説明

端末装置、情報提供プログラムおよび方法

【課題】広告効果を高めることのできる端末装置、情報提供プログラムおよび方法を提供する。
【解決手段】端末装置は、コンテンツ表示中に選択された画面上の位置を取得する位置取得手段と、前記コンテンツを前記画面に表示し、前記位置取得手段から位置を取得し、当該位置を含む一部領域である選択領域に対応する、広告を含む関連情報を、前記画面に表示される前記コンテンツに対応して前記関連情報と前記画面上の前記一部領域を示す位置の情報とを格納する情報格納手段から取得して、前記画面に表示する表示手段と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は端末装置、情報提供プログラムおよび方法に関する。
【背景技術】
【0002】
広告は商品やサービスを顧客に周知させるための重要な手段の1つであり、効果の高い広告を配信することが望まれている。
【0003】
例えば、特許文献1には、モバイル広告において、ユーザの嗜好に応じて、受信した複数の広告から表示する広告データを選択して表示するシステムの一例が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−76906号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のシステムでは、広告配信装置が広告のみをユーザに配信するため、広告に興味をもたないユーザには広告効果を充分にあげることができないおそれがある。また、不特定多数の顧客に広く商品等を認知させるための広告として、いわゆるテレビコマーシャル等が知られているが、このようなプッシュ型広告のみでは、顧客の嗜好に応じた広告を配信することができず、広告効果を充分に発揮できないおそれがある。
【0006】
そこで、本発明は上記課題を解決すべく、人物に合わせた広告を表示することで、広告効果を高めることのできる端末装置、情報受信プログラムおよび方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
かかる目的を達成するため、本発明の一形態は、コンテンツ表示中に選択された画面上の位置を取得する位置取得手段と、前記コンテンツを前記画面に表示し、前記位置取得手段から位置を取得し、当該位置を含む一部領域である選択領域に対応する、広告を含む関連情報を、前記画面に表示される前記コンテンツに対応して前記関連情報と前記画面上の前記一部領域を示す位置の情報とを格納する情報格納手段から取得して、前記画面に表示する表示手段と、を含む端末装置を提供する。
【0008】
また、本発明は、コンテンツ表示中に選択された画面上の位置を取得する位置取得ステップと、前記コンテンツを前記画面に表示し、前記位置を取得し、当該位置を含む一部領域である選択領域に対応する、広告を含む関連情報を、前記画面に表示される前記コンテンツに対応して前記関連情報と前記画面上の前記一部領域を示す位置の情報とを格納する情報格納手段から取得して、前記画面に表示する表示ステップと、をコンピュータに実行させる情報提供プログラムを提供する。
【0009】
また、本発明は、コンテンツ表示中に選択された画面上の位置を取得し、前記コンテンツを前記画面に表示し、前記位置を取得して、当該位置を含む一部領域である選択領域に対応する、広告を含む関連情報を、前記画面に表示される前記コンテンツに対応して前記関連情報と前記画面上の前記一部領域を示す位置の情報とを格納する情報格納手段から取得して、前記画面に表示する情報提供方法を提供する。
【発明の効果】
【0010】
本発明は、人物に合わせた広告を表示することで広告効果を高めることのできる端末装置、情報提供プログラムおよび方法を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】実施形態1の構成の一例を示す図である。
【図2】実施形態1の情報格納部21の一例を示す図である。
【図3】関連情報の一例を示す図である。
【図4】ディスプレイ201の一例を示す図である。
【図5】表示部20の一例を示す図である。
【図6】実施形態1の動作の一例を示す図である。
【図7】スケジュール表の一例を示す図である。
【図8】実施形態2の情報格納部21の一例を示す図である。
【図9】ディスプレイ201の一例を示す図である。
【図10】実施形態2の動作の一例を示す図である。
【図11】ディスプレイ201の一例を示す図である。
【図12】実施形態3の端末装置2の一例を示す図である。
【図13】ディスプレイ201の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
【0013】
なお、各実施形態の装置等を構成する各部は、論理回路等のハードウェアで構成される。また、各部は、制御部、メモリ、メモリにロードされたプログラム、プログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット、ネットワーク接続用インターフェースなどからなり、ハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現されてもよい。そして特に断りのない限り、その実現方法、装置は限定されない。
