端末アプリケーション検索システム
【課題】
USIMに格納されているカードアプリケーション(以下カードアプリと呼ぶ)は携帯端末に格納されている端末アプリケーション(以下端末アプリと呼ぶ)と連携してサービスを提供する。端末アプリは必要に応じて利用者がダウンロードして利用する。機種変更時にUSIMを新機種に移すのにともなってカードアプリも一緒に移動することになる。しかしながら機種変更後の新機種にはまだ対応する携帯端末アプリケーションがインストールされていないためこれまで利用していたカードアプリケーションの機能が利用できない。
【解決手段】
USIM内に格納されているカードアプリのカードアプリ固有情報と、端末固有情報を検索システムに渡し、検索システムはそれらの情報を基にして対応可能な端末アプリ情報を検索結果として携帯端末に送り、携帯端末に検索結果を表示させ、利用者は必要に応じて選択しダウンロード手続きを行う。
USIMに格納されているカードアプリケーション(以下カードアプリと呼ぶ)は携帯端末に格納されている端末アプリケーション(以下端末アプリと呼ぶ)と連携してサービスを提供する。端末アプリは必要に応じて利用者がダウンロードして利用する。機種変更時にUSIMを新機種に移すのにともなってカードアプリも一緒に移動することになる。しかしながら機種変更後の新機種にはまだ対応する携帯端末アプリケーションがインストールされていないためこれまで利用していたカードアプリケーションの機能が利用できない。
【解決手段】
USIM内に格納されているカードアプリのカードアプリ固有情報と、端末固有情報を検索システムに渡し、検索システムはそれらの情報を基にして対応可能な端末アプリ情報を検索結果として携帯端末に送り、携帯端末に検索結果を表示させ、利用者は必要に応じて選択しダウンロード手続きを行う。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯電話を含む携帯端末に対して、アプリケーションをダウンロードするための技術に関する。その中でも特に、接触ICカード(USIM)を用いたシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
現在、携帯端末で利用する音楽や映像のデータをPCにバックアップしておき、情報をリストアすることがなされている。
【0003】
また、このようなバックアップに関する従来技術として、特開2001−285954号公報(特許文献1)がある。この公報には、「携帯型電話機(以下携帯端末と呼ぶ)において、ユーザーが特に意識してバックアップのための作業をしなくてもデータの消失を防止して再利用し、携帯端末の故障や買い替えにも簡易に対応する。」とある。バックアップ情報はバックアップ装置に保管している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2001−285954号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
現在、携帯端末では、USIMが利用されている。USIMに格納されているカードアプリケーションは携帯端末に格納されている端末アプリケーションと連携してサービスを提供する。端末アプリケーションは必要に応じて利用者がダウンロードして利用する。機種変更時にUSIMを新機種に移すのにともなってカードアプリケーションも一緒に移動することになる。しかしながら機種変更後の新機種にはまだ対応する端末アプリケーションがインストールされていないためこれまで利用していたカードアプリケーションの機能が利用できない。特許文献1のようにバックアップシステムに保管する方式では利用者ごとに情報を管理しなければならず、システム運用者の負担が大きくなる。また、端末OSが異なる機種変更もの場合PCに保管してある端末アプリケーションが利用できない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そこで、本発明では、記憶媒体、例えば、USIMに格納されている携帯端末のアプリケーションの環境(特性)を含む端末情報に応じたアプリケーションをダウンロードするものである。より詳細には、USIM内に格納されているカードアプリケーションのカードアプリケーション固有情報と、端末固有情報を検索システムに渡し、検索システムはそれらの情報を基にして対応可能な端末アプリケーション情報を検索結果として特定する。なお、この検索結果を携帯端末に送り、携帯端末に検索結果を表示させ、利用者からの選択の応じてダウンロードを行うことも本発明の一態様に含まれる。
【発明の効果】
【0007】
カードアプリケーションと端末情報を利用して適切な端末アプリケーションのダウンロードを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明が適用される環境の一実施形態を示す全体構成図である。
【図2】携帯端末の一実施形態を示すブロック図である。
【図3】検索システムの一実施形態を示すブロック図である。
【図4】ダウンロードシステムの一実施形態を示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施形態における全体の処理を示すシーケンスフローである。
【図6】機器情報を示すブロック図である。
【図7】AIDを示すブロック図である。
