説明

精米機の目立装置

【課題】研削式精白ロールの砥粒が飛散する虞がなく、かつ、研削式精白ロールの母線方向において目立ムラが生じることのない精米機の目立装置を提供する。
【解決手段】除糠金網筒9を取り外した部分に装着可能な縦支持枠37と、該縦支持枠37に穿設した移動溝38に嵌装されて、移動溝38内を上下方向に摺動する摺動体39と、摺動体39に水平方向に取り付けられ、研削式精白ロール7表面に当接する位置と研削式精白ロール7表面から離間する位置とに押し付け操作が可能な押圧部材40と、押圧部材40の先端に取り付けられた目立ロール58と、縦支持枠37に取り付けられた砥粒飛散防止体41とを備えた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、精米機の目立装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、研削式精白ロールを囲繞する除糠筒の一部を取り外して目立装置を取り付け、研削式精白ロールを回転軸から取り外すことなく目立てできるようにし、目立て作業を容易化したものは公知である(例えば、特許文献1及び特許文献2)。
【0003】
特許文献1に開示された精米機の目立装置によれば、回転軸に固定した研削式精白ロールの外方位置に、該研削式精白ロールを囲む除糠筒を取り外して取り付け得る目立装置を設け、該目立装置は、前記研削式精白ロールの母線と平行の溝及び該溝に沿って母線方向に移動する目立棒を有することを特徴とするものである。これにより、除糠筒の一部を外し、そこに目立装置を当接して止ネジで固定し、ツマミを持って目立棒を回転させて目立部を研削式精白ロールに接合させ、目立棒の位置を上下に摺動させながら研削式精白ロールを回転させて目立てをすることができるものである。
【0004】
しかしながら、上記特許文献1記載の目立装置にあっては、目立部を研削式精白ロールに当接させ、かつ、研削式精白ロールの母線方向に移動させるという高度な操作が作業者に要求され、目立作業は熟練した作業者でなければ行い難い問題があった。また、研削式精白ロールの砥粒が飛散したり、衝撃が生じたりすることもあり、危険な作業を伴っていた。
【0005】
これに対し、特許文献2に開示された精米機の目立装置によれば、研削式精白ロールの外側に位置する母線方向と平行な縦案内棒と、該縦案内棒に回動自在かつ上下動自在に嵌合される上下摺動筒と、該上下摺動筒に基部が取り付けられている水平アームと、該水平アームの先端に縦軸により取り付けた目立ロールと、水平アームに取り付けた目立ロールを研削式精白ロールに押し付ける手動操作レバーとにより形成されることを特徴とするものである。そして、除糠筒の一部を外し、そこに目立装置を当接し、上部枠にL型上部取付部を当接してネジで固定し、下部枠にL型下部取付部を当接してネジで固定し、手動操作レバーを持って円周方向に押さえていくと、水平アームに取り付けてある案内コロが副縦案内棒の外面に接合し、目立ロールは研削式精白ロールの外面に接合する。この場合の目立ロールの接合状態は、調節ナットを回転させて出入りさせれば容易に調節でき、これにより、目立中の衝撃があっても緩和できるという作用・効果がある。
【0006】
しかしながら、上記特許文献2の目立装置にあっても、研削式精白ロールの砥粒が飛散して危険な作業を伴う問題点があり、さらに、縦案内棒を摺動させるときの目安が分からないため、研削式精白ロールの母線方向の各部分ごとに目立ムラが生じる虞(おそれ)があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開平3−165845号公報
