説明

空気処理装置

【課題】騒音と大きさを最小化し、効率を最大化する空気処理装置を開発する。
【解決手段】空気処理装置は、効率と有効性を最大化するための機能を含む。一つの実施形態において、センサ付空気通路は、通路を通って空気を引込むためにブロワにより創出された低圧力領域を利用する。別の実施形態において、フィルタ枠は、フィルタ枠と一体に形成された複数のコネクタを含む。別の実施形態において、スクリーンはブロワ取入れ口に隣接して配置される。スクリーンは、特定の方向に配向された複数の斜めの撚り線を含む。別の実施形態において、リモコン・ホルダはハウジングと一体に形成される。別の実施形態において、ガスケットがブロワとハウジングとの間に配置され、ブロワとハウジングとの間にシールを形成している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気処理装置に、具体的には可搬式室内空気フィルタ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ここ数年、空気処理装置が人気を得てきている。清澄でない空気と関連する健康に対する関心の高まりとリスクの認識の増大は、この傾向の主な原因である。例えば、大気汚染物質は、呼吸器感染と、喘息と、アレルギを含む多くの呼吸困難を生ずるあるいは原因となることがある。さらに一部の大気汚染物質は、望ましくない臭気を生ずることがある。空気処理装置は、広範な設計に利用可能であるが、従来の空気処理装置は、空気がフィルタ要素を通して移動するブロワを含む。ブロワとフィルタ要素は一般に、ハウジングに含まれ、またブロワが、フィルタ要素を通して空気を引込んだり押進めたりするよう配置される。異なるフィルタ特性を備える多くの異なるフィルタ要素が、市販されている。例えば、微粒子フィルタは、空気から粒子状物質を取除くために利用できる。従来の微粒子フィルタは、空気がフィルタを通り過ぎるとき、粒子状物質を捕捉するガラスファイバもしくはエレクトレット型媒体などの物質を含む。別の事例では、脱臭フィルタを、空気から臭気を取除くために利用できる。従来の脱臭フィルタは、空気から主に吸着により汚染物質を取除く、活性炭、もしくは活性木炭を含む。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
空気処理装置が広範に使用されるようになると、消費者は、騒音と大きさを最小化する一方、効率を最大化する装置を継続して探索している。
【課題を解決するための手段】
【0004】
前述の問題は、空気処理装置が効率と有効性を最大化するための機能を含む、本発明により克服される。
【0005】
一つの実施形態において、本発明は、ブロワにより創出された低圧力領域を、通路を通って空気を引込むために利用するセンサ付空気通路を含む。ブロワは、入口と出口を含み、また入口に空気を引込みかつ出口から空気を強制して外へ出すことができる。フィルタは、ブロワがフィルタを通って空気を引込むことができるようにブロワに対し配置される。センサ付流通路は、センサ入口と、周囲の空気の汚染を感知するためのセンサと、センサ出口を含む。センサ出口は、ブロワ出口から強制して外へ出された空気がセンサ出口に隣接して押進められ移動するように、ブロワ出口に対し配置される。ブロワ出口から強制して出された空気は、センサ付流通路を通って周囲の空気を引込むためにセンサ出口の隣接に低圧力領域を創出する。センサ付空気流通路を通って周囲の空気を引込むための方法も、開示される。
【0006】
別の実施形態において、本発明は、フィルタ媒体とフィルタ枠を含む。フィルタ枠はフィルタ媒体を保持し、またフィルタ枠と一体に形成された複数のコネクタを含む。コネクタは、フィルタ枠を空気処理装置に取外し自在に取付けるようになっている。
【0007】
別の実施形態において、本発明は、取入れ口を有するブロワと、ブロワ取入れ口に隣接して配置されるスクリーンと、複数の斜めの撚り線を含むスクリーンと、斜めの撚り線が特定方向に配向されるようにブロワに対しスクリーンを配置するための手段を含む。
【0008】
別の実施形態において、本発明は、空気処理装置の操作を制御できるリモコンと、ブロワ及びフィルタを保持するハウジングと、ハウジングと一体に形成されたリモコン・ホルダを含む。リモコン・ホルダは、リモコンを収納できかつ保持できる凹所を含む。
【0009】
別の実施形態において、本発明は、ブロワと、フィルタと、ハウジングを含む。ブロワは、入口と出口を含み、また空気を入口に引込み、かつ空気を強制して出口の外へ出すよう操作できる。フィルタは、ブロワが、フィルタを通して空気を引込むことができるように、ブロワに対し配置される。ハウジングは、ブロワとフィルタを保持する。ガスケットが、ブロワとハウジングとの間に配置され、ブロワとハウジングとの間でシールを形成する。
【0010】
本発明の、これらと他の目的と、有利性と、機能は、この実施形態と図面の詳細説明を参照することにより容易に納得され、かつ理解される。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】図1は、本発明の一実施形態に記載の空気処理装置の分解図である。
【図2】図2は、本発明の背面斜視分解図である。
【図3】図3は、その側面断面図である。
【図4】図4は、その底面斜視分解図である。
【図5】図5は、その前面斜視図である。
