説明

移植機

【課題】移植機をトラックに積み込む際に、植付装置を走行機体に装着したまま、植付装置の最大巾部をアオリ板の高さより高い位置で安定よく支持し、植付装置の損傷を防止した輸送を行うことができると共に、植付装置の接地支持を簡単に行うことができる輸送スタンドを備えた移植機を提供する。
【解決手段】走行機体2の後部に、フロート15を備え複数条分の苗を植付ける植付装置6を装着し、該植付装置6に輸送スタンド5を設けた移植機において、前記輸送スタンド5を植付装置6の最大巾部が輸送用車両29の荷台30のアオリ板56の高さより高位置となる高さに構成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、走行機体に装着される植付装置に輸送スタンドを設けた移植機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、走行機体の後部に苗載台及びフロートを備え8条分の苗を植付ける植付装置を装着した田植機を、トラックに積み込んで輸送するとき、苗載台を苗載台本体に対し分割苗載台を折り畳んで左右巾を縮小させ、且つスタンドを植付部フレーム(パイプフレーム)に取付固定した植付装置を走行機体から外し、走行機体と取り外された植付装置を荷台に積み込んで輸送する手段は既に公知である(例えば特許文献1。)。
【特許文献1】特許第2684170号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記特許文献1で示される田植機はトラック輸送を行う際に、走行機体から植付装置を取り外す手間と、分離された走行機体と植付装置を別々に積み込み、分離した走行機体と植付装置を荷台に載置固定するとき、別々にロープ掛けし荷積み固定をする作業が必要になる等煩雑な作業を伴う欠点がある。またフロート設置巾が荷台巾より大きい場合には、植付装置が荷台に縦方向又は斜め方向に積み込まれるため広い搭載スペースを占める等の問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記課題を解決するために本発明の移植機は、第1に、走行機体2の後部に、フロート15を備え複数条分の苗を植付ける植付装置6を装着し、該植付装置6に輸送スタンド5を設けた移植機において、前記輸送スタンド5を植付装置6の最大巾部が輸送用車両29の荷台30のアオリ板56の高さより高位置となる高さに構成したことを特徴としている。
【0005】
第2に、前記輸送スタンド5をフロート15が接地しない高さで植付装置6を支持する第1姿勢と、植付装置6の最大巾部が輸送用車両29の荷台30のアオリ板56の高さより高位置となる高さで植付装置6を支持する第2姿勢とに、姿勢変更自在に構成した請求項1又は2の移植機。
【0006】
第3に、前記輸送スタンド5を、植付装置6に取付固定された第1スンド35に、第2スタンド36を回動自在に連結して構成し、第2スタンド36をスプリング42で前方回動方向に付勢し、第1スタンド35に沿って下方に延出させることで前記第2姿勢とし、前記第2スタンド36を前記スプリング42によって後方回動方向に付勢し、側面視でフロート15に沿う格納姿勢とすることで前記第1姿勢とすることを特徴としている。
【発明の効果】
【0007】
以上のように本発明による移植機は、植付装置に設けた輸送スタンドを植付装置の最大巾部が輸送用車両の荷台のアオリ板の高さより高位置となる高さに構成したことにより、植付装置の最大巾部としての例えばフロート設置巾がトラックの荷台巾より大きい植付装置を備えた移植機をトラックに積み込む場合に、最大巾部をアオリ板の高さより高い位置で安定よく支持することができるので、植付装置の損傷を防止した輸送を行うことができる。また植付装置がアオリ板間に収まる巾であっても、移植機の積み込み左右位置にアオリ板巾との余裕ができ、その分積み込み操作を余裕をもって行うことができる。
【0008】
輸送スタンドの第1姿勢で植付装置を低位置で安定よく支持すると共に、下方への突出量の少ない第1姿勢で輸送用車両に積み込むことで、輸送スタンドが移植機の登坂走行を妨げることなく、移植機を輸送用車両に積み込むことができ、積み込んだ後は最大巾部をアオリ板の高さより高い位置で安定よく支持しスムーズな輸送を行うことができる。
【0009】
第1スタンドに対し第2スタンドを後方回動させスプリングによって上方付勢することができるので、輸送スタンドの第1スタンドによって植付装置を第1姿勢で支持しフロートの接地を防止すると共に、第2スタンドを後方格納姿勢に安定よく保持することができる。
