説明

紙葉類用レーザマーカ

【課題】本発明は、紙葉類の表面への全面印画を可能にした紙葉類用レーザマーカを提供する。
【解決手段】カードC用レーザマーカは、確実なカード搬送を目的とする第2のピンチローラ18及び上側ガイド部23を回動部材20内に一体的に組み込む。そして、この回動部材20を軸部21によって軸支させ、回動部材20は、カードCに対向配置されてレーザ光Lの光路を遮る閉鎖位置と、レーザ光Lの光路から外れた開放位置との間を、軸部21を中心にして回動される。このような構成によって、第2のピンチローラ18及び上側ガイド部23に邪魔されることなく、レーザ光LをカードCに照射させることができ、回動部材20の退避動作によって、カードCの表面全てを容易に露出させることができ、カードCの表面への全面印画が可能になり、レーザ光LによってカードCの隅々まで印画することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、レーザ光によって紙葉類(例えば、カード、パスポート、伝票、証券紙など)にインクを使うことなく印画することができるレーザマーカに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、このような分野の技術として、特表2006−524149号公報がある。この公報に記載されたレーザマーカは、カードの表裏に印画が可能であり、カードは、反転装置のケージに保持された状態で表裏反転され、レーザ光により任意の位置に文字や画像が印画される。そして、印画が完了したカードは、導出ローラで排出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特表2006−524149号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、レーザ光によってカードの表面に文字などを印画する際、カードの周縁は、ケージの保持領域として必要とされ、カードの周縁に文字などを印画することができないといった問題点がある。
【0005】
本発明は、紙葉類の表面への全面印画を可能にした紙葉類用レーザマーカを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、紙葉類のセッティング領域内に配置された紙葉類をレーザ光によって印画するレーザマーカにおいて、
紙葉類をセッティング領域内に搬送する搬送部は、
セッティング領域の下方に位置する駆動ローラと、
駆動ローラの上方で駆動ローラに対向して配置されて、駆動ローラとの協働で紙葉類を挟み込んで搬送するピンチローラと、
セッティング領域内で紙葉類を水平方向に案内する上側ガイド部及び下側ガイド部と、
ピンチローラ及び上側ガイド部が設けられていると共に、軸部により軸支される回動部材と、を備え、
回動部材は、紙葉類に対向配置されてレーザ光の光路を遮る閉鎖位置と、レーザ光の光路から外れた開放位置との間を、軸部を中心にして回動することを特徴とする。
【0007】
この紙葉類用レーザマーカでは、駆動ローラとピンチローラとの協働と、上側ガイド部と下側ガイド部との協働とによって、紙葉類を確実にセッティング領域まで搬送させている。このような構成をもった搬送部は、紙葉類をセッティング領域内に確実に搬送することはできるが、紙葉類の搬送に供する部品が、レーザ照射範囲内に入っていると、これら部品に邪魔されて紙葉類の印画領域が限定的になり、自由な印画を行うことができない。そこで、確実な搬送を目的とするピンチローラ及び上側ガイド部を回動部材内に一体的に組み込む。そして、この回動部材を軸部によって軸支させ、回動部材は、紙葉類に対向配置されてレーザ光の光路を遮る閉鎖位置と、レーザ光の光路から外れた開放位置との間を、軸部を中心にして回動される。このような構成によって、ピンチローラ及び上側ガイド部に邪魔されることなく、レーザ光を紙葉類に照射させることができ、回動部材の退避動作によって、紙葉類の表面全てを容易に露出させることができ、紙葉類の表面への全面印画が可能になり、レーザ光によって紙葉類の隅々まで印画することができる。
【0008】
また、紙葉類の搬送方向に沿って延在する下側ガイド部は、紙葉類を側方から挟み込む不動側ガイド部と可動側ガイド部とからなり、可動側ガイド部は、不動側ガイド部に向けて付勢されていると好適である。
紙葉類の表面への全面印画を可能にするために、印画時にピンチローラ及び上側ガイド部は、開放位置に退避させられているので、下側ガイド部上で紙葉類は不安定になり易く、紙葉類が下側ガイド部上で僅かに動くと、紙葉類の印画位置にバラツキが生じ、印画精度の悪化を招く。そこで、紙葉類が下側ガイド部上で印画時に動いてしまうのを防止するために、可動側ガイド部によって紙葉類を不動側ガイド部に付勢力をもって押し付けている。そして、この不動側ガイド部は、紙葉類の位置出しの基準として利用され、紙葉類の印画位置精度のバラツキ防止に寄与している。
【0009】
