説明

突刺デバイス

【課題】膜状細胞培養物の回収及び移送を円滑且つ確実に行い得る突刺デバイスを提供する。
【解決手段】突刺デバイス10は、複数の突刺部材14と、複数の突刺部材を進退可能に案内する案内部15と、を有し、複数の突刺部材は、複数の突刺部材の先端部が互いに離間するように案内部から突出して前進するとともに、複数の突刺部材の先端部が互いに集まるように後退する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、医療用の膜状細胞培養物を穿刺して所定の位置へ移送可能な突刺デバイスに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、拡張型心筋症や、狭心症、心筋梗塞による虚血性心疾患等の心不全に対する治療として、筋芽細胞を含む膜状細胞培養物の移植が行われており、また、心筋以外の部位に由来する細胞を含んだ膜状細胞培養物が提案されている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
膜状細胞培養物を用いた治療では、一般的に、細胞を増殖させることによって膜状細胞培養物が作製された後、ピンセット等を用いて膜状細胞培養物が入れられた容器から患部へと膜状細胞培養物が運ばれ移植される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特表2007−528755号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、膜状細胞培養物は、薄く且つ脆弱であるため、破れ等の破損、又は皺若しくは折り畳み等の変形が生じ易く、従って、容器から膜状細胞培養物を回収し患部へ移送するのが非常に困難であった。
【0006】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、膜状細胞培養物の回収及び移送を円滑且つ確実に行い得る突刺デバイスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するための本発明の突刺デバイスは、複数の突刺部材と、前記複数の突刺部材を進退可能に案内する案内部と、を有し、前記複数の突刺部材は、前記複数の突刺部材の先端部が互いに離間するように前記案内部から突出して前進するとともに、前記複数の突刺部材の先端部が互いに集まるように(収束するように)後退する。
【発明の効果】
【0008】
上記のように構成した本発明の突刺デバイスによれば、複数の突刺部材が膜状細胞培養物を突き刺すことによって保持するため、例えばピンセット等によって把持する場合のように強い力が加わり難く、その結果、膜状細胞培養物の破損が防止され、さらに、複数の突刺部材の先端部が離間するように(例えば、放射状に)広がって膜状細胞培養物を突き刺すとともに、互いに集まるように(収束して距離が小さくなるように)して膜状細胞培養物を離脱させるため、膜状細胞培養物が面方向外側へ適度に力が加えられた状態で保持されるとともに、その状態で目的の部位へ配置され、その結果、皺若しくは折り畳み等の変形が生じ難い。このように、本発明の突刺デバイスによれば、膜状細胞培養物の破損又は変形が生じ難く、従って、膜状細胞培養物の回収及び移送を円滑且つ確実に行うことができる。
【0009】
また、前記案内部は、前記突刺部材の先端部を案内する先端案内部を有するようにすれば、複数の突刺部材の先端部が放射状に広がるように又は集まるように確実に動作するため、膜状細胞培養物を突き刺して確実に保持でき、また、突き刺した膜状細胞培養物を円滑に離脱させることができる。
【0010】
また、前記先端案内部の向きは変更可能であるようにすれば、膜状細胞培養物の大きさや形状に合わせて突き刺す位置や角度を変えられるため、膜状細胞培養物を安定的に保持できる。
【0011】
また、前記複数の突刺部材の先端部が前記案内部から突出した状態で前記突刺部材を案内部に対して固定する固定部を有するようにすれば、突刺部材の先端部の案内部先端に対する後退が抑制されるため、膜状細胞培養物を確実に突き刺すことができ、また、移動の間、膜状細胞培養物が突刺デバイスから離脱するのを防止できる。
【0012】
また、前記案内部は、前記複数の突刺部材の各々を別々に収める収容部を有するようにすれば、案内部における突刺部材同士の干渉が防止されるため、突刺部材が円滑に進退動でき操作性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】ハブを引いて示す実施形態の突刺デバイスの概略構成図である。
【図2】ハブを押しワイヤの先端を突出させて示す実施形態の突刺デバイスの概略構成図である。
【図3】図1の3−3線に沿う断面図である。
【図4】分岐シースの拡大斜視図である。
【図5】実施形態の突刺デバイスによって膜状細胞培養物を突き刺す際の図である。