また植付装置を第2姿勢で支持するとき、第2スタンドをスプリングに抗して前方回動させる簡単な操作によって、輸送スタンドを延長しアオリ板の高さより高い位置で最大巾部を確実に支持することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図面において符号1は、走行機体2の後部に設けた昇降リンク機構3を介し、本発明に係わる輸送スタンド5を備えた植付装置6を昇降可能に装着した移植機である。この移植機1は、前輪2a,後輪2bを有する走行機体2に、前部にボンネットで覆ったエンジン7を搭載し、その後方に操縦部8を配置し、機腹部にエンジン7から伝動されるトランスミッション9を備えている。トランスミッション9は前輪2a,後輪2bを駆動すると共に、図示しない自在継手付きの伝動軸によって植付装置6を駆動することができる。
【0011】
図示例の植付装置6は、8条分のマット苗を載置する苗載台12と、苗載台12から苗を掻き取って植付ける8条分の植付部13と、植付時に接地させる4体のフロート15等を従来のものと同様に配置し構成している。
上記昇降リンク機構3の後下方に横設される横フレーム17は、後部左右で対をなす植付爪19を有する植付部13を備えた4本の植付伝動ケース20を取付固定している。そして、各植付伝動ケース20は基部側を横フレーム17の後方下部に沿設される植付伝動軸21と接続し、トランスミッション9から伝達された動力が植付伝動軸21を駆動し苗載台12及び各植付爪19を作動させる。
【0012】
苗載台12は前記横フレーム17に立設された植付部フレーム16に対し、横スライド支持機構及び横往復動機構によって、マット苗巾と同じストロークを有して往復動自在に支持される。図示例の苗載台12は7条分のマット苗を横方向に並べて載置する一枚状の苗載台本体25と、該苗載台本体25の左側において、1条分のマット苗を載置する分割苗載台26とからなる。
【0013】
分割苗載台26は苗載台本体25に対し、公知の構成からなる姿勢切換機構(折り畳み機構)27によって、苗載台本体25の左端に図2の点線で示すように支持される苗繰出し作業姿勢と、同図及び図1に示すように苗載台本体25の左端上方に重ねて折り畳んだ格納姿勢とに切り換え自在に設置される。
また4体のフロート15は、それぞれ支持リンク機構を介して伝動ケース20の下方に所定の滑走間隔を有して吊り下げ支持される。
【0014】
上記構成からなる移植機1は、苗載台12を左側のストローク端まで移動させた状態で、分割苗載台26を上方へ折り畳んだ格納姿勢に切り換えると、苗載台本体25の両端を両サイドのフロート15の最外側と略一致させることができる。これにより両外側に位置するフロート15,15の最外側間巾が植付装置6の最大巾を形成する。そして、移植機1は走行機体2に植付装置6を装着したまま苗載台12の張り出しを規制し、輸送用車両(トラック)29の荷台30に積み込んで輸送することができると共に、納屋等への格納
を省スペースで行うことができる。
【0015】
次に、上記植付装置6に構成されるスタンド構造について説明する。即ち、この植付装置6は、輸送時に昇降リンク機構3により下降させた植付装置6を、荷台30の床面に接当させて支持する輸送時用の輸送スタンド5と、植付作業の休止時や機体保管時に使用する接地スタンド31を備えている。
先ず輸送スタンド5は図1,図2,図5〜図7に示すように、角パイプからなる横フレーム17の前側面に複数のボルト32によって着脱可能に取付固定されるブラケット部33と、該ブラケット部33に取り外し自在に装着される杆状の第1スタンド35と、該第1スタンド35の中途部に後述するスタンド切換機構によって、図1,図5で示す実線のスタンド姿勢と、点線で示されるように後方回動されてフロート15の下面に沿うように切り換えられる第2スタンド36等から構成される。
【0016】
図5〜図7に示すように輸送スタンド5は、横フレーム17に取付固定された平面視コ字状のブラケット部33に、第1スタンド35の上端を挿脱自在に挿入する取付孔37を有する取付片38を設け、この取付片38の下方でブラケット部33の両片に挿脱自在に挿入される取付ピン39を設けている。
第1スタンド35は、前記取付片38の取付孔37に上端を挿入した状態で、上部に設けた取付片40に前記取付ピン39を挿入することにより、前後左右の揺れを防止し鉛直状に取付支持され、下端部に広巾面で接地させる接地板41を設けている。
【0017】
そして、第1スタンド35の中途部に、スタンド切換機構のスプリング42を係止する係止ピン43と、第2スタンド36の上部を取付支持する左右の取付片45,45を上下段に設けている。上記取付片45,45は第1スタンド35の両側に取付固定して後方を開放しており、上下に穿設したピン孔にそれぞれスタンド支持軸50とストッパピン51を着脱自在に挿入している。
【0018】
この構成により取付片45,45の間に第2スタンド36の上部を挿入した状態で、両者にスタンド支持軸50を挿入することにより、第2スタンド36を後方回動自在に取付支持すると共に、取付片45,45にストッパピン51を挿入することにより、第2スタンド36の後方回動を規制しスタンド姿勢を保持させる。
また第1スタンド35の接地板41は、後部に形成した切欠部52に第2スタンド36を挿入支持し左右方向の揺れを規制する。