【特許文献2】特開平3−169353号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は上記問題点にかんがみ、研削式精白ロールの砥粒が飛散する虞がなく、かつ、研削式精白ロールの母線方向において目立ムラが生じることのない精米機の目立装置を提供することを技術的課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため本発明は、回転軸に固定した研削式精白ロールと、該研削式精白ロールを囲む除糠金網筒と、該除糠金網筒を外して着脱自在に取り付け得る目立装置とからなり、該目立装置は、前記除糠金網筒を取り外した部分に装着可能な縦支持枠と、該縦支持枠に穿設した移動溝に嵌装されて、該移動溝内を上下方向に摺動する摺動体と、該摺動体に水平方向に取り付けられ、前記研削式精白ロール表面に当接する位置と前記研削式精白ロール表面から離間する位置とに押し付け操作が可能な押圧部材と、該押圧部材の先端に取り付けられた目立ロールと、前記縦支持枠に取り付けられた砥粒飛散防止体とを備える、という技術的手段を講じた。
【0010】
請求項2記載の発明によれば、前記移動溝には、多数の研削式精白ロールを重設して構成されるロール体の各研削式精白ロールに対する目立位置がそれぞれ刻設されていることを特徴とする。
【0011】
請求項3記載の発明によれば、前記押圧部材は、筒部材内の軸方向において前後に移動可能に収容された突出体と、該突出体を後方に向けて付勢し、かつ、筒部材に収容されるバネとを備え、前記突出体の先端には目立ロールを軸着する一方、前記目立ロールを前記研削式精白ロール表面に当接する位置に押し付けるよう、前記突出体の後端には押付部を軸着したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、目立装置が、前記除糠金網筒を取り外した部分に装着可能な縦支持枠と、該縦支持枠に穿設した移動溝に嵌装されて、該移動溝内を上下方向に摺動する摺動体と、該摺動体に水平方向に取り付けられ、前記研削式精白ロール表面に当接する位置と前記研削式精白ロール表面から離間する位置とに押し付け操作が可能な押圧部材と、該押圧部材の先端に取り付けられた目立ロールと、前記縦支持枠に取り付けられた砥粒飛散防止体とを備えたものであるから、目立作業においては、精白ロールから研削砥石の砥粒が離脱したとしても、砥粒飛散防止体により砥粒が飛散することはなく、作業者は安心して目立作業を継続することができる。また、移動溝内を上下方向に摺動する摺動体を移動させて目立位置を定め、各目立位置での目立作業の時間を設定しておけば、複数の精白ロールを重設して構成される研削ロール体であっても、また、円筒形状や逆円錐形状に形成した一体的な研削ロール体であっても、全て均等に目立作業を行うことができ、母線方向においても目立ムラが生じる虞はなくなる。
【0013】
また、作業者は押付部を押圧操作するのみで簡単に目立作業が可能であり、これにより、目立作業全体を容易にする効果もある。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】研削式竪型精米機の縦断面図である。
【図2】研削式竪型精米機の除糠金網筒を一部取り外した部分に装着した目立装置の概略正面図である。
【図3】本発明の目立装置の外方向から見た概略斜視図である。
【図4】本発明の目立装置の内方向から見た概略斜視図である。
【図5】図2のA−A線を一部破断した概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明を実施するための形態を図面を参照しながら説明する。図1は研削式竪型精米機の縦断面図である。
【0016】
符号1は研削式竪型精米機の全体を示し、主軸2を上部軸受3及び下部軸受4によって支持し、本体ベース5のほぼ中央に立設する。前記上部軸受4の直上には回転底板6を軸着し、該回転底板6上には研削式精白ロール7を多数重設する。研削式精白ロール7は横断面が同心状で、表面に研削用切刃(研削砥石の砥粒)を全周に設けてある。
【0017】
多数の研削式精白ロール7を重設して構成されるロール体は、上下方向において、隣り合う研削式精白ロール7と研削式精白ロール7との間隙を除糠用の噴風口8となし、除糠金網筒9と精白ロール7との間で形成する精白室10に臨ませてある。
