説明

粘性組成物の粘性改善から二酸化炭素の発生量を高めて、炭素ガスの皮膚効果を向上させた化粧品組成物。

【課題】 二酸化炭素の発生量を増加させて、皮膚塗布の際に塗りつけ感と塗布感などの使用感を改善させて、炭酸ガスの皮膚効果を向上させた化粧品組成物を提供する。
【解決手段】本発明による粘性組成物の粘性改善から二酸化炭素の発生量と使用感を向上させた化粧品組成物はPGを1.0〜10.0wt%、炭酸水素Naを1.0〜5.0wt%、エタノールを1.0〜2.0wt%、フェノキシエタノールを0.1〜0.5wt%、ヒアルロン酸Naを0.5〜3.0wt%、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマーを0.1〜2.0wt%、セルロースガムを1.0〜4.0wt%(増粘剤)、植物生抽出物および栄養成分からなる群から選ばれる1種以上を1.0〜10.0wt%、精製水を63.5〜94.2wt%含有し、総100wt%になるジェル1剤と;コーンスターチ、グアーガム、およびデキストリンからなる群から選ばれる1種以上を50.0〜70.0wt%、アスコルビン酸、コハク酸、クエン酸、およびサリチル酸からなる群から選ばれる有機酸の1種以上を30.0〜50.wt%含有し、総100wt%になる粉末2剤と;を混合して組成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は二酸化炭素含有組成物の中にジェル剤の粘性改善から二酸化炭素の発生量を増加させるし、皮膚塗布の際に塗りつけ感と塗布感などの使用感を改善させて炭酸ガスの皮膚効果を向上させた化粧品組成物に関するものだ。
より詳しくは織物と同じ構造を持つ粘性体のことで粘弾性が向上された(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマーを配合して優秀な粘性をもちながら粘つきを事前に防止するし、柔らかい剤形で皮膚塗布の際の塗布感と皮膚密着感などの塗りつけ感が良好であり、ジェルの粘性が柔らかいため二酸化炭素の発生量が増加するし、発生した炭酸ガスを捕集する能力が優秀で多量の二酸化炭素が皮膚に作用し皮膚粘膜の疾患や障害を回復させることができて、皮膚血液を促進させて皮膚に酸素を供給し、新陳代謝を活発にして皮膚を滑らかに維持できるだけではなく、常時に活力のある皮膚に維持させることができる化粧品組成物に関するものだ。
【背景技術】
【0002】
科学技術の進歩と発達で化粧品の種類と剤形も多様で細分化になることによってその使用方法も多様になった。よって過去に比べて多くの種類の基礎化粧品と色調化粧品を購入して使用するのが日常化になってある。そのように皮膚に使用する化粧品の種類が多様になり、皮膚、特に多様な化粧品を顔に重ねて使用することでクレンジングや老廃物の除去などが重要な皮膚管理方法に認識されたある。その理由は化粧を長時間していると皮膚老化現象が発生することがあるし、外部のほこりや汚れや皮脂などが皮膚トラブルを起こすからである。また、化粧品を綺麗に取り落とせないと皮膚に残存する化粧品によって毛穴が埋められて化膿性ニキビのような皮膚トラブルが発生し、毛穴の酸素供給に問題があり、血液循環が円滑ではないため角質が発生し、かさかさしてくすんだ皮膚になる。上記のような問題点を解消するために開発されたのが二酸化炭素を含有する化粧品組成物である。
【0003】
上記のような二酸化炭素を発生させる化粧品組成物は二酸化炭素が皮膚に適切な時間に接触して皮膚の血液循環を促進させて、皮膚に酸素を供給して弾力のある皮膚を維持させて、新陳代謝を円滑にして各種の皮膚粘膜疾患、皮膚障害および皮膚の荒れなどを治療することができるということで多様に開発されている(特許文献1、2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】韓国登録特許第10−0743960号公報
【特許文献2】韓国登録特許第10−1047324号公報
【0005】
上記のすでに公開された二酸化炭素含有の粘性化粧品組成物はジェルとパウダーを直接混合させて、これらの化学反応によって炭酸ガスが発生されることで、炭酸ガスによって膨らんだ発泡性と維持性が長い間持続できて、シワの間と毛穴に残存している化粧品を酸化させて、毛穴による酸素の供給が円滑に行われて、皮膚の老化を防止できて、栄養クリームの吸収率が相対的に良くなって、弾力のある皮膚を維持させられるが、粘性を持つ組成物が多量に含有されてある高粘性であるせいで、皮膚塗布の際の粘つきと塗り付け難いという欠点で、使用者が使用した後、爽快さを感じられず、強い粘性のため二酸化炭素の発生量が低下され炭酸ガスによる化粧品残存物の除去や皮膚保護効果がきちんと発揮できない問題点があった。