【0019】
第2スタンド36は中途部に前記係止ピン43と同様の係止ピン53を突設し、該係止ピン53と第1スタンド35の係止ピン43に引っ張り用のスプリング42を係止し、これにより第2スタンド36をスタンド姿勢において前方回動方向に付勢し、第2スタンド36を接地板41の切欠部52に押接している。
【0020】
上記構成により、ストッパピン51を引き抜いた場合でも、第2スタンド36はスタンド支持軸50より前方に位置するスプリング42によって、接地板41に押接されたスタンド姿勢を保持することができる。且つこの状態で第2スタンド36にスプリング42の付勢力に抗して後方へ回動する力が加わると、この第2スタンド36はスプリング42がスタンド支持軸50を支点越えし付勢力によって格納姿勢に切り換え保持される。
【0021】
この実施形態において植付装置6は、上記のように構成される輸送スタンド5を、左右両側で隣接するフロート15,15間の上方位置で、横フレーム17の前側面にブラケット部70を取付固定し、左右で一対となるように設け、且つ左右の第2スタンド36,36の下端を横支持杆(接地杆)55で連結している。
横支持杆55はスタンド姿勢において、荷台30或いは地面に直接的に接地するので、
輸送スタンド5の接地面を増大させて植付装置6を安定よく支持することができると共に、左右の第2スタンド36を連結補強するので横揺れを防止することができる。
また第2スタンド36を格納姿勢にしたとき、横支持杆55はフロート15の下面に接当させるストッパにすることができる。
【0022】
また図示例の輸送スタンド5のスタンド支持軸50の高さ位置は、フロート15の下面高さと略一致させており、第2スタンド36は後方回動させるとスプリング42の上方付勢力によってフロート15に接当保持させることができ、略水平方向の格納姿勢に保持される。従って、この状態で植付装置6が上昇しても第2スタンド36は垂れ下がりを防止し走行時の邪魔をしない。
【0023】
そして、輸送スタンド5は図1,図2で示すようにスタンド支持長さを、フロート15が接地しない高さの第1姿勢と、荷台30のアオリ板56の高さより高位置の第2姿勢とに切換自在に構成している。即ち、第1スタンド35は、第2スタンド36を後方回動させて格納姿勢にし接地させたとき、フロート15及び作業スタンド31が地面から離間して接地しない長さにしている。
また第1スタンド35に対し第2スタンド36を前方回動させて延長状にしたスタンド姿勢にしたとき、トラック29の荷台30に積み込まれた植付装置6のフロート15が、荷台30の左右に側方回動可能に立設されるアオリ板56の上端と接当しない高さにしている。
【0024】
作業スタンド31は、従来のものと同様の構成によって横フレーム17の左右端にスタンド姿勢と非スタンド姿勢とに切換自在に取付支持している。この作業スタンド31は図1で示されるスタンド姿勢において、側面視でL字形状にしており前後方向に長い接地杆によって、植付装置6を安定よく支持することができる。
また植付作業を行うとき作業スタンド31は、取付基部を支点に外側方に回動し上向きの非スタンド姿勢に切り換えられる。
【0025】
次に輸送スタンド5を備えて行う移植機1の積み込み作業について説明する。先ず移植機1は生産工場から出荷するとき、植付装置6に輸送スタンド5をセットした状態で出荷される。このとき移植機1は図3で示すように輸送スタンド5を、第2スタンド36を格納姿勢に保持した第2姿勢にした状態で、トラック29の荷台30に掛けた道板57を走行させて積み込み、移植機1を荷台30の中心に位置決めし停車させたのち、第2スタンド36をスプリング42に抗し前方回動して輸送スタンド5を第1姿勢に切り換え、ストッパピン51をセットし固定した状態で、昇降リンク機構3を介して植付装置6を下降させる。
【0026】
これにより植付装置6は輸送スタンド5の第1姿勢によって、荷台30の床面に横支持杆55及び第2スタンド36,第1スタンド35を介して接地する。そして、移植機1は走行機体2及び植付装置6にロープ掛けされ積み荷固を行って輸送される。
このとき左右両外側のフロート15,15の外側端距離(フロート設置巾)が機体の最大巾部となり、トラック29の荷台巾(両側のアオリ板56,56の内巾)より大きくなる植付装置6は、第2姿勢の輸送スタンド5によって、外側のフロート15の下面がアオリ板56の上方に離間した位置で支持される。従って、移植機1の積み込みを植付装置6を装着したままで行うことができると共に、振動を伴う走行時にもアオリ板56とフロート15の接当を防止し、フロート15を損傷させることなく安定よく輸送することができる。
【0027】
またフロート設置巾が荷台巾より小さい植付装置6を備えた移植機1の場合は、積み込み位置が荷台30の中心から多少ずれたとしても、フロート15とアオリ板56との接当