【図8】許可機器を検索するためのテーブルである。
【図9】独自カードアプリ許可フラグを示すブロック図である。
【図10】許可イシュア識別IDを検索するためのテーブルである。
【図11】AIDに対応する端末アプリを検索するためのテーブルである。
【図12】アプリ基本情報に関するテーブルである。
【図13】携帯端末にインストール済みの端末アプリを検索するためのテーブルである。
【図14】アプリデータ部内のブロック図である。
【図15】検索依頼の際のフローチャートである。
【図16】検索依頼を受け取った後、検索結果を送信するまでのフローチャートである。
【図17】図16の中で、特に検索処理に関するフローチャートである
【図18】図5の中で、特に検索結果を受け取った後の検索結果表示処理における表示データ取出に関するフローチャートである。
【図19】検索依頼メッセージを示すブロック図である。
【図20】検索結果メッセージを示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施例を図面を用いて説明する。
【実施例1】
【0010】
本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0011】
まず、本実施の形態におけるシステム構成図を図1に示す。携帯端末120はネットワーク110を介して携帯端末の利用形態に即した端末アプリケーション(以下では端末アプリケーションの事を端末アプリと記載する。)を検索するための検索システム100に接続する。ここでネットワーク110は携帯電話の回線や、インターネットなどをさす。携帯端末120は、また、実際に端末アプリをダウンロードするためのダウンロードシステム100にもネットワーク110経由で接続する。USIMカード140は携帯端末140に接続して用いられる。USIMカード140内にはカードOS150が格納されており、カードOS150上にはカードアプリケーション160が搭載されている。(以下ではカードアプリケーションの事を単にカードアプリと記載する。)カードアプリはUSIMカード140上に複数搭載されていてもよい。カードアプリ160内には一意に識別できるようにアプリケーション識別ID170が格納されている(以下ではアプリケーション識別ID170の事をAIDと記載する)。
【0012】
図2は、本実施例で用いられる携帯端末140の構成図である。携帯端末140はCPU210、キーボード220、モニタ230、制御部240、USIMリーダ250、通信部260、非接触リーダ270、処理部280、メモリ290からなる。処理部280には検索にかかわるクライアント処理を行う検索処理部282、ダウンロードシステム130との間でダウンロード処理を行うダウンロード処理部284、検索結果を画面表示用データに加工する表示用データ加工部286がある。メモリ290には機器情報を保管してある機器情報管理部292、検索システムのURLが保管されている問合せ先データ部294、すでに携帯端末140にインストールされている携帯アプリ情報を保管しているインストール済情報管理部296からなる。
【0013】
図3は、本実施例で用いられる検索システム100の構成図である。検索システム100はCPU310、通信部320、制御部330、メモリ340、処理部350からなる。メモリ340にはダウンロード方式、ダウンロード可能な端末アプリを検索するための照合データを保管している照合データ部342、検索を許可する機器や、検索アプリのイシュア情報などを保管している許可情報管理部344がある。処理部350にはダウンロード可能な端末アプリに関する検索処理を行う検索処理部352、携帯端末140に送信するための検索結果データを作成するためのデータ加工部354がある。なお、本検索システム100は、いわゆるコンピュータで実現され、各構成要件はプログラムに従ってその処理を実行可能である。
【0014】
図4は、本実施例で用いられるダウンロードシステム100の構成図である。ダウンロードシステム100はCPU410、通信部420、制御部430、メモリ440、処理部450からなる。メモリ440にはアプリケーションを保管してあるアプリデータ部445がある。処理部450には実際のダウンロードを制御するダウンロード処理部455がある。
【0015】
以下、システムの処理を図5のシーケンスフローに従って説明する。
図15は、携帯端末140が検索システム100へステップ515にて検索依頼を送付するまでのフローチャートである。図7はAID170のブロック図である。カードアプリを発行したイシュアを識別するためのイシュア識別ID710と、イシュア識別IDと組み合わせてカードアプリを識別するアカウント番号720からなる。検索開始後、USIMカード140内に格納されているすべてのカードアプリのAID170を取得する。(ステップ1505)そのために携帯端末140はUSIMカードに格納されているカードアプリのAIDを取得するコマンドを送信し(ステップ505)、カードアプリは格納されているAIDを携帯端末に送信する(ステップ510)。
【0016】
図6は、本実施例で用いられる機器情報を示すブロック図である。機器情報600は機器ID610、OS名630、OSバージョン630からなる。また、携帯端末は機器情報管理部292から機器情報600を取り出し(ステップ1610)、当該機器情報600とステップ1505で取得した検索対象AIDリスト1906からなる、図19で表現されている検索依頼メッセージを検索システム100へ送信する(ステップ1620、ステップ515)。
