説明

粘性せん断力計測用試験装置

【課題】粘性体せん断試験装置において、せん断隙間を確保するためのガイドによる摩擦力の影響を受けずに正確に粘性せん断力を計測する。
【解決手段】粘性体容器2と、粘性体容器を挟んでその外側に配置される一対の粘性せん断力伝達板3と、粘性せん断力伝達板の各々に固定され、粘性体容器の内部に収容され、相対向する互いに平行な一対の対向面4a、4bを有する固定側抵抗板4と、粘性体容器の内壁に固定されたガイド7、8と、ガイドによって摺動案内され、固定側抵抗板の一対の対向面の間を、所定の隙間Dを介して対向面に平行な方向に直線的に移動する可動側抵抗板9と、粘性体容器と粘性せん断力伝達板との間に介装され、固定側抵抗板の対向面に平行な方向の荷重を測定する荷重測定手段11とを備え、荷重測定手段は、一端部11aで粘性体容器と粘性せん断力伝達板とに連結され、他端部11bで粘性体容器に連結される粘性せん断力計測用試験装置1。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、粘性ダンパーを設置した構造物の解析を行う際のダンパー特性のモデル化等を行う際に、粘性せん断力を計測するために用いられる試験装置に関する。
【背景技術】
【0002】
粘性ダンパーは、粘性流体が移動すると分子間運動を摩擦熱に変換してエネルギーを吸収する装置であって、負荷された外力を除いても反発力が小さく粘性体の変形が戻りにくいため、効果的にエネルギーを吸収することができる。そのため、建築用の振動エネルギー吸収装置として広く使用されている。
【0003】
上記粘性ダンパーを設置した構造物の解析を行う際等にダンパー特性モデルを用いるが、より精度よくその特性をモデル化するには、粘性流体と鋼材の特性を各々明確に把握する必要がある。
【0004】
粘性体は液体であり、形状を保持することができないため、せん断隙間を確保するためにガイドが必要となる。しかし、粘性体とガイドとの間には摩擦力が生ずるため、摩擦力が粘性せん断力とともに計測され、正確に粘性せん断力を計測することが困難である。そのため、従来、以下の方法で試験が行われている。
【0005】
コーンプレート法は、図3に示すように、コーン(円錐)31とプレート(円盤)32の間に粘性体Vを設け、せん断隙間Dが中心Oからの距離により異なる状態でコーン31又はプレート32の一方を固定し、他方を鉛直線回りに矢印で示すように回転させ、その際に生じたトルクを計測器33で計測して、粘性体粘度を算定する。
【0006】
この方法では、せん断面のみに粘性体Vが存在するため、掻き分けや摩擦力が小さい状態で粘性抵抗力のみを計測することができ、精度よく粘性体特性を把握することができる。但し、設置した粘性流体の形状を表面張力により保持しているが、せん断隙間Dが大きい場合や、粘性流体の変形が大きい場合には、粘性体Vが適正な形状を維持することができず、試験加振条件が回転角度とせん断隙間Dによって制限されるなどの問題がある。
【0007】
一方、桶型水平方向平板せん断試験法は、図4に示すように、桶型の粘性体容器41と円盤状の抵抗板42の間に粘性体Vを設け、せん断隙間Dが一定である試験装置で水平方向に加振して粘性せん断力により生じる水平荷重を計測する。この方法では、荷重伝達部材の面積を小さくし、抵抗板42の形状を円盤として粘性体Vの流動性をよくし、粘性体Vが生じる掻き分け力、撹拌力を低減している。さらに、せん断隙間Dを保持するために部材43、及びロードセル44をリニアガイドで固定し、摩擦力を低減している(例えば、非特許文献1参照)。
【0008】
しかし、上記方法においても、剛性伝達部材の断面積を小さくすることによる剛性の低下や、除去できない摩擦力や掻き分け力の影響について不明確であるなどの問題があった。
【0009】
また、筒型軸方向円柱せん断試験法は、図5に示すように、筒型の粘性体容器51と円柱部材52との間に粘性体Vを設け、せん断隙間Dが一定である試験装置で軸方向(矢印方向)に加振する試験法であり、せん断隙間Dを保持するために、円柱部材52のガイド53、54を粘性体容器51に設置し、そのガイド53、54に負荷する曲げによる摩擦力を低減するために軸方向に加振する。さらに、粘性体Vが掻き分け、撹拌する力を小さくするため、粘性体容器51の両端に粘性体の流動性を良好にするためのスペース55、56を設けるなどの措置を施すことで、粘性せん断力が大きい加振条件では比較的良好に計測することができ、粘性流体特性を適正に把握できた(例えば、非特許文献2参照)。
【0010】
