説明

紙製化粧用コンパクト容器

【課題】 簡易な紙製化粧用コンパクトとして密閉性に優れ、閉蓋機能に優れる紙製化粧用コンパクト容器を、簡単な構造で、簡易な成形方法で得ることができるようにすることを可能にする。
【解決手段】 中央部にファンデーションを収納する収納凹部4を、該収納凹部の前部、両側部、後部の周囲を囲繞するようにフランジ部6を備える本体2と、中央部にスポンジに被せてこれを収納する収納凹部5を、該収納凹部の前部、両側部、後部の周囲を囲繞するようにフランジ部7を備える蓋体3と、本体と蓋体夫々の後部フランジ部6c,7c間を繋ぎ、収納凹部、フランジ部を重ね合わせるように折り曲げ可能なヒンジ部11を備える紙製化粧用コンパクト容器において、本体と蓋体を繋げる二つの後部フランジ部にヒンジ部と平行な折線12,13を設け、本体、蓋体の展開状態で、後部フランジはヒンジ部方向に外方に傾斜し、側面視略V形に成形した紙製化粧用コンパクト容器。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、紙製の化粧用コンパクト容器の改良に関するものである。
【背景技術】
【0002】
試供品や携帯用の化粧用コンパクトの容器として紙製のものが実用に供されている。
図9及び図10は従来の紙製の化粧用コンパクト容器の課題を示す図で、図9は折り曲げ状態の容器を示し、容器100は台紙を二つ折りとして本体101と蓋体102とを形成し、本体101、蓋体102の各中央部にはファンデーション、スポンジの収納凹部101a、102aを形成し、収納凹部101a、102aの開放端側の周縁部をフランジ部101b、102bで囲繞し、フランジ部の後部はヒンジ部103で連続し、ヒンジ部103で折り曲げ自在である。
【0003】
図10は紙製の化粧用コンパクト容器を閉じた状態を示し、フランジ部101b、102bの先部に形成した鉤片と係合凹部とを係合し、該先部を係止し、閉蓋状態を維持する。
ところで、このように本体101と蓋体102とを重ね合わせ、閉蓋した状態では、ヒンジ部103のフランジ部101b、102bの合わせ面に大きな口104が開き、密閉性に大きく劣り、内部のファンデーションが粉状となって漏出する等の不具合がある。
このフランジ部の口開きの原因は、ヒンジ部103のスプリングバックに起因するものである。
【0004】
上記した不都合を解決する技術として、前記したフランジ部に改良を加えたものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開2002−154519公報
【0005】
図11は特許文献1の図5の再掲図である。ただし、符合は振り直した。
特許文献1の技術は、収納凹部101a、102a周辺部のフランジ部101b、102bに、図のように閉じた状態で周縁部が嘴状に当接する拡開部101c、102cを設けたものである。
【0006】
以上の特許文献1の技術は、先ず、図のようにコンパクト容器の周辺部が嘴状に上下に膨出しているので、容器を摘んだ際この部分(重なる上下のフランジ部)が潰れ方向撓み、形状が安定せず、使い勝手性が良好とはいえないこと、試供品等として提供するに際し、積層したり、密集状態で梱包したりした場合変形する虞があり、梱包やストックに不利である。
特に上記したコンパクトとして提供する紙製容器を多数個段積みして店頭等に陳列した際、前記したフランジ部に本体、蓋体の収納部の上面、下面を介して過大な荷重がかかり、この結果フランジ部が変形し、経時的に弾性が無くなってフランジ部に口開き現象が発生する虞がある等の不都合もある。
【0007】
また成形に際し、周辺部のフランジ部全体を傾斜させて開かない程度に弾性を持たせて曲げるように成形することは成形が難しく、金型も複雑化すること、コンパクトの製作時において、収納凹部にファンデーションをセットし、スポンジをセットし、閉蓋する作業に際し、周辺のフランジ部が安定しないので、作業がし難い等の不都合がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は以上の従来技術に鑑みなされたもので、ヒンジ部を中心として収納凹部を形成したフランジ付き本体、収納凹部を形成した蓋体を折り畳んで重ね合わせ、閉蓋した際、突合わされ、重ね合わされたフランジ部間の隙間の発生を容易に、確実に防止し、簡易な紙製コンパクトとして密閉性に優れ、閉蓋機能に優れる紙製の化粧用コンパクト容器を、簡単な構造で、簡易な成形方法で得ることができるようにすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1に係る発明は、中央部にファンデーションを収納する収納凹部を、該収納凹部の前部、両側部、後部の周囲を囲繞するようにフランジ部を備える本体と、中央部にスポンジに被せてこれを収納する収納凹部を、該収納凹部の前部、両側部、後部の周囲を囲繞するようにフランジ部を備える蓋体と、前記本体と蓋体夫々の後部フランジ部間を繋ぎ、夫々の収納凹部、フランジ部を重ね合わせるように折り曲げ可能なヒンジ部を備える紙製の化粧用コンパクト容器において、前記本体と蓋体を繋げる二つの前記後部フランジ部にヒンジ部と平行な折線を設け、本体、蓋体の展開状態で、該後部フランジはヒンジ部方向に外方に傾斜し、側面視略V形に成形したことを特徴とする。
