説明

空調機連動開閉窓システム

【課題】窓開閉手段により窓が開かれた部屋が無人になってもセキュリティが確保される空調機連動開閉窓システムを提供する。
【解決手段】空調機連動開閉窓システムは、空調対象の部屋の室内温度を計測する室内温度計、上記部屋の窓の外側の外気温度を計測する外気温度計、上記部屋を空調する空調機、上記窓を開閉する窓開閉装置、および上記室内温度と上記外気温度とに基づいて上記空調機および上記窓開閉装置を制御する連動制御装置を備える空調機連動開閉窓システムにおいて、上記部屋内に人がいるか否かを検出する人感センサを備え、上記連動制御装置は上記窓開閉装置を制御して上記窓を開いているときに上記人感センサが上記部屋内に人がいないことを検出した場合上記窓を閉めるように上記窓開閉装置を制御する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、空調機により空調される空間に設けられた窓を空調機の動作に連動させて開閉する空調機連動開閉窓システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の空調機と連動した自動開閉窓装置は、窓開閉手段により開閉自在となった窓と、室内の空調を行う空調機と、室外温度を検知する室外温度検知センサと、室内温度を検知する室内温度検知センサとを備え、室内温度よりも室外温度が高い場合に空調機がオンとなり且つ窓が閉となると共に室内温度よりも室外温度が低い場合に空調機がオフとなり且つ窓が開となるように制御する制御手段を設けて成る(例えば、特許文献1参照)。
また、窓の開閉状態を検出し、且つ室内に人がいるか否かを検出し、窓が開状態のとき送風機の風量を小さくしたり、圧縮機および送風機の運転を停止したりするとき、室内に人がいるとき窓が開状態であることを報知している(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】特開平5−1841号公報
【特許文献2】特開2003−120987号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、室内温度よりも室外温度が低い場合に空調機がオフとなり且つ窓が開けられるが、このような状態の部屋から人が出てしまうと窓が開いたままで人がいないというセキュリティ上の問題を有している。
【0005】
この発明の目的は、窓開閉手段により窓が開かれた部屋が無人になってもセキュリティが確保される空調機連動開閉窓システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係る空調機連動開閉窓システムは、空調対象の部屋の室内温度を計測する室内温度計、上記部屋の窓の外側の外気温度を計測する外気温度計、上記部屋を空調する空調機、上記窓を開閉する窓開閉装置、および上記室内温度と上記外気温度とに基づいて上記空調機および上記窓開閉装置を制御する連動制御装置を備える空調機連動開閉窓システムにおいて、上記部屋内に人がいるか否かを検出する人感センサを備え、上記連動制御装置は、上記窓開閉装置を制御して上記窓を開いているときに上記人感センサが上記部屋内に人がいないことを検出した場合、上記窓を閉めるように上記窓開閉装置を制御する。
【発明の効果】
【0007】
この発明に係る空調機連動開閉窓システムの効果は、窓開閉装置により窓が開いているときでも人感センサにより部屋内に人がいないことを検出した場合、開いている窓を閉めるので、人がいなくなった部屋の窓が開いたままになることを防げて部屋のセキュリティを確保することができることである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る空調機連動開閉窓システムが配備された部屋である。
この発明の実施の形態1に係る部屋1は、外気を取り入れることのできる窓2が設けられている。
この発明の実施の形態1に係る空調機連動開閉窓システムは、部屋1の室内温度を計測する室内温度計3、部屋1の窓の外側の外気温度を計測する外気温度計4、部屋1を空調する空調機5、窓2を開閉する窓開閉装置6、室内温度と外気温度とに基づいて空調機5および窓開閉装置6を制御する連動制御装置7、部屋1内に人がいるか否かを検出する人感センサ8を備える。
空調機5は、連動制御装置7からの空調機制御信号により運転と停止とが切り替えられる。
窓開閉装置6は、連動制御装置7からの窓制御信号により窓を開いたり閉じたりする。
【0009】