しかし、この方法では、粘性せん断力が小さいと、計測値に対してガイド53、54によって生じる摩擦力が相対的に大きくなるため、適正な粘性流体特性を把握するのが困難であるとともに、粘性体容器51の内面と円柱部材52の外面がせん断面となるが、各々のせん断面積が異なるため、正確な有効面積が不明確であるという問題があった。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0011】
【非特許文献1】下田郁夫、「高粘性ダンパに関する研究(粘弾性モデル化と設計手法の提案)」、日本機械学会論文集(C編)60巻570号(1994−2)、p112−117
【非特許文献2】和氣知貴、他2名、「せん断型粘性体ダンパーの振動数・振幅・温度依存性を考慮したモデル化に関する研究、その1:材料試験」、日本建築学会大会学術講演梗概集(北海道)、2004年8月、p75−76
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
そこで、本発明は、上記従来の技術における問題点に鑑みてなされたものであって、粘性体せん断試験装置において、せん断隙間を確保するために設置されるガイドによる摩擦力が大きくてもその影響を受けることがなく、正確に粘性せん断力を計測することのできる試験装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
上記目的を達成するため、本発明は、粘性せん断力計測用試験装置であって、粘性体を収容する粘性体容器と、該粘性体容器を挟んで該粘性体容器の外側に配置され、前記粘性体容器と相対移動可能な一対の粘性せん断力伝達板と、該粘性せん断力伝達板の各々に固定されるとともに、前記粘性体容器の内部に収容され、相対向する互いに平行な一対の対向面を有する固定側抵抗板と、前記粘性体容器の内壁に固定されたガイドと、該ガイドによって摺動案内され、前記固定側抵抗板の一対の対向面の間を、所定の隙間を介して該対向面に平行な方向に直線的に移動する可動側抵抗板と、前記粘性体容器と前記粘性せん断力伝達板との間に介装され、前記固定側抵抗板の対向面に平行な方向の荷重を測定する荷重測定手段とを備え、該荷重測定手段は、一端部で前記粘性体容器と前記粘性せん断力伝達板とに連結され、前記固定側抵抗板の対向面に平行な方向の他端部で前記粘性体容器に連結されることを特徴とする。
【0014】
そして、本発明によれば、可動側抵抗板を摺動案内するガイドを粘性体容器に設置するとともに、ガイドに加わる摩擦力を粘性体容器を介して荷重測定手段の一端部、及び前記固定側抵抗板の対向面に平行な方向の他端部に伝達させるため、荷重測定手段に摩擦力を計測させることなく、粘性せん断力のみを計測することができる。
【0015】
上記粘性せん断力計測用試験装置において、前記粘性体容器は、鉛直方向に長手方向を有する箱状に形成され、前記粘性せん断力伝達板は、上端部に前記固定側抵抗板を備え、前記固定側抵抗板の一対の対向面は、鉛直線に平行に延設され、前記可動側抵抗板は、鉛直方向に移動し、前記荷重測定手段の上端部が前記粘性体容器及び前記粘性せん断力伝達板に、前記荷重測定手段の下端部が前記粘性体容器に連結されるように構成することができる。
【0016】
また、前記粘性体容器の下部は、上部の横断面積より大きな断面積を有する箱状の拡大部を備え、前記可動側抵抗板の下端部が該拡大部の内部を移動するように構成することができる。これによって、粘性体容器の内部の粘性体の体積変化が容易に行われることとなり、粘性体容器の内圧が荷重測定手段による粘性せん断力の計測値に与える影響を小さくすることができる。
【0017】
さらに、上記粘性せん断力計測用試験装置において、前記拡大部の底面に弾性体を装着することができ、これによって、粘性体容器の内部の粘性体の体積変化がより容易に行われ、粘性体容器の内圧が荷重測定手段による粘性せん断力の計測値に与える影響をさらに小さく抑えることができる。
【0018】
また、前記粘性せん断力伝達板を、前記固定側抵抗板の一対の対向面の各々と、前記可動側抵抗板との間の隙間を調整するための隙間調整部材を備えるように構成することで、容易にせん断隙間を調整することができる。
【発明の効果】
【0019】
以上のように、本発明にかかる試験装置によれば、粘性体せん断試験装置において、せん断隙間を確保するために設置されるガイドによる摩擦力が大きくてもその影響を受けることがなく、正確に粘性せん断力を計測することができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明にかかる粘性せん断力計測用試験装置の一実施の形態を示す縦断面図である。
【図2】図1の粘性せん断力計測用試験装置のA−A線断面図である(但し、図1において粘性せん断力計測用試験装置全体が描かれているものとして図2を描いている)。
