説明

端末装置及び端末装置の制御方法

【課題】 外部電力が常に供給されない状態で使用される場合においても、自動的に状態を切り替えることが可能である端末装置及び当該端末装置の制御方法を提供する。
【解決手段】 所定の起動時刻を設定する時刻設定部200bと、現在の時刻が起動時刻であるか否かを判定する時刻判定部200cと、時刻判定手段200cにより起動時刻と判定したことを条件として、外部からの電力である外部電力が供給されているか否かを判定する電力供給判定部200dと、電力供給判定手段200dにより外部電力が供給されていることを条件として、自装置を起動状態とする装置制御部200eとを備え、時刻設定部200bは、時刻判定手段200cにより起動時刻と判定したことを条件として、次回の起動時刻を設定することを要旨とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、端末装置及び当該端末装置の制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、ボタンがほとんどなくタッチパネルを入力装置とするPDA(Personal Digital Assiatant)などの端末装置について、様々な提案がなされている。例えば、無線通信手段が内蔵され、手軽にネットワークに接続可能な端末装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
ところで、タイヤの状態(例えば、内圧)を測定する電子デバイスを内蔵するタイヤを装着する車輌において、端末装置を利用して当該タイヤの内圧を測定することが普及している。すなわち、端末装置は、無線を介して電子デバイスが測定したデータを受信して表示することができる。
【0004】
この端末装置は、エンジンがかかったり切れたりする車輌で使用される場合、常時起動状態(いわゆる、runモード)としておくと、電池が空になってしまうことがある。そのため、端末装置は、外部からの電力である外部電力が常に供給されない状態で使用される場合、起動状態から停止状態(いわゆる、suspendモード)へと切り替えることが可能である。
【特許文献1】特開2004−38295号公報(第2頁−第4頁、第1図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した端末装置では、車輌のエンジンがかかっている状態から当該エンジンを切ったときは、自動的に起動状態から停止状態へと切り替えることが可能であるが、逆にエンジンがかかっていない状態からエンジンをかけたときは、自動的に停止状態から起動状態へと切り替わらずに、手動で停止状態から起動状態へと切り替えなければならないという問題があった。
【0006】
そこで、本発明は、上述の問題を鑑みてなされたものであり、外部電力が常に供給されない状態で使用される場合に、自装置の状態を切り替えることが可能である端末装置及び当該端末装置の制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の特徴は、所定の起動時刻を設定する時刻設定手段(時刻設定部200b)と、現在の時刻が起動時刻であるか否かを判定する時刻判定手段(時刻判定部200c)と、時刻判定手段により起動時刻と判定したことを条件として、外部からの電力である外部電力が供給されているか否かを判定する電力供給判定手段(電力供給判定部200d)と、電力供給判定手段により外部電力が供給されていることを条件として、自装置を起動状態とする装置起動手段(装置制御部200e)とを備え、時刻設定手段は、時刻判定手段により起動時刻と判定したことを条件として、次回の起動時刻を設定することを要旨とする。
【0008】
かかる発明によれば、外部電力が常に供給されない状態で使用される場合に、自装置の状態を切り替えることが可能である。具体的には、エンジンがかかったり切れたりする車輌で使用される場合に、自装置の状態を切り替えることが可能である。
【0009】
より具体的には、エンジンがかかっていない状態からエンジンをかけたときにおいても、自動的に停止状態(suspendモード)から起動状態(runモード)へと切り替えることが可能である。勿論、エンジンがかかっている状態から当該エンジンを切ったときは、自動的に起動状態から停止状態へと切り替えることも可能である。
【0010】
また、本発明において、自装置内に蓄積している電力量を検出する蓄積電力検出手段(蓄積電力検出部300g)を備え、時刻設定手段は、蓄積電力検出手段により検出した電力量に基づいて、次回の起動時刻を設定してもよい。
【0011】
かかる発明によれば、時刻設定手段が、電力量に基づいて次回の起動時刻を設定することによって、電力量が多いときには次回の起動時刻を早い時刻に設定することができ、電力量が少ないときには次回の起動時刻を遅い時刻に設定することができる。そのため、電力量が少ないときの寿命を延長させることが可能となる。
【0012】
また、本発明において、外部電力は、車輌により供給されていてもよい。
【0013】
かかる発明によれば、外部電力が車輌により供給されていることによって、エンジンがかかっていない状態からエンジンをかけた状態で使用される場合、従来は運転者が手動で停止状態から起動状態へと切り替えなければならなかったが、自動的に停止状態から起動状態へと切り替えることが可能である。
【0014】
また、本発明において、所定の起動時刻を設定するステップAと、現在の時刻が起動時刻であるか否かを判定するステップBと、ステップBにより起動時刻と判定したことを条件として、外部からの電力である外部電力が供給されているか否かを判定するステップCと、ステップCにより外部電力が供給されていることを条件として、端末装置を起動状態とするステップDと、ステップBにより起動時刻と判定したことを条件として、次回の起動時刻を設定するステップEとを含むことを要旨とする。