【0010】
請求項2は、請求項1において、前記二つのフランジ部に設けた折線は、前記本体、蓋体の収納凹部のヒンジ部側の辺と略々一致するように設けたことを特徴とする。
【0011】
請求項3は、請求項1において、前記ヒンジ部は、外方に弯曲膨出する凸状(ヘアピン状)としたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
請求項1に係る発明では、本体と蓋体を繋げる二つの後部フランジ部にヒンジ部と平行な折線を設け、本体、蓋体の展開状態で、該後部フランジはヒンジ部方向に外方に傾斜し、側面視略V形に形成したので、二つのフランジ部の折り線とヒンジ部間の傾斜した片の突合わせ、重ね合わせにより、ヒンジ部のスプリングバックを吸収し、折り線手前の両側の側部フランジ部及び前部フランジ部へのヒンジ部のスプリングバックの作用は抑制され、本体、蓋体のフランジ部は平坦な状態を維持し、上下に重ね合わされた閉蓋状態で、フランジ部相互の接合面が開くことはない。
従って本発明では、紙製の化粧用コンパクト容器を閉蓋して係止、保持した際、本体、蓋体のフランジ部間に隙間の発生を防止し得る紙製化粧用コンパクト容器を得ることができ、また重なり合い、突き合わされたフランジ部が平坦なので、段積み等して陳列したり、ストックしたりしても、フランジ部の合わせ面に口開きや隙間の発生しない紙製化粧用コンパクト容器を得ることができる。
【0013】
また本発明は、一枚の台紙の左右に収納凹部を成形し、周辺部のフランジ部の連続部分にヒンジ部を成形し、ヒンジ部の左右に折り線を設け、左右の折り線部分の内側をヒンジ部を中心として折り線をヒンジ部と平行に設け、略V形に成形すればよく、成形が容易で、高精度で閉蓋性に優れる紙製化粧用コンパクト容器を得ることができる。
また、以上により、左右のフランジ部の連続部分中央部にヒンジ部を、その両側にこれと平行に折り線を設けるので、成形型も簡易なもので足り、また、ヒンジ部、左右の折り線を設けることで足りるので成形工程も少なく、効率良く、閉蓋性に優れた紙製化粧用コンパクト容器を安価に成形することができる。
【0014】
請求項2に係る発明では、請求項1において、二つのフランジ部に設けた折線を本体、蓋体の収納凹部のヒンジ部側の辺と略々一致するように設けたので、請求項1の効果に加えるに、収納凹部の後壁部分が折り線と一致して密着性を増し、また折り線とヒンジ部間の長さが長くなり、ヒンジ部のスプリングバック抑制作用が大きくなってフランジ部の閉蓋性、密着性は一層向上する。
【0015】
請求項3に係る発明では、請求項1において、ヒンジ部を外方に弯曲膨出する凸状(ヘアピン状)としたので、請求項1の効果に加えるに、ヒンジ部の強度上有利であり、開閉の反復にも高い耐久性が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本願発明に係る紙製化粧用コンパクト容器の展開図で内面図、図2は同外面図、図3は図1の3−3線断面図である。
これらの図面に従って説明する。
展開状態の紙製化粧用コンパクト容器1は、図1の左側の本体2と右側の蓋体3とを備え、本体2及び蓋体3は横長の矩形である。
【0017】
図1において、本体2及び蓋体3の中央部には、外面方向(図の裏面方向)に突出する横長矩形の収納凹部4,5が形成されており、本体2の収納凹部4の周壁4aは2段の段部4b、4cが形成されており、底に底片4dが形成されており、収納凹部4内には図示しないファンデーションが収納される。
蓋体4の収納凹部5の周壁5aは段部を有せず、天板部5dを備え、本体2を蓋体3で閉蓋した状態で、本体2の収納凹部4に収納されたファンデーション上に載せるスポンジを蓋体3の収納凹部5で覆い、収納する。
【0018】
本体2及び蓋体3の平面視矩形の収納凹部4,5の周縁部の周辺部には、これを囲繞するようにフランジ部6,7が設けられ、フランジ部6,7は、収納凹部4,5の立ち上がった周壁4a,5aの頂縁の周縁部4e,5eから外方に屈曲して連続して設けられている。
