糖PEG化顆粒球コロニー刺激因子
本発明は、顆粒球コロニー刺激因子とPEG部分との間のコンジュケートを提供する。コンジュゲートは、ペプチドと修飾基との間に挿入され、かつこれらと共有結合している無傷グリコシル連結基によって連結されている。コンジュゲートは、グリコシルトランスフェラーゼの作用によってグリコシル化と未グリコシル化ペプチドの両方から形成される。グリコシルトランスフェラーゼは、ペプチド上のアミノ酸またはグリコシル残基のいずれかに修飾糖部分をライゲートする。コンジュゲートを含む医薬製剤も提供される。コンジュゲートを調製するための方法も本発明の範囲内である。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
顆粒球コロニー刺激因子ペプチドであって、前記ペプチドのアミノ酸残基に結合したグリコシル連結基を含んで成り、前記グリコシル連結基が、式
【化1】
[式中、
R2はH、CH2OR7、COOR7、またはOR7であり、
ここで
R7は、H、置換もしくは非置換アルキル、または置換もしくは非置換へテロアルキルであり、
R3およびR4は、H、置換もしくは非置換アルキル、OR8、NHC(O)R9から独立して選択されるメンバーであり、
ここで
R8およびR9は、H、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換へテロアルキル、またはシアル酸から独立して選択され、
Laは、結合、置換もしくは非置換アルキル、および置換もしくは非置換へテロアルキルから選択されるリンカーであり、
R16およびR17は、ポリマー腕から独立して選択され、
X2およびX4は、ポリマー部分R16およびR17をCに結合する独立して選択されるリンケージ断片であり、
X5は非反応基である]
を有する修飾シアリル残基を含んで成る、顆粒球コロニー刺激因子ペプチド。
【請求項2】
部分
【化2】
が、
【化3】
[式中、
Qは、H、および置換もしくは非置換C1−C6アルキルから選択され、
eおよびfは、1〜2500から独立して選択される整数であり、かつ
qは、0〜20の整数である]
から選択されるメンバーである式を有する請求項1に記載のペプチド。
【請求項3】
前記部分が、
【化4】
[式中、
Qは、H、および置換もしくは非置換C1−C6アルキルから選択され、
e、fおよびf’は、1〜2500から独立して選択される整数であり、かつ
qおよびq’は、1〜20から独立して選択される整数である]
から選択されるメンバーである式を有する、請求項2に記載のペプチド。
【請求項4】
前記グリコシル連結基が、
【化5】
[式中、tは0または1である]
から選択される式を有する、請求項1に記載のペプチド。
【請求項5】
前記グリコシル連結基が、式
【化6】
[式中、tは0または1である]
を有する、請求項4に記載のペプチド。
【請求項6】
前記アミノ酸に結合した前記グリコシル連結基が式
【化7】
[式中、AAは前記ペプチドの前記アミノ酸残基である]
を有する、請求項5に記載のペプチド。
【請求項7】
前記アミノ酸残基がセリンまたはトレオニンから選択されるメンバーである、請求項6に記載のG−CSFペプチド。
【請求項8】
前記ペプチドが、配列番号1のアミノ酸配列を有する、請求項1に記載のG−CSFペプチド。
【請求項9】
前記アミノ酸残基が、配列番号1の位置133でトレオニンである、請求項8に記載のG−CSFペプチド。
【請求項10】
前記ペプチドが、式
【化8】
[式中、
R15は前記修飾シアリル残基であり、かつ
pは1〜10の整数である]
を有する基礎構造を含んで成る少なくとも1つのグリコシル連結基を含んで成る、請求項1に記載のペプチド。
【請求項11】
前記ペプチドのアミノ酸に結合した前記少なくとも1つのグリコシル連結基が、
【化9】
およびそれの組合せから選択される式
[式中、
AAは前記ペプチドの前記アミノ酸残基であり、
tは0または1に等しい整数であり、
pは1〜10の整数であり、
R15’は、H、OH、シアル酸、前記修飾シアリル残基、およびSia−Siapから選択されるメンバーであり、
ここで、
Siapは前記修飾シアリル残基であり、
ここで少なくとも1つのR15’が前記修飾シアリル残基およびSia−Siapから選択される]
を有する、請求項10に記載のペプチド。
【請求項12】
前記アミノ酸残基がアスパラギン残基である、請求項11に記載のペプチド。
【請求項13】
前記ペプチドが生物活性顆粒球コロニー刺激因子ペプチドである、請求項1に記載のペプチド。
【請求項14】
(a)
【化10】
から選択されるグリコシル部分を含んで成る基質顆粒球コロニー刺激因子ペプチドを、式
