説明

端末装置、動画表示システム、及びプログラム

【課題】アイコン画像とともに動画像を表示できる端末装置、動画表示システム及びプログラムを提供する。
【解決手段】アプリケーションのアイコン画像を表示し、アイコン画像に対する操作によりアプリケーションを起動する起動画面を表示し、起動画面の表示中に実行され、アプリケーションが利用可能なグラフィカルユーザインタフェースのコンポーネント群よりも制限されたコンポーネント群であって、静止画像を表示するコンポーネントを含むコンポーネント群を利用して、サーバ装置から複数の静止画像データを受信し、静止画像を表示するコンポーネントに対して、当該受信した静止画像データの各々を、予め定めた時間ごとに切り替えて起動画面に表示させる端末装置である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、端末装置、動画表示システム、及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年では、携帯電話機などの端末装置において、一般的なオペレーティングシステムを動作させて各種アプリケーションを実行可能な、いわゆるスマートフォンと呼ばれるものがある。
【0003】
こうした端末装置では、電源投入直後、例えば待ち受け画面として、インストールされたアプリケーションに対応するアイコンを表示させ、このアイコンに対して予め定められた操作を行うことで、対応するアプリケーションを起動する画面(起動画面と呼ぶ)が表示されるのが一般的である。また、一部の端末装置においては、この起動画面の表示中に実行され、起動画面上に実行結果としての画像等を表示する、いわゆるウィジェットを表示可能としたものがある。
【0004】
このウィジェットは、一般的に、アプリケーションプログラムが利用可能なグラフィカルユーザインタフェースのコンポーネントのうち、制限されたもののみを用いて作成されている。例えば、アプリケーションプログラムが利用可能なグラフィカルユーザインタフェースのコンポーネントには、動画像を表示するためのコンポーネント(Android端末でいえば、VideoView)等が存在するが、ウィジェットではこのようなコンポーネントは使用可能となっていない。
【0005】
なお、引用文献1には、ウェブページにアクセスする際に、当該ウェブページに関連する情報をキャラクタとともに表示する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2002−259244号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
このように、上記従来の起動画面の表示においては、動画像(複数の静止画像を切り替えて表示するもの)は、表示できず、アプリケーションのアイコン画像とともに表示される動画像は、きわめて限られたもののみとなっていた。
【0008】
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、アイコン画像とともに動画像を表示できる端末装置、動画表示システム、及びプログラムを提供することを、その目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、端末装置であって、アプリケーションのアイコン画像を表示し、アイコン画像に対する操作によりアプリケーションを起動する起動画面を表示する起動画面表示手段と、前記起動画面の表示中に実行され、前記アプリケーションが利用可能なグラフィカルユーザインタフェースのコンポーネント群よりも制限されたコンポーネント群であって、静止画像を表示するコンポーネントを含むコンポーネント群を利用して、前記起動画面に画像を表示する画像表示手段と、を含み、前記画像表示手段は、無線通信網を介して予め定められたサーバ装置と通信して、当該サーバ装置から複数の静止画像データを逐次的に受信し、前記静止画像を表示するコンポーネントに対して、当該受信した静止画像データの各々を、予め定めた時間ごとに切り替えて前記起動画面に表示させるものである。
【0010】
また本発明の別の態様に係る動画表示システムは、端末装置と、サーバ装置とを含み、前記サーバ装置は、動画像データを受け入れる手段と、前記受け入れた動画像データをレンダリングして、動画像データの再生時に順次表示されるべき静止画像の群を作成する手段と、前記動画像データの再生時に、予め定めた時間ごとに表示されるべき複数の静止画像データを抽出する手段と、前記抽出した複数の静止画像データを、端末装置に対して配信する手段と、を備え、前記端末装置は、アプリケーションのアイコン画像を表示し、アイコン画像に対する操作によりアプリケーションを起動する起動画面を表示する起動画面表示手段と、前記起動画面の表示中に実行され、前記アプリケーションが利用可能なグラフィカルユーザインタフェースのコンポーネント群よりも制限されたコンポーネント群であって、静止画像を表示するコンポーネントを含むコンポーネント群を利用して、前記起動画面に画像を表示する画像表示手段と、を有し、当該端末装置の画像表示手段は、無線通信網を介して前記サーバ装置と通信して、当該サーバ装置から前記複数の静止画像データを逐次的に受信し、前記静止画像を表示するコンポーネントに対して、当該受信した静止画像データの各々を、予め定めた時間ごとに切り替えて前記起動画面に表示させるものである。
