説明

積層構造体、重合体、電界発光素子及び光電変換素子

【課題】高輝度で発光する電界発光素子及び高光電変換効率の光電変換素子を与える本発明の積層構造体を提供する。
【解決手段】第1の電極と、第2の電極と、該第1の電極と該第2の電極との間に位置する発光層若しくは電荷分離層と、該発光層若しくは該電荷分離層と該第1の電極との間に位置し、特定の2種の基から選ばれる1種以上のイオン性基と特定の1種以上の極性基とを含む繰り返し単位を有する重合体を含む層と、を有する積層構造体;特定の2種の基から選ばれる1種以上のイオン性基と特定の1種以上の極性基とを含む繰り返し単位として、芳香族基を含む特定の4種の繰り返し単位から選ばれる1種以上の繰り返し単位を有する重合体;該積層構造体を含む電界発光素子;該積層構造体を含む光電変換素子。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の電極と、第2の電極と、該第1の電極と該第2の電極との間に位置する発光層若しくは電荷分離層と、該発光層若しくは該電荷分離層と該第1の電極との間に位置し、式(1)で表される基及び式(2)で表される基からなる群から選ばれる1種以上の基と式(3)で表される1種以上の基とを含む繰り返し単位を有する重合体を含む層と、を有する積層構造体。

−(Q1n1−Y1(M1)a1(Z1)b1 (1)
(式(1)中、Q1は2価の有機基を表し、Y1は、−CO2-、−SO3-、−SO2-、−PO32-又は−B(Rα3-を表し、M1は金属カチオン又は置換基を有し若しくは有さないアンモニウムカチオンを表し、Z1はF-、Cl-、Br-、I-、OH-、B(Ra)4-、RaSO3-、RaCOO-、ClO-、ClO2-、ClO3-、ClO4-、SCN-、CN-、NO3-、SO42-、HSO4-、PO43-、HPO42-、H2PO4-、BF4-又はPF6-を表し、n1は0以上の整数を表し、a1は1以上の整数を表し、b1は0以上の整数を表し、ただし、a1及びb1は、式(1)で表される基の電荷が0となるように選択され、Rαは置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜50のアリール基を表し、Raは置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜50のアリール基を表し、Q1、M1及びZ1のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

−(Q2n2−Y2(M2)a2(Z2)b2 (2)
(式(2)中、Q2は2価の有機基を表し、Y2はカルボカチオン、アンモニウムカチオン、ホスホニウムカチオン、スルホニウムカチオン又はヨードニウムカチオンを表し、M2はF-、Cl-、Br-、I-、OH-、B(Rb)4-、RbSO3-、RbCOO-、ClO-、ClO2-、ClO3-、ClO4-、SCN-、CN-、NO3-、SO42-、HSO4-、PO43-、HPO42-、H2PO4-、BF4-又はPF6-を表し、Z2は金属カチオン又は置換基を有し若しくは有さないアンモニウムカチオンを表し、n2は0以上の整数を表し、a2は1以上の整数を表し、b2は0以上の整数を表し、ただし、a2及びb2は、式(2)で表される基の電荷が0となるように選択され、Rbは置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜50のアリール基を表し、Q2、M2及びZ2のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

−(Q3n3−Y3 (3)
(式(3)中、Q3は2価の有機基を表し、Y3は−CN又は式(4)〜(12)のいずれかで表される基を表し、n3は0以上の整数を表す。

−O−(R’O)a3−R’’ (4)
【化1】

−S−(R’S)a4−R’’ (6)
−C(=O)−(R’−C(=O))a4−R’’ (7)
−C(=S)−(R’−C(=S))a4−R’’ (8)
−N{(R’)a4R’’}2 (9)
−C(=O)O−(R’−C(=O)O)a4−R’’ (10)
−C(=O)O−(R’O)a4−R’’ (11)
−NHC(=O)−(R’NHC(=O))a4−R’’ (12)
(式(4)〜(12)中、R’は置換基を有し又は有さない2価の炭化水素基を表し、R’’は水素原子、置換基を有し若しくは有さない1価の炭化水素基、−COOH、−SO3H、−OH、−SH、−NRc2、−CN又は−C(=O)NRc2を表し、R’’’は置換基を有し若しくは有さない3価の炭化水素基を表し、a3は1以上の整数を表し、a4は0以上の整数を表し、Rcは置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜50のアリール基を表し、R’、R’’及びR’’’のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。))
【請求項2】
1、Q2及びQ3が独立に置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50の2価の鎖状飽和炭化水素基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数2〜50の2価の鎖状不飽和炭化水素基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数3〜50の2価の環状飽和炭化水素基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜50のアリーレン基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルキレンオキシ基、炭素原子を含む置換基を有するイミノ基又は炭素原子を含む置換基を有するシリレン基を表し、
1、Q2及びQ3の少なくとも1種が置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、ただし、該置換基は、炭素原子を含む置換基である場合、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、置換アミノ基、置換シリル基、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、カルボキシル基、置換カルボキシル基又はシアノ基であり、
1が置換基を有する場合、該置換基は炭素原子数1〜10のアルキル基であり、
α、Ra、Rb、R’、R’’、R’’’及びRcの少なくとも1種が置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、
2が置換基を有する場合、該置換基は炭素原子数1〜10のアルキル基であり、
前記置換アミノ基はアミノ基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1又は2個の基によって置換されたアミノ基であり、
前記置換シリル基はシリル基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1〜3個の基によって置換されたシリル基であり、
前記置換カルボキシル基はカルボキシル基中の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基又は1価の複素環基で置換されたカルボキシル基である請求項1に記載の積層構造体。
【請求項3】
前記重合体が、式(13)で表される繰り返し単位、式(15)で表される繰り返し単位、式(17)で表される繰り返し単位及び式(20)で表される繰り返し単位からなる群から選ばれる1種以上の繰り返し単位を有する請求項1に記載の積層構造体。
【化2】

(式(13)中、R1は式(14)で表される基を含む1価の基であり、Ar1はR1以外の置換基を有し又は有さない(2+n4)価の芳香族基を表し、n4は1以上の整数を表し、R1は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。
【化3】

(式(14)中、R2は(1+m1+m2)価の有機基を表し、Q1、Q3、Y1、M1、Z1、Y3、n1、a1、b1及びn3は前述と同じ意味を表し、m1及びm2はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、Q1、Q3、Y1、M1、Z1、Y3、n1、a1、b1及びn3のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。))
【化4】

