説明

立体明示物

【課題】 従来の立体明示物には、例えば自動販売機の商品サンプルモデルがあるが、商品サンプルモデルの周囲に照明器具を設置して、夜間や暗い場所でも商品を識別できるようにしているため、電気が無いと夜間や暗い場所では商品が全く識別できないという問題があった。また、電力事情を考え東京都の自動販売機は照明を付ける事が難しく、店舗内も節電で暗くなり、商品の識別が困難になってしまった。
【解決手段】 図2に示すように、立体サンプルモデル1の背面に蓄光シート又は蓄光塗装パネルからなる蓄光背面板2を組み合わせた立体明示物とすることで、夜間や暗い場所でも立体サンプルモデルを識別しやすくすることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
電気を使わなくても夜や暗い場所でも識別し易い立体明示物。
【背景技術】
【0002】
従来の立体明示物には、例えば自動販売機の商品サンプルモデルがあるが、商品サンプルモデルの周囲に照明器具を設置して、夜間や暗い場所でも商品を識別できるようにしているものがある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
以上に述べた従来の立体明示物では電気が無いと夜間や暗い場所では商品が全く識別できない状態であった。また、電力事情を考え東京都の自動販売機は照明を付ける事が難しく、店舗内も節電で暗くなり、商品の識別が困難になってしまった。
【0004】
本発明は電気を使わず、夜間や暗い場所でも立体サンプルモデルを識別し易くする事を目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
図1に示すように、立体サンプルモデル1の背面に蓄光シート又は蓄光塗装パネルからなる蓄光背面板2を組み合わせることで、立体サンプルモデルを識別しやすくした立体明示物である。
【発明の効果】
【0006】
全く電気を必要とせずに、夜間や暗い場所でも立体サンプルモデルが識別し易くなる。
【実施例】
【実施例1】
【0007】
立体サンプルモデル1に、蓄光背面板2を接着して一体化し、店舗や自動販売機の商品サンプルとして用いる。
【実施例2】
【0008】
立体サンプルモデル1は、図1のような飲料の商品サンプルに限らず、動物やキャラクターのモデルとして作成し、一般家庭などで用いる照明器具とすることもできる。
【実施例3】
【0009】
または、蓄光背面板2を店舗や自動販売機の展示室に取付け、その前面に一つもしくは複数個の立体サンプルモデル1を取付けて商品サンプルとして用いる。立体サンプルモデル1の取付けには、はがせる両面テープや弱粘着の接着剤を用い、着脱可能とすることで、立体サンプルモデル1の変更が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の実施形態を示す説明図
【図2】本立体明示物を斜め前方から見た外観図
【符号の説明】
【0011】
1 立体サンプルモデル
2 蓄光背面板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
立体サンプルモデルに蓄光背面板を組み合わせて、夜間や暗い場所でも立体サンプルモデルを視認しやすくした立体明示物。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2012−243296(P2012−243296A)
【公開日】平成24年12月10日(2012.12.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−128667(P2011−128667)
【出願日】平成23年5月24日(2011.5.24)
【出願人】(596146500)株式会社ディアンドディ スタジオ (1)
【出願人】(511140068)株式会社新栄プロセス社 (1)
【出願人】(511140172)株式会社アメックス (1)
【Fターム(参考)】