人感センサ8は、部屋1内を監視対象とする赤外線センサから構成され、人が部屋1内にいるか否かを示す人感信号を連動制御装置7に送る。人感信号は、部屋1内に人がいるときHIGHレベル、部屋1内に人がいないときLOWレベルとなる。なお、人感センサ8は、赤外線センサ以外に超音波センサなど人を感知するものであれば良い。
【0010】
連動制御装置7は、CPU、ROM、RAM、インターフェ−ス回路を有するコンピュータから構成されている。そして、連動制御装置7には、室内温度計3から室内温度、外気温度計4から外気温度、人感センサ8から人感信号が入力されている。
図2は、この発明の実施の形態1に係る連動制御装置7で実行する連動制御の手順を示すフローチャートである。
連動制御装置7は、所定の周期で連動制御を開始する。
ステップS101で、部屋1に人がいるか否かを判断し、部屋1に人がいるときステップS102に進み、部屋1に人がいないときステップS107に進む。
ステップS102で、外気温度が室内温度から所定の値を減算した値以下か否かを判断し、外気温度が室内温度から所定の値を減算した値以下のときステップS103に進み、外気温度が室内温度から所定の値を減算した値を超えるときステップS105に進む。
ステップS103で、空調機5に運転の空調機制御信号を送って空調機5が運転中か否かを判断し、空調機5が運転中のときステップS104に進み、空調機5が停止中のとき連動制御を終了する。
ステップS104で、空調機5に停止の空調機制御信号を送り、窓開閉装置6に窓開の窓制御信号を送って連動制御を終了する。
ステップS105で、空調機5に停止の空調機制御信号を送って空調機5が停止中か否かを判断し、空調機5が停止中のときステップS106に進み、空調機5が運転中のとき連動制御を終了する。
ステップS106で、空調機5に運転の空調機制御信号を送り、窓開閉装置6に窓閉の窓制御信号を送って連動制御を終了する。
ステップS107で、空調機5に停止の空調機制御信号を送り、窓開閉装置6に窓閉の窓制御信号を送って連動制御を終了する。
【0011】
この発明の実施の形態1に係る空調機連動開閉窓システムは、外気温度が室内温度より所定の値だけ低いときに外気を取り込んで部屋を空調するために窓開閉装置により窓が開いているときでも人感センサにより部屋内に人がいないことを検出した場合、開いている窓を閉めるので、人がいなくなった部屋の窓が開いたままになることを防げて部屋のセキュリティを確保することができる。
【0012】
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2に係る空調機連動開閉窓システムが配備された部屋である。
この発明の実施の形態2に係る空調機連動開閉窓システムは、この発明の実施の形態1に係る空調機連動開閉窓システムに火災警報機11からの火災信号が入力され、それにともない連動制御装置7Bが異なり、それ以外は同様であるので、同様な部分に同じ符号を付記し説明を省略する。
火災警報機11からの火災信号は、部屋1が延焼の対象になる箇所に設置された図示しない感知器が火災を感知したときLOWレベルからHIGHレベルに切り替わる。
【0013】
連動制御装置7Bには、室内温度計3から室内温度、外気温度計4から外気温度、人感センサ8から人感信号、火災警報機11から火災信号が入力されている。
図4は、この発明の実施の形態2に係る連動制御装置7Bで実行する連動制御の手順を示すフローチャートである。
連動制御装置7Bは、所定の周期で連動制御を開始する。
ステップS201で、部屋1に人がいるか否かを判断し、部屋1に人がいるときステップS202に進み、部屋1に人がいないときステップS209に進む。
ステップS202で、火災が発生したか否かを判断し、火災が発生したときはステップS208に進み、火災が発生していないときステップS203に進む。
ステップS203で、外気温度が室内温度から所定の値を減算した値以下か否かを判断し、外気温度が室内温度から所定の値を減算した値以下のときステップS204に進み、外気温度が室内温度から所定の値を減算した値を超えるときステップS206に進む。
ステップS204で、空調機5に運転の空調機制御信号を送って空調機5が運転中か否かを判断し、空調機5が運転中のときステップS205に進み、空調機5が停止中のとき連動制御を終了する。
ステップS205で、空調機5に停止の空調機制御信号を送り、窓開閉装置6に窓開の窓制御信号を送って連動制御を終了する。
ステップS206で、空調機5に停止の空調機制御信号を送って空調機5が停止中か否かを判断し、空調機5が停止中のときステップS207に進み、空調機5が運転中のとき連動制御を終了する。
ステップS207で、空調機5に運転の空調機制御信号を送り、窓開閉装置6に窓閉の窓制御信号を送って連動制御を終了する。