また、上側ガイド部は、不動側ガイド部と可動側ガイド部と上下方向でそれぞれ対向する第1のガイド部と第2のガイド部とからなり、回動部材には、第1のガイド部と第2のガイド部とを架け渡す連結部が設けられ、連結部の一端部は、第1のガイド部から突出し、連結部の他端部は、第2のガイド部から突出し、回動部材が閉鎖位置のとき、連結部の一端部は、不動側ガイド部の上面に当接し、連結部の他端部は、可動側ガイド部の上面から離間していると好適である。
回動部材を閉鎖位置で停止させる際に、連結部の一端部を不動側ガイド部の上面に当接させることで、回動部材を精度良く停止させることができる。しかも、連結部の他端部は、可動側ガイド部に当たっていないので、可動側ガイド部の動きが回動部材によって阻害されることがない。従って、回動部材が閉鎖位置で停止された状態にあっても、上側ガイド部と下側ガイド部とによって、紙葉類をセッティング領域内にスムーズ且つ確実に送り込むことができる。
【0010】
また、搬送部とレーザユニットとの間に吸煙口が設けられていると好適である。
レーザ印画中に、紙葉類から煙が発生する。この煙がレーザユニットのレンズやスキャンミラーに付着すると、レーザ光の集光のバラツキを発生させてしまうので、搬送部とレーザユニットとの間の吸煙口によって、紙葉類から立ち昇る煙を確実に捕捉している。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、紙葉類の表面への全面印画が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明に係るレーザマーカの一実施形態を示し、ハウジングの一部が切り欠かれた斜視図である。
【図2】本発明に係るレーザマーカに適用する搬送部の斜視図である。
【図3】図2の搬送部を別の角度から見た斜視図である。
【図4】セッティング領域に配置されたカードの印画中の状態を示す斜視図である。
【図5】カードの印画中の状態を示す平面図である。
【図6】カードの印画中の状態を示す側面図である。
【図7】セッティング領域に配置されたカードの印画前の状態を示す斜視図である。
【図8】カードの印画前の状態を示す平面図である。
【図9】カードの印画前の状態を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図面を参照しつつ本発明に係る紙葉類用レーザマーカの好適な実施形態について詳細に説明する。
【0014】
図1に示すように、レーザマーカ1は、樹脂、紙又は金属製のカードCに文字などをレーザ光Lによって印画するための装置であり、カードCに印画した文字などは物理的に加工されているため半永久的に消えることがなく、耐久性の高い印画を可能にしている。
【0015】
このレーザマーカ1は、レーザユニット2を収容するためのハウジング3を備えている。レーザユニット2は、レーザ光Lの焦点調整のために昇降可能であり、金属でも印画可能なYAGレーザ発生部を備えている。このレーザユニット2のヘッド2aから出射されるレーザ光Lは、発振器内の反射ミラー間を往復し、増幅される。増幅されたレーザ光Lは、出力側のスキャンミラーから放射され、フォーカスレンズ2bを通してカードCの表面で集光される。そして、スキャンミラーをX軸方向、Y軸方向に移動させることで、この集光ポイントをカードC上で自由に移動させることができる。
【0016】
レーザユニット2の下方には、カードCをセッティング領域まで搬送するための搬送部4を有し、この搬送部4から排出されたカードCは、表裏反転部6に送り込まれる。カードCをこの表裏反転部6で反転させた後に、カードCは、再度、搬送部4に送られて、セッティング領域でレーザ光Lによって画像が印画される。
【0017】
図2、図3及び図6に示すように、ベース7にネジ止めされたフレーム22には、前後一対の第1及び第2駆動ローラ11,12が軸支され、シャッタ付きのカード挿入口10側の第1の駆動ローラ11と表裏反転部6側の第2の駆動ローラ12は、タイミングベルト13で連結されている。そして、ベース7に固定されたモータM1と第1の駆動ローラ11の回転軸に設けられたプーリ14とが伝達ベルト16によって連結されている。よって、タイミングベルト13を介在させることで、モータM1の駆動により、前後の第1の駆動ローラ11と第2の駆動ローラ12とを同期して回転させることができる。
【0018】
カード挿入口10側には第1のピンチローラ17が設けられ、板バネ17aによって保持された第1のピンチローラ17は、付勢力をもって第1の駆動ローラ11に押し当てられている。従って、カード挿入口10から挿入されたカードCは、第1のピンチローラ17と第1の駆動ローラ11との協働によってセッティング領域に確実に繰り入れることができる。なお、この板バネ17aの一端には軸受部が一体に形成されて第1のピンチローラ17を軸支し、板バネ17aの他端は、ベース7にネジ止めされたフレーム22に固定されている。
【0019】
繰り入れられたカードCは、セッティング領域の下方に位置する第2の駆動ローラ12まで達し、第2の駆動ローラ12と第2のピンチローラ18との協働により、カードCはセッティング領域まで搬送される(図7参照)。この状態で、印画のためにカードCがセットされる領域(すなわちセッティング領域)とカードCの表面とが一致することになる。