【0014】
また、制御部はCPU(Central Processing Unit)などからなり、オペレーティングシステムを動作させて装置等の全体を制御するとともに、例えばドライブ装置などに装着された記録媒体からメモリにプログラムやデータを読み出し、これに従って各種の処理を実行する。
【0015】
記録媒体は、例えば光ディスク、フレキシブルディスク、磁気光ディスク、外付けハードディスク、半導体メモリ等であって、コンピュータプログラムをコンピュータが読み取り可能に記録する。また、コンピュータプログラムは、通信網に接続されている図示しない外部コンピュータからダウンロードされても良い。
【0016】
情報配信装置1は端末装置2に情報を放送する。通信網は、インターネット、LAN(Local Area Network)、公衆回線網、無線通信網、または、これらの組み合わせ等によって構成されるネットワーク等であっても良い。
【0017】
<実施形態1>
次に、本発明の第1の実施形態について図面を参照して説明する。
【0018】
図1には、第1の実施形態にかかる情報配信システムが示されている。情報配信システムは、情報配信装置1、端末装置2からなり、情報配信装置1は無線ないし有線通信等によって各種情報を端末装置2に放送する。端末装置2は複数台あってもかまわない。
【0019】
情報配信装置1は、配信部10、関連情報格納部11、コンテンツ格納部12を備える。
【0020】
配信部10は、例えば放送局が有する放送装置等であり、音声、映像等の情報を電気信号等によって不特定多数の視聴者に向けて放送する機能を有する。なお、配信部10は、不特定多数のみならず、特定少数、あるいは個人向けに情報を送信してもよいし、インターネットTV(television)のようにインターネット回線を通じて情報を送信してもよい。また、配信部10は、関連情報格納部11から広告を含む関連情報、及び、端末装置2のディスプレイ201上の一部領域を規定する位置の情報(画面位置情報)を取得し、端末装置2へ送信する。
【0021】
コンテンツ格納部12は、例えば放送局によって管理され、コンテンツデータ(コンテンツ)を格納する。コンテンツは、例えば映像や音声などを含む静止画や動画であって、所定の形式でコンテンツ格納部12に格納される。放送局は、例えば、コンテンツ作成会社、TV番組作成会社等からコンテンツを取得してコンテンツ格納部12へ格納してもよい。コンテンツは、いわゆるTV番組放送用の番組コンテンツであってもよい。
【0022】
関連情報格納部11は、図2に示すように、コンテンツに対応付けて、関連情報と、端末装置2のディスプレイ201(図4、5で後述)上の一部領域を規定する位置の情報(画面位置情報)とを対応付けて格納する。以下では、図2に示すコンテンツ対応の画面位置情報と関連情報(図2のテーブル情報)をまとめてコンテンツ対応情報と呼ぶ。コンテンツ対応情報は、例えば、放送局が、コンテンツ作成会社、TV番組作成会社、広告代理店等から取得して関連情報格納部11へ格納してもよい。
【0023】
関連情報は広告データ(広告)を含む情報であり、図3に示すように、例えば、コンテンツもしくはコンテンツの一部領域に関連する内容を示す情報(選択領域関連情報と呼ぶ。)や広告等(広告の格納域を示すアドレス情報(URL(Uniform Resource Locator)等)を含む。)からなる。関連情報は、映像や音声などを含む静止画や動画からなり、所定の形式で関連情報格納部11に格納されている。例えば、コンテンツの一部が建造物に関する画像である場合、選択領域関連情報はその建造物の歴史を解説する情報であり、広告等はその建造物の所在地への旅行を宣伝する広告であってもよい。また、コンテンツの一部が骨董品に関する画像である場合、それに対応する選択領域関連情報は、その骨董品の歴史や価値を解説する情報であり、広告等は、その骨董品等を展示する美術館のチケット予約サイトへのURLであってもよい。このように、TV番組作成会社や広告代理店等はコンテンツに関する広告を関連情報に含ませておくことができる。
【0024】
画面位置情報とは、図2、図4に示すように、端末装置2のディスプレイ201上の一部領域を示す位置情報(例えば、ディスプレイ201上で規定された座標)である。図4には、矩形のディスプレイ201の左上端を原点(0、0)とし、右方向にx軸、下方向にy軸をとった二次元座標空間の様子が示されている。図4では、ディスプレイ201の右上端の座標を(100、0)、左下端の座標を(0、100)、右下端の座標を(100、100)とした例が示されているが、座標の取り方はこれに限定されない。以下では、この座標空間を例に画面位置情報について説明する。
【0025】