【0017】
図16は、検索システム100がステップ515にて検索依頼情報を受取ってから端末装置120へ検索結果を送付する(ステップ520)までのフローチャートである。
【0018】
図8は、許可機器IDテーブルである。許可機器IDテーブルは許可機器ID810のリストからなる。検索システム100は携帯端末140から取得した機器ID610をキーにして機器許可IDデーブルと照合する(ステップ1605)。一致するものがあるかどうか確認し(ステップ1610)、一致するものが存在しなかった場合、サポート対象外機器である旨のメッセージを携帯端末に送信する(ステップ1615)。携帯端末140はそのメッセージを表示して終了する。一致するものが存在した場合、携帯端末140から取得した検索対象AIDリスト1906内のAIDすべてに対して検索処理を行う。(ステップ1620)
図17は、ステップ1620での検索処理に関して一つのAIDに関する処理に関するフローチャートである。実際には図17のフローチャートを携帯端末140から取得したAID170それぞれに対して処理を行う。AID170の先頭バイトを取り出し(ステップ1705)、そのバイトが未登録AID,つまり国際機関に登録されていない独自カードアプリかどうかを確認する。具体的には“F”かどうか確認する(ステップ1710)。なお、この取り出す情報(バイト)は、先頭以外でも構わないし、複数バイトでも構わない。
【0019】
図9は、許可情報管理部内に格納されている独自カードアプリを許可するかを示すフラグのブロック図である。未登録AID許可フラグ910からなる。未登録AIDだった場合、未登録AID許可フラグ910を参照し、未登録AIDを受け付けるかどうかを確認する(ステップ1720)。受け付ける場合はそのAIDに対する検索処理を続けるが、受け付けない場合は現在の検索処理を終了し、次のAIDの検索処理に移る。
【0020】
図10は、許可イシュア識別IDを検索するためのテーブルである。許可イシュア識別ID1010からなる。ステップ1710にて未登録AIDではなかった場合、許可イシュア識別IDを参照し、検索対象AID内のイシュア識別ID710と一致するかどうか確認する(ステップ1715)。一致した場合は検索対象AIDに対する検索処理を続けるが、一致しない場合は現在の検索処理を終了し、次のAIDの検索処理に移る。
【0021】
図11は、AIDに対応する端末アプリを検索するためのテーブルである。AID1105とアプリID1110からなる。ステップ1715またはステップ1720にて検索対象AIDに対する検索処理を続けると判断した場合、検索対象AIDをキーにして照合データ部342に格納されている端末アプリを検索するためのテーブルと照合し、AID1105に対応するアプリIDがあるかどうかを検索する(ステップ1725)。存在しなかった場合、現在の検索処理を終了し、次の検索対象AIDの検索処理に移る。
【0022】
図12は、アプリ基本情報に関するテーブルである。本テーブルはアプリID1205、アプリ名1210、OS名1215、サポートOSバージョン1220、アプリバージョン1225、参照アドレス1230、記載事項1235からなる。ステップ1725にてAID1105に対応するアプリIDが存在した場合、アプリID1110と、検索対象のOS名をキーにしてアプリ基本情報に関するテーブルから対応したアプリ基本情報を検索し(ステップ1727)、取得できたかどうか判定する(ステップ1728)。取得できなかった場合、現在の検索処理を終了し、次の検索対象AIDの検索処理に移る。取得できた場合、検索対象OSバージョンとサポートOSバージョン1220を比較し、サポートOSバージョン1220値以上、つまりバージョンが新しいことを確認する。検索対象OSバージョン値以上の場合、データ加工部354にて基本アプリ情報からOS名1215とサポートOSバージョン1220を削除したもの送信データに追加する(ステップ1735)。
【0023】
サポートOSバージョン値よりも小さい場合は現在の検索処理を終了し、次の検索対象AIDの検索処理に移る。
【0024】
検索対象AIDすべてに関して検索処理(ステップ1620)が終了した場合、携帯端末140に対して検索結果メッセージを送信する(ステップ1625、ステップ520)。
【0025】
図20は、検索結果メッセージを示すブロック図である。基本アプリ情報からOS名1215とサポートOSバージョン1220を削除したもののリストから構成される。
【0026】
携帯端末140は検索結果メッセージを取得後に検索結果表示前処理(ステップ525)を行う。
【0027】
図18は、ステップ525での処理に関して一つの検索結果に関する処理に関するフローチャートである。実際には図18のフローチャートを検索結果すべてに関して処理を行う。
【0028】