(式(15)中、R3は式(16)で表される基を含む1価の基であり、Ar2はR3以外の置換基を有し又は有さない(2+n5)価の芳香族基を表し、n5は1以上の整数を表し、R3は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。
【化5】

(式(16)中、R4は(1+m3+m4)価の有機基を表し、Q2、Q3、Y2、M2、Z2、Y3、n2、a2、b2及びn3は前述と同じ意味を表し、m3及びm4はそれぞれ独立に1以上の整数を表す。Q2、Q3、Y2、M2、Z2、Y3、n2、a2、b2及びn3のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。))
【化6】

(式(17)中、R5は式(18)で表される基を含む1価の基であり、R6は式(19)で表される基を含む1価の基であり、Ar3はR5及びR6以外の置換基を有し又は有さない(2+n6+n7)価の芳香族基を表し、n6及びn7はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、R5及びR6のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。

−R7−{(Q1n1−Y1(M1)a1(Z1)b1}m5 (18)
(式(18)中、R7は単結合又は(1+m5)価の有機基を表し、Q1、Y1、M1、Z1、n1、a1及びb1は前述と同じ意味を表し、m5は1以上の整数を表し、ただし、R7が単結合のときm5は1を表し、Q1、Y1、M1、Z1、n1、a1及びb1のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

−R8−{(Q3n3−Y3m6 (19)
(式(19)中、R8は単結合又は(1+m6)価の有機基を表し、Y3及びn3は前述と同じ意味を表し、m6は1以上の整数を表し、ただし、R8が単結合のときm6は1を表し、Q3、Y3及びn3のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。))
【化7】

(式(20)中、R9は式(21)で表される基を含む1価の基であり、R10は式(22)で表される基を含む1価の基であり、Ar4はR9及びR10以外の置換基を有し又は有さない(2+n8+n9)価の芳香族基を表し、n8及びn9はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、R9及びR10のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。

−R11−{(Q2n2−Y2(M2)a2(Z2)b2}m7 (21)
(式(21)中、R11は単結合又は(1+m7)価の有機基を表し、Q2、Y2、M2、Z2、n2、a2及びb2は前述と同じ意味を表し、m7は1以上の整数を表し、ただし、R11が単結合のときm7は1を表し、Q2、Y2、M2、Z2、n2、a2及びb2のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

−R12−{(Q3n3−Y3}m8 (22)
(式(22)中、R12は単結合又は(1+m8)価の有機基を表し、Y3及びn3は前述と同じ意味を表し、m8は1以上の整数を表し、ただし、R12が単結合のときm8は1を表し、Q3、Y3及びn3のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。))
【請求項4】
1が式(14)で表される基又は式:−B1−A1(式中、A1は式(14)で表される基を表し、B1は置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルキレン基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルキレンオキシ基、置換基を有し若しくは有さないイミノ基、置換基を有し若しくは有さないシリレン基、置換基を有し若しくは有さないエテニレン基、エチニレン基又はヘテロ原子を表す)で表される基であり、
Ar1がR1以外の置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、
2で表される(1+m1+m2)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基から(m1+m2)個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基から(m1+m2)個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基から(m1+m2)個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基から(m1+m2)個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基から(m1+m2)個の水素原子を除いた基であり、
3が式(16)で表される基又は式:−B2−A2(式中、A2は式(16)で表される基を表し、B2はB1と同じ意味を表す)で表される基であり、
Ar2がR3以外の置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、
4で表される(1+m3+m4)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基から(m3+m4)個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基から(m3+m4)個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基から(m3+m4)個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基から(m3+m4)個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基から(m3+m4)個の水素原子を除いた基であり、
5が式(18)で表される基又は式:−B3−A3(式中、A3は式(18)で表される基を表し、B3はB1と同じ意味を表す)で表される基であり、
6が式(19)で表される基又は式:−B4−A4(式中、A4は式(19)で表される基を表し、B4はB1と同じ意味を表す)で表される基であり、
Ar3がR5及びR6以外の置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、
7で表される(1+m5)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基からm5個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基からm5個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基からm5個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基からm5個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基からm5個の水素原子を除いた基であり、
8で表される(1+m6)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基からm6個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基からm6個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基からm6個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基からm6個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基からm6個の水素原子を除いた基であり、
9が式(21)で表される基又は式:−B5−A5(式中、A5は式(21)で表される基を表し、B5はB1と同じ意味を表す)で表される基であり、
10が式(22)で表される基又は式:−B6−A6(式中、A6は式(22)で表される基を表し、B6はB1と同じ意味を表す)で表される基であり、
Ar4がR9及びR10以外の置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、
11で表される(1+m7)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基からm7個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基からm7個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基からm7個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基からm7個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基からm7個の水素原子を除いた基であり、
12で表される(1+m8)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基からm8個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基からm8個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基からm8個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基からm8個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基からm8個の水素原子を除いた基であり、
1、B2、B3、B4、B5及びB6の少なくとも1種が置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、
2、R4、R7、R8、R11及びR12の少なくとも1種が置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、ただし、該置換基は、炭素原子を含む置換基である場合、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、置換アミノ基、置換シリル基、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、カルボキシル基、置換カルボキシル基又はシアノ基であり、
前記置換アミノ基はアミノ基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1又は2個の基によって置換されたアミノ基であり、
前記置換シリル基はシリル基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1〜3個の基によって置換されたシリル基であり、
前記置換カルボキシル基はカルボキシル基中の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基又は1価の複素環基で置換されたカルボキシル基である請求項3に記載の積層構造体。
【請求項5】
Ar1で表される(2+n4)価の芳香族基が、式1〜6、8、13、26、27、37又は41で表される環から水素原子を(2+n4)個除いた基である請求項3に記載の積層構造体。
【化8】

【請求項6】
n4が2であり、Ar1が式37aで表される基である請求項3に記載の積層構造体。
【化9】

【請求項7】
Ar2で表される(2+n5)価の芳香族基が、式1〜6、8、13、26、27、37又は41で表される環から水素原子を(2+n5)個除いた基である請求項3に記載の積層構造体。
【化10】

【請求項8】
n5が2であり、Ar2が式37aで表される基である請求項3に記載の積層構造体。
【化11】

【請求項9】
Ar3で表される(2+n6+n7)価の芳香族基が、式1〜5、8、13、26、27、37又は41で表される環から水素原子を(2+n6+n7)個除いた基である請求項3に記載の積層構造体。
【化12】

【請求項10】
n6及びn7が1であり、Ar3が式37aで表される基である請求項3に記載の積層構造体。
【化13】

【請求項11】
Ar4で表される(2+n8+n9)価の芳香族基が、式1〜5、8、13、26、27、37又は41で表される環から水素原子を(2+n10+n11)個除いた基である請求項3に記載の積層構造体。
【化14】