【0018】
主軸2上端部には精白ロール7に上載した送り込みロール11が軸着される。送り込みロール11外周面にはスクリューが形成され、主軸2上端のボルト12によって精白ロール7側へ圧着されている。
【0019】
精白ロール7の周囲には精白室10を介して除糠金網筒9が立設され、除糠金網筒9と精白ロール7との間を精白室20、除糠金網筒9の外部空間を除糠室13にそれぞれ形成される。前記除糠金網筒9は前記精白ロール7の円周方向に対して複数個に分割されており、該複数個に分割された除糠金網筒9がそれぞれ着脱交換可能な構成となっている。また、精白室10には、精白室10内における穀粒の移動に抵抗を付与する抵抗体32が設けられており、該抵抗体32は、複数のノブボルト33,34,35によって前記精白ロールの半径方向に出入り可能に設けられている。
【0020】
研削式竪型精米機1上部は、送り込みロール11を取り囲む供給筒14が設けられ、該供給筒14上端に接続したホッパ筒15を設け、ホッパ筒15の上面壁に原料投入口16を開口する。また、ホッパ筒15内には、調節レバー17によって回動されて、原料の供給量を調節するための供給量調節装置18が設けられている。そして、ホッパ筒15の周壁に等間隔に開口した複数の外気取入口19が設けられ、前記各研削式精白ロール7間で形成される噴風口8に外気が通風可能な構成とする。
【0021】
前記精白室10の下端には、除糠金網筒9の一部を開口して精品排出口20を形成するとともに、該精品排出口20に接続した排出樋21を設ける。排出樋21には、横軸22を横架するとともに、該横軸22に分銅レバー23を固着し、該分銅レバー23の一端に前記精品排出口20に対峙する抵抗板24を枢着するとともに、分銅レバー23の他端側に分銅25を移動可能に装着する。
【0022】
前記除糠室13の下方には、環状の集糠室26が形成され、羽根取付筒27の下端外周面に複数のかき出し羽根28が設けられる。前記集糠室26の底面には糠排出口29が設けられるとともに、糠排出口29に排糠管30を接続し、該排糠管30の終端は集糠用ファン(図示せず)の吸引口に接続するとよい。主軸2の駆動は、主軸に軸着した主軸プーリ31とモータ(図示せず)との間にVベルト(図示せず)を巻装することにより、モータの回転力を伝達する構成にするとよい。
【0023】
以上のような研削式竪型精米機1に対して、前記除糠金網筒9を取り外した部分に、精白ロール7の目立装置36を取り付けることになる。
【0024】
図2乃至図5を参照して説明すると、目立装置36は、前記除糠金網筒9を取り外した部分に装着する縦支持枠37と、該縦支持枠37に穿設した移動溝38に嵌装されて、該移動溝38内を上下方向に摺動する摺動体39と、該摺動体39に水平方向に取り付けられ、前記研削式精白ロール7表面に当接する位置と前記研削式精白ロール7表面から離間する位置とに押し付け操作が可能な押圧部材40と、該押圧部材40の先端に取り付けられた目立ロール58と、前記縦支持枠に取り付けられた砥粒飛散防止体41とから主要部が構成される。
【0025】
前記縦支持枠37には、その一端側に前記抵抗体32に設けられるノブボルト33,35に螺嵌した固定ナット42,43により、目立装置36全体を固定支持する固定用凹部44,45が設けられ、その他端側に前記砥粒飛散防止体41が設けられ、中央側に縦方向に前記移動溝38が穿設されて該移動溝38に摺動体39が嵌装されている。前記砥粒飛散防止体41は、前記精白ロール7の一部を取り囲むように多角状に形成されており、その側面部には、精白ロール7の表面を観察することができるような透明窓47,48を設けるとともに、目立装置36を装着する際に作業者が手で持つことができる把手49が設けられている。また、飛散防止体41上端には、側面部に形成される多角状の頂点を覆うように天板50が設けられている。
【0026】