図13は、携帯端末にインストール済みの端末アプリを検索するためのテーブルである。インストール済みアプリID1305とそれに紐づいたアプリバージョン1310がある。検索結果内のアプリID1205をキーにしてインストール済情報管理部296に格納されているインストール済みの端末アプリテーブルと照合し(ステップ1805)、一致するアプリIDが存在するか確認する(ステップ1810)。存在した場合、検索結果内端末アプリのバージョン1225と、アプリID1205と一致したアプリID1305に紐づいたアプリバージョン1310を比較し、検索結果内端末アプリバージョン1225が大きい、つまり新しいバージョンであるか確認する(ステップ1815)。新しいバージョンだった場合、検索結果を表示用データ加工部296を用いて表示用データとして登録する(ステップ1820)。
【0029】
検索結果のそれぞれに関して検索結果表示前処理(ステップ525)が終了した場合、その結果を表示用データをモニタ230に表示させる(ステップ527)。利用者がダウンロードしたい端末アプリを選択した場合、これの指定を受付け(ステップ530)、ダウンロード依頼を選択した端末アプリの参照アドレス1230に対応するダウンロードシステム130へ送信する(ステップ535)。本実施例では、参照アドレス内に引数として携帯端末140に適した端末アプリをダウンロードできるような情報を持たせ、携帯端末140経由でダウンロードシステム130に渡す(送信する)ことを想定している。
【0030】
ダウンロードシステム130は、参照アドレス内の引数をもとにダウンロードを開始する(ステップ540)。その際は、必要に応じてダウンロードシステム130と端末装置140の間は複数のメッセージをやりとりする場合もある。ダウンロードシステム130はダウンロード終了後、ダウンロード終了メッセージを送信し(ステップ545)、携帯端末は端末アプリをインストールし(ステップ547)、インストール終了後、インストール済みアプリリストへアプリIDとバージョン情報を登録し(ステップ550)、処理を終了する。
【符号の説明】
【0031】
100 検索システム
110 ネットワーク
120 携帯端末
130 ダウンロードシステム
140 USIMカード
150 カードOS
160 カードアプリ
170 AID
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯電話を含む携帯端末に対して、アプリケーションをダウンロードするための技術に関する。その中でも特に、接触ICカード(USIM)を用いたシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
現在、携帯端末で利用する音楽や映像のデータをPCにバックアップしておき、情報をリストアすることがなされている。
【0003】
また、このようなバックアップに関する従来技術として、特開2001−285954号公報(特許文献1)がある。この公報には、「携帯型電話機(以下携帯端末と呼ぶ)において、ユーザーが特に意識してバックアップのための作業をしなくてもデータの消失を防止して再利用し、携帯端末の故障や買い替えにも簡易に対応する。」とある。バックアップ情報はバックアップ装置に保管している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2001−285954号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
現在、携帯端末では、USIMが利用されている。USIMに格納されているカードアプリケーションは携帯端末に格納されている端末アプリケーションと連携してサービスを提供する。端末アプリケーションは必要に応じて利用者がダウンロードして利用する。機種変更時にUSIMを新機種に移すのにともなってカードアプリケーションも一緒に移動することになる。しかしながら機種変更後の新機種にはまだ対応する端末アプリケーションがインストールされていないためこれまで利用していたカードアプリケーションの機能が利用できない。特許文献1のようにバックアップシステムに保管する方式では利用者ごとに情報を管理しなければならず、システム運用者の負担が大きくなる。また、端末OSが異なる機種変更もの場合PCに保管してある端末アプリケーションが利用できない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そこで、本発明では、記憶媒体、例えば、USIMに格納されている携帯端末のアプリケーションの環境(特性)を含む端末情報に応じたアプリケーションをダウンロードするものである。より詳細には、USIM内に格納されているカードアプリケーションのカードアプリケーション固有情報と、端末固有情報を検索システムに渡し、検索システムはそれらの情報を基にして対応可能な端末アプリケーション情報を検索結果として特定する。なお、この検索結果を携帯端末に送り、携帯端末に検索結果を表示させ、利用者からの選択の応じてダウンロードを行うことも本発明の一態様に含まれる。
【発明の効果】
【0007】
カードアプリケーションと端末情報を利用して適切な端末アプリケーションのダウンロードを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明が適用される環境の一実施形態を示す全体構成図である。
【図2】携帯端末の一実施形態を示すブロック図である。
【図3】検索システムの一実施形態を示すブロック図である。
【図4】ダウンロードシステムの一実施形態を示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施形態における全体の処理を示すシーケンスフローである。