各フランジ部6,7は、前片6a,7aは短辺で、両側片6b,6b,7b,7bが長辺であり、後片6c,7cは」前片と同様に短辺であり、外形形状は平面視矩形である。
【0019】
一方のフランジ部6の前片6aの中央部には、前外方に開放する凹形の係止凹部8を切欠、形成し、他方のフランジ部7の前片7aの中央部には係止凹部に対応する係止片9を設ける。
係止片9は、基部から前前方にハ字形に拡がったフラップ状をなし、基部の切れ目9a,9間の幅L1が係止凹部8の幅L2と略々一致し、先部の幅L3が、係止凹部8の幅L2よりも大きく、係止片9は前外方に拡開して形成されている。
【0020】
フランジ部6,7の後片6c,7cは連続部10で一体に連続し、この部分にヒンジ部11を形成する。ヒンジ部11は図1の左右に設けられた同長の後片6c,7cの中央部に、短辺の前片6a,7aの辺と平行するように設けられている。
ヒンジ部11は、図3で明らかなように、外方に小径で半円形に弯曲膨出し、ヘアピン状をなす。
【0021】
フランジ部6,7の後片6c,7cには、ヒンジ部11と平行する折線12,13を設ける。折線12,13は後片6c,7cの長さ一杯に、これを横断(図1、図2では上下方向一杯)するように形成され、図1の内面図を基準にして山折りに形成する。
折線12,13は、図示した実施の形態では、本体2、蓋体3に形成した収納凹部4,5の近接して対向する短辺側の周縁部4f,5fとラップするように設けたが、周縁部4f,5fとヒンジ部11との間の任意の部分に形成しても良い。
【0022】
図2は外面図で、フランジ部6,7の中央部に紙面の手前側に膨出する収納凹部4,5の外底部4g、外蓋部5gが形成され、フランジ部6,7は外底部4g、外蓋部5gの裾に平坦に配設され、ヒンジ部11は紙面手前側にアール状に突出し、折線12,13は、この側では谷折り線となる。
【0023】
図3に示すように、ヒンジ部11が低位であり、これの左右両側にフランジ部後片6c,7c対称的に上傾するように傾斜し、上端部が前記したように収納凹部4,5の周縁部4f,5fに繋がり、この部分は山部となり、側面視で浅い略V形をなす。
フランジ部6,7の他の一般面(前片、両側片)が同一面であり、折線12,13から対称的に傾斜した後片6c,7cの角度θは5°〜25°が好ましく、実施の形態ではθを15°とした。
【0024】
以上の紙製化粧用コンパクト容器1は、腰のある焼却可能な紙や加熱することで溶融、焼却可能な混抄紙(紙略80%〜60%、ポリエチレン略20%〜40%。実施の形態としては一例とし紙略65%、ポリエチレン略35%とした。)をプレス成形して得らた。
紙や混抄紙は、例えば成形前に0.40mm〜0.80mm厚の紙を用い、成形後においては0.25mm〜0.50mmの成形品を得た。
【0025】
図4〜図6は、上記した台紙を折って紙製化粧用コンパクト容器を組み立てる手順を示した説明的断面図である。
ヒンジ部11を中心として本体2上に蓋体3を重ね合わせるように折る。これにより、ヒンジ部11を中心として前記した折線12,13の内側のフランジ部後片6c,7cが向かい合って重なる方向に折り畳まれる。この状態を図4で示した。
【0026】
次に図5のように後片7c,6cが上下に重なり合い、この状態で本体2と蓋体3とは図のように重ね合わせ面を中心としてθ1、θ1を10°〜50°づつ先端部が拡開し、実施の形態では30°づつ拡開している。
図5の状態で前片7a,6aを摘んだり、蓋体3の外底部4g、外蓋部5g押圧して本体2に蓋体3を密接するように重ね合わせる。この状態ではフランジ部6,7相互の合わせ面が密に接触する。
【0027】
図6は、本体2に蓋体3を密接した閉蓋状態を示し、重なり合った上下のフランジ部7,6の前片7a,6aは、上下に密接するようにして重なり合い、係止片9を係止凹部8に係合する。係合状態で一方の係止片9はハ字形に拡がっており、他方の係止凹部8は拡開した係止片よりも狭く、双方の係止状態で鉤片として機能し、閉蓋状態を保持することとなる。
【0028】
以上において、閉蓋状態で本体2、蓋体3のフランジ部6,7、特に、両側片6b,7bは上下で密接し、合わせ面6d,7d間に口が開くことがなく、全周縁に亘り密接した閉蓋状態を維持する。
その理由は、図3に示したように、ヒンジ部11を中心として左右の後片6c,7cが側面視浅い略V形をなし、折線12,13が形成されていることから、図4〜6のようにヒンジ部を中心として図4、図5のように折った際、ヒンジ部のスプリングバックは閉蓋直前の状態で後片6c,7cが重なり合い、この部分が密接する。
