説明

粘性物質のための輸送管

本発明は、粘性材料、特にコンクリートのための輸送管に関する。輸送管は、基本的に、好ましくは内側で固化される耐磨耗管材料から作られる圧力管と、圧力管の外側面での端部で材料間嵌合で固定される少なくとも一つの連結リングとを備えて成る。本発明にしたがって、連結リングは、圧力管の外面に対して超過した寸法の内面を有する第一リング部と、該第一リング部に軸方向に隣接し、その軸方向断面で小さな寸法まで圧力管の外面からそれる内側円錐部を有する第二リング部とを有する。連結リングは、その第二リング部の内側円錐部で圧力管の外面に押圧される。さらに、連結リングは、その第一リング部と共に圧力管で環状の間隙空間を画定し、当該環状の間隙空間は、少なくとも部分的に材料間嵌合を作り出すための接着剤で充填される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、粘性物質、特にコンクリートのための輸送管に関し、当該輸送管は、耐磨耗材料から作られた圧力管を有し、且つ、圧力管の外面にその端部側で材料嵌合(material-fit)により適所に固定される少なくとも一つの連結リングを有する。
【背景技術】
【0002】
建設産業において、コンクリートポンプ車が多くの場合に用いられており、当該コンクリートポンプ車で、コンクリートは、輸送管を介して建設現場乃至工事現場における供給位置から適用位置まで搬送される。輸送管は、概して、遠隔操作を介してエンドホースでコンクリート適用位置に向けられることができる分配マストのマストアームに位置させられる。さらに、固定式のコンクリートポンプで用いられる場合も知られており、そこでは、輸送管は、供給位置から適用位置まで地面に固定されて置かれる。輸送管の端部に配置される連結リングは、多数の輸送管を互いと例えば外殻連結(shell-couplings)を介して接続できることを確実にする。連結リングを圧力管に溶接することができる。溶接された連結リングの場合での欠点は、溶接プロセス中の温度効果の結果として圧力管の強度減少が発生することである。さらに、連結リングを圧力管に接着することが知られている。しかしながら、製造プロセス中で、接着剤が未だ十分に固まらない間は、圧力管上の連結リングの心出しと固定とにおける問題、及び、圧力管に対する連結リングのシールにおける問題が発生し、これらの問題は未だ満足に解決されていない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
したがって、本発明は、圧力管上での連結リングの固定の間に、少なくとも一方の側面での心出しとシールとが同時にこの領域で実行されるように、先に示したタイプの公知の輸送管を改良する課題に基づく。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この課題を解決するために、請求項1及び15に示された特徴の組み合わせが提案される。本発明の有利な実施形態及び更なる発展は、従属請求項から明らかである。
【0005】
本発明にしたがう解決法は、基本的に、連結リングが、圧力管の外面に対して超過した寸法を示す内面を有する第一リング部と、軸方向に第一リング部へ続き、圧力管の外面に対して減少した寸法までその軸方向に次第にそれる円錐状の内面を有する第二リング部とを有し、連結リングがその第二リング部の円錐状内面で圧力管の外面上に摩擦嵌合(friction fit)で押圧され、その第一リング部と共に圧力管でリング形状の間隙空間を画定し、該間隙空間が材料嵌合固定を形成する接着剤で少なくとも部分的に充填されるという事実から成る。この関連で、第二リング部領域における内側円錐部は、少なくとも接着剤が固まるまでの間、圧力管上の連結リングの心出し及び固定に加え、輸送管の関連する端面の方へのシールをも確実にする。
【0006】
間隙空間内部の接着剤の均一な外周分配を保証するために、本発明の好ましい実施形態にしたがって、連結リングは、その第一リング部の内面領域に、内側に向かって開口し、接着剤を充填されるリング溝を有することが提案される。さらに、連結リングは、第一リング部の領域に配置され、半径方向にリング覆い乃至外装(ring mantle)を貫通される少なくとも一つの充填孔を有し、当該充填孔を通って、液状の接着剤が製造プロセスの間に間隙空間に適用される。互いとは外周方向にオフセットされて、好ましくは互いに正反対に置かれて配置される2つの充填孔が設けられる場合が有利である。充填孔が第一リング部におけるリング溝の一つに開口する場合が実用的である。これに関連して、第二リング部に直接に隣接したリング溝が好ましくは選択される。