【図6】機器情報を示すブロック図である。
【図7】AIDを示すブロック図である。
【図8】許可機器を検索するためのテーブルである。
【図9】独自カードアプリ許可フラグを示すブロック図である。
【図10】許可イシュア識別IDを検索するためのテーブルである。
【図11】AIDに対応する端末アプリを検索するためのテーブルである。
【図12】アプリ基本情報に関するテーブルである。
【図13】携帯端末にインストール済みの端末アプリを検索するためのテーブルである。
【図14】アプリデータ部内のブロック図である。
【図15】検索依頼の際のフローチャートである。
【図16】検索依頼を受け取った後、検索結果を送信するまでのフローチャートである。
【図17】図16の中で、特に検索処理に関するフローチャートである
【図18】図5の中で、特に検索結果を受け取った後の検索結果表示処理における表示データ取出に関するフローチャートである。
【図19】検索依頼メッセージを示すブロック図である。
【図20】検索結果メッセージを示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施例を図面を用いて説明する。
【実施例1】
【0010】
本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0011】
まず、本実施の形態におけるシステム構成図を図1に示す。携帯端末120はネットワーク110を介して携帯端末の利用形態に即した端末アプリケーション(以下では端末アプリケーションの事を端末アプリと記載する。)を検索するための検索システム100に接続する。ここでネットワーク110は携帯電話の回線や、インターネットなどをさす。携帯端末120は、また、実際に端末アプリをダウンロードするためのダウンロードシステム100にもネットワーク110経由で接続する。USIMカード140は携帯端末140に接続して用いられる。USIMカード140内にはカードOS150が格納されており、カードOS150上にはカードアプリケーション160が搭載されている。(以下ではカードアプリケーションの事を単にカードアプリと記載する。)カードアプリはUSIMカード140上に複数搭載されていてもよい。カードアプリ160内には一意に識別できるようにアプリケーション識別ID170が格納されている(以下ではアプリケーション識別ID170の事をAIDと記載する)。
【0012】
図2は、本実施例で用いられる携帯端末140の構成図である。携帯端末140はCPU210、キーボード220、モニタ230、制御部240、USIMリーダ250、通信部260、非接触リーダ270、処理部280、メモリ290からなる。処理部280には検索にかかわるクライアント処理を行う検索処理部282、ダウンロードシステム130との間でダウンロード処理を行うダウンロード処理部284、検索結果を画面表示用データに加工する表示用データ加工部286がある。メモリ290には機器情報を保管してある機器情報管理部292、検索システムのURLが保管されている問合せ先データ部294、すでに携帯端末140にインストールされている携帯アプリ情報を保管しているインストール済情報管理部296からなる。
【0013】
図3は、本実施例で用いられる検索システム100の構成図である。検索システム100はCPU310、通信部320、制御部330、メモリ340、処理部350からなる。メモリ340にはダウンロード方式、ダウンロード可能な端末アプリを検索するための照合データを保管している照合データ部342、検索を許可する機器や、検索アプリのイシュア情報などを保管している許可情報管理部344がある。処理部350にはダウンロード可能な端末アプリに関する検索処理を行う検索処理部352、携帯端末140に送信するための検索結果データを作成するためのデータ加工部354がある。なお、本検索システム100は、いわゆるコンピュータで実現され、各構成要件はプログラムに従ってその処理を実行可能である。
【0014】
図4は、本実施例で用いられるダウンロードシステム100の構成図である。ダウンロードシステム100はCPU410、通信部420、制御部430、メモリ440、処理部450からなる。メモリ440にはアプリケーションを保管してあるアプリデータ部445がある。処理部450には実際のダウンロードを制御するダウンロード処理部455がある。
【0015】
以下、システムの処理を図5のシーケンスフローに従って説明する。
図15は、携帯端末140が検索システム100へステップ515にて検索依頼を送付するまでのフローチャートである。図7はAID170のブロック図である。カードアプリを発行したイシュアを識別するためのイシュア識別ID710と、イシュア識別IDと組み合わせてカードアプリを識別するアカウント番号720からなる。検索開始後、USIMカード140内に格納されているすべてのカードアプリのAID170を取得する。(ステップ1505)そのために携帯端末140はUSIMカードに格納されているカードアプリのAIDを取得するコマンドを送信し(ステップ505)、カードアプリは格納されているAIDを携帯端末に送信する(ステップ510)。
【0016】