図2の最上段のレコードを参照すると、コンテンツAに対して、画面位置情報の“(0、0)、(50、50)”と、関連情報の“関連データ1”とが対応付けられている。ここで、画面位置情報の“(0、0)、(50、50)”は、図4に示すように、左上端座標が(0、0)であり、右下端座標が(50、50)である矩形の領域1を示している。これは、コンテンツAがディスプレイ201に表示されている間は、該領域1に対して関連情報の“関連データ1”が対応付けられていることを意味する。また、図2の2段目のレコードには、コンテンツAに対して、画面位置情報“(50、50)、(100、75)”と、関連情報の“関連データ2”とが対応付けられている。これは、コンテンツAがディスプレイ201に表示されている間は、図4に示すように、左上端座標が(50、50)であり、右下端座標が(100、75)である矩形の領域2に対して関連情報の“関連データ2”が対応付けられていることを意味する。
【0026】
なお、位置情報は、ディスプレイ201の表示規格等に応じてその縮尺が調整されてもよい。例えば、ディスプレイ201の表示規格が640×480ピクセルであれば、x軸方向とy軸方向との座標間隔が4:3となるように、表示制御部200等によって位置情報が調整されてもよい。
【0027】
また、ディスプレイ201上の一部領域は矩形領域でなくてもよい。例えば、一部領域は円領域であっても良く、その場合は画面位置情報として中心座標と半径の情報が関連情報格納部11に格納されていても良い。
【0028】
端末装置2は、表示部20、情報格納部21、位置取得部22、出力部23を備える。
【0029】
表示部20は、例えばプラズマディスプレイパネル、液晶表示パネル、CRT(Cathode Ray Tube)等のディスプレイを備え、コンテンツや広告を出力する表示制御機能を有する。具体的には、表示部20は、図5に示すように表示制御部200とディスプレイ201とから構成される。表示制御部200は受信したコンテンツや広告をディスプレイ201に表示する。図5に示すようにディスプレイ201は、端末装置2の内部に備えられてもよいし、外部に設置されても良い。ディスプレイ201はタッチパネルであってもよい。
【0030】
表示部20を備える端末装置2は、例えば、家庭等に設置されたTV放送波を受信するいわゆるTV受像機や、利用者が持ち運び可能な携帯型TV受像機、ワンセグ放送を受信可能な携帯端末等であってもよい。
【0031】
情報格納部21には、情報配信装置1から受信した、上述したコンテンツ対応情報が格納される。すなわち、情報格納部21の内容は関連情報格納部11と同様であり、図2に示すテーブルのように、コンテンツ対応に、画面位置情報と関連情報とが格納される。なお、情報格納部21は、情報配信装置1以外の外部装置からコンテンツ対応情報を受信して格納しても良いし、端末装置2に予めコンテンツ対応情報が格納された情報格納部21が組み込まれていても良い。
【0032】
位置取得部22は、ディスプレイ201上の利用者が選択した位置を取得する。例えば、ディスプレイ201がタッチパネルの場合、位置取得部22は利用者がタッチしたディスプレイ201上の位置を感知する。また、利用者はマウスやリモートコントローラなどのポインティングデバイスを使用してディスプレイ201上に表示されるポインタを操作し、該ポインタによって示される位置を位置取得部22が検出しても良い。このように、利用者は、ディスプレイ201に表示されたコンテンツ中の興味画像等をタッチ操作、クリック操作、その他の指示によって選択し、位置取得部22は該選択位置を取得する。なお、利用者が所定時間内に複数箇所の位置を選択した場合、位置取得部22は利用者が選択した複数個所の位置を取得してもよい。
【0033】
表示制御部200は、コンテンツをディスプレイ201に表示し、コンテンツ表示中に位置取得部22から利用者が選択した位置を取得する。次に、表示制御部200は、情報報格納部21に格納されている画面位置情報によって規定される一部領域のうち、位置取得部22から取得した位置を含む領域(選択領域と呼ぶ。)に対応する関連情報を情報格納部21から取得して、ディスプレイ201に表示する。図2、図4を例に、利用者がディスプレイ201上の座標(25、25)の位置を選択した場合について具体例を説明する。位置取得部22は座標(25、25)を取得する。この場合、選択領域は、該座標を含む一部領域である“(0、0)(50、50)”によって規定される領域1である(図4参照)。また、選択領域である領域1に対応する関連情報は“関連データ1”である(図2参照)。したがって、表示制御部200は、利用者が座標(25、25)を選択した場合、“関連データ1“をディスプレイ201に表示する。
【0034】
表示制御部200は、利用者が所定時間内に複数箇所の位置を選択した場合、それらの位置の全てが予め情報格納部21に格納された画面位置情報によって規定される同一の一部領域に含まれる場合には、該一部領域に対応する関連情報を表示してもよい。例えば、座標(25、25)と座標(30、40)の位置が選択された場合には、両者とも領域1に含まれる座標であるから、表示制御部200は”関連データ1”を表示してもよい。
【0035】
一方、表示制御部200は、利用者が所定時間内に複数箇所の位置を選択した場合、それらの位置が、画面位置情報によって規定される複数の一部領域に含まれる場合には、それら複数の一部領域に対応する関連情報をそれぞれ表示しても良いし、エラー表示をしても良い。例えば、座標(25、25)と座標(60、70)の位置が選択された場合には、これらは各々、領域1と領域2に含まれる座標であるから、表示制御部200は”関連データ1”と“関連データ2“をそれぞれ表示しても良いし、一の領域に含まれないことを理由にエラー表示をしても良い。
