、転送されたソフトウェアが移動電話による使用に対してライセンスを受けていることをさらに検証する、システム。
【請求項14】
請求項8記載のシステムにおいて、アクセサリ相互作用ハンドラは、転送されたソフトウェアが移動電話上で使用されることを証明されていることをさらに検証する、システム。
【請求項15】
請求項8記載のシステムにおいて、アクセサリ相互作用ハンドラは、転送されたソフトウェアがその作成後改変されていないことをさらに検証する、システム。
【請求項16】
請求項8記載のシステムにおいて、移動電話アクセサリは、移動電話の特性と機能を基に移動電話へ転送するソフトウェア・プログラムを選択する、システム。
【請求項17】
移動電話アクセサリを操作可能な移動電話において、
移動電話と移動電話アクセサリとの間の通信リンクを提供する物理通信層と、
アクセサリ相互作用ハンドラであって、
移動電話アクセサリとデータを交換し、当該データは移動電話アクセサリに存在するソフトウェアとソフトウェアを実行するための移動電話の機能とに関係し、当該データを使用して移動電話アクセサリから移動電話へどのソフトウェアを転送すべきかを決定し、
物理通信層を介して移動電話アクセサリからソフトウェアを受信する、前記アクセサリ相互作用ハンドラと、
を含む、移動電話アクセサリを操作可能な移動電話。
【請求項18】
請求項17記載の移動電話において、アクセサリ相互作用ハンドラは、移動電話アクセサリが移動電話へソフトウェアを転送可能であることを検証する、移動電話。
【請求項19】
請求項17記載の移動電話において、アクセサリ相互作用ハンドラは、移動電話アクセサリが移動電話へソフトウェアを転送することを認証されていることをさらに検証する、移動電話。
【請求項20】
請求項17記載の移動電話において、アクセサリ相互作用ハンドラは、移動電話へ転送されたソフトウェアは移動電話による使用をライセンスされていることをさらに検証する、移動電話。
【請求項21】
請求項17記載の移動電話において、アクセサリ相互作用ハンドラは、転送されたソフトウェアが移動電話上で使用されるよう証明されていることをさらに検証する、移動電話。
【請求項22】
請求項17記載の移動電話において、アクセサリ相互作用ハンドラは、転送されたソフトウェアがその生成から改変されていないことをさらに検証する、移動電話。
【請求項23】
移動電話により操作可能な移動電話アクセサリにおいて、
移動電話と移動電話アクセサリとの間の通信リンクを提供する物理通信層と、
電話相互作用ハンドラであって、
移動電話アクセサリとデータを交換し、当該データは移動電話アクセサリに存在するソフトウェアとソフトウェアを実行するための移動電話の機能とに関係し、当該データを使用して移動電話アクセサリから移動電話へどのソフトウェアを転送すべきかを決定し、
物理通信層を介して移動電話へソフトウェアを転送する、前記電話相互作用ハンドラと、
を含む、移動電話により操作可能な移動電話アクセサリ。
【請求項24】
請求項23記載の移動電話アクセサリにおいて、電話相互作用ハンドラは、移動電話が移動電話アクセサリからソフトウェアを受信可能であることを検証する、移動電話アクセサリ。
【請求項25】
請求項23記載の移動電話アクセサリにおいて、電話相互作用ハンドラは、移動電話が移動電話アクセサリからソフトウェアを受信することを認証されていることをさらに検証する、移動電話アクセサリ。
【請求項26】
請求項23記載の移動電話アクセサリにおいて、移動電話アクセサリは、移動電話の特性と機能を基に移動電話に転送すべきソフトウェア・プログラムを選択する、移動電話アクセサリ。

【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2007−531339(P2007−531339A)
【公表日】平成19年11月1日(2007.11.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−520023(P2006−520023)
【出願日】平成16年3月26日(2004.3.26)
【国際出願番号】PCT/IB2004/001074
【国際公開番号】WO2005/009014
【国際公開日】平成17年1月27日(2005.1.27)
【出願人】(502087507)ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー (823)
【Fターム(参考)】