【図6】図6は、その側面分解図である。
【図7】図7は、前面遮蔽体及び装備部品と、先行フィルタと、リモコンの分解図である。
【図8】図8は、装置の正面図である。
【図9】図9は、装置の平面断面図である。
【図10】図10は、装置の平面図である。
【図11】図11は、装置の側面断面図である。
【図11a】図11aは、フィルタ・ハウジングとフィンガ・ガ−ドの分解図である。
【図12】図12は、フィンガ・ガードの正面図である。
【図13】図13は、フィンガ・ガードの底面図である。
【図14】図14は、センサ付空気流通路の構成要素の分解図である。
【図15】図15は、モータ・ガスケットの正面図である。
【図15a】図15aは、図15の線B−Bに沿ったモータ・ガスケットの側面断面図である。
【図15b】図15bは、図15の線A−Aに沿ったモータ・ガスケットの側面断面図である。
【図15c】図15cは、図15aの円周C中の、モータ・ガスケットの部分の接写図である。
【図15d】図15dは、図15bの円周D中の、モータ・ガスケットの部分の接写図である。
【図16】図16は、センサ付空気流通路の平面断面図である。
【図17】図17は、微粒子センサの一実施形態の背面図である。
【図17a】図17aは、その背面図である。
【図17b】図17bは、その平面図である。
【図17c】図17cは、その右側面図である。
【図17d】図17dは、その左側面図である。
【図17e】図17eは、その背面斜視図である。
【図18】図18は、センサ・プラグの正面斜視図である。
【図19】図19は、センサ・プラグの背面斜視図である。
【図20】図20は、リモコンとリモコン・ホルダの分解図である。
【図21】図21は、保存状態のリモコンの背面斜視図である。
【図22a】図22aは、リモコンの一実施形態の底面図である。
【図22b】図22bは、その側面断面図である。
【図22c】図22cは、その平面図である。
【図22d】図22dは、その正面図である。
【図22e】図22eは、その側面図である。
【図22f】図22fは、その背面図である。
【図23】図23は、装置とリモコン・ホルダの背面斜視図である。
【図23a】図23aは、図23の円周で囲まれたリモコン・ホルダの接写図である。
【図24】図24は、リモコン・ホルダの側面断面図である。
【図25】図25は、リモコンの平面斜視図である。
【図25a】図25aは、リモコンの底面斜視図である。
【図26】図26は、フィルタ・ハウジングに一部設置される微粒子フィルタの側面断面図である。
【図27】図27は、先行フィルタと正面シェルと装備部品とを取外された、フィルタ・ハウジング内に一部設置される微粒子フィルタの正面分解図である。
【図28】図28は、フィルタ・ハウジングに一部設置される微粒子フィルタの底面の接写断面図である。
【図29】図29は、微粒子フィルタ枠の背面図である。
【図30】図30は、図29の線C−Cに沿った微粒子フィルタ枠の底面断面図である。
【図31】図31は、図29の線A−Aに沿ったフィルタ枠の底面断面図である。
【図32】図32は、図29の線B−Bに沿ったフィルタ枠の底面断面図である。
【図33】図33は、微粒子フィルタ枠の側面図である。
【図34】図34は、微粒子フィルタ枠の正面斜視図である。
【図35】図35は、微粒子フィルタ枠の背面斜視図である。
【図36】図36は、微粒子フィルタ枠の正面図である。
【図37】図37は、微粒子フィルタ枠の平面図である。
【図38】図38は、微粒子フィルタと枠の側面断面図である。
【図39】図39は、図38の円周で囲まれた微粒子フィルタと枠の部分の接写側面断面図である。
【図40】図40は、微粒子フィルタ枠の底面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
一つの実施形態に記載の空気処理装置は、図1と5に図示され、また付番10で全体標示される。空気処理装置10は、前面部14と、背面部16と、ブロワ18を有するハウジング12を含む。ブロワ18は、前面部14を通って空気を中に引込み、また背面部16を通って空気を強制して外へ出すことによりハウジング12を通る空気を循環する。先行フィルタ320と、微粒子フィルタ322と、脱臭フィルタは、ハウジング12を通って空気を移動するとき、空気を処理するために空気流通径路に沿って配置される。装置10は、電子制御装置100により操作される。
【0013】
ハウジング12は一般に、前面遮蔽体30と、前面装備部品32と、フィルタ・ハウジング34と、出口ダクト36と、後部シェル38から構成される。ハウジング12は、広範な材料から作製される。図示されるように、ハウジング12の構成要素は、プラスチックから成る多数の部品から形成されるが、構成要素の一部もしくは全部は、一体部品の要素として形成される。前面遮蔽体30と前面装備部品32は、ハウジング12の前面部分14を形成する。フィルタ・ハウジング34と、出口ダクト36と、後部シェル38は、ハウジング12の背面部分16を形成する。より詳細に後述されるように、ブロワ18は、前面部分14を通して外部空気を引込み、様々なフィルタを経て、空気を背面部分16から強制して外へ出す。
【0014】