ステップS208で、空調機5に停止の空調機制御信号を送り、窓開閉装置6に窓閉の窓制御信号を送って連動制御を終了する。
ステップS209で、空調機5に停止の空調機制御信号を送り、窓開閉装置6に窓閉の窓制御信号を送って連動制御を終了する。
【0014】
この発明の実施の形態2に係る空調機連動開閉窓システムは、火災が発生していないときにはこの発明の実施の形態1に係る空調機連動開閉窓システムと同様に、外気温度が室内温度より所定の値だけ低いときに外気を取り込んで部屋を空調するために窓開閉装置により窓が開いているときでも人感センサにより部屋内に人がいないことを検出した場合、開いている窓を閉めるので、人がいなくなった部屋の窓が開いたままになることを防げて部屋のセキュリティを確保することができる。
また、火災が発生したときには、その時点での窓の開閉状態に係わらず窓を閉めるとともに空調機5を停止するので、窓2や空調機5を介して部屋1に延焼することを防げる。
【0015】
実施の形態3.
図5は、この発明の実施の形態3に係る空調機連動開閉窓システムが配備された部屋である。
この発明の実施の形態3に係る空調機連動開閉窓システムは、この発明の実施の形態1に係る空調機連動開閉窓システムに地震計12からの地震信号が入力され、それにともない連動制御装置7Cが異なり、それ以外は同様であるので、同様な部分に同じ符号を付記し説明を省略する。
地震計12からの地震信号は、地震計12が地震を感知したとき揺れの大きさである震度を表している。なお、以下の説明では所定の震度を震度5弱としたが、これに限るものではない。
【0016】
連動制御装置7Cには、室内温度計3から室内温度、外気温度計4から外気温度、人感センサ8から人感信号、地震計12から地震信号が入力されている。
図6は、この発明の実施の形態3に係る連動制御装置7Cで実行する連動制御の手順を示すフローチャートである。
連動制御装置7Cは、所定の周期で連動制御を開始する。
ステップS301で、部屋1に人がいるか否かを判断し、部屋1に人がいるときステップS302に進み、部屋1に人がいないときステップS311に進む。
ステップS302で、地震が発生したか否かを判断し、地震が発生したときはステップS308に進み、火災が発生していないときステップS303に進む。
ステップS303で、外気温度が室内温度から所定の値を減算した値以下か否かを判断し、外気温度が室内温度から所定の値を減算した値以下のときステップS304に進み、外気温度が室内温度から所定の値を減算した値を超えるときステップS306に進む。
ステップS304で、空調機5に運転の空調機制御信号を送って空調機5が運転中か否かを判断し、空調機5が運転中のときステップS305に進み、空調機5が停止中のとき連動制御を終了する。
ステップS305で、空調機5に停止の空調機制御信号を送り、窓開閉装置6に窓開の窓制御信号を送って連動制御を終了する。
ステップS306で、空調機5に停止の空調機制御信号を送って空調機5が停止中か否かを判断し、空調機5が停止中のときステップS307に進み、空調機5が運転中のとき連動制御を終了する。
ステップS307で、空調機5に運転の空調機制御信号を送り、窓開閉装置6に窓閉の窓制御信号を送って連動制御を終了する。
ステップS308で、震度が5弱以上か否かを判断し、震度が5弱以上のときステップS309に進み、震度が4以下のときステップS310に進む。
ステップS309で、空調機5に停止の空調機制御信号を送り、窓開閉装置6に窓開の窓制御信号を送って連動制御を終了する。
ステップS310で、空調機5に運転の空調機制御信号を送り、窓開閉装置6に窓閉の窓制御信号を送って連動制御を終了する。
ステップS311で、空調機5に停止の空調機制御信号を送り、窓開閉装置6に窓閉の窓制御信号を送って連動制御を終了する。
【0017】
この発明の実施の形態3に係る空調機連動開閉窓システムは、火災が発生していないときにはこの発明の実施の形態1に係る空調機連動開閉窓システムと同様に、外気温度が室内温度より所定の値だけ低いときに外気を取り込んで部屋を空調するために窓開閉装置により窓が開いているときでも人感センサにより部屋内に人がいないことを検出した場合、開いている窓を閉めるので、人がいなくなった部屋の窓が開いたままになることを防げて部屋のセキュリティを確保することができる。
また、震度5弱以上の地震が発生したときには、その時点での窓の開閉状態に係わらず窓を閉めるとともに空調機5を停止するので、窓2や空調機5を介して部屋1に延焼することを防げる。
【0018】
実施の形態4.