【化11】
[式中、aは0または1である]
を有するPEG−シアル酸ドナーと接触させるステップと、
(b)ステップ(a)からの生成物を、前記ドナーから前記グリコシル部分のGalへPEG−シアル酸を移動させる酵素と、前記移動に適切な条件下に接触させるステップと
を含んで成る、請求項1に記載のペプチドを調製する方法。
【請求項15】
ステップ(a)の前に、
(b)適切な宿主において前記基質顆粒球コロニー刺激因子ペプチドを発現させるステップ
をさらに含んで成る、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記宿主が昆虫細胞および哺乳類細胞から選択される、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記昆虫細胞がスポドプテラ・フルギペルタ(Spodoptera frugiperda)細胞系である、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
請求項1に記載のペプチドを前記哺乳類に投与するステップを含んで成る、哺乳類における炎症性白血球産生を刺激する方法。
【請求項19】
それを必要とする対象における感染を治療する方法であって、前記方法が、前記対象における前記状態を緩和するために有効な量の請求項1に記載のペプチドを前記対象に投与するステップを含んで成る方法。
【請求項20】
請求項1に記載の顆粒球コロニー刺激因子ペプチド、および医薬的に許容される担体を含んで成る医薬製剤。
【請求項21】
顆粒球コロニー刺激因子ペプチドであって、前記ペプチドのアミノ酸残基に結合したグリコシル連結基を含んで成り、前記グリコシル連結基が、式
【化12】
[式中、
R2はH、CH2OR7、COOR7、COO−またはOR7であり、
ここで
R7は、H、置換もしくは非置換アルキル、または置換もしくは非置換へテロアルキルであり、
R3およびR4は、H、置換もしくは非置換アルキル、OR8、NHC(O)R9から独立して選択されるメンバーであり、
ここで
R8およびR9は、H、置換もしくは非置換アルキル、または置換もしくは非置換へテロアルキル、またはシアル酸から独立して選択され、
sは1〜20の整数であり、
fは1〜2500の整数であり、かつ
QはHおよび置換もしくは非置換C1−C6アルキルから選択されるメンバーである]
を有する修飾シアリル残基を含んで成る、顆粒球コロニー刺激因子ペプチド。
【請求項22】
前記修飾シアリル残基が式
【化13】
を有する、請求項21に記載のペプチド。
【請求項23】
QがHおよびCH3から選択される、請求項21に記載のペプチド。
【請求項24】
前記ペプチドが、式
【化14】
[式中、
R15は前記修飾シアリル残基であり、かつ
pは1〜10の整数である]
を有する基礎構造を含んで成る少なくとも1つのグリコシル連結基を含んで成る、請求項21に記載のペプチド。
【請求項25】
前記ペプチドのアミノ酸に結合した前記少なくとも1つのグリコシル連結基が、
【化15】
およびそれの組合せから選択される式
[式中、
AAは前記ペプチドの前記アミノ酸残基であり、
tは0または1に等しい整数であり、
pは1〜10の整数であり、
R15’は、H、OH、シアル酸、前記修飾シアリル残基、およびSia−Siapから選択されるメンバーであり、
ここで、
Siapは前記修飾シアリル残基であり、
ここで少なくとも1つのR15’が前記修飾シアリル残基およびSia−Siapから選択される]
を有する、請求項24に記載のペプチド。
【請求項26】
前記アミノ酸残基がアスパラギンである、請求項21に記載のペプチド。
【請求項27】
前記グリコシル連結基が式
【化16】
[式中、bは0または1である]
を含んで成る、請求項21に記載のペプチド。
【請求項28】
sが1であり、fが約200〜約300の整数である、請求項27に記載のペプチド。
【請求項29】
前記アミノ酸残基がセリンまたはトレオニンから選択されるメンバーである、請求項21に記載のペプチド。
【請求項30】
前記ペプチドが配列番号1のアミノ酸配列を有する、請求項21に記載のペプチド。
【請求項31】
前記アミノ酸残基が配列番号1の位置133におけるトレオニンである、請求項30に記載のペプチド。
【請求項32】
前記ペプチドが配列番号2のアミノ酸配列を有する、請求項21に記載のペプチド。
【請求項33】
前記アミノ酸残基が配列番号2の位置134におけるトレオニンである、請求項32に記載のペプチド。
【請求項34】
(a)
【化17】
から選択されるグリコシル部分を含んで成る基質顆粒球コロニー刺激因子ペプチドを、式