図6は、本実施例で用いられる機器情報を示すブロック図である。機器情報600は機器ID610、OS名630、OSバージョン630からなる。また、携帯端末は機器情報管理部292から機器情報600を取り出し(ステップ1610)、当該機器情報600とステップ1505で取得した検索対象AIDリスト1906からなる、図19で表現されている検索依頼メッセージを検索システム100へ送信する(ステップ1620、ステップ515)。
【0017】
図16は、検索システム100がステップ515にて検索依頼情報を受取ってから端末装置120へ検索結果を送付する(ステップ520)までのフローチャートである。
【0018】
図8は、許可機器IDテーブルである。許可機器IDテーブルは許可機器ID810のリストからなる。検索システム100は携帯端末140から取得した機器ID610をキーにして機器許可IDデーブルと照合する(ステップ1605)。一致するものがあるかどうか確認し(ステップ1610)、一致するものが存在しなかった場合、サポート対象外機器である旨のメッセージを携帯端末に送信する(ステップ1615)。携帯端末140はそのメッセージを表示して終了する。一致するものが存在した場合、携帯端末140から取得した検索対象AIDリスト1906内のAIDすべてに対して検索処理を行う。(ステップ1620)
図17は、ステップ1620での検索処理に関して一つのAIDに関する処理に関するフローチャートである。実際には図17のフローチャートを携帯端末140から取得したAID170それぞれに対して処理を行う。AID170の先頭バイトを取り出し(ステップ1705)、そのバイトが未登録AID,つまり国際機関に登録されていない独自カードアプリかどうかを確認する。具体的には“F”かどうか確認する(ステップ1710)。なお、この取り出す情報(バイト)は、先頭以外でも構わないし、複数バイトでも構わない。
【0019】
図9は、許可情報管理部内に格納されている独自カードアプリを許可するかを示すフラグのブロック図である。未登録AID許可フラグ910からなる。未登録AIDだった場合、未登録AID許可フラグ910を参照し、未登録AIDを受け付けるかどうかを確認する(ステップ1720)。受け付ける場合はそのAIDに対する検索処理を続けるが、受け付けない場合は現在の検索処理を終了し、次のAIDの検索処理に移る。
【0020】
図10は、許可イシュア識別IDを検索するためのテーブルである。許可イシュア識別ID1010からなる。ステップ1710にて未登録AIDではなかった場合、許可イシュア識別IDを参照し、検索対象AID内のイシュア識別ID710と一致するかどうか確認する(ステップ1715)。一致した場合は検索対象AIDに対する検索処理を続けるが、一致しない場合は現在の検索処理を終了し、次のAIDの検索処理に移る。
【0021】
図11は、AIDに対応する端末アプリを検索するためのテーブルである。AID1105とアプリID1110からなる。ステップ1715またはステップ1720にて検索対象AIDに対する検索処理を続けると判断した場合、検索対象AIDをキーにして照合データ部342に格納されている端末アプリを検索するためのテーブルと照合し、AID1105に対応するアプリIDがあるかどうかを検索する(ステップ1725)。存在しなかった場合、現在の検索処理を終了し、次の検索対象AIDの検索処理に移る。
【0022】
図12は、アプリ基本情報に関するテーブルである。本テーブルはアプリID1205、アプリ名1210、OS名1215、サポートOSバージョン1220、アプリバージョン1225、参照アドレス1230、記載事項1235からなる。ステップ1725にてAID1105に対応するアプリIDが存在した場合、アプリID1110と、検索対象のOS名をキーにしてアプリ基本情報に関するテーブルから対応したアプリ基本情報を検索し(ステップ1727)、取得できたかどうか判定する(ステップ1728)。取得できなかった場合、現在の検索処理を終了し、次の検索対象AIDの検索処理に移る。取得できた場合、検索対象OSバージョンとサポートOSバージョン1220を比較し、サポートOSバージョン1220値以上、つまりバージョンが新しいことを確認する。検索対象OSバージョン値以上の場合、データ加工部354にて基本アプリ情報からOS名1215とサポートOSバージョン1220を削除したもの送信データに追加する(ステップ1735)。
【0023】
サポートOSバージョン値よりも小さい場合は現在の検索処理を終了し、次の検索対象AIDの検索処理に移る。
【0024】
検索対象AIDすべてに関して検索処理(ステップ1620)が終了した場合、携帯端末140に対して検索結果メッセージを送信する(ステップ1625、ステップ520)。
【0025】
図20は、検索結果メッセージを示すブロック図である。基本アプリ情報からOS名1215とサポートOSバージョン1220を削除したもののリストから構成される。
【0026】
携帯端末140は検索結果メッセージを取得後に検索結果表示前処理(ステップ525)を行う。
【0027】
図18は、ステップ525での処理に関して一つの検索結果に関する処理に関するフローチャートである。実際には図18のフローチャートを検索結果すべてに関して処理を行う。
【0028】
