説明

立ち姿勢応対接客作業の為の重心移動補助器具及び腰板

【課題】立ち姿勢のままで長時間接客、応対及び作業する場所で心のこもった接客、迅速な対応作業空間の有効利用をすることと、使用者の足腰への負担を軽減するための重心移動補助器具を提供する。
【解決手段】アジャスター付腰板A(1)を、回転軸(2)に伸縮用ストッパー(4)付固定具(3)にて取付け、反発力のある材質でワンアーム式サイドフレーム(5)にジョイントし床面に固定したスライドレール(6)と接続することで前後に調整稼動する、スライドレールは、重心移動、荷重がかかるとストッパーがかかり、荷重ゼロの場合フリー可動する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、立ち姿勢での応対接客作業マナー向上、並びに作業の迅速化、及び身体へかかる負担の軽減に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の窓口や受付カウンター接客業務は殆んどが、座ったままの作業となっている、しかしながら今日、心のこもった接客及び迅速な対応を要求されているのが現状である、その第一段階として、立ち作業によるホスピタリティの向上である、この際発生する問題が、長時間の立ち作業が原因の足腰への負担、ストレス過多による悪循環である、これの解決手段として現在までにある、ハイチェアーや、公開番号 特許公開2000−279271などの座るといった動作では解消できない、本発明においては座るのではなく、腰部のみ寄りかかる動作で次動作への円滑及び迅速な作業性の向上、並びに足腰への負担の軽減につながると考えました。
【発明の開示】

【発明が解消しようとする課題】
【0003】
イ.接客応対において、立ったままでのお出迎えが出来ていない、心のこもった接客ホスピタリティーに欠けていた。
ロ.座った作業では、立つ、座る、の作業が無駄であった。
ハ.スペースの有効利用が出来ていなかった。
二.カウンターテーブルの高さによっては防犯性に欠けていた、特に金銭の授受や、個人情報書類関係の受け取る場所場面がある所では。
ホ.立ったままでは、足腰の負担が多かった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
図1のようにアジャスター付腰板A(1)を回転軸に固定具(3)により、取付け高さ調整の為ストッパー(4)を設け、サイドフレーム(5)の上部にある回転軸インサート用ジョイント部(7)に、インサートする、アジャスター付腰板A(1)は、取外し可能でサイドフレーム(5)の前後スライド用スライドレール(6)を固定し、その内部にサイドフレーム(5)をスライド設置する、荷重がスライドレール(6)にかかるとストッパーが作用する、サイドフレーム(5)内側面に折りたたみ式フットレスト(11)を備え腰板B(9)との入れ替も可能、立ち姿勢、応対接客の為の重心移動補助器具
【0005】
図4の立ち姿での接客をすることで、お客様へ好印象を与える、腰板A(1)で使用者の腰の位置に調整し、デスクでの作業を行う場合、腰にそれをあてる、もしくは寄りかかる事で座るとゆう動作が無くなり従来の椅子に要したスペースの削減になる、サイドフレーム(5)を、ワンアームで使用するので足回りも広く取れ空間の有効利用が出来るようになる、立ち作業接客によりカウンターが必然的に高くなる、このことが防犯性の向上にもつながる、しかしこの場合、老人子供用窓口も必要、図5のように腰板A(1)を回転させることで次動作への円滑性を高めることが出来る。図4のように腰を腰板A(1)につけて寄りかかった状態にすると、重心が移動し足腰への負担が軽減される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
図6の部品構成図により実施の形態を説明する。(1)の腰板Aに腰の形状にあわせることができるようアジャスターを取付、固定具にて回転軸に取り付ける、サイドフレーム(5)は反発力のある金物にて製作、下部にスライドレールにスライドさせるための部品を設置しフットレスト及びスライドストップ用器具も取付ける、上部は、腰板Aの回転軸を差し込む為のジョイント部(7)を設置する、スライドレール(6)は床面に固定しサイドフレーム(5)の安定とスライドを可能にする。
【実施例】
【0007】
官庁関係窓口、銀行証券会社等の接客を必要とし、尚且つ立ち作業の方が効率適な作業となる場所や立ち作業のみの場所においても使用可能である。
[書類名] 図面の説明
【図面の簡単な説明】
【図1】立ち姿勢応対接客の為の重心移動補助器具の立体図
【図2】立ち姿勢応対接客の為の重心移動補助器具の側面図。腰板Bの詳細図
【図3】立ち姿勢応対接客の為の重心移動補助器具の折りたたみ式フットレスト指示図
【図4】立ち姿勢応対接客の為の重心移動補助器具の使用側面図
【図5】立ち姿勢応対接客の為の重心移動補助器具の腰板部可動図
【図6】立ち姿勢応対接客の為の重心移動補助器具の部品展開図
【符号の説明】
1 腰板A
2 回転軸
3 固定具
4 伸縮用ストッパー
5 サイドフレーム
6 スライドレール
7 ジョイント部
8 可動部
9 腰板B
10継ぎ部
11折りたたみ式フットレスト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アジャスター付腰板A(1)を回転軸(2)に固定具(3)により、取付け高さ調整の為ストッパー(4)を設け、サイドフレーム(5)の上部にある回転軸インサート用ジョイント部(7)に、インサートする、アジャスター付腰板A(1)は、取外し可能でサイドフレーム(5)の前後スライド用スライドレール(6)を固定し、その内部にサイドフレーム(5)をスライド設置する、荷重がスライドレール(6)にかかるとストッパーが作用する、サイドフレーム(5)内側面に折りたたみ式フットレスト(11)を備えた、立ち姿勢、応対接客の為の重心移動補助器具。
【請求項2】
腰板B(9)は、可動部(8)と継ぎ部(10)に分かれ角度調整ができ、でん部を支持する特徴を備えた、立ち姿勢、応対接客の為の重心移動補助器具の簡易座付き腰板。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2007−117685(P2007−117685A)
【公開日】平成19年5月17日(2007.5.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−336323(P2005−336323)
【出願日】平成17年10月24日(2005.10.24)
【出願人】(505431558)