【化18】
[式中、aは0または1である]
を有するPEG−シアル酸ドナーと接触させるステップと、
(b)ステップ(a)からの生成物を、前記ドナーから前記グリコシル部分のGalNac、Gal、またはSiaへPEG−シアル酸を移動させる酵素と、前記移動に適切な条件下に接触させるステップと
を含んで成る、請求項21に記載の顆粒球コロニー刺激因子ペプチドを調製する方法。
【請求項35】
ステップ(a)の前に、
(b)適切な宿主において前記基質顆粒球コロニー刺激因子ペプチドを発現させるステップ
をさらに含んで成る、請求項34に記載の方法。
【請求項36】
前記宿主が昆虫細胞である、請求項35に記載の方法。
【請求項37】
前記昆虫細胞が、スポドプテラ・フルギペルタ(Spodoptera frugiperda)細胞系である、請求項36に記載の方法。
【請求項38】
前記ペプチドをメチオニンと接触させるステップをさらに含んで成る、請求項34に記載の方法。
【請求項39】
ステップ(b)の後に、前記ペプチドを精製するステップをさらに含んで成り、遊離メチオニンが前記精製するステップ中に存在する、請求項34に記載の方法。
【請求項40】
哺乳類における炎症性白血球産生を刺激する方法であって、前記方法が前記哺乳類に請求項21に記載のペプチドを投与するステップを含んで成る方法。
【請求項41】
それを必要とする対象における感染を治療方法であって、前記方法が、前記対象における前記状態を緩和する有効な量の請求項21に記載のペプチドを前記対象に投与するステップを含んで成る方法。
【請求項42】
請求項21に記載の顆粒球コロニー刺激因子ペプチド、および医薬的に許容される担体を含んで成る医薬製剤。
【請求項1】
顆粒球コロニー刺激因子ペプチドであって、前記ペプチドのアミノ酸残基に結合したグリコシル連結基を含んで成り、前記グリコシル連結基が、式
【化1】
[式中、
R2はH、CH2OR7、COOR7、またはOR7であり、
ここで
R7は、H、置換もしくは非置換アルキル、または置換もしくは非置換へテロアルキルであり、
R3およびR4は、H、置換もしくは非置換アルキル、OR8、NHC(O)R9から独立して選択されるメンバーであり、
ここで
R8およびR9は、H、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換へテロアルキル、またはシアル酸から独立して選択され、
Laは、結合、置換もしくは非置換アルキル、および置換もしくは非置換へテロアルキルから選択されるリンカーであり、
R16およびR17は、ポリマー腕から独立して選択され、
X2およびX4は、ポリマー部分R16およびR17をCに結合する独立して選択されるリンケージ断片であり、
X5は非反応基である]
を有する修飾シアリル残基を含んで成る、顆粒球コロニー刺激因子ペプチド。
【請求項2】
部分
【化2】
が、
【化3】
[式中、
Qは、H、および置換もしくは非置換C1−C6アルキルから選択され、
eおよびfは、1〜2500から独立して選択される整数であり、かつ
qは、0〜20の整数である]
から選択されるメンバーである式を有する請求項1に記載のペプチド。
【請求項3】
前記部分が、
【化4】
[式中、
Qは、H、および置換もしくは非置換C1−C6アルキルから選択され、
e、fおよびf’は、1〜2500から独立して選択される整数であり、かつ
qおよびq’は、1〜20から独立して選択される整数である]
から選択されるメンバーである式を有する、請求項2に記載のペプチド。
【請求項4】
前記グリコシル連結基が、
【化5】
[式中、tは0または1である]
から選択される式を有する、請求項1に記載のペプチド。
【請求項5】
前記グリコシル連結基が、式
【化6】
[式中、tは0または1である]
を有する、請求項4に記載のペプチド。
【請求項6】
前記アミノ酸に結合した前記グリコシル連結基が式
【化7】
[式中、AAは前記ペプチドの前記アミノ酸残基である]
を有する、請求項5に記載のペプチド。
【請求項7】
前記アミノ酸残基がセリンまたはトレオニンから選択されるメンバーである、請求項6に記載のG−CSFペプチド。
【請求項8】
前記ペプチドが、配列番号1のアミノ酸配列を有する、請求項1に記載のG−CSFペプチド。
【請求項9】
前記アミノ酸残基が、配列番号1の位置133でトレオニンである、請求項8に記載のG−CSFペプチド。
【請求項10】
前記ペプチドが、式
【化8】
[式中、
R15は前記修飾シアリル残基であり、かつ
pは1〜10の整数である]
を有する基礎構造を含んで成る少なくとも1つのグリコシル連結基を含んで成る、請求項1に記載のペプチド。