【0015】
かかる発明によれば、外部電力が常に供給されない状態で使用される場合に、自動値の状態を切り替えることが可能である。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、外部電力が常に供給されない状態で使用される場合に、自装置の状態を切り替えることが可能である端末装置及び当該端末装置の制御方法を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なのものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることを留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
【0018】
[第1の実施形態]
(端末装置の構成)
第1の実施形態における端末装置について図面を参照しながら説明する。図1は、第1の実施形態における端末装置の構成を示すブロック図である。なお、端末装置としては、ボタンがほとんどなくタッチパネルを入力装置とするPDA200(Personal Digital Assiatant)を例にとって説明する。
【0019】
図1に示すように、PDA200は、タイヤの状態(例えば、内圧)を測定する電子デバイス102が内蔵されたタイヤ101を装着する車輌100に接続されている。ここで、電子デバイス102とは、タイヤ101の状態を測定するセンサや、当該センサにより測定されたデータをタイヤの外側(例えば、PDA200)に送信する通信モジュールによって構成されている。
【0020】
具体的には、図2に示すように、PDA200は、車輌100に設けられているシュガーライター110と接続されている。このため、PDA200は、車輌のエンジンがかかっているときに、蓄積している電力量を充電することが可能である。
【0021】
PDA200は、受信部200aと、時刻設定部200bと、時刻判定部200cと、電力供給判定部200dと、装置制御部200e、表示部200fとを備えている。
【0022】
受信部200aは、電子デバイス102が測定したデータを受信する。また、時刻設定部200bは、所定の時刻(以下、起動時刻)を設定する。また、時刻判定部200cは、現在の時刻が起動時刻であるか否かを判定する。
【0023】
電力供給判定部200dは、外部からの電力である外部電力を供給しているか否かを判定する。また、装置制御部200eは、PDA200を起動状態又は停止状態とする。また、表示部200fは、受信部200aにより受信したデータを表示する。
【0024】
ここで、外部電力とは、図2に示すように、車輌100に設けられているシュガーライター110から供給される電力を示す。すなわち、エンジンがかかっている状態に発生する電力のことであり、アクセサリー時に発生する電力を含むものとする。
【0025】
このように、PDA200は車輌に乗せて使用されることにより、電子デバイス102が測定したデータを受信して表示することができる。
【0026】
なお、図示していないが、第1の実施形態に係るPDA200は、起動時刻を保持するデータ保持部を備えていてもよい。このデータ保持部は、RAM等の内部記憶装置を用いてもよく、ハードディスクやフレキシブルディスク等の外部記憶装置を用いてもよい。
【0027】
また、第1の実施形態に係るPDA200は、受信部200a、時刻設定部200b、時刻判定部200c、電力供給判定部200d、装置制御部200e、表示部200fなどをモジュールとして、CPUに内蔵する構成とすることができる。これらのモジュールは、パーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータにおいて、所定のプログラム言語を利用するための専用プログラムを実行することにより実現することができる。
【0028】
また、図示していないが、PDA200は、受信処理、時刻設定処理、時刻判定処理、電力供給判定処理、装置制御処理、表示処理などをCPUに実行させるためのプログラムを蓄積するプログラム保持部を備えてもよい。このプログラム保持部は、例えばRAM、ROM、ハードディスク、フレキシブルディスク、コンパクトディスク、ICチップ、カセットテープなどの記録媒体である。このような記録媒体によれば、プログラムの蓄積、運搬、販売などを容易に行うことができる。
【0029】
(端末装置の制御方法)
次に、図3を参照して、端末装置の制御方法について説明する。図2は、第1の実施形態における端末装置の制御方法を示すフロー図である。
【0030】
図3に示すように、まず、ステップ10において、時刻判定部200cは、起動時刻が設定されているか否かを判定する。また、時刻判定部200cは、起動時刻が設定されている場合には、ステップ30の処理に移り、起動時刻が設定されていない場合には、ステップ20の処理に移る。
【0031】
次に、ステップ20において、時刻設定部200bは、起動時刻を設定する。すなわち、時刻設定部200bは、初期時(起動時刻が設定されていないとき)に、起動時刻を設定する。
【0032】
次に、ステップ30において、時刻判定部200cは、現在の時刻が起動時刻であるか否かを判定する。また、時刻判定部200cは、現在の時刻が起動時刻である場合には、ステップ40の処理に移り、現在の時刻が起動時刻でない場合には、待ち状態となる。
【0033】