図7は、この発明の実施の形態4に係る空調機連動開閉窓システムが配備された部屋である。
この発明の実施の形態4に係る空調機連動開閉窓システムは、この発明の実施の形態1に係る空調機連動開閉窓システムに窓2に外側から近づく人を感知する第2人感センサ13を追加し、それにともない連動制御装置7Dが異なり、それ以外は同様であるので、同様な部分に同じ符号を付記し説明を省略する。
第2人感センサ13は、部屋1の窓2の外側の監視領域を監視対象とする赤外線センサから構成され、人が部屋1の窓2の外側にいるか否かを示す第2人感信号を連動制御装置7Dに送る。第2人感信号は、窓2の外側の監視領域内に人がいるときHIGHレベル、窓2の外側の監視領域内に人がいないときLOWレベルとなる。なお、第2人感センサ13は、赤外線センサ以外に超音波センサなど人を感知するものであれば良い。
【0019】
連動制御装置7Dには、室内温度計3から室内温度、外気温度計4から外気温度、人感センサ8から人感信号、第2人感センサ13から第2人感信号が入力されている。
図8は、この発明の実施の形態3に係る連動制御装置7Dで実行する連動制御の手順を示すフローチャートである。
連動制御装置7Dは、所定の周期で連動制御を開始する。
ステップS401で、部屋1に人がいるか否かを判断し、部屋1に人がいるときステップS402に進み、部屋1に人がいないときステップS409に進む。
ステップS402で、外気温度が室内温度から所定の値を減算した値以下か否かを判断し、外気温度が室内温度から所定の値を減算した値以下のときステップS403に進み、外気温度が室内温度から所定の値を減算した値を超えるときステップS407に進む。
ステップS403で、空調機5に運転の空調機制御信号を送って空調機5が運転中か否かを判断し、空調機5が運転中のときステップS404に進み、空調機5が停止中のときステップS405に進む。
ステップS404で、空調機5に停止の空調機制御信号を送り、窓開閉装置6に窓開の窓制御信号を送ってステップS405に進む。
ステップS405で、窓2の外側の監視領域に人がいるか否かを判断し、窓2の外側の監視領域に人がいるときステップS406に進み、窓の外側の監視領域に人がいないとき連動制御を終了する。
ステップS406で、空調機5に運転の空調機制御信号を送り、窓開閉装置6に窓閉の窓制御信号を送って連動制御を終了する。
ステップS407で、空調機5に停止の空調機制御信号を送って空調機5が停止中か否かを判断し、空調機5が停止中のときステップS408に進み、空調機5が運転中のとき連動制御を終了する。
ステップS408で、空調機5に運転の空調機制御信号を送り、窓開閉装置6に窓閉の窓制御信号を送って連動制御を終了する。
ステップS409で、空調機5に停止の空調機制御信号を送り、窓開閉装置6に窓閉の窓制御信号を送って連動制御を終了する。
【0020】
この発明の実施の形態4に係る空調機連動開閉窓システムは、窓2の外側の監視領域に人がいないときにはこの発明の実施の形態1に係る空調機連動開閉窓システムと同様に、外気温度が室内温度より所定の値だけ低いときに外気を取り込んで部屋を空調するために窓開閉装置により窓が開いているときでも人感センサにより部屋内に人がいないことを検出した場合、開いている窓を閉めるので、人がいなくなった部屋の窓が開いたままになることを防げて部屋のセキュリティを確保することができる。
また、窓2を開けて外気を活用して部屋1を空調しているとき窓2の外側の監視領域に人がいる場合、窓2を閉めるとともに空調機5を運転するので、窓2からの不審者の侵入を防げる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】この発明の実施の形態1に係る空調機連動開閉窓システムが配備された部屋である。