【請求項12】
n8及びn9が1であり、Ar4が式37aで表される基である請求項3に記載の積層構造体。
【化15】

【請求項13】
式(13)で表される繰り返し単位が式(23)で表される繰り返し単位である請求項3に記載の積層構造体。
【化16】

(式(23)中、R13は(1+m9+m10)価の有機基を表し、R14は1価の有機基を表し、Q1、Q3、Y1、M1、Z1、Y3、n1、a1、b1及びn3は前述と同じ意味を表し、m9及びm10はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、Q1、Q3、Y1、M1、Z1、Y3、n1、a1、b1及びn3のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)
【請求項14】
13で表される(1+m9+m10)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基から(m9+m10)個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基から(m9+m10)個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基から(m9+m10)個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基から(m9+m10)個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基から(m9+m10)個の水素原子を除いた基であり、
14で表される1価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基であり、
13及びR14の少なくとも1種が置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、ただし、該置換基は、炭素原子を含む置換基である場合、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、置換アミノ基、置換シリル基、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、カルボキシル基、置換カルボキシル基又はシアノ基であり、
前記置換アミノ基はアミノ基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1又は2個の基によって置換されたアミノ基であり、
前記置換シリル基はシリル基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1〜3個の基によって置換されたシリル基であり、
前記置換カルボキシル基はカルボキシル基中の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基又は1価の複素環基で置換されたカルボキシル基である請求項13に記載の積層構造体。
【請求項15】
式(13)で表される繰り返し単位が式(24)で表される繰り返し単位である請求項3に記載の積層構造体。
【化17】

(式(24)中、R13は(1+m11+m12)価の有機基を表し、Q1、Q3、Y1、M1、Z1、Y3、n1、a1、b1及びn3は前述と同じ意味を表し、m11及びm12はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、R13、m11、m12、Q1、Q3、Y1、M1、Z1、Y3、n1、a1、b1及びn3のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)
【請求項16】
13で表される(1+m11+m12)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基から(m11+m12)個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基から(m11+m12)個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基から(m11+m12)個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基から(m11+m12)個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基から(m11+m12)個の水素原子を除いた基であり、
13が置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、ただし、該置換基は、炭素原子を含む置換基である場合、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、置換アミノ基、置換シリル基、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、カルボキシル基、置換カルボキシル基又はシアノ基であり、
前記置換アミノ基はアミノ基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1又は2個の基によって置換されたアミノ基であり、
前記置換シリル基はシリル基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1〜3個の基によって置換されたシリル基であり、
前記置換カルボキシル基はカルボキシル基中の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基又は1価の複素環基で置換されたカルボキシル基である請求項15に記載の積層構造体。
【請求項17】
式(13)で表される繰り返し単位が式(25)で表される繰り返し単位である請求項3に記載の積層構造体。
【化18】

(式(25)中、R15は(1+m13+m14)価の有機基を表し、Q1、Q3、Y1、M1、Z1、Y3、n1、a1、b1及びn3は前述と同じ意味を表し、m13、m14及びm15はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、R15、m13、m14、Q1、Q3、Y1、M1、Z1、Y3、n1、a1、b1及びn3のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)
【請求項18】
15で表される(1+m13+m14)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基から(m13+m14)個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基から(m13+m14)個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基から(m13+m14)個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基から(m13+m14)個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基から(m13+m14)個の水素原子を除いた基であり、
15が置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、ただし、該置換基は、炭素原子を含む置換基である場合、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、置換アミノ基、置換シリル基、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、カルボキシル基、置換カルボキシル基又はシアノ基であり、
前記置換アミノ基はアミノ基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1又は2個の基によって置換されたアミノ基であり、
前記置換シリル基はシリル基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1〜3個の基によって置換されたシリル基であり、
前記置換カルボキシル基はカルボキシル基中の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基又は1価の複素環基で置換されたカルボキシル基である請求項17に記載の積層構造体。
【請求項19】
式(15)で表される繰り返し単位が式(26)で表される繰り返し単位である請求項3に記載の積層構造体。
【化19】

(式(26)中、R16は(1+m16+m17)価の有機基を表し、R17は1価の有機基を表し、Q2、Q3、Y2、M2、Z2、Y3、n2、a2、b2及びn3は前述と同じ意味を表し、m16及びm17はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、R14、Q2、Q3、Y2、M2、Z2、Y3、n2、a2、b2及びn3のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)
【請求項20】
16で表される(1+m16+m17)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基から(m16+m17)個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基から(m16+m17)個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基から(m16+m17)個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基から(m16+m17)個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基から(m16+m17)個の水素原子を除いた基であり、
17で表される1価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基であり、
16及びR17の少なくとも1種が置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、ただし、該置換基は、炭素原子を含む置換基である場合、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、置換アミノ基、置換シリル基、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、カルボキシル基、置換カルボキシル基又はシアノ基であり、
前記置換アミノ基はアミノ基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1又は2個の基によって置換されたアミノ基であり、
前記置換シリル基はシリル基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1〜3個の基によって置換されたシリル基であり、
前記置換カルボキシル基はカルボキシル基中の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基又は1価の複素環基で置換されたカルボキシル基である請求項19に記載の積層構造体。
【請求項21】
式(15)で表される繰り返し単位が式(27)で表される繰り返し単位である請求項3に記載の積層構造体。
【化20】

(式(27)中、R16は(1+m16+m17)価の有機基を表し、Q2、Q3、Y2、M2、Z2、Y3、n2、a2、b2及びn3は前述と同じ意味を表し、m16及びm17はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、R16、m16、m17、Q2、Q3、Y2、M2、Z2、Y3、n2、a2、b2及びn3のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)
【請求項22】
16で表される(1+m16+m17)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基から(m16+m17)個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基から(m16+m17)個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基から(m16+m17)個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基から(m16+m17)個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基から(m16+m17)個の水素原子を除いた基であり、
16が置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、ただし、該置換基は、炭素原子を含む置換基である場合、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、置換アミノ基、置換シリル基、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、カルボキシル基、置換カルボキシル基又はシアノ基であり、
前記置換アミノ基はアミノ基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1又は2個の基によって置換されたアミノ基であり、
前記置換シリル基はシリル基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1〜3個の基によって置換されたシリル基であり、
前記置換カルボキシル基はカルボキシル基中の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基又は1価の複素環基で置換されたカルボキシル基である請求項21に記載の積層構造体。
【請求項23】
式(15)で表される繰り返し単位が式(28)で表される繰り返し単位である請求項3に記載の積層構造体。
【化21】