【図6】実施形態の突刺デバイスが膜状細胞培養物を突き刺した図である。
【図7】患部の上で実施形態の突刺デバイスから膜状細胞培養物を離脱させる際の図である。
【図8】変形例のシースの断面図である。
【図9】変形例のシースの断面図である。
【図10】変形例のシースの断面図である。
【図11】変形例のシースの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上、誇張されて実際の比率とは異なる場合がある。
【0015】
図1に示すように、本実施形態の突刺デバイス10は、複数のワイヤ14(突刺部材)と、複数のワイヤ14を進退可能に案内する案内部15と、を有する。案内部15は、複数のワイヤ14が通る長尺状のシース150と、シース150の先端部に設けられワイヤ14の先端部を案内する分岐シース151(先端案内部)と、を有する。
【0016】
また、突刺デバイス10は、複数のワイヤ14の基端部に接続したハブ11と、ハブ11に取り付けられたルアロック12(固定部)と、ワイヤ14の基端部を覆う管状体13と、を有する。また、突刺デバイス10は、シース150の基端部に設けられハブ11と連結されるハブ16と、ハブ16に隣接して設けられシース150を補強するストレインリリーフ17と、を有する。
【0017】
ワイヤ14は、例えば、Ni−Ti合金、ステンレス鋼、又は比較的剛性の高い樹脂等によって形成される。ワイヤ14の径は、例えば、0.20mm〜5mm程度である。ワイヤ14は、ハブ11の押し引き操作に連動して進退動する。
【0018】
図2に示すように、ハブ11が先端側に押されると、ワイヤ14が先端側に前進し、ワイヤ14の先端部が分岐シース151の先端部から突出する。一方、ハブ11が基端側に引かれると、ワイヤ14は基端側に後退し、ワイヤ14の先端部は分岐シース151の内部に収まる。ワイヤ14の先端部とはワイヤ14の最先端を含む先端側の部分であり、ハブ11が押されると分岐シース151の先端部から先端側から突出する部分を含む。またワイヤ14の先端部はハブ11が引かれると分岐シース151の内部に収まる部分を含む。ワイヤ14の先端部はハブ11が押されると分岐シース151の先端部から先端側から突出する。このときワイヤ14の先端部はシース150の軸を中心にほぼ点対称の位置に配置された少なくとも一本の他のワイヤ14の先端部との間の距離が大きくなるように(離間するように)進む。またワイヤ14の先端部にはハブ11が引かれると分岐シース151の内部にもともと配置されていた部分に加え分岐シース151の内部に収まる部分が生じる。このときワイヤ14の先端部はシース150の軸を中心にほぼ点対称の位置に配置された少なくとも一本の他のワイヤ14の先端部との間の距離が小さくなるように(収束するように)退く。
【0019】
ハブ11は、略円筒形状を有する。ハブ11を形成する材料としては、特に限定されないが、硬質樹脂のような硬質材料が好適である。硬質樹脂の具体例としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリスチレン等が挙げられる。
【0020】
ルアロック12は、環形状を有し、また、内周面にネジ溝を有する。ルアロック12は周方向に回動自在にハブ11に取り付けられている。ルアロック12を形成する材料は、例えばハブ11と同様である。
【0021】
管状体13は、例えば弾性材料によって形成される。管状体13は、ハブ11の進退動にともなって進退動する。ハブ11が引かれることによって管状体13はシース150から引き出される。引き出された管状体13は、ワイヤ14の基端部のシースから露出する部分を覆い折れ曲がり(キンク)を防止する。
【0022】
シース150は、管状体13を挿入可能なルーメン153を基端部に有し、また、ルーメン153よりも先端側に、複数のワイヤ14の各々を別々に収めるルーメン152(収容部)を有する。
【0023】
図3に示すように、シース150はルーメン152を4つ有する。4つのルーメン152の各々は、互いに隔絶している。突刺デバイス10は、ワイヤ14を4つ有しており、4つのルーメン152の各々にワイヤ14が1つずつ挿通される。
【0024】
シース150を形成する材料としては、特に限定されないが、例えば硬質樹脂のような硬質材料である。硬質樹脂の具体例としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリスチレン等が挙げられる。
【0025】
図4に示すように、分岐シース151は管形状を有する。分岐シース151の先端面は分岐シースの軸に対して角度を有し、90°以外の角度をとるようになっている。分岐シース151は4つ設けられ、4つの分岐シース151各々のルーメンは、それぞれ、(分岐していない)シースのルーメン152に連通している。また、図示しないが、分岐シース151はシース150との連結部分が蛇腹状になっている。このため、分岐シース151の向きやシースに対する角度は変更可能である。