【発明の効果】
【0011】
これらの発明によると、アイコン画像とともに動画像を表示できる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の実施の形態に係る動画像表示システムの構成例を表すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る動画像表示システムのサーバ装置の例を表す機能ブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る動画像表示システムのサーバ装置における静止画像データを抽出する処理例を表す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る動画像表示システムの端末装置の例を表す機能ブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る動画像表示システムのウィジェットの構成例を表す機能ブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る動画像表示システムのウィジェットの表示例を表す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る動画像表示システムの動作例を表すフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施の形態に係る動画像表示システムは、図1に例示するように、サーバ装置1と、端末装置2とを含んで構成される。これらサーバ装置1と端末装置2とは、通信網3を介して接続されている。ここで通信網3は、IP(Internet Protocol)ネットワーク3aと、携帯電話回線網3bとを含む。なお、以下の説明では端末装置2が携帯電話回線網3bを介して通信を行う動作の説明については、広く知られているものであるため省略する。
【0014】
サーバ装置1は、制御部11、記憶部12、及び通信部13を含んで構成される。端末装置2は、制御部21、記憶部22、入力部23、表示部24、及び通信部25を含んで構成される。
【0015】
サーバ装置1の制御部11は、CPUなどのプログラム制御デバイスであり、記憶部12に格納されたプログラムに従って動作する。この制御部11は、動画像データを利用者から受け入れて記憶部12に保持し、当該受け入れた動画像データをレンダリングして、動画像データの再生時に順次表示されるべき静止画像の群を作成する。そして制御部11は、動画像データの再生時に、予め定めた時間ごとに表示されるべき複数の静止画像データを抽出し、この抽出した複数の静止画像データを、端末装置2に対して配信する。この制御部11の詳しい動作については後に述べる。
【0016】
記憶部12は、メモリデバイスやディスクデバイス等であり、制御部11によって実行されるプログラムを保持する。この記憶部12は、また、制御部11のワークメモリとしても動作する。通信部13は、ネットワークインタフェース等であり、通信網3との間で情報を授受する。具体的にこの通信部13は、制御部11が生成した静止画像データを通信網3を介して端末装置2へ送信出力する。
【0017】
端末装置2の制御部21は、CPUなどのプログラム制御デバイスであり、記憶部22に格納されたプログラムに従って動作する。本実施の形態では、この制御部21は、一般的なオペレーティングシステムとしての処理を実行する。このオペレーティングシステムとしては、例えば米国アップル社のiOSや、米国グーグル社のアンドロイドなどがある。これらのオペレーティングシステムは、一般に、複数のプロセスを並列的に動作させる、マルチタスク型のオペレーティングシステムである。また、この制御部21は、オペレーティングシステムによって起動、管理されるプロセスの一つとして、アプリケーションのアイコン画像を表示し、アイコン画像に対する操作によりアプリケーションを起動する起動画面を表示する処理を実行する。
【0018】
また、この処理を行う制御部21は、アプリケーションが利用可能なグラフィカルユーザインタフェースのコンポーネント群よりも制限されたコンポーネント群であって、静止画像を表示するコンポーネントを含むコンポーネント群を利用して、起動画面に画像を表示するソフトウエア(ウィジェット)を、起動画面の表示中に実行する。
【0019】
本実施の形態の制御部21は、このウィジェットの一つの処理として、無線通信網を介して予め定められたサーバ装置1と通信して、当該サーバ装置1から複数の静止画像データを逐次的に受信し、静止画像を表示するコンポーネントに対して、当該受信した静止画像データの各々を、予め定めた時間ごとに切り替えて表示させる処理を実行する。この制御部21の詳しい処理についても後述する。
【0020】
記憶部22は、例えばメモリデバイスであり、制御部21によって実行されるプログラムを保持する。また、この記憶部22は、制御部21のワークメモリとしても動作する。
【0021】
入力部23は、キーや、タッチパネル等であり、利用者の操作を受け入れて、当該操作の内容を制御部21に出力する。表示部24は、液晶ディスプレイ等であり、制御部21から入力される指示に従って画像を表示する。