次に、ステップ40において、時刻設定部200bは、次回の起動時刻を設定する。
【0034】
次に、ステップ50において、電力供給判定部200dは、外部電力が供給されているか否かを判定する。すなわち、電力供給判定部200dは、上述したように車輌100のシュガーライター110(図2参照)から電力が供給されているか否か(エンジンがかかっているか否か)を判定する。また、電力供給判定部200dは、外部電力が供給されている場合には、ステップ60の処理に移り、外部電力が供給されていない場合には、ステップ80の処理に移る。
【0035】
次に、ステップ60において、装置制御部200eは、現在PDA200が起動しているか否かを判定する。また、装置制御部200eは、現在PDA200が起動している場合には、ステップ30の処理に移り、現在PDA200が起動していない場合には、ステップ70の処理に移る。
【0036】
次に、ステップ70において、装置制御部200eは、PDA200を起動状態とする。このとき、受信部200aは、電子デバイス102が測定したデータを受信する。また、表示部200fは、受信部200aにより受信したデータを表示する。
【0037】
次に、ステップ80において、装置制御部200eは、現在PDA200が起動しているか否かを判定する。また、装置制御部200eは、現在PDA200が起動している場合には、ステップ90の処理に移り、現在PDA200が起動していない場合には、ステップ30の処理に移る。
【0038】
次に、ステップ90において、装置制御部200eは、PDA200を停止状態とする。
【0039】
ここで、図4に示すように、PDA200は、起動時刻T1である場合に、次回の起動時刻(例えば、2分後)を設定する。このとき、PDA200には外部電力が供給されているため、当該PDA200が起動状態となる。このため、PDA200は、電子デバイス102が測定したデータを受信して表示することができる。
【0040】
次に、PDA200は、次回の起動時刻T2となった場合に(例えば、2分経過後に)、さらにその次の起動時刻(例えば、2分後)を設定する。このとき、PDA200には外部電力が供給されていないため、当該PDA200が停止状態となる。
【0041】
(作用・効果)
従来、メモリーカードやCFカードなどを有し、常に起動状態となっている置にデータ(タイヤの状態)を書き込むとき、エンジンが切れたと同時に当該装置の電源が切れると、ファイルシステムを壊してしまう可能性があった。
【0042】
また、自装置内に電力を蓄積している(いわゆる、電池を有している)PDAを用いると、車輌のエンジンがかかっている状態から当該エンジンを切ったときは、自動的に起動状態(runモード)から停止状態(suspendモード)へと切り替えることが可能であるが、逆にエンジンがかかっていない状態からエンジンをかけたときは、自動的に停止状態から起動状態へと切り替わらずに、運転者が手動で停止状態から起動状態へと切り替えなければならなかった。
【0043】
そこで、本発明のPDA200によれば、エンジンがかかっていない状態からエンジンをかけた状態で使用される場合、自動的に停止状態から起動状態へと切り替えることが可能である。勿論、エンジンがかかっている状態から当該エンジンを切ったときは、自動的に起動状態から停止状態へと切り替えることができる。このため、PDA200は、車輌に乗せて使用されることにより、電子デバイス102が測定したデータを受信して表示することができる。
【0044】
従って、外部電力が常に供給されない状態で使用される場合に、自装置の状態を切り替えることが可能であるPDA200を提供することができる。
【0045】
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態に係る端末装置について、図面を参照しながら説明する。図5は、第2の実施形態に係る端末装置の構成を示すブロック図である。なお、端末装置としては、PDA300を例にとって説明する。
【0046】
図5に示すように、PDA300は、受信部300aと、時刻設定部300bと、時刻判定部300cと、電力供給判定部300dと、装置制御部300eと、表示部300f、蓄積電力検出部300gとを備えている。
【0047】
蓄積電力検出部300gは、PDA300内に蓄積している電力量を検出する。なお、受信部300aと、時刻設定部300bと、時刻判定部300cと、電力供給判定部300dと、装置制御部300eと、表示部300fは、上述した受信部200aと、時刻設定部200bと、時刻判定部200cと、電力供給判定部200dと、装置制御部200eと、表示部200fと同一の構成である。
【0048】
次に、第2の実施形態に係る端末装置の制御方法について、図面を参照しながら説明する。図6は、第2の実施形態に係る端末装置の制御方法を示すフロー図である。
【0049】
図6に示すように、まず、ステップ100において、時刻判定部300cは、起動時刻が設定されているか否かを判定する。また、時刻判定部300cは、起動時刻が設定されている場合には、ステップ300の処理に移り、起動時刻が設定されていない場合には、ステップ200の処理に移る。
【0050】
次に、ステップ200において、時刻設定部300bは、起動時刻を設定する。
【0051】
次に、ステップ300において、時刻判定部300cは、現在の時刻が起動時刻であるか否かを判定する。また、時刻設定部300bは、現在の時刻が起動時刻である場合には、ステップ400の処理に移り、現在の時刻が起動時刻でない場合には、待ち状態となる。
【0052】
次に、ステップ400において、蓄積電力検出部300gは、PDA300内に蓄積している電力を検出する。