図1−12に示されるように、前面遮蔽体30は、ハウジング12の前表面を形成し、また様々なフィルタ用の覆いとしての役割を果たす。前面遮蔽体30は、空気が遮蔽体を通り抜けてハウジング12に達することが可能な一つ以上の開口部40を有する、また、あるいは複数のスロットを有するグリルであると良い。図2に示されるように、前面遮蔽体30は、前面装備部品32上の容器48中に延びる後表面46上に複数の蝶ネジ44を有する。前面装備部品32は、前面遮蔽体30をハウジング12の残部に接続する。図2に示されるように、前面装備部品32は、側面枠部材50と、52から延びている容器48を含む周縁枠である。容器48は、前面遮蔽体30を収納し、かつ前面遮蔽体30と装備部品32の周辺の前面装備部品32との間に隙間を創出し、空気が前面遮蔽体30の開口部40と隙間54との両方を通ってハウジングに進入することを可能にするために、枠の中央に向かって突出し、また前面遮蔽体30に向かって外向きに曲る。装備部品32は、装備部品32をフィルタ・ハウジング34に取付けるためのくい58を有する後表面56を含む。
【0015】
図1と8を参照すると、フィルタ・ハウジング34は、ブロワ開口部とパネル60の周辺の殆どに延びている周縁フランジ64を有する切欠き62を備えるパネル60を含む。図6に示されるように、パネル60は、湾曲形状を有する。ブロワ開口部62は、フィルタ・ハウジング34の下端部66の付近のパネル60に配置される。周縁フランジ64は、装備部品32のくい58を収納するための複数の容器67を含む。接続されるとき、くい58は、パネル60と装備部品32との間の距離を維持し、かつパネル60と様々なフィルタを保持するための装備部品32との間の間隔を創出するために、容器67内に延びる。フランジ64は同様に、微粒子フィルタ322(後述される)上にスナップ式ホック70を収納するためのスロット68(図4と27に示される)を含む。示されるように、スロット68は、頂面部材76から側面部材72と、74の長さの約1/4の間隔を開けられた、周縁フランジ64の両側面部材72と、74上に配置される。図25と26に示されるように、フィルタ・ハウジング34は同様に、周縁フランジ64の底面部材80にスロット78を含む。後述されるように、スロット78は、微粒子フィルタ枠84から延びている係合タブ82を収納する。図6に示されるように、フィルタ・ハウジング34はさらに、底面部材80から下向きに延びている足部79を含む。足部79は、ハウジングが床の上に直立して立つための表面を与える。
【0016】
図13と13aに示されるように、フィルタ・ハウジング34の前表面86は、切欠き62の周辺の複数のネジ突起88を含む。ネジ突起88は、フィンガ・ガード90を切欠き62の上方に取付けるための複数のネジ(示されていない)を収納する。図11-11aに示されるように、フィンガ・ガード90は、ユーザがブロワ18に接触しないようにする。図12と13により詳細に示されるように、フィンガ・ガード90は一般に、拡大された金属メッシュである。メッシュは、金属のシートにスリットを切り込み、また次にスリットを引き離すように金属を延ばすことにより形成され、複数のダイヤモンド形の開口92を形成している。メッシュは、周辺95に一緒に保持される交差撚り線94を備える金属の単体のままである。最も拡張された金属製品と同様に、交差メッシュ撚り線の各々は、撚り線厚と撚り線幅を有する。撚り線厚は一般に、撚り線幅よりも大きい。メッシュが形成されるとき、撚り線94は、同一方向に曲げられる場合が多く、その結果メッシュを通って流動する空気は、金属製撚り線の角度に対する自身の方向に応じた異なる距離を備えて接触される。一つの方向の空気流動は、メッシュを通り抜けるために撚り線厚全体の周囲を流動することを必要とするが、別の方向の空気流動は、撚り線幅の周囲を流動することを必要とするのみである。したがって、フィンガ・ガード90は、ブロワ18に進入する空気の流動の方向を制御するのに役立つ。図示された実施形態によると、フィンガ・ガード90は、ブロワ18に進入する空気が、フィルタ・ハウジング34の内部の頂部から引込まれるように配向されるのが好ましい。前述のフィンガ・ガード90の配列と連結されたフィルタ・ハウジング34の内部の外形形状は、フィルタを横断する空気の流動を一様に配分するのに役立つ。一つの実施形態において、フィンガ・ガード90の周縁95は、多数のネジ孔96を含む。ネジ孔はメッシュ撚り線の隅部に締結され、その結果ネジ孔が、ネジ突起88と一直線に並ぶとき、フィンガ・ガード90は、フィンガ・ガード90を通って流動する空気の抵抗を最小化するために、空気流動の方向に対し配向される。図12と13に示されるように、フィンガ・ガード90は同様に、フィルタ・ハウジング34の前表面86から延びている一つ以上の突起104に係合し、ネジ突起88の合っている一つを用いてネジ孔の各々を配置するのに役立つ、周縁95の位置決め切欠き91を含む。あるいは、突起104は、ネジ突起88の一つのように、ハウジング34の他の部分から延びることがある。さらに、図11に示されるように、フィンガ・ガード90は、周縁95でフィルタ・ハウジング34と接触するが、中心部分97においてフィルタ・ハウジング34から離れて拡がる、外形表面を有する。湾曲部は、フィンガ・ガード90とブロワ18との間に余剰空間を創出し、ブロワ18の効率を増大する。突起104とネジ突起88の組合せは、切欠き62の軸の周囲のフィンガ・ガードの適切な円周配向と軸配向を保証する。
【0017】