【図3】コーンプレート法で用いられる粘性せん断力計測用試験装置の概略図である。
【図4】桶型水平方向平板せん断試験法で用いられる粘性せん断力計測用試験装置の概略図である。
【図5】筒型軸方向円柱せん断試験法で用いられる粘性せん断力計測用試験装置の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
次に、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
【0022】
図1及び図2は、本発明にかかる粘性せん断力計測用試験装置(以下「試験装置」と略称する)の一実施の形態を示し、この試験装置1は、粘性体Vを収容する粘性体容器2と、粘性体容器2を挟んでその外側に配置された一対の粘性せん断力伝達板3(3A、3B)と、粘性せん断力伝達板3の上部にシムプレート5を介して固定され、一対の対向面4a、4bを有する固定側抵抗板4(4A、4B)と、粘性体容器2の内壁に固定された抵抗板用ガイド7、8と、両ガイド7、8によって摺動案内されて固定側抵抗板4の対向面4a、4bの間を上下方向に移動する可動側抵抗板9と、粘性体容器2と粘性せん断力伝達板3との間に介装されたロードセル11等で構成される。
【0023】
粘性体容器2は、横断面矩形状で鉛直方向に軸線を有する箱状に形成され、内部に粘性体Vが収容される。粘性体容器2の内壁2aには、可動側抵抗板9を案内するための抵抗板用ガイド7(7A、7B)、8が2段にわたって固定される。
【0024】
粘性体容器2の下部は、上部2cの横断面積より大きな横断面積を有する箱状の拡大部2bとして形成され、可動側抵抗板9の下端部が拡大部2bの内部を移動する。拡大部2bの底面2dには、弾性体としてのスポンジゴム15が装着され、粘性体容器2の下端部2eは、ロードセル(荷重測定手段)11の上部11aと下部11bとに各々曲部2f及び先端部2gを介して連結される。
【0025】
一対の粘性せん断力伝達板3(3A、3B)は、連結板12、13で互いに連結され、連結板12、13を含めて全体的に角筒状に形成され、粘性せん断力伝達板3の上端部3aにシムプレート(隙間調整部材)5を介して固定側抵抗板4が装着される。また、粘性せん断力伝達板3の下端部3bは、ロードセル11の上部11aに連結される。
【0026】
固定側抵抗板4は、可動側抵抗板9を挟んで相対向する一対の互いに平行な対向面4a、4bを備え、棒状の基部4e、4fと粘性せん断力伝達板3の上端部3aの内面3c、3dとの間にシムプレート5が介在し、シムプレート5の枚数を増減することで、対向面4a、4bと可動側抵抗板9の表面との間のせん断隙間Dを調整可能に構成される。固定側抵抗板4の連結部4c、4dは、粘性体容器2に設けられたコーキング材16を貫通するように設けられ、これによって、粘性体容器2の内部の粘性体Vが外部に漏れることなく、粘性せん断力伝達板3が粘性体容器2と相対移動可能となる。
【0027】
抵抗板用ガイド7(7A、7B)、8は、固定側抵抗板4の対向面4a、4bと可動側抵抗板9の表面との間のせん断隙間Dを一定にした状態で可動側抵抗板9を加振するために備えられる。この抵抗板用ガイド7は、粘性体容器2の内壁に固定され、両ガイド7A、7Bは、各々可動側抵抗板9の両端部9a、9bを鉛直方向に直線的に摺動案内する。下段側の抵抗板用ガイド8も、図示を省略するが、抵抗板用ガイド7(7A、7B)と同様に構成される。
【0028】
ロードセル11は、上部11aが粘性体容器2の下端部2e(曲部2f)及び粘性せん断力伝達板3の下端部3bに連結され、下部11bが粘性体容器2の下端部2e(先端部2g)のみに連結される。
【0029】
次に、上記構成を有する試験装置1の動作について説明する。
【0030】
粘性せん断力伝達板3の上端部3aに配置されたシムプレート5の枚数を調整し、固定側抵抗板4(4A、4B)の対向面4a、4bと可動側抵抗板9の表面との間のせん断隙間Dを調整する。これにより、一定のせん断隙間Dで、固定側抵抗板4のせん断面幅W×高さHをせん断面として粘性せん断力を計測することができる。
【0031】
可動側抵抗板9の上端部に、加振力Lを加えると、対向面4a、4bと可動側抵抗板9の表面との間に粘性せん断力Sが生じ、固定側抵抗板4の対向面4a及び対向面4bに実線の矢印で示される粘性せん断力Sが加わり、この粘性せん断力Sは、図示のような流れで下方に伝達され、最終的にロードセル11の上部11aに伝わる。
【0032】
一方、可動側抵抗板9の上端部に、加振力Lを加えると、可動側抵抗板9と抵抗板用ガイド7及び抵抗板用ガイド8との間で、破線の矢印で示される摩擦力Fが発生し、この摩擦力Fは、図示のような流れで下方に伝達され、最終的にロードセル11の上部11a及び下部11bに伝わる。