(式(28)中、R18は(1+m18+m19)価の有機基を表し、Q2、Q3、Y2、M2、Z2、Y3、n2、a2、b2及びn3は前述と同じ意味を表し、m18、m19及びm20はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、R18、m18、m19、Q2、Q3、Y2、M2、Z2、Y3、n2、a2、b2及びn3のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)
【請求項24】
18で表される(1+m18+m19)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基から(m18+m19)個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基から(m18+m19)個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基から(m18+m19)個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基から(m18+m19)個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基から(m18+m19)個の水素原子を除いた基であり、
18が置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、ただし、該置換基は、炭素原子を含む置換基である場合、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、置換アミノ基、置換シリル基、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、カルボキシル基、置換カルボキシル基又はシアノ基であり、
前記置換アミノ基はアミノ基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1又は2個の基によって置換されたアミノ基であり、
前記置換シリル基はシリル基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1〜3個の基によって置換されたシリル基であり、
前記置換カルボキシル基はカルボキシル基中の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基又は1価の複素環基で置換されたカルボキシル基である請求項23に記載の積層構造体。
【請求項25】
式(17)で表される繰り返し単位が式(29)で表される繰り返し単位である請求項3に記載の積層構造体。
【化22】

(式(29)中、R19は単結合又は(1+m21)価の有機基を表し、R20は単結合又は(1+m22)価の有機基を表し、Q1、Q3、Y1、M1、Z1、Y3、n1、a1、b1及びn3は前述と同じ意味を表し、m21及びm22はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、ただし、R19が単結合のときm21は1を表し、R20が単結合のときm22は1を表し、Q1、Q3、Y1、M1、Z1、Y3、n1、a1、b1及びn3のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)
【請求項26】
19が(1+m21)価の有機基であり、R20が(1+m22)価の有機基である請求項25に記載の積層構造体。
【請求項27】
19で表される(1+m21)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基からm21個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基からm21個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基からm21個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基からm21個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基からm21個の水素原子を除いた基であり、
20で表される(1+m22)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基からm22個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基からm22個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基からm22個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基からm22個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基からm22個の水素原子を除いた基であり、
19及びR20の少なくとも1種が置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、ただし、該置換基は、炭素原子を含む置換基である場合、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、置換アミノ基、置換シリル基、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、カルボキシル基、置換カルボキシル基又はシアノ基であり、
前記置換アミノ基はアミノ基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1又は2個の基によって置換されたアミノ基であり、
前記置換シリル基はシリル基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1〜3個の基によって置換されたシリル基であり、
前記置換カルボキシル基はカルボキシル基中の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基又は1価の複素環基で置換されたカルボキシル基である請求項25に記載の積層構造体。
【請求項28】
式(17)で表される繰り返し単位が式(30)で表される繰り返し単位である3に記載の積層構造体。
【化23】

(式(30)中、R21は単結合又は(1+m23)価の有機基を表し、R22は単結合又は(1+m24)価の有機基を表し、Q1、Q3、Y1、M1、Z1、Y3、n1、a1、b1及びn3は前述と同じ意味を表し、m23及びm24はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、ただし、R21が単結合のときm23は1を表し、R22が単結合のときm24は1を表し、m25及びm26はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、m23、m24、R21、R22、Q1、Q3、Y1、M1、Z1、Y3、n1、a1、b1及びn3のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)
【請求項29】
21が(1+m23)価の有機基であり、R22が(1+m24)価の有機基である請求項28に記載の積層構造体。
【請求項30】
21で表される(1+m23)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基からm23個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基からm23個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基からm23個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基からm23個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基からm23個の水素原子を除いた基であり、
22で表される(1+m24)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基からm24個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基からm24個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基からm24個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基からm24個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基からm24個の水素原子を除いた基であり、
21及びR22の少なくとも1種が置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、ただし、該置換基は、炭素原子を含む置換基である場合、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、置換アミノ基、置換シリル基、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、カルボキシル基、置換カルボキシル基又はシアノ基であり、
前記置換アミノ基はアミノ基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1又は2個の基によって置換されたアミノ基であり、
前記置換シリル基はシリル基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1〜3個の基によって置換されたシリル基であり、
前記置換カルボキシル基はカルボキシル基中の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基又は1価の複素環基で置換されたカルボキシル基である請求項28に記載の積層構造体。
【請求項31】
式(20)で表される繰り返し単位が式(31)で表される繰り返し単位である請求項3に記載の積層構造体。
【化24】

(式(31)中、R23は単結合又は(1+m27)価の有機基を表し、R24は単結合又は(1+m28)価の有機基を表し、Q2、Q3、Y2、M2、Z2、Y3、n2、a2、b2及びn3は前述と同じ意味を表し、m27及びm28はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、ただし、R23が単結合のときm27は1を表し、R24が単結合のときm28は1を表し、Q2、Q3、Y2、M2、Z2、Y3、n2、a2、b2及びn3のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)
【請求項32】
23が(1+m27)価の有機基であり、R24が(1+m28)価の有機基である請求項31に記載の積層構造体。
【請求項33】
23で表される(1+m27)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基からm27個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基からm27個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基からm27個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基からm27個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基からm27個の水素原子を除いた基であり、
24で表される(1+m28)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基からm28個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基からm28個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基からm28個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基からm28個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基からm28個の水素原子を除いた基であり、
23及びR24の少なくとも1種が置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、ただし、該置換基は、炭素原子を含む置換基である場合、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、置換アミノ基、置換シリル基、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、カルボキシル基、置換カルボキシル基又はシアノ基であり、
前記置換アミノ基はアミノ基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1又は2個の基によって置換されたアミノ基であり、
前記置換シリル基はシリル基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1〜3個の基によって置換されたシリル基であり、
前記置換カルボキシル基はカルボキシル基中の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基又は1価の複素環基で置換されたカルボキシル基である請求項31に記載の積層構造体。
【請求項34】
式(20)で表される繰り返し単位が式(32)で表される繰り返し単位である請求項3に記載の積層構造体。
【化25】