【0020】
図4〜図9に示すように、第2のピンチローラ18は、第2の駆動ローラ12の上方で第2の駆動ローラ12に対向して配置されて、第2の駆動ローラ12との協働でカードCを挟み込んで搬送する。この第2のピンチローラ18は、板バネ18aを介して回動部材20に固定されている。この回動部材20の端部には、搬送方向に対して直交して延在する軸部21が固定され、この軸部21は、ベース7に固定されたフレーム22の起立板22aによって回動自在に支持されている。軸部21の一端に設けられたプーリ25は、ベース7に固定されたモータM2に伝達ベルト29を介して連結されている。
【0021】
なお、この板バネ18aの一端には軸受部が一体に形成されて第2のピンチローラ18を軸支し、板バネ18aの他端は、軸部21に固定された支持フレーム33にネジ止めされている。この板バネ18aによって、第2のピンチローラ18はカードCに付勢力をもって圧着され、確実なカード搬送を可能にしてる。
【0022】
モータM2の駆動により、回動部材20は、カードCに対向配置されてレーザ光Lの光路を遮る閉鎖位置(図7参照)と、レーザ光Lの光路から外れた開放位置(図4参照)との間を、軸部21を中心にして略90度回動する。回動部材20の回動制御は、回転位置検出センサ15により行われ、この回転位置検出センサ15は、軸部21の他端に固定された回転板15aと、90度の位相角度をもって配置された投受光部15b,15cからなる。軸部21と一緒に回転板15aが回動し、投受光部15b,15cでの光の検知結果に基づいて、モータM2の駆動と停止の制御が行われている。
【0023】
搬送部4内において、カードCは、上側ガイド部23と下側ガイド部24とによりセッティング領域内でカードCを水平方向に案内され、下側ガイド部24は、フレーム22に固定され、上側ガイド部23は、回動部材20に固定されている。カードCの搬送方向に沿って延在する下側ガイド部24は、カードCを側方から挟み込む不動側ガイド部26と可動側ガイド部27とからなり、可動側ガイド部27は、不動側ガイド部26に向けて付勢され、不動側ガイド部26に平行に配置されている。
【0024】
不動側ガイド部26は、フレーム22の起立板22aにネジによって固定され、可動側ガイド部27は、フレーム22の底板22bに板バネ28を介して固定されている。鉛直方向に立設された板バネ28によって、可動側ガイド部27は、カードCに側圧を掛けることができ、カードCの安定した搬送を可能にしている。
【0025】
カードCの表面への全面印画を可能にするために、図4に示すように、第2のピンチローラ18及び上側ガイド部23を有する回動部材20は、印画時に開放位置に退避させられているので、下側ガイド部24上でカードCは不安定になり易く、カードCが下側ガイド部24上で僅かに動くと、カードCの印画位置にバラツキが生じ、印画精度の悪化を招く。そこで、カードCが下側ガイド部24上で印画時に動いてしまうのを防止するために、可動側ガイド部27によってカードCを不動側ガイド部26に付勢力をもって押し付ける。そして、この不動側ガイド部26は、カードCの位置出しの基準として利用され、カードCの印画位置精度のバラツキ防止に寄与している。
【0026】
これに対して、上側ガイド部23は、不動側ガイド部26と可動側ガイド部27と上下方向でそれぞれ対向する第1のガイド部31と第2のガイド部32とからなり、平行に配置された第1のガイド部31と第2のガイド部32との間には第2のピンチローラ18が配置されている。そして、第1及び第2のガイド部31,32と第2のピンチローラ18の板バネ18aは、軸部21に固定された支持フレーム33にネジ止めされ、上側ガイド部23と下側ガイド部24との間の搬送路にカードCの挿入を容易にするために、第1及び第2のガイド部31,32の両端には、テーパ状のガイド面35が形成されている。
【0027】
回動部材20には、第1のガイド部31と第2のガイド部32とを架け渡す棒状の連結部34が設けられ、連結部34の一端部は、第1のガイド部31から側方に突出し、連結部34の他端部は、第2のガイド部32から側方に突出する。回動部材20が閉鎖位置のとき、連結部34の一端部は、不動側ガイド部26の上面26aに当接し、連結部34の他端部は、可動側ガイド部27の上面27aから離間している。
【0028】
図7に示すように、回動部材20を閉鎖位置で停止させる際に、連結部34の一端部を不動側ガイド部26の上面26aに当接させることで、回動部材20を精度良く確実に停止させることができる。しかも、連結部34の他端部は、可動側ガイド部27に当たらないので、可動側ガイド部27の側方への動きが回動部材20によって阻害されることがない。従って、回動部材20が閉鎖位置で停止された状態にあっても、上側ガイド部23と下側ガイド部24とによって、カードCをセッティング領域内にスムーズ且つ確実に送り込むことができる。
【0029】