前記縦支持枠37の中央側に縦方向に穿設した移動溝38には、各研削式精白ロール7に対する目立位置がそれぞれ刻設されている。すなわち、垂直面が形成された研削式精白ロール7のうち、上から一段目の精白ロールの目立位置38a,上から二段目の精白ロールの目立位置38b,上から三段目の精白ロールの目立位置38c,上から四段目の精白ロールの目立位置38d,上から五段目の精白ロールの目立位置38fがそれぞれ形成されている。これにより、移動溝38内を上下方向に摺動する摺動体39の移動位置が明確となり、目立位置をあらかじめ設定して目立作業を容易にするとともに、均等な目立作業を行うことができる効果がある。また、該移動溝38に嵌装される摺動体39は、軸の全長に亘って雄ネジ51aが螺刻されるとともに、作業者によるハンドル51bの回動のみの操作(工具を使用しない)で雄ネジを螺嵌することが可能となるクランプレバー51と、前記雄ネジ51aに嵌挿されるワッシャー52と、前記雄ネジ51aと螺合する雌ネジが螺刻された摺動板53とから構成されている。
【0027】
摺動体39を構成する摺動板53には、研削式精白ロール7表面に当接する位置と前記研削式精白ロール7表面から離間する位置とに押し付け操作が可能な押圧部材40が取り付けられている。すなわち、押圧部材40は、摺動板53に水平方向に取り付けられた筒部材54と、該筒部材54内に軸方向に前後に移動可能に収容された突出体55と、該突出体55を後方に向けて付勢し、かつ、筒部材54に収容されるバネ56とにより構成される。そして、前記突出体55の前端には、スプロケット形状の部材を多数積み重ね、この部材の先端部の歯(先端は1.5mm程度の四角形に形成され、鋭利に尖っている。)により研削式精白ロール7の目立を行う目立ロール58が軸着される。一方、前記突出体55の後端には、押付部57を軸着し、作業者が該押付部57を押圧操作することにより、前記筒部材54から前記目立ロール58を出没させて(図5の矢印a参照)、前記精白ロール7表面への当接を可能としたものである。これにより、目立作業全体を容易にする効果がある。
【0028】
以下、上記構成における作用を説明する。主軸プーリ31により主軸2を回転させると、研削式精白ロール7が回転される。この状態で供給量調節装置18を開くと、ホッパ筒15内の玄米は送り込みロール11を介して精白室10内に流入し、研削式精白ロール7により搗精され、糠は除糠金網筒9の目を通って除去され、精品となる白米は精品排出口20から取り出される。
【0029】
このような搗精作業を長時間継続すると、研削式精白ロール7の表面は摩耗し、研削能力が低下する。そこで、除糠金網筒9の一部を取り外して目立装置36を装着し、目立作業を行うことになる。
【0030】
目立装置36の装着を説明すると、まず、作業者は精白室10に設けられる抵抗体32の固定ナット42,43を緩めておき、次いで、目立装置36の把手49を手で持ち上げて、前記縦支持枠37に形成した固定用凹部44,45,46を固定ナット42,43に嵌め込む。そして、固定ナット42,43をスパナ等で締め込むことで固定支持させることができる。
【0031】
目立作業では、クランプレバー51を回動させて摺動板53の螺合を緩め、摺動体39を移動溝38内で移動させて目的とする精白ロール7の目立位置に移動させ、再びクランプレバー51を回動させて固定する(例えば、目立位置38a)。次いで、研削式精白ロール7を回転させ(図5の矢印r参照)、この状態で押付部57を押圧操作することにより、目立ロール58が筒部材54から水平方向に押し出されて(図5の矢印a参照)、研削式精白ロール7表面へ当接されて目立作業が行われる。そして、目立位置38aでの目立作業が終了すれば、上記同様の操作により摺動体39を移動させて目的とする精白ロール7の目立位置に移動させて固定し(例えば、目立位置38b)、同様の目立作業を行うことになる。以下、最下段の精白ロール7に至るまで、順次、精白ロール7ごとに目立作業を行うことになる。
【0032】