【0036】
出力部23は、表示された関連情報に包含される広告の識別子を出力する。広告の識別子は、広告を識別する情報であり、広告ごとに付与されたIDでも良いし、広告が格納されている格納域を示すURL等であっても良い。出力部23は、広告の識別子を情報配信装置1に送信しても良いし、他の装置に送信しても良い。例えば、出力部23は、広告の識別子を課金サーバに送信しても良い。また、出力部23は、関連情報が表示されるごとに広告の識別子を送信しても良いし、表示された広告の識別子を所定のタイミングでまとめて送信しても良い。また、出力部23は、広告の識別子を情報配信装置1や広告代理店等が備える装置に送信しても良い。これにより、放送局や広告代理店は視聴者がどのような広告を閲覧したかを把握し、マーケティング情報として利用することもできる。
【0037】
次に、本実施の形態における情報配信システムの動作について図6を用いて説明する。
【0038】
情報配信装置1は、端末装置2にコンテンツ対応情報とコンテンツを送信する(ステップS10)。なお、端末装置2は、コンテンツ対応情報を情報配信装置1ではなく、他装置から受信してもよい。端末装置2は、受信したコンテンツ対応情報を情報格納部21に格納する。また、端末装置2は、情報配信装置1からコンテンツを受信し、表示制御部200が該コンテンツをディスプレイ201に表示する(ステップS11)。なお、端末装置2は、コンテンツ対応情報とコンテンツとを同時に受信してもよいし、コンテンツに先立って予めコンテンツ対応情報を受信しても良い。次に、利用者は、興味ある対象画像が表示された場合等に、ディスプレイ201上の該興味対象画像が表示されている位置を選択すると、位置取得部22が該位置を取得する(ステップS12)。次に、表示制御部200は、位置取得部22から該位置を取得し、該位置によって定まる選択領域に対応する関連情報を、情報格納部21から取得してディスプレイ201に表示する(ステップS13)。次に、出力部23は、表示された関連情報に包含される広告の識別子を出力する(ステップS14)。
【0039】
次に、図2乃至図4を用いて、上述のステップのより具体的な例を示す。端末装置2は、情報配信装置1からコンテンツを受信して、該コンテンツをディスプレイ201に表示する(ステップS11)。
【0040】
次に、利用者は、例えば、コンテンツがディスプレイ201に表示されているときに、興味のある画像が表示されている箇所を選択する。ここでは、利用者は、ディスプレイ201上の座標(60、70)の位置を選択したと仮定する(図4参照)。
【0041】
この場合、位置取得部22は、座標(60、70)を位置情報として取得する(ステップS12)。座標(60、70)は、図4の領域2に含まれるため、選択領域は画面位置情報“(50、50)、(100、75)”によって規定される領域2となる。該選択領域に対応する関連情報は図2に示すように“関連データ2”であるから、表示制御部200は“関連データ2”をディスプレイ201に表示する(ステップS13)。
【0042】
その結果、ディスプレイ201には、図3に示すような選択領域関連情報と広告等が並べて表示される。なお、選択領域関連情報の上に広告やURLを重ねて表示させても良く、表示のさせ方は特に制限されない。
【0043】
次に、出力部23は、広告の識別子を、例えば、図示しない課金部(端末装置2の外部の課金サーバや内部の課金計算部等)に出力する(ステップS14)。すなわち、出力部23は、広告の識別子を、外部の課金サーバ等に送信しても良いし、端末装置2が備える図示しない課金計算部に出力してもよい。これにより、課金サーバや課金計算部等はディスプレイ201に実際に表示された広告に基づいて課金処理をすることが可能となる。
【0044】
また、出力部23は、選択領域の面積を、該面積に応じた課金料を算出する課金部に出力してもよい。図4を参照すると、選択領域の面積は、領域1であれば2500(=50×50)、領域2であれば1250(=(100−50)×(75−50))、領域3であれば、625(=(100−75)×(100−75))となる。例えば、面積が大きい領域の方が利用者の目に触れやすく選択されやすいと考えられるため、課金部は出力部23から受信した面積の大きさに比例して課金料を大きく設定しても良い。
【0045】
本実施の形態によれば、コンテンツが画面に表示されている間に視聴者が選択した画面上の位置に対応する広告が表示される。すなわち、本実施の形態によれば、コンテンツ配信中の視聴者に対して、その視聴者の興味に合った広告を表示することができる。したがって、本実施の形態によれば、単に広告のみを一方的に配信するだけではなく、コンテンツを配信し、該コンテンツないしその一部に興味を持った視聴者に対して、その視聴者に合う広告を表示することができるため、広告効果を高めることができる。
【0046】