【0007】
他方で、第一実施形態変形にしたがって、リング空間が連結リングの第一リング部の自由端部に向かって開口する。この開口は、充填プロセスの間、通気開口を同時に形成する。さらに、このリング形状開口から均一に接着剤が出ることを観察することにより、充填プロセスを監視することができる。
【0008】
これからの偏向において、第二実施形態変形にしたがって、間隙空間を、連結リングの第一リング部の自由端部に向かって閉じることができる。これは、例えば、圧力管の外面に対して置かれ、シールを形成するリング形状リップを第一リング部の自由端部に配置することで達成される。このリップがその内側エッジで斜めに間隙空間の内部と係合する場合が実用的である。この場合、リップが通気穴に連通するリング溝を画定する場合が実用的である。この場合もまた、充填プロセスを、接着剤が通気孔から均一に出ることを観察することにより監視することができる。
【0009】
連結リングには、外側に外殻連結の係合のためのリング形状外周連結溝が設けられる場合が有利である。この関連で、外周連結溝を第一リング部の領域に配置することが可能であり、それにより、間隙空間は連結溝の下を少なくとも部分的に通る。しかしながら、基本的には、外周連結溝を第二リング部の領域に配置することも可能であり、それにより、内側円錐部は連結溝の下を少なくとも部分的に通る。特に、供給ラインの入口側端部で、例えばカーバイド材料から作られた摩擦摩耗リング(friction-wear ring)が連結リングに挿入され、端面乃至前面側で圧力管に続く場合が有利である。そこで、摩擦摩耗リングは、端面で連結リングの内側肩部に当接することができる。この関連で、摩擦摩耗リングが円筒形内面を有する第三リング部に挿入される場合が特に有利であり、当該第三リング部は、連結リングの円錐状の第二リング部に続き、それにより、第三リング部は、第一円筒形リング部よりも小さな内径を有することができる。
【0010】
本発明は、さらに、粘性物質のための輸送管の製造のための新しい方法に関し、当該方法では、耐磨耗材料から作られた圧力管が端部側で材料嵌合により連結リングと接続される。最初に提示した課題を解決するために、この関連で、連結リングは、外側で、圧力管の端部に押し付けられ、圧力管に対して減少した寸法を部分的に有する内側円錐部で圧力管に押圧され、そこで心出しされること、及び、連結リングが押されるときに、第一リング部と圧力管との間に形成されるリング形状の間隙空間が圧力下でそこに適用される液状の接着剤を有し、その後、その接着剤が固まるか、又は、反応して、接着剤を固化させることを提案する。この関連で、接着剤を連結リングの少なくとも一つの壁孔部を通じてリング空間に注入することができる。液状の接着剤が内側リング溝を介して注入されるときに、液状の接着剤が大いにリンク空間の外周にわたり均一に分散される場合が有利である。接着剤は、それが連結リングの自由端部の領域におけるリング形状の開口において間隙空間から出るまで、間隙空間に適用される。連結リングの内側円錐部を介して圧力管上に連結リングを押圧することで、少なくとも接着剤が固まるまでの間、連結リングと圧力管との間の十分な心出しと固定が確保される。結果として、製造の間における輸送管の取扱いが簡易化乃至平易化される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下で、本発明は、図面に概略的に示される例示的な実施形態を用いて、より詳細に説明される。
【0012】
その詳細が図1及び3に示される、連結位置の領域における輸送管10は、粘性物質、特にコンクリートポンプで使用される液状コンクリートの輸送を意図される。輸送管10を、連結位置12で例えば外殻連結14を用いて、ペアで互いに接続することが可能である。この目的のために、輸送管10は、例えば硬化鋼(hardened steel)から作られる圧力管16を有し、当該圧力管は、それらの端部で連結リング18’及び18”を担持する。連結リング18’、18”は、いずれの場合も外殻連結14の係合のための外周連結溝20を有する。外殻連結14は、今度は、内側シール22、22’、22”を担持し、当該内部シールは、2つの輸送管の間の間隙領域24を開いたままにするか(図1でのシール頂部22’)、又は、外周ビード26でそれを閉じるか(図1でのシール底部22”)、又は、それを連結リング18’、18”の端面乃至合せ面の間に配置するか(図3のシール22)のいずれかである。