出口ダクト36は、フィルタ・ハウジング34の後表面106に接続し、またブロワ18用のチャンバ107(図3に示される)を形成する。図1と8を参照すると、出口ダクト36は一般に、周縁リム108と、側壁110と、背面パネル114を含む。周縁リム108は、組み合わせるとき、出口ダクト36の上端部112が、フィルタ・ハウジング34の頂部材76の上に延びるのを除き、フィルタ・ハウジング34上のガスケット・クラッシュ・リブ65とほぼ同一の大きさである。リム108は、フィルタ・ハウジング34中の対応するネジ孔(示されていない)を通って延びているネジ(示されていない)を収納するための複数のネジ突起109を含む。発泡体、もしくはゴム、もしくは別のシール材から成るガスケット(示されていない)は、フィルタ・ハウジング34のガスケット・クラッシュ・リブ65に係合し、フィルタ・ハウジング34と出口ダクト36との間でそれらを接続するとき気密シールを創出するように、リム108に取付けられ、かつリム108の周囲に延びる。側壁110は、リム108からリム108にほぼ垂直に延びる。図6に示されるように、側壁110は、出口ダクト36の上端部112に接近するとき幅が先細る。後部パネル114は、リム108の向かい側の側壁110から延びる。後部パネル114は、ブロワ18を取付けるための第一の切欠き115と、空気を抜き出すための開口部を有する第二の切欠き118を含む。図14に示される、第一の切欠き115はほぼ円形であり、また後部パネル114の下部120に配置される。複数のネジ孔122は、ブロワ18を後部パネル114に取付けるために、ブロワ18を通って延びるネジ(示されていない)を収納するための第一の切欠き115の周囲に配置される。第二の切欠き118は、後部パネル114の上部部分121に配置され、上部部分121のほぼ全てを覆う。図6に示される、一つの実施形態において、第二の切欠き118の上の後部パネル114の上部部分121は、凹所123を含む。凹所123は、フィルタ・ハウジング34と出口ダクト36が接続されるとき、フィルタ・ハウジング34の頂部材76の頂部にほぼ収まるように、フィルタ・ハウジンフ34に向かって後部パネル内に延びる。より詳細に後述されるように、出口ダクト36が外部シェル38に接続されるとき、凹所123は、リモコン・ホルダ161を形成するために外部シェル38の一部と連結する。図2と、16と、23と、23aと、24に示される、一つの実施形態において、凹所123は、右側壁166と、左側壁168と、底面壁169を含む。右側壁166は、後部パネル114にほぼ垂直である。左側壁168は、後部パネル114から斜めに延び、また空気孔170を有する。後述されるように、空気孔170は、センサ付空気通路172の一部を形成する。底面側壁169は、後部パネル114と隅部180(図8に示される)を形成するように、後部パネル114から後部パネル114にほぼ垂直に延びる。図20と、24と、24aに示されるように、一つの実施形態において、底面パネル169は、隅部180で一対の下向きに延びているスナップ式に収まる凹所182と、184を含む。後述されるように、スナップ式に収まる凹所182と、184は、外部シェル38と連結し、スナップ式に収まっているリモコン200用の移動止めを形成する。
【0018】
図14に示されるように、ブロワ18と外部ダクト36との間の気密シールを付与し、騒音を低減し、振動を減衰するために、発泡体、もしくはゴム、もしくは別のシール材料から成るガスケットが、ブロワ18(図14には示されない)と後部パネル114との間に設置される。図15−15dに示される、ガスケット124の一つの実施形態において、ガスケット124は、ガスケット124から外向きに延びる突起125を含む。突起125は、ネジを囲みかつ気密シールを確実にするために、ネジ孔122内に延びる。さらに別の実施形態(示されない)において、ガスケット124の部分は、ネジ孔122を通り、かつ後部パネル114の後表面126を超えて延びる。この実施形態において、後表面126を超えて延びている部分は、ネジ孔122を通って延びているネジのネジ頭により係合され、またさらに優れたシールを付与するために後部表面126に対し折り重ねられる。
【0019】
前述され、図1と、6と、3に示されるように、ブロワ18は、後部パネル114への外部ダクト36のチャンバ107に取付けられ、また羽根車128と直流モータ130を含む。モータ130の少なくとも一部は、後部パネル114の第一の切欠き115内に延びる。羽根車128は、出口ダクト36の後部パネル114に垂直な軸の周囲を回転し、またフィルタ・ハウジング34の切欠き62と一直線に並ぶ。羽根車128は、空気をブロワ18内に引込むために作動する多くの羽根132を含む。空気は、羽根車128の前面を通って中に引込まれ、また次に羽根車128の側面を経て、チャンバ107内に半径方向外向きに押進められる。ブロワ18は、後述される、外部の電子制御装置100により制御される。
【0020】