【0006】
粘性を持つ組成物が多量に含まれてあるため、製造の際の配合が長時間高速で行わなければならないので、製造費用が増加する問題点があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は上記のような従来の技術の問題点を解決するために創作されたもので、本発明による粘性改善から二酸化炭素の発生量を増加させて、皮膚塗布の際に塗りつけ感と塗布感などの使用感を改善させて、炭酸ガスの皮膚効果を向上させた化粧品組成物に関するものだ。
化粧品組成物の目的は織物と同じ構造を持つ粘性体として粘弾性が向上された(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマーを配合して優秀な剤形を持ちながら、粘つきの防止と紫外線の遮断ができるし、柔らかい粘性で皮膚塗布の際の塗布感とジェルの皮膚密着感などの塗りつけ感が良好であるし、製造の際の溶解性がとても優秀で短時間で一般的な撹拌をしても優秀な粘性を得ることができるだけではなく、炭酸ガスを捕集する能力が優秀で皮膚粘膜の疾患や障害を改善させるし、二酸化炭素の発生量を増加させて皮膚の血液を促進させて、皮膚に酸素を供給することで新陳代謝を活発行われて、皮膚を滑らかに維持できるだけではなく、常に活力のある皮膚を維持させられる二酸化炭素発生化粧品組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成させる為の本発明による二酸化炭素の発生量と粘度を改善した化粧品組成物は、PG(プロピレングリコール)を1.0〜10.0wt%、炭酸水素Naを1.0〜5.0wt%、エタノールを1.0〜2.0wt%、フェノキシエタノールを0.1〜0.5wt%、ヒアルロン酸Naを0.5〜3.0wt%、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマーを0.1〜2.0 wt%、セルロースガムを1.0〜4.0wt%(増粘剤)、植物生抽出物および栄養成分からなる群から選ばれる1種以上を1.0〜10.0wt%、精製水を63.5〜94.2wt%含有し、総100wt%になるジェル1剤と、
コーンスターチ、グアーガム、およびデキストリンからなる群から選ばれる1種以上を50.0〜70.0wt%、アスコルビン酸、コハク酸、クエン酸、およびサリチル酸からなる群から選ばれる有機酸の1種以上を30.0〜50.wt%含有し、総100wt%になる粉末2剤と、
を混合して組成されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
このように本発明による二酸化炭素の発生量と粘度を改善した化粧品組成物は織物と同じ構造を持つ粘性体として粘弾性(Viscoelastic)が向上された(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマーを混合して、一般的な炭素発生化粧品組成物の皮膚塗布や除去の際、感られる粘つきを防ぐし、普通の組成物には増粘剤の配合量が多いに比べて少量の増粘剤を使用しても優秀な粘性を形成して、炭酸ガスの捕集力優れるため、ガス発生量を増加させて、アトピー皮膚、
貨幣状湿疹、皮脂欠乏など皮膚粘膜の疾患や障害を回復させることができるようになって、皮膚の血液を促進させて皮膚に酸素を供給して新陳代謝を活発にして皮膚を滑らかに維持できるだけではなく、常に活力のある皮膚を維持させられる効果がある。また、処方での増粘剤の使用量が少ないため溶解性が優れて、製造時間を短縮して、生産効率の向上と生産工程による炭素排出量を他の増粘剤使用製品より減らす効果もある。
【発明を実施するための形態】
【0010】
実施例を用いて本発明をより具体的に説明するが、本発明は下記のような実施例に限定する訳ではない。また、表の数字は特別な言及がない限り重量を表す。
<実施例1>
上記登録特許で言及してある増粘剤と本発明で使用した増粘剤、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマーとの粘性及び使用の際の皮膚塗布状態と付着性比較テスト及び評価結果を表1と2に表した。評価結果では少量の(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマーでも粘度や使用の際の皮膚塗布状態と付着性が優れるのがわかる。
【0011】
[評価基準]
1.
粘度
とっても高い +++++ 高い ++++ 適当 +++ 少し低い ++
低い +
2.
塗布状態
よく広がる +++ 普通 ++ 固まる +
3.
皮膚密着感
良い +++ 普通 ++ 悪い +
【0012】
【表1】