また、単に広告のみを表示するだけではなく、視聴者が選択した興味対象画像の説明等とともに広告を表示することができるため、視聴者に抵抗なく自然に広告を見せることができ、広告効果を高めることができる。
【0047】
<実施形態2>
次に、本発明の第2の実施形態について図面を参照して説明する。
【0048】
本実施の形態では、コンテンツが動画である場合の情報配信システムについて説明する。基本点な構成は第1の実施形態と同様であるから、主な相違点について説明する。
【0049】
動画コンテンツは、上述したとおり、いわゆるTV番組放送用の番組コンテンツであってもよい。この場合、各コンテンツは、例えば図7に示すように予め定められたTV番組スケジュール表に従って放送されてもよい。すなわち、コンテンツは、放送局が配信するTV放送波によってTV受像機などに受信される放送番組でもよい。TV番組スケジュール表は、例えば、チャンネルごとにコンテンツが配信される時間を包含しており、例えば情報配信装置1の図示しない記憶部に予め格納されている。TVスケジュール表に含まれるチャンネルとは、各コンテンツを配信する際の周波数帯域などを識別する識別情報である。TVスケジュール表に含まれる時間とは、チャンネルごとに、情報配信装置1から端末装置2にコンテンツが配信される時間である。
【0050】
本実施の形態における情報格納部21が格納するコンテンツ対応情報は、図8に示すように、コンテンツごとに、コンテンツがディスプレイ201に表示される時間に対応して、画面位置情報と関連情報とが対応づけられている。コンテンツは動画であり、時々刻々と画像が変化しうるため、同一コンテンツであっても、時間ごとに画面位置情報と関連情報とが変化しうる点が第1の実施の形態との相違点である。図8は、コンテンツαが放送される時間のうち、2010年12月10日の時間12:15:30−12:16:00における画面位置情報と関連情報の組み合わせと、次の時間12:16:00−12:17:00における画面位置情報と関連情報の組み合わせとが示されている。また、図8にはコンテンツαに関するテーブルのみ示されているが、該テーブルは例えばコンテンツごとに情報格納部21に格納されている。
【0051】
情報格納部21がこのようなテーブルを格納することによって、同一コンテンツが放送されている場合でも、時間によってディスプレイ201上の画面位置情報によって規定される一部領域の大きさや位置は変化しうる(例えば、図9のように、時間に応じて点線で囲まれた一部領域の大きさや位置は変化しうる)。
【0052】
また、表示部20は、例えば、コンテンツのヘッダ情報を参照して、あるいは、コンテンツごとにチャンネルが異なる場合にはチャンネル情報を参照して、各コンテンツを識別することが可能である。
【0053】
情報格納部21は、コンテンツごとではなく、チャンネルごとに時間と画面位置情報と関連情報とが対応づけられていても良い。
【0054】
なお、時間は、例えば、TV番組の放送時間であるが、番組開始時点を起点としてそこからの経過時間を示す相対時間でも良い。
【0055】
情報格納部21が格納するコンテンツ対応情報は、第1の実施形態で説明したように同内容のコンテンツ対応情報を格納する関連情報格納部11の情報を端末装置2が情報配信装置1から受信しても良いし、他の装置から受信しても良い。
【0056】
また、表示部20は、情報配信装置1からコンテンツを時系列に取得して逐次ディスプレイ201に表示し、コンテンツ表示中に位置取得部22から、利用者が選択した位置と、該位置を取得した時刻とを取得して、該位置及び時刻を含む選択領域に対応する関連情報を、情報格納部21から取得してディスプレイ201に表示する。
【0057】
次に、本実施の形態における情報配信システムの動作について図10を用いて説明する。
【0058】
情報配信装置1は、端末装置2にコンテンツ対応情報とコンテンツを送信する(ステップS20)。なお、端末装置2は、コンテンツ対応情報を情報配信装置1ではなく、他装置から受信してもよい。端末装置2は、受信したコンテンツ対応情報を情報格納部21に格納する。また、端末装置2は、情報配信装置1からコンテンツを受信し、表示制御部200が該コンテンツをディスプレイ201に表示する(ステップS21)。端末装置2は、コンテンツ対応情報とコンテンツとを同時に受信してもよいし、コンテンツに先立って予めコンテンツ対応情報を受信しても良い。情報配信装置1は、動画であるコンテンツを時系列で送信し、端末装置2は該コンテンツを受信して逐次ディスプレイ201に表示する。
【0059】
次に、位置取得部22は、利用者が選択したディスプレイ201上の位置を取得する(ステップS22)。また、位置取得部22は、さらに、該位置を取得した時刻を取得する(ステップS23)。この際、位置取得部22は、例えば端末装置2に内蔵された時計や外部の電波時計等から時刻を取得してもよい。
【0060】
次に、表示制御部200は、該位置および時刻から定まる関連情報を、情報格納部21から取得してディスプレイ201に表示する(ステップS24)。具体的には、表示制御部200は、図8の情報格納部21を参照し、位置取得部22が位置を取得した時刻に対応し、かつ、位置取得部22が取得した位置を含む一部領域(選択領域)を決定する。そして、表示制御部200は、情報格納部21を参照して、選択領域と対応する関連情報をディスプレイ201に表示する。