後部シェル38は、空気処理装置10の後表面を形成し、また一般に一対の側壁142及び144と、側壁142と144との間に延びている外部パネル146を含む。図6に示されるように、側壁142及び144は、底端部148から頂端部150へ徐々に先細り、また頂端部150付近に一対の切欠き152と、154を含む。切欠き152と、154は、取っ手160と、162を収納する。取っ手160と、162は、後部シェル38の側壁142及び144の切欠き152と、154を通って装置10内に延びる別々のカップ形の部品として成型される。組立装置10において、取っ手160と、162は、出口ダクト36の上端部112の下方で、かつフィルタ・ハウジングの頂部材76の上方に収まる。取っ手160と、162は、装置10を持上げかつ輸送するためにユーザが各取っ手内に手を挿入することを可能にする。図2を参照すると、外部パネル146は、側壁142及び144の先細った外形に追随するように成形され、また下部部分202と上部部分204を含む。上部部分204は、装置10から抜け出す空気通路用の第二の切欠き118と一直線に並ぶグリル206を含む。上部部分204はさらに、グリル206の上に配置される切欠き208(図2に示される)を含む。切欠き208は、出口ダクト34の凹所123と一直線に並ぶ。
【0021】
図8と14−16に示されるように、装置10は、外部周囲の空気の特定状態を観測するためのセンサ300を含む。センサ300は、制御装置100に周囲の空気に関する情報を提供するために制御装置100に連結される。広範なセンサが、周囲の空気中の微粒子と化学物質などの状態を観測するために使用される。図示された実施形態において、センサ300は、SHARP社により製造された型番号GP2Y1010AUなどの小型の微粒子センサである。図示されるように、センサ300はほぼ長方形であり、前表面302と、後表面304と、微粒子通過孔306と、終端部308を含む。図14aと15に示されるように、一つの実施形態において、センサ300は、左側取っ手160の端部310と出口ダクト36中の凹所123の左側側壁168との間の装置10に配置される。この実施形態において、微粒子通過孔306は、側壁168中の空気孔170と一直線に並び、その結果取っ手160と、センサ通過孔306と、空気孔170を通る周囲の空気用のセンサ付空気通路172を形成している。微粒子センサ用フィルタ312は、センサ300から大きな空気中微粒子をフィルタするために取っ手160内に圧入される。示されるように、センサ用フィルタ312は、柔軟な枠316を用いるスクリーン314を含む。センサ付空気通路172は、ハウジング12内部のフィルタされたもしくはフィルタされていない空気が、センサ付空気通路172に進入しないよう、また周囲の空気のセンサ読取に影響しないようにするために、装置10の残余部分からシールされる。図14に示されるように、一つの実施形態において、発泡体製ガスケット173は、センサ300の前表面302に取付けられ、またゴム製センサ用プラグ175は、センサ300の後表面304に取付けられる。図18と19を参照すると、センサ用プラグ175は、センサ300をより完全にシールするため、一つ以上のセンサ300表面の全体に適合するよう特別に成形される。示されるように、センサ・プラグ175の第一の部分177は、微粒子通過孔306内に延び、また第二の部分179は、センサ300の側面の周囲を包む。
【0022】
リモコン200は、装置10の遠隔操作を可能にする、電池式赤外線リモコン200である。リモコン200は、上部表面210と、下部表面212と、第一及び第二の側端部220と、222を含む。上部表面は、装置10の完全操作を可能にする複数の制御ボタン214を含む。図22aに示されるように、底部表面212は、下部表面212から延びている一対の側面突起216と一対の端部突起218を含む。端部突起218は、第一と第二の側端部220と、222との間の距離の約二分の一の間隔を開けられる。
【0023】
前述され、また図20と、24と、24aと、24bに示されるように、外部シェル38中の切欠き208は、リモコン200用のリモコン・ホルダ161を形成するために出口ダクト36中の凹所123と連結する。切欠き208は、底面226と左及び右の側面228と、230を含む。ガイド・レール240は、リモコン200の挿入用のスロットを創出するために、側面228と、230の各々から底面226の上へ短い距離延びる。図24aと、20に同様に示されるように、さらなるガイド・レール241は、出口ダクト36中の凹所123の左と右の側壁166と、168から延びる。凹所123にスナップ式に収まる凹所182と、184は、一対の移動止め突起244と、246を形成するために底面226と組み合される。リモコン200がリモコン・ホルダ161内に挿入されるとき、リモコンの上部表面210は、ガイド・レール240と、241に係合し、また移動止め244と、246は、リモコンがスナップ式に定位置に収まるようにリモコン200の下部表面上の端部突起218を収納する。リモコン200は、リモコン200の部分が切欠き208を通り、かつ出口ダクト36の凹所123内に延びるように、リモコン・ホルダ161に収まる。リモコン200は、保管と遮蔽のためにリモコン・ホルダ内部にじかに収まる。さらに、切欠き208と凹所123は、ユーザが手を挿入しかつ装置10を輸送するための別の取っ手として機能する。リモコン200は切欠き208の底部226付近に保存されるため、リモコン200がリモコン・ホルダ161中に保存されるとき、取っ手を使用できる。リモコン・ホルダ161は、具体的な空気処理装置と一緒に本明細書に記載されるが、それはリモコンを使用する多くの他の空気処理装置に組込まれる。さらに、底面226は、ユーザがリモコン200の下方に指を挿入し、ホルダ161からの取外しを容易にできる丸みのある切欠き227を含む。