【0026】
ハブ16は、環形状を有しており、シース150の基端部に嵌合するとともに固定されている。また、ハブ16は、基端部の外周面にルアロック12と螺合するネジ山を有する(不図示)。ハブ16を形成する材料は、例えばハブ11と同様である。
【0027】
ストレインリリーフ17は、ハブ16からシース150の軸方向先端側に延びシース150の基端部近傍を覆う。また、ストレインリリーフ17は、シース150の軸方向先端側に向かって縮径した形状を有する。ストレインリリーフ17は、シース150においてハブ16よりも先に伸びる部分とハブ16が配置されている部分との間の剛性変化を緩和することによって、シース150の折れ曲がりを防止する。ストレインリリーフ17は、ハブ16と一体的又は別々に形成され、例えばハブ16と同様の材料によって形成される。
【0028】
次に、突刺デバイス10を用いた膜状細胞培養物の回収・移送方法について述べる。
【0029】
概説すると、本実施形態の回収・移送方法は、ワイヤ14の先端部を分岐シース151の先端部から突出させる準備工程と、準備工程後又は準備工程と同時に行われる、膜状細胞培養物にワイヤ14の先端部を突き刺す突刺工程と、を有する。また、本実施形態の回収・移送方法は、突刺工程後、膜状細胞培養物を入れた容器から目的の部位へ膜状細胞培養物を移動させる移動工程と、移動工程後、目的の部位に膜状細胞培養物を配置する配置工程と、を有する。
【0030】
また、術者は、準備工程前に膜状細胞培養物を予め準備しておく。膜状細胞培養物は、細胞が互いに連結して膜状に形成された、いわゆる細胞シートである。細胞シート自体は、公知の技術によって作製されるため、ここでの説明を省略する。
【0031】
図5に示すように、準備工程において、術者は、ハブ11を押しワイヤ14の先端部を分岐シース151の先端部から突出させる。複数のワイヤ14の先端部は、分岐シース151によって案内され、互いに放射状に広がるように分岐シース151の先端部から突出する。また、術者は、ルアロック12を回転することによって締め込み、ハブ11とハブ16とを連結した状態で固定する。その結果、ワイヤ14は、先端部が分岐シース151の先端部から突出した状態で分岐シース151に対して固定される。
【0032】
次に、図6に示すように、突刺工程において、術者は、膜状細胞培養物Sにワイヤ14の先端部を突き刺し膜状細胞培養物Sをワイヤ14の先端部に止める。複数のワイヤ14の先端部は、互いに放射状に広がるように突出しているため、膜状細胞培養物Sの面に対し傾斜して刺さり、その結果、膜状細胞培養物Sはワイヤ14の先端部に係止される。また、ワイヤ14の先端部が傾斜して膜状細胞培養物Sに刺さることによって、ワイヤ14の先端部から膜状細胞培養物Sの面方向外側へ適度に力が加わる。すなわち、膜状細胞培養物の中心から各々のワイヤ14の先端部が刺さった点に向かって張力が働き、この張力により膜状細胞培養物が保持される。
【0033】
突き刺す直前、又は準備工程において、術者は、膜状細胞培養物Sの形状に合わせて分岐シース151の向きや分岐シースの軸に対する角度を変え、ワイヤ14を突き刺す位置を決める。ワイヤ14を突き刺す位置は、好ましくは、膜状細胞培養物Sの縁部であり、また、略対称的な位置である。
【0034】
次に、移動工程において、術者は、突刺デバイス10を引き上げ、例えば培養皿等の容器から膜状細胞培養物Sを回収し、そして、目的の部位へ膜状細胞培養物Sを移動する。
【0035】
その後、図7に示すように、配置工程において、術者は、目的の部位(本実施形態では心臓において心筋が壊死している箇所)へ膜状細胞培養物Sをできるだけ近接させた状態で、膜状細胞培養物Sを突刺デバイス10から離脱させる。その操作を具体的に述べると、まず、術者は、ルアロック12を回して緩め、ハブ11とハブ16との固定を解除する。解除後、術者は、ハブ11をハブ16に対して引き、ワイヤ14をシース150に対し基端側へ移動させる。すると、複数のワイヤ14の先端部が、互いに集まるように後退し、膜状細胞培養物Sから抜けるため、膜状細胞培養物Sが突刺デバイス10から離脱する。離脱した膜状細胞培養物Sは、目的の部位に載り貼り付く。
【0036】
本実施形態の作用効果を述べる。
【0037】
突刺デバイス10は、膜状細胞培養物Sを突き刺すことによって保持するため、例えばピンセット等によって把持する場合のように特定の箇所に強い力が加わり難く、その結果、膜状細胞培養物Sの破損が防止され、さらに、複数のワイヤ14の先端部が放射状に広がって膜状細胞培養物Sを突き刺すとともに、互いに集まるようにして膜状細胞培養物Sを離脱させるため、膜状細胞培養物Sが面方向外側へ適度に力が加わった状態で保持されるとともに、その状態で目的の部位へ配置され、その結果、皺若しくは折り畳み等の変形が生じ難い。このように本実施形態の突刺デバイス10によれば、膜状細胞培養物Sの破損又は変形が生じ難く、従って、膜状細胞培養物Sの回収及び移送を円滑且つ確実に行うことができる。