【0053】
次に、ステップ500において、時刻設定部300bは、ステップ400において検出した電力に基づいて、次回の起動時刻を設定する。
【0054】
次に、ステップ600において、電力供給判定部300dは、外部電力が供給されているか否かを判定する。また、電力供給判定部300dは、外部電力が供給されている場合には、ステップ700の処理に移り、外部電力が供給されていない場合には、ステップ900の処理に移る。
【0055】
次に、ステップ700において、装置制御部300eは、現在PDA300が起動しているか否かを判定する。また、装置制御部300eは、現在PDA300が起動している場合には、ステップ300の処理に移り、現在PDA300が起動していない場合には、ステップ800の処理に移る。
【0056】
次に、ステップ800において、装置制御部300eは、PDA300を起動状態とする。このとき、受信部300aは、電子デバイス102が測定したデータを受信する。また、表示部300fは、受信部300aにより受信したデータを表示する。
【0057】
次に、ステップ900において、装置制御部300eは、現在PDA300が起動しているか否かを判定する。また、装置制御部300eは、現在PDA300が起動している場合には、ステップ1000の処理に移り、現在PDA300が起動していない場合には、ステップ300の処理に移る。
【0058】
次に、ステップ1000において、装置制御部300eは、PDA300を停止状態とする。
【0059】
このように、第2の実施形態にPDA200によれば、時刻設定部300bがPDA300に蓄積している電力量に基づいて、次回の起動時刻を設定することによって、電力量が多いときには次回の起動時刻を早い時刻に設定することができ、電力量が少ないときには次回の起動時刻を遅い時刻に設定することができる。そのため、電力量が少ないときの寿命を延長させることが可能となる。
【0060】
(その他の実施形態)
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
【0061】
本実施形態において、PDA200を車輌に乗せて使用するものとして説明したが、これに限定されるものではなく、例えば家庭内で使用してもよい。
【0062】
また、端末装置をPDA200であるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、例えばパーソナルコンピュータや携帯電話などの端末装置であってもよい。
【0063】
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
【図面の簡単な説明】
【0064】
【図1】第1の実施形態に係る端末装置の構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態に係る端末装置の車輌との接続方法を示す図である。
【図3】第1の実施形態に係る端末装置の制御方法を示すフロー図である。
【図4】第1の実施形態に係る端末装置の制御方法を示すシーケンス図である。
【図5】第2の実施形態に係る端末装置の構成を示すブロック図である。
【図6】第2の実施形態に係る端末装置の制御方法を示すフロー図である。
【符号の説明】
【0065】
100…車輌、101…タイヤ、102…電子デバイス、110…シュガーライター、200,300…PDA、200a,300a…受信部、200b,300b…時刻設定部、200c,300c…時刻判定部、200d,300d…電力供給判定部、200e,300e…装置制御部、200f,300f…表示部、300e…蓄積電力検出部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の起動時刻を設定する時刻設定手段と、
現在の時刻が前記起動時刻であるか否かを判定する時刻判定手段と、
前記時刻判定手段により前記起動時刻と判定したことを条件として、外部からの電力である外部電力が供給されているか否かを判定する電力供給判定手段と、
前記電力供給判定手段により前記外部電力が供給されていることを条件として、自装置を起動状態とする装置起動手段とを備え、
前記時刻設定手段は、前記時刻判定手段により前記起動時刻と判定したことを条件として、次回の起動時刻を設定することを特徴とする端末装置。
【請求項2】
自装置内に蓄積している電力量を検出する蓄積電力検出手段を備え、
前記時刻設定手段は、前記蓄積電力検出手段により検出した前記電力量に基づいて、次回の起動時刻を設定することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
【請求項3】
前記外部電力は、車輌により供給されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の端末装置。
【請求項4】
所定の起動時刻を設定するステップAと、
現在の時刻が前記起動時刻であるか否かを判定するステップBと、
前記ステップBにより前記起動時刻と判定したことを条件として、外部からの電力である外部電力が供給されているか否かを判定するステップCと、
前記ステップCにより前記外部電力が供給されていることを条件として、端末装置を起動状態とするステップDと、
前記ステップBにより前記起動時刻と判定したことを条件として、次回の起動時刻を設定するステップEとを含むことを特徴とする端末装置の制御方法。




【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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