【0022】
通信部25は、IPネットワーク3aとの間で無線通信を行う第1通信部25aと、携帯電話回線網3bとの間で無線にて通信を行う第2通信部25bとを含む。この通信部25は、これら第1通信部25aまたは第2通信部25bを介してサーバ装置1との間で情報を授受する。具体的にこの通信部25は、第1通信部25aまたは第2通信部25bが通信網3を介して配信する静止画像データを受信し、制御部21に出力する。
【0023】
[サーバ装置側の動作]
次に、サーバ装置1の制御部11の具体的処理について説明する。本実施の形態の制御部11は、機能的には、図2に例示するように、コンテント管理部31と、クライアント管理部32と、ログ収集部33と、レンダリング部34と、静止画像群抽出部35と、配信制御部36とを含んで構成される。
【0024】
コンテント管理部31は、動画像データを利用者から受け入れる。ここで利用者は、端末装置2への動画像の配信を要求する配信要求者であり、予め利用者名とパスワードとを登録しておくものとする。以下では、端末装置2の利用者と区別するため、配信要求者と呼ぶこととする。コンテント管理部31は、次に説明するクライアント管理部32が配信要求者の認証に成功した旨の情報を出力すると、当該配信要求者から配信の対象となる動画像データを受け入れる。この動画像データは、例えばFLV形式(flash video形式)あるいはMPEG(Motion Picture Experts Group)動画像データなどでよい。これらの動画像データは、そのまま順次表示すれば動画像となるような静止画像の群ではなく、順次表示する静止画像を生成して、動画像として表示するためには形式ごとに定められたデコードの処理が必要となるものである。コンテント管理部31は、受け入れた動画像データを、配信要求者ごとに記憶部12に用意した記憶領域に格納する。
【0025】
クライアント管理部32は、配信要求者ごとに、配信要求者を特定する情報、記憶領域を特定する情報(記憶部12のファイルシステム上のディレクトリ名などでよい)、予め登録された利用者名及びパスワードを互いに関連づけて、クライアントデータとして保持する。また、このクライアント管理部32は、配信対象の動画像データを登録するべき旨の指示を配信要求者側から、通信網3を介して受け入れると、当該配信要求者に対して利用者名とパスワードとの入力を要求する。そしてクライアント管理部32は、当該要求に応じて配信要求者側から送信される利用者名とパスワードとが関連づけられてクライアントデータに保持されているか否かを調べて配信要求者を認証する。ここで配信要求者が認証されると(配信要求者側から送信された利用者名とパスワードとが関連づけられてクライアントデータに保持されている場合)、コンテント管理部31に対して、これら入力された利用者名などとともに関連づけられた配信要求者を特定する情報等とともに、認証が成功した旨を表す情報を出力する。ログ収集部33は、処理の記録を保持する。
【0026】
レンダリング部34は、受け入れた動画像データをレンダリングして、動画像データの再生時に順次表示されるべき静止画像の群を作成する。すなわちこのレンダリング部34は、コンテント管理部31により、新たな動画像データが記憶部12に格納されると、処理を開始する。
【0027】
このレンダリング部34は、FLVやMPEG動画像データ等の形式で記憶部12に格納された動画像データから、Tフレーム分(Tは1以上の整数)の静止画像データTPi(i=1,2,…T)を生成する。この処理は、例えば各種動画像データを再生処理する際に利用できる一般的なライブラリ(ffmpeg等)を用いて実現できる。また、ここで生成する静止画像データは、予め定めた形式(JPEG(Joint Picture Experts Group)、png等)としておく。
【0028】
静止画像群抽出部35は、レンダリング部34が生成したTフレーム分の静止画像データのうち少なくとも一部のNフレーム分(NはN≦Tなる整数)の静止画像データを、配信の対象となる静止画像データPとして抽出する。一例としてこの静止画像群抽出部35は、次のように動作する。
【0029】
すなわち、レンダリング部34は、例えば動画像データが30fps(一秒あたり30フレーム)である場合、一秒分ごとに30枚の静止画像データ(約33マイクロ秒あたり1フレーム)を生成することになる。
【0030】
静止画像群抽出部35は、端末装置2で表示する動画像のために、予め定めた秒数分ごとの静止画像データを選択する。例えば端末装置2で表示する動画像を一秒あたり10フレーム(フレームレートが10fps)とする場合、静止画像群抽出部35は、100マイクロ秒ごとに1枚の静止画像データを抽出する。従ってこの静止画像群抽出部35は、元の動画像データのフレームレートが30fpsであれば、レンダリング部34が生成した静止画像データの連続する3枚あたりいずれか1枚ずつを抽出することとすればよい(図3)。そして静止画像群抽出部35は、抽出した静止画像データPi(i=1,2,…,N)を、抽出した順を表す順序情報i(i=1,2,…,N)に関連づけて、元の動画像データの格納されている記憶部12内の領域に格納する。このとき、当該格納先の記憶領域に、格納時点の日時を表す情報を関連づけて記録してもよい。