【請求項11】
前記ペプチドのアミノ酸に結合した前記少なくとも1つのグリコシル連結基が、
【化9】
およびそれの組合せから選択される式
[式中、
AAは前記ペプチドの前記アミノ酸残基であり、
tは0または1に等しい整数であり、
pは1〜10の整数であり、
R15’は、H、OH、シアル酸、前記修飾シアリル残基、およびSia−Siapから選択されるメンバーであり、
ここで、
Siapは前記修飾シアリル残基であり、
ここで少なくとも1つのR15’が前記修飾シアリル残基およびSia−Siapから選択される]
を有する、請求項10に記載のペプチド。
【請求項12】
前記アミノ酸残基がアスパラギン残基である、請求項11に記載のペプチド。
【請求項13】
前記ペプチドが生物活性顆粒球コロニー刺激因子ペプチドである、請求項1に記載のペプチド。
【請求項14】
(a)
【化10】
から選択されるグリコシル部分を含んで成る基質顆粒球コロニー刺激因子ペプチドを、式
【化11】
[式中、aは0または1である]
を有するPEG−シアル酸ドナーと接触させるステップと、
(b)ステップ(a)からの生成物を、前記ドナーから前記グリコシル部分のGalへPEG−シアル酸を移動させる酵素と、前記移動に適切な条件下に接触させるステップと
を含んで成る、請求項1に記載のペプチドを調製する方法。
【請求項15】
ステップ(a)の前に、
(b)適切な宿主において前記基質顆粒球コロニー刺激因子ペプチドを発現させるステップ
をさらに含んで成る、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記宿主が昆虫細胞および哺乳類細胞から選択される、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記昆虫細胞がスポドプテラ・フルギペルタ(Spodoptera frugiperda)細胞系である、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
請求項1に記載のペプチドを前記哺乳類に投与するステップを含んで成る、哺乳類における炎症性白血球産生を刺激する方法。
【請求項19】
それを必要とする対象における感染を治療する方法であって、前記方法が、前記対象における前記状態を緩和するために有効な量の請求項1に記載のペプチドを前記対象に投与するステップを含んで成る方法。
【請求項20】
請求項1に記載の顆粒球コロニー刺激因子ペプチド、および医薬的に許容される担体を含んで成る医薬製剤。
【請求項21】
顆粒球コロニー刺激因子ペプチドであって、前記ペプチドのアミノ酸残基に結合したグリコシル連結基を含んで成り、前記グリコシル連結基が、式
【化12】
[式中、
R2はH、CH2OR7、COOR7、COO−またはOR7であり、
ここで
R7は、H、置換もしくは非置換アルキル、または置換もしくは非置換へテロアルキルであり、
R3およびR4は、H、置換もしくは非置換アルキル、OR8、NHC(O)R9から独立して選択されるメンバーであり、
ここで
R8およびR9は、H、置換もしくは非置換アルキル、または置換もしくは非置換へテロアルキル、またはシアル酸から独立して選択され、
sは1〜20の整数であり、
fは1〜2500の整数であり、かつ
QはHおよび置換もしくは非置換C1−C6アルキルから選択されるメンバーである]
を有する修飾シアリル残基を含んで成る、顆粒球コロニー刺激因子ペプチド。
【請求項22】
前記修飾シアリル残基が式
【化13】
を有する、請求項21に記載のペプチド。
【請求項23】
QがHおよびCH3から選択される、請求項21に記載のペプチド。
【請求項24】
前記ペプチドが、式
【化14】
[式中、
R15は前記修飾シアリル残基であり、かつ
pは1〜10の整数である]
を有する基礎構造を含んで成る少なくとも1つのグリコシル連結基を含んで成る、請求項21に記載のペプチド。
【請求項25】
前記ペプチドのアミノ酸に結合した前記少なくとも1つのグリコシル連結基が、
【化15】
およびそれの組合せから選択される式
[式中、
AAは前記ペプチドの前記アミノ酸残基であり、
tは0または1に等しい整数であり、
pは1〜10の整数であり、
R15’は、H、OH、シアル酸、前記修飾シアリル残基、およびSia−Siapから選択されるメンバーであり、
ここで、
Siapは前記修飾シアリル残基であり、
ここで少なくとも1つのR15’が前記修飾シアリル残基およびSia−Siapから選択される]
を有する、請求項24に記載のペプチド。
【請求項26】
前記アミノ酸残基がアスパラギンである、請求項21に記載のペプチド。
【請求項27】
前記グリコシル連結基が式