【0013】
【表2】

【0014】
<実施例2>
第1剤炭酸粘含有含水粘性組成物の増粘剤を異なる方法に製造したのと第2剤の粉末組成物を85.0〜95.0wt%:5.0〜15.0wt%の比率で混合した内容物の炭酸ガス発泡性、気泡の持続力、皮膚密着感などを比較テストした結果を表3,4に表した。結果を見ると本発明で使用する(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマーを使用した組成物が他の増粘剤と比べて炭酸ガス発泡性、気泡の持続力、皮膚密着感などが優れるのがわかる。
【0015】
[評価基準]
1.
気泡の発砲力
とっても良い ++++ 良い +++ 悪い ++ とっても悪い +
2.
気泡の持続力
とっても良い ++++ 良い +++ 普通 ++ 悪い +
3.
皮膚密着感
良い +++ 普通 ++ 悪い +
【0016】
【表3】

【0017】
【表4】

【0018】
本発明である粘性組成物の粘性改善から、二酸化炭素の発生量と使用感を改善させた化粧品組成物はPG1.0〜10.0wt%、炭酸水素Na1.0〜5.0wt%、エタノール1.0〜2.0wt%、フェノキシエタノール0.2〜0.5wt%、ヒアルロン酸Na0.5〜3.0wt%、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー0.1〜2.0wt%、セルロースガム1.0〜4.0wt% 植物生抽出物と栄養成分1.0〜10.0wt%、精製水63.5〜94.2wt%で構成、総100wt%になるジェル1剤と、
コーンスターチとグアーガム、デキストリンの中で1種以上を選んで50.0〜70.0wt%と有機酸であるアスコルビン酸とコハク酸、クエン酸、サリチル酸の中で1種以上を選んで30.0〜50.wt%で構成、総100wt%になる粉末2剤、
上記の第1剤と第2剤を混合して二酸化炭素を発生させるようにできてある。
また、PG1.0〜10.0wt%、炭酸水素Na1.0〜5.0wt%、エタノール1.0〜2.0wt%、フェノキシエタノール0.2〜0.5wt%、ヒアルロン酸Na0.5〜3.0wt%、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー0.1〜2.0wt%、セルロースガム1.0〜4.0wt% 植物生抽出物と栄養成分1.0〜10.0wt%、精製水63.5〜94.2wt%で形成されたジェル1剤と、
精製水80.0〜95.0wt%、クエン酸1.0〜3.0wt%、コハク酸1.0〜5.0wt%、ビタミンーC2.5〜10.0wt%、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー0.5〜2.0wt%で混合して形成された2剤を、第1剤と第2剤を混合して二酸化炭素を発生させるのが望ましい。
【0019】
それに、上記の植物性抽出物はオタネニンジンエキス0.2〜2.0wt%、チャ葉エキス0.2〜2.0wt%、スベリヒユエキス0.2〜2.0wt%、アロエベラエキス-2 0.2〜2.0wt%が含まれて配合されてあるし、マグワ樹皮エキス、カッコンエキス、ザクロエキス、ドクダミエキス、ツボクサエキス、ヒノキエキス, イチョウ葉エキス、ハマメリスエキス、コメヌカエキス、ダイズ芽エキス、カラスムギタンパクエキス、カンゾウ根エキス、クララ根エキス、メシマコブエキスの中で1種以上を選択して0.1〜1.0wt%が含まれて配合されてあるし、栄養成分はアルブチン、加水分解コラーゲン、バイオプラセンタ、 β−グルカン、ユビキノン、ナイアシンアミド、アデノシンの中で1種以上を選択して0.1〜1.0wt%が含まれて配合されるのが望ましい。