【0031】
配信制御部36は、予め定めた規則に従って、記憶部12の記憶領域のうちから配信対象となる静止画像データが格納されている記憶領域を選択し、当該選択した記憶領域内に格納された複数の静止画像データを、それぞれに関連づけられた順序情報とともに、配信先となる端末装置2へ配信する。具体的な配信に係るデータの形式は特に問うものではないが、ここではまず、静止画像データのフレーム数Nを配信し、続いて各静止画像データPiとその順序情報iとの組Ri(i=1,2,…,N)を順次送信するものとしておく。
【0032】
ここで配信制御部36の予め定めた規則は、配信要求者が、サーバ装置1の記憶部12にある記憶領域ごとに予め定めて設定しておく。この規則には、日時に係る条件に基づく規則が含まれてもよい。この場合配信制御部36は、現在日時(処理を行っている日時)が、規則に定められた日時に係る条件を満足しているような記憶領域を選択する(複数ある場合はランダムに、あるいは格納時点の日時の順(昇順、降順のいずれでもよい)に選択すればよい)。
また、この規則には配信先となる端末装置2を特定する条件を含んでもよい。このような条件の例は、配信先となる端末装置2の電話番号等、端末装置ごとに固有の情報を列挙したもの、あるいは地理的条件(携帯電話回線網3bの基地局のうち、配信先となる基地局を指定し、当該基地局と通信をしている端末装置2を配信先とする)を列挙したものである。
【0033】
配信制御部36は、一連の静止画像データの配信を完了すると、また別の記憶領域を、予め定めた規則に従って、記憶部12の記憶領域のうちから選択して、配信の処理を行う。こうして配信制御部36は、配信を繰り返し実行する。
【0034】
[テキストデータを配信する例]
なお、ここでコンテント管理部31が受け入れるデータは動画像データのみに限られない。例えば、動画像データとともに表示させるテキストデータ(HTML(HyperText Markup Language)データでもよい)などを含んでも構わない。
【0035】
具体的に、コンテント管理部31は、テキストデータと、動画像データの再生開始から当該テキストデータを提示するべき時点までの時刻を表す情報とを関連づけたキャプション情報を受け入れてもよい。コンテント管理部31は、このキャプション情報についても、受け入れた動画像データとともに、配信要求者ごとに記憶部12に用意した記憶領域に格納する。
【0036】
また配信制御部36は、選択した記憶領域内に格納された複数の静止画像データを、配信先となる端末装置2へ配信する際に、当該記憶領域内に格納されているキャプション情報を併せて端末装置2へ配信する。
【0037】
[音声データを配信する例]
さらにコンテント管理部31が受け入れるデータには動画像データとともに再生される音声データ(MP3(MPEG Audio Layer-3)等のフォーマットのデータでよい)などが含まれても構わない。
【0038】
音声データを含むデータを受け入れたコンテント管理部31は、当該音声データを抽出して、配信要求者ごとに記憶部12に用意した記憶領域に、受け入れた動画像データとともに、当該抽出した音声データを格納する。この際、コンテント管理部31は、さらにキャプション情報を受け入れている場合は、これら動画像データや音声データとともにキャプション情報も、上記記憶領域に格納する。
【0039】
また配信制御部36は、選択した記憶領域内に格納された複数の静止画像データを、配信先となる端末装置2へ配信する際に、当該記憶領域内に格納されている音声データを併せて(キャプション情報も格納される場合はそれも併せて)端末装置2へ配信する。
【0040】
[端末装置側の動作]
また、端末装置2の制御部21は、具体的には次の例のように動作する。制御部21は、機能的には図4に例示するように、起動画面表示部41と、ウィジェット実行部42とを含む。またウィジェット実行部42は、動画像表示ウィジェット43を実行する。
【0041】
起動画面表示部41は、電源投入時の画面として起動画面を表示する。この起動画面ではインストールされ、記憶部22に格納されているアプリケーションについて、それぞれ対応するアイコン画像を表示する。また、この起動画面表示部41は、表示しているアイコン画像に対し、予め定めた操作が行われた旨の情報を入力部23から受け入れると、当該操作が行われたアイコン画像に対応するアプリケーションを起動する。
【0042】
ウィジェット実行部42は、電源投入時など、起動画面が表示されるときに、予め指定されているウィジェットの実行を開始する。このウィジェットのプログラム(実行モジュール)はアプリケーションと同様に記憶部22に格納されている。ウィジェットは、起動画面の表示中に実行されて、アイコン画像とともに、ウィジェットの画面を表示可能となっている。
【0043】
ウィジェット実行部42は、一般的なアプリケーションが利用可能なグラフィカルユーザインタフェースのコンポーネント群に比べ、機能や数が制限されているコンポーネント群(静止画像を表示するコンポーネントを含む)を利用するウィジェットを実行させる。具体的に、Androidでは、利用可能なコンポーネントが、
AnalogClock:アナログ時計の表示を行うコンポーネント