【0024】
脱臭フィルタ324は、脱臭フィルタ324の外端部がフィルタ・ハウジング34の周縁フランジ64に係合するように、フィルタ・ハウジング34内部に置かれる。脱臭フィルタ324はほぼ長方形であり、また周縁フランジ64とほぼ同一の拡がりをもつ。脱臭フィルタ324は、ダイカット板紙枠330と、活性炭媒体(見えない)を含むのが好ましい。
【0025】
微粒子フィルタ322は、空気から細かい微粒子物質を取除くために装置10内部に設置される。微粒子フィルタ322は、フィルタ媒体323とフィルタ枠84を含み、またフィルタ・ハウジング34に接して置かれ、またシール・ビーズ370を用いてシールされる。フィルタ媒体323は、襞のあるHEPAフィルタ媒体であるのが好ましい。このフィルタ媒体323を、溶融ポリプロピレン製エレクトレット型ガラスファイバもしくは他の従来媒体により交換できる。
【0026】
図25−40を参照すると、微粒子フィルタ枠84は一般に、成型された熱可塑性物質であるが、多様な物質から成形できる。図示された実施形態によると、フィルタ枠84は成型された熱可塑性物質の単体から成るが、フィルタ枠84を共に連結された多数の部品から構成できる。フィルタ枠84は、具体的な空気処理装置と一緒に本明細書に記載されるが、フィルタを組込む多くの異なる空気処理装置に使用できるようになっている。図29に示されるように、フィルタ枠84は、頂部材350と、底部材352と、対向側部材354と、356を含む。枠部材の各々は、前表面358と後表面360を含む。複数の細長い薄板362が、枠部材の後表面360で、側部材354と、356との間及び頂部材350と底部材352との間に延びる。微粒子フィルタ媒体323は、枠部材の内部に収まり、また細長い薄板362に接して置かれる。それは、通常の接着剤(示されていない)により枠84内部の定位置に保持される。枠84は、フィルタ・ハウジング34に枠84を取外し自在に接続するための多数のスナップ式ホック70を含む。図示されるように、スナップ式ホック70は枠84と一体に形成され、また頂部材350から側部材の長さの約1/4の側部材354と、356上に配置される。図30に示されるように、この実施形態において、第一の部分351は、側部材354と、356の前表面358から外向きに延び、また一定半径の湾曲部364と、枠84の後表面360を超えて枠84の側部材354と、356と平行して湾曲部364から延びている細長い部分366を含む。細長い部分366は、かかりのついた端部368を含む。図27に示されるように、かかりのついた端部368は、フィルタ・ハウジング34の周縁フランジ64中のスロット68内に挿入される。一定半径の湾曲部364は、スナップ式ホック70が、スロット68からスナップ式ホック70の挿入と取外しを容易にするため屈曲されるようにちょうつがいとしての役割を果す。代りの実施形態において、スロット68をフィルタ枠84上に包含でき、またスナップ式ホック70はフィルタ・ハウジング34から延長できる。枠の後表面360はさらに、枠84の周囲に延び、かつフィルタ・ハウジング34に係合し、枠84とフィルタ・ハウジング34との間の気密シールを創出するシール・ビーズ370(図33と34に示される)を含む。脱臭フィルタ324は、フィルタ・ハウジング34の突起104と微粒子フィルタ322との間に把持される。スナップ式ホック70の各々はさらに、先行フィルタ320上の対応するタブ380を収納するためにスナップ式ホック70の第一部分351にスロット容器372を含む。枠84は、先行フィルタ320上のさらなる対応タブ380を収納するためにスロット容器384を含む追加の突起382を含む。図28に示されるように、底部材352は、フィルタ・ハウジング34の周縁フランジ64の底部材80中のスロット78内に延びるために、一つ以上の外向きに延びている突起82を含む。図示されるように、二つの突起82は底部材352に沿って間隔を開けられる。突起82は、突起82をスロット78内に挿入し、また枠84を所定の位置に回転するのを調整する湾曲表面を有する。フィルタ枠84は、一つ以上の頂部材350と底部材352上に配置されるスナップ式ホック70を包含できる。
【0027】
操作中、微粒子フィルタ322は、枠84の突起82をフィルタ・ハウジング34から離れて曲げられたフィルタ枠の頂部を備えるフィルタ・ハウジング34上のスロット78内に挿入することにより装置10内に設定される。フィルタ枠84の頂部部分は次に、フィルタ・ハウジング34に向かって回転され、その結果スナップ式ホック70は、フィルタ・ハウジング34の頂部付近のスロット68と一直線に並ぶ。スナップ式ホック70は、かかり368がスロット68内にスナップ式に収まるようにスロット68内に挿入される。フィルタ枠84の頂部付近の、スナップ式ホック70の配置と嵌めあいは、シール・ビーズ370がフィルタ・ハウジング34と気密シールを形成することを可能にする。微粒子フィルタ322の取外しは、かかり368を取外すためにスナップ式ホック70を屈曲し、また次にフィルタ枠84を挿入方向の反対側に回転することにより実行される。
【0028】