【0013】
図1及び3において、輸送方向は、矢印28で示される。さらに、輸送管10の入口側端部が追加的にカーバイド材料から作られた摩擦摩耗リング30を具備することは、図1と3とから明らかであり、当該摩擦摩耗リングは、関連する連結リング18’に置かれ、そこで隣接する圧力管16に端面で続き、その他方の端部では、連結リング18’の端面側内側肩部32に当接する。これに関連して、摩擦摩耗リング30は、円筒状内面56を有する第三リング部54に置かれ、当該第三リング部は、連結リング18’の第二リング部36に続き、且つ、第一リング部34よりも小さな内径を有する。
【0014】
他方の輸送管10の出口側端部には、摩擦摩耗リング30はない。したがって、出口側連結リング18”を入口側連結リング18’よりも幾分短くなるように構成することができる。
【0015】
2つの連結リング18’と18”とは、圧力管16の外面に対して超過した寸法乃至大きさを有する円筒状内面35を有する第一リング部34に加え、該第一リング部34に続き、圧力管の外面に対して減少した寸法までその軸方向に次第にそれる内側円錐部38を有する第二リング部36を有する。連結リング18’、18”は、それらの第二リング部36の内側円錐部38で圧力管16の外面上に押圧される。各連結リング18’、18”は、その第一リング部で圧力管16と共にリング形状の間隙空間40を画定し、その空間は、材料嵌合接続を作り出す接着剤42で充填される。互いに正反対に位置する2つの充填孔44が、いずれの場合も連結リング18’、18”に設けられ、その孔は、連結リング18’、18”の外周内側溝に開口している。内側溝46だけでなく、追加的な内側溝48も、間隙空間40の狭めの部分に連通し、接着剤42が外周にわたって均一に分配されることを確実にする。
【0016】
図1の場合において、間隙空間40は、連結リング18’、18”の後方端部でリング形状開口50まで達し、それによって、充填プロセスの間、通気する。間隙空間40が充填されたときに、接着剤は開口50から出る。
【0017】
図3に示される例示的な実施形態の場合、間隙空間40は、連結リング18’、18”の後方端部で閉じられている。これは、第一リング部34が圧力管16の外面とその自由端部で内側を向いたリップ60により当接することで達成される。リップ60は、その内側エッジで斜めに間隙空間の内部に係合し、そこでリング形状内側溝48’を画定し、当該リング形状内側溝は、間隙空間と連通し、通気孔62に開口する。充填プロセスの間、間隙空間は、通気孔62を介して通気される。間隙空間40が充填されたときに、接着剤は、通気孔62から出る。
【0018】
連結リング18’の入口側端部領域において、接着剤42で充填された間隙空間40は、連結溝20の外側で完全に位置決めされる一方で、連結リング18”の出口側端部の場合には、間隙空間40は、連結溝20の下を通る。材料嵌合接続の強度のための決定要因は、間隙空間40にわたり延在する接着層42の長さであり、それは両方の場合でおよそ同一である。
【0019】
輸送管10の製造における異なるステップを一連の図2a〜2cで見て取ることができる。まず、挿入された摩擦摩耗リング30を適用される場合、前加工された連結リング18’と圧力管16とが矢印52の方向に互いに挿入され(図2a)、続いて、内側円錐部38の領域で圧迫により共に押圧される(図2b)。この関連で、連結リング18’と圧力管16との両方は、心合せされ、且つ、摩擦嵌合により互いに接続され、それによって、リング形状間隙空間40は自由のままである。その次に、液状の接着剤42が充填孔44を介して加圧下で間隙空間40に注入されるので、接着剤は内側溝46、48を介して間隙空間外周にわたって均一に分配され、開口50に至るまで充填される。接着剤が未だ固まる前は、内側円錐部38の領域における摩擦嵌合接続が心出し、固定及び接続相手側のシールを確保するので、輸送管10の簡単な取扱いがこの状態で可能である。接着剤が固まった後は、永続的な材料嵌合接続を確実にする(図2c)。
【0020】