Button:ボタンの表示、ボタン操作に対する応答を行うコンポーネント
Chronometer:時刻計時に関するコンポーネント
ImageButton:静止画像データを貼り付けたボタンに関するコンポーネント
ImageView:静止画像データを表示するコンポーネント
ProgressBar:処理の進行状況を表示するコンポーネント
TextView:テキストを表示するコンポーネント
に限られている。本実施の形態では、このような限られたコンポーネントを用いて作成したウィジェットの一つとして、次のような処理を行うウィジェットが実行される。
【0044】
すなわち、ウィジェット実行部42により実行される動画像表示ウィジェット43は、機能的に、図5に例示するように、画像受信部51と、更新指示部52と、静止画像表示部53と、起動処理部54とを含んでなる。
【0045】
画像受信部51は、無線通信網を介して予め定められたサーバ装置1と通信し、当該サーバ装置1から複数の静止画像データと順序情報との組を逐次的に受信する。画像受信部51は、最初に静止画像データの数Nを受信し、次いで静止画像データと順序情報との組Ri(i=1,2,…,N)が受信されるごとに、当該受信した組を記憶部22のワークメモリに蓄積していく。
【0046】
そして、最初に受信した数N組分の静止画像データと順序情報との組Rがワークメモリに蓄積されると、表示対象となるデータを保持する記憶領域として予め定められた記憶領域に対して、ワークメモリに蓄積した組Rを格納する。このとき、当該記憶領域に別の組Rが格納されている場合は、それらを削除して、ワークメモリに蓄積した組Rを格納する。
【0047】
更新指示部52は、予め定めた時間Δtごとに、静止画像表示部53に対して表示を更新するよう指示する。これは例えばAndroid端末であれば、設定ファイルに更新時間を記述したり、あるいは一定時刻ごとに信号を出力するよう設定しておけば、当該更新時間ごとに処理を行わせることが可能となっているので、当該機能を用いてもよい。つまり、この更新指示部52は、オペレーティングシステムのサービスにより代替できるのであれば、必ずしも動画像表示ウィジェット43に含まれていなくても構わない。
【0048】
静止画像表示部53は、記憶部22の表示対象の静止画像データを保持する記憶領域に格納されている静止画像データPi(i=1,2,…N)を読み出してワークメモリ(区別のため以下、表示用ワークメモリと呼ぶ)に記録する。そして当該表示用ワークメモリに記録した静止画像データのうち、最初に表示されるべきものであることを表す順序情報に関連づけられた静止画像データ(最初の静止画像データ)P1を読み出して、静止画像を表示するコンポーネントに対して、当該読み出した静止画像データP1を表示出力するよう指示する。
【0049】
その後、この静止画像表示部53は、j番目に表示するべき静止画像データPjを表示させているときに、更新指示部52(またはオペレーティングシステムのサービスにより)、更新の指示を受けると、順序情報によりj+1番目に表示するべきとされた静止画像データPj+1を記憶部22の表示用ワークメモリから読み出す。そして静止画像表示部53は、静止画像を表示するコンポーネントに対して、当該読み出した静止画像データPj+1を、表示出力するよう指示する。
【0050】
静止画像表示部53は、受信して記憶部22に格納した静止画像データがN個である場合に、N番目に表示するべきとされた静止画像データPNを表示させているとき(最後の静止画像データを表示しているとき)に、更新指示部52(またはオペレーティングシステムのサービスにより)、更新の指示を受けると、記憶部22の表示対象の静止画像データを保持する記憶領域に格納されている静止画像データPi(i=1,2,…N)を読み出して表示用ワークメモリに記録して、順次表示する処理を繰り返して行う。
【0051】
起動処理部54は、利用者が入力部23を操作して、表示部24における、この静止画像データの表示領域に予め定めた操作(タップなど)を行ったことを検出すると、予め定められた処理を実行する。この処理としては、予め指定されたURLを、ブラウザアプリケーションで開く処理であってもよいし、予め指定されているアプリケーションを起動する処理であってもよい。
【0052】
[テキストデータが配信される場合]
また、静止画像データとともに、キャプション情報を受信する場合、画像受信部51は、サーバ装置1から受信した複数の静止画像データと順序情報との組とともに、キャプション情報を、記憶部22に保持する。
【0053】
静止画像表示部53は、静止画像を表示するコンポーネントに対して、j番目に表示するべき静止画像データを表示させる際に、(j−1)×Δt(Δtは更新指示の間隔を表す時間)からj×Δtの間の時刻を表す情報を含んだキャプション情報が記憶部22に格納されているか否かを調べ、格納されていれば、当該キャプション情報を読み出して、読み出したキャプション情報に含まれるテキストデータTXを、静止画像データとともに表示する(図6(a))。
【0054】