ところで、図10の104で示したようにこの部分では口開きが発生する傾向にあるが、この部分が本発明では密接するので、フランジ部の合わせ面7d,6dの口開きが抑制される。
【0029】
以上のように、閉蓋状態で本体2と蓋体3のフランジ部の合わせ面に口開き現象が防止される。
図7は、閉蓋状態の紙製化粧用コンパクト容器1の斜視図である。
これにより前片6a,7aの係止凹部8、係止片9による鉤状係止状態が理解できるであろうし、また内部にファンデーション、スポンジを収納した薄手の紙製化粧用コンパクト容器の構造、形状が理解できるであろう。
係止片9を係止凹部8から外すことで本体2と蓋体3とは開放可能な状態となり、蓋体3をヒンジ部11から開放し、スポンジ、ファンデーションを使用することができる。
【0030】
図8は、閉蓋状態ヒンジ部の例示であり、(a)は比較例の構造、(b)は本発明実施の構造である。
(a)では後片27c,26cを連結するヒンジ部21を外側から内側へ凹状部として。これによると、ヒンジ部としての機能は発揮し得るが、ヒンジ部に肉厚が薄くなり、開閉の反復で亀裂が発生し易く、耐久性に劣る。
(b)によれば、ヘアピン状なので、ヒンジ部の肉厚は他の紙厚と同等となり、多数回の開閉の反復にも耐え、耐久性に優れる。
【0031】
本発明に係る紙製化粧用コンパクト容器は矩形としたが、円形、楕円形等任意の形状を選択することができ、形状は任意である。
【産業上の利用可能性】
【0032】
本発明の紙製化粧用コンパクト容器は、コンパクト試供品や旅行時の携帯用コンパクトとして好適である。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本願発明に係る紙製化粧用コンパクト容器の展開図で内面図である。
【図2】同外面図である。
【図3】図1の3−3線断面図である。
【図4】台紙を折って紙製化粧用コンパクト容器を組み立てる説明的断面図で、所期の状態を示す図である。
【図5】図4から一歩進行した状態の説明図である。
【図6】本体に蓋体を重ね合わせ、閉蓋、ロックした状態の説明的断面図である。
【図7】閉蓋状態の紙製化粧用コンパクト容器の斜視図である。
【図8】閉蓋状態ヒンジ部の例示であり、(a)は比較例の構造、(b)は本発明実施の構造である。
【図9】従来の紙製の化粧用コンパクト容器の課題を示す図で、折り曲げ状態の容器を示す説明図である。
【図10】従来の紙製の化粧用コンパクト容器の課題を示す図で、ヒンジ部を折り曲げて閉蓋状態の説明図である。
【図11】特許文献1の課題を説明する縦断正面図である。
【符号の説明】
【0034】
1…紙製化粧用コンパクト容器、 2…本体、 3…蓋体、 4,5…収納凹部、 6,7…フランジ部、 6a,7a前部(前片)、 6c,7c…後部(後片)、 11…ヒンジ部、 12,13…折線。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
中央部にファンデーションを収納する収納凹部を、該収納凹部の前部、両側部、後部の周囲を囲繞するようにフランジ部を備える本体と、中央部にスポンジに被せてこれを収納する収納凹部を、該収納凹部の前部、両側部、後部の周囲を囲繞するようにフランジ部を備える蓋体と、前記本体と蓋体夫々の後部フランジ部間を繋ぎ、夫々の収納凹部、フランジ部を重ね合わせるように折り曲げ可能なヒンジ部を備える紙製化粧用コンパクト容器において、
前記本体と蓋体を繋げる二つの前記後部フランジ部にヒンジ部と平行な折線を設け、本体、蓋体の展開状態で、該後部フランジはヒンジ部方向に外方に傾斜し、側面視略V形に成形した、
ことを特徴とする紙製化粧用コンパクト容器。
【請求項2】
前記二つのフランジ部に設けた折線は、前記本体、蓋体の収納凹部のヒンジ部側の辺と略々一致するように設けたことを特徴とする請求項1記載の紙製化粧用コンパクト容器。
【請求項3】
前記ヒンジ部は、外方に弯曲膨出する凸状(ヘアピン状)としたことを特徴とする請求項1記載の紙製化粧用コンパクト容器。


【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate


【公開番号】特開2006−110243(P2006−110243A)
【公開日】平成18年4月27日(2006.4.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−303073(P2004−303073)
【出願日】平成16年10月18日(2004.10.18)
【出願人】(592163103)ペーパーウェア株式会社 (2)
【Fターム(参考)】