説明

空気調和機の室内機

【課題】検知手段と電装品箱を接続するリード線を短くするまたは無くす。
【解決手段】空気調和機の室内機は、熱交換器の下方において凝縮水を貯留するドレンパン11と、ドレンパン11に溜まった凝縮水を排出するドレンポンプ9と、ドレンパン11内の水面高さを検知する検知手段20と、電装品を収容する電装品箱5とを備えており、検知手段20は、ドレンパン11内の水面高さの変化に伴って上下方向に移動するフロート21と、フロート21の移動に伴って移動する移動体22と、ドレンパン11の外において移動体22との距離に基づいて移動体22を検知する近接スイッチ25とを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドレンパンを有する空気調和機の室内機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、空気調和機の室内機として、熱交換器と、熱交換器の下方に配置されて凝縮水(ドレン水)を貯留するドレンパンと、ドレンパン内の凝縮水を排出するドレンポンプと、ドレンパン内の水面高さを検知する検知手段とを備えるものが知られている。この室内機では、ドレンポンプの故障やドレン配管の詰まり等によって凝縮水を排出できなくなり、ドレンパン内の水面高さが上昇した場合に、検知手段によって異常を検知して、運転を中止するようになっている。
【0003】
例えば特許文献1の室内機では、検知手段として、電磁式のフロートスイッチを備えている。このフロートスイッチは、ドレンパン内の水面高さの変化に応じて上下動するフロートと、上下方向に延びておりフロートの移動をガイドするガイド軸と、フロートの上方に配置されたスイッチ本体とを有している。スイッチ本体の上端にはリード線が接続されている。特許文献1では、ケーシングの壁部に沿ってリード線を配置する従来の構成よりもリード線の長さを短くするために、ドレンパンの底部にリード線を貫通させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2001−173981号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の室内機では、フロートスイッチの上端に接続されたリード線を、ドレンパンの底部に貫通させているため、リード線はある程度の長さが必要となる。
また、リード線が接続される電装品箱をフロートスイッチの横に配置して、リード線をドレンパンの底部に貫通させずに電装品箱に接続するとしても、スイッチ本体はフロートの上方に配置されるため、電装品箱に近接して配置することができない。そのため、この場合もリード線はある程度の長さが必要となる。
【0006】
そこで、本発明は、検知手段と電装品箱を接続するリード線を短くまたは無くすことができる空気調和機の室内機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の発明に係る空気調和機の室内機は、熱交換器と、前記熱交換器の下方において凝縮水を貯留するドレンパンと、前記ドレンパンに溜まった凝縮水を排出するドレンポンプと、前記ドレンパン内の水面高さを検知する検知手段と、電装品を収容する電装品箱とを備えた空気調和機の室内機であって、前記検知手段は、前記ドレンパン内の水面高さの変化に伴って上下方向に移動するフロートと、前記フロートの移動に伴って移動する移動体と、前記ドレンパンの外において前記移動体との距離に基づいて移動体を検知する近接スイッチとを有することを特徴とする。
【0008】
この空気調和機の室内機では、近接スイッチはドレンパンの外に配置されるため、電装品箱をフロートに対して近接スイッチ側に配置することができ、近接スイッチを電装品箱の近傍または電装品箱内に配置できる。そのため、近接スイッチと電装品箱内の回路基板とを接続するリード線を短くまたは無くすことができる。
【0009】
第2の発明の空気調和機の室内機は、第1の発明において、前記電装品箱が、前記フロートに対して前記近接スイッチ側に配置されていることを特徴とする。
【0010】
この空気調和機の室内機では、電装品箱がフロートに対して近接スイッチ側に配置されているため、近接スイッチを電装品箱の近傍または電装品箱内に配置できる。
【0011】
第3の発明の空気調和機の室内機は、第2の発明において、前記近接スイッチが、電装品を収容する電装品内に配置されていることを特徴とする。
【0012】
この空気調和機の室内機では、近接スイッチが電装品箱内に配置されているため、近接スイッチと電装品箱内の回路基板とを接続するリード線を短くまたは無くすことができる。
【0013】
第4の発明の空気調和機の室内機は、第3の発明において、前記近接スイッチが、前記電装品内の回路基板上に配置されていることを特徴とする。
【0014】
この空気調和機の室内機では、近接スイッチが電装品箱内の回路基板上に配置されているため、近接スイッチと電装品箱内の回路基板とを接続するリード線を設けなくて済む。
【発明の効果】
【0015】
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
【0016】
第1の発明では、近接スイッチはドレンパンの外に配置されるため、電装品箱をフロートに対して近接スイッチ側に配置することができ、近接スイッチを電装品箱の近傍または電装品箱内に配置できる。そのため、近接スイッチと電装品箱内の回路基板とを接続するリード線を短くまたは無くすことができる。