なお、図6(a)の例では、j番目の静止画像データPjを表示するコンポーネントの周囲に、テキストデータTXを表示するコンポーネントを配する例を示したが、本実施の形態はこれに限られない。例えばテキストデータを表示するコンポーネントを、「ふきだし」のような形状の図形を背景として表示してもよい(図6(b))。また、このテキストデータを表示するコンポーネントの背景となる画像もキャプション情報に含めて、配信要求者によってサーバ装置1に蓄積され、サーバ装置1から配信されてもよい。この場合、静止画像表示部53は、当該背景となる画像を描画し、その上にテキストデータを表示するコンポーネントを表示させることで、配信要求者の意図に沿ったテキストデータの表示が行われる。
【0055】
また、このテキストデータはHTMLデータでもよい。この場合、当該HTMLデータはレンダリングされて表示され、例えばリンクが含まれる場合、リンクがクリックされれば、起動処理部54が、当該リンク先のURLをブラウザアプリケーションで開く処理を行うこととしてもよい。
【0056】
[動作]
本実施の形態の動画表示システムは以上の構成を含み、次に述べるように動作する。すなわち、図7に示すように、配信要求者が動画像データと、それとともに表示されるべきテキストデータを含んだキャプション情報をサーバ装置1に送信する(S1)。するとサーバ装置1は、この動画像データから予め定めた時間ごとに静止画像データを取り出して(S2)、当該静止画像データをキャプション情報とともに記録する。ここでキャプション情報は、上述のように、テキストデータと、動画像データの再生開始から当該テキストデータを提示するべき時点までの時刻を表す情報とを関連づけたものとする。
【0057】
その後サーバ装置1は、予め定めた規則に従って、記憶部12の記憶領域のうちから配信対象となる静止画像データが格納されている記憶領域を選択し、当該選択した記憶領域内に格納された複数の静止画像データを、それぞれに関連づけられた順序情報とともに、配信先となる端末装置2へ配信する(S3)。このとき、当該選択した記憶領域内にキャプション情報があれば、サーバ装置1はこのキャプション情報も端末装置2へ配信する。
【0058】
端末装置2は、アプリケーションのアイコンを画面に表示するとともに、動画像表示ウィジェット43の処理を実行する。この動画像表示ウィジェット43は、サーバ装置1から複数の静止画像データと順序情報との組を逐次的に受信し、当該受信した静止画像データと順序情報との組を保持する(S4)。なお動画像表示ウィジェット43は、サーバ装置1から複数の静止画像データと順序情報との組が受信されたときには、予め定めた音声を鳴動し、あるいはバイブレータを鳴動するなどして、利用者に受信を報知してもよい。
【0059】
動画像表示ウィジェット43は、保持した静止画像データを読み出し(S5)、ループを開始し、順序情報により、最初に表示するべきとされている静止画像データP1を表示させた後、j番目に表示するべき静止画像データPjを表示させているときに、更新の指示を受けて、順序情報によりj+1番目に表示するべきとされた静止画像データPj+1を読み出す。そして動画像表示ウィジェット43は、当該読み出した静止画像データPj+1を、表示出力する(S6)。
【0060】
動画像表示ウィジェット43は、また、サーバ装置1からキャプション情報が配信されているならば、処理S4にてキャプション情報も受信して静止画像データとともに記憶部22に保持する。そして、動画像表示ウィジェット43は、キャプション情報に含まれるテキストデータのうちに、処理S6にて表示した静止画像データPj+1の表示中に表示するべきテキストデータ(静止画像データP1の表示開始(再生開始)から静止画像データPj+1の表示中の時点に関連づけられたテキストデータ)があれば、当該テキストデータを表示する(テキストデータ表示処理:S7)。さらに、動画像表示ウィジェット43は、利用者が静止画像データやテキストデータの表示領域に予め定めた操作(タップなど)を行ったことを検出したか否かを判断し(S8)、検出したと判断すると、予め定められた処理を実行する(S9)。動画像表示ウィジェット43は、この処理S6からS9を、Nフレーム分の最後の静止画像データPNを表示するまで繰り返し、その後、処理S5に戻って処理を続ける。
【0061】
なお、端末装置2は、処理S5からS9の処理中であっても、サーバ装置1から複数の静止画像データと順序情報との組を逐次的に受信し、当該受信した静止画像データと順序情報との組を保持する処理S4は実行している。このため、サーバ装置1が別の静止画像データの群を配信すれば、端末装置2は、一連の静止画像データの表示後、続いて当該別の静止画像データを表示するようになる。
【0062】
さらにサーバ装置1が処理S3にて静止画像データとともに、音声データを配信している場合は、ループを開始して最初に処理S6にて第1番目のフレームの静止画像データを出力するとともに、オペレーティングシステムに対して、当該音声データの再生開始を指示する。この音声データの再生は、例えばオペレーティングシステムが予め用意している再生プログラムに従って再生される。
【0063】
またここでは、端末装置2がサーバ装置1から静止画像データを受信して記憶し、当該記憶した静止画像データを逐次的に切り替えて動画像として表示する例(キャッシュする例)について述べたが、本実施の形態はこれに限られない。
【0064】