【0061】
次に、出力部23は、表示された関連情報に包含される広告の識別子を出力する(ステップS25)。
【0062】
次に、上述のステップの具体例を示す。ここでは、情報配信装置1が図7の番組スケジュール表に基づいてコンテンツを配信する場合を例に説明する。また、端末装置2がチャンネル1を選択していると仮定する。この場合、図7に示すように、情報配信装置1は、2010年12月10日の12:15:30-12:30:30と12:31:00-13:00:00の時間帯にコンテンツαを送信するため、端末装置2はこの時間帯にコンテンツαを時系列に受信して逐次ディスプレイ201に表示する(ステップS21)。ここでは、ディスプレイがタッチパネルであると仮定する。
【0063】
利用者は、コンテンツαがディスプレイ201に表示されている間に、例えば、ディスプレイ201上の興味対象画像が表示されている箇所をタッチする。例えば、ディスプレイ201上の座標(60、70)近傍に、時間12:15:30-12:16:00の間に、コンテンツαの内容の一部である建造物の画像が表示されると仮定する。この場合、該建造物に興味を抱いた利用者は、該建造物がディスプレイ201に表示されている間(例えば、時刻12:15:40)にディスプレイ201上の座標(60、70)の箇所を選択する。
【0064】
次に、位置取得部22は、位置情報として、利用者が選択した座標(60、70)を取得する(ステップS22)。また、位置取得部22は、該座標が利用者に選択された時刻12:15:40を取得する(ステップS23)。
【0065】
次に、表示制御部200は、位置取得部22から該座標と時刻とを取得し、該座標および時刻から定まる関連情報を情報格納部21から取得してディスプレイ201に表示する(ステップS24)。この例では、時刻12:15:40は、時間12:15:30-12:16:00の間に含まれる。よって、時刻12:15:40に対応し、かつ、座標(60、70)を含む一部領域である選択領域は図4の領域2である。図8を参照すると、該選択領域に対応する関連情報は“関連データ2”となる。したがって、表示制御部200は、“関連データ2“をディスプレイ201に表示する。”関連データ2”は、図3のように、選択領域関連情報と広告等(例えば、利用者が選択した建造物に関する情報を解説する選択領域関連情報と、該建造物の所在地への旅行を宣伝する広告)とからなり、表示制御部200はこれらをディスプレイ201上に並べて表示する。
【0066】
次に、出力部23は、該広告の識別子を課金部等に出力する(ステップS25)。出力部23は、情報格納部21に格納された、一部領域に対応する時間を、当該時間に応じた課金料を算出する課金部に出力してもよい。図8を例にすれば、時間12:15:30-12:16:00の間は、画面位置情報の“(0、0)、(50、50)”と、関連情報の“関連データ1”とが対応付けられており、時間12:16:00-12:17:00の間は、画面位置情報の“(25、25)、(75、75)”と、関連情報の“関連データ1”とが対応付けられている。したがって、出力部23は、”関連データ1“がディスプレイ201上の一部領域に対応している時間(開始時刻と終了時刻、あるいは、その間の長さ)である12:15:30-12:17:00、あるいは、1分30秒という時間を課金部に出力しても良い。課金部は、該時間に応じて課金料を算出しても良い。例えば、長い時間ディスプレイ201に割り当てられた一部領域ほど利用者に選択される可能性が高まるため、課金部は時間が長いほど課金料を高く算出してもよい。
【0067】
また、図11に示すように、関連情報の“関連データ1“は、12:15:30から12:17:00に渡って、座標(25、25)と座標(50、50)で規定される領域(図11の斜線部の矩形領域)を占めているため、出力部23は、時間12:15:30-12:17:00の間に関連情報に対応する一部領域がディスプレイ201上を占めている面積(この場合は、625(=(50−25)×(50−25)))を課金部に送信してもよい。これにより、課金部は、時間と面積に応じて課金料を算出しても良い。
【0068】
なお、課金部は情報配信装置1が備えている関連情報格納部1の情報を基に課金料を算出しても良い。上述のような利用者が選択した位置を基に課金料を算出する場合、課金部は、実際に利用者によって視聴された広告に対して課金をすることができる。一方、予め関連情報格納部1に格納された画面位置情報や時間の情報を基に課金する場合、課金部は、利用者に選択される可能性の大きさに応じて課金をすることが可能である。例えば、関連情報に割り当てられた一部領域が大きい場合や割り当てられた時間が長い場合には、利用者の目に触れやすく選択される可能性が高いと考えられるため、課金部は課金料を大きく設定してもよい。
【0069】