【図2】この発明の実施の形態1に係る連動制御装置で実行する連動制御の手順を示すフローチャートである。
【図3】この発明の実施の形態2に係る空調機連動開閉窓システムが配備された部屋である。
【図4】この発明の実施の形態2に係る連動制御装置で実行する連動制御の手順を示すフローチャートである。
【図5】この発明の実施の形態3に係る空調機連動開閉窓システムが配備された部屋である。
【図6】この発明の実施の形態3に係る連動制御装置で実行する連動制御の手順を示すフローチャートである。
【図7】この発明の実施の形態4に係る空調機連動開閉窓システムが配備された部屋である。
【図8】この発明の実施の形態4に係る連動制御装置で実行する連動制御の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0022】
1 部屋、2 窓、3 室内温度計、4 外気温度計、5 空調機、6 窓開閉装置、7、7B、7C、7D 連動制御装置、8 人感センサ、11 火災警報機、12 地震計、13 第2人感センサ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
空調対象の部屋の室内温度を計測する室内温度計、上記部屋の窓の外側の外気温度を計測する外気温度計、上記部屋を空調する空調機、上記窓を開閉する窓開閉装置、および上記室内温度と上記外気温度とに基づいて上記空調機および上記窓開閉装置を制御する連動制御装置を備える空調機連動開閉窓システムにおいて、
上記部屋内に人がいるか否かを検出する人感センサを備え、
上記連動制御装置は、上記窓開閉装置を制御して上記窓を開いているときに上記人感センサが上記部屋内に人がいないことを検出した場合、上記窓を閉めるように上記窓開閉装置を制御することを特徴とする空調機連動開閉窓システム。
【請求項2】
上記部屋に延焼の危険があるときに火災信号を出力する火災警報機を備え、
上記連動制御装置は、人が上記部屋にいるときに上記火災信号を受信した場合、上記空調機を停止するとともに上記窓を閉めるように上記窓開閉装置を制御することを特徴とする請求項1に記載の空調機連動開閉窓システム。
【請求項3】
上記部屋の揺れを検知する地震計を備え、
上記連動制御装置は、人が上記部屋にいるときに所定の震度以上の揺れを観測した場合、上記窓を開けるように上記窓開閉装置を制御するとともに上記空調機を停止し、また所定の震度未満の揺れを観測した場合、上記窓を閉めるように上記窓開閉装置を制御するとともに上記空調機を運転することを特徴とする請求項1に記載の空調機連動開閉窓システム。
【請求項4】
上記窓に外側から近づく人を検出する第2人感センサを備え、
上記連動制御装置は、上記窓開閉装置を制御して上記窓を開いているときに上記第2人感センサが上記窓に近づく人を検出場合、上記窓を閉めるように上記窓開閉装置を制御するとともに上記空調機を運転することを特徴とする請求項1に記載の空調機連動開閉窓システム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate


【公開番号】特開2009−144435(P2009−144435A)
【公開日】平成21年7月2日(2009.7.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−323509(P2007−323509)
【出願日】平成19年12月14日(2007.12.14)
【出願人】(000236056)三菱電機ビルテクノサービス株式会社 (1,792)
【Fターム(参考)】