本実施の形態の別の例として、サーバ装置1は、静止画像データを一つずつ配信するようにしてもよい。この場合、端末装置2が実行する、動画像表示ウィジェット43は、サーバ装置1から静止画像データが受信されるごとに、当該受信した静止画像データを表示出力する。
【0065】
またサーバ装置1は配信する静止画像データとともに表示するべきテキストデータがあれば(配信する静止画像データが動画像データから抽出されたj番目の静止画像データである場合、抽出間隔Δtを用いてΔt×(j−1)からΔt×jまでの間の時刻を表す情報に関連づけられたテキストデータがあれば)、当該テキストデータを静止画像データとともに配信する。
【0066】
そして端末装置2側で実行されている動画像表示ウィジェット43は、サーバ装置1から静止画像データが受信されるごとに、当該受信した静止画像データを表示出力するとともに、静止画像データとともにテキストデータが受信されたときには、当該受信した静止画像データと、テキストデータとを表示出力する。
【0067】
これにより端末装置2では、各種アプリケーションのアイコンとともに、動画像が表示される。さらにこの動画像に対する操作を行ったときには、指定されたアプリケーションの起動や、指定されたURLから取得したウェブページがウェブブラウザアプリケーションで表示されるなど、アイコンに対する操作と同様の処理を行わせることができるので、利用者は、あたかも、配信された動画像が表示されるアイコンであるかのように認識されることとなる。
【0068】
[変形例]
端末装置2の動画像表示ウィジェット43は、表示した静止画像データの数を集計し、予め定めたタイミングごとに当該集計結果を、自己を特定する情報(携帯電話回線網3bとの通信に用いる電話番号等でよい)とともに、サーバ装置1へ送信してもよい。そして動画像表示ウィジェット43はサーバ装置1へ集計結果を送信すると、集計数を「0」にリセットして、再度集計を始める。
【0069】
サーバ装置1は、この集計結果と端末装置2を特定する情報とを受け入れて、ログ収集部33に格納する。この集計結果は、例えば一月など予め定めた期間ごとに、端末装置2を特定する情報ごとに累算される。そして各端末装置2の利用者に対し、当該端末装置2を特定する情報に関連づけられた集計結果の累算値に基づき、換金性のあるポイントを付与するといった処理に利用してもよい。
【0070】
[フォアグラウンド・プロセス等がある場合]
また、端末装置2の動画像表示ウィジェット43は、処理S5からS9の処理中に、制御部21のオペレーティングシステムが管理しているプロセスの情報を取得し、自プロセス(動画像表示ウィジェット43のプロセス)以外に、利用者の操作を受け入れているプロセスや、画面表示に影響を与えているプロセス(アンドロイドでいう、フォアグラウンド・プロセスあるいは、ビジブル(visible)プロセス)があるか否かを判断する。
【0071】
そして動画像表示ウィジェット43は、自プロセス以外に、フォアグラウンド・プロセスあるいは、ビジブル・プロセスがあれば、処理を中断する。また、動画像表示ウィジェット43は、処理の中断中にも制御部21のオペレーティングシステムが管理しているプロセスの情報を取得し、自プロセス以外に、フォアグラウンド・プロセスあるいは、ビジブル・プロセスがない状態となったときには、処理S5からS9の処理を再開する。
【0072】
これにより、他のアプリケーション等が最前面に表示されている場合に、画面の更新を行わないようにして処理負荷を低減する。一般に端末装置2の各部は、バッテリー(不図示)から電力の供給を受けて動作する。従ってこのように処理負荷を軽減することで、バッテリーの過剰消費も防止できる。
【0073】
[表示オフ時の処理]
さらに端末装置2が、表示部24への表示出力を停止する機能を有している場合、動画像表示ウィジェット43は、処理S5からS9の処理中に、表示部24への表示出力が停止されているか否かを判断し、停止されていれば処理を中断することとしてもよい。また、動画像表示ウィジェット43は、処理の中断中にも処理S4における受信の動作は行っておく。
動画像表示ウィジェット43は、処理の中断中、表示部24への表示出力が停止されているか否かを調べ、表示出力が再開されたときに、新たな静止画像データの受信が完了していれば、中断前に表示していた静止画像データに係る処理S5からS9までの処理を中止し、新たに受信した静止画像データに係る処理S5以下の処理を開始する。また、表示出力が再開されたときに、新たな静止画像データの受信が完了していなければ、中断前に表示していた静止画像データに係る処理S5からS9の処理を再開する。
【0074】
これによると、表示部24への電源供給を停止するなどして、表示部24への表示出力が停止されている間は、処理を中断することとなり、処理負荷を軽減し、バッテリーの過剰消費も防止できる。
また、フォアグラウンド・プロセス等がある場合や表示部がオフとなる場合等、処理を中断するとき、音声データの再生を指示していたならば、処理を中断している間、音声データの再生を停止させてもよい。
【0075】
本実施の形態によると、表示部をオンとした直後に、従来の技術では動的な表示を行い得なかった画面に対し、サーバ装置から配信される静止画像データに基づく動的な表示を行うことが可能となる。
【0076】
[C2DMを利用する例]