要するに、以下のことが提示される。本発明は、粘性物質、特にコンクリートのための輸送管に関する。輸送管は、基本的に、耐磨耗管材料から作られ、好ましくは内面で硬化された圧力管16と、圧力管16の外面にその端部側で適所に材料嵌合で固定される少なくとも一つの連結リング18’、18”とから成る。本発明にしたがって、連結リング18’、18”は、圧力管16の外面に対して超過した寸法を示す内面を有する第一リング部34に加え、該第一リング部34に軸方向に続き、その軸方向で次第に圧力管16の外面に対する減少された寸法までそれる内側円錐部を有する第二リング部36を有する。連結リング18’、18”は、その第二リング部36の内側円錐部38で圧力管16の外面に押圧される。さらに、それは、その第一リング部34で圧力管16と共にリング形状の間隙空間40を画定し、当該空間は、材料嵌合接続を作り出すために、少なくとも部分的に接着剤で充填される。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】研磨粘性物質のための2つの輸送管の端部を貫通した長手方向断面を示し、その端部が互いに連結される。
【図2】本発明に従う製造方法を図解するためのa〜cの3つの断面図を示す。
【図3】図1と比較して改変された連結リングで互いに連結される2つの輸送管の端部を貫通した長手方向断面を示す。
【符号の説明】
【0022】
16 圧力管
18’ 連結リング
18” 連結リング
20 連結溝
30 摩擦摩耗リング
34 第一リング部
38 内側円錐部
40 間隙空間
42 接着剤
44 充填孔
46 内側リング溝
48 内側リング溝
50 自由開口
54 第三リング部
60 リング形状リップ
62 通気孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
粘性物質、特にコンクリートのための輸送管にして、耐磨耗材料から作られる圧力管(16)と、圧力管(16)の外面上で材料嵌合によりその端面で適所に固定される少なくとも一つの連結リング(18’、18”)とを有する輸送管において、
連結リング(18’、18”)は、圧力管(16)の外面に対して超過する寸法を示す内面を有する第一リング部(34)と、第一リング部(34)に軸方向に続き、その軸方向で次第に圧力管(16)の外面に対して減少した寸法までそれる内側円錐部(38)を有する第二リング部(36)とを有すること、
連結リング(18’、18”)が、その第二リング部(36)の内側円錐部(38)で圧力管(16)の外面に押圧され、その第一リング部(34)と共に圧力管(16)とでリング形状の間隙空間(40)を画定すること、及び、
間隙空間(40)が、接着剤(42)で少なくとも部分的に充填され、材料嵌合接続を形成すること、を特徴とする輸送管。
【請求項2】
連結リング(18’、18”)が、その第一リング部(34)の内面領域で接着剤を充填され、且つ、内側に向かって開口するリング溝(46、48)を有することを特徴とする請求項1に記載の輸送管。
【請求項3】
連結リング(18’、18”)が、第一リング部(34)の領域に配置され、且つ、リング外装を半径方向に貫通する少なくとも一つの充填孔(44)を有することを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の輸送管。
【請求項4】
外周方向に互いにオフセットされて配置される少なくとも2つの充填孔(44)が設けられることを特徴とする請求項3に記載の輸送管。
【請求項5】
少なくとも一つの充填孔(44)が、第一リング部(34)でのリング溝(46)の一つに開口していることを特徴とする請求項4に記載の輸送管。
【請求項6】
少なくとも一つの充填孔(44)が、第二リング部(36)に直接隣接するリング溝(46)に開口していることを特徴とする請求項5に記載の輸送管。
【請求項7】
間隙空間(40)が、連結リング(18’、18”)の自由端部に向かって開口していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の輸送管。
【請求項8】
間隙空間(40)が、連結リング(18’、18”)の自由端部に向かって閉じられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の輸送管。
【請求項9】
輸送管(16)の外面に対して置かれ、シールを形成するリング形状リップ(60)が、連結リング(18’、18”)の自由端部に配置されることを特徴とする請求項8に記載の輸送管。