図13は、携帯端末にインストール済みの端末アプリを検索するためのテーブルである。インストール済みアプリID1305とそれに紐づいたアプリバージョン1310がある。検索結果内のアプリID1205をキーにしてインストール済情報管理部296に格納されているインストール済みの端末アプリテーブルと照合し(ステップ1805)、一致するアプリIDが存在するか確認する(ステップ1810)。存在した場合、検索結果内端末アプリのバージョン1225と、アプリID1205と一致したアプリID1305に紐づいたアプリバージョン1310を比較し、検索結果内端末アプリバージョン1225が大きい、つまり新しいバージョンであるか確認する(ステップ1815)。新しいバージョンだった場合、検索結果を表示用データ加工部296を用いて表示用データとして登録する(ステップ1820)。
【0029】
検索結果のそれぞれに関して検索結果表示前処理(ステップ525)が終了した場合、その結果を表示用データをモニタ230に表示させる(ステップ527)。利用者がダウンロードしたい端末アプリを選択した場合、これの指定を受付け(ステップ530)、ダウンロード依頼を選択した端末アプリの参照アドレス1230に対応するダウンロードシステム130へ送信する(ステップ535)。本実施例では、参照アドレス内に引数として携帯端末140に適した端末アプリをダウンロードできるような情報を持たせ、携帯端末140経由でダウンロードシステム130に渡す(送信する)ことを想定している。
【0030】
ダウンロードシステム130は、参照アドレス内の引数をもとにダウンロードを開始する(ステップ540)。その際は、必要に応じてダウンロードシステム130と端末装置140の間は複数のメッセージをやりとりする場合もある。ダウンロードシステム130はダウンロード終了後、ダウンロード終了メッセージを送信し(ステップ545)、携帯端末は端末アプリをインストールし(ステップ547)、インストール終了後、インストール済みアプリリストへアプリIDとバージョン情報を登録し(ステップ550)、処理を終了する。
【符号の説明】
【0031】
100 検索システム
110 ネットワーク
120 携帯端末
130 ダウンロードシステム
140 USIMカード
150 カードOS
160 カードアプリ
170 AID
【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯端末で利用する端末アプリケーションを検索する端末アプリケーション検索システムにおいて、
前記携帯端末から、前記携帯端末の記憶媒体であるUSIMに格納された当該携帯端末で利用する端末アプリケーションの特性を含む端末情報を受信する手段と、
前記端末情報を用いて、前記携帯端末で使用可能な端末アプリケーションが存在するかを検索する手段とを有することを特徴とする端末アプリケーション検索システム。
【請求項2】
請求項1に記載の端末アプリケーション検索システムにおいて、
前記受信する手段は、前記端末情報として前記アプリケーションの特性であるアプリケーション識別情報および当該携帯端末を特定する端末固有情報を受信することを特徴とする端末アプリケーション検索システム。
【請求項3】
請求項2に記載の端末アプリケーション検索システムにおいて、
さらに、端末アプリケーション毎にアプリケーション識別情報を記憶する手段を有し、
前記検索する手段は、送信される前記アプリケーション識別情報が、前記記憶する手段に記憶されているかを検索することを特徴とする端末アプリケーション検索システム。
【請求項4】
請求項3に記載の端末アプリケーション検索システムにおいて、
前記アプリケーション識別情報は、その所定位置に対応する端末アプリケーションが独自アプリケーションか否かを示すデータを含み、
前記検索する手段は、独自アプリケーションでない場合に、前記検索を実行することを特徴とする端末アプリケーション検索システム。
【請求項5】
請求項4に記載の端末アプリケーション検索システムにおいて、
前記検索する手段は、独自アプリケーションである場合でも、予め設定された許可イシュアIDが、前記送信された前記アプリケーション識別情報に含まれる場合、前記検索を実行することを特徴刷る端末アプリケーション検索システム。
【請求項6】
携帯端末で利用する端末アプリケーションを検索する端末アプリケーション検索システムを用いた端末アプリケーション検索方法において、
前記端末アプリケーション検索システムは、
前記携帯端末から、前記携帯端末の記憶媒体であるUSIMに格納された当該携帯端末で利用する端末アプリケーションの特性を含む端末情報を受信し、
前記端末情報を用いて、前記携帯端末で使用可能な端末アプリケーションが存在するかを検索することを特徴とする端末アプリケーション検索方法。
【請求項7】
請求項6に記載の端末アプリケーション検索方法において、
前記受信は、前記端末情報として前記アプリケーションの特性であるアプリケーション識別情報および当該携帯端末を特定する端末固有情報を受信することを特徴とする端末アプリケーション検索方法。
【請求項8】
請求項7に記載の端末アプリケーション検索方法において、
前記端末アプリケーション検索システムは、端末アプリケーション毎にアプリケーション識別情報を記憶する手段を有し、
前記検索は、送信される前記アプリケーション識別情報が、前記記憶する手段に記憶されているかを検索することを特徴とする端末アプリケーション検索方法。
【請求項9】
請求項8に記載の端末アプリケーション検索方法において、