さらに本実施の形態の動画表示システムでは、サーバ装置1に新たに静止画像データが蓄積されると、サーバ装置1は、当該新たに蓄積された静止画像データの配信先となる端末装置2に対して、新たな静止画像データがあることを報知する、いわゆるC2DM(Cloud to Device Messaging)を利用してもよい。
【0077】
この場合、上記報知を受けた端末装置2では、動画像表示ウィジェット43に対して当該通知を出力する。この通知が入力されると、動画像表示ウィジェット43は、サーバ装置1に対して静止画像データの要求を送信する。
【0078】
サーバ装置1は、当該要求を受けて、要求元の端末装置2を配信先とする静止画像データのうち、最も新しく蓄積したもの(格納時点の日時が最も新しいもの)を配信する。
【0079】
サーバ装置1は、先に説明した配信の処理に代えて、あるいは、先に説明した配信の処理に加えて、この処理を実行する。これにより、新たに蓄積された静止画像データの配信の機会を増大できる。
【符号の説明】
【0080】
1 サーバ装置、2 端末装置、3 通信網、11,21 制御部、12,22 記憶部、13,25 通信部、23 入力部、24 表示部、31 コンテント管理部、32 クライアント管理部、33 ログ収集部、34 レンダリング部、35 静止画像群抽出部、36 配信制御部、41 起動画面表示部、42 ウィジェット実行部、43 動画像表示ウィジェット、51 画像受信部、52 更新指示部、53 静止画像表示部、54 起動処理部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アプリケーションのアイコン画像を表示し、アイコン画像に対する操作によりアプリケーションを起動する起動画面を表示する起動画面表示手段と、
前記起動画面の表示中に実行され、前記アプリケーションが利用可能なグラフィカルユーザインタフェースのコンポーネント群よりも制限されたコンポーネント群であって、静止画像を表示するコンポーネントを含むコンポーネント群を利用して、前記起動画面に画像を表示する画像表示手段と、を含み、
前記画像表示手段は、無線通信網を介して予め定められたサーバ装置と通信して、当該サーバ装置から複数の静止画像データを逐次的に受信し、前記静止画像を表示するコンポーネントに対して、当該受信した静止画像データの各々を、予め定めた時間ごとに切り替えて前記起動画面に表示させることを特徴とする端末装置。
【請求項2】
端末装置と、サーバ装置とを含み、
前記サーバ装置は、
動画像データを受け入れる手段と、
前記受け入れた動画像データをレンダリングして、動画像データの再生時に順次表示されるべき静止画像の群を作成する手段と、
前記動画像データの再生時に、予め定めた時間ごとに表示されるべき複数の静止画像データを抽出する手段と、
前記抽出した複数の静止画像データを、端末装置に対して配信する手段と、
を備え、
前記端末装置は、
アプリケーションのアイコン画像を表示し、アイコン画像に対する操作によりアプリケーションを起動する起動画面を表示する起動画面表示手段と、
前記起動画面の表示中に実行され、前記アプリケーションが利用可能なグラフィカルユーザインタフェースのコンポーネント群よりも制限されたコンポーネント群であって、静止画像を表示するコンポーネントを含むコンポーネント群を利用して、前記起動画面に画像を表示する画像表示手段と、を有し、
当該端末装置の画像表示手段は、無線通信網を介して前記サーバ装置と通信して、当該サーバ装置から前記複数の静止画像データを逐次的に受信し、前記静止画像を表示するコンポーネントに対して、当該受信した静止画像データの各々を、予め定めた時間ごとに切り替えて前記起動画面に表示させる動画表示システム。
【請求項3】
コンピュータを、
アプリケーションのアイコン画像を表示し、アイコン画像に対する操作によりアプリケーションを起動する起動画面を表示する起動画面表示手段と、
前記起動画面の表示中に実行され、前記アプリケーションが利用可能なグラフィカルユーザインタフェースのコンポーネント群よりも制限されたコンポーネント群であって、静止画像を表示するコンポーネントを含むコンポーネント群を利用して、前記起動画面に画像を表示する画像表示手段と、
として機能させ、
前記画像表示手段として機能させる際は、無線通信網を介して予め定められたサーバ装置と通信させ、当該サーバ装置から複数の静止画像データを逐次的に受信させ、前記静止画像を表示するコンポーネントに対して、当該受信した静止画像データの各々を、予め定めた時間ごとに切り替えて前記起動画面に表示させることを特徴とするプログラム。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−226623(P2012−226623A)
【公開日】平成24年11月15日(2012.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−94595(P2011−94595)
【出願日】平成23年4月21日(2011.4.21)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.FLASH
【出願人】(511100811)
【出願人】(511100822)
【出願人】(511100833)株式会社アンドエー (1)
【Fターム(参考)】