【請求項10】
リップ(60)が、間隙空間(40)の方向にその内側エッジで斜めに向けられることを特徴とする請求項9に記載の輸送管。
【請求項11】
リップ(60)がリング溝(48’)を画定し、当該リング溝に通気孔(62)が開口することを特徴とする請求項9又は10のいずれかに記載の輸送管。
【請求項12】
連結リング(18’、18”)が、外側に外殻連結の係合のためのリング形状外周連結溝(20)を有することを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の輸送管。
【請求項13】
外周連結溝(20)が、第一リング部(34)の領域に配置され、それにより、間隙空間(40)が、連結溝(20)の下を少なくとも部分的に通ることを特徴とする請求項12に記載の輸送管。
【請求項14】
外周連結溝(20)が、第二リング部(36)の領域に配置され、それにより、内側円錐部(38)が、連結溝(20)の下を少なくとも部分的に通ることを特徴とする請求項12に記載の輸送管。
【請求項15】
摩擦摩耗リング(30)が、連結リング(18’)に挿入され、端面で圧力管(16)に続くことを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載の輸送管。
【請求項16】
摩擦摩耗リング(30)が、端面で連結リング(18’)の内側肩部(32)に当接することを特徴とする請求項15に記載の輸送管。
【請求項17】
摩擦摩耗リング(30)が、円筒状内面を有する第三リング部(54)に挿入され、第三リング部は、連結リング(18’)の第二リング部(36)に続くことを特徴とする請求項15又は16のいずれかに記載の輸送管。
【請求項18】
第三リング部(54)が、第一リング部(34)よりも小さな内径を有することを特徴とする請求項17に記載の輸送管。
【請求項19】
粘性物質のための輸送管を製造するための方法にして、耐磨耗材料から作られる圧力管(16)が、端部側で材料嵌合により連結リング(18’、18”)と接続される方法において、
連結リング(18’、18”)が、圧力管(16)の端部に外側で押し付けられ、圧力管(16)に対して減少した寸法を部分的に有する内側円錐部(38)で圧力管に押圧され、そこで心出しされること、及び、
連結リング(18’、18”)が押し付けられるときに、第一リング部(34)と圧力管(16)との間に形成されるリング形状間隙空間(40)が、圧力下でそこに適用される液状の接着剤を有し、接着剤がその後固められるか、又は、反応させられて、固化されること、
を特徴とする方法。
【請求項20】
接着剤(42)が、間隙(40)の自由開口(50、62)から出てくるまで、連結リング(18’、18”)の少なくとも一つの充填孔(44)を通って間隙空間(40)に注入されることを特徴とする請求項19に記載の方法。
【請求項21】
液状の接着剤が、内側リング溝(46、48)を介して注入されるときに、間隙空間(40)の外周にわたり分配されることを特徴とする請求項19又は20のいずれかに記載の方法。

【図1】
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【図2a】
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【図2b】
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【図2c】
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【図3】
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【公表番号】特表2009−532639(P2009−532639A)
【公表日】平成21年9月10日(2009.9.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−503447(P2009−503447)
【出願日】平成19年3月15日(2007.3.15)
【国際出願番号】PCT/EP2007/002278
【国際公開番号】WO2007/115634
【国際公開日】平成19年10月18日(2007.10.18)
【出願人】(500064719)プッツマイスター コンクレーテ プンプス ゲーエムベーハー (23)
【Fターム(参考)】