【0038】
また、分岐シース151がワイヤ14の先端部を案内することによって、複数のワイヤ14の先端部が放射状に広がるように又は集まるように確実に動作するため、突刺デバイス10は、膜状細胞培養物Sを突き刺して確実に保持でき、また、膜状細胞培養物Sを円滑に離脱させることができる。
【0039】
また、分岐シース151の向きや分岐シースの軸に対する角度を変えることによって、膜状細胞培養物Sの形状に合わせて突き刺す位置を決められるため、膜状細胞培養物Sを安定的に保持できる。
【0040】
また、ルアロック12によってワイヤ14の先端部の後退が抑制されるため、膜状細胞培養物Sを確実に突き刺すことができ、また、移動の間、膜状細胞培養物Sが突刺デバイス10から離脱するのを防止できる。
【0041】
また、複数のワイヤ14がルーメン152に別々に収められ、その結果、シース150におけるワイヤ14同士の干渉が防止されるため、ワイヤ14が円滑に進退動でき操作性に優れる。
【0042】
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の範囲内で種々改変できる。
【0043】
例えば、ワイヤの数は4つに限定されず、3つであってもよいし5つ以上であってもよい。また、シース内に設けられたルーメンの数も4つに限定されない。例えば図8〜図10に示すように、三角形の頂点に位置するように配置された3つのルーメン152Aを有するシース150Aであってもよいし、又は、六角形の頂点に位置するように配置された6つのルーメン152Bを有するシース150B、若しくは4つずつ2列に並ぶ8つのルーメン152Cを有するシース150Cであってもよい。また、シースは上記実施形態に限定されず、例えば図11に示すシース150Dように、別々の管体を束ねて接続した構成を有するものであってもよい。また、シースは、上記のように、複数のルーメンを有するものに限定されず、シースを貫通するルーメンを1つ有するものであってもよい。
【0044】
また、上記実施形態では分岐シース151の向きや角度が変更可能であるが、これに限定されず、所定の向きで固定された分岐シースを有する突刺デバイスであってもよい。また、分岐シースのない突刺デバイスであってもよい。この場合、例えば、ワイヤの先端部が形状付けされることによって、複数のワイヤの先端部は、互いに放射状に広がるようにシースから突出して前進するとともに互いに集まるように後退する。また、突刺部材はワイヤに限定されず、進退可能に設けられた細い針であってもよい。
【符号の説明】
【0045】
10 突刺デバイス、
11 ハブ、
12 ルアロック(固定部)、
13 管状体、
14 ワイヤ(突刺部材)、
15 案内部、
150、150A、150B、150C、150D シース、
151 分岐シース(先端案内部)、
152、152A、152B、152C ルーメン(収容部)、
153 ルーメン、
16 ハブ、
17 ストレインリリーフ、
S 膜状細胞培養物。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
膜状細胞培養物を穿刺して所定の位置へ移送可能な突刺デバイスであって、
複数の突刺部材と、
前記複数の突刺部材を進退可能に案内する案内部と、を有し、
前記複数の突刺部材は、前記複数の突刺部材の先端部が互いに離間するように前記案内部から突出して前進するとともに、前記複数の突刺部材の先端部が互いに集まるように後退する、突刺デバイス。
【請求項2】
前記案内部は、前記突刺部材の先端部を案内する先端案内部を有する、請求項1に記載の突刺デバイス。
【請求項3】
前記先端案内部の向きは変更可能である、請求項2に記載の突刺デバイス。
【請求項4】
前記複数の突刺部材の先端部が前記案内部から突出した状態で前記突刺部材を固定する固定部を有する、請求項1〜請求項3のうちのいずれか1つに記載の突刺デバイス。
【請求項5】
前記案内部は、前記複数の突刺部材の各々を別々に収める収容部を有する、請求項1〜請求項4のうちのいずれか1つに記載の突刺デバイス。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2012−200511(P2012−200511A)
【公開日】平成24年10月22日(2012.10.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−69965(P2011−69965)
【出願日】平成23年3月28日(2011.3.28)
【出願人】(000109543)テルモ株式会社 (2,232)
【Fターム(参考)】