以上のような目立作業においては、精白ロール7から研削砥石の砥粒が離脱したとしても、目立装置36には、精白ロール7の一部を取り囲むように形成された砥粒飛散防止体41が設けられているから、砥粒が飛散することはなく、作業者は安心して目立作業を継続することができる。また、各目立位置での目立作業の時間を設定しておけば、複数の精白ロール7を重設して構成される研削ロール体であっても、また、円筒形状や逆円錐形状に形成した一体的な研削ロール体であっても、全て均等に目立作業を行うことができ、母線方向において目立ムラが生じる虞もない。また、作業者が押付部57を押圧操作するのみで簡単に目立作業が可能であり、これにより、目立作業全体を容易にする効果もある。
【産業上の利用可能性】
【0033】
本発明は縦型又は横型の研削式精米機に適用することができる。
【符号の説明】
【0034】
1 研削式竪型精米機
2 主軸
3 上部軸受
4 下部軸受
5 本体ベース
6 回転底板
7 研削式精白ロール
8 噴風口
9 除糠金網筒
10 精白室
11 送り込みロール
12 ボルト
13 除糠室
14 供給筒
15 ホッパ筒
16 原料投入口
17 調節レバー
18 供給量調節装置
19 外気取入口
20 精品排出口
21 排出樋
22 横軸
23 分銅レバー
24 抵抗板
25 分銅
26 集糠室
27 羽根取付筒
28 かき出し羽根
29 糠排出口
30 排糠管
31 主軸プーリ
32 抵抗体
33 ノブボルト
34 ノブボルト
35 ノブボルト
36 目立装置
37 縦支持枠
38 移動溝
39 摺動体
40 押圧部材
41 砥粒飛散防止体
42 固定ナット
43 固定ナット
44 固定用凹部
45 固定用凹部
46 固定用凹部
47 透明窓
48 透明窓
49 把手
50 天板
51 クランプレバー
52 ワッシャー
53 摺動板
54 筒部材
55 突出体
56 バネ
57 押付部
58 目立ロール

【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転軸に固定した研削式精白ロールと、該研削式精白ロールを囲む除糠金網筒と、該除糠金網筒を外して着脱自在に取り付け得る目立装置とからなり、
該目立装置は、前記除糠金網筒を取り外した部分に装着可能な縦支持枠と、該縦支持枠に穿設した移動溝に嵌装されて、該移動溝内を上下方向に摺動する摺動体と、該摺動体に水平方向に取り付けられ、前記研削式精白ロール表面に当接する位置と前記研削式精白ロール表面から離間する位置とに押し付け操作が可能な押圧部材と、該押圧部材の先端に取り付けられた目立ロールと、前記縦支持枠に取り付けられた砥粒飛散防止体とを備えたことを特徴とする精米機の目立装置。
【請求項2】
前記移動溝には、多数の研削式精白ロールを重設して構成されるロール体の各研削式精白ロールに対する目立位置がそれぞれ刻設されてなる請求項1記載の精米機の目立装置。
【請求項3】
前記押圧部材は、筒部材内の軸方向において前後に移動可能に収容された突出体と、該突出体を後方に向けて付勢し、かつ、筒部材に収容されるバネとを備え、前記突出体の先端には目立ロールを軸着する一方、前記目立ロールを前記研削式精白ロール表面に当接する位置に押し付けるよう、前記突出体の後端には押付部を軸着してなる請求項1又は2記載の精米機の目立装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−24689(P2012−24689A)
【公開日】平成24年2月9日(2012.2.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−165509(P2010−165509)
【出願日】平成22年7月23日(2010.7.23)
【特許番号】特許第4730795号(P4730795)
【特許公報発行日】平成23年7月20日(2011.7.20)
【出願人】(000001812)株式会社サタケ (223)
【出願人】(501264275)伊藤忠ライス株式会社 (10)
【Fターム(参考)】