【0017】
第2の発明では、電装品箱がフロートに対して近接スイッチ側に配置されているため、近接スイッチを電装品箱の近傍または電装品箱内に配置できる。
【0018】
第3の発明では、近接スイッチが電装品箱内に配置されているため、近接スイッチと電装品箱内の回路基板とを接続するリード線を短くまたは無くすことができる。
【0019】
第4の発明では、近接スイッチが電装品箱内の回路基板上に配置されているため、近接スイッチと電装品箱内の回路基板とを接続するリード線を設けなくて済む。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明の第1実施形態に係る空気調和機の室内機の斜視図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1の室内機から化粧パネルとフィルタを取り外した状態を下方から見た図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図であって、ドレンパン内の水面高さが正常な場合の図である。
【図5】図3のIV−IV線断面図であって、ドレンパン内の水面高さが異常な場合の図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る空気調和機の室内機の斜視図である。
【図7】図6のVII−VII線断面図である。
【図8】図6の室内機から化粧パネルとフィルタを取り外した状態を下方から見た図である。
【図9】図8のIX−IX線断面図であって、ドレンパン内の水面高さが正常な場合の図である。
【図10】本発明の他の実施形態に係る空気調和機の室内機の部分断面図である。
【0021】
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態の空気調和機の室内機1は、天井埋込型の室内機である。室内機1は、建物の室外に設置される図示しない室外機と共に空気調和機を構成する。なお、以下の説明において、室内機1を天井に設置した状態における上下方向を単に上下方向と称する。
【0022】
室内機1は、下側が開口した直方体状のケーシング10と、ケーシング10の下端に取り付けられたドレンパン11と、ドレンパン11の下端に取り付けられた化粧パネル12と、これらの内側に配置されたファン2、熱交換器7、ドレンパン11、ドレンポンプ9(図3および図4参照)、検知部20(図4参照)、および電装品箱5を備えている。
【0023】
ケーシング10は、平面視が略正方形状であって、ケーシング10の外周面には、ケーシング10を天井裏に設置する際に使用される固定金具10aが設けられている(図1および図3参照)。
【0024】
化粧パネル12は、その中央部に略正方形状の吸込口12aを有し、吸込口12aの周囲に4つの吹出口12bを有する。吸込口12aの内側には格子状パネル13が配置されている。また、吸込口12aの上方には、空気に含まれる塵埃等を除去するためのフィルタ14が配置されている。吹出口12bは、細長い長方形状の開口であって、その内側には揺動可能な水平フラップ15が配置されている。
【0025】
ファン2は、フィルタ14の上方に配置されている。ファン2は、ターボファンであって、ケーシング10の天面中央に取り付けられたファンモータ3によって回転駆動される。ファンモータ3の駆動により、室内空気が吸込口12aを通ってファン2の下部(軸方向一端)に吸い込まれて、ファン2の径方向外側から吹き出される。
【0026】
ファン2の下方には、吸込口12aから流入した室内空気をファン2の下部へ案内するベルマウス4が配置されている。ベルマウス4の下端部(外周側端部)には、凹部4aが形成されており、この凹部4aに電装品箱5が設置される。電装品箱5には、運転制御等に使用される回路基板6やその他の電装品が収納されている。
【0027】
図3に示すように、熱交換器7は、ファン2の外周を囲むように曲げられたクロスフィンチューブ型の熱交換器パネルで構成されている。熱交換器7は、冷媒配管8a、8bを介して、屋外等に設置された室外機(図示せず)に接続されている。冷媒配管8a、8bは、ケーシング10の角部に配置されている。熱交換器7は、冷房運転時には内部を流れる冷媒の蒸発器として、暖房運転時には内部を流れる冷媒の凝縮器として機能する。これにより、熱交換器7は、ファン2から吹き出された空気と熱交換を行って、冷房運転時には空気を冷却し、暖房運転時には空気を加熱する。熱交換器7を通過した空気は、吹出口12bから室内に吹き出される。
【0028】
ドレンパン11は、冷房運転時に熱交換器7において空気中の水分が凝縮されて生じる凝縮水を受けるために設けられている。ドレンパン11は、熱交換器7の下方に配置され、ケーシング10の下端に取り付けられている。ドレンパン11の中央部には、ベルマウス4が装着される略円形状の孔が形成されている。また、ドレンパン11は、化粧パネル12の吹出口12bと連通するように形成された4つの吹出孔11aと、凝縮水を貯留する水受け溝11bを有する。この水受け溝11bの内側に、熱交換器7が配置される。
【0029】
ドレンポンプ9は、ドレンパン11の水受け溝11bに溜まった凝縮水を排出するためのものである。ドレンポンプ9は、ケーシング10の冷媒配管8a、8bが配置されている角部に隣り合う角部に配置され、ケーシング10の側壁に取り付けられている。