【化16】
[式中、bは0または1である]
を含んで成る、請求項21に記載のペプチド。
【請求項28】
sが1であり、fが約200〜約300の整数である、請求項27に記載のペプチド。
【請求項29】
前記アミノ酸残基がセリンまたはトレオニンから選択されるメンバーである、請求項21に記載のペプチド。
【請求項30】
前記ペプチドが配列番号1のアミノ酸配列を有する、請求項21に記載のペプチド。
【請求項31】
前記アミノ酸残基が配列番号1の位置133におけるトレオニンである、請求項30に記載のペプチド。
【請求項32】
前記ペプチドが配列番号2のアミノ酸配列を有する、請求項21に記載のペプチド。
【請求項33】
前記アミノ酸残基が配列番号2の位置134におけるトレオニンである、請求項32に記載のペプチド。
【請求項34】
(a)
【化17】
から選択されるグリコシル部分を含んで成る基質顆粒球コロニー刺激因子ペプチドを、式
【化18】
[式中、aは0または1である]
を有するPEG−シアル酸ドナーと接触させるステップと、
(b)ステップ(a)からの生成物を、前記ドナーから前記グリコシル部分のGalNac、Gal、またはSiaへPEG−シアル酸を移動させる酵素と、前記移動に適切な条件下に接触させるステップと
を含んで成る、請求項21に記載の顆粒球コロニー刺激因子ペプチドを調製する方法。
【請求項35】
ステップ(a)の前に、
(b)適切な宿主において前記基質顆粒球コロニー刺激因子ペプチドを発現させるステップ
をさらに含んで成る、請求項34に記載の方法。
【請求項36】
前記宿主が昆虫細胞である、請求項35に記載の方法。
【請求項37】
前記昆虫細胞が、スポドプテラ・フルギペルタ(Spodoptera frugiperda)細胞系である、請求項36に記載の方法。
【請求項38】
前記ペプチドをメチオニンと接触させるステップをさらに含んで成る、請求項34に記載の方法。
【請求項39】
ステップ(b)の後に、前記ペプチドを精製するステップをさらに含んで成り、遊離メチオニンが前記精製するステップ中に存在する、請求項34に記載の方法。
【請求項40】
哺乳類における炎症性白血球産生を刺激する方法であって、前記方法が前記哺乳類に請求項21に記載のペプチドを投与するステップを含んで成る方法。
【請求項41】
それを必要とする対象における感染を治療方法であって、前記方法が、前記対象における前記状態を緩和する有効な量の請求項21に記載のペプチドを前記対象に投与するステップを含んで成る方法。
【請求項42】
請求項21に記載の顆粒球コロニー刺激因子ペプチド、および医薬的に許容される担体を含んで成る医薬製剤。
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7A】
【図7B】
【図7C】
【図7D】
【図7E】
【図7F】
【図7G】
【図7H】
【図7I】
【図7J】
【図7K】
【図7L】
【図7M】
【図7N】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7A】
【図7B】
【図7C】
【図7D】
【図7E】
【図7F】
【図7G】
【図7H】
【図7I】
【図7J】
【図7K】
【図7L】
【図7M】
【図7N】
【公表番号】特表2009−501127(P2009−501127A)
【公表日】平成21年1月15日(2009.1.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−550570(P2007−550570)
【出願日】平成18年1月10日(2006.1.10)
【国際出願番号】PCT/US2006/000870
【国際公開番号】WO2006/074467
【国際公開日】平成18年7月13日(2006.7.13)
【出願人】(500062254)ネオス テクノロジーズ インコーポレイテッド (19)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成21年1月15日(2009.1.15)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年1月10日(2006.1.10)
【国際出願番号】PCT/US2006/000870
【国際公開番号】WO2006/074467
【国際公開日】平成18年7月13日(2006.7.13)
【出願人】(500062254)ネオス テクノロジーズ インコーポレイテッド (19)
【Fターム(参考)】
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