本実施の形態によれば、コンテンツが画面に表示されている間に利用者が選択した画面上の位置に対応する広告が表示される。すなわち、本実施の形態によれば、コンテンツ配信中の視聴者に対して、その視聴者に合う広告を表示することができる。したがって、本実施の形態によれば、単に広告のみを一方的に配信するだけではなく、コンテンツを配信し、該コンテンツないしその一部に興味を持った視聴者に対して、その視聴者の興味に合った広告等を表示することができるため、広告効果を高めることができる。また、本実施の形態によれば、動画コンテンツを視聴する視聴者に対しても、広告効果を高めることができる。
【0070】
また、単に広告のみを表示するだけではなく、視聴者が選択した興味対象画像の説明等とともに広告を表示することができるため、視聴者に抵抗なく自然に広告を見せることができ、広告効果を高めることができる。
【0071】
<実施形態3>
次に、本発明の第3の実施形態について図面を参照して説明する。
【0072】
図12には、本実施の形態にかかる携帯端末2のブロック構成図の一例が示されている。端末装置2は、表示部20、位置取得部22を含む。位置取得部22は、利用者からディスプレイ201上の位置を取得する。表示部20は、コンテンツをディスプレイ201に表示し、コンテンツ表示中に位置取得部22から位置を取得すると、当該位置を含む一部領域である選択領域に対応する関連情報を、情報格納部21ないし関連情報格納部11から取得してディスプレイ201に表示する。
【0073】
図13を用いて、具体例を説明する。図13には、ディスプレイ201に表示されたコンテンツである静止画、あるいは、ある時刻における動画コンテンツが示されている。また、図13の例では、情報格納部21に、一部領域として領域1、領域2、領域3が指定されており、それぞれ、鞄の関連情報、男性用スーツの関連情報、女性用スーツの関連情報と対応付けられて格納されていると仮定する。ここで、例えば、該コンテンツの視聴者は、左端の男性が持っている鞄に興味がある場合に鞄が表示されている位置を選択する。
【0074】
次に、位置取得部22は、該選択された位置の情報(例えば、ディスプレイ201上で定義された座標)を取得する。次に、表示部20は、情報格納部21から、位置取得部22が取得した座標が含まれる一部領域(選択領域)を取得する。この場合、鞄は領域1に含まれるため、対応する鞄の関連情報がディスプレイ201上の全面あるいは一部に表示される。これにより、鞄に興味を持った視聴者は、鞄の関連情報を見る事ができ、広告代理店等は鞄の関連情報に鞄の広告を含ませておくことで、該視聴者に鞄の広告を見せることができる。
【0075】
なお、上述した情報配信システムは、端末装置2に情報格納部21を備えた例を説明したが、情報配信システムはそれに限られない。例えば、端末装置2の位置取得部22は、利用者からディスプレイ201上の位置を取得すると、当該位置を示す情報を情報配信装置1あるいは他のサーバ等に送信し、情報配信装置1あるいは他のサーバ等が、当該位置に対応する関連情報を、関連情報格納部11等から取得して端末装置2に送信しても良い。このような情報配信システムは、既存のシステムを流用して実現することが可能である。例えば、上述した端末装置2は、スマートフォン等のタッチパネルを有する携帯端末であっても良く、スマートフォン等の既存の端末装置にソフトウエアをダウンロードするなどの最小の変更を加えるだけで実現可能である。また、端末装置2は、タッチパネル上で押下された位置の情報を、電子メール等の既存の手段で情報配信装置1あるいは他のサーバ等へ送信しても良い。また、情報配信装置1あるいは他のサーバ等は、この位置情報を基に、対応する関連情報ないし広告を特定しても良い。特定された関連情報ないし広告は、情報配信装置1あるいは他のサーバから、電子メールなどの既存の手段で、端末装置2に送信されても良い。また、放送は、いわゆるワンセグ放送、又は、mmbi、Media Flo等の携帯端末向けマルチメディア放送であっても良い。
【0076】
本実施の形態によれば、コンテンツが画面に表示されている間に利用者が選択した画面上の位置に対応する広告が表示される。すなわち、本実施の形態によれば、コンテンツ配信中の視聴者に対して、その視聴者の興味に合った広告を表示することができる。したがって、本実施の形態によれば、単に広告のみを一方的に配信するだけではなく、コンテンツを配信し、該コンテンツないしその一部に興味を持った視聴者に対して、その視聴者に合う広告等を表示することができるため、広告効果を高めることができる。
【0077】
また、単に広告のみを表示するだけではなく、視聴者が選択した興味対象画像の説明等とともに広告を表示することができるため、視聴者に抵抗なく自然に広告を見せることができ、広告効果を高めることができる。
【0078】
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
【符号の説明】
【0079】
1 情報配信装置
10 配信部
11 関連情報格納部
12 コンテンツ格納部
2 端末装置
20 表示部
21 情報格納部
22 位置取得部
23 出力部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンテンツ表示中に選択された画面上の位置を取得する位置取得手段と、