【0030】
検知部20は、ドレンパン11の水受け溝11bの水面高さを検知するために設けられている。検知部20は、フロート21と、移動体22と、電装品箱5内に収容された近接スイッチ25とを有する。
【0031】
フロート21は、ドレンパン11の水受け溝11b内に配置されており、水受け溝11b内に溜められた水に浮くことができる。フロート21は、アーム23の一端に連結されており、このアーム23は、水受け溝11bの電装品箱5側の側壁に設けられた支持部材24に回転可能に支持されている。移動体22は、磁石で構成されている。移動体22は、アーム23の他端に連結され、ドレンパン11の外(ドレンパン11の内周縁より内側)に配置されている。水受け溝11bの水面高さの変化に伴って、フロート21は支持部材24の軸を中心に上下方向に揺動する。これに伴って、移動体22はフロート21と反対側に上下方向に揺動する。
【0032】
近接スイッチ25は、電装品箱5内の回路基板6の上に配置されている。近接スイッチ25は、移動体22が下方に移動したときに、ベルマウス4および電装品箱5の壁部を挟んで対向する位置に配置されている。近接スイッチ25は、移動体22との距離に基づいて移動体22を検知する。
【0033】
図4に示すように、水受け溝11b内の水面高さが正常であって、近接スイッチ25と移動体22との離間距離が所定値以上の場合には、近接スイッチ25はオフ状態となる。また、図5に示すように、水受け溝11b内の水面高さが異常(正常レベルより高く)になり、近接スイッチ25と移動体22との離間距離が所定値より小さい場合には、近接スイッチ25はオン状態となる。室内機1は、近接スイッチ25がオン状態になると、運転を停止する。
【0034】
本実施形態の空気調和機の室内機1では、近接スイッチ25がドレンパン11の外に配置されるため、電装品箱5をフロート21に対して近接スイッチ側に配置することができ、近接スイッチ25を電装品箱5の近傍に配置できる。本実施形態では、近接スイッチ25が、電装品箱5内の回路基板6上に配置されているため、近接スイッチ25と電装品箱5内の回路基板6とを接続するリード線を設けなくて済む。
【0035】
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図6に示すように、本実施形態の空気調和機の室内機101は、第1実施形態の室内機1と同じく、天井埋込型の室内機であって、建物の室外に設置される図示しない室外機と共に空気調和機を構成する。
【0036】
室内機101は、下側が開口した直方体状のケーシング110と、ケーシング110の下端に取り付けられたドレンパン111と、ドレンパン111の下端に取り付けられた化粧パネル112と、これらの内側に配置されたファン102、熱交換器107、ドレンパン111、ドレンポンプ109(図8および図9参照)、検知部20(図9参照)、および電装品箱105を備えている。のケーシング110を有する。
【0037】
ケーシング110は、平面視が長方形状であって、ケーシング110の外周面には、ケーシング110を天井裏に設置する際に使用される固定金具110aが設けられている(図6および図8参照)。
【0038】
化粧パネル112は、その中央部に2つの吸込口112aを有し、吸込口112aの両側に4つの吹出口112bを有する。吸込口112aおよび吹出口112bは、ケーシングの長手方向に細長い矩形状の開口である。吸込口112aの上方には、フィルタ114が配置されている。吹出口112bの内側には揺動可能な水平フラップ115が配置されている。
【0039】
ファン102は、フィルタ114の上方に設置されている。ファン102は、2つのシロッコファンで構成されており、ファンモータ103(図8参照)によって回転駆動される。ファンモータ103の駆動により、室内空気が吸込口112aを通ってファン102の下部に吸い込まれて、ファン102の上部に設けられた吹出口から吹き出される。ファン102の周囲には、吸込口112aからケーシング110内に流入した室内空気をファン102に案内するためのカバー104が配置されている。
【0040】
熱交換器107は、ファン102の両側にファン102の軸方向に沿って配置された2つのクロスフィンチューブ型の熱交換器パネルで構成されている。熱交換器107は、冷媒配管108a、108bを介して、屋外等に設置された室外機(図示せず)に接続されている。冷媒配管108a、108bは、ケーシング110の長手方向一端側に配置されている。熱交換器107は、冷房運転時には内部を流れる冷媒の蒸発器として、暖房運転時には内部を流れる冷媒の凝縮器として機能する。
【0041】
ドレンパン111は、熱交換器107の下方に配置され、ケーシング110の下端に取り付けられている。ドレンパン111の中央部には、カバー104が装着される孔が形成されている。また、ドレンパン111は、化粧パネル112の吹出口112bと連通するように形成された2つの吹出孔111aと、凝縮水を貯留する2つの水受け溝111bを有する。この水受け溝111bの内側に、熱交換器107が配置される。
【0042】
ドレンポンプ109は、ドレンパン111の水受け溝111bに溜まった凝縮水を排出するためのものである。ドレンポンプ109は、ケーシング110の冷媒配管108a、108bが配置されている側の角部に配置され、ケーシング110の側壁に取り付けられている。