(式(32)中、R25は単結合又は(1+m29)価の有機基を表し、R26は単結合又は(1+m30)価の有機基を表し、Q2、Q3、Y2、M2、Z2、Y3、n2、a2、b2及びn3は前述と同じ意味を表し、m29及びm30はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、ただし、R25が単結合のときm29は1を表し、R26が単結合のときm30は1を表し、m31及びm32はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、m29、m30、R25、R26、Q2、Q3、Y2、M2、Z2、Y3、n2、a2、b2及びn3のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)
【請求項35】
25が(1+m29)価の有機基であり、R26が(1+m30)価の有機基である請求項34に記載の積層構造体。
【請求項36】
25で表される(1+m29)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基からm29個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基からm29個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基からm29個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基からm29個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基からm29個の水素原子を除いた基であり、
26で表される(1+m30)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基からm30個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基からm30個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基からm30個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基からm30個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基からm30個の水素原子を除いた基であり、
25及びR26の少なくとも1種が置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、ただし、該置換基は、炭素原子を含む置換基である場合、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、置換アミノ基、置換シリル基、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、カルボキシル基、置換カルボキシル基又はシアノ基であり、
前記置換アミノ基はアミノ基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1又は2個の基によって置換されたアミノ基であり、
前記置換シリル基はシリル基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1〜3個の基によって置換されたシリル基であり、
前記置換カルボキシル基はカルボキシル基中の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基又は1価の複素環基で置換されたカルボキシル基である請求項34に記載の積層構造体。
【請求項37】
1が−CO2-、−SO3-、−SO2-又は−PO32-を表す請求項1に記載の積層構造体。
【請求項38】
2がカルボカチオン、アンモニウムカチオン、ホスホニウムカチオン又はスルホニウムカチオンを表す請求項1に記載の積層構造体。
【請求項39】
式(1)で表される基及び式(2)で表される基からなる群から選ばれる1種以上の基と式(3)で表される1種以上の基とを含む繰り返し単位を、全繰り返し単位中、15〜100モル%有する請求項1に記載の積層構造体。
【請求項40】
3が式(38)で表される請求項1に記載の積層構造体。
−CH2− (38)
【請求項41】
重合体が共役化合物である請求項1に記載の積層構造体。
【請求項42】
重合体のポリスチレン換算の数平均分子量が1×103以上1×108以下である請求項1に記載の積層構造体。
【請求項43】
重合体の最低非占有分子軌道(LUMO)の軌道エネルギーが−5.0eV以上−2.
0eV以下である請求項1に記載の積層構造体。
【請求項44】
重合体の最高占有分子軌道(HOMO)の軌道エネルギーが−6.0eV以上−3.0eV以下である請求項1に記載の積層構造体。
【請求項45】
第1の電極が陰極である請求項1に記載の積層構造体。
【請求項46】
式(13)で表される繰り返し単位、式(15)で表される繰り返し単位、式(17)で表される繰り返し単位及び式(20)で表される繰り返し単位からなる群から選ばれる1種以上の繰り返し単位を有する重合体。
【化26】

(式(13)中、R1は式(14)で表される基を含む1価の基であり、Ar1はR1以外の置換基を有し又は有さない(2+n4)価の芳香族基を表し、n4は1以上の整数を表し、R1は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。
【化27】

(式(14)中、R2は(1+m1+m2)価の有機基を表し、Q1、Q3、Y1、M1、Z1、Y3、n1、a1、b1及びn3は前述と同じ意味を表し、m1及びm2はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、Q1、Q3、Y1、M1、Z1、Y3、n1、a1、b1及びn3のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。))
【化28】

(式(15)中、R3は式(16)で表される基を含む1価の基であり、Ar2はR3以外の置換基を有し又は有さない(2+n5)価の芳香族基を表し、n5は1以上の整数を表し、R3は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。
【化29】

(式(16)中、R4は(1+m3+m4)価の有機基を表し、Q2、Q3、Y2、M2、Z2、Y3、n2、a2、b2及びn3は前述と同じ意味を表し、m3及びm4はそれぞれ独立に1以上の整数を表す。Q2、Q3、Y2、M2、Z2、Y3、n2、a2、b2及びn3のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。))
【化30】

(式(17)中、R5は式(18)で表される基を含む1価の基であり、R6は式(19)で表される基を含む1価の基であり、Ar3はR5及びR6以外の置換基を有し又は有さない(2+n6+n7)価の芳香族基を表し、n6及びn7はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、R5及びR6のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。

−R7−{(Q1n1−Y1(M1)a1(Z1)b1}m5 (18)
(式(18)中、R7は単結合又は(1+m5)価の有機基を表し、Q1、Y1、M1、Z1、n1、a1及びb1は前述と同じ意味を表し、m5は1以上の整数を表し、ただし、R7が単結合のときm5は1を表し、Q1、Y1、M1、Z1、n1、a1及びb1のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

−R8−{(Q3n3−Y3m6 (19)
(式(19)中、R8は単結合又は(1+m6)価の有機基を表し、Y3及びn3は前述と同じ意味を表し、m6は1以上の整数を表し、ただし、R8が単結合のときm6は1を表し、Q3、Y3及びn3のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。))
【化31】

(式(20)中、R9は式(21)で表される基を含む1価の基であり、R10は式(22)で表される基を含む1価の基であり、Ar4はR9及びR10以外の置換基を有し又は有さない(2+n8+n9)価の芳香族基を表し、n8及びn9はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、R9及びR10のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。

−R11−{(Q2n2−Y2(M2)a2(Z2)b2}m7 (21)
(式(21)中、R11は単結合又は(1+m7)価の有機基を表し、Q2、Y2、M2、Z2、n2、a2及びb2は前述と同じ意味を表し、m7は1以上の整数を表し、ただし、R11が単結合のときm7は1を表し、Q2、Y2、M2、Z2、n2、a2及びb2のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