このようなレーザマーカ1では、駆動ローラ12と第2のピンチローラ18との協働と、上側ガイド部23と下側ガイド部24との協働とによって、カードCを確実にセッティング領域まで搬送させている。このような構成をもった搬送部4は、カードCをセッティング領域内に確実に搬送することはできるが、カード搬送に供する部品が、レーザ照射範囲内に入っていると、これら部品に邪魔されてカードCの印画領域が限定的になり、自由な印画を行うことができない。
【0030】
そこで、確実なカード搬送を目的とする第2のピンチローラ18及び上側ガイド部23を回動部材20内に一体的に組み込む。そして、この回動部材20を軸部21によって軸支させ、回動部材20は、カードCに対向配置されてレーザ光Lの光路を遮る閉鎖位置と、レーザ光Lの光路から外れた開放位置との間を、軸部21を中心にして回動される。このような構成によって、第2のピンチローラ18及び上側ガイド部23に邪魔されることなく、レーザ光LをカードCに照射させることができ、回動部材20の退避動作によって、カードCの表面全てを容易に露出させることができ、カードCの表面への全面印画が可能になり、レーザ光LによってカードCの隅々まで印画することができる。
【0031】
この印画の際、カードCから煙が発生する。この煙がレーザユニット2のレンズ2bやスキャンミラーに付着すると、レーザ光Lの集光のバラツキを発生させてしまう。そこで、図1に示すように、搬送部4とレーザユニット2との間に吸煙口40が設けられている。この吸煙口40は、ハウジング3内に配置されたダクト41の端部に設けられ、ダクト41の他端は、排煙口としてハウジング3に設けられている。カードCから立ち昇る煙を確実に捕捉するために、ダクト41には、排気用ファンが設けられている。
【0032】
本発明は、前述した実施形態に限定されないことは言うまでもない。紙葉類とは、例えば、カード、パスポート、伝票、証券紙などを言い、材質としては、必ずしも紙に限定されるものではなく、樹脂や金属も含まれる。
【符号の説明】
【0033】
1…レーザマーカ、12…駆動ローラ(第2の駆動ローラ)、18…ピンチローラ(第2のピンチローラ)、20…回動部材、21…軸部、23…上側ガイド部、24…下側ガイド部、26…不動側ガイド部、26a…不動側ガイド部の上面、27…可動側ガイド部、27a…可動側ガイド部の上面、31…第1のガイド部、32…第2のガイド部、34…連結部、40…吸煙口、C…紙葉類(カード)、L…レーザ光。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
紙葉類のセッティング領域内に配置された紙葉類をレーザ光によって印画するレーザマーカにおいて、
前記紙葉類を前記セッティング領域内に搬送する搬送部は、
前記セッティング領域の下方に位置する駆動ローラと、
前記駆動ローラの上方で前記駆動ローラに対向して配置されて、前記駆動ローラとの協働で前記紙葉類を挟み込んで搬送するピンチローラと、
セッティング領域内で前記紙葉類を水平方向に案内する上側ガイド部及び下側ガイド部と、
前記ピンチローラ及び前記上側ガイド部が設けられていると共に、軸部により軸支される回動部材と、を備え、
前記回動部材は、前記紙葉類に対向配置されて前記レーザ光の光路を遮る閉鎖位置と、前記レーザ光の光路から外れた開放位置との間を、前記軸部を中心にして回動することを特徴とする紙葉類用レーザマーカ。
【請求項2】
前記紙葉類の搬送方向に沿って延在する前記下側ガイド部は、前記紙葉類を側方から挟み込む不動側ガイド部と可動側ガイド部とからなり、前記可動側ガイド部は、前記不動側ガイド部に向けて付勢されていることを特徴とする請求項1記載の紙葉類用レーザマーカ。
【請求項3】
前記上側ガイド部は、前記不動側ガイド部と前記可動側ガイド部と上下方向でそれぞれ対向する第1のガイド部と第2のガイド部とからなり、
前記回動部材には、前記第1のガイド部と前記第2のガイド部とを架け渡す連結部が設けられ、前記連結部の一端部は、前記第1のガイド部から突出し、前記連結部の他端部は、前記第2のガイド部から突出し、
前記回動部材が前記閉鎖位置のとき、前記連結部の前記一端部は、前記不動側ガイド部の上面に当接し、前記連結部の前記他端部は、前記可動側ガイド部の上面から離間していることを特徴とする請求項2記載の紙葉類用レーザマーカ。
【請求項4】
前記搬送部とレーザユニットとの間に吸煙口が設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の紙葉類用レーザマーカ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−11630(P2012−11630A)
【公開日】平成24年1月19日(2012.1.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−149392(P2010−149392)
【出願日】平成22年6月30日(2010.6.30)
【出願人】(000001225)日本電産コパル株式会社 (755)
【Fターム(参考)】