【0043】
電装品箱105は、ファン102の軸方向一端側(冷媒配管108a、108b側)に配置され、カバー104に設置されている。
【0044】
検知部20は、ドレンパン111の水受け溝111bの水面高さを検知するために設けられている。図9に示すように、検知部20は、フロート21と、移動体22と、電装品箱105内に収容された近接スイッチ25とを有する。
【0045】
フロート21は、ドレンパン111の水受け溝111b内に配置されており、水受け溝111b内に溜められた水に浮くことができる。フロート21と移動体22とを連結するアーム23の略中央部は、水受け溝111bの電装品箱105側の側壁に設けられた支持部材24に回転可能に支持されている。移動体22は、ドレンパン111の外(ドレンパン111の内周縁より内側)に配置されている。水受け溝111bの水面高さの変化に伴って、フロート21は支持部材24の軸を中心に上下方向に揺動する。これに伴って、移動体22はフロート21と反対側に上下方向に揺動する。
【0046】
近接スイッチ25は、電装品箱105内の回路基板106の上に配置されている。近接スイッチ25は、移動体22が下方に移動したときに、カバー104および電装品箱105の壁部を挟んで対向する位置に配置されている。近接スイッチ25は、移動体22との距離に基づいて移動体22を検知する。
【0047】
図9に示すように、水受け溝111b内の水面高さが正常であって、近接スイッチ25と移動体22との離間距離が所定値以上の場合には、近接スイッチ25はオフ状態となる。また、水受け溝111b内の水面高さが異常(正常レベルより高く)になり、近接スイッチ25と移動体22との離間距離が所定値より小さい場合には、近接スイッチ25はオン状態となる。室内機101は、近接スイッチ25がオン状態になると、運転を停止する。
【0048】
本実施形態の空気調和機の室内機101によると、第1実施形態で述べた効果と同様の効果を得ることができる。
【0049】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。
【0050】
上記第1および第2実施形態では、近接スイッチ25は、電装品箱内の回路基板上に配置されているが、この構成に限定されない。
例えば、近接スイッチは、電装品箱内に配置されて、電装品箱内の回路基板とリード線を介して接続されていてもよい。
また、例えば図10に示すように、近接スイッチ225が、電装品箱5の外に配置されて、電装品箱5内の回路基板6とリード線225aを介して接続されていてもよい。
なお、近接スイッチを電装品箱の外に配置する場合、近接スイッチは、フロートの電装品箱側に配置する。
【0051】
上記第1および第2実施形態の近接スイッチ25は、電磁式であるが、電磁式でなくてもよい。この場合、移動体22は、近接スイッチに対応するものであって、必ずしも磁石でなくてよい。
【0052】
検知部20は、第1実施形態および第2実施形態で示す構成以外の室内機にも適用可能である。
【産業上の利用可能性】
【0053】
本発明を利用すれば、検知手段と電装品箱を接続するリード線を短くまたは無くすことができる。
【符号の説明】
【0054】
1、101 空気調和機の室内機
5、105 電装品箱
6、106 回路基板
7、107 熱交換器
9、109 ドレンポンプ
20 検知部(検知手段)
21 フロート
22 移動体
25、225 近接スイッチ
225a リード線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
熱交換器と、前記熱交換器の下方において凝縮水を貯留するドレンパンと、前記ドレンパンに溜まった凝縮水を排出するドレンポンプと、前記ドレンパン内の水面高さを検知する検知手段と、電装品を収容する電装品箱とを備えた空気調和機の室内機であって、
前記検知手段は、
前記ドレンパン内の水面高さの変化に伴って上下方向に移動するフロートと、
前記フロートの移動に伴って移動する移動体と、
前記ドレンパンの外において前記移動体との距離に基づいて移動体を検知する近接スイッチとを有することを特徴とする空気調和機の室内機。
【請求項2】
前記電装品箱が、前記フロートに対して前記近接スイッチ側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室内機。
【請求項3】
前記近接スイッチが、
電装品を収容する電装品内に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機の室内機。
【請求項4】
前記近接スイッチが、
前記電装品内の回路基板上に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の空気調和機の室内機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2013−92304(P2013−92304A)
【公開日】平成25年5月16日(2013.5.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−234673(P2011−234673)
【出願日】平成23年10月26日(2011.10.26)
【出願人】(000002853)ダイキン工業株式会社 (7,604)
【Fターム(参考)】