−R12−{(Q3n3−Y3}m8 (22)
(式(22)中、R12は単結合又は(1+m8)価の有機基を表し、Y3及びn3は前述と同じ意味を表し、m8は1以上の整数を表し、ただし、R12が単結合のときm8は1を表し、Q3、Y3及びn3のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。))
【請求項47】
1が式(14)で表される基又は式:−B1−A1(式中、A1は式(14)で表される基を表し、B1は置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルキレン基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルキレンオキシ基、置換基を有し若しくは有さないイミノ基、置換基を有し若しくは有さないシリレン基、置換基を有し若しくは有さないエテニレン基、エチニレン基又はヘテロ原子を表す)で表される基であり、
Ar1がR1以外の置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、
2で表される(1+m1+m2)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基から(m1+m2)個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基から(m1+m2)個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基から(m1+m2)個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基から(m1+m2)個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基から(m1+m2)個の水素原子を除いた基であり、
3が式(16)で表される基又は式:−B2−A2(式中、A2は式(16)で表される基を表し、B2はB1と同じ意味を表す)で表される基であり、
Ar2がR3以外の置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、
4で表される(1+m3+m4)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基から(m3+m4)個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基から(m3+m4)個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基から(m3+m4)個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基から(m3+m4)個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基から(m3+m4)個の水素原子を除いた基であり、
5が式(18)で表される基又は式:−B3−A3(式中、A3は式(18)で表される基を表し、B3はB1と同じ意味を表す)で表される基であり、
6が式(19)で表される基又は式:−B4−A4(式中、A4は式(19)で表される基を表し、B4はB1と同じ意味を表す)で表される基であり、
Ar3がR5及びR6以外の置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、
7で表される(1+m5)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基からm5個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基からm5個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基からm5個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基からm5個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基からm5個の水素原子を除いた基であり、
8で表される(1+m6)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基からm6個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基からm6個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基からm6個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基からm6個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基からm6個の水素原子を除いた基であり、
9が式(21)で表される基又は式:−B5−A5(式中、A5は式(21)で表される基を表し、B5はB1と同じ意味を表す)で表される基であり、
10が式(22)で表される基又は式:−B6−A6(式中、A6は式(22)で表される基を表し、B6はB1と同じ意味を表す)で表される基であり、
Ar4がR9及びR10以外の置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、
11で表される(1+m7)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基からm7個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基からm7個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基からm7個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基からm7個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基からm7個の水素原子を除いた基であり、
12で表される(1+m8)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基からm8個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基からm8個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基からm8個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基からm8個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基からm8個の水素原子を除いた基であり、
1、B2、B3、B4、B5及びB6の少なくとも1種が置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、
2、R4、R7、R8、R11及びR12の少なくとも1種が置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、ただし、該置換基は、炭素原子を含む置換基である場合、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、置換アミノ基、置換シリル基、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、カルボキシル基、置換カルボキシル基又はシアノ基であり、
前記置換アミノ基はアミノ基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1又は2個の基によって置換されたアミノ基であり、
前記置換シリル基はシリル基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1〜3個の基によって置換されたシリル基であり、
前記置換カルボキシル基はカルボキシル基中の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基又は1価の複素環基で置換されたカルボキシル基である請求項46に記載の重合体。
【請求項48】
Ar1で表される(2+n4)価の芳香族基が、式1〜6、8、13、26、27、37又は41で表される環から水素原子を(2+n4)個除いた基である請求項46に記載の重合体。
【化32】

【請求項49】
n4が2であり、Ar1が式37aで表される基である請求項46に記載の重合体。
【化33】

【請求項50】
Ar2で表される(2+n5)価の芳香族基が、式1〜6、8、13、26、27、37又は41で表される環から水素原子を(2+n5)個除いた基である請求項46に記載の重合体。
【化34】

【請求項51】
n5が2であり、Ar2が式37aで表される基である請求項46に記載の重合体。
【化35】

【請求項52】
Ar3で表される(2+n6+n7)価の芳香族基が、式1〜5、8、13、26、27、37又は41で表される環から水素原子を(2+n6+n7)個除いた基である請求項46に記載の重合体。
【化36】

【請求項53】
n6及びn7が1であり、Ar3が式37aで表される基である請求項46に記載の重合体。
【化37】

【請求項54】
Ar4で表される(2+n8+n9)価の芳香族基が、式1〜5、8、13、26、27、37又は41で表される環から水素原子を(2+n10+n11)個除いた基である請求項46に記載の重合体。
【化38】

【請求項55】
n8及びn9が1であり、Ar4が式37aで表される基である請求項46に記載の重合体。
【化39】

【請求項56】
式(13)で表される繰り返し単位が式(23)で表される繰り返し単位である請求項46に記載の重合体。
【化40】

(式(23)中、R13は(1+m9+m10)価の有機基を表し、R14は1価の有機基を表し、Q1、Q3、Y1、M1、Z1、Y3、n1、a1、b1及びn3は前述と同じ意味を表し、m9及びm10はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、Q1、Q3、Y1、M1、Z1、Y3、n1、a1、b1及びn3のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)
【請求項57】
13で表される(1+m9+m10)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基から(m9+m10)個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基から(m9+m10)個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基から(m9+m10)個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基から(m9+m10)個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基から(m9+m10)個の水素原子を除いた基であり、
14で表される1価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基であり、
13及びR14の少なくとも1種が置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、ただし、該置換基は、炭素原子を含む置換基である場合、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、置換アミノ基、置換シリル基、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、カルボキシル基、置換カルボキシル基又はシアノ基であり、
前記置換アミノ基はアミノ基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1又は2個の基によって置換されたアミノ基であり、
前記置換シリル基はシリル基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1〜3個の基によって置換されたシリル基であり、
前記置換カルボキシル基はカルボキシル基中の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基又は1価の複素環基で置換されたカルボキシル基である請求項56に記載の重合体。
【請求項58】
式(13)で表される繰り返し単位が式(24)で表される繰り返し単位である請求項46に記載の重合体。
【化41】

(式(24)中、R13は(1+m11+m12)価の有機基を表し、Q1、Q3、Y1、M1、Z1、Y3、n1、a1、b1及びn3は前述と同じ意味を表し、m11及びm12はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、R13、m11、m12、Q1、Q3、Y1、M1、Z1、Y3、n1、a1、b1及びn3のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)
【請求項59】
13で表される(1+m11+m12)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基から(m11+m12)個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基から(m11+m12)個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基から(m11+m12)個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基から(m11+m12)個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基から(m11+m12)個の水素原子を除いた基であり、
13が置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、ただし、該置換基は、炭素原子を含む置換基である場合、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、置換アミノ基、置換シリル基、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、カルボキシル基、置換カルボキシル基又はシアノ基であり、
前記置換アミノ基はアミノ基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1又は2個の基によって置換されたアミノ基であり、
前記置換シリル基はシリル基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1〜3個の基によって置換されたシリル基であり、
前記置換カルボキシル基はカルボキシル基中の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基又は1価の複素環基で置換されたカルボキシル基である請求項58に記載の重合体。
【請求項60】
式(13)で表される繰り返し単位が式(25)で表される繰り返し単位である請求項46に記載の重合体。
【化42】