を防止することができるので、移植機1の積み込み作業を迅速に行うことができる等の利点がある。そして、移植機1が積み込まれた状態において、植付装置6は輸送スタンド5によって高位置に支持され、フロート15と荷台30との間に大きな空間部を形成するので、該空間部を付属品やミチ板等を収納する載置スペースとして有効利用し輸送を行い易くすることができる。
さらに輸送スタンド5はスタンド切換機構を介し、第2スタンド36を後方回動させ第1姿勢にすることができるので、例えばストッパピン51を抜いたままで、第2スタンド36を格納姿勢に切り換える操作を失念したとしても、機体の登坂走行を妨げない利点がある。
【0028】
即ち、図3の点線で示すように、移植機1は急傾斜の道板57を登る際に上向き傾斜することにより上記第2スタンド36を地面に接当させるが、該第2スタンド36は機体走行に伴い後方に回動しスプリング42によって速やかに格納姿勢になるので、走行の妨げを防止することができる。また移植機1は輸送先において、トラック29から道板57を使用して降ろされる際にも、第2スタンド36を格納姿勢に切り換えて行うことができ、その後移植機1が店頭或いは倉庫に保管される際に、輸送スタンド5を第1姿勢にしたまま下降させることにより、第1スタンド35によって支持することができる。
【0029】
従って、移植機1がユーザに渡される迄は、輸送スタンド5の第1スタンド35を接地させて保管をすることができるので、植付装置6を低い位置に下降させて安定よく支持しながら、フロート15及び作業スタンド31を地面に接当させることなく、フロート15下面又は作業スタンド31の塗装面等への損傷を防止しユーザに渡すことができる。
【0030】
尚、移植機1をユーザに渡す際には、ボルト32を緩めてブラケット部33を横フレーム17から外すか、或いは取付ピン39を抜くとブラケット部33から第1スタンド35を簡単に取り外すことができ、ユーザは輸送スタンド5に支障されることなく植付作業を行うことができ、その後は必要により作業スタンド31を使用することができる。
【0031】
尚、実施形態の輸送スタンド5は、第1スタンド35に第2スタンド36を前後方向に切換回動することにより、第1姿勢と第2姿勢に姿勢変更をする構成としたが、この構成に限ることなく、例えば第1スタンド35に沿って第2スタンド36を伸縮固定手段等によって下方に延出し、輸送スタンド5を第1姿勢と第2姿勢に長さ調整自在に構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明に係わる輸送スタンドを植付装置に備えた移植機の輸送状態を示す側面図である。
【図2】図1の移植機の輸送状態を示す背面図である。
【図3】図1の移植機をトラックの荷台に搭乗させる状態を示す側面図である。
【図4】図1の移植機の植付装置を第2姿勢の輸送スタンドによって支持した状態を示す側面図である。
【図5】輸送スタンドの構成を示す側面図である。
【図6】図5の輸送スタンドの正面図である。
【図7】図5の輸送スタンドの平面図である。
【符号の説明】
【0033】
1 移植機
2 走行機体
5 輸送スタンド
6 植付装置
15 フロート
29 トラック
30 荷台
35 第1スタンド
36 第2スタンド
42 スプリング
56 アオリ板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
走行機体2の後部に、フロート15を備え複数条分の苗を植付ける植付装置6を装着し、該植付装置6に輸送スタンド5を設けた移植機において、前記輸送スタンド5を植付装置6の最大巾部が輸送用車両29の荷台30のアオリ板56の高さより高位置となる高さに構成したことを特徴とする移植機。
【請求項2】
前記輸送スタンド5をフロート15が接地しない高さで植付装置6を支持する第1姿勢と、植付装置6の最大巾部が輸送用車両29の荷台30のアオリ板56の高さより高位置となる高さで植付装置6を支持する第2姿勢とに、姿勢変更自在に構成したことを特徴とする請求項1の移植機。
【請求項3】
前記輸送スタンド5を、植付装置6に取付固定された第1スンド35に、第2スタンド36を回動自在に連結して構成し、第2スタンド36をスプリング42で前方回動方向に付勢し、第1スタンド35に沿って下方に延出させることで前記第2姿勢とし、前記第2スタンド36を前記スプリング42によって後方回動方向に付勢し、側面視でフロート15に沿う格納姿勢とすることで前記第1姿勢とすることを特徴とする請求項1又は2の移植機。


【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2007−244333(P2007−244333A)
【公開日】平成19年9月27日(2007.9.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−75350(P2006−75350)
【出願日】平成18年3月17日(2006.3.17)
【出願人】(000001878)三菱農機株式会社 (1,502)