前記コンテンツを前記画面に表示し、前記位置取得手段から位置を取得し、当該位置を含む一部領域である選択領域に対応する、広告を含む関連情報を、前記画面に表示される前記コンテンツに対応して前記関連情報と前記画面上の前記一部領域を示す位置の情報とを格納する情報格納手段から取得して、前記画面に表示する表示手段と、
を含む端末装置。
【請求項2】
前記画面に表示された前記関連情報に含まれる広告の識別子を出力する出力手段を更に備える請求項1に記載の端末装置。
【請求項3】
前記情報格納手段は、前記コンテンツが前記画面に表示される時間に対応して、前記関連情報と前記位置の情報とを格納し、
前記表示手段は、情報配信装置から前記コンテンツを時系列に取得して逐次前記画面に表示し、前記位置取得手段が前記位置を取得した時刻を更に取得して、当該時刻に対応し、かつ、前記位置を含む前記選択領域に対応する前記関連情報を前記画面に表示する請求項2に記載の端末装置。
【請求項4】
前記出力手段は、前記選択領域に対応する時間を、当該時間に応じた課金料を算出する課金手段に出力する請求項3に記載の端末装置。
【請求項5】
前記出力手段は、前記選択領域の面積を、当該面積に応じた課金料を算出する課金手段に出力する請求項2乃至4のいずれかに記載の端末装置。
【請求項6】
さらに前記情報格納手段を備える請求項1乃至5のいずれかに記載の端末装置。
【請求項7】
前記情報格納手段を備えるサーバと、
請求項1乃至5のいずれかに記載の端末装置と、
を含み、
前記サーバは、前記端末装置から前記位置を取得し、前記位置に対応する前記関連情報を前記情報格納手段から取得して前記端末装置に送信するシステム。
【請求項8】
コンテンツ表示中に選択された画面上の位置を取得する位置取得ステップと、
前記コンテンツを前記画面に表示し、前記位置を取得し、当該位置を含む一部領域である選択領域に対応する、広告を含む関連情報を、前記画面に表示される前記コンテンツに対応して前記関連情報と前記画面上の前記一部領域を示す位置の情報とを格納する情報格納手段から取得して、前記画面に表示する表示ステップと、
をコンピュータに実行させる情報提供プログラム。
【請求項9】
前記画面に表示された前記関連情報に含まれる広告の識別子を出力する出力ステップを更に実行させる請求項8に記載の情報提供プログラム。
【請求項10】
前記情報格納手段は、前記コンテンツが前記画面に表示される時間に対応して、前記関連情報と前記位置の情報とを格納し、
前記コンピュータは、前記表示ステップにおいて、情報配信装置から前記コンテンツを時系列に取得して逐次前記画面に表示し、前記位置を取得した時刻を更に取得して、当該時刻に対応し、かつ、前記位置を含む選択領域に対応する前記関連情報を前記画面に表示する
請求項9に記載の情報提供プログラム。
【請求項11】
前記選択領域に対応する時間を、当該時間に応じた課金料を算出する課金手段に出力する前記出力ステップを前記コンピュータに更に実行させる請求項10に記載の情報提供プログラム。
【請求項12】
前記出力ステップにおいて、前記選択領域の面積を、当該面積に応じた課金料を算出する課金手段に出力する請求項9乃至11のいずれかに記載の情報提供プログラム。
【請求項13】
コンテンツ表示中に選択された画面上の位置を取得し、
前記コンテンツを前記画面に表示し、前記位置を取得して、当該位置を含む一部領域である選択領域に対応する、広告を含む関連情報を、前記画面に表示される前記コンテンツに対応して前記関連情報と前記画面上の前記一部領域を示す位置の情報とを格納する情報格納手段から取得して、前記画面に表示する情報提供方法。
【請求項14】
前記画面に表示された前記関連情報に含まれる広告の識別子を出力する請求項13に記載の情報提供方法。
【請求項15】
情報配信装置から前記コンテンツを時系列に取得して逐次前記画面に表示し、前記位置を取得した時刻を更に取得して、当該時刻に対応し、かつ、前記位置を含む前記選択領域に対応する前記関連情報を、前記コンテンツが前記画面に表示される時間に対応して、前記関連情報と前記位置の情報とを格納する前記情報格納手段から取得して前記画面に表示する請求項14に記載の情報提供方法。
【請求項16】
前記選択領域に対応する時間を、当該時間に応じた課金料を算出する課金手段に出力する請求項15に記載の端末装置。
【請求項17】
前記選択領域の面積を、当該面積に応じた課金料を算出する課金手段に出力する請求項14乃至16のいずれかに記載の情報提供方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2012−226209(P2012−226209A)
【公開日】平成24年11月15日(2012.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−95170(P2011−95170)
【出願日】平成23年4月21日(2011.4.21)
【出願人】(000004237)日本電気株式会社 (19,353)
【出願人】(310006855)NECカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 (1,081)
【Fターム(参考)】