前述されたように、先行フィルタ320は、空気が装置10に進入するとき空気から比較的粗い粒子を取除くために、微粒子フィルタ枠84の前表面358に取外し自在に取付けられる。粗い微粒子物質を取除くことにより、先行フィルタ320は、微粒子フィルタ322を防護する。先行フィルタ320は、ポリマ製支持構造体392に固定されたスクリーン(示されていない)を含む。一つの実施形態において、スクリーンは編みポリマであるが、ワイア・メッシュもしくは別の型のスクリーンであっても良い。支持構造体392は、フィルタ枠84の前表面350上のスロット容器372と、384の内部に収まり、先行フィルタ320を微粒子フィルタ322の上方の、所定の位置に固定するようになっている、複数の取付けタブ380を含む。
【0029】
前述されるように、装置10は、電子制御装置100により操作される。図示されるように、制御装置100は、フィルタ・ハウジング34の頂部材76と出口ダクト36の上端部112に取付けられ、またブロワ18の操作を制御する従来の直流モータ制御回路(示されていない)を有する従来の回路基板と、微粒子及び脱臭フィルタの寿命を観測する従来の時間及び記録回路(示されていない)と、フィルタ・データが動力停止の場合に保存される従来式の不揮発性メモリ(例えばEPROM)(示されていない)と、ユーザが所望の操作パラメータを選定することが可能である従来式の入力回路(示されていない)とを含む。ユーザは、制御パネル396もしくはワイアレス・リモコン200により制御装置100を操作する。
【0030】
空気流通径路
操作中、ブロワ18は、前面遮蔽体30を通り、また先行フィルタ320と、微粒子フィルタ322と、脱臭フィルタ324を通って外部空気を装置10内に引込むために作動される。空気がフィルタを通り抜けるとき、フィルタの各々は、前述されたように空気から微粒子と臭気を取除くために機能する。空気は次に、フィンガ・ガード90と羽根車128を通って中に引込まれ、また羽根車128の側面を半径方向外向きに通り、そして出口ダクト36中のチャンバ107内に推進められる。高速のフィルタされた空気は次に、出口ダクト36中の第二の切欠き118の上方かつ外へ推進められ、また後部シェル38中のグリル206を通って装置10を抜け出る。空気は、装置10の前面内に、また次に装置10の後部の上方かつ外へ流動することにより、装置10が操作される部屋の周囲を循環する。
【0031】
高速のフィルタされた空気は装置10を抜け出ると、空気は直接に、後部シェル38の頂部にある切欠き208を通り過ぎ、またセンサ付空気通路172の空気孔170を通り過ぎて流動する。切欠き208の上方のこの高速空気流動は、取っ手168を通りかつセンサ付空気通路172を通って空気孔170付近に外部の周辺の空気を引込む役割を果す低圧力領域を創出する。図示された実施形態において、装置10を通って引込まれる空気容量の約1/1000が、センサ付空気流通路172を通って引込まれる。センサ付空気通路172は装置10の残余部分からシールされるので、装置内部からのフィルタされたあるいはフィルタされていない空気のどちらもセンサ付空気通路172に進入できず、センサ300により収集された情報に影響しない。さらに、センサ付空気通路172は、装置10の空気流動径路に直接配置されないので、装置により供給される清浄な空気の量を低減せず、また装置10の効率に影響しない。この具体的な空気処理装置に関連して説明されたが、低圧力領域を創出し、かつセンサを通って空気を引込むために空気流を使用するこの機能は、多くの異なる空気処理装置内に別途に組み込まれる。
【0032】
前述の説明は、本発明のこの実施形態の記載である。均等論を含む特許法の原理に従って解釈される添付の請求項に規定されるように、本発明の精神と広範な要旨から逸脱することなく、様々な修正と変更を実行できる。単数、例えば、冠詞“a”、もしくは“an”、もしくは“the”、もしくは“said”を使用する請求項の要素を引用するいずれも、要素を単数に限定することと解釈されてはならない。
【符号の説明】
【0033】
10 空気処理装置
12 ハウジング
14 前面部
16 背面部
18 ブロワ
30 前面遮蔽体
32 前面装備部品
34 フィルタ・ハウジング
36 出口ダクト
38 後部シェル
40 開口部
60 パネル
62 切欠き
64 周縁フランジ
66 下端部
67 容器
68 スロット
72 側部材
74 側部材
76 頂部材
80 底部材
86 前表面
88 ネジ突起
90 フィンガ・ガード
95 周縁
100 電子制御装置
104 突起
107 チャンバ
108 周縁リム
110 側壁
112 上端部
114 後部パネル
115 第一の切欠き
118 第二の切欠き
142 側壁
144 側壁
146 外部パネル
152 切欠き
154 切欠き
160 取っ手
162 取っ手
173 発泡体製ガスケット
175 ゴム製センサ・プラグ
200 リモコン
300 センサ
320 先行フィルタ
322 微粒子フィルタ
324 脱臭フィルタ
380 タブ
392 支持構造体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
フィルタ媒体と;
前記フィルタ媒体を保持するフィルタ枠であって、前記フィルタ枠は、自身と一体に形成される複数のコネクタを含み、前記コネクタは、前記フィルタ枠を前記空気処理装置に取外し自在に取付けるようになっているフィルタ枠と;
を具備する、空気処理装置。
【請求項2】