【0033】
上述のように、ロードセル11へは、上部11a及び下部11bの各々に摩擦力Fが負荷され、その一方、粘性せん断力Sは上部11aにのみ負荷されるため、ロードセル11は摩擦力Fを計測せず、粘性せん断力Sのみを測定することができる。
【0034】
尚、可動側抵抗板9のへの加振に伴い、粘性体容器2と粘性せん断力伝達板3との間に相対変位が生じ、コーキング材16が変形するが、コーキング材16は、鋼材からなる粘性体容器2と粘性せん断力伝達板3より剛性が小さいため、粘性せん断力Sの計測値に影響を及ぼすことがない。
【0035】
また、可動側抵抗板9が移動すると、粘性体容器2内の粘性体Vに体積変化が生じ、粘性体容器2の内部に内圧が生じるため、上記ロードセル11での計測値に粘性せん断力S以外の荷重が計測されうる。しかし、試験装置1では、拡大部2bを設けるとともに、拡大部2bの底面2dにスポンジゴム15を装着しているため、粘性体容器2内の粘性体Vの体積変化がより容易に行われ、内圧がロードセル11の計測値に与える影響を小さくすることができる。
【0036】
さらに、粘性体容器2内の粘性体Vをより流動し易くするため、固定側抵抗板4及び可動側抵抗板9の断面積をより小さく設定し、粘性体容器2の容積をより大きくすることが好ましい。
【符号の説明】
【0037】
1 試験装置
2 粘性体容器
2a 内壁
2b 拡大部
2c 上部
2d 底面
2e 下端部
2f 曲部
2g 先端部
3(3A、3B) 粘性せん断力伝達板
3a 上端部
3b 下端部
3c、3d 内面
4(4A、4B) 固定側抵抗板
4a、4b 対向面
4c、4d 連結部
4e、4f 基部
5 シムプレート
7(7A、7B) 抵抗板用ガイド
8 抵抗板用ガイド
9 可動側抵抗板
9a、9b 両端部
11 ロードセル
11a 上部
11b 下部
12、13 連結板
15 スポンジゴム
16 コーキング材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
粘性体を収容する粘性体容器と、
該粘性体容器を挟んで該粘性体容器の外側に配置され、前記粘性体容器と相対移動可能な一対の粘性せん断力伝達板と、
該粘性せん断力伝達板の各々に固定されるとともに、前記粘性体容器の内部に収容され、相対向する互いに平行な一対の対向面を有する固定側抵抗板と、
前記粘性体容器の内壁に固定されたガイドと、
該ガイドによって摺動案内され、前記固定側抵抗板の一対の対向面の間を、所定の隙間を介して該対向面に平行な方向に直線的に移動する可動側抵抗板と、
前記粘性体容器と前記粘性せん断力伝達板との間に介装され、前記固定側抵抗板の対向面に平行な方向の荷重を測定する荷重測定手段とを備え、
該荷重測定手段は、一端部で前記粘性体容器と前記粘性せん断力伝達板とに連結され、前記固定側抵抗板の対向面に平行な方向の他端部で前記粘性体容器に連結されることを特徴とする粘性せん断力計測用試験装置。
【請求項2】
前記粘性体容器は、鉛直方向に長手方向を有する箱状に形成され、
前記粘性せん断力伝達板は、上端部に前記固定側抵抗板を備え、
前記固定側抵抗板の一対の対向面は、鉛直線に平行に延設され、
前記可動側抵抗板は、鉛直方向に移動し、
前記荷重測定手段の上端部が前記粘性体容器及び前記粘性せん断力伝達板に、前記荷重測定手段の下端部が前記粘性体容器に連結されることを特徴とする請求項1に記載の粘性せん断力計測用試験装置。
【請求項3】
前記粘性体容器の下部は、上部の横断面積より大きな断面積を有する箱状の拡大部を備え、前記可動側抵抗板の下端部が該拡大部の内部を移動することを特徴とする請求項2に記載の粘性せん断力計測用試験装置。
【請求項4】
前記拡大部の底面に弾性体が装着されることを特徴とする請求項3に記載の粘性せん断力計測用試験装置。
【請求項5】
前記粘性せん断力伝達板は、前記固定側抵抗板の一対の対向面の各々と、前記可動側抵抗板との間の隙間を調整するための隙間調整部材を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の粘性せん断力計測用試験装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−42364(P2012−42364A)
【公開日】平成24年3月1日(2012.3.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−184521(P2010−184521)
【出願日】平成22年8月20日(2010.8.20)
【出願人】(000103644)オイレス工業株式会社 (384)
【Fターム(参考)】