前記アプリケーション識別情報は、その所定位置に対応する端末アプリケーションが独自アプリケーションか否かを示すデータを含み、
前記検索において、独自アプリケーションでない場合に、前記検索を実行することを特徴とする端末アプリケーション検索方法。
【請求項10】
請求項9に記載の端末アプリケーション検索方法において、
前記検索において、独自アプリケーションである場合でも、予め設定された許可イシュアIDが、前記送信された前記アプリケーション識別情報に含まれる場合、前記検索を実行することを特徴刷る端末アプリケーション検索方法。
【請求項1】
携帯端末で利用する端末アプリケーションを検索する端末アプリケーション検索システムにおいて、
前記携帯端末から、前記携帯端末の記憶媒体であるUSIMに格納された当該携帯端末で利用する端末アプリケーションの特性を含む端末情報を受信する手段と、
前記端末情報を用いて、前記携帯端末で使用可能な端末アプリケーションが存在するかを検索する手段とを有することを特徴とする端末アプリケーション検索システム。
【請求項2】
請求項1に記載の端末アプリケーション検索システムにおいて、
前記受信する手段は、前記端末情報として前記アプリケーションの特性であるアプリケーション識別情報および当該携帯端末を特定する端末固有情報を受信することを特徴とする端末アプリケーション検索システム。
【請求項3】
請求項2に記載の端末アプリケーション検索システムにおいて、
さらに、端末アプリケーション毎にアプリケーション識別情報を記憶する手段を有し、
前記検索する手段は、送信される前記アプリケーション識別情報が、前記記憶する手段に記憶されているかを検索することを特徴とする端末アプリケーション検索システム。
【請求項4】
請求項3に記載の端末アプリケーション検索システムにおいて、
前記アプリケーション識別情報は、その所定位置に対応する端末アプリケーションが独自アプリケーションか否かを示すデータを含み、
前記検索する手段は、独自アプリケーションでない場合に、前記検索を実行することを特徴とする端末アプリケーション検索システム。
【請求項5】
請求項4に記載の端末アプリケーション検索システムにおいて、
前記検索する手段は、独自アプリケーションである場合でも、予め設定された許可イシュアIDが、前記送信された前記アプリケーション識別情報に含まれる場合、前記検索を実行することを特徴刷る端末アプリケーション検索システム。
【請求項6】
携帯端末で利用する端末アプリケーションを検索する端末アプリケーション検索システムを用いた端末アプリケーション検索方法において、
前記端末アプリケーション検索システムは、
前記携帯端末から、前記携帯端末の記憶媒体であるUSIMに格納された当該携帯端末で利用する端末アプリケーションの特性を含む端末情報を受信し、
前記端末情報を用いて、前記携帯端末で使用可能な端末アプリケーションが存在するかを検索することを特徴とする端末アプリケーション検索方法。
【請求項7】
請求項6に記載の端末アプリケーション検索方法において、
前記受信は、前記端末情報として前記アプリケーションの特性であるアプリケーション識別情報および当該携帯端末を特定する端末固有情報を受信することを特徴とする端末アプリケーション検索方法。
【請求項8】
請求項7に記載の端末アプリケーション検索方法において、
前記端末アプリケーション検索システムは、端末アプリケーション毎にアプリケーション識別情報を記憶する手段を有し、
前記検索は、送信される前記アプリケーション識別情報が、前記記憶する手段に記憶されているかを検索することを特徴とする端末アプリケーション検索方法。
【請求項9】
請求項8に記載の端末アプリケーション検索方法において、
前記アプリケーション識別情報は、その所定位置に対応する端末アプリケーションが独自アプリケーションか否かを示すデータを含み、
前記検索において、独自アプリケーションでない場合に、前記検索を実行することを特徴とする端末アプリケーション検索方法。
【請求項10】
請求項9に記載の端末アプリケーション検索方法において、
前記検索において、独自アプリケーションである場合でも、予め設定された許可イシュアIDが、前記送信された前記アプリケーション識別情報に含まれる場合、前記検索を実行することを特徴刷る端末アプリケーション検索方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【公開番号】特開2012−70294(P2012−70294A)
【公開日】平成24年4月5日(2012.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−214667(P2010−214667)
【出願日】平成22年9月27日(2010.9.27)
【出願人】(000005108)株式会社日立製作所 (27,607)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年4月5日(2012.4.5)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年9月27日(2010.9.27)
【出願人】(000005108)株式会社日立製作所 (27,607)
【Fターム(参考)】
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