前記コネクタを含む前記フィルタ枠は、熱可塑性樹脂の単体である、請求項1に記載の空気処理装置。
【請求項3】
前記フィルタ枠は、頂部材と、底部材と、第一及び第二の側部材を含み、前記フィルタ媒体は、前記枠部材の内部に配置され、前記コネクタは、前記枠部材の少なくとも一つと一体に形成される、請求項2に記載の空気処理装置。
【請求項4】
前記コネクタの少なくとも一つは、スナップ式ホックであり、前記スナップ式ホックは細長い部分とかかりのある端部を含む、請求項3に記載の空気処理装置。
【請求項5】
前記第一の端部は、一定半径の湾曲部を含み、前記一定半径の湾曲部は、柔軟なちょうつがいを形成する、請求項4に記載の空気処理装置。
【請求項6】
ハウジングを含み、前記ハウジングは、複数の第二のコネクタを含み、前記第二のコネクタは、前記フィルタ枠コネクタに接続するようになっている、請求項5に記載の空気処理装置。
【請求項7】
前記第二のコネクタは、少なくとも一つの容器を含み、前記容器は、前記少なくとも一つのスナップ式ホックを収納するようになっている、請求項6に記載の空気処理装置。
【請求項8】
先行フィルタをさらに含み、前記先行フィルタは、先行フィルタ枠と前記先行フィルタ枠から外向きに延びている少なくとも一つのタブを含み、前記フィルタ枠は、少なくとも一つの先行フィルタ容器を含み、前記先行フィルタ容器は少なくとも一つの前記タブを収納するようになっている、請求項7に記載の空気処理装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図11a】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図15a】
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【図15b】
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【図15c】
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【図15d】
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【図16】
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【図17】
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【図17a】
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【図17b】
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【図17c】
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【図17d】
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【図17e】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22a】
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【図22b】
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【図22c】
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【図22d】
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【図22e】
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【図22f】
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【図23】
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【図23a】
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【図24】
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【図25】
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【図25a】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【公開番号】特開2011−218359(P2011−218359A)
【公開日】平成23年11月4日(2011.11.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−173353(P2011−173353)
【出願日】平成23年8月8日(2011.8.8)
【分割の表示】特願2006−194683(P2006−194683)の分割
【原出願日】平成18年7月14日(2006.7.14)
【出願人】(302070822)アクセス ビジネス グループ インターナショナル リミテッド ライアビリティ カンパニー (122)
【Fターム(参考)】