(式(25)中、R15は(1+m13+m14)価の有機基を表し、Q1、Q3、Y1、M1、Z1、Y3、n1、a1、b1及びn3は前述と同じ意味を表し、m13、m14及びm15はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、R15、m13、m14、Q1、Q3、Y1、M1、Z1、Y3、n1、a1、b1及びn3のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)
【請求項61】
15で表される(1+m13+m14)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基から(m13+m14)個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基から(m13+m14)個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基から(m13+m14)個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基から(m13+m14)個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基から(m13+m14)個の水素原子を除いた基であり、
15が置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、ただし、該置換基は、炭素原子を含む置換基である場合、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、置換アミノ基、置換シリル基、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、カルボキシル基、置換カルボキシル基又はシアノ基であり、
前記置換アミノ基はアミノ基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1又は2個の基によって置換されたアミノ基であり、
前記置換シリル基はシリル基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1〜3個の基によって置換されたシリル基であり、
前記置換カルボキシル基はカルボキシル基中の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基又は1価の複素環基で置換されたカルボキシル基である請求項60に記載の重合体。
【請求項62】
式(15)で表される繰り返し単位が式(26)で表される繰り返し単位である請求項46に記載の重合体。
【化43】

(式(26)中、R16は(1+m16+m17)価の有機基を表し、R17は1価の有機基を表し、Q2、Q3、Y2、M2、Z2、Y3、n2、a2、b2及びn3は前述と同じ意味を表し、m16及びm17はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、R14、Q2、Q3、Y2、M2、Z2、Y3、n2、a2、b2及びn3のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)
【請求項63】
16で表される(1+m16+m17)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基から(m16+m17)個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基から(m16+m17)個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基から(m16+m17)個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基から(m16+m17)個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基から(m16+m17)個の水素原子を除いた基であり、
17で表される1価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基であり、
16及びR17の少なくとも1種が置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、ただし、該置換基は、炭素原子を含む置換基である場合、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、置換アミノ基、置換シリル基、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、カルボキシル基、置換カルボキシル基又はシアノ基であり、
前記置換アミノ基はアミノ基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1又は2個の基によって置換されたアミノ基であり、
前記置換シリル基はシリル基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1〜3個の基によって置換されたシリル基であり、
前記置換カルボキシル基はカルボキシル基中の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基又は1価の複素環基で置換されたカルボキシル基である請求項62に記載の重合体。
【請求項64】
式(15)で表される繰り返し単位が式(27)で表される繰り返し単位である請求項46に記載の重合体。
【化44】

(式(27)中、R16は(1+m16+m17)価の有機基を表し、Q2、Q3、Y2、M2、Z2、Y3、n2、a2、b2及びn3は前述と同じ意味を表し、m16及びm17はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、R16、m16、m17、Q2、Q3、Y2、M2、Z2、Y3、n2、a2、b2及びn3のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)
【請求項65】
16で表される(1+m16+m17)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基から(m16+m17)個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基から(m16+m17)個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基から(m16+m17)個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基から(m16+m17)個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基から(m16+m17)個の水素原子を除いた基であり、
16が置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、ただし、該置換基は、炭素原子を含む置換基である場合、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、置換アミノ基、置換シリル基、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、カルボキシル基、置換カルボキシル基又はシアノ基であり、
前記置換アミノ基はアミノ基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1又は2個の基によって置換されたアミノ基であり、
前記置換シリル基はシリル基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1〜3個の基によって置換されたシリル基であり、
前記置換カルボキシル基はカルボキシル基中の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基又は1価の複素環基で置換されたカルボキシル基である請求項64に記載の重合体。
【請求項66】
式(15)で表される繰り返し単位が式(28)で表される繰り返し単位である請求項46に記載の重合体。
【化45】

(式(28)中、R18は(1+m18+m19)価の有機基を表し、Q2、Q3、Y2、M2、Z2、Y3、n2、a2、b2及びn3は前述と同じ意味を表し、m18、m19及びm20はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、R18、m18、m19、Q2、Q3、Y2、M2、Z2、Y3、n2、a2、b2及びn3のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)
【請求項67】
18で表される(1+m18+m19)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基から(m18+m19)個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基から(m18+m19)個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基から(m18+m19)個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基から(m18+m19)個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基から(m18+m19)個の水素原子を除いた基であり、
18が置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、ただし、該置換基は、炭素原子を含む置換基である場合、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、置換アミノ基、置換シリル基、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、カルボキシル基、置換カルボキシル基又はシアノ基であり、
前記置換アミノ基はアミノ基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1又は2個の基によって置換されたアミノ基であり、
前記置換シリル基はシリル基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1〜3個の基によって置換されたシリル基であり、
前記置換カルボキシル基はカルボキシル基中の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基又は1価の複素環基で置換されたカルボキシル基である請求項66に記載の重合体。
【請求項68】
式(17)で表される繰り返し単位が式(29)で表される繰り返し単位である請求項46に記載の重合体。
【化46】

(式(29)中、R19は単結合又は(1+m21)価の有機基を表し、R20は単結合又は(1+m22)価の有機基を表し、Q1、Q3、Y1、M1、Z1、Y3、n1、a1、b1及びn3は前述と同じ意味を表し、m21及びm22はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、ただし、R19が単結合のときm21は1を表し、R20が単結合のときm22は1を表し、Q1、Q3、Y1、M1、Z1、Y3、n1、a1、b1及びn3のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)
【請求項69】
19が(1+m21)価の有機基であり、R20が(1+m22)価の有機基である請求項68に記載の重合体。
【請求項70】
19で表される(1+m21)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基からm21個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基からm21個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基からm21個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基からm21個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基からm21個の水素原子を除いた基であり、
20で表される(1+m22)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基からm22個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基からm22個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基からm22個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基からm22個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基からm22個の水素原子を除いた基であり、
19及びR20の少なくとも1種が置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、ただし、該置換基は、炭素原子を含む置換基である場合、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、置換アミノ基、置換シリル基、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、カルボキシル基、置換カルボキシル基又はシアノ基であり、
前記置換アミノ基はアミノ基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1又は2個の基によって置換されたアミノ基であり、
前記置換シリル基はシリル基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1〜3個の基によって置換されたシリル基であり、
前記置換カルボキシル基はカルボキシル基中の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基又は1価の複素環基で置換されたカルボキシル基である請求項68に記載の重合体。
【請求項71】
式(17)で表される繰り返し単位が式(30)で表される繰り返し単位である請求項46に記載の重合体。
【化47】