【0020】
また、上記の二酸化炭素含有粘性化粧品組成物である第1剤と第2剤は混合して使用することでこれらの重量を総100wt%を基準とする場合、第1剤は85.0〜95.0wt%、第2剤は5.0〜15.0wt%にするのが望ましい。
【0021】
このような本発明による二酸化炭素発生量と粘度を改善させた化粧品組成物は(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマーが主な増粘剤として混合される。つまり、上記の(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマーは織物と同じ構造を持つ粘性体として粘弾性(Viscoelastic)を形成して、一般的な炭素発生化粧品組成物の皮膚塗布や除去の際、感られる粘つきを防ぐし、普通の組成物は増粘剤の配合量が多いに比べて少量の増粘剤を使用して、とても優秀な粘性を形成して炭酸ガスの捕集力優れるし、ガス発生量を増加させて、アトピー皮膚、
貨幣状湿疹、皮脂欠乏など皮膚粘膜の疾患や障害を回復させることができるようになって、皮膚の血液を促進させて皮膚に酸素を供給して新陳代謝を活発にして皮膚を滑らかに維持できるだけではなく常に活力のある皮膚を維持させられる効果がある。また、処方での増粘剤の使用量が少なく、溶解性が優れるため、製造時間が短縮されて、生産効率の向上と生産工程による炭素排出量を他の増粘剤使用製品より減らす効果もある。
【0022】
そして、上記の二酸化炭素の発生量と粘度を改善させた化粧品組成物はPG1.0〜10.0wt%、炭酸水素Na1.0〜5.0wt%、エタノール1.0〜2.0wt%、フェノキシエタノール0.2〜0.5wt%、ヒアルロン酸Na0.5〜3.0wt%、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー0.1〜0.5wt%、セルロースガム1.0〜4.0wt%で形成された粘性のあるジェルの剤形で織物構造に形成されて粉末組成物が混合される場合、二酸化炭素の発生を増加させて皮膚への美容効果を倍加させることができる。
【0023】
上記のような構成になっている本発明による二酸化炭素の発生量と粘度を改善させた化粧品組成物の製造例および実施例に基づいてより詳細に説明しようとする。
【0024】
製造例1: 粘性組成物の粘性改善から二酸化炭素の発生量と使用感を改善した化粧品組成物のための組成物製造
PG 4.2wt%、炭酸水素Na3.1wt%、エタノール1.5wt%、フェノキシエタノール0.3wt%、ヒアルロン酸Na1.5wt%、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー0.5wt%、セルロースガム2.5wt%で形成された増粘剤と、オタネニンジンエキス0.5wt%、チャ葉エキス1.5wt%、スベリヒユエキス1.3wt%、アロエベラエキス-2
0.2〜2.0wt%、マグワ樹皮エキス0.2wt%で構成された
植物生抽出物と栄養成分であるユビキノン0.2wt%に精製水82.2%混合して形成したジェル剤を製造して、粉末組成物の中にコーンスターチ25.0wt%、アスコルビン酸10.0wt%、デキストリン45.0wt%、コハク酸20.0wt%、クエン酸5.0wt%で構成、総100wt%になる粉末2剤を製造した。
【0025】
実施例1: 上記の製造例1から粘性組成物の粘性改善から二酸化炭素の発生量の増加と皮膚塗布の際の使用感を改善できるように製造した1剤と2剤を混合した。

