説明

立体骨格と生地で構成される服

【課題】ベルト状骨格と生地素材を用いて作成する服。
【解決手段】人体や動物の外形主要部分にベルト状の骨格を縦横斜めに配し、交差部分を止める事により、立体骨格を構成し、その骨格間に生地素材を止める事により、構成することで、従来の服製作にない新しい構造となり、堅牢である。ベルト状骨格、生地素材に従来の生地以外のものが使用できる為、生地に変わるものを使用し、機能や性能を服に装着する事も出来き、構造上生地の取り外しも可能となる為、機能ある素材も取り付け可能な服となる。構造上、従来に無い形状変化を服に与えることが出来る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ベルト状態の立体骨格を持つ衣服で、生地素材を、その立体骨格に取り付けた服。
【背景技術】
【0002】
服は、一般に生地素材を体型採寸し、これを生地に分割し縫製して作成され、
基本的に服としての形をなす。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
以上のような従来の服には、次のような解決すべき課題があった。
1、生地を縫製する作り方の為、特殊なデザインが作りにくい。
2、体の体型に支配され、柔らかい材質だけで構成される為、外形的変化を作りにくい
3、生地の質に支配される為、堅牢性に欠ける。
4、縫製が可能な生地を主体として製作しなければならない。

【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は以上の点を解決するために、次のような構成を採用する。
構成1
ベルト状の素材で構成された立体骨格とその骨格空間を連結する生地で構成される服。
【0005】
構成2
骨格は、肩や腰など体の外形を基本として縦横斜めの立体構造となる。
【0006】
構成3
ちぎれない強度のあるひも状、ベルト状のある素材で、体を最低限の網上に骨格構成する
【発明の効果】
【0007】
本発明の服には次のような効果がある。
具体例と効果
1、立体骨格の間に生地素材が取り付けられるので、服としての機能をはたす。
2、構成される立体骨格は、体の主要場所の寸法で、決定されるので、容易に立体骨格が完成する。
3、構成された骨格は骨格の縦横斜めなどの骨格で囲まれた隙間が出来る。
この隙間に生地素材を取り付けることで服となす。
4、およそ骨格に取り付け可能な物は、生地素材となるので、生地素材は、従来の素材
以外のものも使用できる為、生地以外のものを使用し、機能や性能を服に装着する
事も出来るし構造上生地の取り外しも可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明を図の具体例を用いて詳細に説明する。
【実施例】
【0009】
図1に、本発明の服の具体例斜視図を示す。
図の服は、立体骨格全体5を示し、骨格1と骨格2と生地素材3とから構成される。
骨格1と骨格2の交差点は、止め具4で止める。止め具4は、交差点を止める物であって、材質は自由であり、また骨格1と骨格2に生地素材3を止める場合も材質は自由であり、構造上生地素材3の取り外しも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】この発明の服の具体例斜視図を示す。
【符号の説明】
【0011】
1 骨格1
2 骨格2
3 生地素材3
4 止め具または固定部分4
5 立体骨格全体5




【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベルト状の帯やひもを交差部分で固定し立体骨格を形成し、立体骨格の骨格と成すベルト状の帯やひもで囲まれた部分に生地を取り付けた服。
【請求項2】
人体や動物の外形上基本となる部分を囲むベルト状の帯で立体骨格を形成し、その骨格上に取り付けた生地素材で服となす。
【請求項3】
立体骨格を形成し、この骨格に取り付ける生地は、取り付け可能な物、装着可能な物を指し、およそ取り付け可能であれば、生地として成立する。



【図1】
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【公開番号】特開2010−126827(P2010−126827A)
【公開日】平成22年6月10日(2010.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−300931(P2008−300931)
【出願日】平成20年11月26日(2008.11.26)
【出願人】(304008131)
【Fターム(参考)】