(式(30)中、R21は単結合又は(1+m23)価の有機基を表し、R22は単結合又は(1+m24)価の有機基を表し、Q1、Q3、Y1、M1、Z1、Y3、n1、a1、b1及びn3は前述と同じ意味を表し、m23及びm24はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、ただし、R21が単結合のときm23は1を表し、R22が単結合のときm24は1を表し、m25及びm26はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、m23、m24、R21、R22、Q1、Q3、Y1、M1、Z1、Y3、n1、a1、b1及びn3のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)
【請求項72】
21が(1+m23)価の有機基であり、R22が(1+m24)価の有機基である請求項71に記載の重合体。
【請求項73】
21で表される(1+m23)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基からm23個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基からm23個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基からm23個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基からm23個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基からm23個の水素原子を除いた基であり、
22で表される(1+m24)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基からm24個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基からm24個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基からm24個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基からm24個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基からm24個の水素原子を除いた基であり、
21及びR22の少なくとも1種が置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、ただし、該置換基は、炭素原子を含む置換基である場合、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、置換アミノ基、置換シリル基、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、カルボキシル基、置換カルボキシル基又はシアノ基であり、
前記置換アミノ基はアミノ基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1又は2個の基によって置換されたアミノ基であり、
前記置換シリル基はシリル基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1〜3個の基によって置換されたシリル基であり、
前記置換カルボキシル基はカルボキシル基中の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基又は1価の複素環基で置換されたカルボキシル基である請求項71に記載の重合体。
【請求項74】
式(20)で表される繰り返し単位が式(31)で表される繰り返し単位である請求項46に記載の重合体。
【化48】

(式(31)中、R23は単結合又は(1+m27)価の有機基を表し、R24は単結合又は(1+m28)価の有機基を表し、Q2、Q3、Y2、M2、Z2、Y3、n2、a2、b2及びn3は前述と同じ意味を表し、m27及びm28はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、ただし、R23が単結合のときm27は1を表し、R24が単結合のときm28は1を表し、Q2、Q3、Y2、M2、Z2、Y3、n2、a2、b2及びn3のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)
【請求項75】
23が(1+m27)価の有機基であり、R24が(1+m28)価の有機基である請求項74に記載の重合体。
【請求項76】
23で表される(1+m27)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基からm27個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基からm27個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基からm27個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基からm27個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基からm27個の水素原子を除いた基であり、
24で表される(1+m28)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基からm28個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基からm28個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基からm28個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基からm28個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基からm28個の水素原子を除いた基であり、
23及びR24の少なくとも1種が置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、ただし、該置換基は、炭素原子を含む置換基である場合、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、置換アミノ基、置換シリル基、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、カルボキシル基、置換カルボキシル基又はシアノ基であり、
前記置換アミノ基はアミノ基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1又は2個の基によって置換されたアミノ基であり、
前記置換シリル基はシリル基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1〜3個の基によって置換されたシリル基であり、
前記置換カルボキシル基はカルボキシル基中の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基又は1価の複素環基で置換されたカルボキシル基である請求項74に記載の重合体。
【請求項77】
式(20)で表される繰り返し単位が式(32)で表される繰り返し単位である請求項46に記載の重合体。
【化49】

(式(32)中、R25は単結合又は(1+m29)価の有機基を表し、R26は単結合又は(1+m30)価の有機基を表し、Q2、Q3、Y2、M2、Z2、Y3、n2、a2、b2及びn3は前述と同じ意味を表し、m29及びm30はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、ただし、R25が単結合のときm29は1を表し、R26が単結合のときm30は1を表し、m31及びm32はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、m29、m30、R25、R26、Q2、Q3、Y2、M2、Z2、Y3、n2、a2、b2及びn3のおのおのは複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)
【請求項78】
25が(1+m29)価の有機基であり、R26が(1+m30)価の有機基である請求項77に記載の重合体。
【請求項79】
25で表される(1+m29)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基からm29個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基からm29個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基からm29個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基からm29個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基からm29個の水素原子を除いた基であり、
26で表される(1+m30)価の有機基が置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜20のアルキル基からm30個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数6〜30のアリール基からm30個の水素原子を除いた基、置換基を有し若しくは有さない炭素原子数1〜50のアルコキシ基からm30個の水素原子を除いた基、炭素原子を含む置換基を有するアミノ基からm30個の水素原子を除いた基又は炭素原子を含む置換基を有するシリル基からm30個の水素原子を除いた基であり、
25及びR26の少なくとも1種が置換基を有する場合、該置換基はアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、アミノ基、置換アミノ基、シリル基、置換シリル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換カルボキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、該置換基が複数個存在する場合には、それらは同一でも異なっていてもよく、ただし、該置換基は、炭素原子を含む置換基である場合、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アリールアルキルチオ基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、置換アミノ基、置換シリル基、アシル基、アシルオキシ基、イミン残基、アミド基、酸イミド基、1価の複素環基、カルボキシル基、置換カルボキシル基又はシアノ基であり、
前記置換アミノ基はアミノ基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1又は2個の基によって置換されたアミノ基であり、
前記置換シリル基はシリル基の中の少なくとも1個の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基及び1価の複素環基からなる群から選択される1〜3個の基によって置換されたシリル基であり、
前記置換カルボキシル基はカルボキシル基中の水素原子がアルキル基、アリール基、アリールアルキル基又は1価の複素環基で置換されたカルボキシル基である請求項77に記載の重合体。
【請求項80】
1が−CO2-、−SO3-、−SO2-又は−PO32-を表す請求項46に記載の重合体。
【請求項81】
2がカルボカチオン、アンモニウムカチオン、ホスホニウムカチオン又はスルホニウムカチオンを表す請求項46に記載の重合体。
【請求項82】
式(13)で表される繰り返し単位、式(15)で表される繰り返し単位、式(17)で表される繰り返し単位及び式(20)で表される繰り返し単位からなる群から選ばれる1種以上の繰り返し単位を、全繰り返し単位中、15〜100モル%有する請求項46に記載の重合体。
【請求項83】
3が式(38)で表される請求項46に記載の重合体。
−CH2− (38)
【請求項84】
共役化合物である請求項46に記載の重合体。
【請求項85】
ポリスチレン換算の数平均分子量が1×103以上1×108以下である請求項46に記載の重合体。
【請求項86】
最低非占有分子軌道(LUMO)の軌道エネルギーが−5.0eV以上−2.0eV以下である請求項46に記載の重合体。
【請求項87】
最高占有分子軌道(HOMO)の軌道エネルギーが−6.0eV以上−3.0eV以下である請求項46に記載の重合体。
【請求項88】
請求項1に記載の積層構造体を含む電界発光素子。
【請求項89】
請求項1に記載の積層構造体を含む光電変換素子。

【公開番号】特開2012−33845(P2012−33845A)
【公開日】平成24年2月16日(2012.2.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−216882(P2010−216882)
【出願日】平成22年9月28日(2010.9.28)
【出願人】(000002093)住友化学株式会社 (8,981)
【Fターム(参考)】