試験例1
上記の製造例1から粘性組成物の粘性改善から二酸化炭素の発生量と使用感を改善させた組成物を韓国建資材試験研究院の試験規定によって品質特性を調査し、その結果を下記の表5に表した。比較群として一般的な二酸化炭素含有の化粧品組成を対象に調査した。
【0026】
【表5】

【0027】
試験例2
上記の実施例1から粘性組成物の粘性改善を通して二酸化炭素の発生量と使用感を改善させた化粧品組成物で製造した第1剤ジェルと第2剤粉末を別々にパックに入れた1セットする化粧品を使用できる一般女性20名を選定して満足度を調査した。その結果を下記の表6に表した。(10点満点を基準とする)比較群として一般的な二酸化炭素含有の化粧品組成を対象にした。
【0028】
【表6】

【0029】
以上のように本発明は二酸化炭素の含有組成物の中にジェル剤の粘性改善をから二酸化炭素の発生量を増加させるし、皮膚塗布の際の塗りつけ感と塗布感などの使用感を改善させて炭酸ガスの皮膚効果を向上させた。
【0030】
より詳しくは織物と同じ構造を持つ粘性体のことで粘弾性が向上した(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマーを配合して優秀な粘性をもちながら粘つきを事前に防止するし、柔らかい剤形で皮膚塗布の際の塗布感と皮膚密着感などの塗りつけ感が良好であり、ジェルの粘性が柔らかいため二酸化炭素の発生量が増加するし、発生した炭酸ガスを捕集する能力が優秀で多量の二酸化炭素が皮膚に作用し皮膚粘膜の疾患や障害を回復させることができて、血液を促進させて皮膚に酸素を供給して新陳代謝を活発にして皮膚を滑らかに維持できるだけではなく常時に活力のある皮膚に維持させることができる。
【0031】
本発明は上述した特定の望ましい実施例に限定されるのではなく、請求範囲から請求する本発明の要旨から外れることなく当該の発明が属する技術分野から通常の知識を持つ者ものなら誰でも多様な変形実施が可能なのは勿論のこと、そのような変形は請求の範囲記載の範囲内にあることになる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
PGを1.0〜10.0wt%、炭酸水素Naを1.0〜5.0wt%、エタノールを1.0〜2.0wt%、フェノキシエタノールを0.1〜0.5wt%、ヒアルロン酸Naを0.5〜3.0wt%、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマーを0.1〜2.0 wt%、セルロースガムを1.0〜4.0wt%(増粘剤)、植物生抽出物および栄養成分からなる群から選ばれる1種以上を1.0〜10.0wt%、精製水を63.5〜94.2wt%含有し、総100wt%になるジェル1剤と、
コーンスターチ、グアーガム、およびデキストリンからなる群から選ばれる1種以上を50.0〜70.0wt%、アスコルビン酸、コハク酸、クエン酸、およびサリチル酸からなる群から選ばれる有機酸の1種以上を30.0〜50.wt%含有し、総100wt%になる粉末2剤と、
を混合して組成されることを特徴とする粘性組成物の粘性改善から二酸化炭素の発生量と使用感を向上させた化粧品組成物。
【請求項2】
第1項において、
上記の植物性抽出物は、
オタネニンジンエキスを0.2〜2.0wt%、チャ葉エキスを0.2〜2.0wt%、スベリヒユエキスを0.2〜2.0wt%、アロエベラエキス-2を0.2〜2.0wt%含有し、
マグワ樹皮エキス、カッコンエキス、ザクロエキス、ドクダミエキス、ツボクサエキス、ヒノキエキス、イチョウ葉エキス、ハマメリスエキス、コメヌカエキス、ダイズ芽エキス、カラスムギタンパクエキス、カンゾウ根エキス、クララ根エキス、およびメシマコブエキスからなる群から選ばれる1種以上を0.1〜1.0wt%含有することを特徴とする粘性組成物の粘性改善から二酸化炭素の発生量と使用感を向上させた化粧品組成物。
【請求項3】
第1項において、
上記栄養成分は、アルブチン、加水分解コラーゲン、バイオプラセンタ、β−グルカン、ユビキノン、ナイアシンアミド、およびアデノシンからなる群から選ばれる1種以上を0.1〜1.0wt%含有することを特徴とする粘性組成物の粘性改善から二酸化炭素の発生量と使用感を向上させた化粧品組成物。
【請求項4】
第1項において、
wt%を総100wt%にするのを基準として
上記のジェル1剤を85.0〜95.0wt%、上記の2剤を5.0〜15.0wt%含有することを特徴とする粘性組成物の粘性改善から二酸化炭素の発生量と使用感を向上させた化粧品組成物。
【請求項5】
PGを1.0〜10.0wt%、炭酸水素Naを1.0〜5.0wt%、エタノールを1.0〜2.0wt%、フェノキシエタノールを0.2〜0.5wt%、ヒアルロン酸をNa0.5〜3.0wt%、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマーを0.1〜2.0wt%、セルロースガムを1.0〜4.0wt%(増粘剤)、植物生抽出物および栄養成分からなる群から選ばれる1種以上を1.0〜10.0wt%、精製水を63.5〜94.2wt%含有し、総100wt%になるジェル1剤と、
精製水を80.0〜95.0wt%、クエン酸を1.0〜3.0wt%、コハク酸を1.0〜5.0wt%、アスコルビン酸を2.5〜10.0wt%、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマーを0.5〜2.0wt%含有し、総100wt%になる液状2剤と、
を混合して組成されることを特徴とする粘性組成物の粘性改善から二酸化炭素の発生量と使用感を向上させた化粧品組成物。

【公開番号】特開2013−32356(P2013−32356A)
【公開日】平成25年2月14日(2013.2.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−167765(P2012−167765)
【出願日】平成24年7月27日(2012.7.27)
【出願人】(512083665)サランセ コスメティックス カンパニー リミテッド (1)
【Fターム(参考)】